JPH0379672A - アゾメチン又はインドアニリン系色素の製造方法 - Google Patents

アゾメチン又はインドアニリン系色素の製造方法

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JPH0379672A
JPH0379672A JP1216459A JP21645989A JPH0379672A JP H0379672 A JPH0379672 A JP H0379672A JP 1216459 A JP1216459 A JP 1216459A JP 21645989 A JP21645989 A JP 21645989A JP H0379672 A JPH0379672 A JP H0379672A
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JP
Japan
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methylene chloride
compound
solvent
water
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Application number
JP1216459A
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English (en)
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Mitsugi Tanaka
貢 田中
Takashi Mikoshiba
尚 御子柴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/571,068 priority patent/US5122611A/en
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B55/00Azomethine dyes
    • C09B55/009Azomethine dyes, the C-atom of the group -C=N- being part of a ring (Image)
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B53/00Quinone imides
    • C09B53/02Indamines; Indophenols

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は写真感光材料または熱転写材料に有用な化合物
であるアゾメチン系又はインドアニリン系色素の製造法
に関するものである。
(従来の技術) アゾメチン系又はインドアニリン系色素の合成には活性
メチレン又は活性メチンを有する化合物とp−フエニレ
ンジアミン類とを塩基と酸化剤の共存下で酸化縮合させ
る方法が最も広く利用されている。この場合、−層系で
反応を行なう方法では、生成した色素が酸化剤および塩
基と共存する状態にあるため、生成した色素が分解され
て望1しくない副生物を生じたり、水に不溶性の色素を
合成する場合多量の溶媒が必要となるなどの不都合が生
じる。
これを回避するため特開昭jP−/r2rJ9号、特開
平/−110911号等には酢酸エチル−水の二層系で
反応を行う方法が提案されている。
この方法によれば生成した色素が酢酸エチルにより抽出
され、水層にある酸化剤および塩基と分離されるため生
成した色素が分解することが少なくiる。また溶媒量も
一層系に較べると減少させることができる。しかしなが
ら、特に熱転写用に用いられるアゾメチン又はインドア
ニリン系色素は酢酸エチルに対する溶解性が充分で々い
ため、層系よりは少ないがそれでもなか多量の酢酸エチ
ルを用いなければならず生産性が非常に低くなって製造
コストを大巾に引き上げていた。
筐た酢酸エチル量を減少させると、副生物が多くなって
収率が低下したり、反応中又は分液中に色素の結晶が析
出して、後の操作が煩雑にiつたりて製造上大きな問題
になっていた。
筐た別の二層系として、クロロホルム−水系が特開昭7
3−24ψ7!3号、同ぶダーziタタ1号に記載され
ている。クロロホルムのアゾメチン又はインドアニリン
系色素に対する溶解性は酢酸エチルようも極めて高いた
め、酢酸エチル−水系の持つ不都合は解消された。しか
しながらクロロホルムの持つ高い毒性、および後述する
