JPH0379914A - 自動火力調整装置 - Google Patents

自動火力調整装置

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JPH0379914A
JPH0379914A JP21541989A JP21541989A JPH0379914A JP H0379914 A JPH0379914 A JP H0379914A JP 21541989 A JP21541989 A JP 21541989A JP 21541989 A JP21541989 A JP 21541989A JP H0379914 A JPH0379914 A JP H0379914A
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JP
Japan
Prior art keywords
gas
valve
solenoid valve
burner
expansion chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP21541989A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanaga Nishiura
西浦 正長
Toshimasa Mimura
三村 俊正
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Harman Co Ltd
Original Assignee
Harman Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0379914A publication Critical patent/JPH0379914A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明はバーナー部の温度を検出する温度センサーと、
この温度センサーの出力に応じてバーナー部に供給する
ガスの流量を変化させる電磁弁とを備えた自動火力調整
装置、殊に電磁弁がガスコックに組み込まれている自動
火力調整装置に関する。
【従来の技術】
近年、温度自動調節機能付きコンロとして、バーナー部
の温度を検出する温度センサーと、この温度センサーの
出力に応じてバーナー部に供給するガスの流量を変化さ
せる電磁弁とからなる自動火力調節装置が組み込まれた
ものが提供されている。 これは温度センサーによってバーナー部で加熱される鍋
の温度を検出し、第4図に示すように、鍋の温度Tが設
定値T0より高くなれば電磁弁を作動させてガス流量Q
を絞り、鍋の温度Tが設定値T0より低くなれば、電磁
弁を復帰させてガス流量Qを増大させることで、鍋の温
度Tを一定に保つことができるようにしたものである。
【発明が解決しようとする課題】
ところがガスの流量を電磁弁によって切り換えるもので
は、次のような問題を有している。すなわち、ガス流量
をたとえば2600 kcal/mと300 kcal
/mとの間で切り換えるにあたり、電磁弁の作動によっ
て、ガス流量は第4図に実線で示すように急速に切り換
わるのに対して、ガスの流れによって吸引されてガスと
混合される一次空気は、わずかとはいえ慣性を有してい
るために流量変化がガスより遅れるものであり、従って
電磁弁がガス流量を急激に絞った瞬間、−次空気が過剰
となる事態を生じて失火してしまうことがある。逆にガ
ス流量が急激に増大した時には、−次空気が一時的に不
足し、不完全燃焼で炎が黄色になったり、ひどい時には
鍋底に煤を付着させてしまう。 もちろん、モータによって開閉されるバルブのように、
ガス流量を緩やかに変化させることができるものを使用
すれば、上記問題はなくなるが、モータの位置出し制御
にコストがかがるし、モータも高くつく。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところは電磁弁でガスの流量切換を行うもの
において、ガス流量変化と一次空気の流量変化との間に
ずれを生じることがなく、常に良好な燃焼状態を保つこ
とができる自動火力調整装置を提供するにある。
【課題を解決するための手段】
しかして本発明は、バーナー部の温度を検出する温度セ
ンサーと、この温度センサーの出力に応じてバーナー部
に供給するガスの流量を変化させる電磁弁とを備えたも
のにおいて、電磁弁の次段に配される膨張室と、オリフ
ィスを備えて上記電磁弁をバイパスするバイパス流路と
が設けられているとともに、上記膨張室はその容積を小
さくする方向にばね付勢されたダイヤフラムを備えてい
ることに特徴を有している。 [作用コ 本発明によれば、電磁弁の急速遮断動作時には、膨張室
