JPH037770Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH037770Y2 JPH037770Y2 JP3006984U JP3006984U JPH037770Y2 JP H037770 Y2 JPH037770 Y2 JP H037770Y2 JP 3006984 U JP3006984 U JP 3006984U JP 3006984 U JP3006984 U JP 3006984U JP H037770 Y2 JPH037770 Y2 JP H037770Y2
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- JP
- Japan
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- gas
- holder
- linear scale
- scale
- longitudinal direction
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 5
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000003595 mist Substances 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 239000010730 cutting oil Substances 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Measuring Arrangements Characterized By The Use Of Fluids (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（考案の技術分野）
本考案はユニツト式デジタルスケール（リニア
エンコーダ）等として呼称されている測長装置に
関するものである。
エンコーダ）等として呼称されている測長装置に
関するものである。
（考案の背景）
従来技術として装置に気体を吹込ませ、防水、
防油性をもたせたものがあるが、スケールに直接
気体が吹きつけられる構造であるため、供給され
る気体に水滴や油滴が含まれていた場合、読取へ
ツドによりスケールを走査し位置信号を読取つて
いくときに、信号に異常をきたす欠点があつた。
また、スケールホルダーの長手方向に直交する方
向の１ケ所からの気体供給では、ホルダー内の圧
力が均一になりにくく、リツプシールの合わせ目
からもれる気体が場所により不均一となり、十分
な防水、防油性を得られないという欠点があつ
た。
防油性をもたせたものがあるが、スケールに直接
気体が吹きつけられる構造であるため、供給され
る気体に水滴や油滴が含まれていた場合、読取へ
ツドによりスケールを走査し位置信号を読取つて
いくときに、信号に異常をきたす欠点があつた。
また、スケールホルダーの長手方向に直交する方
向の１ケ所からの気体供給では、ホルダー内の圧
力が均一になりにくく、リツプシールの合わせ目
からもれる気体が場所により不均一となり、十分
な防水、防油性を得られないという欠点があつ
た。
（考案の目的）
本考案はこれらの欠点を解決し、供給気体に水
滴等が含まれている場合でも支障なく測長でき、
また装置の１ケ所から気体を供給した場合にも装
置内の圧力が均一となり十分な防水、防油効果を
得ることのできる測長装置の提供を目的とする。
滴等が含まれている場合でも支障なく測長でき、
また装置の１ケ所から気体を供給した場合にも装
置内の圧力が均一となり十分な防水、防油効果を
得ることのできる測長装置の提供を目的とする。
（考案の概要）
本考案は、装置に気体を吹込ませ、防水、防油
性をもたせる際に、気体の吹込方向をリニアスケ
ールの長手方向に成すと共に、気体中の水滴等が
スケール表面に付着するのを防ぐために、気体の
進路を遮蔽すると共に、気体の流路がリニアスケ
ールの両面に並行するように成す遮蔽板を設けた
測長装置である。
性をもたせる際に、気体の吹込方向をリニアスケ
ールの長手方向に成すと共に、気体中の水滴等が
スケール表面に付着するのを防ぐために、気体の
進路を遮蔽すると共に、気体の流路がリニアスケ
ールの両面に並行するように成す遮蔽板を設けた
測長装置である。
（実施例）
以下図面に示した実施例に基づいて本考案を説
明する。
明する。
第１図は上面図、第２図は正面断面図、第３図
は第２図のＡ−A′矢視断面図、第４図は第２図
の他の部分の断面図である。
は第２図のＡ−A′矢視断面図、第４図は第２図
の他の部分の断面図である。
長手方向Ｌに目盛を設けたリニアスケール１
は、ホルダー２に収納されている。リニアスケー
ル１の長手方向Ｌに沿つて移動可能な移動部材３