如く収率にも問題があり、これらの欠陥の危い製造法が
待望されていた。
(発明が解決すべき課題) 本発明は上記の欠陥を克服したアゾメチン又はインドア
ニリン系色素の新規な製造法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の目的は、活性メチレン又は活性メチンを有する
化合物(但しスルホン酸基又はカルボン酸基を持たない
ものと−する)とp−フエニレンジアミン類(但しスル
ホン酸基又はカルボン酸基を持たないものとする)とを
メチレンクロリドの存在下、塩基性で酸化縮合させる事
を特徴とするアゾメチン又はインドアニリン系色素の製
造方法によって達成された。
本発明では酢酸エチル又はクロロホルムの代りにメチレ
ンクロリドを用いる点が特徴である。
すなわち酢酸エチルと較べてメチレンクロリドはアゾメ
チン又はインドアニリン系色素に対する溶解度がきわめ
て高いため溶媒貴を大巾に減らすことができ製造上の利
点が大きかった。またクロロホルムと較べてメチレンク
ロリドは、はるかに低毒性のため製造上の取り扱いが容
易である。しかもメチレンクロリド−水の二層系の反応
収率はクロロホルム−水に較べて高かった。特に攪拌ス
ピードが遅いときその差は大きかった。(メチレンクロ
リドの比重(/、jj)はクロロホルムの比重(1,2
0)ようかなり小さい。水との二層系で反応は界面で進
行すると考えられるので、比重の大きいクロロホルムの
方が反応が進行しにくいためと推定している)。工業的
規模の製造時には攪拌スピードをそれ根土げられないた
め、この利点は大きい。
本発明で使用される1)−フエニレンジアミン類には、
スルホン酸基又はカルボン酸基を有さないという以外に
格別の制限はないが、下記の一般式(1)で表わされる
p−フエニレンジアミン類が好喧しく用いられる。
一般式(1) 式中、R1−R4は水素原子、ハロゲン原子、アルキル
基、アルコキシ基、了り−ル基、アリールオキシ基、シ
アノ基、アシルアミノ基、スルホニルアミノ基、ウレイ
ド基、アルコキシカルボニルアミノ基、アルキルチオ基
、アリールチオ基、アルコキシカルボニル基、カルバモ
イル基、スルファモイル基、スルホニル基、アシル基を
表わし、R5はアルキル基又はアリール基を表わし、R
6は水素原子又はR5を表わす。R5とR6Fi互いに
結合して環を形成してもよく、筐たR2とR5又は/シ
よびR3とR6が結合して環を形成してもよい。なか上
記のR1−R6の各基は置換されているものを含む。
一般式(1)で表わされる化合物のうち好ましいものを
以下に述べる。
R1は水素原子、C1〜C4のアルキル基、ハロゲン原
子(特にフッ素原子、塩素原子)、炭素数l〜ψのアル
コキシ基、炭素数コ〜!のアシルアミノ基、炭素数7−
←のスルホニル基、炭素数λ〜!のアルコキシカルボニ
ルアミノ基が好ましい。
R−Rは水素原子が好ましい。
R5、R6の中で好筐しいものはR5、R6が共にCl
−C、の非置換アルキル基、又はR5が置換基(シアノ
基、アルコキシ基、アシルアミノ基、ハロゲン原子、ア
ルコキシカルボニル基、アルコキシ力ルポニルオキシ基
、アルコキシカルボニルアミノ基、アミノカルボニルア
ミノ基、カルバモイル基、アシルオキシ基、アシル基、
又は水酸基)を含む02〜CIGのアルキル基でありか
つR6がc1〜C6の非置換アルキル基である。
以下に一般式(I)で表わされる化合物の具体例を示す
眞1−2ダ Al−2! 本発明に用いる活性メチレン又は活性メチンを有する化
合物はスルホン酸基又はカルボン酸基を合資ないもので
あって、p−フ二二しンジア□ン類と塩基性で酸化縮合
してアゾメチン又はインドアニリン系色素を形成するも
のであればいずれでもよい。例えば米国特許第3.り3
3.jOI号、同第ψ、Oコλ、620号、同第ダ、3
コt、。
、2μ号、同第1.グ0/、7に2号、同第ψ、2at
、tti号、特公昭!r−107!P号、英国特許第1
,442t 、o−Lo号、同第1,4c74゜740
号、米国特許第j 、973 、Puff号、同第$、
j/4C,Oコ3号、同第#、j//、j!2号、欧州
特許第2←り、1A7jA号、米国特許第4A、3io
、tiり号、同第ダ、Jに/、Iり7号、欧州特許第7
3,434号、米国特許第3゜Qぶ1.432号、同第
3.72!−,067号、リサーチ・ディスクロージャ
ー&コφ220(/yru年ぶ月)、特開昭4O−4j
1!2号、リサーチ・ディスクロージャー/L2μ23
0(/Yre年6月)、特開昭40−17366?号、
同2/−72231号、同40−33−730号、同!