内のガスが送り出されることでガス量の変化が緩やかに
なり、電磁弁の急速開放時には、膨張室へのガスの充填
のためにガス量の変化が緩やかになるために、いずれの
場合にも、ガス量の変化に一次空気量の変化が確実に追
随するものとなる。 [実施例] 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、第1
図温度自動調節機能付きコンロにおけるガスコックを、
第2図はバーナー部7を示しており、上記ガスコックは
、操作部lと、ガスの流れの開閉を行う主弁2と、ガス
の手動による流ffi調整を行う副弁3と、流量調整部
4等がら構成されたものとなっている。 ます主弁2と副弁3とについて説明すると、主弁2は器
体20と、器体2o内に挿通された軸21と、ソレノイ
ド22、そして二つの弁体23゜24から構成されたも
のとなっている。一端を器体20の外面に突出させてい
る上記軸21はその軸方向摺動が自在とされたもので、
弁体23が固着されており、またばね27によって、器
体2゜外部に一端を突出させるとともに、弁体23を器
体20内面に形成された弁座25に接触させる方向に付
勢されている。他方の弁体24はソレノイド22におけ
る1ランジヤーに取り付けられたもので、ばね28によ
って弁座26と接触する方向に付勢されている。ここに
おけるソレノイド22は、第2図に示すバーナー部7に
おける炎の熱を受ける位置に配された熱電対73が接続
されるものである1図中29はガス流入口である。 主弁2を通過したガスが向がう副弁3は、器体20上に
重ねられた器体3oと、器体3o内に軸方向摺動が自在
となるように押通された弁体31とからなるもので、弁
体31の軸方向位置に応じて通過するガス流量を制御す
る。 上記弁体31は、器体30がら突設された筒部32に形
成されている渭33と、筒部32外周に回転自在に配さ
れたギア34の内面に設けられている螺旋溝35とに両
端を係合させるピン36が挿通されたものであり、ギア
34の回転によって軸方向に移動する0図中38はギア
34を軸方向に付勢するばねである。 次に操作部1について説明する。この操作部1は、ハン
ドル10と、ハンドル1o内に配される円筒体11と、
円筒体11に一端が固着された可動プレート12とから
構成されて、フレーム6に取り付けられている。上記可
動プレート12はフレーム6の底板上にガイドブロック
60のガイドを受けた状態で摺動自在に配設されている
とともに、ガイドブロック60と円筒体11との間に配
されたばね19によって一方向に付勢されたもので、ハ
ンドル10は上記円筒体11に対して所要の角度の範囲
で遊転自在とされている。そして、このハンドル10に
は上記副弁3におけるギア34とかみ合う歯13が半周
弱にわたって形成されている。 操作部1のハンドル10の軸方向の動きは、連動板5を
介して前記主弁2に伝達される。ハンドル10と主弁2
の軸21の一端との間に配されて、円筒体11に設けら
れた押圧部16で押圧されるようになっている上記連動
板5は、軸50によってフレーム6に回動自在に取り付
けられており、バーナー部7に配された点火プラグ72
を作動させるためのスイッチ用駆動部や保合片52を一
体に備えている。 上記フレーム6の底板下面には、カムプレート68が取
り付けられている。このカムプレート68は、軸66に
よってフレーム6の底板下面に添った回転が自在で且つ
底板下面から離れる方向の小角度内の揺動が自在とされ
ているとともに、軸66にコイル部を装着したねじりコ
イルばね69によって回転付勢されたたちので、前記操
作部1の可動プレート12に設けられた係合ビン18と
係合する。 流量調整部4は、副弁3の器体30上に重ねられた器体
40内に、主流路40aとバイパス流路40bとを形成
するとともに、主流路40a中に電磁弁41と膨張室4
6を、バイパス流路40b中にオリフィス49を設けた
ものとして構成されている。 電磁弁41はプランジャー42の一端の弁体44がばね
43による付勢で弁座45に接することによって主流路
40aを閉じ、励磁されることでばね43に抗してプラ
ンジャー42を吸引した時に主流路40aを開くもので
あり、自動温度調節機能が有効とされている時には、バ
ーナー部7のバーナーヘッド70の中央に配された温度
センサー74の出力に応じた動作制御がなされるように
なっている。 膨張室46は、第2図に示すノズル71が接続される接
続口82と上記電磁弁41との間に配されたもので、−
面がばね81によって付勢されたダイヤフラム47で形
成されており、中央部には主流路40a内に入ることで
主流路40aをほぼ閉じてしまう弁部48を備えている
