JPH0381639A - 物体表面の型採り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野・〕 本発明は、液状樹脂にようレプリカを行う物体表面の型
採υ装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、物体表面に存在する微小な凹凸の３次元形状を計
測する際に物体が大きいなどの理由で物体表面を直接計
測することが困難な場合には、液状の樹脂で計測する物
体表面を覆った後に樹脂を固まらせることによって物体
表面の形状を樹脂に転写（レプリカ）シ、これを計測す
る方法が行われている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記のような従来の物体表面の型採シ方法にかいて、型
採り用の液状樹脂は複数の成分の材料を混ぜ合わせて使
用するタイプのものが多く、この場合第３図に示すよう
に成分Ａ、酸成分の各材料を所要の分量づつ掻き混ぜ棒
で混ぜ合わせる操作を必要とするが、この掻き混ぜる際
に微小な気泡が液状樹脂に混入し易い。型採り用の液状
樹脂は粘度が高いために一旦混入された微小な気泡は抜
は出すことができず、液状樹脂の中に留１っている場合
が多い。このような気泡を含んだ液状樹脂を用いて型採
りを行うと、液状樹脂と物体との界面に気泡が残留した
１１液状樹脂が硬化１）　、型採り面に多数の気泡痕が
残留１−で槃採り精度が低下する。

また、このように液状樹脂で物体表面の形状金型採りす
る場合には物体表面の凹＾が液状樹脂に正確に転写され
ることが必要であるが、物体表面の畷採り業火気中で行
うと第４図に示すように物体表面の凹部内の空気が上か
ら液状樹脂により四部の中に判入されて液状樹脂が凹部
に充分進入できず、従って正確な形状が液状樹脂に転写
されない。

〔株題金解決するたための手段〕

本発明に係る物体表面の型採り装置は上記課題の解決金
目的にしてレリ、外部へ抽気會行う手段金儲え開口部が
型採りを行う物体表面に５梼さメ１．て上記物体表面の
抽気金行うチャンバε、内部に液状樹脂変容れ上記チャ
ンバ内の物体表面−＼上記液状樹脂を供給する樹脂容器
ｈｔ備えた構成紮特徴としている。

また、本発明（Ｃ係る物体表面の囚採り装置は、上記樹
脂容器に内部の液状樹脂の抽気余行う手段を備えた構成
を特徴と１〜で（０る。

〔作用〕

即ち、本発明に係る物体表面の梨採り装置にか−では、
型採りを行う物体表面の抽気を行うチャンバとチャンバ
内の物体表面＆？１１．［状樹脂金供給すゐ樹脂容器と
が備えられて卦り、梨採りを行う物体表面をグヤンバで
覆った後にチャンバ内金抽気１−で真空にし、−真空中
で型採りを行うことにより物体表面の凹部の中に突気が
封入されることなく物体表面の型採りが行われる。

また、本発明に係る物体表面の型採り装置にしいては１
、型採り乞行う物体表面の抽気金行うチャンバとチャン
バ内の物体表面に予め脱ガス処理金施した液状明断を供
給する樹脂容器とが備えられて分り、液状樹脂金樹ｌ旨
容器の中に保持し、予め脱ガス処理を施１−で気泡の混
入１〜ていなり型採り用の液状樹脂を生成１−１この液
状樹脂４内いて型採り紮行うことにぶり、液状樹脂内に
微小な気泡が含まれるこεカニく物体表面の型採りが行
われる。

〔実施例〕

第１図は：本発明の一実施例に係る物体表面の型採り装
置の断面図である。図にかいて、本実施例に係る物体表
面の型採り装置は、型採りを行う物体５表面の凹部の中
に空気が封入されないように、図に示すよう型採りを行
う物体５表面をチャンバ６で覆った後、チャンバ６内を
真空ホ゛ンプ８により抽気して真空にし、真空中で型採
りを行うＬうになって−る。