t−/1ros4L号、同60−/111j/号、米国
特許第ψ、j00,630号、同第g、rφ0.6!ダ
号、同第φ、zzt、tso号、国際公開WOrr10
4A79!号、米国峙許第a、。
!2.コ/2号、同第ψ、/gA、3F4号、同第1t
 、221.2Jj号、同第# 、J5’4.200号
、同第2,362.タコタ号、同第2.110i、i’
yi号、同第2,772,162号、同第2、r?j、
r2を号、同第3.772,002号、同第3,7j1
!、301号、同第44.Jj!。
0//号、同第φ、327./73号、西独特許公開第
J、!、2り、722号、欧州特許第1λl。
j 4 jk号、同第コψり、1AjJA号、米国特許
第j 、4441 、j、2.2号、同第44,333
.PPり号、同第ψ、77j、6/6号、同第φ、4(
j/、312号、同第ぴ、lコア 、7号7号、同第ψ
、tyo、rrデ号、同第φ9.2jφ、J/J号、同
第φ、λPA、/P5’号、特開昭6/−φ26タを号
等に記載の化合物が好ましい。
特に好ましいものは以下の一般式(U)〜(■)である
。中でも特に好ましいものは一般式(V)−a、(Vl
)又は(■)のものである。
一般式(II) R7はアルキル基(好1しくはC1〜CIO)又は置換
してもよl/1フエニル基(置換基としてはアルキル基
、アルコキシ基が好ましい)を表わし、R8はアリール
基(好!しくは置換してもよいフェニル基。置換基とし
ては、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、アシ
ル基、スルホニルアミノ基、スルファモイル基、カルバ
モイル基、アルコキシカルボニル基が好ましい)を表わ
し、Xlは水素原子又は脱離基(酸化縮金時に脱離する
ものならいずれでもよい。好ましいものはハロゲン原子
、活性位と窒素原子、酸素原子又はイオウ原子を介して
結合している基である。)を表わす。
以下に具体例を示す。
一般式(1) B9はアルキル基(好ましくはC1〜Cl0)、アリー
ル基(好筐しくは置換してもよいフェニル基)又はヘテ
リル基(好ましくは含酸素、含硫黄又は含窒素!員又は
6員環)を表わし、X2は水素原子又は脱離基を表わす
以下に具体例を示す。
一般式(F/) 1l BIOはアルキル基(好ましくはC1〜C1゜)、アリ
ール基(好1しくはフェニル基)、アミン基。
アルキルアミノ基(好渣しくばC1〜Cl0)%アリー
ルアミノ基(好筐しくは置換してもよいアニリノ基。置
換基としてはハロゲン原子、アルコキシ基、アルキル基
、アシル基、スルホニルアミノ基、スルファモイル基、
カルバモイル基、アルコキシカルボニル基が好筐しい)
、アシルアミノ基(好1しくはC2〜C15)、カルバ
モイル基(好筐しくばC2〜C15)又はアルコキシカ
ルボニル基(好ましくはC2〜C15)を表わし、Bi
tはアルキル基(好曾しくはC1〜Cxo)又はアリー
ル基(好1しくは置換してもよいフェニル基、置換基と
してはハロゲン原子、アルコキシ基、アルキル基が好ま
しい)を表わし、X3は水素原子又は脱離基を表わす。
以下に具体例を示す。
−数式(V) R12は水素原子、ノ・ロゲン原子、アルキル基(好壕
しくはC1−Cl0)、アルコキシ基(好ましくはCI
−Cxo)、アリール基(好ましくはフェニル基)、シ
アノ基、アシルアミノ基(好1しくはC2〜C15)、
スルホニルアミノ基(好ましくは02〜C15)、ウレ
イド基(好1しくはC2〜C15)、アルコキシカルボ
ニルアミノ基(好ましくは02〜C15)、アルキルチ
オ基(好ましくはC1〜CIO)、アリールチオ基(好
ましくはフェニルチオ基)、アルコキシカルボニル基(
好筐しくはC2〜C15)、カルバモイル基(好筐しく
はC2〜C15)、スルファモイル基(好ましくは01
〜C15)、スルホニル基(好オしくばC1〜C15)
、アシル基(好壕しくばC2〜C15)又はア□ノ基を
表わし、X4は水素原子又は脱離基を表わす。X1Y釦
よひZは 13 C−又は窒素原子を表わす(R13は水素原子、ルキル
基、アリール基、アルコキシ基、アリ−オキシ基、アミ
ノ基、シアノ基、スルホニル基、スルファモイル基、ア
