JPH0379034B2 - - Google Patents
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- JPH0379034B2 JPH0379034B2 JP23640284A JP23640284A JPH0379034B2 JP H0379034 B2 JPH0379034 B2 JP H0379034B2 JP 23640284 A JP23640284 A JP 23640284A JP 23640284 A JP23640284 A JP 23640284A JP H0379034 B2 JPH0379034 B2 JP H0379034B2
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- 239000012780 transparent material Substances 0.000 claims description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- SUDBRAWXUGTELR-HPFNVAMJSA-N 5-[[(2r,3r,4s,5s,6r)-3,4,5-trihydroxy-6-(hydroxymethyl)oxan-2-yl]oxymethyl]-1h-pyrimidine-2,4-dione Chemical compound O[C@@H]1[C@@H](O)[C@H](O)[C@@H](CO)O[C@H]1OCC1=CNC(=O)NC1=O SUDBRAWXUGTELR-HPFNVAMJSA-N 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- Toys (AREA)
- Pinball Game Machines (AREA)
- Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
この発明は、回転標的撃墜ゲーム装置に係り、
射撃体の周囲を回転している標的を射撃体から発
射された光で撃墜停止させ、その回数を競い合う
ようにしたものであり、堅牢且つコンパクトに
し、しかも誰にでも遊戯可能とすると共に、安価
にて提供できるようにした回転標的撃墜ゲーム装
置に関するものである。
射撃体の周囲を回転している標的を射撃体から発
射された光で撃墜停止させ、その回数を競い合う
ようにしたものであり、堅牢且つコンパクトに
し、しかも誰にでも遊戯可能とすると共に、安価
にて提供できるようにした回転標的撃墜ゲーム装
置に関するものである。
[発明の技術的背景とその問題点]
従来、射撃体の周囲を回転し、或いは射撃体の
周囲を自由に動いている標的を、射撃体から発射
された光で撃墜するゲーム装置は、マイクロコン
ピユーター等を使用したものが各種市場に提供さ
れている。
周囲を自由に動いている標的を、射撃体から発射
された光で撃墜するゲーム装置は、マイクロコン
ピユーター等を使用したものが各種市場に提供さ
れている。
ところが、この装置は、デイスプレイ用のブラ
ウン管が必要なため必然的に大型化し、又、装置
自体が非常に高価で、しかも構造が電気的に複雑
で且つ操作も複雑であり、幼児等には取扱えない
欠点があつた。
ウン管が必要なため必然的に大型化し、又、装置
自体が非常に高価で、しかも構造が電気的に複雑
で且つ操作も複雑であり、幼児等には取扱えない
欠点があつた。
[発明の目的]
そこで、この発明は、上述した欠点等に鑑み、
射撃体の周囲を回転している標的を、射撃体から
発射された光で撃墜停止させ、その回数を競い合
うゲーム装置を、堅牢且つコンパクトにし、しか
も簡単に誰にでも遊べるようにし、又、安価にて
提供できるようにすることを目的として創出され
たものである。
射撃体の周囲を回転している標的を、射撃体から
発射された光で撃墜停止させ、その回数を競い合
うゲーム装置を、堅牢且つコンパクトにし、しか
も簡単に誰にでも遊べるようにし、又、安価にて
提供できるようにすることを目的として創出され
たものである。
[発明の概要]
叙上の目的を達成するため、この発明は、標的
回転板と、この標的回転板の裏面側に配し且つ同
心にて回転する射撃板と、標的回転板及び射撃板
をそれぞれ回転させる駆動機構とからなり、標的
回転板は、透明度の低い板材の表面任意の位置に
適数個の標的を描いておき、その標的部分のみを
透明度の高い材料とし、それぞれの標的位置の裏
面を凹み状として形成し、射撃板には、この板上
を回転中心から標的回転板の周端面の位置までの
放射方向とこの周端面の位置から回転中心までの
向心方向とに摺動手段によつて往復摺動する射撃
体を配し、この射撃体には、標的回転板の裏面に
常時押圧当接し且つこの裏面位置より更に突出し
た時に射撃体の摺動を停止させる標的感応ピンと
射撃体の摺動時に点灯する光源とを設け、射撃体
を一回の作動で一往復摺動させる射撃スイツチ機
構と、前記標的感応ピンにより射撃体が停止した
際に再び射撃体を前記回転中心に戻すべく作動さ
せるリセツトスイツチとを付設したことに存する
ものである。
回転板と、この標的回転板の裏面側に配し且つ同
心にて回転する射撃板と、標的回転板及び射撃板
をそれぞれ回転させる駆動機構とからなり、標的
回転板は、透明度の低い板材の表面任意の位置に
適数個の標的を描いておき、その標的部分のみを
透明度の高い材料とし、それぞれの標的位置の裏
面を凹み状として形成し、射撃板には、この板上
を回転中心から標的回転板の周端面の位置までの
放射方向とこの周端面の位置から回転中心までの
向心方向とに摺動手段によつて往復摺動する射撃
体を配し、この射撃体には、標的回転板の裏面に
常時押圧当接し且つこの裏面位置より更に突出し
た時に射撃体の摺動を停止させる標的感応ピンと
射撃体の摺動時に点灯する光源とを設け、射撃体
を一回の作動で一往復摺動させる射撃スイツチ機
構と、前記標的感応ピンにより射撃体が停止した
際に再び射撃体を前記回転中心に戻すべく作動さ
せるリセツトスイツチとを付設したことに存する
ものである。
[発明の実施例]
以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説
明すると次の通りである。
明すると次の通りである。
すなわち、図に示す符号Gはこの発明に係るゲ
ーム装置であり、ケースH内に標的回転板1と、
この標的回転板1の裏面2側に配し且つ同心にて
回転する射撃板20と、この射撃板20に配した
射撃体24を一回の操作で一回の作動をさせる射
撃スイツチ機構80と、標的回転板1及び射撃板
20をそれぞれ回転させる駆動機構100とが基
台J上に載置されて配されている。
ーム装置であり、ケースH内に標的回転板1と、
この標的回転板1の裏面2側に配し且つ同心にて
回転する射撃板20と、この射撃板20に配した
射撃体24を一回の操作で一回の作動をさせる射
撃スイツチ機構80と、標的回転板1及び射撃板
20をそれぞれ回転させる駆動機構100とが基
台J上に載置されて配されている。
そして、標的回転板1は、円形の透明度の低い
板材、例えば、濃い青色のプラスチツク板にてな
り、その外周には後述する駆動機構100の標的
回転板駆動歯車101と噛合して回転させられる
歯車の歯3を刻設してある。この標的回転板1の
表面4には、周端面近傍に、例えばUFOや宇宙
船の如き絵を任意の位置に適数個描いたり、或い
はシール等を任意の位置に適数個貼つて標的5と
する。そして、標的回転板1におけるこの標的5
の位置の材質だけを透明な板材にて形成し、標的
回転板1における標的5の裏面2の位置には凹み
部6をそれぞれ形成しておき、又、標的回転板1
の表面4全体には、例えば宇宙の暗やみに星が輝
いている様な情景を描いておく。
板材、例えば、濃い青色のプラスチツク板にてな
り、その外周には後述する駆動機構100の標的
回転板駆動歯車101と噛合して回転させられる
歯車の歯3を刻設してある。この標的回転板1の
表面4には、周端面近傍に、例えばUFOや宇宙
船の如き絵を任意の位置に適数個描いたり、或い
はシール等を任意の位置に適数個貼つて標的5と
する。そして、標的回転板1におけるこの標的5
の位置の材質だけを透明な板材にて形成し、標的
回転板1における標的5の裏面2の位置には凹み
部6をそれぞれ形成しておき、又、標的回転板1
の表面4全体には、例えば宇宙の暗やみに星が輝
いている様な情景を描いておく。
尚、この場合に、凹み部6を形成する手段とし
て、標的回転板1を外周に歯3を刻設した円板7
とこの円板7よりも少なくとも歯3の分だけ小さ
い径の円板8とを同心にて貼り合せて形成し、こ
の小さい径の円板8の方に前記凹み部6として穴
