JPH0377549A - 集束衝撃波発生用衝撃波源 - Google Patents

集束衝撃波発生用衝撃波源

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JPH0377549A
JPH0377549A JP2210143A JP21014390A JPH0377549A JP H0377549 A JPH0377549 A JP H0377549A JP 2210143 A JP2210143 A JP 2210143A JP 21014390 A JP21014390 A JP 21014390A JP H0377549 A JPH0377549 A JP H0377549A
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diaphragm
coil
shock wave
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JP2210143A
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English (en)
Inventor
Dietrich Hassler
デイートリツヒ、ハスラー
Helmut Reichenberger
ヘルムート、ライヒエンベルガー
Hubert Schwark
フーベルト、シユワルク
Erhard Schmidt
エアハルト、シユミツト
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Siemens AG
Original Assignee
Siemens AG
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/22Implements for squeezing-off ulcers or the like on the inside of inner organs of the body; Implements for scraping-out cavities of body organs, e.g. bones; Calculus removers; Calculus smashing apparatus; Apparatus for removing obstructions in blood vessels, not otherwise provided for
    • A61B17/225Implements for squeezing-off ulcers or the like on the inside of inner organs of the body; Implements for scraping-out cavities of body organs, e.g. bones; Calculus removers; Calculus smashing apparatus; Apparatus for removing obstructions in blood vessels, not otherwise provided for for extracorporeal shock wave lithotripsy [ESWL], e.g. by using ultrasonic waves
    • A61B17/2256Implements for squeezing-off ulcers or the like on the inside of inner organs of the body; Implements for scraping-out cavities of body organs, e.g. bones; Calculus removers; Calculus smashing apparatus; Apparatus for removing obstructions in blood vessels, not otherwise provided for for extracorporeal shock wave lithotripsy [ESWL], e.g. by using ultrasonic waves with means for locating or checking the concrement, e.g. X-ray apparatus, imaging means
