JPH0382587A - 記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はシリアル型の記録装置に関し、更に詳しくは印
字位置を光照射することで印字位置を明確に指示するこ
とが出来る記録装置に関する。

〈従来の技術〉 タイプライタ−等の印字装置にあっては、次の印字が記
録シートのどの位置になされるかを知る必要がある。そ
のための手段として例えば第９図に示すように、活字５
０をハンマー５１で叩いて記録するタイプライタ−のキ
ャリッジ部５２にカードホルダー５３を設け、このカー
ドホルダー５３に縦方向指標５４ａと横方向指標５４ｂ
とを設けているものがある。これは前記指標５４ａ、５
４ｂの交差部分が印字位置として指示されるものである
。

しかしながら前記カードホルダー５３の印字部分には活
字５０が記録シート５５を叩くための切欠き５６が形成
されているために、指ｔ１５４ａ、５４ｂの交差部分を
カードホルダー５３に表示し得ない、そのため希望印字
位置に希望活字５０を対向させるにはオペレータの感に
頼っていた。

そこで実開昭６１−９０５５３号公報に於いて、タイプ
バ一方式のタイプライタ−に光照射手段を設け、この光
照射手段によって印字位置を光照射する技術が提案され
ている。この技術にあっては印字位置を記録シート上に
明確に指示することが出来る。

〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、前記実開昭６１−９０５５３号公報に示す技術
にあっては、デイジー型活字を用いたタイプライタ−で
は記録シートとデイジー型活字との距離が短く、デイジ
ー型活字の上方に光照射手段を配置するようになる。こ
の配置位置はオペレータが印字位置を覗く位置でもある
ために、オペレータが印字の確認をし難くなってしまう
と共に、光照射手段が上方に突出するようになるために
、装置全体が高くなってしまう。

また印字文字上に光照射がなされると、照射された文字
は隣の文字とコントラストが変わって見難くなる等のｔ
！４題があった。

本発明の目的は従来の前記課題を解決し、装置の高さを
低く抑え、光照射によって印字位置を明確に指示し得る
と共に、印字文字を確認し易い記録装置を提供せんとす
るものである。

く課題を解決するための手段〉 前記課題を解決するための本発明に係る代表的な手段は
、記録シートを搬送するための搬送手段と、前記記録シ
ートに記録をするための記録手段と、前記記録手段を搭
載して移動可能なキャリッジと、前記キャリッジに搭載
され、前記記録手段による記録位置を指示するために前
記記録位置の斜め上方から光照射する光照射手段とを設
けて槽底したことを特徴としてなる。

く作用〉 前記手段にあっては、光照射手段からの光照射によって
記録位置を確実に視認することが可能となる。

また記録手段を、デイジー型活字エレメントと、前記デ
イジー型活字エレメントを回転させるための回転手段と
、所望活字を叩くためのハンマーとで槽底し、前記光照
射手段による照射光軸が、前記デイジー型活字エレメン
トの選定された活字と隣接する活字の上部を通るよう槽
底することにより装置の高さを低く抑えることが可能と
なる。

更に前記光照射手段が、記録手段による印字中心の上部
を照射するようにすることで、印字文字に直接光照射さ
れず、印字文字とその周囲の文字とのコントラストに差
がなくなることから、印字文字の確認が容易になし得る
。

更に光照射手段によるスクリーンとレンズとの距離を１
ｌｉｆ！可能とすることで、被照射形状の結像位置が調
節可能となる。

〈実施例〉 次に前記手段をデイジー型活字エレメントを回転させて
記録を行うタイプライタ−に適用した一実施例を説明す
る。

第１図はタイプライタ−全体の斜視説明図である。先ず
全体の槽底を説明すると、１はインクリボンカセットで
あって、このカセット１がキャリッジ２に着脱可能に装
填される如く構成されている。前記キャリッジ２には記
録手段３が搭載されると共に、前記記録手段３で記録す
る際の記録位置を指示するための光照射手段４が搭載さ
れている。

また前記キャリッジ２はガイド軸５に沿って移動可能で
あり、矢印ａ方向へ移動する際に記録シート６に印字記
録を行うと共に、−行印字された記録シート６を搬送手
段７で矢印す方向へ一行分搬送する如く槽底している。