をあらかじめ開穿しておけば、凹み部6を簡単に
形成することができる。
て、標的回転板1を外周に歯3を刻設した円板7
とこの円板7よりも少なくとも歯3の分だけ小さ
い径の円板8とを同心にて貼り合せて形成し、こ
の小さい径の円板8の方に前記凹み部6として穴
をあらかじめ開穿しておけば、凹み部6を簡単に
形成することができる。
次に、射撃板20は、標的回転板1と略同径の
円板を平行な2つな弦で両側から均等に切欠いた
形状を呈するように形成してある。そして、この
射撃板20を標的回転板1の裏面2に接近して対
峙させると共に、標的回転板1の表面4には、標
的回転板1と同径で外周にも標的回転板1と同様
に駆動機構100の射撃板駆動歯車102に噛合
する歯21を刻設した透明な円板にてなる回転円
板22を接近して対峙させておき、射撃板20の
中心と回転円板22の中心とを軸によつて連結
し、この軸により射撃板20と回転円板22との
間で標的回転板1を回転自在に軸支するように形
成してある。このことにより、標的回転板1と射
撃板20とは互が回転自在となるようにするもの
である。
円板を平行な2つな弦で両側から均等に切欠いた
形状を呈するように形成してある。そして、この
射撃板20を標的回転板1の裏面2に接近して対
峙させると共に、標的回転板1の表面4には、標
的回転板1と同径で外周にも標的回転板1と同様
に駆動機構100の射撃板駆動歯車102に噛合
する歯21を刻設した透明な円板にてなる回転円
板22を接近して対峙させておき、射撃板20の
中心と回転円板22の中心とを軸によつて連結
し、この軸により射撃板20と回転円板22との
間で標的回転板1を回転自在に軸支するように形
成してある。このことにより、標的回転板1と射
撃板20とは互が回転自在となるようにするもの
である。
又、射撃板20における標的回転板1と反対側
の面23には、前記弦と平行で且つ射撃板20の
中心を通るように摺動する射撃体24を配してあ
る。
の面23には、前記弦と平行で且つ射撃板20の
中心を通るように摺動する射撃体24を配してあ
る。
そして、射撃板20及び射撃体24は次の如く
構成してある。
構成してある。
すなわち、第6図乃至第8図に示すように、標
的回転板1と射撃板20との部分を取り出し射撃
板20を上にして見ると、射撃板20における標
的回転板1と反対側の面23には、前記弦と平行
で且つ射撃板20の中心を通るガイド溝25を射
撃板20の周端面まで形成すべく2つの対峙する
壁26を立設しておく。
的回転板1と射撃板20との部分を取り出し射撃
板20を上にして見ると、射撃板20における標
的回転板1と反対側の面23には、前記弦と平行
で且つ射撃板20の中心を通るガイド溝25を射
撃板20の周端面まで形成すべく2つの対峙する
壁26を立設しておく。
この壁26は射撃板20の中心位置を境にして
一方を低く他方を高くし段差を設けてある。そし
て、壁26を低くした側のガイド溝25の底面に
は、ガイド溝25に沿つて射撃板20の中心から
周端近傍まで長孔状の切欠窓27を開穿してこの
切欠窓27から標的回転板1の裏面2が見えるよ
うにしておく。
一方を低く他方を高くし段差を設けてある。そし
て、壁26を低くした側のガイド溝25の底面に
は、ガイド溝25に沿つて射撃板20の中心から
周端近傍まで長孔状の切欠窓27を開穿してこの
切欠窓27から標的回転板1の裏面2が見えるよ
うにしておく。
又、前記ガイド溝25には、前記壁26の低い
部分に、下面にガイド筒28を垂設した射撃体2
4の台板29を配し、ガイド筒28がガイド溝2
5を摺動することで台板29自体がガイド溝25
の壁26の上面を摺動するように形成され、この
台板29の射撃板20の周端面から低い壁26の
上面のみを摺動し前記段差の部分に当接して停止
するようになつている。
部分に、下面にガイド筒28を垂設した射撃体2
4の台板29を配し、ガイド筒28がガイド溝2
5を摺動することで台板29自体がガイド溝25
の壁26の上面を摺動するように形成され、この
台板29の射撃板20の周端面から低い壁26の
上面のみを摺動し前記段差の部分に当接して停止
するようになつている。
そして、この台板29は、上面に長手方向への
ラツク30を刻設してある駆動杆31を後方に延
設し、この駆動杆31をガイド溝25内に挿入し
てガイド溝25における高い方の壁26の側の端
部と駆動杆31の付根との間にわたつてスプリン
グ32を張設し、台板29をガイド溝25におけ
る壁26の前記段差の部分にスプリング32の弾
撥力によつて常時押圧当接すべく引張るように形
成されている。
ラツク30を刻設してある駆動杆31を後方に延
設し、この駆動杆31をガイド溝25内に挿入し
てガイド溝25における高い方の壁26の側の端
部と駆動杆31の付根との間にわたつてスプリン
グ32を張設し、台板29をガイド溝25におけ
る壁26の前記段差の部分にスプリング32の弾
撥力によつて常時押圧当接すべく引張るように形
成されている。
しかも、この台板29の上面には4枚の接触端
子片33,34,35,39が取付けられてあ
り、1枚目の接触端子片33の一端36と2枚目
の接触端子片34の一端37と3枚目の接触端子
片35の一端38とが台板29のほぼ中央におい
て上から順に接触端子片33の一端36、接触端
子片34の一端37、接触端子片35の一端38
と重なるように配され、外力が加えられない時に
は前記一端37と一端38とは常時接触し、その
状態で接触端子片34と接触端子片35との弾撥
力で下方へさがつていて一端36とは接触しない
状態を保つている。又、4枚目の接触端子片39
の一端40は、前記ガイド筒28の先端近傍に設
けられた光源となる電球41の一方の端子線42
に接続されている。
子片33,34,35,39が取付けられてあ
り、1枚目の接触端子片33の一端36と2枚目
の接触端子片34の一端37と3枚目の接触端子
片35の一端38とが台板29のほぼ中央におい
て上から順に接触端子片33の一端36、接触端
子片34の一端37、接触端子片35の一端38
と重なるように配され、外力が加えられない時に
は前記一端37と一端38とは常時接触し、その
状態で接触端子片34と接触端子片35との弾撥
力で下方へさがつていて一端36とは接触しない
状態を保つている。又、4枚目の接触端子片39
の一端40は、前記ガイド筒28の先端近傍に設
けられた光源となる電球41の一方の端子線42
に接続されている。
そして、前記一端36,37,38が重なるよ
うに配されている位置の台板29には、前記ガイ
ド筒28と連通している貫通孔43を開穿してお
き、この貫通孔43には標的感応ピン44が挿通
されている。この標的感応ピン44はガイド筒2
8と切欠窓27とを挿通して標的回転板1の裏面
2に当接するようになつており、標的感応ピン4
4が標的回転板1の裏面2に当接している時に、
前記接触端子片34の一端37と接触端子片35
の一端38とをその弾撥力に抗して上方へ押圧し
接触端子片33の一端36に接触させるように形
成してある。
うに配されている位置の台板29には、前記ガイ
ド筒28と連通している貫通孔43を開穿してお
き、この貫通孔43には標的感応ピン44が挿通
されている。この標的感応ピン44はガイド筒2
8と切欠窓27とを挿通して標的回転板1の裏面
2に当接するようになつており、標的感応ピン4
4が標的回転板1の裏面2に当接している時に、
前記接触端子片34の一端37と接触端子片35
の一端38とをその弾撥力に抗して上方へ押圧し
接触端子片33の一端36に接触させるように形
成してある。
一方、ガイド溝25の側方には、スライド式接
点スイツチ45をガイド溝25と平行に配する。
点スイツチ45をガイド溝25と平行に配する。
このスライド式接点スイツチ45は、断面L字
状に折曲した黄銅板にてなるガイド導通板46と
このガイド導通板46の上方に配した絶縁板47
とを側板48にて保持してある。そして、ガイド
導通板46は、射撃板20から一辺49が立設す
るように他辺50を底板を介して固定し、その一
辺49の上端縁51におけるガイド溝25の高い
方の壁26側の端部を切欠いて高さを低くし、こ
の高さの低い部分52から上端縁51までは斜め
に連結する端縁にて形成する。
状に折曲した黄銅板にてなるガイド導通板46と
このガイド導通板46の上方に配した絶縁板47
とを側板48にて保持してある。そして、ガイド
導通板46は、射撃板20から一辺49が立設す
るように他辺50を底板を介して固定し、その一
辺49の上端縁51におけるガイド溝25の高い
方の壁26側の端部を切欠いて高さを低くし、こ
の高さの低い部分52から上端縁51までは斜め
に連結する端縁にて形成する。
又、絶縁板47は前記上端縁51と適宜間隔を
