JPH038335Y2 - - Google Patents
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- JPH038335Y2 JPH038335Y2 JP8407586U JP8407586U JPH038335Y2 JP H038335 Y2 JPH038335 Y2 JP H038335Y2 JP 8407586 U JP8407586 U JP 8407586U JP 8407586 U JP8407586 U JP 8407586U JP H038335 Y2 JPH038335 Y2 JP H038335Y2
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- JP
- Japan
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- end side
- porous body
- air vent
- polytetrafluoroethylene
- tubular
- Prior art date
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- Expired
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Landscapes
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
- Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
- Filtering Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「考案の目的」
本考案はエヤーベントの考案に係り、比較的低
コストでコンパクトであると同時に高い過面積
密度をもつて好ましい過作用をもつたエヤーベ
ント部体を堤供しようとするものである。
コストでコンパクトであると同時に高い過面積
密度をもつて好ましい過作用をもつたエヤーベ
ント部体を堤供しようとするものである。
産業上の利用分野
医療器具その他各種の設備ないし機器において
用いられるエヤーベント部体。
用いられるエヤーベント部体。
従来の技術
各種の設備ないし機器においてエヤーを取入れ
るための取入口としてエヤーベントは種々に採用
されている。即ちこのようなエヤーベントとして
は単に空気を取入れるだけでなく、空気中の塵埃
や細菌或いは水滴などを別して清浄な空気のみ
を取入れるようにすることが多く、斯様なエヤー
ベントとして従来採用れているもは第7〜9図の
如くである。
るための取入口としてエヤーベントは種々に採用
されている。即ちこのようなエヤーベントとして
は単に空気を取入れるだけでなく、空気中の塵埃
や細菌或いは水滴などを別して清浄な空気のみ
を取入れるようにすることが多く、斯様なエヤー
ベントとして従来採用れているもは第7〜9図の
如くである。
即ち第7図ように上部成形体11と下部成形体
12との間にエヤー通路成形体13,13間に多
孔質樹脂フイルム14を介在させて第8図の如く
締着し、これを1例として第9図のように相手部
材15に装着し使用するものである。
12との間にエヤー通路成形体13,13間に多
孔質樹脂フイルム14を介在させて第8図の如く
締着し、これを1例として第9図のように相手部
材15に装着し使用するものである。
考案が解決しようとする問題点
ところが上記ような従来のエヤーベントにおい
ては相当多数の部材を必要とし、又エヤーの通過
面積に比し相当に大型なものとなり、しかも斯か
るエヤーベントは一般的に使い捨て方式に従つて
利用されるで相当に高コスト化する不利がある。
ては相当多数の部材を必要とし、又エヤーの通過
面積に比し相当に大型なものとなり、しかも斯か
るエヤーベントは一般的に使い捨て方式に従つて
利用されるで相当に高コスト化する不利がある。
又通過する空気量は通路成形体13,13によ
つて絞られ、又特定の取入量のものしか得られな
い。
つて絞られ、又特定の取入量のものしか得られな
い。
考案の構成
問題点を解決するための手段
管状多孔質体の一端側開口部および一端側外周
面をポリテトラフルオロエチレンによる多孔質フ
イルムで覆着し、該多孔質フイルム基端側を熱収
縮チユーブにより前記管状多孔質体の周面に締着
したことを特徴とするエヤーベント部体。
面をポリテトラフルオロエチレンによる多孔質フ
イルムで覆着し、該多孔質フイルム基端側を熱収
縮チユーブにより前記管状多孔質体の周面に締着
したことを特徴とするエヤーベント部体。
作 用
管状多孔質体の一端側開口部および一端側外周
面に覆着されたポリテトラフルオロエチレンによ
る多孔質フイルムは熱収縮チユーブによつて止着
される。従つて単なる管材とシート状フイルムで
エヤーベント部体が形成される。
面に覆着されたポリテトラフルオロエチレンによ
る多孔質フイルムは熱収縮チユーブによつて止着
される。従つて単なる管材とシート状フイルムで
エヤーベント部体が形成される。
実施例
本考案によるものの具体的な実施態様を添附図
面に示すものについて説明すると、第1図に示す
ような管状多孔質体1の一端側開口端および一端
側管壁外周面にポリテトラフルオロエチレンによ
る多孔質フイルム2を覆着し、該フイルム2の基
端側を熱収縮チユーブ3で締着し第2図のように
取付けたものであり、このようなエヤーベントは
