JPH0376356B2 - - Google Patents

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JPH0376356B2
JPH0376356B2 JP58044556A JP4455683A JPH0376356B2 JP H0376356 B2 JPH0376356 B2 JP H0376356B2 JP 58044556 A JP58044556 A JP 58044556A JP 4455683 A JP4455683 A JP 4455683A JP H0376356 B2 JPH0376356 B2 JP H0376356B2
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zsm
olefin
zeolite
catalyst
zeolites
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JP58044556A
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Iburetsuto Gaautsudo Uiriamu
Yurugen Sheenaageru Hansu
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ExxonMobil Oil Corp
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Mobil Oil Corp
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Publication of JPH0376356B2 publication Critical patent/JPH0376356B2/ja
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J29/00Catalysts comprising molecular sieves
    • B01J29/04Catalysts comprising molecular sieves having base-exchange properties, e.g. crystalline zeolites
    • B01J29/06Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof
    • B01J29/40Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof of the pentasil type, e.g. types ZSM-5, ZSM-8 or ZSM-11, as exemplified by patent documents US3702886, GB1334243 and US3709979, respectively
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G50/00Production of liquid hydrocarbon mixtures from lower carbon number hydrocarbons, e.g. by oligomerisation
    • C10G50/02Production of liquid hydrocarbon mixtures from lower carbon number hydrocarbons, e.g. by oligomerisation of hydrocarbon oils for lubricating purposes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B01J29/04Catalysts comprising molecular sieves having base-exchange properties, e.g. crystalline zeolites
    • B01J29/06Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof
    • B01J29/65Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof of the ferrierite type, e.g. types ZSM-21, ZSM-35 or ZSM-38, as exemplified by patent documents US4046859, US4016245 and US4046859, respectively
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J29/00Catalysts comprising molecular sieves