あけて射撃板20と平行となるように配されてい
て、その位置及び長さは前記低い部分52側の上
端縁51端から反対側の上端縁51端の近傍まで
覆うように形成されている。つまり、絶縁板47
は、低い部分52の部分には存在せず、上端縁5
1の部分のみに存在するものである。
あけて射撃板20と平行となるように配されてい
て、その位置及び長さは前記低い部分52側の上
端縁51端から反対側の上端縁51端の近傍まで
覆うように形成されている。つまり、絶縁板47
は、低い部分52の部分には存在せず、上端縁5
1の部分のみに存在するものである。
一方、台板29上の4枚の接触端子片33,3
4,35,39のうちの1枚目の接触端子片33
の他端53と3枚目の接触端子片35の他端54
と4枚目の接触端子片39の他端55とは斜め上
方に伸びていて、組立の際に後記各スライド接触
基片69,70,71にそれぞれ先端が接触する
ように配されている。
4,35,39のうちの1枚目の接触端子片33
の他端53と3枚目の接触端子片35の他端54
と4枚目の接触端子片39の他端55とは斜め上
方に伸びていて、組立の際に後記各スライド接触
基片69,70,71にそれぞれ先端が接触する
ように配されている。
そして、2枚目の接触端子片34の他端56
は、その先端に略逆へ字状に折曲した形状のスラ
イド片57を延設し、このスライド片57は、前
記スライド式接点スイツチ45におけるガイド導
通板46の上端縁51と絶縁板47との間を前記
射撃体24の摺動に伴なつて摺動すると共に、常
時ガイド導通板46の上端縁51に押圧するよう
に配されている。その時に、第8図Bに示す如く
スライド片57は摺動方向へ逆へ字状のものが拡
げられるようにした状態で上端縁51と絶縁板4
7との間を摺動するように形成される。すなわ
ち、スライド片57の弾撥力に抗して拡げられた
状態であることにより、絶縁板47と上端縁51
との間でスライド片57の弾撥復元力によつてス
ライド片57が上端縁51に押圧当接するように
接触した状態で摺動するものである。そして、前
記ガイド導通板46の長さはスライド片57の摺
動する範囲の長さよりも若干長いものとしてお
く。
は、その先端に略逆へ字状に折曲した形状のスラ
イド片57を延設し、このスライド片57は、前
記スライド式接点スイツチ45におけるガイド導
通板46の上端縁51と絶縁板47との間を前記
射撃体24の摺動に伴なつて摺動すると共に、常
時ガイド導通板46の上端縁51に押圧するよう
に配されている。その時に、第8図Bに示す如く
スライド片57は摺動方向へ逆へ字状のものが拡
げられるようにした状態で上端縁51と絶縁板4
7との間を摺動するように形成される。すなわ
ち、スライド片57の弾撥力に抗して拡げられた
状態であることにより、絶縁板47と上端縁51
との間でスライド片57の弾撥復元力によつてス
ライド片57が上端縁51に押圧当接するように
接触した状態で摺動するものである。そして、前
記ガイド導通板46の長さはスライド片57の摺
動する範囲の長さよりも若干長いものとしてお
く。
又、絶縁板47は前述の如く前記低い部分52
側の上端縁51端から反対側の上端縁51端の近
傍まで覆うように形成されている、この場合に絶
縁板47の長さは、前記射撃体24が射撃板20
の周端面まで摺動した時に、第8図Cに示すよう
に、射撃体24に伴なつて摺動する接触端子片3
4の他端56先端のスライド片57が絶縁板47
と上端縁51との間で前述の如くスライド片57
の弾撥力に抗して拡げられた状態から開放される
ようにその分短かくしておく。そうすると、スラ
イド片57は、弾撥復原力でその逆へ字状の両端
は絶縁板47の上方へ突出する。そこで射撃体2
4が射撃板20の周端面からガイド溝25の壁2
6の段差部分、つまり、射撃板20の中心まで摺
動すべく作動すると、スライド片57は、その射
撃板20中心側の端から絶縁板47に乗り上げ、
第8図Aの想像線にて示すように、絶縁板47の
上面を摺動してガイド導通板46における低い部
分52方向に向つて移動する。
側の上端縁51端から反対側の上端縁51端の近
傍まで覆うように形成されている、この場合に絶
縁板47の長さは、前記射撃体24が射撃板20
の周端面まで摺動した時に、第8図Cに示すよう
に、射撃体24に伴なつて摺動する接触端子片3
4の他端56先端のスライド片57が絶縁板47
と上端縁51との間で前述の如くスライド片57
の弾撥力に抗して拡げられた状態から開放される
ようにその分短かくしておく。そうすると、スラ
イド片57は、弾撥復原力でその逆へ字状の両端
は絶縁板47の上方へ突出する。そこで射撃体2
4が射撃板20の周端面からガイド溝25の壁2
6の段差部分、つまり、射撃板20の中心まで摺
動すべく作動すると、スライド片57は、その射
撃板20中心側の端から絶縁板47に乗り上げ、
第8図Aの想像線にて示すように、絶縁板47の
上面を摺動してガイド導通板46における低い部
分52方向に向つて移動する。
そして、第8図イにて示すように、この低い部
分52にスライド片57が移動した時に、この位
置には前記したように絶縁板47が存在しないの
でスライド片57は絶縁板47の上面の位置から
前記低い部分52の位置へ移動して絶縁板47の
下に位置することとなる。しかも、その位置では
スライド片57とガイド導通板46とは接触しな
いようにしておく。
分52にスライド片57が移動した時に、この位
置には前記したように絶縁板47が存在しないの
でスライド片57は絶縁板47の上面の位置から
前記低い部分52の位置へ移動して絶縁板47の
下に位置することとなる。しかも、その位置では
スライド片57とガイド導通板46とは接触しな
いようにしておく。
そこで、再び射撃体24が射撃板20の周端面
方向へ摺動すれば、スライド片57は、その射撃
板20周端面側の端から前述の如く絶縁板47と
上端縁51との間へ摺動すべく挿入されるもので
ある。この時にスライド片57における移動すべ
き射撃板20周端面側の端は絶縁板47と上端縁
51との間に挿入され易いように反射側端より若
干水平方向に近い方へ傾むけておく。
方向へ摺動すれば、スライド片57は、その射撃
板20周端面側の端から前述の如く絶縁板47と
上端縁51との間へ摺動すべく挿入されるもので
ある。この時にスライド片57における移動すべ
き射撃板20周端面側の端は絶縁板47と上端縁
51との間に挿入され易いように反射側端より若
干水平方向に近い方へ傾むけておく。
一方、前記ガイド筒28の先端に設けられた電
球41の他方の端子線58は、台板29の下面に
設けてある接触端子片59の一端60に連結され
ている。そして、この接触端子片59の他端61
は、射撃体24が摺動しても常時ガイド導通板4
6と接触している状態に形成しておくものであ
る。
球41の他方の端子線58は、台板29の下面に
設けてある接触端子片59の一端60に連結され
ている。そして、この接触端子片59の他端61
は、射撃体24が摺動しても常時ガイド導通板4
6と接触している状態に形成しておくものであ
る。
その結果、射撃体24が射撃体20の中心から
周端面まで摺動する時には、スライド片57と接
触端子片59とがガイド導通板46を介して導通
された状態となり、射撃体24が射撃板20の周
端面から中心まで摺動する時には、スライド片5
7が絶縁板47の上面を摺動するから、スライド
片57と接触端子片59の他端61とは導通され
ていない状態となる。そして、前記導通は、射撃
体24が射撃板20の周端面方向へ摺動し始めた
時に行なわれるものである。すなわち、前記各接
触端子片33,34,35,59に通電されてい
れば射撃体24が射撃板20の中心から周端面ま
で摺動する時に前記電球41が点灯し、射撃板2
0の周端面から中心まで摺動する時には電球41
は消灯しているものである。
周端面まで摺動する時には、スライド片57と接
触端子片59とがガイド導通板46を介して導通
された状態となり、射撃体24が射撃板20の周
端面から中心まで摺動する時には、スライド片5
7が絶縁板47の上面を摺動するから、スライド
片57と接触端子片59の他端61とは導通され
ていない状態となる。そして、前記導通は、射撃
体24が射撃板20の周端面方向へ摺動し始めた
時に行なわれるものである。すなわち、前記各接
触端子片33,34,35,59に通電されてい
れば射撃体24が射撃板20の中心から周端面ま
で摺動する時に前記電球41が点灯し、射撃板2
0の周端面から中心まで摺動する時には電球41
は消灯しているものである。
又、前述の如き射撃体24の往復摺動は次の如
き構造のものにて行なわれる。
き構造のものにて行なわれる。
すなわち、射撃体24に設けた駆動杆31のラ
