JPH0381361A - 着色指示性樹脂組成物 - Google Patents

着色指示性樹脂組成物

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JPH0381361A
JPH0381361A JP21704989A JP21704989A JPH0381361A JP H0381361 A JPH0381361 A JP H0381361A JP 21704989 A JP21704989 A JP 21704989A JP 21704989 A JP21704989 A JP 21704989A JP H0381361 A JPH0381361 A JP H0381361A
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JP
Japan
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catalyst
resin
resin composition
curing
cure
Prior art date
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Pending
Application number
JP21704989A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeji Sato
佐藤 茂次
Akiyoshi Uesugi
上杉 明美
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、繊維強化プラスチツク化粧板、パテなどの製
造に適した住宅、自動車、船舶、航空。
宇宙分野等の利用分野の広い着色指示性樹脂組成物に関
する。
(従来の技術) 不飽和ポリエステル樹脂(以下UPとする)を硬化させ
、三次元綱状構造にする方法として(1)過酸化触媒を
用いる。
(2)熱を加える。
(3)放射線、紫外線を照射する。
およびこれらの併用などがあるが過酸化触媒(以下触媒
とする)を用いる方法が最も容易であり一般的である。
(発明が解決しようとする課題) しかし、触媒を添加して樹脂を硬化させる場合触媒添加
後の攪拌が不十分であると、触媒が均一に分散しないた
め部分的硬化不良が発生し、そのためF、R,Pの場合
は脱型不良、成形品の強度低下、化粧板の場合には表面
の光沢不良、硬さ不足などの製品には致命的な欠陥、不
良が発生することがある。筐た1作業管理上の単純な手
違いにより、触媒の添加を忘れたり、!たは逆に二重に
添加する操作ミスが起とう目的とする製品が得られない
場合がある。
これらのミスを防止するため、従来は9次に示すような
対策が行われてきた。すなわち(1)着色した触媒を用
い、樹脂に触媒の色調を賦与する。
(2)樹脂に、ジフェニルアミン系化合物を添加してか
く(例えば、特公昭42−8788号公報)ことにより
、樹脂に触媒を添加した時樹脂の色調を大幅に変化させ
、触媒が添加されたこと訃よび均一に分散したことを確
認していた。
しかし、上記(1)の着色触媒を用いる場合は、触媒添
加量の変動により硬化樹脂の色調が異なるため一定の色
相の成形品が得にくいこと、(2)のジフェニルアミン
系化合物を添加する方法ではポリエステル樹脂の硬化を
阻害するため、 N、N−ジメチル−9−)ルイジン、
N、N−ジメチルアニリン等を併用しなければならなか
った。
本発明は、これらの欠点を解決するため鋭意検討の結果
、樹脂に触媒を添加した時、−時的に樹脂の色調を変化
させ樹脂の硬化が進むに従い着色した色調が消滅し、樹
脂の硬化がほとんど完了すると本来のUPの色調に戻る
着色指示性樹脂組成物を提供するものである。
(tlMを解決するための手段) 本発明は、UP、第四級アンモニウム塩および有機金属
塩を含有してなる着色指示性樹脂組成物に関する。
本発明になる着色指示性樹脂組成物は紫、青等に着色さ
れる。この紫色、青色に着色した樹脂組成物は、これを
硬化させる目的で触媒を添加すれば樹脂が緑色に変色し
て触媒の樹脂中への分散状態が肉眼で容易に確認でき、
また、樹脂の硬化が進むにしたがい、緑色が徐々に減色
するため樹脂の色調の度合によって硬化度合が容易に識
別可能である。さらに硬化がほとんど完了すると緑色は
消滅し、製品はUP樹脂本来の色調となる。
UPとは、酸およびアルコールを反応させてえられる不
飽和ポリエステルをスチレン等の架橋反応性モノマに溶
解したものであり、特に制限はない。その製造には1例
えば酸としてはマレイン酸。
無水マレイン酸、フマル酸、イタコン酸等の不飽和二塩
基酸および必要に応じてフタル酸、無水フタル酸、イソ
°フタル酸、テレフタル酸、こはく酸。
アジピン酸、セパチン酸等の飽和二塩基酸、安息香酸、
トリメリット酸等の二塩基酸以外の酸等が用いられる。
アルコールとしては、エチレングリコール、プロピレン
グリコール、ジエチレングリコール、ジエチレングリコ
ール、ネオペンチルグリコール。
水素添加ビスフェノール、1.6−ヘキサンジオール等
のグリコール、必要に応じてグリセリン、ペンタエリス
リトール等のグリコール以外のアルコールが用いられる
本発明で用いられる第四級アンモニウム塩としては、ラ
ウリルトリメチルアンモニウムクロライド、ステアリル
トリメチルアンモニウムクロライド、ジアルキルジメチ
ルアンモニウムクロライド。
アルキルベンジルジメチルアンモニウムクロライド、ア
ルキルピコリニウムクロライド等が用いられる。
有機金属塩としては、オクテン酸コバルト、ナフテン酸
コバルト、ナフテン酸銅、ナフテン酸カルシウム、ナフ
テン酸亜鉛、ナフテン酸鉄、オクテン酸カリウム等が用
いられる。
第四級アンモニウム塩の添加量は、UPに対して0.0
2〜0.3重量%が好筐しく、添加量を多くするほど樹
脂の青色色調および触媒添加後の緑色への変色度合は大
きい。
有機金属塩の添加量は、UPに対して10〜5001)
pmが好ましく、少ないと変色度合が小さく、多くする
ほど変色度合は大きい。
着色性指示性樹脂組成物の樹脂の硬化に用いられる触媒
