JPH0384880A - コネクタ構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 多数の単体形プラグコネクタを、−個のマルチ形ジャッ
クコネクタに並列して挿着するコネクタ構造に関し、 単体形プラグコネクタの単独挿抜、及び−括挿抜作業が
容易な、コネクタ構造を提供することを目的とし、 ハウジング室に接触ビンが並列し、該ハウジングの両端
部に、アダプタをロック・抜去するロックレバ−が揺動
可能に装着されたマルチ形ジャックコネクタと、ハウジ
ング内が区画されてハウジング個室が並列し、該ハウジ
ングが前記マルチ形ジャックコネクタのハウジング室に
挿抜自在に嵌着し嵌着した状態で、前記接触ビンがそれ
ぞれの該ハウジング個室に突出するよう構成された前記
アダプタと、前記ハウジング個室に挿抜自在に嵌着し、
嵌着した状態で、接触片が前記マルチ形ジャックコネク
タの接触ビンに接続する、複数の単体形プラグコネクタ
とからなる構成とする。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、多数の単体形プラグコネクタを、−個のマル
チ形ジャックコネクタに並列して挿着するコネクタ構造
に関す。

多数の端末機相互間を、所望に切換え接続する電子機器
１例えば構内交換機等には、局線と構内線（端末機に繋
がる線路）とを、インターフェース回路を構成するプリ
ント板を介して、接続するようにしたものがある。

この際、インターフェース回路プリント板にマルチ形ジ
ャックコネクタを搭載し、局線及び構内線の端末に単体
形プラグコネクタを装着して、単体形プラグコネクタを
マルチ形ジャックコネクタに並列にプラグインするよう
にしている。

〔従来の技術〕

第３図は従来の単体形プラグコネクタとマルチ形ジャッ
クコネクタとよりなるコネクタ構造を示す斜視図である
。

第３図において８は、インターフェース回路を構成する
プリント板であり、また１５は、局線或いは構内線（端
末機に繋がる線路）のケーブルである。

■は、プリント板８の前側縁に搭載したマルチ形ジャッ
クコネクタであって、細長い直方体状のハウジング２内
を区画して、多数のハウジング個室３を一列に配設しで
ある。

そして、それぞれのハウジング個室３に、一対の接触ピ
ン５を配列し、さらにハウジング２の側壁に、それぞれ
のハウジング個室３に連通ずる小さい係着用窓４を設け
である。

ＩＯは、はぼ直方体状のハウジング１２内に一対の接触
片（図示省略）を備えた単体形プラグコネクタであって
、ハウジング１２の後端面からは、それぞれの接触片に
繋がるケーブル１５が導出されている。

一方、ハウジング１２の先端部は、マルチ形ジャックコ
ネクタ１のハウジング個室３に着脱自在に挿入するプラ
グ部１３とし、プラグ部１３の側面には、係着用窓４に
係合する突起１４を設けである。

よって、単体形プラグコネクタ１０のプラグ部１３を、
マルチ形ジセックコネクタｌのハウジング個室３に押し
込むと、接触片が接触ピン５に弾接するとともに突起１
４が係着用窓４に係合する。

したがって、ケーブル１５がプリント板８の選択した所
望のパターンに接続する。

即ち、局線と構内線間、或いは構内線相互間がプリント
板−バックボードプリント板（図示省略）−通話路スイ
ッチ（図示省略）−バックボードプリント択一プリント
板を介して接続される。

上述のように構成されているので、端末機の収容変更を
行う際には、その構内線（或いは局線）の端末に装着し
た単体形プラグコネクタ１０を引き抜き、他の選択した
マルチ形ジャックコネクタ１のハウジング個室３に挿着
することで、容易に実施し得る。

〔発明が解決しようとする課題〕

一方、交換機の試験時、或いは保守時等には、総ての単
体形プラグコネクタをマルチ形ジャックコネクタから取
り外す必要がある。

このような場合には、従来のコネクタ構造は多数の単体
形プラグコネクタを１つ１つマルチ形ジャックコネクタ
から抜去しなければならず、抜去作業が煩わしいばかり
でなく、復帰時には、先に挿着されていたハウジング個
室に、単体形プラグコネクタを抜去前と同順で挿着しな
ければならないので、復帰挿着作業に多大の時間を要す
るという問題点があった。

本発明はこのような点に鑑みて創作されたもので、単体
形プラグコネクタの単独挿抜、及び−括挿抜作業が容易
な、コネクタ構造を提供することを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