    • A61B17/2258Implements for squeezing-off ulcers or the like on the inside of inner organs of the body; Implements for scraping-out cavities of body organs, e.g. bones; Calculus removers; Calculus smashing apparatus; Apparatus for removing obstructions in blood vessels, not otherwise provided for for extracorporeal shock wave lithotripsy [ESWL], e.g. by using ultrasonic waves with means for locating or checking the concrement, e.g. X-ray apparatus, imaging means integrated in a central portion of the shock wave apparatus
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10KSOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10K9/00Devices in which sound is produced by vibrating a diaphragm or analogous element, e.g. fog horns, vehicle hooters or buzzers
    • G10K9/12Devices in which sound is produced by vibrating a diaphragm or analogous element, e.g. fog horns, vehicle hooters or buzzers electrically operated

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、導電性材料から成るほぼ中空円筒状のダイヤ
フラムと、このダイヤフラムの内部に配置されダイヤフ
ラムを衝撃的に駆動するために高電圧パルスを与えるこ
とができる電気コイル装置と、ダイヤフラムを取巻く凹
面状反射体と、少なくともダイヤフラムと反射体との間
の空間に充填された音響伝播媒体と備え、反射体の形状
は少なくとも回転放物面の形状を近似し、その中心軸線
はダイヤフラムの中心軸線にほぼ一致する集束衝撃波発
生用衝撃波源に関する。
〔従来の技術〕
この種の電磁式衝撃波源は、例えば医学において患者身
体内に存在する結石を非接触式に破砕したりまたは病的
組織変化を同様に非接触式に治療するなど種々異なった
目的のために使用される。
さらに、この種の衝撃波源は材料試験において材料試料
に集束衝撃波を与えるために使用される。
その際、衝撃波源はその都度治療すべき対象物に適当な
方法で音響的に結合され、それにより発生した衝撃波が
対象物内へ導入される。この種の衝撃波源の機能は、コ
イル装置に高電圧パルスを与えるとダイヤフラムが半径
方向へ拡大され、それによって伝播媒体内へ円筒波の形
態の圧力パルスが導入され、この圧力パルスが徐々に衝
撃波になるということに主として基づいている。圧カバ
ルスつまり衝撃波は、音響エネルギーが回転放物面の焦
点に集中するように反射体で反射される。衝撃波源と治
療すべき対象物とは、対象物の治療領域が衝撃波の焦点
領域の中心に一致する回転放物面の焦点内に位置するよ
うに、互いに相対的に調整されなければならない。
冒頭で述べた種類の衝撃波源は「ラージ アバーチ中 
リングシェイプド サウンドソース(Large  A
perture  Ringshaped  5oun
dsource)J  (LAR3)なる名称にて知ら
れている。先ず平面波状衝撃波が発生され、その後この
衝撃波が適当な音響レンズによって集束させられる公知
の電磁式衝撃波源(ドイツ連邦共和国特許出願公開第3
328039号公報)、または、球欠状ダイヤフラムが
設けられ、このダイヤフラムから他の集束手段を必要と
しない衝撃波が放射される他の公知の電磁式衝撃波源(
ドイツ連邦共和国特許出願公開第3443295号公報