本装置により物体５表面の型採り金行う場合には、型採
りを行う物体５表面にシー／Ｉ／　７・を介してチャン
バ６を押し付け、パルプ９を閉、パルプ１１會開りして
真空ポンプ８にＬリチャンバ６内ｆｆ：真空にした後パ
ルプＪ１を閉とする。それから、パルプ９金閾として樹
脂容器１０からチャンバ６内の物体５表面に液状樹脂４
を供給して型採りを行う。

このｌうに、を採り金行う物体５表面をチャンバ６で覆
った後にチャンバ６内を抽気して真空にし、真空中で型
採り金行うこεにより、物体５表面の微小な凹部の中に
空気が封じ込められることなく物体５表面の型採りが行
われるので、型採り精度が向上する。

第２図は本発明の他の実施例に係る物体表面の型採り装
置の要部断面図である。図に釦いて、本実施例に係る物
体表面の型採り装置は上記の実施例に釦ける物体表面の
型採り装置とほぼ同一の構造であるが、型採りを行う物
体表面に供給する型採り用の液状樹脂に微小な気泡が含
まれないように、図に示すように樹脂容器１０に直空ポ
ンプ１３が装着されており、溶融状態の液状樹脂４をら
の樹脂容器１０の中に入れ、樹脂容器１０内を真空ポン
プ１３にＬす抽気して真空にするこεによって液状樹脂
４内に金遣れている微小な気泡を追い出す脱ガス処理金
子め施し、内部に気泡金含筐ない液状樹脂４に、より物
体５表面の型採りを行うようになっている。なか、ピス
トン１８は樹脂容器１０内をシール７によう密封した″
１筐摺動することができる。筐た、１５はピストン１８
を係止するねじである。

本装置により物体表面の型採りを行う場合には、上記の
実施例と同様にチャンバ６に二よ・シ図示しない型採り
を行う物体表面を真空にするとともに、樹脂容器１０の
パルプ９を閉として樹脂容器１０の中に型採り用の液状
樹＠４を容れる。

なお、液状樹脂４とピストン１８との間には気相部が存
在している。この状態でパルプ１２を開として真空ポン
プ１３で抽気を行うと、気泡は圧力の低い気相部に向け
て移動し、液状樹脂４の脱ガス処理が行われる。この脱
ガス処理が終了したらパルプ１２を閉とし、ねじ１５を
回してピストン１８を下方に移動させ、パルプ９を開と
すれば、樹脂供給口１０ａから気泡を含筐ない液状樹脂
４がチャンバ６内の物体表面に供給され、型採すが行わ
れる。

このように、液状樹脂４を樹脂容器１ｏの中に保持し、
予め脱ガス処理を施して気泡の混入してｂない型採シ用
の液状樹脂４を生成し、この液状樹脂４ｔ−用いて型採
シを行うことにより、液状樹脂４内に微小な気泡が含１
れることなく物体表面の型採シが行われるので、型採り
！ｐＩ度が向上する。

〔発明の効果〕

本発明に係る物体表面の型採り装置は前記の通υ構成さ
れてかｂ１型採υを行う物体表面の凹部の中に空気が封
入されることなく、筐た型採す用の液状樹脂内に微小な
気泡が含１れることなく物体表面の型採りが行われるの
で、型採り精度が向−上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る物体表面の型採す装置
の断面図、第２図は本発明の他の実施例に係る物体表面
の型採り装置の要部断面図、第３図および第４図は従来
の物体表面の型採シ方法の説明図である。 ４・−液状樹脂、　　５・・・物体、　６−チャンバ、
７・・・シール、　　８．１３・−・真空ポンプ、９．
１１．１２・・・パルプ、　　１０・・・樹脂容器、１
５・・・ねじ、　　１８・・・ピストン。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）外部へ抽気を行う手段を備え開口部が型採りを行
   う物体表面に当接されて上記物体表面の抽気を行うチャ
   ンバと、内部に液状樹脂を容れ上記チャンバ内の物体表
   面へ上記液状樹脂を供給する樹脂容器とを備えたことを
   特徴とする物体表面の型採り装置。
2. （２）上記樹脂容器に内部の液状樹脂の抽気を行う手段
   を備えたことを特徴とする請求項（１）に記載の物体表
   面の型採り装置。