JPH0381677A - 磁気遮蔽室構成材料の磁気遮蔽性能測定方法及びその測定装置 - Google Patents
磁気遮蔽室構成材料の磁気遮蔽性能測定方法及びその測定装置Info
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- JPH0381677A JPH0381677A JP21822389A JP21822389A JPH0381677A JP H0381677 A JPH0381677 A JP H0381677A JP 21822389 A JP21822389 A JP 21822389A JP 21822389 A JP21822389 A JP 21822389A JP H0381677 A JPH0381677 A JP H0381677A
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- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は、磁気遮蔽室を構成する材料の性能評価、磁
気遮蔽室構築後の性能保証および保守等を行うための磁
気遮蔽性能測定方法及びそれに用いられる測定装置に関
する。
気遮蔽室構築後の性能保証および保守等を行うための磁
気遮蔽性能測定方法及びそれに用いられる測定装置に関
する。
「従来の技術」
従来、コンピュータ機器などが収容された室等において
、室内への外部磁気の侵入を防止するために、室の壁、
天井および床等をパーマロイなどの金属材料で形成し、
磁気遮蔽性能を持たせた磁気遮蔽室が提供されてきてい
る。
、室内への外部磁気の侵入を防止するために、室の壁、
天井および床等をパーマロイなどの金属材料で形成し、
磁気遮蔽性能を持たせた磁気遮蔽室が提供されてきてい
る。
ところで、このような磁気遮蔽室構成材料(パーマロイ
など)は、一般に変形や加工に弱く、曲げや穴明けを行
っただけで磁気的性能が大幅に劣化してしまう。
など)は、一般に変形や加工に弱く、曲げや穴明けを行
っただけで磁気的性能が大幅に劣化してしまう。
従って、この磁気遮蔽室構成材料の磁気的性能を測定す
るには、材料のひずみを取り去るために行う磁性焼鈍時
に、同一材料で作製したリングコアを同時に燐鈍し、こ
のリングコアの磁気的性能を測定して材料性能としてい
る(JISC2531)。
るには、材料のひずみを取り去るために行う磁性焼鈍時
に、同一材料で作製したリングコアを同時に燐鈍し、こ
のリングコアの磁気的性能を測定して材料性能としてい
る(JISC2531)。
「発明が解決しようとする課題」
しかしながら、このような従来の測定方法では、磁気遮
蔽室構成材料の磁気的性能を直接測定するわけではない
ので、実際の磁気遮蔽室構成材料が、上記リングコアと
同一の磁気的性能を有するという保証はない。
蔽室構成材料の磁気的性能を直接測定するわけではない
ので、実際の磁気遮蔽室構成材料が、上記リングコアと
同一の磁気的性能を有するという保証はない。
またパーマロイなどの材料は、−度曲げた後、元に戻し
ても、目視では判らないが、曲げを加えて戻した部分の
磁気的性姥は確実に劣化しており、従来の測定方法では
、このような磁気的性能の劣化を測定することは出来な
かった。
ても、目視では判らないが、曲げを加えて戻した部分の
磁気的性姥は確実に劣化しており、従来の測定方法では
、このような磁気的性能の劣化を測定することは出来な
かった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、磁気遮蔽
室の構成材料の磁気的性能を直接的に測定することので
きる測定方法の提供を目的としている。
室の構成材料の磁気的性能を直接的に測定することので
きる測定方法の提供を目的としている。
「課題を解決するための手段」
本発明は、環状をなしその一部に切欠部が形成されると
ともに一部コイルおよび二次コイルが各々巻回された磁
性材料からなるリングコアの切欠部を、磁気遮蔽性能を
測定すべき試験体に接触させ、次いで上記一次コイルに
交流電流を流し、二次コイルから見たインピーダンスあ
るいはコイルのインダクタンスを測定し、これらの値に
基づいて上記リングコアとその切欠部に接触された試験
体とから構成された磁気回路のインピーダンス比透磁率
またはインダクタンス比透磁率を算出し、試験体の磁気