としては、不飽和ポリエステルと架橋反応性モノマとの
ラジカル重合に用いることの出来るものならば用いられ
9例えばハイドロパーオキサイド、アシルパーオキサイ
ド、ケト/パーオキサイド等いずれの過酸化触媒でも使
用できる。
・本発明になる着色性指示性樹脂組成物は、硬化促進剤
、ガラス繊維等の補強材、炭酸カルミウム等の充填剤、
エロジール等の揺変則、ワックス等の表面乾燥性付与剤
等を含んでもよい。
(実施例) 本発明の実施例を次に示す。部とあるのは重量部である
実施例1 無水マレイン酸50モル%、 無水フタルH50モル%
、プロピレングリコール110モル%を不活性ガス気流
中で常法に従い150〜220℃で反応させ、得られた
不飽和ポリエステル60部をヒドロキノン0.04重量
%を含むスチレンモノマ40部に溶解し樹脂(I)を得
た。
樹脂(I)100部に6%オクテン酸コバルト0.5部
加えピンク色の樹脂組成物(A)を得た(比較例)。樹
脂(A)100.5部にフェノチアジン1%を溶解した
エチルアルコール溶液を1.0部加えピンク色の樹脂組
成物(B)を得た(比較例)。同様に樹脂(A)100
.5部にアルキルベンジルジメチルアンモニウムクロラ
イド(カチナールCB−50、東邦化学工業■製、50
重量%のヘキシレングリコール溶液)0.1部と1%ナ
フテン酸鋼を0.02部を加え青色の樹脂組成物(C)
を得た。
樹脂組成物(A)、  (B)、  (C)各々につい
て次に示す試験を行った。
(1)貯蔵安定性 樹脂組成物309を複数の外径18am試験管中に封管
後オイルバスで100℃に加熱し30分毎に試験管をと
り出して転倒して樹脂組成物の底面に付着したゲル化物
の有無を肉眼で調べ試験開始から、ゲル化物が発生する
1での時間を貯蔵安定性とした。
(1)色調 樹脂組成物100部にメチルケトンパーオキサイド(日
本油脂社製、パーメックN)1.0部を添加後常温攪拌
し、その時の樹脂の色調変化を肉眼で判定した。
その結果1表1に示す様に、樹脂組成物(A)には変色
が認められず、フェノチアジンを添加した樹脂組成物(
B)は変色は認められたが貯蔵安定性が悪いのに反し、
アルキルベンジルアンモニウムクロライドを添加した樹
脂組成物(C)Fi、貯蔵安定性もすぐれ、且つ、触媒
を添加した時の樹脂の変色は著しく、触媒の分散状態が
肉眼で容易に確認できた。
、−、ハ・:〜 ゛Lビニ 実施例2 実施例1に示した樹脂組成物(A) :Thよび(C)
100部に各々ヒドロキノン0.01部、 N、N−ジ
メチルアニリン0.02部を加え樹脂組成物(A−1)
および(C−1)を得た。
樹脂組成物(A−1)訃よび(C−1)100部に、各
々実施例1に示したパーメックNを1.0部加え、 4
50 g/m’チョツプドストランドマット(富士ファ
イバーグラス社製、FEM450)3層に樹脂組成物の
含有量が70重量%になるように含浸漬層し、その時の
色調変化を調べた。その結果9表2に示すように樹脂(
C−1)は、触媒添加前後の色調変化が著しく、且つ、
硬化がほとんど終了した時、樹脂本来の色調を呈した。
表 2 (発明の効果) 本発明になる着色指示性樹脂組成物によって(11触媒
添加の有無、触媒の分散状態が肉眼で容易に確認できる
ため、触媒の添加を忘れたり、二重添加する様な単純な
操作ミスが防止でき、製品の不良率が著しく減少する。
(2)樹脂の硬化と共に、緑色が減少するため、肉眼で
樹脂の大体の硬化度合が確認でき、硬化不良。
硬化不足等が容易に発見でき作業が単純化される等の効
果が奏される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、不飽和ポリエステル樹脂、第四級アンモニウム塩お
    よび有機金属塩を含有してなる着色指示性樹脂組成物。
JP21704989A 1989-08-23 1989-08-23 着色指示性樹脂組成物 Pending JPH0381361A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21704989A JPH0381361A (ja) 1989-08-23 1989-08-23 着色指示性樹脂組成物

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JP21704989A JPH0381361A (ja) 1989-08-23 1989-08-23 着色指示性樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0381361A true JPH0381361A (ja) 1991-04-05

Family

ID=16698030

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21704989A Pending JPH0381361A (ja) 1989-08-23 1989-08-23 着色指示性樹脂組成物

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JP (1) JPH0381361A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998034980A1 (en) * 1997-02-07 1998-08-13 Lord Corporation Color changing two-part system and method of determining the curing of an adhesive

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998034980A1 (en) * 1997-02-07 1998-08-13 Lord Corporation Color changing two-part system and method of determining the curing of an adhesive

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