シル基、カルバモイル基、アルコキシカルボニル基、ア
シルアミノ基を表わす)。
以下に具体例を示す。
−紋穴(M) Qは!員環以上の炭素環又は少くとも1個の窒素原子を
含む!員環以上のへテロ環を形成するに必要な原子団を
表わす。Qで表わされる原子団で炭素原子で構成される
ものについては、−紋穴(Vl )−Aで表わされる6
員環を形成するものが好筐しい。(Vl )−A式中、
R25〜R28で表わ(VI)−A されるものは−紋穴(I)のR1−R4と同意であるが
特に好ましhものは水素原子である。またQで表わされ
る原子団で少くとも7個の窒素原子を含むものについて
は構造式(M)−B又は−紋穴CVI)−〇で表わされ
るものが好筐しい。
式(M)−C中Q1はコ価のアミノ基、エーテル結合、
チオエーテル結合、アルキレン基、エチレン結合、イミ
ノ結合、スルホニル基、カルボニル基、アリーレン基、
コ価のへテロ環基又はこれらのコ以上を組み合せた基を
表わす。これらの中で好ましいものは、 で表わされるものであり、R29〜B36は水素原子ま
たは該炭素原子あるいは窒素原子に置換可能な基(具体
的には炭素数/−4のアルキル基、炭素数4−10のア
リール基、ハロゲン原子)である。
B24は一般式(1)のR1−R4と同意である。
R24の中で好筐しいものはQが式(M)−A又は(M
)−Bで表わされるもののときは炭素数λ〜tのカルバ
モイル基(例えばメチルカルバモイル。
エチルカルバモイル、ブチルカルバモイル、イソプロピ
ルカルバモイル、t−−ブチルカルバモイル。
シクロヘンチルカルバモイル、シクロヘキシルカルバモ
イル、メトキシエチルカルバモイル、クロロエチルカル
バモイル、シアノエチルカルバモイル、ベンジルカルバ
モイル、フルフリルカルバモイル、テトラヒドロフルフ
リルカルバモイル、フェノキシメチルカルバモイル、ア
リルカルバモイル、フェニルカルバモイル、コーヒリジ
ルカルバモイル)であう、Qが式(Vl)−〇で表わさ
れるもののときは、炭素数/〜10の7シルアミノ基(
例えばアセチルアミノ、プロピオニルアミノ、イソブチ
ロイルアミノ、ヘキサハイドロベンゾイルアミノ、ピバ
ロイルアミノ、トリフルオロアセチルアミノ、ヘプタフ
ルオロブチロイルアミノ。
クロロプロピオニルアミノ、シアノアセチルアミノ、フ
ェノキシアセチルアミノ、アクリロイルアミノ、ベンゾ
イルアミノ、p−トリフルオロメチルベンゾイルアミノ
、ピコリノイルアミノ、ニコチノイルアミノ、テノイル
アミノ、フロイルアミノ)である。
X9は水素原子又は脱離基を表わす。
以下に一般式(M)で表わされる化合物の具体例を示す
−紋穴(■) R37〜140は一般式(I)の81〜R4と同意であ
る。
B37の中で好ましいものは炭素数/〜IOのアシルア
ミ7基(例えばアセチルアミノ、プロピオニルアミノ、
インブチロイルアミノ、ヘキサハイドロベンゾイルアミ
ノ、ピバロイルアミノ、トリフルオロアセチルアミノ、
ヘプタフルオロブチロイルアミノ、クロロプロピオニル
アミノ、シアノアセチルアミノ、フェノキシアセチルア
ミノ、アクリロイルアミノ、ベンゾイルアミノ、p−ト
リフルオロメチルベンゾイルアミノ、ピコリノイルアミ
ノ、ニコチノイルアミノ、イソニコチノイルアミノ、テ
ノイルアミノ、フロイルアミノ)である。
138の中で好筐しいものは水素原子である。
B39の中で好噴しいものは炭素数2〜.rのアシルア
ミノ基、炭素数/〜亭のアルキル基であり。
B2Oの中で好オしいものは水素原子、ハロゲン原子で
ある。
XIOは脱離基を表わす。
以下に一般式(■)で表わされる化合物の具体例を示す
七 セ タ 七 セ 七 〉 Σ 七 ヲ 本発明に使用する酸化剤はp−7二二レンジアミン類を
酸化するものであれば何でもよい(例えば過硫酸塩、フ
ェリシアン酸塩、次亜塩素酸塩、硝酸銀)が過硫酸アン
モンが特に好筐しい。
塩基の種類としては、特に限定されるものではないが、
炭酸アルカリが好筐しい。
溶媒として、メチレンクロリド−水の二層系が用いられ
るが、それぞれと相溶性を有する溶媒(例えば、アルコ
ール類、アミド類)特にインプロパツール又はエタノー
ルを加えることが更に好ましい結果をもたらす。