遮蔽性能を評価することを、上記課題を解決するための
手段とした。
ともに一部コイルおよび二次コイルが各々巻回された磁
性材料からなるリングコアの切欠部を、磁気遮蔽性能を
測定すべき試験体に接触させ、次いで上記一次コイルに
交流電流を流し、二次コイルから見たインピーダンスあ
るいはコイルのインダクタンスを測定し、これらの値に
基づいて上記リングコアとその切欠部に接触された試験
体とから構成された磁気回路のインピーダンス比透磁率
またはインダクタンス比透磁率を算出し、試験体の磁気
遮蔽性能を評価することを、上記課題を解決するための
手段とした。
また、上記磁気遮蔽性能測定方法においては、磁性材料
からなり環状をなすとともに一部に切欠部が形成された
リングコアと、該リングコアに各々巻回された一部コイ
ルおよび二次コイルと、該一次コイルに接続された発振
器および電流計と、上記二次コイルに接続された二次開
放電圧測定用の電圧計あるいはインダクタンス測定器と
を備えた磁気遮蔽性能測定装置が好適に使用される。
からなり環状をなすとともに一部に切欠部が形成された
リングコアと、該リングコアに各々巻回された一部コイ
ルおよび二次コイルと、該一次コイルに接続された発振
器および電流計と、上記二次コイルに接続された二次開
放電圧測定用の電圧計あるいはインダクタンス測定器と
を備えた磁気遮蔽性能測定装置が好適に使用される。
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は12本発明に係わる磁気遮蔽性能測定装置の一
例を示す図であって、この図中符号lはリングコア、2
は一部コイル、3は二次コイルである。
例を示す図であって、この図中符号lはリングコア、2
は一部コイル、3は二次コイルである。
このリングコアlは、環状をなし、周面の一部に平面状
の切欠部4が形成されている。またこのリングコアlは
、パーマロイなどの高透磁率磁性材料から構成されてい
る。
の切欠部4が形成されている。またこのリングコアlは
、パーマロイなどの高透磁率磁性材料から構成されてい
る。
このリングコアlには、一次コイル2と二次コイル3と
が各々巻回されている。
が各々巻回されている。
この一次コイル2には、正弦波の交流電流を一部コイル
に流し、リングコア目こ交番磁場を励起するための発振
器5(O20)と、一次コイル2内を流れる一次電流を
測定するための電流計6が接続されている。
に流し、リングコア目こ交番磁場を励起するための発振
器5(O20)と、一次コイル2内を流れる一次電流を
測定するための電流計6が接続されている。
また二次コイル3には、二次コイル3で発生した二次開
放電圧を測定するための電圧計7が接続されている。
放電圧を測定するための電圧計7が接続されている。
またリングコア!の周辺部分には、消磁装置8が配置さ
れており、リングコア1から試験体9を通って外部に漏
れ出す磁力線を消磁するようになっている。
れており、リングコア1から試験体9を通って外部に漏
れ出す磁力線を消磁するようになっている。
このように構成された磁気遮蔽性能測定装置は、発振器
5から所だの周波数および電圧の交流電流を一部コイル
2に流すと、リングコア1に交番磁場が励起される。こ
の磁場による磁力線10は、リングコアが完全な環状で
あればリングコア内を通り、外に漏れ出すことはない。
5から所だの周波数および電圧の交流電流を一部コイル
2に流すと、リングコア1に交番磁場が励起される。こ
の磁場による磁力線10は、リングコアが完全な環状で
あればリングコア内を通り、外に漏れ出すことはない。
しかし、この装置におけるリングコアlは、一部に切欠
部4を形成したことにより、この切欠部4の磁気抵抗か
増加し、この切欠部4から磁力線10が漏れ出すことに
なる。
部4を形成したことにより、この切欠部4の磁気抵抗か
増加し、この切欠部4から磁力線10が漏れ出すことに
なる。
モして切欠部4に、例えばパーマロイなどの磁性材料を
接触させておくと、切欠部4から漏れ出した磁力線lO
は、この磁性材料中を通って再びリングコアl内に入る
ことができるために、磁気抵抗は切欠部4に磁性材料を
接触させない場合と比べ減少する。この磁気抵抗の減少
度合は、切欠部4に接触させた磁性材料によって異なる
。
接触させておくと、切欠部4から漏れ出した磁力線lO
は、この磁性材料中を通って再びリングコアl内に入る
ことができるために、磁気抵抗は切欠部4に磁性材料を