    • B01J29/04Catalysts comprising molecular sieves having base-exchange properties, e.g. crystalline zeolites
    • B01J29/06Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof
    • B01J29/70Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof of types characterised by their specific structure not provided for in groups B01J29/08 - B01J29/65

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Lubricants (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は潤滑基油として適した、低流動点、
高粘度指数をもつ炭化水素油へオレフインを転化
する方法に関する。 この発明は1分子当り平均炭素数が2〜16個の
軽質オレフインを含有するオレフイン流を潤滑基
油に転化する方法であつて、 (a) 軽質オレフインまたは軽質オレフイン混合物
を204℃〜538(400〓〜1000〓)の温度、大気圧
8Kg/cm2(101〜791kPa、0〜100psig)の圧
力及び0.1〜5の重量時間空間速度(WHSV)
で結晶性ZSM−5ゼオライト型触媒上に通す
ことによつて該触媒を前処理し、 (b) その後で1分子当りの平均炭素数が2〜16個
のオレフインを含有するオレフイン原料を前記
前処理済み触媒上に通し、 (c) 前記(b)の処理からの流出流を誉集し、 (d) 流出流を分留して高沸点潤滑油留分を回収
し、 (e) 高沸点潤滑油留分を水素化する ことからなるオレフイン流を潤滑基油に転化する
方法を提供するものである。 エチレンをLPG及びガソリンに転化する方法
は多数の米国特許明細書に記載されている。例え
ば米国特許第4100218号はエタンの熱クラツキン
グ(高温分解)からのオレフイン流出流を特殊の
結晶性アルミノシリケートゼオライトである
ZSM−5型ゼオライト上に通し、芳香族及びC3+
炭化水素を回収することからなる併用方法によつ
てエタンをLPG及びガソリンまたは芳香族濃縮
物に転化するエタン転化法を開示している。米国
特許第4150062号では軽質オレフイン原料を結晶
性アルミノシリケートゼオライト含有触媒と比較
的大量の水を一緒に供給しながら接触することに
よつて2〜4個の炭素原子のオレフインを高オク
タンオレフイン性ガソリンに転化している。 米国特許第4227992号はエチレンと軽質オレフ
インとの混合物をZSM−5型ゼオライトのよう
な触媒と所定の条件下で接触させることによつて
プロピレン及びそれにより高級なオレフインをガ
ソリンと燃料油とに選択的に転化することからな
るエチレンを軽質オレフインとの混合物から分離
する方法を開示している。 この発明の方法ではエチレン及びC16までのオ
レフインのような主としてオレフイン含有炭化水
素流を特別に前処理済みZSM−5型ゼオライト
と接触させる。この接触処理はオレフインが選択
的に反応して潤滑基油を生成するように極めて特
殊の反応条件下で行われる。 ここで使用する結晶性ゼオライトは特殊の性質
を示すゼオライト性物質の群をゼオライトであ
る。これらのゼオライトは異常に低いアルミナ含
量、すなわち高シリカ/アルミナモル比をもつけ
れども30を越えるシリカ/アルミナ比の時にさえ
それらは極めて大きい活性をもつ。この触媒の活
性は一般にこれらのアルミニウム原子と結合した
結晶骨格アルミニウム原子及び/またはカチオン
に帰因するからこのような活性は驚くべきことで
ある。これらのゼオライトは他のゼオライト例え
ばゼオライトX及びゼオライトAの結晶骨格構造
の不可逆的崩壊を誘発させる高温下でのスチーム
の存在にもかかわらず長期間それらの結晶性を保
持する。更にまた、炭素質沈澱物が生成しても普
通の温度より高い温度でそれを燃焼することによ
つて活性を回復できる。これらのゼオライトは触
媒として使用すると一般に低コークス生成活性を
もつからこのことは空気のような酸素含有ガスで
触媒上の炭素質沈澱物を燃焼すれば触媒使用中の
再生処理間隔を長くすることを可能となす。 このクラスのゼオライトの結晶構造の重要な特
長はそれらが小気孔のリンデA(商品名)と大気
孔のリンデX(商品名)すなわちゼオライト結晶
構造の気孔開口部が酸素原子によつて連結された
ケイ素原子の10員環によつて与えられるようなほ
ぼ寸法の中間の有孔気孔寸法をもつことによつて
結晶内自由空間への進入及び該自由空間からの排
出が選択的に制限されることである。これらの環
は酸素原子自体は四面体の中心にあるケイ素(ま
たはアルミニウム等の)原子に結合している結晶
性ゼオライトのアニオン骨格構造をつくる四面体
の規則的配列によつて形成されているものである
ことを理解心されたい。 上述のシリカ/アルミナモル比は慣用の分析に
より決定できる。このモル比はゼオライト結晶の