塘た水と相溶しない溶媒(例えば酢酸エチル)をメチレ
ンクロリドと混合して用いてもよい。
反応に用いられる各成分の割合は特に限定されるもので
はないが、活性メチレン又は活性メチン化合物l(モル
)に対し、−紋穴(1)のp−フエニレンジアミン類/
〜2(モル)、酸化剤/〜グ(モル)、塩基3〜io(
モル)の割合が好筐しい。溶媒の割合も特に限定される
ものではないが、活性メチレン又は活性メチン化合物/
(g)に対しメチレンクロリド!〜j(>(ml)、水
!〜JOm11.  イソプロパツール又はエタノール
2〜/j(rJ’)の割合が好ましい。
反応温度は10°C以下で行ない、j〜30°Cで行な
うのが好ましい。
反応時間は1分から7時間が好ましい。
二層系で反応の終了した反応液は分液し、メチレンクロ
リド層をとりだす。これを水洗(省略してもよい)後濃
縮し、メタノールなどの晶析溶媒を加えて、目的とする
アゾメチン又はインドアニリン系色素を結晶として得る
本製造法の特徴は、溶媒量が少々く、しかも反応がきれ
いで高収率である。したがって、従来酸化縮合によって
アゾメチン又はインドアニリン系色素を得る方法の大き
な欠点であった生産性の低さを解消することができた。
本発明の方法を実施例によって以下に説明するがこれは
その一例にすぎないものであって本発明は何等これらに
限定されるものではない。
実施例1 活性メチレン化合物■−ヂ &、Og、メチレンクロリ
ドjOmllJpよびイソプロパツール2!mllを水
浴下かきまぜた。これへp−7エニレンジア□ン類1−
を硫酸塩r、Jflおよび水26m1からなる溶液、水
酸化ナトリウム2.4(g、炭酸ナトリウム亭、 2 
g:iよび水110m1lからなる溶液、過硫酸アンモ
ン7 、2 g>よび水2tmllからなる溶液を、順
次加え、3o分間かき筐ぜて反応させた。この際内温を
コz ’C以下に保った。
分液後メチレンクロリド層を1回水洗した。メチレンク
ロリドを、内容量が/!ml(らいになる1で留去した
。温メタノール60rrllを加え室温下2時間かき1
ぜた後結晶をP取、メタノール洗いをした。収量7.j
g(収率r!、7優)でmp、/ /り〜、2Q0Cの
目的物を得た。
比較例/ −/。
メチレンクロリドを酢酸エチルに置き換えた以外は実施
例1と同様に行たった。この場合、分液中に目的物の結
晶がかなり析出したため、分液不能となった。−度その
結晶をr取し、再び分液、水洗を行なうという煩雑な操
作を行なわざるを得なかった。曾た収率は7t、1%で
あった。mp。
//r〜//F °C0 比較例/−2 メチレンクロリドをクロロホルムに置き換えた以外は実
施例1と同様に行なった。この場合の収率はz!、7%
であった。mp、//り〜1.2゜o(t0 実施例コ 0 活性メチン化合物■−7よ、2g、メチレンクロリドj
omlおよびエタノール20m1を水冷下かき噴ぜた。
これへ炭酸ナトリウム10.4g訃よび水40m1lか
らなる溶液、p−フエニレンジアミン類1−2塩酸塩7
.5’gおよび水2よmJからなる溶液、過硫酸アンモ
ン7.Jg>よび水2jmllからなる溶液を、順次加
え1.20分間かきまぜて反応させた。この際内温を3
00C以下に保った。分液後メチレンクロリド層を1回
水洗した。メチレンクロリドを留去した残渣に温メタノ
ールromlを加え室温下i、z時間かき咬ぜた。r過
、メタノール洗いを行ない収量7゜3g(rJ、7%)
でmp/Jj〜7°Cの目的物を得た。
比較例2−/ メチレンクロリドを酢酸エチルに置き換えた以外は実施
例2と同様に行なった。この場合分液中に目的物の結晶
がかなり析出したため分液不能となった。−度その結晶
をr取し、再び分液、水洗を行なうという煩雑な操作を
行なわざるを得なかった。また収率ばto、i%であっ
た。mp、/36〜7°C0 比較例λ−コ メチレンクロリドをクロロホルムに置き換えた以外は実
施例コと同様に行なった。この場合の収率は7r、1%
であった。mp、/j4〜7 °C実施例3 活性メチン化合物M−i  φ、Og、メチレンクロリ
ドpompおよびエタノール21m1を水浴下かき筐ぜ
た。これへp−フエニレンジアミン類1−/硫酸塩7.