ツク30に噛合うピニオン62を軸63にて軸支
する。この軸63は、ガイド溝25を形成する壁
26のうちの高い方の壁26同士に架設し、その
位置は射撃板20の中心近傍とする。又、その時
にラツク30とピニオン62とを噛合するように
形成する。そして、このピニオン62には、クラ
ウンギア64を噛合させておく。
ツク30に噛合うピニオン62を軸63にて軸支
する。この軸63は、ガイド溝25を形成する壁
26のうちの高い方の壁26同士に架設し、その
位置は射撃板20の中心近傍とする。又、その時
にラツク30とピニオン62とを噛合するように
形成する。そして、このピニオン62には、クラ
ウンギア64を噛合させておく。
このクラウンギア64は、射撃板20における
射撃体24が配されている側と対峙する回転導通
基板65の中心に射撃体24と対峙して回転自在
に軸支されている。そして、回転導通基板65に
おける回転導通基板65の反対側面には、クラウ
ンギア64と連結されている歯車66が回転自在
となるように軸支されている。つまり、逆に言え
ばクラウンギア64と歯車66とを連結している
軸67に回転導通基板65が回転自在に軸支され
ているものである。
射撃体24が配されている側と対峙する回転導通
基板65の中心に射撃体24と対峙して回転自在
に軸支されている。そして、回転導通基板65に
おける回転導通基板65の反対側面には、クラウ
ンギア64と連結されている歯車66が回転自在
となるように軸支されている。つまり、逆に言え
ばクラウンギア64と歯車66とを連結している
軸67に回転導通基板65が回転自在に軸支され
ているものである。
前記歯車66には後記クラツチ板81が噛合い
自在となるように配されていて、歯車66とクラ
ツチ板81とが噛合つている場合には、クラツチ
板81の回転によつて歯車66は回転しクラウン
ギア64も回転するもので、歯車66とクラツチ
板81とが噛合つていない場合には、歯車66は
空転自在となりクラウンギア64も空転自在とな
るものである。
自在となるように配されていて、歯車66とクラ
ツチ板81とが噛合つている場合には、クラツチ
板81の回転によつて歯車66は回転しクラウン
ギア64も回転するもので、歯車66とクラツチ
板81とが噛合つていない場合には、歯車66は
空転自在となりクラウンギア64も空転自在とな
るものである。
その結果、クラツチ板81が歯車66に噛合つ
ている時にはクラウンギア64が回転するので、
クラウンギア64に噛合つている前記ピニオン6
2も回転し、それに伴なつて駆動杆31が移動し
射撃体24全体が射撃板20の周端面方向へ移動
するものである。そして、クラツチ板81と歯車
66との噛合いがはずれた時にはピニオン62が
空転自在となり、前記スプリング32の弾撥引張
り力による射撃体24は回転円板22の中心まで
戻されるものである。
ている時にはクラウンギア64が回転するので、
クラウンギア64に噛合つている前記ピニオン6
2も回転し、それに伴なつて駆動杆31が移動し
射撃体24全体が射撃板20の周端面方向へ移動
するものである。そして、クラツチ板81と歯車
66との噛合いがはずれた時にはピニオン62が
空転自在となり、前記スプリング32の弾撥引張
り力による射撃体24は回転円板22の中心まで
戻されるものである。
一方、前記軸67は、第4図及び第5図に示す
ように、基台J上に立設されている立設基板68
に対峙して軸支されていて、その位置関係は、前
記クラウンギア64と歯車66との間に回転導通
基板65と立設基板68とが位置するようにし、
しかも、回転導通基板65の方がクラウンギア6
4側に位置するように配するものである。つま
り、立設基板68に回転導通基板65が回転自在
に軸支されていて、更に、回転導通基板65と立
設基板68とを挟んで、クラウンギア64が回転
導通基板65側に、歯車66が立設基板68側
に、そして、クラウンギア64と歯車66とが連
結して回転自在となるように配されている。
ように、基台J上に立設されている立設基板68
に対峙して軸支されていて、その位置関係は、前
記クラウンギア64と歯車66との間に回転導通
基板65と立設基板68とが位置するようにし、
しかも、回転導通基板65の方がクラウンギア6
4側に位置するように配するものである。つま
り、立設基板68に回転導通基板65が回転自在
に軸支されていて、更に、回転導通基板65と立
設基板68とを挟んで、クラウンギア64が回転
導通基板65側に、歯車66が立設基板68側
に、そして、クラウンギア64と歯車66とが連
結して回転自在となるように配されている。
そして、立設基板68に回転自在に軸支されて
いる回転導通基板65は、第2図に示すように、
ネジ110によつて射撃板20と所定間隔で対峙
固定可能とする。この回転導通基板65における
射撃板20と対峙する側の面には、3本のスライ
ド接触基片69,70,71を平行に配し、その
位置は、回転導通基板65と射撃板20とを対峙
固定させた時に、射撃体24の往復摺動の際、射
撃体24における前記1枚目の接触端子片33の
他端53と3枚目の接触端子片35の他端54と
4枚目の一端36の他端55とが各スライド接触
基片69,70,71にそれぞれ別個に常時接触
すべく、射撃体24の往復摺動方向へ直線的に配
されているものである。
いる回転導通基板65は、第2図に示すように、
ネジ110によつて射撃板20と所定間隔で対峙
固定可能とする。この回転導通基板65における
射撃板20と対峙する側の面には、3本のスライ
ド接触基片69,70,71を平行に配し、その
位置は、回転導通基板65と射撃板20とを対峙
固定させた時に、射撃体24の往復摺動の際、射
撃体24における前記1枚目の接触端子片33の
他端53と3枚目の接触端子片35の他端54と
4枚目の一端36の他端55とが各スライド接触
基片69,70,71にそれぞれ別個に常時接触
すべく、射撃体24の往復摺動方向へ直線的に配
されているものである。
又、回転導通基板65における射撃板20と対
峙する側の面と反対側の面には、回転導通基板6
5の回転中心と同心にて3個の回転接触片72,
73,74が三重円状に配されていて、回転接触
片72にはスライド接触基板69を、回転接触片
73にはスライド接触基片70を、回転接触片7
4にはスライド接触基片71をそれぞれ配線によ
り導通するように形成されている。
峙する側の面と反対側の面には、回転導通基板6
5の回転中心と同心にて3個の回転接触片72,
73,74が三重円状に配されていて、回転接触
片72にはスライド接触基板69を、回転接触片
73にはスライド接触基片70を、回転接触片7
4にはスライド接触基片71をそれぞれ配線によ
り導通するように形成されている。
そして、前記立設基板68には、回転導通基板
65と対峙する面の反対側の面に、電源105か
らの配線が接続されている3本の端子75,7
6,77が取付けられていて、立設基板68に設
けた切欠窓78からその先端を回転導通基板65
側に突出させ、回転導通基板65の各回転接触片
72,73,74にそれぞれ別個に接触させるこ
とで、回転導通基板65が回転しても電源105
からの電流が常時回転接触片72,73,74に
流れるように形成されている。つまり、回転導通
基板65は射撃板20と共に回転するので、又、
射撃体24が摺動しても前記各接触端子片33,
35,36と各スライド接触基片69,70,7
1とが常時接触しているので射撃板20が回転し
ていても射撃体24にも常時電流が流れるように
形成されているものである。
65と対峙する面の反対側の面に、電源105か
らの配線が接続されている3本の端子75,7
6,77が取付けられていて、立設基板68に設
けた切欠窓78からその先端を回転導通基板65
側に突出させ、回転導通基板65の各回転接触片
72,73,74にそれぞれ別個に接触させるこ
とで、回転導通基板65が回転しても電源105
からの電流が常時回転接触片72,73,74に
流れるように形成されている。つまり、回転導通
基板65は射撃板20と共に回転するので、又、
射撃体24が摺動しても前記各接触端子片33,
35,36と各スライド接触基片69,70,7
1とが常時接触しているので射撃板20が回転し
ていても射撃体24にも常時電流が流れるように
形成されているものである。
そして、電流は第10図に示す回路によつて流
すようにし、第9図に示す如く配線79によつて
電源からそれぞれの端子75,76,77に連結
されるように形成されてある。
すようにし、第9図に示す如く配線79によつて
電源からそれぞれの端子75,76,77に連結
されるように形成されてある。
一方、基台J上における前記立設基板68の回