。 そして、オリフィス49を備えたバイパス流路40bは
、電磁弁41と膨張室46とをバイパスするものとして
形成されている。 しかして、このガスコックにおいては、主弁2を閉じて
いる時、つまり弁体23が弁座25に接している時には
、操作部1が押し込まれた。状態にあり、この状態が可
動プレート12の保合ビン18とカムプレート68との
係合によって保持されている。主弁2の開操作は、上記
の状態からダイアル10を更に押し込むことによってな
される。 すなわち、上記状態からダイアル10をばね19に抗し
て更に押し込めば、円筒体11から突設されている突部
16が連動板5を介して主弁2の軸21を押し込むもの
であり、この軸21の軸方向移動によって、弁体23が
弁座25から離れるとともに、軸21によって押される
弁体24も弁座26から離れ、この結果、ガスは主弁2
を通って副弁3で流量制御がなされた後、電磁弁41が
開いた状態にある流m調節部4を経て接続口82からバ
ーナー部7に向かう。 また、突部16によって押されて回動した連動板5は、
点火装置を作動させて点火プラグ72による点火を行わ
せる。そして、点火がなされた時には、熱電対73の出
力によって、主弁1におけるソレノイド22が作動して
、弁体24を吸引し、弁座26から弁体24を引き離し
た状態が保持される。一方、ダイアル10の上記押し込
み操作に続く押し込み操作の解除に伴い、可動プレート
12に設けられた係合ビン18がカムプレート68から
外れるために、ダイアル10はばね19による付勢で前
方に大きく突出する。しかし、軸21に設けられた弁体
23は、軸21を付勢しているばね27のために、弁座
25側に移動するものの、この時点では連動板5の係合
片52がロックプレート(図示せず)と係合することに
よって、弁座25に接するまでにその移動が阻止される
ことから、主弁2は開かれたままの状態となる。第1図
はこの状態を示している。 このように点火されている状態でダイアル10を回転さ
せたならば、このダイアル10の歯13とかみ合うギア
34が、前述のように副弁3の弁体31を軸方向に移動
させるために、副弁3によるガス流量の調整がなされる
。尚、この流量調整にあたり、操作部1の円筒体11に
設けた第1図に示すクリック部材17がダイアル10の
回転範囲中の複数箇所においてクリック感を与える。 消火を行うにはダイアル10を押し込めばよい。 この押し込み操作に伴い、可動プレート12の係合ピン
18はカムプレート68の傾斜した端縁を押圧してカム
プレート68をいったん回転させることで、カムプレー
ト68と再保合する。また係合ビン18によって押され
て回動したカムプレート68は、連動板5を前記ロック
板との係合から解放するために、連動板5がフリーとな
り、これに伴って主弁2の軸21が復帰して弁体23が
弁座25に接し、ガスの流れを止める。弁体24も熱電
対からの出力がなくなった時点でソレノイド22からの
力を受けなくなるために、ばね28による付勢で弁座2
6に接する。 さて、流量調整部4であるが、これは火力の自動調整機
能が有効とされている時、次にように動作する。すなわ
ち、この場合は副弁3を全開状態とするとともに、所要
の温度を設定するものであり、この状態でバーナー部7
にガスを供給するとともに点火燃焼させると、バーナー
部7に配された温度センサー74によって検出される鍋
の温度は、当初、低いために、電磁弁41が開かれた状
態にあり、従ってガスは主として流量調整部4における
主流路40aを通じてバーナー部7に供給される。また
、流量調整部4における膨張室46は、主流路40aを
流れるガスの圧力でダイヤフラム47がばね81に抗し
て後退していることから、容積が大きくなった状態にあ
る。 そして、鍋の温度Tが設定温度T0に達したならば、こ
れを検出した温度センサー74の出力によって電磁弁4
1による主流路40aの遮断が急速になされ、この後は
、第3図に示すようにオリフィス49を備えたバイパス
流路40bを通じて少量のガスのみがバーナー部7に供
給される。 ここにおいて、主流路40aの遮断がなされた直後に、
ばね19による付勢を受けたダイヤフラム47が、膨張
室46内にあるガスをバーナー部7へと送り出すもので
あり、このために、主流路40aの遮断は急速になされ
るものの、バーナー部7に送り出されるガスの量の変化
は、第4図に鎖線で示すように、緩やかになされる。従
って、ガス量の変化に対して一次空気の量の変化が確実
に追従するものであり、追従遅れによって生じる一次空
気の過剰状態が生じることがなく、失火を招いたりする
ことがないものである。 そして、鍋の温度Tが設定温度T0より下がったならば
、電磁弁41が開き、主流路40aを通じたガスの供給