3gおよび水2!mlからなる溶液、炭酸カリウム/J
、rgkよび水100malからなる溶液、過硫酸アン
モン/J、Irg>よび水qomlからなる溶液を、順
次加え、30分間かき1ぜて反応させた。この際内温を
、2!0C以下に保った。分液後、メチレンクロリドを
内容量が10m1くらいになる1で留去した。温メタノ
ールφOmJlを加え室温下1時間、水冷下7時間かき
渣ぜた後結晶をr過し冷メタノールで洗った。収量r、
rgcro、r%)でmp、t33〜4L’Cの目的物
を得た。
比較例3−/ メチレンクロリドを酢酸エチルに置き換えた以外は実施
例3と同様に行なった。この場合分液中に目的物の結晶
がかなり析出したため分液不能となった。やむを得ず酢
酸エチル100m1加えて。
分液可能の状態にしたが、操作の煩雑さと容媒量が増大
するという大きなデメリットが生じた。渣た収率は71
.2嘩であった。mp、/Jj〜μC0 比較例3−2 メチレンクロリドをクロロホルムに置き換えた以外は実
施例3と同様に行なった。この場合の収率Ifi7j、
/%であった。mp 、 / J 2〜j °C0実施
例φ 活性メチン化合物V−a−/ 2  / 0 、0 g
メチレンクロリド/!Oml、酢酸エチルl!Oml、
  インプロパツール100rrJを氷冷下かき渣ぜた
。これへ、水酸化す) リウムt、rg、炭酸ナトリウ
ム/7.7gおよび水JIOmlからなる溶液、p−フ
二二しンジアミン類)−/硫酸塩/Jg、過硫酸アンモ
ン//、Jflを、順次加え、20分間かき筐ぜて反応
させた。この際内温をコ!00以下に保った。分液後メ
チレンクロリド層を1回水洗した。溶媒を内容量がJO
mllくらいになる1で留去した。温メタノール100
m1lを加え室温下2時間かき壕ぜた後結晶をr取し、
メタノール洗いをした。収1k12.ygcI7、<c
%)でmp、/rp 〜j0C(D目的物を得た。
比較例グーl メチレンクロリド/!Orr/l、  酢酸エチルl!
0m1lからなる混合溶媒を酢酸エチルJOOmllに
置き換えた以外は実施例ψと同様に行なった。
この場合反応中に目的物の結晶がかなり析出したため、
−度濾過工程を入れて、一部の結晶をとりだした後操作
を進めるという煩雑さが避けられなかった。また収率は
10.2優であった。mp /rダ〜j’C 比較例μmコ メチレンクロリドをクロロホルムに置き換えた以外は実
施例3と同様に行なった。この場合の収率はr3.rt
4であった。mp / r J〜u ’C。
以下に実施例/と同様にして行なった実施例を示す。
平成1 年/夕月H日 1゜ 事件の表示 平成l隼特願第コlハリ?号 2゜ 発明の名称 アゾメチン又はインドアニリン系色素の製造方法 3゜ 補正をする者 事件との関係 響許出願人 住 所  神奈川県南足柄市中沼210番地名 称(5
20)富士写真フィルム株式会社連結先 〒106東京都港区内麻布2丁目26番30号4、補正
の対象  明細書の「発明の詳細な説明」の欄 5、補正の内容 明細書の「発明の詳細な説明jの項の記載を下記の通り
補正する。
1)第8頁表中の化合物隘r I−19Jの「RS欄の
 r−CzHsNH3OtCHs Jをr−CzHnN
H3OzCHs J と補正する。
2)第10頁1行目の 「例えば」から 第11頁15行目の 「好ましい。」まで を削除する。
3)第17頁下から13行目の 「エニル基)、」の後に 「アリールオキシ基(好ましくはフェノキシ基)、」 を挿入する。
4)第19頁の最下行の後に rV−a−17 を挿入する。
5)第20頁の全記載を別紙lのとおり補正する。
6)第32真下から13行目の 「活性メチレン」を 「活性メチン」 と補正する。
以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 活性メチレン又は活性メチンを有する化合物(但しスル
    ホン酸基又はカルボン酸基を持たないものとする)とp
    −フエニレンジアミン類(但しスルホン酸基又はカルボ
    ン酸基を持たないものとする)とをメチレンクロリドの
    存在下、塩基性で酸化縮合させる事を特徴とするアゾメ
    チン又はインドアニリン系色素の製造方法。
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