〉に対して、冒頭で述べた種類の衝撃波源の場合には、
回転放物面状反射体での反射によって焦点に集中させら
れる円筒波が先ず発生される。冒頭で述べた種類の公知
の衝撃波源においては、コイル装置は多数のフラットコ
イルを有しており、これらが中空円筒状ダイヤフラムの
内部において円筒状面内に並んで配置されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところでこのコイル装置の製作上はかなりの労力が掛か
り、従ってコストが高くなる。さらにコイル装置を配置
する空間を十分に利用できず、このことにより公知の衝
撃波源の効率は明らかに理論上可能な効率以下になって
しまっている。コイル装置が上述のように構成されるの
で、ダイヤフラムをダイヤフラム周囲に沿って−様に駆
動することは可能ではない、このことによって、ダイヤ
フラムはダイヤフラム周囲に沿って局部的に異なった変
形を生じ、そのために好ましくない機械的応力が与えら
れ、これによりダイヤフラムが早期に破損してしまうお
それがある。ダイヤフラムに対しコイル装置のコイルが
隣接する領域に波形加工を施し、それによりダイヤフラ
ムを駆動力の作用のもとに簡単に変形し得ることも可能
である。
しかしながらこのような措置は、集束作用が悪化する(
というのは、上述した方法で波形加工を施されたダイヤ
フラムは理想的な円筒波を放射し得ないからである)こ
とを全く無視するとしても、ダイヤフラムの製作を著し
く高くする。
そこで本発明は、僅かな製作労力でかつ僅かなコストに
て製作可能であり、ダイヤフラムの−様な駆動が保証さ
れ、高効率が得られるように、冒頭で述べた種類の衝撃
波源を改良することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
このような課題を解決するために、本発明は、コイル装
置が少なくとも1個の平形ボルト状に巻回されたコイル
を有し、ダイヤフラムが滑らかな薄壁管として形成され
ることを特徴とする。
〔発明の効果〕
コイルは平形ボルト状に巻回されるので、先ず、コイル
装置の製作労力は考えられる限り僅少になる。同時に、
コイルをこのように形成することによって、コイル装置
が配置される空間の最適利用が可能になり、それにより
高効率が得られる。さらに、コイルをこのように形成す
ることによってダイヤフラムの−様な駆動が保証され、
それによりダイヤフラムは駆動力によって一櫟な機械的
応力が与えられるようになる。このようにダイヤフラム
は−様な機械的応力が与えられ、しかもダイヤフラムは
滑らかな薄壁管として形成されるので、ダイヤフラムか
らは良好な集束作用を得るために不可欠である実際上理
想的な円筒波が放射される。
さらにダイヤフラムは滑らかな薄壁管として形成される
ので、最小労力にて製作可能である0本発明の利点は、
コイルが本発明の優れた変形例によってダイヤフラムに
対して同心的に配置される場合には、ダイヤフラムに対
する駆動特性および応力特性が特に−様になるので、強
められる。
本発明の変形例によれば、ダイヤフラムは継目無し管と
して実施される。このような措直によって、必然的に機
械的な弱点個所に威り得る継目が回避されるので、ダイ
ヤフラムの有効寿命の増大が保証される。理想的な円筒
波の放射をダイヤフラムによって一層助長するために、
ダイヤフラムは特に一定の厚みを有する。ダイヤフラム
は特にアルミニウム、銅、銀、または例えば青銅の如き
それらの良導性合金のグループの材料の少なくとも1つ
を含む、その際ダイヤフラム材料としてはアルミニウム
が特に優れている。というのは、この材料は高導電性と
、良好な機械的強度および加工性とを有するからである
コイルの十分な耐電圧性を保証するためには、コイルの
巻線が適当な絶縁を施されねばならないことは当然であ
る。同様に、十分な耐電圧性を得るために、本発明の1
つの実施態様によれば、コイルとダイヤフラムの内壁と
の間には絶縁手段が設けられる。この際、十分な絶縁効
果を有する場合には、コイルの導線を取巻く絶縁が施さ
れ得る。
特に、絶縁手段はダイヤフラムの内壁とコイルとの間に
配置された絶縁シートによっても形成される。
本発明の優れた実tI@態様によれば、ダイヤフラムの
内壁とコイルつまり絶縁手段との間に存在する空間は負
圧にされ得る。これによってダイヤフラムは衝撃波を発
生する前に出来る限りコイルに接近し、これにより衝撃