は、不図示の被測定装置の移動部分に固定され
る。移動部材３には腕４が一体に設けられ、この
腕４はホルダー２に長手方向Ｌに形成された開口
部５を通してホルダー２内に挿入され、腕４の先
にはリニアスケール１に係合して案内されると共
に、リニアスケール１の目盛を読取る読取ヘツド
６が設けられている。開口部５からゴミ等がホル
ダー２内に入り込まないように、リツプシール７
が設けられている。
は、ホルダー２に収納されている。リニアスケー
ル１の長手方向Ｌに沿つて移動可能な移動部材３
は、不図示の被測定装置の移動部分に固定され
る。移動部材３には腕４が一体に設けられ、この
腕４はホルダー２に長手方向Ｌに形成された開口
部５を通してホルダー２内に挿入され、腕４の先
にはリニアスケール１に係合して案内されると共
に、リニアスケール１の目盛を読取る読取ヘツド
６が設けられている。開口部５からゴミ等がホル
ダー２内に入り込まないように、リツプシール７
が設けられている。
以上主として第４図を用いて説明した如き測長
装置の構造は周知のものである。
装置の構造は周知のものである。
ホルダー２の一方の側端は、別部材にて蓋８が
固設されて形成されており、蓋８の中央には開口
が形成され、気体供給用のチユーブ９の先端部位
が継手１０によつて蓋８の開口に固定され、その
先端の吹出口１１がホルダー２内に臨んでいる。
固設されて形成されており、蓋８の中央には開口
が形成され、気体供給用のチユーブ９の先端部位
が継手１０によつて蓋８の開口に固定され、その
先端の吹出口１１がホルダー２内に臨んでいる。
吹出口１１はリニアスケール１の長手方向Ｌに
向いている。吹出口１１からの気体の進路を遮蔽
し、かつ吹出口１１からの気体がリニアスケール
１の両面に並行する流路P1，P2（第２図）をとる
ように、蓋８にはコ字状をした遮蔽板１２が固設
されている。すなわち、遮蔽板１２に当つた気体
は２方向へ逃げ、気体の流れはかく乱され、ホル
ダー２内長手方向（リニアスケール１の長手方向
Ｌ）へ流れていく。
向いている。吹出口１１からの気体の進路を遮蔽
し、かつ吹出口１１からの気体がリニアスケール
１の両面に並行する流路P1，P2（第２図）をとる
ように、蓋８にはコ字状をした遮蔽板１２が固設
されている。すなわち、遮蔽板１２に当つた気体
は２方向へ逃げ、気体の流れはかく乱され、ホル
ダー２内長手方向（リニアスケール１の長手方向
Ｌ）へ流れていく。
このような構造であるからこの実施例では、万
一供給される気体に水滴や油滴が入つていても遮
蔽板１２に当り直接スケール１に達するのを防ぐ
ことができ、読取へツド６によりスケール１を読
取つていくとき読取信号に異常をきたすことを防
ぐ利点があり、また遮蔽板１２が気体の流れを適
度にかく乱するため、ホルダー２内の圧力が均一
となり、リツプシール７からもれる気体がホルダ
ー２全域にわたつて均一となり、外部からオイル
ミストや水蒸気が入つてくるのを防ぎ、スケール
１が常に清浄に保たれ、安定した信号を得られる
という利点がある。
一供給される気体に水滴や油滴が入つていても遮
蔽板１２に当り直接スケール１に達するのを防ぐ
ことができ、読取へツド６によりスケール１を読
取つていくとき読取信号に異常をきたすことを防
ぐ利点があり、また遮蔽板１２が気体の流れを適
度にかく乱するため、ホルダー２内の圧力が均一
となり、リツプシール７からもれる気体がホルダ
ー２全域にわたつて均一となり、外部からオイル
ミストや水蒸気が入つてくるのを防ぎ、スケール
１が常に清浄に保たれ、安定した信号を得られる
という利点がある。
また、以上説明した装置の検出方法は光電式、
磁気式等いずれであつても良い。
磁気式等いずれであつても良い。
（考案の効果）
以上のように本考案によれば、装置内に吹込ま
れる気体が直接スケールに達しないため、吹込ま
れる気体に水滴、油滴等が含まれていた場合に
も、それがスケールに付着して読取信号に異常を
きたすことを防止できる利点があるのみならず、
吹込まれた気体の流れを適度にかく乱、拡散する
ため、装置内の圧力が均一になり、リツプシール
等の密閉手段からの気体のもれ量を均一にし、外
部からオイルミスト水蒸気等が侵入するのを防ぐ
効果が期待できる。本考案の装置をNC施盤等の
切削油を多量に使用する工作機械のテーブル位置
読取装置として使用すれば、汚れた環境に強いと
いう理由で有効である。
れる気体が直接スケールに達しないため、吹込ま
れる気体に水滴、油滴等が含まれていた場合に
も、それがスケールに付着して読取信号に異常を
きたすことを防止できる利点があるのみならず、
吹込まれた気体の流れを適度にかく乱、拡散する
ため、装置内の圧力が均一になり、リツプシール
等の密閉手段からの気体のもれ量を均一にし、外
部からオイルミスト水蒸気等が侵入するのを防ぐ
効果が期待できる。本考案の装置をNC施盤等の
切削油を多量に使用する工作機械のテーブル位置