接触させない場合と比べ減少する。この磁気抵抗の減少
度合は、切欠部4に接触させた磁性材料によって異なる
。
また磁性材料の一部に磁気的性能が他部よりも劣化した
欠陥部分が存在すると、その欠陥部分から磁力線が漏れ
出すために、その部分の磁気抵抗は他部に比べて増加す
ることになる。
欠陥部分が存在すると、その欠陥部分から磁力線が漏れ
出すために、その部分の磁気抵抗は他部に比べて増加す
ることになる。
一方、リングコアl内に交番磁場が励起されることによ
り、二次コイル3には二次開放電圧が生じる。この二次
開放電圧は、リングコアlの磁気抵抗によって変化し、
磁気抵抗が増大すると二次開放電圧が低下することにな
る。
り、二次コイル3には二次開放電圧が生じる。この二次
開放電圧は、リングコアlの磁気抵抗によって変化し、
磁気抵抗が増大すると二次開放電圧が低下することにな
る。
したがって、一次コイル2によってリングコアlに交番
磁場を励起しつつ、リングコア1の切欠部4を磁性材料
に接触させることによって、二次コア2では磁性材料の
特性に応じた二次開放電圧の変化を生じ、この二次開放
電圧の変化を電圧計7で測定して磁性材料の磁気遮蔽性
能を凋べることができる。
磁場を励起しつつ、リングコア1の切欠部4を磁性材料
に接触させることによって、二次コア2では磁性材料の
特性に応じた二次開放電圧の変化を生じ、この二次開放
電圧の変化を電圧計7で測定して磁性材料の磁気遮蔽性
能を凋べることができる。
次に、先の構成の磁気遮蔽性能測定装置を用いた磁気遮
蔽性能測定方法の一例を説明する。
蔽性能測定方法の一例を説明する。
この磁気遮蔽性能測定方法の測定対象となる試験体は、
パーマロイなどからなる平板状の磁性材料9やこの磁性
材料を用いて構築された磁気遮蔽室自体である。また、
この磁気遮蔽性能測定方法では、磁性材料9の平板部分
を測定することができるとともに、磁性材料9に曲げや
穴明は加工を施した加工材料、磁気遮蔽室の角部や接合
部分などの非平面形状部分の磁気遮蔽性能も測定するこ
とができる。このような非平面部分の磁気遮蔽性能を測
定する場合には、切欠部4が試験体の測定箇所に密着可
能なように、凹部状あるいは凸部状の切欠部4を形成し
たリングコアを用いることによって測定を行うことがで
きる。
パーマロイなどからなる平板状の磁性材料9やこの磁性
材料を用いて構築された磁気遮蔽室自体である。また、
この磁気遮蔽性能測定方法では、磁性材料9の平板部分
を測定することができるとともに、磁性材料9に曲げや
穴明は加工を施した加工材料、磁気遮蔽室の角部や接合
部分などの非平面形状部分の磁気遮蔽性能も測定するこ
とができる。このような非平面部分の磁気遮蔽性能を測
定する場合には、切欠部4が試験体の測定箇所に密着可
能なように、凹部状あるいは凸部状の切欠部4を形成し
たリングコアを用いることによって測定を行うことがで
きる。
第1図に示すように平板状の磁性材料9の磁気遮蔽性能
を測定する場合には、まずリングコアIの切欠部4を磁
性材料9に密着させ、次に発振器5からの正弦波によっ
てリングコアlに交番磁場を励起する。このときの一次
電流は、電流計6よって測定する。また、二次コイル3
に生じた二次開放電圧は、電圧計7によって測定する。
を測定する場合には、まずリングコアIの切欠部4を磁
性材料9に密着させ、次に発振器5からの正弦波によっ
てリングコアlに交番磁場を励起する。このときの一次
電流は、電流計6よって測定する。また、二次コイル3
に生じた二次開放電圧は、電圧計7によって測定する。
そして、これらの測定値から、次式(A)によって磁性
材料9のインピーダンス比透磁率(μ2)を求める。
材料9のインピーダンス比透磁率(μ2)を求める。
μz= CV t/ I + ・・・・・・・・・(
A)(たたし、■、は二次開放電圧、■1は一次電流、
Cはリングコアの特性および磁性材料の特性(材質およ
び板厚)によって定まる常数である)先のように算出さ
れたインピーダンス比透磁率を、予め欠陥のない同一の
磁性材料を用いて測定、算出されたインピーダンス比透
磁率の値(標準値)と比較する。測定した磁性材料9の
インピーダンス比透磁率が標準値と同じであれば、測定
した磁性材料9に欠陥(磁気遮蔽性能の欠陥)が無く、
測定した磁性材料9のインピーダンス比透磁率が標準値
よりも低ければ、磁性材料9中に何らかの欠陥が存在す
ることになる。