波源の効率が確実に高められる。さらにこのような措置
によって、ダイヤフラムは衝撃波の発生後に所定の出発
位置に復帰させられ、それゆえ連続的に発生された衝撃
波が同一特性を有するようになる。
本発明の他の優れた実施態様によれば、コイルの内部に
は、衝撃波の焦点領域を走査可能である超音波位置測定
装置が配置される。このような実施LSI様は衝撃波源
が医学目的のために例えば患者身体内の結石を破砕する
ために使用される場合には特に重要であり、その際衝撃
波源は目標領域たとえば破砕すべき結石が衝撃波の焦点
領域に位置するように超音波位置測定装置によって患者
身体に対して相対的に調整される。このような実施態様
の特別な利点は、コイルの内部にいずれにせよ存在する
空間が超音波位置測定装置を収容するために利用される
ことにある。[音波位置測定装置を衝撃波源内に組み込
むことが出来るようにするために、特に構成上の措置を
施すことは必要とされない。
本発明の他の変形例によれば、コイルは少なくともコイ
ル領域が円筒状に形成された電気絶縁材料製コイル支持
体に巻回される。このような措Iによって、コイルの機
械的に安定な取付けが簡単に得られる。その際、コイル
支持体は超音波位置測定装置が配置される中心孔を有す
ると特に有利である。
反射体は少な(ともその反射面領域が伝播媒体たとえば
水よりも音響的に硬い材料、例えば黄銅から構成される
場合には、本発明による衝撃波源は圧力パルスの形態の
衝撃波を放射し、従って集束衝撃波を用いて患者の治療
、特に結石病、骨病の治療、および病的組織変化の治療
のために特に使用することができる0反射体は本発明の
変形例によって少なくともその反射面領域が伝播媒体た
とえば水よりも音響的に柔らかい材料、特に閉鎖された
細孔を有する発泡材から構成される場合には、負圧パル
スの形態の衝撃波が発生する。その場合、負圧は動物実
験において細胞および組織を損傷させるキャビチーシラ
ンの形成を促進するので、衝撃波源は病的組織変化、例
えば腫瘤病の治療のために使用ることかできる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図に示された衝撃波源は導電性材料から成るほぼ中
空円筒状のダイヤフラム1を有しており、このダイヤフ
ラムlは一定厚みで、滑らかでかつ継目無しの薄壁管と
して実施されている。ダイヤフラムlはアル電ニウム、
*、mまたはそれらの合金のグループの材料の少なくと
も1つを含んでいる。ダイヤフラムlの内部には、電気
絶縁材料から戒る円筒状コイル支持体3上に平形ボルト
状に巻回されたコイル2が設けられている。コイル2は
ラック絶縁が施された導線、特に銅エナメル線から成る
巻線間の短絡または電圧フランジオーバーが回避される
ように巻回されている。コイルの巻線はコイル支持体3
上に図示されていない方法によって適当な浸漬樹脂また
は注型樹脂により固定される。コイル2は衝撃波発生の
ために高電流強度の高電圧パルスが与えられが、このコ
イル2とダイヤフラムlとの間の電圧フラッジオーバー
を回避するために、コイル2はその外側外被面が絶縁シ
ート4によって完全に包囲されている。
絶縁シート4の厚みは第1図においてはダイヤフラムl
およびコイル2の深みと同様に誇張して示されている。
コイル支持体3はその外側外被面に環状の窪み5を有し
ており、この窪み5内にコイル2と絶縁シート4とが収
容されている。窪み5の長さはコイル2の長さと等しい
、窪み5の深さはコイル2の犀みと絶縁シート4の厚み
との和に等しいかまたはこれらの和よりも僅かに大きい
、コイル支持体3は従ってコイル2の両側にそれぞれ1
つの円筒状突出部6.7を有しており、その場合突出部
6.7の直径はダイヤフラム1の内径にほぼ等しい、こ
のダイヤフラムlは突出部6.7に設けられた溝8.9
内に収容されたシールリング10.11を介してコイル
支持体3上に装着される。ダイヤフラム1の端部に当接
しかつコイル支持体3の突出部6.7の溝14.15内
に収容された止め輪12.13によって、ダイヤフラム
1はコイル支持体3上に軸方向にずれずに固定される。
コイルの接続端子16.17はコイル支持体3内に設け
られて折曲げられている孔18.19を通ってコイル支
持体3の突出部7の端面へ案内され、そして概略的に図
示された高電圧パルス発生器20に接続されている。コ
イル支持体3の窪み5とシールリング10.11を収容
する溝8.9との間にはそれぞれ1つの別の溝21.2