剛性アニオン骨格中の前記モル比をできるだけ正
確に表わし、結合剤中や気孔溝孔内のカチオン形
や他のアルミニウムを排除することを意味するも
のである。少くとも12のシリカ/アルミナモル比
をもつゼオライトが有用であるが更にかなり高い
シリカ/アルミナモル比、例えば1600及びそれ以
上のモル比をもつゼオライトを使用するのが場合
によつては好ましい。加うるに、この明細書で規
定する他の特徴をもち、しかも実質上アルミニウ
ムを含まない、すなわち無限大までのシリカ/ア
ルミナモル比をもつゼオライトが有用であり、場
合によつては好意でさえあることが判明した。こ
のような「高シリカ」すなわち「高ケイ素質」ゼ
オライトもこの発明の範囲内に含まれる。ここに
記載の有用なゼオライトの実質上純粋なシリカ同
族体、すなわち測定しうる量のアルミニウムを含
まず(シリカ/アルミナモル比が無限大)、その
他の点ではここに開示の特徴をもつゼオライトも
この発明の記載内に含まれる。 このクラスのゼオライトは付活後水に対する収
着能より大きい正ヘキセンに対する結晶構造内収
着能をもつようになり、すなわち疎水性を示す。
この疎水性はある種の用途には有利に利用でき
る。 このクラスのゼオライトは正ヘキセンを自由に
収着する有孔気孔寸法をもつ、その上、その構造
はそれより大きな分子の進入を制限することがで
きなければならない。このような分子の進入が制
限されるか否かは既知の結晶構造から判断するこ
とも時に可能である。例えば結晶中の気孔の開口
だけケイ素とアルミニウムとの8員環によつて形
成されていれば正ヘキセンより大きい断面積の分
子が進入することはできず、ゼオライトは所望の
タイプのものではない。10員環の開口が好まし
い。しかし場合によつては環の過度のしぼみまた
は気孔の閉塞によりこれらのゼオライトが役に立
たないことがある。 12員環は理論的には一般に有利な転化反応を行
うのち充分な進入の制限を行わない。しかし
TMA(トリメチルアンモニウム)オツフレタイ
トのしぼんだ12員環構造は若干分子の進入を制限
することが認められた。他の理由により使用でき
る12員環構造も他にある。従つて、この発明では
理論的構造だけ個々のゼオライトを有用性を判断
することはしない。 ゼオライトが正パラフインまたは正オレフイン
より大きな断面の分子の進入を所望のように制限
するか否かを結晶構造から判断する代りに、ここ
に規定する「制御指数(constraint index)」の
簡単な測定によつて行うことができる。この指数
は正ヘキセンと3−メチルペンタンとの等重量炭
化水素混合物を大気圧でゼオライトのサンプル上
に下記の操作に従つて連続的に流すことからな
る。すなわち、ペレツトまたは押圧成形物の形の
ゼオライトのサンプルを粗い砂位の粒子寸法に破
砕した後ガラス管中に入れ、試験前にゼオライト
を540℃で少くとも15分間空気流で処理し、次い
でヘリウムを流してゼオライトを洗浄し、温度を
290℃〜510℃に調節して前記炭化水素混合物の転
化率を10〜60%となす。前記炭化水素の混合物は
4:1のヘリウム:全炭化水素のモル比となるよ
うにヘリウムで希釈して1液体時間空間速度(1
時間当りゼオライトの体積当り液体炭化水素1体
積)でゼオライト上に通る。20分間炭化水素混合
物を流した後で流出からサンプルを採取し、最も
便宜にはガスクロマトグラフ分析を行い、前記2
種の炭化水素の各々の未変化の割合を決定する。 上述の実験操作は大抵のゼオライトのサンプル
に対して10〜60%の所望の全転化率を与えること
ができるから好ましい条件を示すが、異常に高い
シリカ/アルミナモル比をもつゼオライトのよう
な非常に低活性のサンプルに対しては若干より苛
酷な条件を使用することが時により必要である。
このような場合には約540℃まで温度及び0.1また
はそれ以下のような1より小さい液体時間空間速
度を使用して約10%の最小全転化率を得ることが
できる。 制御指数は下記のようにして計算される: 制御指数 =log10(残存ヘキセンの割合)/log10(残存3−メ
チルペンタンの割合) 制御指数は前記2種の炭化水素のクラツキング
速度比にほぼ等しい。この発明に対して安定なゼ
オライトは1〜12の制限指数をもつゼオライトで
ある。若干の代表的物質についての制限指数
(CI)を下記に示す:
【表】 上述の制限指数は重要であり、この発明で有用
なゼオライトの臨界的定義でさえある。しかし、
このパラメータの性質そのもの、及びそれを決定
する上述の手法は所定のゼオライトが若干異なる
条件下で試験されることを許容するものであり、
それによつて異なる制御指数を示す可能性があ
る。制御指数は操作(転化操作)の苛酷度及び結
合剤の存在の有無によつて若干異なるように思わ
れる。同様にゼオライトの結晶寸法、包蔵された
不純物の存在などのような他の可変因子が制御指
数に影響する。従つて、特定のゼオライトの制御
指数を1〜12の範囲の値に入る1つ以上の値が得
られるように試験条件を選定することが可能であ
り、このようなゼオライトはここで規定する分子
の進入が制限されることを示すものであり、1〜