第3図に示すように被取付部体9,10の間に介
装される。
面に示すものについて説明すると、第1図に示す
ような管状多孔質体1の一端側開口端および一端
側管壁外周面にポリテトラフルオロエチレンによ
る多孔質フイルム2を覆着し、該フイルム2の基
端側を熱収縮チユーブ3で締着し第2図のように
取付けたものであり、このようなエヤーベントは
第3図に示すように被取付部体9,10の間に介
装される。
第4図から第6図には本考案によるもう1つの
実施形態が示されており、管状多孔質体1にポリ
テトラフルオロエチレン多孔質フイルム2を覆着
することは第1図のものと同じであるが、このよ
うにして管状多孔質体1の周面に覆装されたフイ
ルム2の外周に前記管状多孔質体1より大径で且
つ短小な管状多孔質体4を覆着してから比較的長
い熱収縮チユーブ5の一端側を被せた状態で加熱
収縮させて第5図に示すように管状多孔質体1の
開口端を覆つている前記フイルム面2aの前方に
上記チユーブ5の収縮部5aを突出させたもの
で、このような本案品に対し一方の被取付部体9
は前記した第3図のものと同様に取付けられる
が、他方の被取付部体10は上記のような収縮部
5aに取付けられることは第6図の通りである。
実施形態が示されており、管状多孔質体1にポリ
テトラフルオロエチレン多孔質フイルム2を覆着
することは第1図のものと同じであるが、このよ
うにして管状多孔質体1の周面に覆装されたフイ
ルム2の外周に前記管状多孔質体1より大径で且
つ短小な管状多孔質体4を覆着してから比較的長
い熱収縮チユーブ5の一端側を被せた状態で加熱
収縮させて第5図に示すように管状多孔質体1の
開口端を覆つている前記フイルム面2aの前方に
上記チユーブ5の収縮部5aを突出させたもの
で、このような本案品に対し一方の被取付部体9
は前記した第3図のものと同様に取付けられる
が、他方の被取付部体10は上記のような収縮部
5aに取付けられることは第6図の通りである。
即ち上記したような本考案によるものは何れに
してもポリテトラフルオロエチレン多孔質フイル
ム2以外は何れも単純な管状材であつて量産的に
製造されたチユーブ材を所定長さに切断したもの
で足り、一方ポリテトラフルオロエチレン多孔質
フイルム2についても量産的に圧延ないし延伸処
理しシート状の如きに製造されたものを採用する
ことが可能で何れも量産的且つ低コストに入手さ
れる。前記したポリテトラフルオロエチレン多孔
質フイルム2としては上記のような圧延ないし延
伸処理によつて多数の微小結節部の間に無数の微
細繊維がくもの巣状に形成されたもので、その微
細繊維間に形成された孔径は医療用として細菌等
を防除のためには0.1〜0.2μm程度が好適である
が、その他の機器の場合にはその目的に応じて
0.1〜15μm位の範囲で適宜に選ばれる。然して該
孔隙の微細性と樹脂性の撥水性とが俟つて適切な
通気性を有し、しかも0.1μm程度のような微細固
形分や細菌類の如きを有効に別し、又不透水性
のものである。
してもポリテトラフルオロエチレン多孔質フイル
ム2以外は何れも単純な管状材であつて量産的に
製造されたチユーブ材を所定長さに切断したもの
で足り、一方ポリテトラフルオロエチレン多孔質
フイルム2についても量産的に圧延ないし延伸処
理しシート状の如きに製造されたものを採用する
ことが可能で何れも量産的且つ低コストに入手さ
れる。前記したポリテトラフルオロエチレン多孔
質フイルム2としては上記のような圧延ないし延
伸処理によつて多数の微小結節部の間に無数の微
細繊維がくもの巣状に形成されたもので、その微
細繊維間に形成された孔径は医療用として細菌等
を防除のためには0.1〜0.2μm程度が好適である
が、その他の機器の場合にはその目的に応じて
0.1〜15μm位の範囲で適宜に選ばれる。然して該
孔隙の微細性と樹脂性の撥水性とが俟つて適切な
通気性を有し、しかも0.1μm程度のような微細固
形分や細菌類の如きを有効に別し、又不透水性
のものである。
前記ポリテトラフルオロエチレンによる多孔質
フイルムは通気抵抗低減のためには厚さが10〜
20μm程度の薄層材も用いられるが、目的に応じ
て更に厚いもの或いは薄いものを選ぶことができ
る。又上記熱収縮チユーブによる締着は頗る簡易
であると共にその締着によつても管体の半径方向
に嵩張ることが少く、しかも安定に取付けられ
る。
フイルムは通気抵抗低減のためには厚さが10〜
20μm程度の薄層材も用いられるが、目的に応じ
て更に厚いもの或いは薄いものを選ぶことができ
る。又上記熱収縮チユーブによる締着は頗る簡易
であると共にその締着によつても管体の半径方向
に嵩張ることが少く、しかも安定に取付けられ
る。
第4〜6図に示したものにおいては管状多孔質
体4の長さを変えることにより気体通過量を調整
することができる。なおこの管状多孔質体として
は塩化ビニル、ポリテトラフルオロエチレンなど
の血液などに対して溶出ないし凝固性を示すこと
のない無害なものが採用され、その組織としては
空孔率10%以上で側面部におけるガーレーナン
バー1000以内の多孔質のもの、メツシユ状のも
の、パンチング孔の配設されたもの、コイルスプ
リング状のものなどがあり、耐圧強度としては外
圧によつて潰れない例えば0.1Kg/cm2以上のもの
を採用することが好ましい。
体4の長さを変えることにより気体通過量を調整
することができる。なおこの管状多孔質体として
は塩化ビニル、ポリテトラフルオロエチレンなど
の血液などに対して溶出ないし凝固性を示すこと
のない無害なものが採用され、その組織としては