A)(たたし、■、は二次開放電圧、■1は一次電流、
Cはリングコアの特性および磁性材料の特性(材質およ
び板厚)によって定まる常数である)先のように算出さ
れたインピーダンス比透磁率を、予め欠陥のない同一の
磁性材料を用いて測定、算出されたインピーダンス比透
磁率の値(標準値)と比較する。測定した磁性材料9の
インピーダンス比透磁率が標準値と同じであれば、測定
した磁性材料9に欠陥(磁気遮蔽性能の欠陥)が無く、
測定した磁性材料9のインピーダンス比透磁率が標準値
よりも低ければ、磁性材料9中に何らかの欠陥が存在す
ることになる。
更に、磁性材料9における磁気遮蔽性能の欠陥部分を検
出する場合には、一次コイル2に一次電流を流し、かつ
リングコア1の切欠部4を磁性材料4表面に接触させた
状態でリングコアlを移動させ、このときの二次開放電
圧を電圧計7で測定する。そして磁性材料9に欠陥部分
があり、この欠陥部分にリングコアの切欠部4が移動し
てくると、その欠陥部分から磁力線が漏れ、リングコア
lの磁気抵抗が増大し、二次開放電圧が低下する。
出する場合には、一次コイル2に一次電流を流し、かつ
リングコア1の切欠部4を磁性材料4表面に接触させた
状態でリングコアlを移動させ、このときの二次開放電
圧を電圧計7で測定する。そして磁性材料9に欠陥部分
があり、この欠陥部分にリングコアの切欠部4が移動し
てくると、その欠陥部分から磁力線が漏れ、リングコア
lの磁気抵抗が増大し、二次開放電圧が低下する。
この二次開放電圧の局部的な低下によって、磁性材料9
の欠陥部分を検出することができる。
の欠陥部分を検出することができる。
なお、先の例では、一次コイル2に交流電流を流してリ
ングコアlに交番磁場を励起しつつ、二次コイル3で発
生する2次開放電圧を測定し、インピーダンス比透磁率
を算出して磁性材料9の磁気遮蔽性能を評価したが、コ
イルのインダクタンスを測定し、これらの値に基づいて
上記リングコアとその切欠部に接触された試験体とから
構成された磁気回路のインダクタンス比透磁率を算出し
、試験体の磁気遮蔽性能を評価しても良い。
ングコアlに交番磁場を励起しつつ、二次コイル3で発
生する2次開放電圧を測定し、インピーダンス比透磁率
を算出して磁性材料9の磁気遮蔽性能を評価したが、コ
イルのインダクタンスを測定し、これらの値に基づいて
上記リングコアとその切欠部に接触された試験体とから
構成された磁気回路のインダクタンス比透磁率を算出し
、試験体の磁気遮蔽性能を評価しても良い。
「発明の効果」
以上説明したように、本発明では、環状をなしその一部
に切欠部が形成されるとともに一次コイルおよび二次コ
イルが各々巻回された磁性材料からなるリングコアの切
欠部を、磁気遮蔽性能を測定すべき試験体に接触させ、
次いで上記一次コイルに交流電流を流し、二次コイルか
ら見たインピーダンスあるいはコイルのインダクタンス
を測定し、これらの値に基づいて上記リングコアとその
切欠部に接触された試験体とから構成された磁気回路の
インピーダンス比透磁率またはインダクタンス比透磁率
を算出し、試験体の磁気遮蔽性能を評価するので、試験
体の磁気遮蔽性能を直接的に測定することができ、試験
体の磁気遮蔽性能を正確に測定することができろ。
に切欠部が形成されるとともに一次コイルおよび二次コ
イルが各々巻回された磁性材料からなるリングコアの切
欠部を、磁気遮蔽性能を測定すべき試験体に接触させ、
次いで上記一次コイルに交流電流を流し、二次コイルか
ら見たインピーダンスあるいはコイルのインダクタンス
を測定し、これらの値に基づいて上記リングコアとその
切欠部に接触された試験体とから構成された磁気回路の
インピーダンス比透磁率またはインダクタンス比透磁率
を算出し、試験体の磁気遮蔽性能を評価するので、試験
体の磁気遮蔽性能を直接的に測定することができ、試験
体の磁気遮蔽性能を正確に測定することができろ。
第1図は、本発明に係わる磁気遮蔽性能測定装置の一例
を示す概略構成図である。 1・・・リングコア 2・・・一次コイル 3・・・二次コイル 4・・・切欠部 ・・・発振器 ・・・電流計 ・・・電圧計 ・・・消磁装置 ・・・磁性材料(試験体)。
を示す概略構成図である。 1・・・リングコア 2・・・一次コイル 3・・・二次コイル 4・・・切欠部 ・・・発振器 ・・・電流計 ・・・電圧計 ・・・消磁装置 ・・・磁性材料(試験体)。
Claims (2)