12の範囲の制御指数をもつものと考えられるので
ある。前述の温度及び圧力の範囲内の条件のセツ
トの2つまたはそれ以上のセツトの条件下で試験
した時に1より僅かに小さい、例えば0.9の制御
指数値または12より若干大きい制御指数値例えば
14または15の制御指数値を示しても他方のセツト
の条件下での値が1〜12の範囲内に入つていれば
そのゼオライトの制御指数は1〜12の範囲の制御
指数値をもつものとして見なされ、従つてこれら
のゼオライトはこの発明で有用なクラスの高シリ
カ質ゼオライトの範囲に入るものである。従つ
て、ここで使用する制御指数は1つでも1〜12の
範囲を外れたものがあればそれを排除するものは
なく、それらをも包含するものであると理解され
たい。すなわち、ここに述べた試験の規定内の条
件のセツトによつて同定した時に1〜12の範囲内
の制御指数をもつものとして同定された結晶性ゼ
オライトは、同じゼオライトが規定された条件内
の他の条件下で試験した時に1〜12の範囲外の制
御指数値を与えたとしてもこの発明で有用なゼオ
ライトの規定内のものである。 ここにZSM−5型として規定するクラスのゼ
オライトはZSM−5、ZSM−11、ZSM−12、
ZSM−23、ZSM−35、ZSM−38、ZSM−48及び
他の類似の物質である。 ZSM−5及びそのX線回折図は米国特許第
3702886号及び米国再発行特許第29948号に、
ZSM−11は米国特許第3709979号に、ZSM−12は
米国特許第3832449号に、ZSM−は米国特許第
4076842号に、ZSM−35は米国特許第4016245号
に、ZSM−38は米国特許第4046859号に記載され
ている。 ZSM−48はシリカ100モル当りの無水酸化物の
モルの形で表わして下記の式: (0−15)RN:(0−1.5)M2/n0:(0.2)Al2O3:(1
00)SiO2 (式中Mは原子価nのカチオンの少なくとも1
種、RNはpKa≧7のアミン官能基を少なくとも
1個含むC1−C20有機化合物である) で表わされる。 特に上記組成物が四面体骨格のアルミニウムを
含む時にはアミン官能基の部分はプロトン化して
いと認識される。普通の表示法による2重プロト
ン化形は(RNH)2Oであり、化学量論的には
2RN+H2Oに等しい。 合成ゼオライトZSM−48の特徴的X線回折図
は下記の特徴的線を示す:
【表】 これらの値は標準技術によつて測定した。照射
線は銅のK−α双方線であり、自記記録式ストリ
ツプチヤート付きシンチレーシヨン計数分光器を
使用した。ピークの高さIおよび2θ(θはプラツ
グ角である)の函数としてのその位置は分光器の
チヤートから読み取つた。これらから相対強度
〔100I/I0(I0は最強の線またはピーク)〕および記
録された線に対応するオングストロームで表わし
た格子面間隔d(〓)を計算した。上述のZSM−
48の特徴線の表において相対強度はW=弱い、
VS=非常に強い、W−S=弱〜強いの形で表わ
した。ナトリウムイオンを他の陽イオンでイオン
交換しても格子面間隔における小さな変化と相対
強度に変化があるだけで実質上同じ図で表わされ
ることが判明した。個々の試料のケイ素対アルミ
ニウム比およびそれが熱処理されているか否かに
依存して他の小さな変化が起ることがある。 ZSM−48はシリカ、水、RN、アルカリ金属酸
化物(例えばナトリウム)及び適宜アルミナのそ
れぞれ給源物質を含む反応混合物から調製でき
る。この反応混合物は酸化物のモル比の形で表わ
して下記の範囲に入る組成をもたなければならな
い:
【表】 上記「反応剤」の欄のRNはpKa≧7のアミン
官能基をもつC1−C20有機化合物である。上記混
合物は結晶が生成するまで80℃〜250℃に保つ。
H+(添加)は添加された水酸化物のモル量を越え
る量の添加された酸のモル量である。H+(添加)
及びOH値を計算するに際しては酸(H+)には
ヒドロニウムイオン(遊離であろうと配位されて
いようとも)及びアルミニウムの両方が含まれ
る。例えば硫酸アルミニウムは酸化アルミニウ
ム、硫酸及び水の混合物と考えられる。アミン塩
酸塩はアミンとHClとの混合物である。ZSM−
48の高シリカ形を調製するにはアルミナは添加し
ない。こうしてアルミナが存在するのは反応剤の
中に不純物として存在するときである。 結晶化はオートクレープ中で、或は静止ボンベ
中で加圧下に80℃〜250℃で行うのが好ましい。
結晶化後に結晶を液体から分離し、回収する。
ZSM−48ゼオライト調製用組成物は所定の酸化
物を供給する物質を使用して調製できる。このよ
うな組成物はケイ酸ナトリウム、シリカヒドロゾ
ル、シリカゲル、ケイ酸、RN、水酸化ナトリウ
ム、塩化ナトリウム、硫酸アルミニウム、アルミ
ン酸ナトリウム、酸化アルミニウムまたはアルミ
ニウム自体を含む。RNは上述のようにpKa≧7
のアミン官能基を少くとも1個含むC1−C20有機
化合物で、好ましくはC3−C18第1級、第2級、
第3級アミン、環式アミン(例えばピペリジン、
ピロリジン及びピペラジン)及びポリアミン(例
えばNH2−CoH2o−NH2でnは4〜12の数を表わ