が再開されるのであるが、この電磁弁41が開いた直後
のガスは、主流′I440aとこの主流路40aに嵌ま
り込んでいる弁部48との間の隙間を通じて膨張室46
に入り、そして膨張室46に配されたダイヤフラム47
をばね81に抗して後退させて膨張室46の容積を大き
くする。このために、第4図に鎖線で示すように、電磁
弁41が開かれてもバーナー部7に供給されるガス量が
急激に増大することはなく、−次空気はガス量の変化に
確実に追従してその量が増える。 このように、鍋の温度Tが設定温度T0近辺となるよう
に、ガス流量が自動調整されるとともに、この調整のた
めの電磁弁41の開閉に際し、ガス流量変化が緩やかに
なされるために、−次空気量との間のバランスがくずれ
て異常燃焼や失火を招いたりすることがないものである
【発明の効果】
以上のように本発明においては、電磁弁の急速遮断動作
時には、膨張室内のガスが送り出されることでガス量の
変化が緩やかになり、電磁弁の急速開放時には、膨張室
へのガスの充填のためにガス量の変化が緩やかになるた
めに、いずれの場合にも、ガス量の変化に一次空気量の
変化が確実に追随するものであり、従って一時的な一時
空気の不足状態や過剰状態を招くことがなく、ガスと一
次空気とのバランスが常に良好な状態に保たれて異常燃
焼状態や失火を招くことがないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例のガスコック部の断面図、第2
図は同上のバーナー部の断面図、第3図は同上のガスコ
ック部の断面図、第4図は同上の動作説明図であって、
4は流量調整部、7はバーナー部、40aは主流路、4
0bはバイパス流路、41は電磁弁、46は膨張室、4
7はダイヤフラム、49はオリフィス、74は温度セン
サーを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)バーナー部の温度を検出する温度センサーと、こ
    の温度センサーの出力に応じてバーナー部に供給するガ
    スの流量を変化させる電磁弁とを備えたものにおいて、
    電磁弁の次段に配される膨張室と、オリフィスを備えて
    上記電磁弁をバイパスするバイパス流路とが設けられて
    いるとともに、上記膨張室はその容積を小さくする方向
    にばね付勢されたダイヤフラムを備えていることを特徴
    とする自動火力調整装置。
JP21541989A 1989-08-22 1989-08-22 自動火力調整装置 Pending JPH0379914A (ja)

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JP21541989A JPH0379914A (ja) 1989-08-22 1989-08-22 自動火力調整装置

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JP21541989A JPH0379914A (ja) 1989-08-22 1989-08-22 自動火力調整装置

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JPH0379914A true JPH0379914A (ja) 1991-04-04

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JP21541989A Pending JPH0379914A (ja) 1989-08-22 1989-08-22 自動火力調整装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008018368A1 (fr) 2006-08-10 2008-02-14 Champion Trade Co., Ltd. Ruban de fixation d'une bague pour oiseau et structure de bague pour oiseau
JP2019184177A (ja) * 2018-04-12 2019-10-24 リンナイ株式会社 加熱調理器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008018368A1 (fr) 2006-08-10 2008-02-14 Champion Trade Co., Ltd. Ruban de fixation d'une bague pour oiseau et structure de bague pour oiseau
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