次に前記各部の構成を具体的に説明する。インクリボン
カセットｌは容器前部中央に凹部１ａが形成され、長尺
状のインクリボン１ｂが容器内に設けられた図示しない
供給スプールに巻き付けられ、前記凹部１ａで一旦露出
するようにして巻取スプールに巻き付けられている。こ
の巻取スプールは駆動伝達ローラＩＣと連結し、該ロー
ラＩＣが後述する巻取軸と嵌合して駆動回転することに
よりインクリボンｉｂを巻き取る如く構成されている。

また前記カセットｌの両側には後述するキャリッジに装
填する際の位置決めとなる位置決めボス１ｄが突設され
ている。

前記インクリボンカセット１は装置本体に設けられたキ
ャリッジ２に着脱自在に装着される。即ち、キャリッジ
２の両側には軸２ａを中心に回動可能なフック２ｂが設
けられ、このフック２ｂが引っ張りスプリング２Ｃによ
って付勢されており、インクリボンカセット１の位置決
めボス１ｄをフック２ｂに係止するとインクリボンカセ
ット１がキャリッジ２の周囲の起立壁２ｄに押しつけ固
定されるものである。

また前記キャリッジ２の所定位置には巻取軸８が設けら
れており、インクリボンカセット１をキャリッジ２に装
填すると駆動伝達ローラ１ｃが巻取軸８と嵌合係止する
如く構成されている。そして前記巻取軸８には図示しな
い巻取モーターが連結しており、該モーターの駆動によ
ってインクリボン１ｂを巻取スプールに巻き取る如く構
成している。

更に前記キャリッジ２はプーリ９ａ、９ｂ間に掛は渡さ
れたタイ且ングベルト９ｃが接続され、前記ブーＩＪ　
９　ａと連結した図示しないキャリッジモーターの駆動
によってガイド軸５に沿って往復移動可能に構成されて
いる。

次に記録手段３は本実施例ではデイジー活字型エレメン
トを用いるものであり、活字ホイール３ａ及びソレノイ
ドにより動作するハンマー３ｂがキャリッジ２に搭載さ
れている。

前記活字ホイール３ａは第２図（ａ）、　（ｂｌに示す
ように、回転軸３ａｌを中心にして放射状に所定長さの
スポーク３ａ、が形成され、該スポーク３ａｔの先端に
活字３ａ、が形成されているものであり、前記回転輪３
ａ＋が選字モーター３ｃ（第１図参照）と連結している
。即ち、印字する際には選字モーター３ｃが駆動して活
字ホイール３ａを回転させ、所望活字をハンマー３ｂに
対向させると共に、該ハンマー３ｂを駆動して所望活字
がインクリボン１ｂを叩く如＜ｔＳ戒されている。

尚、前記活字ホイール３ａは第２図（ａｌ、　（ｂ）に
示すように、印字待機中にあってはホームポジシラン活
字３ａ、′がハンマー３ｂと対向する位置で停止してお
り、該ホームポジシラン活字３ａ、′の右隣２個の活字
３ａ、はピリオドやアンダーライン等の活字が配置され
、そのスポーク３８ｇは他のスポークよりも短く構成さ
れている。

前記記録手段３で記・録をするに当たり、光照射手段４
で記録位置を指示するものであるが、この光照射手段４
の構成は第３図に示すように、発光部材となるＬＥＤ４
ａの先端部にスクリーン筒４ｂが接着固定され、該筒４
ｂのスクリーン部４ｂ＋には第４図に示す如き被照射形
状４ｂｚが穿孔されている。また前記ＬＥＤ４ａとスク
リーン筒４ｂよりなるスクリーンユニットはネジ４Ｃに
より鏡筒４ｄ内に止められており、該ネジ４ｃを緩める
ことによりスクリーンユニットが鏡筒４ｄ内を鏡筒４ｄ
の軸線方向（矢印Ｃ方向）にスライド可能に取り付けら
れている。

更に前記鏡筒４ｄの先端には凸レンズ４ｅが取り付けら
れており、ＬＥＤ４　ａの発光により被照射形状４ｂｔ
の像がレンズ４ｅを介して記録シート６の所定位置に上
下反転して結像する如く構成されている。尚、前記結像
位置はスクリーンユニットをスライドさせることにより
微調整することが出来る。