上記の目的を達成するために本発明は、第１図に例示し
たように、ハウジング室３３に接触ピン３５が並列し、
ハウジング３２の両端部に、アダプタ５０をロック・抜
去するロックレバ−４０が揺動可能に装着されたマルチ
形ジャックコネクタ３０を、ブリント板８に搭載する。

ハウジング５２内が区画されてハウジング個室５３が並
列し、ハウジング５２のほぼ半分がマルチ形ジャックコ
ネクタ３０のハウジング室３３に挿抜自在に嵌着され嵌
着した状態で、マルチ形ジャックコネクタ３０の接触ピ
ン３５がそれぞれのハウジング個室５３内に突出するア
ダプタ５０を設ける。

一方、ハウジング個室５３に挿抜自在に嵌着され、嵌着
した状態で接触片がマルチ形ジャックコネクタ３０の接
触ビン３５に接続する、複数の単体形プラグコネクタ１
０を設ける。

そして、この単体形プラグコネクタ１０の接触片のそれ
ぞれに、ケーブル１５を接続する。

〔作用〕

上述のように、それぞれの単体形プラグコネクタ１０は
、アダプタ５０を介してマルチ形ジャックコネクタ３０
に接続され、且つそれぞれの単体形プラグコネクタ１０
はアダプタ５０のハウジング個室５３に挿抜自在であり
、さらにまた、アダプタ５０はマルチ形ジャックコネク
タ３０に挿抜自在に構成されている。

したがって、単体形プラグコネクタを単独に挿抜するに
は、アダプタ５０をマルチ形ジャックコネクタ３０に嵌
着したままで、単にその単体形プラグコネクタ１０をア
ダプタ５０のハウジング個室５３から抜去すれば良い。

一方、−括挿抜するには、単体形プラグコネクタ１０を
アダプタ５０に挿着した状態で、ロックレバ−４０を操
作して、アダプタ５０をマルチ形ジャックコネクタ３０
から抜去する。

また、単体形プラグコネクタ１０を挿着したその侭の状
態でアダプタ５０をマルチ形ジャックコネクタ３０に差
し込むことで、挿着位置を誤ることなく、総ての単体形
プラグコネクタ１０をマルチ形ジャックコネクタ３０に
、容易にプラグインすることができる。

〔実施例〕

以下図を参照しながら、本発明を具体的に説明する。な
お、全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。

第１図は本発明の実施例を分離した形で示す斜視図、第
２図は本発明の実施例の断面図である。

第１図、第２図において、３０は、インターフェース回
路を構成するプリント板８の前側縁に搭載したマルチ形
ジャックコネクタであって、細長い直方体状のハウジン
グ２の両端部に、ビン４５を支点として揺動する如くに
、それぞれロックレバ−４０を装着しである。

マルチ形ジャックコネクタ３０のハウジング３２内に、
細長い直方体状のハウジング室３３を設けてあり、接触
ビン３５はこのハウジング室３３に並列している。

詳述するとこれらの接触ビン３５は、二本のビンが横に
並んで対となり、複数対が縦に配列している。

また、ハウジング３２の側壁の中央部に、アダプタ５０
の逆挿入防止用突起５６が嵌入する切欠き３６を設けで
ある。

５０は、マルチ形ジャックコネクタ３０のハウジング室
３３に嵌着自在の、直方体状のハウジング５２よりなる
アダプタであって、ハウジング５２の室内を区画して、
ハウジング個室５３を縦に一列に配設しである。

そして、ハウジング５２のほぼ半分がマルチ形ジャック
コネクタ３０のハウジング室３３内に嵌入した状態で、
マルチ形ジャックコネクタ３０の接触ビン３５が、それ
ぞれのハウジング個室５３内に突出するようになってい
る。

また、ハウジング５２の側壁の中央部のマルチ形ジャッ
クコネクタ３０寄りに、切欠き３６に嵌入する角板状の
逆挿入防止用突起５６を設け、さらにハウジング５２の
側壁には、それぞれのハウジング個室５３に連通ずる小
さい係着用窓５４を設けである。

ロックレバ−４０は、詳細を第２図に示すように、ピン
４５を支点として揺動可能にマルチ形ジャックコネクタ
３０に装着されており、ピン４５から離れた位置に外方
向に反ったロックレバ−４０を指で所望の揺動運動を付
与するための把手部４３を設けてある。