転導通基板65と反対側の位置には射撃スイツチ
機構80を配してある。
転導通基板65と反対側の位置には射撃スイツチ
機構80を配してある。
この射撃スイツチ機構80は、クラツチ板81
と、基台J上に立設されクラツチ板81を立設基
板68側に回転自在に軸支するクラツチ基板82
と、クラツチ板81を作動させる作動杆83とか
らなる。
と、基台J上に立設されクラツチ板81を立設基
板68側に回転自在に軸支するクラツチ基板82
と、クラツチ板81を作動させる作動杆83とか
らなる。
クラツチ板81は、外周に歯車の歯84を刻設
した円板にて形成され、その中心には回転軸85
が植設されていて、この回転軸85をクラツチ基
板82に貫通させることでクラツチ基板82に回
転自在に軸支するものである。
した円板にて形成され、その中心には回転軸85
が植設されていて、この回転軸85をクラツチ基
板82に貫通させることでクラツチ基板82に回
転自在に軸支するものである。
そして、クラツチ板81には、複数個の係止切
欠き86を、回転軸85を中心にしてクラツチ板
81の半径方向の略中間部分に円周方向に均等配
分にて形成する。しかも、このクラツチ板81
は、立設基板68とクラツチ板81との間に巴状
のスプリング87によつて常時クラツチ基板82
方向に押圧するように形成してある。又、スプリ
ング87は立設基板68の方へその中心を回転自
在に軸支してあり、クラツチ板81が回転しても
スプリング87も回転し、ねじれることがないよ
うに配されている。
欠き86を、回転軸85を中心にしてクラツチ板
81の半径方向の略中間部分に円周方向に均等配
分にて形成する。しかも、このクラツチ板81
は、立設基板68とクラツチ板81との間に巴状
のスプリング87によつて常時クラツチ基板82
方向に押圧するように形成してある。又、スプリ
ング87は立設基板68の方へその中心を回転自
在に軸支してあり、クラツチ板81が回転しても
スプリング87も回転し、ねじれることがないよ
うに配されている。
クラツチ基板82は、前述の如くクラツチ板8
1を軸支しているが、クラツチ基板82のクラツ
チ板81側の面には係止突起88が形成されてい
て、この係止突起88は、前記クラツチ板81を
回転した時に係止切欠き86によつて描かれる円
周の一点に該当する場所に突出するように形成さ
れている。
1を軸支しているが、クラツチ基板82のクラツ
チ板81側の面には係止突起88が形成されてい
て、この係止突起88は、前記クラツチ板81を
回転した時に係止切欠き86によつて描かれる円
周の一点に該当する場所に突出するように形成さ
れている。
作動杆83は、前記標的回転板1の前方に配し
た射撃スイツチ89の作動レバー90と連動して
クラツチ基板82を貫通して突出した前記回転軸
85を梃子により押圧するように形成されてい
る。
た射撃スイツチ89の作動レバー90と連動して
クラツチ基板82を貫通して突出した前記回転軸
85を梃子により押圧するように形成されてい
る。
そして、前記クラツチ板81は、第11図及び
第12図に示すように、作動杆83によつて回転
軸85を押圧し前記スプリング87の弾撥力に抗
してクラツチ板81を立設基板68方向へ移動さ
せた時に、クラツチ板81の外周に刻設した歯8
4が、前記クラウンギア64に連結されている歯
車66と噛合うと同時に、後記駆動機構100の
射撃体駆動歯車103と噛合うように配するもの
である。
第12図に示すように、作動杆83によつて回転
軸85を押圧し前記スプリング87の弾撥力に抗
してクラツチ板81を立設基板68方向へ移動さ
せた時に、クラツチ板81の外周に刻設した歯8
4が、前記クラウンギア64に連結されている歯
車66と噛合うと同時に、後記駆動機構100の
射撃体駆動歯車103と噛合うように配するもの
である。
このように作動杆83によつて回転軸85を押
圧し、そのことによりクラツチ板81と前記歯車
66及びせ射撃体駆動歯車103とが共に噛合う
と、射撃体駆動歯車103からの回転駆動力は、
クラツチ板81及び歯車66を介してクラウンギ
ア64を回転させる。このクラウンギア64が回
転するとクラウンギア64に噛合つている前記ピ
ニオン62が回転しこのピニオン62と噛合つて
いるラツク30が移動して射撃体24が射撃板2
0の中心から周端面まで移動するものである。
圧し、そのことによりクラツチ板81と前記歯車
66及びせ射撃体駆動歯車103とが共に噛合う
と、射撃体駆動歯車103からの回転駆動力は、
クラツチ板81及び歯車66を介してクラウンギ
ア64を回転させる。このクラウンギア64が回
転するとクラウンギア64に噛合つている前記ピ
ニオン62が回転しこのピニオン62と噛合つて
いるラツク30が移動して射撃体24が射撃板2
0の中心から周端面まで移動するものである。
この時に、クラツチ板81は、クラツチ板81
の係止切欠き86とクラツチ基板82に設けられ
た係止突起88との係止状態が解除されて係止突
起88がクラツチ板81に乗りあげた状態で回転
する。すなわち、作動杆83によつて回転軸85
を押圧すると、クラツチ板81と前記歯車66及
び射撃体駆動歯車103とが共に噛合うと同時
に、クラツチ板81が立設基板68方向に押圧さ
れることで係止切欠き86と係止突起88との係
止状態が解除される。そうすると係止突起88が
クラツチ板81に乗りあげたままの状態で回転
し、クラツチ板81は、作動杆83による押圧を
解除しても次の係止切欠き86にクラツチ板81
が係止されるまではスプリング87の弾撥力に抗
してクラツチ板81と前記歯車66及び射撃体駆
動歯車103とが共に噛合つたまま回転し続け
る。
の係止切欠き86とクラツチ基板82に設けられ
た係止突起88との係止状態が解除されて係止突
起88がクラツチ板81に乗りあげた状態で回転
する。すなわち、作動杆83によつて回転軸85
を押圧すると、クラツチ板81と前記歯車66及
び射撃体駆動歯車103とが共に噛合うと同時
に、クラツチ板81が立設基板68方向に押圧さ
れることで係止切欠き86と係止突起88との係
止状態が解除される。そうすると係止突起88が
クラツチ板81に乗りあげたままの状態で回転
し、クラツチ板81は、作動杆83による押圧を
解除しても次の係止切欠き86にクラツチ板81
が係止されるまではスプリング87の弾撥力に抗
してクラツチ板81と前記歯車66及び射撃体駆
動歯車103とが共に噛合つたまま回転し続け
る。
そして、クラツチ板81が回転して係止突起8
8に次の係止切欠き86が位置した時に、前記ス
プリング87の弾撥力によつて係止切欠き86と
係止突起88とが係止し、それと同時にクラツチ
板81は、前記歯車66と射撃体駆動歯車103
との噛合いがはずれクラウンギア64が空転自在
となる。そうすると、前記スプリング32の弾撥
力に抗して射撃板20の中心から周端面まで摺動
していた射撃体24は、クラウンギア64が空転
自在となることでスプリング32の弾撥力により
射撃板20の中心まで戻されるのである。つま
り、射撃スイツチ89の作動レバー90の一回の
作動で射撃体24は射撃板20の中心から周端面
まで、つまり標的回転板1の周端面の位置までの
間を一往復摺動するものである。
8に次の係止切欠き86が位置した時に、前記ス
プリング87の弾撥力によつて係止切欠き86と
係止突起88とが係止し、それと同時にクラツチ
板81は、前記歯車66と射撃体駆動歯車103
との噛合いがはずれクラウンギア64が空転自在
となる。そうすると、前記スプリング32の弾撥
力に抗して射撃板20の中心から周端面まで摺動
していた射撃体24は、クラウンギア64が空転
自在となることでスプリング32の弾撥力により
射撃板20の中心まで戻されるのである。つま
り、射撃スイツチ89の作動レバー90の一回の
作動で射撃体24は射撃板20の中心から周端面
まで、つまり標的回転板1の周端面の位置までの
間を一往復摺動するものである。
その時に、射撃体24を標的回転板1の周端面
まで摺動させるべく射撃板20の周端面まで摺動
させるためには、クラウンギア64が空転自在と
なる作動を射撃体24が標的回転板1の周端面の
位置まで摺動した時に行なわせれば良いので、ク
ラツチ板81における係止切欠き86同士の間隔
を、射撃体24を射撃板20の周端面の位置まで
摺動させるクラツチ板81の回転角の分だけ設け
ておく。そうすれば、係止切欠き86と係止突起
88との係止が解除され次の係止切欠き86の位
置で再び係止切欠き86と係止突起88とが係止
するまで射撃体24は射撃板20の中心から周端
面方向に摺動するので、射撃体24は射撃板20
の中心から周端面まで摺動し、この周端面の位置
でクラウンギア64が空転自在となるから射撃体
24はスプリング32の弾撥力で射撃板20の中
