JPH0384102A - 道路表面の温度監視装置 - Google Patents

道路表面の温度監視装置

Info

Publication number
JPH0384102A
JPH0384102A JP1219927A JP21992789A JPH0384102A JP H0384102 A JPH0384102 A JP H0384102A JP 1219927 A JP1219927 A JP 1219927A JP 21992789 A JP21992789 A JP 21992789A JP H0384102 A JPH0384102 A JP H0384102A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
road
optical fiber
temperature
sidewalk
temperature sensing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1219927A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Shioda
塩田 孝夫
Tatsuya Sawakuri
澤栗 達也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP1219927A priority Critical patent/JPH0384102A/ja
Publication of JPH0384102A publication Critical patent/JPH0384102A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
  • Road Paving Structures (AREA)
  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、道路表面の温度監視装置に関し、とくに道
路の広い範囲での融雪状態の監視を一括して行うのに最
適な道路表面の温度監視装置に関する。
【従来の技術】
雪国において道路上の積雪を除去することは円滑な交通
を確保し、交通安全を図るためにも不可欠である。この
ため、ヒートパイプや地下水の散布装置などの除雪装置
を道路上に敷設するようにしている。 道路表面の温度の監視を行えば、積雪状態を把握するこ
とが可能であり、自動車の運転者に適切な情報を与えた
り、あるいは除雪装置を効率よく運用することが可能と
なる。 そこで、たとえばバイメタルやサーミスタなどの温度測
定用センサを道路上に配設して道路表面の温度を測定す
ることが考えられる。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、道路は所定の幅を有しており、その幅方
向での温度分布を求めることを長い距離にわたって行う
必要があるのに対し、これらの温度測定用センサは比較
的狭い範囲での温度測定に向いたものであるから、これ
らセンサを非常に多数配設する必要があり、それら各セ
ンサから監視場所まで設置される温度検出信号の伝送系
も考慮すると、それら設備の設置及び運用・維持は非常
に煩雑であり、道路表面の温度監視を行うことは実際上
困難である、という問題がある。 この発明は、道路表面上に1本の光ファイバを敷設する
だけで道路表面の温度を広い範囲にわたって容易に一括
遠隔監視できる、道路表面の温度監視装置を提供するこ
とを目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記目的を遠戚するため、この発明による道路表面の温
度監視装置においては、道路の実質的な表面上に敷設し
た耐圧且つ耐荷重性の管路と、該管路内に挿入される温
度センシング用の光ファイバと、該光ファイバの一端に
接続され該光ファイバからの後方散乱光を計測する後方
散乱光計測装置とを備えることが特徴となっている。
【作  用】
一般に、光ファイバの一部を加温すると、その温度上昇
した部分での散乱光が増大する。そこで、光ファイバの
一端からパルス光を入射し、その−端季こ戻ってくる後
方散乱光を観測し、後方散乱光の強度によりその温度が
計測され、またパルス光の入射から後方散乱光が戻って
くるまでの時間により温度上昇した位置が計測されるこ
とになる。 そこで、上記のように温度センシング用の光ファイバを
道路表面上に敷設した管路のなかに通し、この光ファイ
バの一端に後方散乱光計測装置を接続して、その光ファ
イバの後方散乱光を計測することにより、上記光ファイ
バに沿った領域の各部での温度の測定が可能となる。そ
のため、道路表面上の広い領域について1本の光ファイ
バ(及びこれを挿入させる管路)を張り巡らすことによ
り、その広い領域での温度の監視が可能である。 後方散乱光計測装置は光ファイバの一端に設置するだけ
でよく、この装置が設置された場所から、道路表面の幅
方向及び長さ方向の広い範囲での温度分布の監視を一括
して行えることになる。 また、温度センシング用の光ファイバは耐圧且つ耐荷重
性の管路の中に挿入されて、道路上を走る自動車等によ
り圧力が加えられることがないように保護されているた
め、光フアイバ中に伝搬する光信号は電磁的な影響を受
けないという本来の利点を十分に生かすことができ、正
確な温度測定が可能となる。
【実 施 例】
つぎにこの発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。第1図に示す実施例では、車道2と、その両
側に設けられた歩道4とを有する道路1の表面上に温度
センシング用光ファイバ5を張り巡らせている。すなわ
ち、光ファイバ5を、車道2のセンターライン3を横切
るように、該道路1にほぼ直角に配置するとともに、歩
道4の部分で道路1に平行に配置している。このように
道路1に直角な方向に光ファイバ5を配置したのは、車
道2の幅方向に融雪状態がどうなっているかを知ること
が重要であるためである。また、車道2の長さ方向には
必ずしも連続して温度分布を知る必要がないので、車道
2を横切る光ファイバ5を間隔を離して配置している。 そして、この光ファイバ5の一端は、この実施例の場合
、道路管理事精所7に導かれ、そこに設置された接方散
乱光計測装置6に接続される。 この温度センシング用の光ファイバ5としては、通常の