す)である。 結晶に元から存在するカチオンは焼成および/
または他のカチオンとのイオン交換により少くと
も部分的に結晶生成後に置換できる。こうして元
からあるカチオンは水素または水素先駆体形に変
えるか、或は周期律表の族ないし族の金属に
よつて元のカチオンを交換した金属形に変えるこ
とができる。こうして、例えば元のカチオンはア
ンモニウムイオンと交換するかヒドロニウムイオ
ンと交換される。これらの触媒として活性の形態
のものは特に水素、希土類金属、アルミニウム、
マンガン及び周期律表の族ないし族の他の金
属を含む。 上述の結晶性ゼオライト類の同定はそれらのそ
れぞれのX線回折図に基づいて識別されることを
理解されたい。この発明はシリカ/アルミナモル
比が本質的に無限大の触媒を使用することも意図
するものである。従つて上述した特許明細書にお
いて開示された結晶性ゼオライトはそこに述べら
れた特定のシリカ/アルミナモル比をもつゼオラ
イトに限定されると解釈すべきではなく、このよ
うなゼオライトがアルミナを含まなくてもよく、
しかもそこに開示されたゼオライトと同じ結晶構
造をもつものは触媒として有用であり且つ用途に
よつては好適でさえあることが今や知られるに至
つた。個々の結晶性ゼオライトの同一性を確立す
るのは結晶の「指紋」であるX線回折図により同
定される結晶構造である。 ここに記載の特定のゼオライトは有機カチオン
の存在下で製造した時点では、恐らく結晶内の自
由空間が結晶形成溶液からの有機カチオンで占有
されているために実質上触媒として不活性であ
る。それらは不活性雰囲気中で例えば540℃で1
時間加熱し、次いでアンモニウム塩で塩基交換し
た後空気中で540℃で焼成することによつて付活
できる。結晶形成溶液中での有機カチオンの存在
はこのタイプのゼオライトの生成に絶対必要なも
のではないが、これらのカチオンの存在はこの特
殊のクラスのゼオライトの生成に有利であるよう
に思われる。更に一般的には、このタイプのゼオ
ライトをアンモニウム塩で塩基交換し、次いで空
気中で約540℃で約15分〜約24時間焼成すること
により付活するのが望ましい。 天然産ゼオライトは種々の付活操作または他の
操作、例えば塩基交換、スチーミング、アルミナ
抽出及び焼成のような付活操作を単独または併用
することによつて、ここに規定するクラスのゼオ
ライト構造に転化できることがある。このように
処理できう天然鉱物にはフエリエライト、ブリユ
ウステライト、スチルバイト、ダチアルダイト、
エプスチルバイト、ヒユウランダイト及びクリノ
ブチロライトがある。 ここで使用する好適な結晶性ゼオライトには
ZSM−5、ZSM−11、ZSM−12、ZSM−23、
ZSM−35、ZSM−38及びZSM−48があり、ZSM
−5が特に好適である。 この発明の好適な一面ではゼオライトは特に乾
燥水素形の結晶骨格機密が約1.6g/cm3以上のも
のとして選択される。ここに記述の3種の基準の
すべてを満足するゼオライトは数種の理由から最
も望ましいこと判明した。従つて、この発明につ
いて有用な好適なゼオライトは約1〜約12の上述
の制御指数、少くとも約12のシリカ/アルミナモ
ル比及び約1.6g/cm3以上の乾燥結晶密度をもつ
ゼオライトである。既知の構造に対する乾燥密度
は英国、ロンドンの「ザ、ソサイエテイ・オブ・
ケミカル・インダストスリー」発行(1968年)の
「プロシーテイング・オブ・ザ・コンフアレン
ス・オン・モレキユラー・シーブ(1967年4月、
ロンドン)」におけるダブリユウ・エム・メイヤ
ー薯「ゼオライト・ストラクチヤ」なる論文の19
頁に示されるように1000立方オングストローム当
りのSi+Al原子の総数から計算できる。 結晶構造が未知のときは結晶骨格密度は従来の
比重計法により決定できる。例えば乾燥水素形ゼ
オライトを該ゼオライト結晶により吸収されない
有機溶媒中に浸漬することによつて密度を決定す
るか、或は水銀多孔度分析法により密度を決定で
きる。水銀は結晶間の間隙を満すが結晶内の自由
空間には浸透しないからである。 この特殊のクラスのゼオライトのすぐれた活性
の持続性と安定性とは約1.6g/cm3以上の高結晶
アニオン骨格密度に関連すると考えることができ
る。 この発明の範囲には入らない若干のゼオライト
も含めて代表的な若干のゼオライトの結晶骨格密
度を下記に示す:
【表】
【表】 ゼオライトをアルカリ金属形に合成した時には
一般にこれをアンモニウムイオン交換の結果とし
て中間的にアンモニウム形を造り、このアンモニ
ウム形を焼成して水素形に変えるのが便宜であ
る。水素形のほかに最初のアルカリ金属を約1.5
重量%以下に減少させた他の形も使用できる。こ
うしてゼオライトの最初のアルカリ金属は例えば
ニツケル、銅、亜鉛、パラジウム、カルシウムま
たは希土類金属を含む周期律表第族ないし第
族の他の適当な金属カチオンでイオン交換するこ
とによつて置換できる。 上述の結晶性ゼオライトをこの発明の転化方法
で使用する温度及び他の条件に抵抗性をもつ他の
物質からなる母材に配合することが有用である。
このような母材は結合剤として有用であり、触媒
により大きな抵抗性を付与する。 有用な母材には合成及び天然産の物質ならびに