心まで戻されるように作動するるものである。
まで摺動させるべく射撃板20の周端面まで摺動
させるためには、クラウンギア64が空転自在と
なる作動を射撃体24が標的回転板1の周端面の
位置まで摺動した時に行なわせれば良いので、ク
ラツチ板81における係止切欠き86同士の間隔
を、射撃体24を射撃板20の周端面の位置まで
摺動させるクラツチ板81の回転角の分だけ設け
ておく。そうすれば、係止切欠き86と係止突起
88との係止が解除され次の係止切欠き86の位
置で再び係止切欠き86と係止突起88とが係止
するまで射撃体24は射撃板20の中心から周端
面方向に摺動するので、射撃体24は射撃板20
の中心から周端面まで摺動し、この周端面の位置
でクラウンギア64が空転自在となるから射撃体
24はスプリング32の弾撥力で射撃板20の中
心まで戻されるように作動するるものである。
一方、標的回転板1と噛合して回転させる標的
回転板駆動歯車101、射撃板20に連結した回
転円板22と噛合して回転させる射撃板駆動歯車
102、クラツチ板81と噛合し前記歯車66、
クラウンギア64、ピニオン62を介して射撃体
24を摺動させる射撃体駆動歯車103は、駆動
機構100内に配されている。
回転板駆動歯車101、射撃板20に連結した回
転円板22と噛合して回転させる射撃板駆動歯車
102、クラツチ板81と噛合し前記歯車66、
クラウンギア64、ピニオン62を介して射撃体
24を摺動させる射撃体駆動歯車103は、駆動
機構100内に配されている。
そして、駆動機構100は、モーター106の
回転駆動力を、歯車機構104を介して標的回転
板駆動歯車101、射撃板駆動歯車102、射撃
体駆動歯車103を適宜速度で回転させるように
伝達させ、しかも、前記歯車機構104は標的回
転板駆動歯車101と射撃板駆動歯車102とを
互いに逆回転させるようにする。又、駆動機構1
00は、始動スイツチ107をONにすると常時
回転するように形成してあり標的回転板1と射撃
板20とを互いに逆回転させておくように形成し
ておくものである。しかも、射撃体24が摺動し
て標的感応ピン44が前記凹み部6に入り標的回
転板1の裏面2よりも突出し、後述する如く、接
触端子片33の一端36から接続端子片34の一
端37と接続端子片35の一端38とが離れモー
ター106が停止して射撃体24の摺動が停止し
た時に、再度電流を直結してモーター106を回
転させ、凹み部6から標的感応ピン44を脱出さ
せて射撃体24を射撃板20の中心まで戻すリセ
ツトスイツチ108を付設しておくものである。
回転駆動力を、歯車機構104を介して標的回転
板駆動歯車101、射撃板駆動歯車102、射撃
体駆動歯車103を適宜速度で回転させるように
伝達させ、しかも、前記歯車機構104は標的回
転板駆動歯車101と射撃板駆動歯車102とを
互いに逆回転させるようにする。又、駆動機構1
00は、始動スイツチ107をONにすると常時
回転するように形成してあり標的回転板1と射撃
板20とを互いに逆回転させておくように形成し
ておくものである。しかも、射撃体24が摺動し
て標的感応ピン44が前記凹み部6に入り標的回
転板1の裏面2よりも突出し、後述する如く、接
触端子片33の一端36から接続端子片34の一
端37と接続端子片35の一端38とが離れモー
ター106が停止して射撃体24の摺動が停止し
た時に、再度電流を直結してモーター106を回
転させ、凹み部6から標的感応ピン44を脱出さ
せて射撃体24を射撃板20の中心まで戻すリセ
ツトスイツチ108を付設しておくものである。
そして、第2図及び第3図に示す如く標的回転
板1、射撃板20、射撃体24、射撃スイツチ機
構80、駆動機構100等をネジ110の如きも
ので固定し組立てて、第1図に示す如くケースH
内に装着しておくものである。
板1、射撃板20、射撃体24、射撃スイツチ機
構80、駆動機構100等をネジ110の如きも
ので固定し組立てて、第1図に示す如くケースH
内に装着しておくものである。
次に、これが使用を説明すると、先ず最初に、
始動スイツチ107をONにするとモーター10
6が回転して歯車機構104を介して標的回転板
1と射撃板20とを互いに逆回転させる。その時
に前記透明な回転円板22の中心に宇宙船の如き
絵或いは模型を配しシユーター9を形成してお
く。
始動スイツチ107をONにするとモーター10
6が回転して歯車機構104を介して標的回転板
1と射撃板20とを互いに逆回転させる。その時
に前記透明な回転円板22の中心に宇宙船の如き
絵或いは模型を配しシユーター9を形成してお
く。
そして、次に、標的回転板1の標的5にねらい
を定め、射撃スイツチ89を押圧して作動させる
と、作動杆83を介してクラツチ板81が射撃体
駆動歯車103とクラウンギア64に連結してあ
る歯車66とに同時に噛合う。そうすると、射撃
体駆動歯車103からの回転駆動力でクラツチ板
81、歯車66、クラウンギア64、ピニオン6
2が連動回転し射撃体24が射撃板20の周端面
方向へ摺動移動する。その時に、標的感応ピン4
4も射撃体24の摺動で標的回転板1の裏面2に
押圧当接したまま標的回転板1の周端面方向へ移
動してゆく。
を定め、射撃スイツチ89を押圧して作動させる
と、作動杆83を介してクラツチ板81が射撃体
駆動歯車103とクラウンギア64に連結してあ
る歯車66とに同時に噛合う。そうすると、射撃
体駆動歯車103からの回転駆動力でクラツチ板
81、歯車66、クラウンギア64、ピニオン6
2が連動回転し射撃体24が射撃板20の周端面
方向へ摺動移動する。その時に、標的感応ピン4
4も射撃体24の摺動で標的回転板1の裏面2に
押圧当接したまま標的回転板1の周端面方向へ移
動してゆく。
一方、射撃体24の電球41は、スライド式接
点スイツチ45によつて射撃体24が射撃体20
の周端面方向に摺動している時は点灯し、周端面
から中心方向へ戻る時は点灯しないように形成さ
れている。そのため、標的回転板1の前面方向か
ら見ると、標的回転板1が透明度の低い板にて形
成されているので、標的回転板1の裏面2側を摺
動している射撃体24等は全く見えず電球41の
光のみが見えることとなり、あたかも標的回転板
1上を光の航跡が中心から周端面方向へ走るよう
に見えるものである。
点スイツチ45によつて射撃体24が射撃体20
の周端面方向に摺動している時は点灯し、周端面
から中心方向へ戻る時は点灯しないように形成さ
れている。そのため、標的回転板1の前面方向か
ら見ると、標的回転板1が透明度の低い板にて形
成されているので、標的回転板1の裏面2側を摺
動している射撃体24等は全く見えず電球41の
光のみが見えることとなり、あたかも標的回転板
1上を光の航跡が中心から周端面方向へ走るよう
に見えるものである。
そこで、標的回転板1の裏面2における標的5
に該当する位置の凹み部6を標的感応ピン44が
通過しようとすると、凹んでいるので標的感応ピ
ン44が標的回転板1の裏面2の位置よりも突出
することになり、接触端子片33の一端36から
接触端子片34の一端37と接触端子片35の一
端38とが離れモーター106が停止して射撃体
24の摺動が停止する。その時に標的5に光が命
中したことになり撃墜したこととなり、しかも、
標的5の位置の材料だけ透明度の高いものとして
あるので、その時に光が明るく見えるため命中し
た実感がわくものである。また。凹み部6を標的
感応ピン44が通過しないで周端面まで移動した
時には、周端面に到達した時点で、前記クラツチ
板81の係止切欠き86と係止突起88とが係止
し、クラツチ板81が射撃体駆動歯車103と前
記歯車66とからはずれてクラウンギア64が空
転自在となり、射撃体24はスプリング32の弾
撥力で元の位置である中心まで引き戻されるので
ある。その時は、標的5に光が命中しなかつたこ
とになる。
に該当する位置の凹み部6を標的感応ピン44が
通過しようとすると、凹んでいるので標的感応ピ
ン44が標的回転板1の裏面2の位置よりも突出
することになり、接触端子片33の一端36から
接触端子片34の一端37と接触端子片35の一
端38とが離れモーター106が停止して射撃体
24の摺動が停止する。その時に標的5に光が命
中したことになり撃墜したこととなり、しかも、
標的5の位置の材料だけ透明度の高いものとして
あるので、その時に光が明るく見えるため命中し
た実感がわくものである。また。凹み部6を標的
感応ピン44が通過しないで周端面まで移動した
時には、周端面に到達した時点で、前記クラツチ
板81の係止切欠き86と係止突起88とが係止
し、クラツチ板81が射撃体駆動歯車103と前
記歯車66とからはずれてクラウンギア64が空