2が設けられている。これらの溝21,22はコイル支
持体3内にほぼ半径方向に形成された孔23.24を介
してコイル支持体3内にほぼ軸方向に形成された孔25
に連通している。孔25はコイル支持体3の突出部7の
端面領域で終了し、導管26によって第1図に概略的に
示されている真空ポンプ27に接続されている。これに
よって、ダイヤフラム1の内壁と絶縁シート4との間に
存在する空間を負圧にすることが可能となる。
さらに、第°1図の衝撃波源は底部29と円筒管状壁3
0とを備えた林状容器28を有している。
コイル支持体3は、ダイヤフラムlとコイル2との共通
中心軸線が容器28の中心軸線に一致するように、その
突出部7がシールリング32を介して容器28の底部2
9の孔31内に固定されている。
容器28内には、外側外被面が容器28の壁30の内面
に当接する環状反射体33が収容されている1反射体3
3はその1つの端面が容器28の底部29に当接し、そ
して、容器28の壁30に適当に設けられた溝34内に
収容された止め輪35によって軸方向にずれずに容器2
8内に固定されている。
容器28はその開口端が柔軟なベローズ36によって閉
鎖されている。ベローズ36と、容器2日と、反射体3
3と、コイル支持体3と、ダイヤフラム1とによって囲
まれた全空間には音響伝播媒体37、例えば水が充填さ
れている。衝撃波源が図示されているようにベローズ3
6によって患者身体38に押付けられることにより、ベ
ローズ36によって衝撃波源を第1図に概略的に示され
た患者身体38に音響結合することが可能となる。
ダイヤフラムlを取囲む環状反射体33は、中心軸線が
ダイヤフラムlの中心輪線、従ってコイル2の中心軸線
と符合する回転放物面の形状を有している。換言すれば
、反射体33は第1図に一点鎖線で示された放物線Pを
ダイヤフラム1の中心軸線を中心にして回転させること
によって得られる凹面状反射面39を有している。なお
、放物線Pの焦点Fはダイヤフラム1の中心軸線上に位
置し、放物線Pの頂点Sはダイヤフラム1の中心軸線と
直角に交差する直線上に位置している。その際、放物M
llPの焦点Fは衝撃波源の駆動時においてはさらに詳
細に説明するように発生した衝撃波源の焦点領域の中心
に一致するように考慮される。大抵の場合、ダイヤフラ
ムlの中心軸線方向への反射面39の長さは第1図に示
されているようにコイル2の長さに等しい、この場合に
は第1図に示されている実施例のように、反射面39は
、反射面39とコイル2との互いに対応する端部が互い
に半径方向に対向して位置するように、コイル2に対し
て相対的に軸方向に配置される。しかしながら、原理的
には、反射面39のダイヤフラムの中心軸線方向におけ
る長さをコイル2とは異なるように実施し、および(ま
たは)、反射面39をコイル2に対して相対的に軸方向
にずらして配置することも可能である0反射体33は伝
播媒体37よりも音響的に硬い材料から槽底されている
。伝播媒体として水が使用される場合には、反射体33
の材料として金属材料、例えば黄銅が使用され得る。上
記材料は鎖線で示されているように少なくとも反射体3
3の反射面39の領域に十分厚い膜として設けられてい
れば十分である0図示された実施例の場合には、反射体
33はしかしながら全体が上記材料によって槽底されて
いる。
第1図に示された衝撃波源の機能を以下において説明す
る。
コイル2に高電圧パルス発生器20によって高電圧パル
スが与えられると、これによってコイル2が極めて高速
に磁界を形成する。これにより同時にダイヤフラム1内
に、コイル2内を流れる電流とは反対方向に向く電流が
誘起され、それに従って逆磁界が作成され、この逆磁界
の作用によりダイヤフラム1は衝撃的に半径方向へ拡大
させられる。これによって、ダイヤフラム1から衝撃波
源の内部に存在する伝播媒体37内へ向けて、半径方向
へ外側へ伝播する圧力パルスが円筒波の形態にて作成さ
れる。この圧力パルスは円筒波の“縁部線”が第1図に
一点鎖線にて示されているように反射体33の回転放物
面状反射面で反射されて、放物線Pの焦点Fで符合する
。伝播路上で圧力パルスは伝播媒体37の非線形圧縮特
性のために徐々に衝撃波となる。即ち、第1図の衝撃波
源は中心が放物線Pの焦点Fに一致する焦点領域に集ま
る衝撃波を発生することが判明している。このようにし
て発生された衝撃波は、反射体33が伝播媒体37より
も音響的に硬い材料から形成されているので、大きな音