粘土、シリカ及び/または金属酸化物のような無
機物質が含まれる。後者はシリカ及び金属酸化物
類の混合物を含む天然産またはゼラチン状の沈澱
またはゲルであつてもよい。ゼオライトと複合で
きる天然産粘土にはモンモリロナイト及びカオリ
ン族のものが含まれ、これらの族にはデイクシ
ー、マクナメージヨージヤ及びフロリダ粘土とし
て知られる亜ベントナイト及びカオリン、または
主鉱物成分がハロイサイト、カオリナイト、デツ
イカイト、ナクライトまたはアナウキシツトであ
る他のものが含まれる。このような粘土は採掘し
たままの粗製の状態で、或は予め焼成、酸処理ま
たは化学変成を施して使用できる。 前述の物質のほかに、ここに使用するゼオライ
トはアルミナ、シリカ−アルミナ、シリカ−マグ
ネシア、シリカ−ジルコニア、シリア−トリア、
シリカ−ベリリア及びシリカ−チタニアならびに
三元組成物例えばシリカ−アルミナ−トリア、シ
リカ−アルミナ−ジルコニア、シリカ−アルミナ
−マグネシア及びシリカ−マグネシア−ジルコニ
アのような多孔質母材と複合できる。母材はコー
ゲルの形であつてもよい。ゼオライト成分と無機
酸化物ゲル母材との相対的割合は無水の状態を基
準にしてゼオライト含量について乾燥複合体の約
1〜約99重量%、更に普通には約5〜約80重量%
にわたつて変えることができる。 この発明の方法では使用するゼオライト触媒潤
滑基油に転化させるオレフインと接触させる前に
軽質オレフインまたは軽質オレフイン混合物と接
触させることによつてコンデイシヨニングする。
好適にはこのコンデイシヨニングオレフインは1
分子当り平均3〜6個の炭素原子を含む1種のオ
レフインまたはオレフイン類の混合物であるが、
1分子当り平均炭素が2〜16に亘るオレフインの
混合物であつてもよい。最も好適なオレフインは
プロピレンである。ゼオライト触媒はこのガス状
オレフインと204℃〜538℃(400〓〜1000〓)の
範囲の温度、好適には232℃〜482℃(450〓〜900
〓)の範囲の温度、大気圧〜8Kg/cm2(101kPa
〜791kPa、0〜100psig)の圧力で接触される。
この接触は1〜70時間行うのが好ましい。ゼオラ
イトのこのコンデイシヨニング処理の後でプロピ
レンのようなオレフインを高含有率で含むガス状
パラフイン原料をコンデイシヨニングしたZSM
−5型結晶性ゼオライト触媒と反応帯域中、好ま
しくは固定床中で接触させる。この発明の方法で
代表的実施態様ではオレフイン原料流好適には高
プロピレン含有量オレフイン原料流を177℃〜343
℃(350〓〜650〓)、8〜353Kg/cm2(791〜
34575kPa、100〜5000psig)の圧力及び0.1〜10の
WHSVで反応帯域中に導入する。オレフイン原
料は1分子当りの平均炭素数が2〜16個のオレフ
インの混合物であつてもよい。1分子当り3〜6
個の平均炭素数のオレフインが好適であり、最も
好適な原料はプロピレンである。 この発明の方法に対する好適な条件は204℃〜
316℃(400〓〜600〓)の温度、29〜142Kg/cm2
(2859〜13890kPa、400〜2000psig)の圧力及び
0.2〜1のWHSVである。次いでこの反応帯域か
らの流出物を分離し、次いで分留して好適には
316℃(600〓)以上の沸点の所望の潤滑基油を回
収する。この方法から得られたガス状区分はより
高沸点炭化水素へ転化のために本方法へ再循環す
る。普通、得られた潤滑油留分を安定化するため
に慣用の水素化工程に付することが望ましい。こ
れはケイソウ土上のニツケルのような慣用の水素
化触媒を使用して149℃〜427℃(300〓〜800〓)
の温度、8〜7Kg/cm2(791〜6996kPa、100〜
1000psig)の圧力で行うことができる。 以下に実施例及び比較例からなる例を掲げてこ
の発明を説明する。 下記の例1〜例8ではゼオライトはシリカ/ア
ルミナ比が40/1の酸形ZSM−5押出成形物で
あり、この押出成形物の組成はZSM−5が65重
量%とアルミナ結合剤が35重量%とからなる。反
応条件は107Kg/cm2(10443kPa、1500psig)の圧
力及び0.5〜0.6のWHSVからなる。例1〜例3は
比較例である。 例 1(比較例) プロピレン67重量%、2−ブテン13重量%及び
イソブタン(希釈剤)20重量%からなる混合物を
未処理ZSM−5押圧成形触媒上に193℃〜232℃
(380〓〜450〓)の温度及びオレフイン原料につ
いて0.5WHSVで3.7日間通した。流出生成物をこ
の期間中捕集し、合併した生成物を蒸留して343
℃(650〓)未満の温度で沸とうする留分を除い
た。343℃以上(650℃+)で沸とうする生成物を
含む残留区分の収率はオレフイン原料当り21重量
%であり、その性質を後記第1表に示した。 例 2(比較例) 1−ヘキセン原料を新鮮な未処理ZSM−5触
媒上に232℃(450〓)の温度で2.8日間通した。
複合生成物を捕集し、蒸留して塔頂留出留分と残
留留分とに分けた。343℃(650〓)以上で沸とう
する残留留分の収率は仕込んだヘキセンの量当り