転自在となり、射撃体24はスプリング32の弾
撥力で元の位置である中心まで引き戻されるので
ある。その時は、標的5に光が命中しなかつたこ
とになる。
そして、前記したように標的5に光が命中した
時には、射撃体24の摺動が停止するが、再スタ
ートさせるためにリセツトスイツチ108を押圧
して電流を一時的に直結し、標的感応ピン44を
凹み部6から脱出させ前述した光が命中しなかつ
た時と同様に射撃体24は周端面まで移動しスプ
リング32によつて再び中心まで引き戻されるも
のである。又、前記射撃スイツチ89とリセツト
スイツチ108とにそれぞれカウンター109を
設けておき、何回射撃スイツチ89を押圧作動さ
せ、何回標的5に命中するかを競いあうもので、
命中した回数はリセツトスイツチ108を押圧作
動した回数に匹敵するので、リセツトスイツチ1
08に設けたカウンター109を見ればその回数
が判断できるものである。
時には、射撃体24の摺動が停止するが、再スタ
ートさせるためにリセツトスイツチ108を押圧
して電流を一時的に直結し、標的感応ピン44を
凹み部6から脱出させ前述した光が命中しなかつ
た時と同様に射撃体24は周端面まで移動しスプ
リング32によつて再び中心まで引き戻されるも
のである。又、前記射撃スイツチ89とリセツト
スイツチ108とにそれぞれカウンター109を
設けておき、何回射撃スイツチ89を押圧作動さ
せ、何回標的5に命中するかを競いあうもので、
命中した回数はリセツトスイツチ108を押圧作
動した回数に匹敵するので、リセツトスイツチ1
08に設けたカウンター109を見ればその回数
が判断できるものである。
尚、前記凹み部6の周囲はリセツトスイツチ1
08によつて44を脱出させ易いように傾斜をつ
けた面としておくと良い。また、電球41からの
光は、標的回転板1の前面からガイド溝25の切
欠窓27を通して見える位置に配しておくもので
ある。
08によつて44を脱出させ易いように傾斜をつ
けた面としておくと良い。また、電球41からの
光は、標的回転板1の前面からガイド溝25の切
欠窓27を通して見える位置に配しておくもので
ある。
[発明の効果]
この発明は、上述の如く構成したから、射撃体
24の周囲を回転している標的5を射撃体24か
ら発射された光で撃墜するゲーム装置Gを、マイ
クロコンピユーター等の電気的に複雑な装置を使
用しないで堅牢且つコンパクトに形成することが
でき、又、誰にでも遊戯可能でしかも安価にて提
供できるものである。
24の周囲を回転している標的5を射撃体24か
ら発射された光で撃墜するゲーム装置Gを、マイ
クロコンピユーター等の電気的に複雑な装置を使
用しないで堅牢且つコンパクトに形成することが
でき、又、誰にでも遊戯可能でしかも安価にて提
供できるものである。
すなわち、駆動機構100によつて回転する標
的回転板1の表面任意の位置に適数個の標的5を
描いておき、その標的5位置の裏面を凹み状とし
て形成し、一方、標的回転板1と同心にて駆動機
構100により回転する射撃板20の板上を回転
中心から標的回転板1の周端面の位置までの放射
方向とこの周端面の位置から回転中心までの向心
方向とに摺動手段によつて往復摺動する射撃体2
4を形成しておき、この射撃体24に、標的回転
板1の裏面2に常時押圧当接し、且つこの裏面2
位置よりも更に突出した時に射撃体24の摺動を
停止させる標的感応ピン44を設けたことで、標
的回転板1と射撃板20とが回転している状態で
射撃体24を摺動させると、標的5の位置の裏面
の凹み状となつている部分を標的感応ピン44が
通過すれば、標的回転板1の裏面2位置よりも標
的感応ピン44は更に突出した状態となり、射撃
体24の摺動が停止する。この時が射撃をして標
的5に命中したこととなる。又、標的感応ピン4
4が標的5の位置の裏面の凹み状となつている部
分を通過しない時は命中したことにならず射撃体
24はそのまま射撃板20の中心まで戻るもので
ある。
的回転板1の表面任意の位置に適数個の標的5を
描いておき、その標的5位置の裏面を凹み状とし
て形成し、一方、標的回転板1と同心にて駆動機
構100により回転する射撃板20の板上を回転
中心から標的回転板1の周端面の位置までの放射
方向とこの周端面の位置から回転中心までの向心
方向とに摺動手段によつて往復摺動する射撃体2
4を形成しておき、この射撃体24に、標的回転
板1の裏面2に常時押圧当接し、且つこの裏面2
位置よりも更に突出した時に射撃体24の摺動を
停止させる標的感応ピン44を設けたことで、標
的回転板1と射撃板20とが回転している状態で
射撃体24を摺動させると、標的5の位置の裏面
の凹み状となつている部分を標的感応ピン44が
通過すれば、標的回転板1の裏面2位置よりも標
的感応ピン44は更に突出した状態となり、射撃
体24の摺動が停止する。この時が射撃をして標
的5に命中したこととなる。又、標的感応ピン4
4が標的5の位置の裏面の凹み状となつている部
分を通過しない時は命中したことにならず射撃体
24はそのまま射撃板20の中心まで戻るもので
ある。
そして、標的回転板1を透明度の低い材料にて
形成し、前記標的5の部分のみを透明度の高い材
料としておき、一方、射撃体24には摺動時に点
灯する光源を設けたことで、標的回転板1の表面
側から見える射撃体24は全く見えず光源からの
光のみが見えるように形成され、標的回転板1の
表面から見ると、射撃体24が摺動した時に光の
航跡となつて移動するように見えるものである。
しかも、標的5にこの光が命中した状態となると
射撃体24が凹み状の部分において停止し、その
部分が透明な材料にて形成されているから光源が
明るく見えるようになり命中したことを確認てだ
きるものである。
形成し、前記標的5の部分のみを透明度の高い材
料としておき、一方、射撃体24には摺動時に点
灯する光源を設けたことで、標的回転板1の表面
側から見える射撃体24は全く見えず光源からの
光のみが見えるように形成され、標的回転板1の
表面から見ると、射撃体24が摺動した時に光の
航跡となつて移動するように見えるものである。
しかも、標的5にこの光が命中した状態となると
射撃体24が凹み状の部分において停止し、その
部分が透明な材料にて形成されているから光源が
明るく見えるようになり命中したことを確認てだ
きるものである。
又、前述した装置に、射撃体24を一回の作動
で位置往復摺動させる射撃スイツチ機構80と、
前記標的感応ピン44により射撃体24が停止し
た際に再び射撃体24を前記回転中心に戻すべく
作動させるリセツトスイツチ108とを付設した
ことにより、射撃スイツチ機構80の作動させる
回数とリセツトスイツチ108を作動させる回数
とを比較することで、射撃スイツチ機構80の何
回の作動で標的5に何回光が命中するかを競い合
うことができるものである。
で位置往復摺動させる射撃スイツチ機構80と、
前記標的感応ピン44により射撃体24が停止し
た際に再び射撃体24を前記回転中心に戻すべく
作動させるリセツトスイツチ108とを付設した
ことにより、射撃スイツチ機構80の作動させる
回数とリセツトスイツチ108を作動させる回数
とを比較することで、射撃スイツチ機構80の何
回の作動で標的5に何回光が命中するかを競い合
うことができるものである。
以上説明したように、この発明によれば、非常
に簡単な操作で、回転中の標的を光で撃墜するゲ
ームを楽しむことができ、又、その構造も、マイ
クロコンピユーターの如き高価で電気的に複雑な
装置を使用していないので幼児等にも充分楽しむ
ことができると共に、非常に安価にて提供するこ
とができ、更には装置自体が堅牢に形成されてい
るので乱暴な取扱いにも充分に耐え得る等の種々
の優れた効果を奏するものである。
に簡単な操作で、回転中の標的を光で撃墜するゲ
ームを楽しむことができ、又、その構造も、マイ
クロコンピユーターの如き高価で電気的に複雑な
装置を使用していないので幼児等にも充分楽しむ
ことができると共に、非常に安価にて提供するこ
とができ、更には装置自体が堅牢に形成されてい
るので乱暴な取扱いにも充分に耐え得る等の種々
の優れた効果を奏するものである。
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1
図は斜視図、第2図は表側から見た一部切欠要部
分解斜視図、第3図は裏側から見た要部分解斜視
図、第4図は一部切欠要部側面図、第5図は一部
切欠要部拡大側面図、第6図は射撃体の平面図、
第7図は第6図における−矢視拡大断面図、
第8図A,B,Cはスライド式接点スイツチの作
動状態を示す各作動時の斜視図、第9図は配線状
態を示す概略斜視図、第10図は配線回路図、第
11図は射撃前における射撃スイツチ機構の要部
