JPH038590A - ガスタービン燃焼器のレーザー加工装置 - Google Patents

ガスタービン燃焼器のレーザー加工装置

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Publication number
JPH038590A
JPH038590A JP1143624A JP14362489A JPH038590A JP H038590 A JPH038590 A JP H038590A JP 1143624 A JP1143624 A JP 1143624A JP 14362489 A JP14362489 A JP 14362489A JP H038590 A JPH038590 A JP H038590A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
gas turbine
line
stage
welding
Prior art date
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Pending
Application number
JP1143624A
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English (en)
Inventor
Satoshi Kanzaki
神崎 敏
Yasuo Tono
東野 靖夫
Toshio Yoshida
敏夫 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP1143624A priority Critical patent/JPH038590A/ja
Publication of JPH038590A publication Critical patent/JPH038590A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ガスタービン燃焼器の内筒及び尾筒をレーザ
ー加工機により自動溶接、切断するレーザー加工装置に
関する。
〔従来の技術〕
ガスタービン燃焼器は、第3図(A)斜視図に示すよう
に、0.5〜1.0龍厚の超耐熱合金材製円筒状の内筒
1と、円筒状から円弧状に滑らかに移行する同村製の尾
筒2によって形成されており、内筒1は、同図(B)部
分断面図に示すように、複数個の内筒リングIBの隣接
部IAを波形板リングICを介してスポット溶接によっ
て溶着結合される。また内筒リングIBと波形板リング
ICは一般に油圧によって半円筒2個に成形後、溶接線
IDに沿って長平方向に溶接される。
また尾筒2は、同図(C)横断面図に示すように、内筒
1との接続部2Aでは円筒状であるが、同図(D)横断
面図に示すように、ガスタービンの第1段静翼との接続
部2Bでは矩形の円弧状となり、両者間は燃焼ガスと希
釈空気との混合を促進しかつ流路抵抗を減少させるため
に、極めて複雑な3次元形状となっており、一般に油圧
又は空圧によって上半部、下半部を成形後、3次元形状
窓寸切断を行ったのち、長手方向には溶接線2Cで、周
方向には溶接線2Dでそれぞれ溶接される。
この尾筒2の定寸切断及び溶接線2C。
2Dの溶接、内筒リングIB及び波形板リングICの成
形加工と内筒1の隣接部LA、溶接線IDの溶接は、一
部自動化されたものもあるが、専ら手作業に頼っている
のが現状である。
その原因は、材料となる超耐熱合金板が非常に薄く、そ
の剛性が小さいために製品として完成したときには剛性
が保持されるが、加工過程では剛性の不足による寸法、
形状誤差の介入と溶接強度の不均一を避けることができ
ないため、加工の自動化が極めて困難であることによる
しかして、これらの手作業による加工作業においては、
薄板の切断は専らプラズマアーク又はプラズマジェット
により、溶接は専らTIG又はMIGi接及びアークス
ポット溶接によって行われているが、プラズマアーク及
びプラズマジェット切断は、何れもアルゴンに水素を混
入した高温ガスをワークに高速で吹きつけて溶融切断す
るものであるため、ガスのエネルギが大きく、切断個所
周辺の局部温度上昇によって歪が発生し易く、ワークの
熱容量が小さい程すなわち薄板程大きな歪を発生させる
またTIG溶接及びMIG溶接は、何れもアルゴン又は
ヘリウムの不活性ガスで大気を置換し、ここでアーク溶
接を行うものであるため、この場合も薄板の局部的高温
化による歪が発生する。更にアークスポット溶接は、電
極チップによってワークを加圧し、これに短時間大電流
を供給し抵抗発熱によって溶接局部を溶融させて接合す
るものであるため、ワークが薄板の場合加圧による変形
を避けることができない。
従って従来の切断、f4接加工作業においては、このよ
うな加工過程で発生した歪を逐次修正しながら次工程に
進まなければならないために、量産品にも拘らず全面的
な自動化が困難である。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、このような事情に鑑みて提案されたもので、