16重量%であつた。この残留留分(塔底留分)の
性質を後記第1表に掲げる。 例 3(比較例) 1−デセン流を新鮮なZSM−5押出成形触媒
上に232℃(450〓)で2.8日間通した。流出生成
物を集めて蒸留した。343℃以上で沸とうする残
留留分の収率は仕込んだデセンの量の23%であつ
た。残留留分の性質を後記第1表に示す。 例 4(実施例) 例4〜例7はこの発明の方法の有効性を証明す
る実施例である。例1〜例3の触媒に対応する触
媒上にイソブチレン流を107Kg/cm2(10443kPa、
1500psig)、243℃(470〓)、WHSV0.6で201/2
時間流し、次いでプロピレン流を107Kg/cm2
(10443kPa、1500psig)、238℃(460〓)、
WHSV0.5で66時間通し、最後に1−ヘキセン流
を前記触媒上に107Kg/cm2(10443kPa、
1500psig)の圧力、232℃(452〓)の温度、
WHSV0.5で8時間通した。その時点で圧力を1
気圧に下げ、ヘキセン原料の流れは止め、触媒を
232℃(450〓)で57時間1−ヘキセンの雰囲気中
で洗つた。 例 5(実施例) 例4におけるようにしてうコンデイシヨニング
した触媒上に例1における原料に対応するプロピ
レン、2−ブデン及びイソブテンからなる原料を
流した。この原料は243℃〜274℃(470〜525〓)
の温度で4日間コンデイシヨニングした触媒上に
流した。この操作から得た生成物を集めて蒸留す
れば343℃(650〓)以上で沸とうする生成物の収
率は10重量%であり、その性質を後記第1表に掲
げた。 得られた生成物の粘度指数は98で、新鮮な触媒
だけを使用して得た生成物の粘度指数の77に比べ
て21も増大したことは驚嘆すべきことになる。 例 6(実施例) 例4におけるようにしてコンデイシヨニングし
た触媒上に1−ヘキセン原料を238℃の温度で2.8
日間通した。343℃(650〓)以上で沸とうする生
成物の収率9重量%が得られた。生成物の性質を
第1表に示す。 この生成物の粘度指数は115で、例2で新鮮な
触媒の場合に得た粘度指数106に比べて有利であ
る。 例 7(実施例) 例4で行つたようにコンデイシヨニングした触
媒上に1−デセン原料を232℃(450〓)で4.8日
間通した。得られた複合生成物を蒸留すれば343
℃(650〓)以上の沸点の留分が19重量%の収率
で得られた。生成物の性質を後記第1表に示す。 生成物の粘土指数は136で、これは例3の新鮮
な触媒のサンプルで得た生成物の粘度指数130に
比べて極めて有利である。 コンデイシヨニングした触媒上で得た343℃
(650〓)以上の沸点をもつ生成物の粘度指数及び
新鮮な触媒上に得た343℃(650〓)以上(343℃
+)の沸点をもつ生成物の粘度指数の関係を第1
表に示したが、それらをオレフイン原料の分子当
りの平均炭素数に対して図にプロツトした。図に
おいて−Γ−は新鮮な触媒で得た値、−●−はコ
ンデイシヨニングした触媒で得た値である。図は
小さい炭素数をもつオレフインの場合に粘度指数
が顕著に増大していることを示し、粘度指数が既
に大きい方の炭素数のオレフインの場合に増大の
しかたは少ないことを示す。 例 8(実施例) 例7で得た343℃(650〓+生成物を慣用のケイ
藻土上ニツケル水素化触媒〔ガードラー
(Girdler)G−498〕を使用して177℃〜204℃
(350〓〜400〓)の温度、36Kg/cm2(3549kPa、
500psig)の圧力で水素化した。水素化した潤滑
基油を原料と比較するためにその性質を第1表に
示した。 この最後の例は流動点及び粘度によつて測定し
た時に潤滑基油の物理的性質を顕著に生成しない
ことを示す。
【表】 例 9(実施例) 前述の諸例で使用した40/1 SiO2/Al2O3
酸形ZSM−5押出成形組成物を1−ヘキセンで
232℃(450〓)、0.5WHSV、3Kg/cm2(308kPa、
30psig)で3時間コンデイシヨニング処理した。
処理した触媒上に204℃〜232℃(400〓〜450〓)、
0.5WHSV、107Kg/cm2(10443kPa、1500psig)
で4日間プロピレンを通した。別にコンデイシヨ
ニングしてなかつた触媒上に更に付加的にプロピ
レンを流した。こうして生成した343℃(650〓)
+生成物を下記のように比較した:
【表】
【表】 この比較により10日間触媒上で操作した後の触
媒を1−ヘキセンで232℃(450〓)、0.5WHSV、
107Kg/cm2(10443kPa)で8時間処理し、次いで
大気圧、232℃(450〓)で57時間で処理した(例
4)例に記載した効果が確認される。 2つの付加的な実験を行つた。この実験では触
媒をプロピレンで482℃(900〓)、0.5WHSV、
3Kg/cm2(308kPa、30psig)で3時間及び1時
間それぞれコンデイシヨニングした。プロピレン
を次いで触媒上に204℃〜260℃(400〓〜500〓)、
0.5WHSV、107Kg/cm2(10443kPa、1500psig)
で4〜6日間流した。得られた生成物は下記の性
質をもつものであつた:
【表】 16時間のコンデイシヨニング操作は非常に高粘
度指数(V.I.)が得られるが収率が低下すること
を示す。こうしてコンデイシヨニングの程度は所
望のVI−収率関係を得るように調整することが
できる。工業的実施では原料オレフインはコンデ
イシヨニング工程に対して最も便宜に使用でき、
この場合はプロピレンである。コンデイシヨニン
グ工程に対してはC2〜C16の広範囲のオレフイン
を204℃〜538℃(400〓〜1000〓)の温度、大気
圧〜8Kg/cm2(101〜791kPa、100psig)の圧力、
0.1〜5WHSVで1〜70時間装入できる。別法と
して、オレフインを潤滑油製造条件で1〜10日間
装入し、次いで触媒を反応温度、101kPa〜
791kPa(大気圧〜7Kg/cm2計器圧、0〜100psig)
である期間(例4では57時間「浸漬」してもよ
い。
【図面の簡単な説明】
図はオレフイン原料の1分子当りの平均炭素数
と343℃以上の沸点をもつ潤滑油の粘度指数の関
係を示す図である。図中: −Γ−は新鮮な触媒を使用した時の曲線、−●
−はコンデイシヨニングした触媒を使用した時の
曲線である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) 軽質オレフインまたはオレフイン混合物
    を結晶性ゼオライトZSM−5型触媒上に204℃
    〜538℃の温度、大気圧〜8Kg/cm2(101kPa〜
    791kPa)の圧力及び0.1〜5の重量時間空間速
    度で通すことによつて結晶性ゼオライトZSM
    −5型触媒を前コンデイシヨニング処理し、 (b) 前記により処理した触媒上に1分子当りの平
    均炭素数が2〜16個のオレフインを含有するオ
    レフイン原料を通し、 (c) 前記処理により生成した流出流を集め、 (d) 流出流を分留して高沸点高粘度指数潤滑油留
    分を回収することからなる、1分子当りの平均
    炭素数が2〜16個の軽質オレフイン含有オレフ
    イン流を高粘度指数潤滑油に転化する方法。 2 結晶性ゼオライトがZSM−5、ZSM−11、
    ZSM−12、ZSM−23、ZSM−35、ZSM38または
    ZSM−48である特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 3 ゼオライトが酸形である特許請求の範囲第1
    項または第2項記載の方法。 4 ゼオライトがHZSM−5ゼオライトである
    特許請求の範囲第3項記載の方法。 5 オレフイン転化条件が177℃〜343℃の温度、
    8〜353Kg/cm2(791〜34575kPa)の圧力、及び
    0.1〜10の重量時間空間速度からなる特許請求の
    範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載の方
    法。 6 触媒の前コンデイシヨニングに使用するオレ
    フインまたはオレフイン混合物が3〜6個の平均
    炭素数のオレフインである特許請求の範囲第1項
    ないし第5項のいずれかに記載の方法。 7 (a) 軽質オレフインまたはオレフイン混合物
    を結晶性ゼオライトZSM−5型触媒上に204℃
    〜538℃の温度に、大気圧〜8Kg/cm2(101kPa
    〜791kPa)の圧力及び0.1〜5の重量時間空間
    速度で通すことによつて結晶性ゼオライト
    ZSM−5型触媒を前コンデイシヨニング処理
    し、 (b) 前記により処理した触媒上に1分子当りの平
    均炭素数が2〜16個のオレフインを含有するオ
    レフイン原料を通し、 (c) 前記処理により生成した流出流を集め、 (d) 流出流を分留して高沸点高粘度指数潤滑油留
    分を回収し、 (e) 得られた潤滑油留分を水素化することからな
    る、1分子当りの平均炭素数が2〜16個の軽質
    オレフイン含有オレフイン流を高粘度指数潤滑
    油に転化する方法。 8 結晶性ゼオライトがZSM−5、ZSM−11、
    ZSM−12、ZSM−23、ZSM−35、ZSM−38また
    はZSM−48である特許請求の範囲第7項記載の
    方法。 9 ゼオライトが酸形である特許請求の範囲第7
    項または第8項記載の方法。 10 ゼオライトがHZSM−5ゼオライトであ
    る特許請求の範囲第9項記載の方法。 11 オレフイン転化条件が177℃〜343℃の温
    度、8〜353Kg/cm2(791〜34575kPa)の圧力、
    及び0.1〜10の重量時間空間速度からなる特許請
    求の範囲第7項ないし第10項のいずれかに記載
    の方法。 12 触媒の前コンデイシヨニングに使用するオ
    レフインまたはオレフイン混合物が3〜6個の平
    均炭素数のオレフインである特許請求の範囲第7
    項ないし第11項のいずれかに記載の方法。
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