斜視図、第12図は射撃時における射撃スイツチ
機構の要部斜視図である。 G……ゲーム装置、H……ケース、J……基
台、1……標的回転板、2……裏面、3……歯、
4……表面、5……標的、6……凹み部、7……
円板、8……円板、9……シユーター、20……
射撃板、21……歯、22……回転円板、23…
…面、24……射撃体、25……ガイド溝、26
……壁、27……切欠窓、28……ガイド筒、2
9……台板、30……ラツク、31……駆動杆、
32……スプリング、33……接触端子片、34
……接触端子片、35……接触端子片、36……
一端、37……一端、38……一端、39……接
触端子片、40……一端、41……電球、42…
…端子線、43……貫通孔、44……標的感応ピ
ン、45……スライド式接点スイツチ、46……
ガイド導通孔、47……絶縁板、48……側板、
49……一辺、50……他辺、51……上端縁、
52……低い部分、53……他端、54……他
端、55……他端、56……他端、57……スラ
イド片、58……端子線、59……接触端子片、
60……一端、61……他端、62……ピニオ
ン、63……軸、64……クラウンギア、65…
…回転導通基板、66……歯車、67……軸、6
8……立設基板、69……スライド接触基片、7
0……スライド接触基片、71……スライド接触
基片、72……回転接触片、73……回転接触
片、74……回転接触片、75……端子、76…
…端子、77……端子、78……切欠窓、79…
…配線、80……射撃スイツチ機構、81……ク
ラツチ板、82……クラツチ基板、83……作動
杆、84……歯、85……回転軸、86……係止
切欠き、87……スプリング、88……係止突
起、89……射撃スイツチ、90……作動レバ
ー、100……作動機構、101……標的回転板
駆動歯車、102……射撃板駆動歯車、103…
…射撃体駆動歯車、104……歯車機構、105
……電源、106……モーター、107……始動
スイツチ、108……リセツトスイツチ、109
……カウンター、110……ネジ。
図は斜視図、第2図は表側から見た一部切欠要部
分解斜視図、第3図は裏側から見た要部分解斜視
図、第4図は一部切欠要部側面図、第5図は一部
切欠要部拡大側面図、第6図は射撃体の平面図、
第7図は第6図における−矢視拡大断面図、
第8図A,B,Cはスライド式接点スイツチの作
動状態を示す各作動時の斜視図、第9図は配線状
態を示す概略斜視図、第10図は配線回路図、第
11図は射撃前における射撃スイツチ機構の要部
斜視図、第12図は射撃時における射撃スイツチ
機構の要部斜視図である。 G……ゲーム装置、H……ケース、J……基
台、1……標的回転板、2……裏面、3……歯、
4……表面、5……標的、6……凹み部、7……
円板、8……円板、9……シユーター、20……
射撃板、21……歯、22……回転円板、23…
…面、24……射撃体、25……ガイド溝、26
……壁、27……切欠窓、28……ガイド筒、2
9……台板、30……ラツク、31……駆動杆、
32……スプリング、33……接触端子片、34
……接触端子片、35……接触端子片、36……
一端、37……一端、38……一端、39……接
触端子片、40……一端、41……電球、42…
…端子線、43……貫通孔、44……標的感応ピ
ン、45……スライド式接点スイツチ、46……
ガイド導通孔、47……絶縁板、48……側板、
49……一辺、50……他辺、51……上端縁、
52……低い部分、53……他端、54……他
端、55……他端、56……他端、57……スラ
イド片、58……端子線、59……接触端子片、
60……一端、61……他端、62……ピニオ
ン、63……軸、64……クラウンギア、65…
…回転導通基板、66……歯車、67……軸、6
8……立設基板、69……スライド接触基片、7
0……スライド接触基片、71……スライド接触
基片、72……回転接触片、73……回転接触
片、74……回転接触片、75……端子、76…
…端子、77……端子、78……切欠窓、79…
…配線、80……射撃スイツチ機構、81……ク
ラツチ板、82……クラツチ基板、83……作動
杆、84……歯、85……回転軸、86……係止
切欠き、87……スプリング、88……係止突
起、89……射撃スイツチ、90……作動レバ
ー、100……作動機構、101……標的回転板
駆動歯車、102……射撃板駆動歯車、103…
…射撃体駆動歯車、104……歯車機構、105
……電源、106……モーター、107……始動
スイツチ、108……リセツトスイツチ、109
……カウンター、110……ネジ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 標的回転板と、この標的回転板の裏面側に配
し且つ同心にて回転する射撃板と、標的回転板及
び射撃板をそれぞれ回転させる駆動機構とからな
り、標的回転板は、透明度の低い板材の表面任意
の位置に適数個の標的を描いておき、その標的部
分のみを透明度の高い材料とし、それぞれの標的
位置の裏面を凹み状として形成し、射撃板には、
この板上を回転中心から標的回転板の周端面の位
置までの放射方向とこの周端面の位置から回転中
心までの向心方向とに摺動手段によつて往復摺動
する射撃体を配し、この射撃体には、標的回転板
の裏面に常時押圧当接し且つこの裏面位置より更
に突出した時に射撃体の摺動を停止させる標的感
応ピンと射撃体の摺動時に点灯する光源とを設
け、射撃体を一回の作動で一往復摺動させる射撃
スイツチ機構と、前記標的感応ピンにより射撃体
が停止した際に再び射撃体を前記回転中心に戻す
べく作動させるリセツトスイツチとを付設したこ
とを特徴とする回転標的撃墜ゲーム装置。 2 摺動手段は、射撃体を常時回転中心に引張つ
ているスプリングとラツク及びラツクに噛合する
ピニオンとからなり、ピニオンが駆動回転するこ
とで射撃体を標的回転板の周端面の位置まで摺動
させ、ピニオンが空転自在となることでスプリン
グにより射撃体を前記回転中心まで摺動させるべ
く形成し、射撃スイツチ機構は、外周に歯車の歯
を刻設した回転自在な円板で円周方向に均等配分
にて複数個の係止切欠きを形成してあり且つ駆動
機構の歯車と前記ピニオンとに同時に噛合い駆動
力を伝達し噛合いを解除することで駆動力を遮断
するクラツチ板と、前記係止切欠きに係止可能な
係止突起と、係止切欠きと係止突起との係止の解
除と前記クラツチ板の噛合いとを同時に行わしめ
る射撃スイツチとからなり、クラツチ板は常時前
記噛合いの解除と前記係止とを行う方向に作動す
べく形成し、隣合う係止切欠き同士を、射撃体が
射撃板の回転中心から標的回転板の周端面の位置
まで摺動するに必要なクラツチ板の回転角度の間
隔を設けて配した特許請求の範囲第1項記載の回
転標的撃墜ゲーム装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23640284A JPS61115589A (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | 回転標的撃墜ゲ−ム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23640284A JPS61115589A (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | 回転標的撃墜ゲ−ム装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61115589A JPS61115589A (ja) | 1986-06-03 |
JPH0379034B2 true JPH0379034B2 (ja) | 1991-12-17 |
Family
ID=17000225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23640284A Granted JPS61115589A (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | 回転標的撃墜ゲ−ム装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61115589A (ja) |
-
1984
- 1984-11-09 JP JP23640284A patent/JPS61115589A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61115589A (ja) | 1986-06-03 |
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