- (1)環状をなしその一部に切欠部が形成されるととも
に一次コイルおよび二次コイルが各々巻回された磁性材
料からなるリングコアの切欠部を、磁気遮蔽性能を測定
すべき試験体に接触させ、次いで上記一次コイルに交流
電流を流し、二次コイルから見たインピーダンスあるい
はコイルのインダクタンスを測定し、これらの値に基づ
いて上記リングコアとその切欠部に接触された試験体と
から構成された磁気回路のインピーダンス比透磁率また
はインダクタンス比透磁率を算出し、試験体の磁気遮蔽
性能を評価することを特徴とする磁気遮蔽室構成材料の
磁気遮蔽性能測定方法。 - (2)磁性材料からなり環状をなすとともに一部に切欠
部が形成されたリングコアと、該リングコアに各々巻回
された一次コイルおよび二次コイルと、該一次コイルに
接続された発振器および電流計と、上記二次コイルに接
続された二次開放電圧測定用の電圧計あるいはインダク
タンス測定器とを備えた磁気遮蔽性能測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21822389A JPH0381677A (ja) | 1989-08-24 | 1989-08-24 | 磁気遮蔽室構成材料の磁気遮蔽性能測定方法及びその測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21822389A JPH0381677A (ja) | 1989-08-24 | 1989-08-24 | 磁気遮蔽室構成材料の磁気遮蔽性能測定方法及びその測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0381677A true JPH0381677A (ja) | 1991-04-08 |
Family
ID=16716543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21822389A Pending JPH0381677A (ja) | 1989-08-24 | 1989-08-24 | 磁気遮蔽室構成材料の磁気遮蔽性能測定方法及びその測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0381677A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013007649A (ja) * | 2011-06-24 | 2013-01-10 | Tokyo Metropolitan Univ | 磁化曲線の算定方法 |
JP2013007648A (ja) * | 2011-06-24 | 2013-01-10 | Tokyo Metropolitan Univ | 磁化曲線の算定方法 |
JP2014098710A (ja) * | 2012-01-25 | 2014-05-29 | Toyota Industries Corp | 漏電検出装置 |
JP2014134448A (ja) * | 2013-01-10 | 2014-07-24 | Kyushu Univ | 磁気特性測定装置、磁気特性測定プローブ及び磁気特性測定方法 |
-
1989
- 1989-08-24 JP JP21822389A patent/JPH0381677A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013007649A (ja) * | 2011-06-24 | 2013-01-10 | Tokyo Metropolitan Univ | 磁化曲線の算定方法 |
JP2013007648A (ja) * | 2011-06-24 | 2013-01-10 | Tokyo Metropolitan Univ | 磁化曲線の算定方法 |
JP2014098710A (ja) * | 2012-01-25 | 2014-05-29 | Toyota Industries Corp | 漏電検出装置 |
JP2014134448A (ja) * | 2013-01-10 | 2014-07-24 | Kyushu Univ | 磁気特性測定装置、磁気特性測定プローブ及び磁気特性測定方法 |
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