響硬度の下にこの材料の音響特性インピーダンスが伝播
媒体の音響特性インピーダンスよりも大きいことを考え
ると、圧力パルスの形態の衝撃波である。
衝撃波を発生する間、ダイヤフラム1と絶縁シート4と
の間に存在する空間は導管26と孔23.24.25を
介して真空ポンプ27により負圧にされ、それによって
、一方では衝撃波源の高効率を得るためにダイヤフラム
1は高電圧パルスがコイル2に与えられる前に出来る限
りコイル2に接近することが保証され、他方ではダイヤ
フラム1は圧力パルスを付与された後に所定の出発位置
へ復帰することが保証される。
患者身体3日内に存在する結石(第1図には腎臓41の
腎石40が概略的に示されている)を破砕し得るように
するために、衝撃波源は柔軟なベローズ36によって患
者の身体表面へ音響結合するために押付けられ、破砕す
べき結石40が第1図に示されているように放物線Pの
焦点Fつまり衝撃波の焦点領域に位置するように調整さ
れる。
連続的に発生した多数の衝撃波を作用させると、結石4
0は自然に排出され得る大きさの砕片に破砕される。
衝撃波源を上述したように患者身体3日に対して相対的
に調整し得るようにするために、コイル支持体3の中心
孔42内には第1図に概略的に示されている超音波位置
測定装置43が配置される。
この超音波位置測定装置43はケーブル44を介して図
示されていない制御・像作成電子回路に接続されており
、衝撃波の焦点領域に結像するようになされる。特に、
超音波位置測定装置は公知の超音波扇形スキャナであり
、ダイヤフラム1の中心軸線、従って衝撃波の焦点領域
を含む患者身体38の円形扇形断層を走査可能であるよ
うに配置される。
本発明による衝撃波源の主として第1図で実施されてい
るプロトタイプは外径56m、厚さ0.3閣、長さ60
■のアルミニウムダイヤフラムを有している。プロトタ
イプのコイルは直径0.5 wmの円形断面を有する導
線から構成されて硬質組織のコイル支持体上に巻回され
、それぞれ29ターンの3つの並列接続された巻線を有
している0反射体は200■のハーフパラメータを有す
る二次放物線に基づいて形成され、放物線の焦点側端部
では内径168■、他側端部では内径118論を有して
いる0反射体の前側エツジと焦点との距離は80■であ
る。プロトタイプの反射体は黄銅から構成されている。
伝播媒体としてはプロトタイプにおいては水が使用され
ている。
第2図には病的組織変化、例えば患者身体38内に存在
する腫1145を治療するために使用される本発明によ
る衝撃波源の他の実施例が示されている。第2図に示さ
れた衝撃波源は第1図の実施例とは反射面46を有する
反射体47の材料が異なっているだけである。それゆえ
、第2図の衝撃波源の他の要素には第1図と同じ符号が
付されている。
第1図に示した実施例に対して、第2図の場合には、反
射体47は伝播媒体37よりも音響的に柔らかい材料か
ら構成されている。伝播媒体37として水が使用される
場合には、反射体47の材料としては特にポリウレタン
フォームのような閉鎖された細孔を有する発泡材が使用
される。その場合、この材料は鎖線で示されているよう
に十分な厚さの膜として少なくとも反射体47の反射面
46のt4域に設けられていれば十分である。しかしな
がら、図示された実施例の場合には反射体は閉鎖された
細孔を有する発泡材によって全体が構成されている。
機能に関しては第2図の衝撃波源は、反射体47が伝播
媒体37よりも音響的に柔らかい材料から構成されるの
で、この材料の音響特性インピーダンスが伝播媒体の音
響特性インピーダンスよりも小さいことを考えると、負
圧パルスの形態の衝撃波を発生するという点で第1図の
衝撃波源とは異なっている0機能がこのように異なるこ
との理由は、音響的に柔らかい塊界膜での反射の場合に
は位相反転が起こる(反射係数は負)ということにある
、負圧パルスの形態の衝撃波を用いた!II!!+の治
療は既に説明した理由から圧力パルスの形態の衝撃波を
用いた治療よりも良いとされている。
上述した実施例の場合には、単一の平形ボルト状にS回
されたコイル2が設けられているだけである。しかしな
がら、コイル支持体3上に例えば軸方向に連続して巻回
された多数のこのようなコイルを設けることもできる。
衝撃波の発生のために使用される高電圧パルスが与えら
れるコイルの個数に粘じて、異なった強度の衝撃波が発
生され得る。
反射面39.46は正確な回転放物面状に形成される必