内筒の溶接2尾筒の溶接及び切断が自動的にかつ歪を発
生することなく施工でき、燃焼器の品質が向上しその寿
命が延長されるとともに、工数、工期の短縮と工費の低
減化が達成されるガスタービン燃焼器のレーザー加工装
置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本発明は、ガスタービン燃焼器の内筒及び尾
筒の溶接、切断加工をする加工ステージと取付は取外し
ステージの両側に布設された複数列の搬送ライン及びそ
の上の回転装置と、上記搬送ラインと上記加工ステージ
との間を移動する加工台車と、上記取付は取外しステー
ジにおいて両側搬送ライン間に差し渡された連結ライン
と、上記加工ステージに設置された複数台のレーザー加
工機と、上記搬送ライン及びレーザー加工機に関係的に
設置され上記内筒及び尾筒の搬送及び加工作業をシーケ
ンサ−自動制御する制御盤とを具えたことを特徴とする
〔作用〕
本発明装置においては、取付は取外しステージで連結ラ
イン上に乗せられた内筒又は尾筒は、1個の搬送ライン
の回転装置に送られ、回転装置で方向を変えて搬送ライ
ン上を進んだのち、加工台車に乗って加工ステージへ移
され、ここでレーザー加工機によってレーザー溶接又は
レーザー切断が施される。またこの間にすでに加工を終
わった他の内筒又は尾筒は他の搬送ラインにより連結ラ
インを経て取付は取外しラインで取外される。
〔実施例〕
本発明ガスタービン燃焼器のレーザー加工装置の一実施
例を図面について説明すると、第1図はその平面図、第
2図はその部分斜視図である。
上図において、内筒1及び尾筒2をレーザー加工するた
めの加工ステージ3とその後方の取付は取外しステージ
4の両側には、それぞれ2列の搬送ライン5a、5bと
5c5dとが平行に布設されており、各搬送ライン5a
、5b、5c、5d上には取付は取外しステージ4に対
向する位置に回転装置6a。
6b、6c、6dがそれぞれ設置されるとともに、各ラ
イン端には自動固定装置7及び搬出入装置8がそれぞれ
設置されている。また搬送ライン5a、5bの間には加
工台車9aが、搬送ライン5c、5dの間には加工台車
9bがそれぞれ配備されている。
取付は取外しステージ4には、両側の搬送ライン列に直
交する連結ライン1oが布設されており、加工ステージ
3には2台のレーザー加工機11a、llbが平行に設
置されるとともに、その近傍にレーザー発振機12とシ
ーケンサ−自動制御用の総合制御盤13が置かれている
このような装置において、取付は取外しステージ4で連
結ライン10上に乗せられた内筒1は、1番目の搬送ラ
イン5aの回転装置6aに送られる。この回転装置6a
は90度回転機能を持ち、搬送ライン5aを経てワーク
は加工台車9a上に搬送される。
加工台車9aは加工ステージ3のレーザーガン可動範囲
3′へ移動し、レーザー発振機12によって稼動する2
台のレーザー加工機11a、llbによって内筒1のレ
ーザースポット溶接や内筒リングと波形リングの成形溶
接が行われる。この間すでに加工を終わった他の内筒1
は2番目の搬送ライン5b、回転装置6b及び連結ライ
ン10を経て、取付は取外しステージ4で取外される。
同じように尾筒2は、3番目の搬送ライン5c、回転装
置6c、4番目の搬送ライン5d、回転装置6d及び加
工台車9bを使用して、同じレーザー加工機ILa、l
lbによってレーザー溶接とレーザー切断が行われる。
このレーザー加工機11a、llbから内筒1及び尾筒
2に照射されるレーザーは熱エネルギの集中度が極めて
高いため、レーザーを照射された内筒1の溶接部2尾筒
2の溶接部及び切断部は瞬間的に溶融して溶着したり、
瞬間的に熔融蒸発して切断され、このため溶接、切断周
辺部の局部温度上昇による歪がなく、また加圧の必要が
ないため薄板にも拘らず変形しない。
また切断に際しては、レーザーのエネルギにガスの燃焼
と動圧のエネルギを加えると、レーザー効果が強調され
て切断線を極めて細(することができ、複雑な3次元曲
線に沿った切断を高精度で行うことができる。
なお、このようなレーザー加工と搬送は総合制御盤13
からシーケンサ−自動制御されて行われ、ガスタービン
燃焼器は複数対の内筒1と尾筒2によって形成されるた
め、通常は内筒11尾筒2が交互にレーザー加工される
が、内筒1のみ又は尾筒2のみを連続して加工すること
もできる。
またシーケンサ−自動制御用のプログラムは、通常は単
体手動操作によって作成するティーチング手法が採られ
るが、図面からコンピューターによって直接作成するこ
ともできる。
かくして、このような装置によれば、次の効果が奏せら
れる。
(1)内筒l及び尾筒2の加工歪がな(なって燃焼器の
品質が向上し、その寿命が延長されてユーザーからの信
頼度が向上する。
(2)  工数の低減と不良品の絶滅によりコストが大
巾に低減する。
(3)従来のような熟練者を必要としない。
(4)  品質の均一化によりガスタービンのタ−ビン
入口温度の円周方向分布が均一となり、タービン動静翼
の寿命も増大する。
(5)工期が短縮され、ガスタービンプラントに要求さ
れる短納期のユーザーニーズに対応できる。
〔発明の効果〕