読取装置として使用すれば、汚れた環境に強いと
いう理由で有効である。
第１図は本考案の装置の一部上面図、第２図は
第１図の正面断面図、第３図は第２図のＡ−
A′矢視断面図、第４図は第２図の他の部分の断
面図、である。 主要部分の符号の説明、１……リニアスケー
ル、２……ホルダー、３……移動部材、４……
腕、５……開口部、６……読取ヘツド、７……リ
ツプシール、８……蓋、９……気体供給用のチユ
ーブ、１０……継手、１１……吹出口、１２……
遮蔽板。
第１図の正面断面図、第３図は第２図のＡ−
A′矢視断面図、第４図は第２図の他の部分の断
面図、である。 主要部分の符号の説明、１……リニアスケー
ル、２……ホルダー、３……移動部材、４……
腕、５……開口部、６……読取ヘツド、７……リ
ツプシール、８……蓋、９……気体供給用のチユ
ーブ、１０……継手、１１……吹出口、１２……
遮蔽板。
Claims (1)
- 長手方向に目盛を設けたリニアスケールと、該
リニアスケールを収納するホルダーと、前記リニ
アスケールの長手方向に沿つて移動可能な移動部
材と、前記リニアスケールと係合すると共に前記
移動部材に連結されて一体に移動して、前記目盛
を読取る読取ヘツドを備え、前記リニアスケール
を収納するホルダーには長手方向に開口があり、
ホルダーの外側から開口を通して移動部材の腕が
ホルダー内に入つており、この腕に前記読取ヘツ
ドが連結され、前記開口が密閉手段により閉じら
れている測長装置において、ホルダー側端の少な
くとも一方より気体を前記ホルダー内部に供給
し、前記ホルダー内部の圧力を外圧よりも高くす
る気体供給手段を設けると共に該手段の気体吹出
口を前記ホルダー側端の少なくとも一方に前記気
体が前記リニアスケールの長手方向に射出される
ように配設し、前記気体吹出口の前方にその気体
の進路を遮蔽すると共に、前記気体の流路が前記
リニアスケールの両面に並行するように成す遮蔽
板を設けたことを特徴とする測長装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3006984U JPS60143308U (ja) | 1984-03-01 | 1984-03-01 | 測長装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3006984U JPS60143308U (ja) | 1984-03-01 | 1984-03-01 | 測長装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60143308U JPS60143308U (ja) | 1985-09-24 |
| JPH037770Y2 true JPH037770Y2 (ja) | 1991-02-26 |
Family
ID=30529433
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3006984U Granted JPS60143308U (ja) | 1984-03-01 | 1984-03-01 | 測長装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60143308U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11404261B2 (en) | 2020-03-23 | 2022-08-02 | Ricoh Company, Ltd. | Method, device, and base for preparing measurement sample for MALDI mass spectrometry |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2510260Y2 (ja) * | 1988-05-16 | 1996-09-11 | 双葉電子工業株式会社 | 測長装置 |
-
1984
- 1984-03-01 JP JP3006984U patent/JPS60143308U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11404261B2 (en) | 2020-03-23 | 2022-08-02 | Ricoh Company, Ltd. | Method, device, and base for preparing measurement sample for MALDI mass spectrometry |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60143308U (ja) | 1985-09-24 |
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