空孔率10%以上で側面部におけるガーレーナン
バー1000以内の多孔質のもの、メツシユ状のも
の、パンチング孔の配設されたもの、コイルスプ
リング状のものなどがあり、耐圧強度としては外
圧によつて潰れない例えば0.1Kg/cm2以上のもの
を採用することが好ましい。
「考案の効果」
以上説明したような本考案によるときは量産的
に得られる単なるチユーブ材の切断物と同じく量
産的に入手されるポリテトラフルオロエチレン多
孔質材によつて好ましいエヤーベントを得ること
ができるものであり、しかも必要部材数が比較的
少いので低コストに製品を得ることができ、又上
記のように単なる管状体によつて得られ、特別な
フランジないし鍔部の如きで突出したものでない
からコンパクトな構成となり、更には高精度の
過性能を確保し得るなどの効果を有しており、工
業的にその効果の大きい発明である。
に得られる単なるチユーブ材の切断物と同じく量
産的に入手されるポリテトラフルオロエチレン多
孔質材によつて好ましいエヤーベントを得ること
ができるものであり、しかも必要部材数が比較的
少いので低コストに製品を得ることができ、又上
記のように単なる管状体によつて得られ、特別な
フランジないし鍔部の如きで突出したものでない
からコンパクトな構成となり、更には高精度の
過性能を確保し得るなどの効果を有しており、工
業的にその効果の大きい発明である。
図面は本考案の技術的内容を示すものであつ
て、第1図は本考案による1つの実施形態につい
ての各素材の斜面図、第2図はそのエヤーベント
としての組立状態の断面図、第3図は該エヤーベ
ントの被取付部体に対する取合い関係の斜面図、
第4図は本考案による別の実施形態についての各
素材分解状態の斜面図、第5図はそのエヤーベン
トとしての組立状態の断面図、第6図は該エヤー
ベントの被取付部体に対する取合い関係の斜面
図、第7図は従来のエヤーベント構成部材の分解
状態を示した説明図、第8図はその組付状態の断
面図、第9図は該エヤーベントの被取付部体に対
する取合い関係の説明図である。 然してこれらの図面において、1,4は管状多
孔質体、2はポリテトラフルオロエチレンによる
多孔質フイルム、3,5は熱収縮チユーブ、9,
10は被取付部体を示すものである。
て、第1図は本考案による1つの実施形態につい
ての各素材の斜面図、第2図はそのエヤーベント
としての組立状態の断面図、第3図は該エヤーベ
ントの被取付部体に対する取合い関係の斜面図、
第4図は本考案による別の実施形態についての各
素材分解状態の斜面図、第5図はそのエヤーベン
トとしての組立状態の断面図、第6図は該エヤー
ベントの被取付部体に対する取合い関係の斜面
図、第7図は従来のエヤーベント構成部材の分解
状態を示した説明図、第8図はその組付状態の断
面図、第9図は該エヤーベントの被取付部体に対
する取合い関係の説明図である。 然してこれらの図面において、1,4は管状多
孔質体、2はポリテトラフルオロエチレンによる
多孔質フイルム、3,5は熱収縮チユーブ、9,
10は被取付部体を示すものである。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 管状多孔質体の一端側開口部および一端側外
周面をポリテトラフルオロエチレンによる多孔
質フイルムで覆着し、該多孔質フイルムの基端
側を熱収縮チユーブにより前記管状多孔質体の
周面に締着したことを特徴とするエヤーベント
部体。 2 管状多孔質体の一端側開口部および一端側外
周面に覆着されたポリテトラフルオロエチレン
による多孔質フイルムの外周に通気流路形成の
めに更に管状多孔質体を覆着、この覆着された
管状多孔質体の外面を熱収縮チユーブで締着し
た実用新案登録請求の範囲第1項に記載のエヤ
ーベント部体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8407586U JPH038335Y2 (ja) | 1986-06-04 | 1986-06-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8407586U JPH038335Y2 (ja) | 1986-06-04 | 1986-06-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62199111U JPS62199111U (ja) | 1987-12-18 |
JPH038335Y2 true JPH038335Y2 (ja) | 1991-02-28 |
Family
ID=30938244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8407586U Expired JPH038335Y2 (ja) | 1986-06-04 | 1986-06-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH038335Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-06-04 JP JP8407586U patent/JPH038335Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62199111U (ja) | 1987-12-18 |
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