通信用光ファイバである、マルチモードまたはシングル
モードの石英系光ファイバを用いることができ、その被
覆材料としてはPE、PVC。 PP、TFE等の合成樹脂、あるいは他のエンジニアリ
ングプラスチック等を用いることができる。 温度センシング用の光ファイバ5は道路1の実質的な表
面部に配置される。この実施例では、道路1の車道2及
び歩道4の表面より5cm〜10c+n程度の深さに埋
設されている。そして、光ファイバ5は道路1を通行す
る車両等により圧力を受けないように、たとえば第2図
A、Hに示すような保護管8.9の中に通される。これ
ら保護管8.9は直径10ffII11程度のものでよ
く、あらかじめ道路1の車道2、歩道4に埋め込んでお
き、後にエアブロン工法などによって温度センシング用
光ファイバ5をこれら管8.9内に挿入するようにすれ
ば、工事が簡単である。保護管8.9の構造としては種
々に考えられるが、車道2の部分に埋め込まれる保護管
としてはその上に通る車両との重量を考慮し、耐圧且つ
耐荷重性が必要であり、たとえば第2図Aに示すような
ステンレスのコルゲ−ト管81に樹脂のシース82を設
けたものなどを使用できる。このほか、鋼管、ステンレ
ス管等の金属管なども耐圧且つ耐荷重性の保護管として
使用できる。歩道4の部分では、その上に車両等が通行
せずそれほどの耐圧・耐荷重性が要求されないため、第
2図Bのような樹脂やアルミニウムよりなる保護管9が
使用できる。 この実施例では、車道2の幅が20m、歩道4の幅が5
mの道路1について、長さ800mにわたり、その表面
部に20mおきに道路1を横断するよう直径10−の上
記第2図Aで示したコルゲート管81よりなる長さ25
mの保護管8を埋設した。歩道4の部分では、電線用の
管として通常用いられている樹脂性の管(第2図Bに示
した構造)を保護管つとして埋設している。そしてこれ
らの2種類の保護管8.9は歩道4の部分で接続する。 このようにして道路1の表面において連続して配設され
た保護管8.9の中に、温度センシング用の光ファイバ
5を約1800mはど、ガス圧を利用したいわゆるエア
ブロン工法等により挿入した。この光ファイバ5をさら
に200mはど離れた道路管理事務所7に導き、その一
端を後方散乱光計測装置6に拉続した。この温度センシ
ング用光ファイバ5として、外径125an、コア径5
〇−1比屈折率差1.0%のグレーデッドインデックス
タイプの光ファイバにシリコーンをコートして外径40
0J1nとし、さらにその外側にFEP層を被覆して直
径1.2Mとしたものを用いた。 光ファイバの後方散乱光の計測法としては、0TDR(
Optical Time Domain Refle
ctometry)法、R−OTDR(Raman 0
ptical Time Domain Reflec
tometry)法、OF D R(0ptical 
Frequency  DomainRef 1ect
o+netry)法等を採用できる。要求される測定温
度精度、距離分解能としては道路の幅等の状況により異
なるが、前者については1℃〜2℃程度以下、後者につ
いてはO,1m〜10m程度で十分であると思われる。 この実施例では後方散乱光計測装置6として、測定温度
精度0.5℃、距離分解能2mのラマン散乱光検出型0
TDR装置(R−OTDR装置〉を用いている。 この実施例の場合、光ファイバ5の20mおきに道路1
を横断する部分により、道路1の幅方向の温度分布を距
離分解能2mで検出できるため、側路部分だけ除雪され
ていないことをもその温度の違いによって検知できた。 このように、温度センシング用光ファイバ5が配設され
た道路1の全域における温度分布が後方散乱光計測装置
6によって測定でき、離れた場所にある道路管理事務所
7において道路1の全域での積雪・融雪状態を一括に監
視することができる。 そのため、この検出した融雪状態に応じて除雪装置のコ
ントロールを行えば、除雪装置の効率的な使用が可能と
なる。とくに、地下水を汲み上げてこれを散布し除雪を
行う場合には、地下水が個れるなどの影響が問題となっ
ているので、上記のように融雪状態を監視しそれに応じ
て散布水量を最適化することにより地下水汲み上げ量を
管理・調整するようにすれば、最終的に汲み上げ量を抑
制することができ、上記の問題を回避し地下水資源゛の
保護を図ることが可能となって、効果が太きい。 【発明の効果] この発明の道路表面の温度監視装置によれば、設置及び
維持・管理が容易で、しがち正確に、道路表面の幅方向
及び長さ方向の広い範囲での温度分布の監視を一括して
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を概念的に示す模式図、第
2図A、Bは上記実施例の管路及び光ファイバの断面図
である。 l・・・道路、2・・・車道、3・・・センターライン
、4・・・歩道、5・・・温度センシング用光ファイバ
、6・・・後方散乱光計測装置、7・・・道路管理事務
所、8.9・・・保護管、81・・・コルゲート管、8
2・・・シース。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)道路の実質的な表面上に敷設した耐圧且つ耐荷重
    性の管路と、該管路内に挿入される温度センシング用の
    光ファイバと、該光ファイバの一端に接続され該光ファ
    イバからの後方散乱光を計測する後方散乱光計測装置と
    を備えることを特徴とする道路表面の温度監視装置。
JP1219927A 1989-08-25 1989-08-25 道路表面の温度監視装置 Pending JPH0384102A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1219927A JPH0384102A (ja) 1989-08-25 1989-08-25 道路表面の温度監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1219927A JPH0384102A (ja) 1989-08-25 1989-08-25 道路表面の温度監視装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0384102A true JPH0384102A (ja) 1991-04-09