前記鏡筒４ｄは第５図（ａｌのタイプライタ−の上面図
に示すように、ハンマー４ｂの動作軸１０に対して角度
θ−３５°右側に傾いた状態で取り付けられると共に、
第５図中）のタイプライタ−の側面図に示すように、前
記動作軸１０に対して角度φ−２０゜上方へ傾いた状態
で取り付けられている。

従って、前記ＬＥＤ４ａからの光は前記動作軸１０に対
して右斜め上から記録シート６上に照射するものである
。尚、前記照射光軸はハンマー４ｂと対向しているホー
ムポジション活字３ａ、′の右隣に位置するスポーク３
むが短い活字３ａｓの上方を通って記録シート６に至り
、第５図及び第６図に示すように、前記スクリーン部４
ｂの被照射形状４ｂｚが前記動作軸ＩＯ１即ちハンマー
４ｂによって叩かれる印字中心Ｃの上部に結像する如く
構威されている。

即ち、第６図に示すように記録シート６上に結像した被
照射形状４ｂｚの直下に所望印字１２が記録されること
になり、前記被照射形状４ｂｇが印字位置を指示するも
のである。

次に記録シート６の搬送手段７について説明すると、こ
れは第１図に示すように前記ハンマー４ｂの動作軸１０
の対向位置であって、キャリッジ２の移動領域にプラテ
ンローラ７ａが設けられており、このプラテンローラ７
ａは図示しない搬送モーターによって回転するように構
成されている。

また前記プラテンローラ７ａの周囲にはガイド板７ｂが
取り付けられていると共に、前記ローラ７ａには数個の
ピンチローラ７Ｃが圧接するように取り付けられている
。

従って、前記プラテンローラ７ａが駆動回転すると、ピ
ンチローラ７ＣとのｔａｌｌＪ作用により記録シート６
がガイド板７ｂでガイドされ、プラテンローラ７ａとイ
ンクリボンｌｂ間を通って矢印す方向へ搬送されるもの
である。

次に前記構威のタイプライタ−で印字をする場合につい
て説明すると、先ず光照射手段４によって記録シート６
上に結像される被照射形状４ｂｘの直下が印字位置とし
て指示される。そして印字信号を入力すると選字モータ
ー３ｃの駆動より活字ホイール３ａが回転して所望活字
がハンマー３ｂと対向し、ソレノイドが駆動してハンマ
ー３ｂが活字背面を打撃する。これによりインクリボン
１ｂのインクが記録シート６に転写されて印字が行われ
る。前記の如くして一字印字するとキャリッジモーター
が駆動してキャリッジ２が第１図の矢印ａ方向へ一字分
移動すると共に巻取モーターが駆動してインクリボンＩ
ｂを一字分巻き取る。これを連続して一行印字が終了す
ると前記キャリフジ２がホームポジションに戻ると共に
、搬送モーターが駆動してプラテンローラ７ａが所定量
回転し、記録シート６を一行分矢印す方向へ搬送して次
行以下の記録を続行するものである。

前記構成にあっては、光照射手段４による光軸が斜め上
方からスポークの短い活字の上部を通って照射するよう
に配置されているために、光照射手段４をハンマー３ｂ
の真上に配置する必要がなく、装置の高さを抑えること
が可能となる。

また光照射手段４によって印字位置が記録シート６上に
明確に指示されるために、オペレータが確認し易いと共
に、記録シート６上に結像する被照射形状は印字中心の
上部を照射するために印字文字と、それに隣接する文字
とのコントラストが変わることなく印字される文字群を
容易に確認することが出来る。

更に前記記録シート６に数行にわたって印字する場合、
記録シート６に結像する被照射形状４ｂｚの上端の縁４
ｂ、（第６図参照）を前行印字の基準線として用いるこ
とにより印字状態の上下関係が良く分かるようになり、
印字中心Ｃの位置をオペレータが正確に知ることが出来
るものである。

尚、前述した実施例では光照射手段の４の取付角度とし
てθ−３５１、φ−２０＠に設定したが、この角度は光
照射手段４と記録シート６までの距離等により適宜変わ
るものである。しかし、前記角度θは約２０＠〜５０°
、φは約５＠〜３５”程度に設定するのが好ましい。

また前述した実施例では光照射手段４のスクリーンユニ
ットとしてＬＥＤ４ａとスクリーン筒４ｂとを別部材で
構成した例を示したが、第７図に示すように、ＬＥＤ４
　ｆの先端に異形の被照射形状４ｆ＋をプリントしたも
のを使用すれば、一部材でスクリーンユニットを構威し
得る。