要するに本発明によれば、ガスタービン燃焼器の内筒及
び尾筒の溶接、切断加工をする加工ステージと取付は取
外しステージの両側に布設された複数列の搬送ライン及
びその上の回転装置と、上記搬送ラインと上記加工ステ
ージとの間を移動する加工台車と、上記取付は取外しス
テージにおいて両側搬送ライン間に差し渡された連結ラ
インと、上記加工ステージに設置された複数台のレーザ
ー加工機と、上記駁送ライン及びレーザー加工機に関係
的に設置され上記内筒及び尾筒の搬送及び加工作業をシ
ーケンサ−自動制御する制御盤とを具えたことにより、
内筒の溶接1尾筒の溶接及び切断が自動的にかつ歪を発
生することなく施工でき、燃焼器の品質が向上しその寿
命が延長されるとともに、工数、工期の短縮と工費の低
減化が達成されるガスタービン燃焼器のレーザー加工装
置を得るから、本発明は産業上極めて有益なものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明ガスタービン燃焼器のレーザー加工装置
の一実施例の平面図、第2図はその部分斜視図である。 第3図は公知のガスタービン燃焼器を示し、同図(A)
は斜視図、同図(B)は同図(A)のIA部の部分断面
図、同図(C)は同図(A)の2A部の横断面図、同図
(D)は同図(A)の2B部の横断面図である。 1・・・内筒、2・・・尾筒、3・・・加工ステージ、
3′・・・レーザーガン可動範囲、4・・・取付は取外
しステージ、5a、5b、5c、5d・・−91送ライ
ン、6a、6b、6c、6d−・回転装置、7・・・自
動固定装置、8・・・搬出入装置、9a、9b・・・加
工台車、10・・・連結ライン、11a、llb・・・
レーザー加工機、12・・・レーザー発振機、13・・
・総合制御盤。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  ガスタービン燃焼器の内筒及び尾筒の溶接、切断加工
    をする加工ステージと取付け取外しステージの両側に布
    設された複数列の搬送ライン及びその上の回転装置と、
    上記搬送ラインと上記加工ステージとの間を移動する加
    工台車と、上記取付け取外しステージにおいて両側搬送
    ライン間に差し渡された連結ラインと、上記加工ステー
    ジに設置された複数台のレーザー加工機と、上記搬送ラ
    イン及びレーザー加工機に関係的に設置され上記内筒及
    び尾筒の搬送及び加工作業をシーケンサー自動制御する
    制御盤とを具えたことを特徴とするガスタービン燃焼器
    のレーザー加工装置。
JP1143624A 1989-06-06 1989-06-06 ガスタービン燃焼器のレーザー加工装置 Pending JPH038590A (ja)

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JP1143624A JPH038590A (ja) 1989-06-06 1989-06-06 ガスタービン燃焼器のレーザー加工装置

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JP1143624A JPH038590A (ja) 1989-06-06 1989-06-06 ガスタービン燃焼器のレーザー加工装置

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JPH038590A true JPH038590A (ja) 1991-01-16

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ID=15343082

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1143624A Pending JPH038590A (ja) 1989-06-06 1989-06-06 ガスタービン燃焼器のレーザー加工装置

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JP (1) JPH038590A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9400111B2 (en) 2014-01-17 2016-07-26 Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. Gas turbine combustor and gas turbine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9400111B2 (en) 2014-01-17 2016-07-26 Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. Gas turbine combustor and gas turbine

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