要はなく、得られた反射面が回転放物面状と著しく相違
しないならば、円、楕円等の回転によって形成しても良
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は特に患者身体内に存在する結石を破砕するため
に備えられる本発明による衝撃波源の概略縦断面図、′
l142図は1lWI病を治療するために備えられる本
発明による衝撃波源の概略縦断面図である。 1・・・ダイヤフラム 2・・・コイル 4・・・絶縁シート 33・・・反射体 37・・・伝播媒体 39・・・反射面 42・・・中心孔 43・・・超音波位置測定装置 46・・・反射面 47・・・反射体 IG1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)導電性材料から成るほぼ中空円筒状のダイヤフラム
    (1)と、このダイヤフラム(1)の内部に配置され前
    記ダイヤフラム(1)を衝撃的に駆動するために高電圧
    パルスを与えることができる電気コイル装置と、前記ダ
    イヤフラム(1)を取巻く凹面状反射体(33、47)
    と、少なくとも前記ダイヤフラム(1)と反射体(33
    、47)との間の空間に充填された音響伝播媒体(37
    )とを備え、前記反射体(33、47)の形状は少なく
    とも回転放物面の形状を近似し、その中心軸線は前記ダ
    イヤフラム(1)の中心軸線にほぼ一致する集束衝撃波
    発生用衝撃波源において、前記コイル装置は少なくとも
    1個の平形ボルト状に巻回されたコイル(2)を有し、
    前記ダイヤフラム(1)は滑らかな薄壁管として形成さ
    れることを特徴とする集束衝撃波発生用衝撃波源。 2)前記コイル(2)は前記ダイヤフラム(1)に対し
    て同心的に配置されることを特徴とする請求項1記載の
    衝撃波源。 3)前記ダイヤフラム(1)は継目無し管として実施さ
    れることを特徴とする請求項1または2記載の衝撃波源
    。 4)前記ダイヤフラム(1)は一定の厚みを有すること
    を特徴とする請求項1ないし3の1つに記載の衝撃波源
    。 5)前記ダイヤフラム(1)はアルミニウム、銅、銀ま
    たは青銅のグループの材料の少なくとも1つを含むこと
    を特徴とする請求項1ないし4の1つに記載の衝撃波源
    。 6)前記コイル(2)と前記ダイヤフラム(1)の内壁
    との間には絶縁手段(4)が設けられることを特徴とす
    る請求項1ないし5の1つに記載の衝撃波源。 7)前記ダイヤフラム(1)の内壁と前記コイル(2)
    または前記絶縁手段(4)との間に存在する空間は負圧
    にされ得ることを特徴とする請求項1ないし6の1つに
    記載の衝撃波源。 8)前記コイル(2)の内部には、衝撃波の焦点領域(
    F)に結像する超音波位置測定装置(43)が配置され
    ることを特徴とする請求項1ないし7の1つに記載の衝
    撃波源。 9)前記コイル(2)は少なくともコイル(2)の領域
    が円筒状に形成されている電気絶縁材料製コイル支持体
    (3)上に巻回されることを特徴とする請求項1ないし
    8の1つに記載の衝撃波源。 10)前記コイル支持体(3)は前記超音波位置測定装
    置(43)が配置される中心孔(42)を有することを
    特徴とする請求項1ないし9の1つに記載の衝撃波源。 11)前記反射体(33)は少なくともその反射面(3
    9)の領域が前記伝播媒体(37)よりも音響的に硬い
    材料から形成されることを特徴とする請求項1ないし1
    0の1つに記載の衝撃波源。 12)前記反射体(47)は少なくともその反射面(4
    6)の領域が前記伝播媒体(37)よりも音響的に柔ら
    かい材料から形成されることを特徴とする請求項1ない
    し10の1つに記載の衝撃波源。 13)前記反射体(46)は少なくともその反射面(4
    7)の領域が閉鎖された細孔を有する発泡材から形成さ
    れることを特徴とする請求項12記載の衝撃波源。
JP2210143A 1989-08-11 1990-08-07 集束衝撃波発生用衝撃波源 Pending JPH0377549A (ja)

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