また前述の実施例では発光部材としてＬＥＤ４ａを用い
たが、これは他の独立した光源でも良く、或いは装置内
の他の部分で使用されている光源の光をプリズムや光フ
ァイバー等でスクリーン部４ｂ１に導くようにしても良
い。

更に記録シート６上に結像する被照射形状も前述した実
施例のものに限定する必要はなく、例えば第８図（ａｔ
〜ｔｃ＋に示すような種々の被照射形状４ｇ、４ｈ、４
ｉ形状にしても良いことは当然である。

〈発明の効果〉 本発明は前述した如く、光照射手段からの光照射によっ
て記録シート上に被照射形状を結像させるようにしたた
めに、記録位置を容易に確認することが出来る。

また前記光照射手段が斜め上方から光照射するために、
光照射手段を低い位置に設置することが可能となり、装
置全体の高さを低く抑えることが出る。

また前記光照射手段が、記録手段による印字中心の上部
を照射するようにすることで、印字文字に直接光照射さ
れず、印字文字とその周囲の文字とのコントラストに差
がなくなることから、印字文字の確認が容易になし得る
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用したデイジー型活字を用いるタイ
プライタ−の斜視説明図、第２図は（ａ）。 〜）は活字ホイールの説明図、第３図は光照射手段の構
成説明図、第４図は被照射形状の説明図、第５図は光照
射手段の取付角度を示すものであり、ｆａｔは上面図、
〜）は側面図、第６図は記録シート上に結像した被照射
形状と印字文字との関係説明図、第７図は他の実施例に
係るＬＥＤの説明図、第８図（ａ）〜（Ｉｌ＋）は他の
実施例に係る被照射形状の説明図、第９図は従来技術の
説明図である。 １はインクリボンカセット、ｌａは凹部、１ｂはインク
リボン、１ｃは駆動伝達ローラ、１ｄは位置決めボス、
２はキャリッジ、２ａは軸、２ｂはフック、２Ｃは引っ
張りスプリング、２ｄは起立壁、３は記録手段、３ａは
活字ホイール、３ａ＋は回転輪、３ｄｇはスポーク、３
ａｓは活字、３ａ、′はホームポジシ冒ン活字、３ｂは
ハンマー、３ｃは選字モーター、４は光照射手段、　４
ａはＬＥＤ、４ｂはスクリーン筒、４ｂ＋はスクリーン
部、４ｂｔは被照射形状、４ｃはネジ、４ｄは鏡筒、５
はガイド軸、６は記録シート、７は搬送手段、７ａはプ
ラテンローラ、７ｂはガイド板、７ｃはピンチローラ、
８は巻取軸、９ａ、９ｂはプーリ、９ｃはタイミングベ
ルト、１０はハンマー動作軸である。

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. （１）記録シートを搬送するための搬送手段と、前記記
   録シートに記録をするための記録手段と、前記記録手段
   を搭載し、移動可能なキャリッジと、 前記キャリッジに搭載され、前記記録手段による記録位
   置を指示するために、前記記録位置の斜め上方から光照
   射する光照射手段と、 を有することを特徴とした記録装置。
2. （２）前記記録手段を、デイジー型活字エレメントと、
   前記デイジー型活字エレメントを回転させるための回転
   手段と、所望活字を叩くためのハンマーと、で構成して
   なる請求項（１）記載の記録装置。
3. （３）前記光照射手段による照射光軸が、前記ハンマー
   と対向したデイジー型活字エレメントの活字と隣接する
   活字の上部を通るよう構成した請求項（２）記載の記録
   装置。
4. （４）前記光照射手段が、記録手段による印字中心の上
   部を照射するよう構成した請求項（１）記載の記録装置
   。
5. （５）前記光照射手段が、発光部材と、該発光部材によ
   り光照射される被照射形状を有するスクリーンと、記録
   シート上に前記被照射形状を結像するレンズとより構成
   される請求項（１）記載の記録装置。
6. （６）前記記録シート上に照射された被照射形状が、記
   録ラインの上下方向の基準となるよう構成した請求項（
   ５）記載の記録装置。
7. （７）前記スクリーンと前記レンズ間の距離を変更可能
   に構成した請求項（５）記載の記録装置。