またロックレバ−４０には、アダプタ５０の前端面凹部
に当接することで、アダプタ５０が引っ張られた時に、
アダプタ５０がマルチ形ジャックコネクタ３０から外れ
ないようにロックする前顎部４１と、アダプタ５０の後
端面（奥底面をいう）に当接することで、アダプタ５０
がマルチ形ジャックコネクタ３０のハウジング室３３円
から抜去される後顎部４２とを設けである。

はぼ直方体状のハウジング１２内に一対の接触片（図示
省略）を備えた単体形プラグコネクタ１０は、ハウジン
グ１２の後端面からそれぞれの接触片に繋がるケーブル
１５が導出されている。

一方、ハウジングＩ２の先端部は、アダプタ５０のハウ
ジング個室５３着脱自在に挿入するプラグ部１３とし、
プラグ部Ｉ３の側面には、係着用窓５４に係合する突起
１４を設けである。

上述のように構成されているので、アダプタ５０のハウ
ジング５２をマルチ形ジャックコネクタ３０のハウジン
グ室３３に挿入し、アダプタ５０をマルチ形ジャックコ
ネクタ３０に嵌着する。

その後、それぞれの単体形プラグコネクタｌＯをアダプ
タ５０の選択したハウジング個室に挿着することで、ケ
ーブル１５がプリント板８の選択した所望のパターンに
接続する。即ち、局線と構内線とは、プリント板８の回
路を介して、或いはプリント板８及び図示省略したバッ
クボードプリント板を介して接続される。

また、端末機の収容変更を行う際には、その構内線（或
いは局線）の端末に装着した単体形プラグコネクタ１０
を引き抜き、他の選択したマルチ形ジャックコネクタｌ
のハウジング個室３に挿着することで、容易に実施し得
る。

一方、単体形プラグコネクタ１０を一括挿抜するには、
単体形プラグコネクタ１０をアダプタ５０に挿着した状
態で、ロックレバ−４０を操作して、アダプタ５０をマ
ルチ形ジャックコネクタ３０から抜去する。

また、単体形プラグコネクタ１０を挿着したその侭の状
態でアダプタ５０をマルチ形ジャックコネクタ３０に差
し込むことで、挿着位置を誤ることなく、総ての単体形
プラグコネクタ１０をマルチ形ジャックコネクタ３０に
、容易にプラグインすることができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、アダプタを介して単体形
プラグコネクタをマルチ形ジャックコネクタにプラグイ
ンするようにしたコネクタ構造であって、単体形プラグ
コネクタの単独挿抜、及び−括挿抜作業が容易であると
いう、優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を分離した形で示す斜視図、 第２図は本発明の実施例の断面図、 第３図は従来例の斜視図である。 図において、 １．３０はマルチ形ジャックコネクタ、２．３２．５２
はハウジング、 ３．５３はハウジング個室、 ４．５４は係着用窓、 ５．３５は接触ビン、 ８はプリント板、 １０は単体形プラグコネクタ、 １２はハウジング、 １３はプラグ部、 １４は突起、 １５はケーブル、 ３３はハウジング室、 ３６は切欠き、 ４０はロックレバ− ４１は前顎部、 ４２は後顎部、 ４５はビン、 ５０はアダプタ、 ５６は逆挿入防止用突起をそれぞれ示す。 第 ２ 図 従来伊１の鼾は引つ 第　３　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　ハウジング室（３３）に接触ピン（３５）が並列し、
   該ハウジング（３２）の両端部に、アダプタ（５０）を
   ロック・抜去するロックレバー（４０）が揺動可能に装
   着されたマルチ形ジャックコネクタ（３０）と、ハウジ
   ング（５２）内が区画されてハウジング個室（５３）が
   並列し、該ハウジング（５２）が前記マルチ形ジャック
   コネクタ（３０）のハウジング室（３３）に挿抜自在に
   嵌着し嵌着した状態で、前記接触ピン（３５）がそれぞ
   れの該ハウジング個室（５３）に突出するよう構成され
   た前記アダプタ（５０）と、 前記ハウジング個室（５３）に挿抜自在に嵌着し、嵌着
   した状態で、接触片が前記マルチ形ジャックコネクタ（
   ３０）の接触ピン（３５）に接続する、複数の単体形プ
   ラグコネクタ（１０）とからなることを特徴とするコネ
   クタ構造。