Family

ID=16743201

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1219927A Pending JPH0384102A (ja) 1989-08-25 1989-08-25 道路表面の温度監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0384102A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04174332A (ja) * 1990-11-06 1992-06-22 Toshiba Corp 分布型光ファイバ温度センサ
JPH0777582A (ja) * 1993-06-17 1995-03-20 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 地層中の水分挙動/物質移行の測定システム、その探査方法、温度センサー用光ファイバー
JPH07280664A (ja) * 1994-04-04 1995-10-27 Kobe Steel Ltd 測温方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04174332A (ja) * 1990-11-06 1992-06-22 Toshiba Corp 分布型光ファイバ温度センサ
JPH0777582A (ja) * 1993-06-17 1995-03-20 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 地層中の水分挙動/物質移行の測定システム、その探査方法、温度センサー用光ファイバー
JPH07280664A (ja) * 1994-04-04 1995-10-27 Kobe Steel Ltd 測温方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5001461B2 (ja) 光ファイバーによる金型のメニスカスの測定
JP5204304B2 (ja) 繊維光学測定方法による金型内の温度測定
CN204415435U (zh) 基于全分布式光纤传感的高铁线路边界入侵在线监测系统
CN203868702U (zh) 基于光纤光栅传感器的地下管道泄漏预警系统
CN106546218B (zh) 一种高海拔多年冻土区分布式路基沉降监测系统及方法
JP2011529400A5 (ja)
CN107576420A (zh) 一种能源管道泄漏监测系统
CN107727271B (zh) 基于分布式光纤测温的地下连续墙渗漏检测装置
WO2004094961A1 (en) Fluid flow measurement using optical fibres
CN103939748A (zh) 基于光纤光栅传感器的地下管道泄漏预警系统及其方法
KR101462445B1 (ko) 광 온도센서 측정 시스템 및 그 방법
CN106248170A (zh) 一种长距离分布式监测隧道排水通道水位深度的方法与系统
CN203404621U (zh) 一种可传感并能通信的管道系统
Mustafa et al. Identification of external load information using distributed optical fiber sensors embedded in an existing road pavement
CN105204134A (zh) 传热桥式直埋加热测温光缆
JP3880765B2 (ja) 地中用光ファイバーセンサー及びその光ファイバーセンサーシステム
CN110987040A (zh) 光纤光栅长距离隧道管片错台与道床沉降监测报警系统
JPH0384102A (ja) 道路表面の温度監視装置
Fajkus et al. Pdms-fbg-based fiber optic system for traffic monitoring in urban areas
JP2003014554A (ja) 温度測定システム
CN105223667A (zh) 一种新型直埋加热测温光缆
KR101008887B1 (ko) 광센서 케이블을 포함하는 전기 가열 장치 및 이를 이용한 전기 가열 시스템
CN107607066B (zh) 一种地下空间建筑内积水区域的差分检测方法及系统
Wei et al. On-line identification method of railway tunnels and slopes based on Brillouin scattering signal
JP2001228264A (ja) 路面凍結予測システム