JPH0375568A - 携帯可能記憶媒体を使用した料金精算方式 - Google Patents

携帯可能記憶媒体を使用した料金精算方式

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JPH0375568A
JPH0375568A JP21147489A JP21147489A JPH0375568A JP H0375568 A JPH0375568 A JP H0375568A JP 21147489 A JP21147489 A JP 21147489A JP 21147489 A JP21147489 A JP 21147489A JP H0375568 A JPH0375568 A JP H0375568A
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JP
Japan
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card
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JP21147489A
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English (en)
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Mitsuaki Fukushima
福島 光明
Shoji Wake
和気 正二
Hisanobu Torii
鳥居 久信
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Osaki Electric Co Ltd
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
Original Assignee
Osaki Electric Co Ltd
Tokyo Electric Power Co Inc
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Publication date
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  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば磁気カードまたはICカードのような
携帯可能記憶媒体を所謂プリペイドカードとして使用し
、該携帯可能記憶媒体に記憶された金額に相当する量の
資源、例えば電力、ガス、水道水等を供給する携帯可能
記憶媒体を使用した料金精算方式に関する。
(従来の技術) この種の料金精算方式は、例えばフランス、イギリス等
において実用化されつつある。フランスにおいては、フ
ランス電力公社が光チケットカードを使用し、イギリス
においては、ロンドン配電局がICパジェットキーを使
用し、また英国北西配電層が磁気カードを使用して実施
している。
このようなカードを使用した料金精算方式を例えば電力
量の使用に適用した場合には、単に電力料金の支払いを
カードによってプリペイドカード式に行うだけでなく、
例えば電力料金の改定、契約電流の変更、使用電力鑓の
実績データの収集、すなわちロードサーベイ等の各種処
理も多くの人手を煩わすことなく、公平、適確かつ効率
的に行い得ることが望ましい。
従来、電力料金の改定に対処する方法としては、料金を
変更した装置に取り替える方法、ディジタルスイッチや
ボタンスイッチ等により手操作で料金を変更する方法、
データ入出力端子を装置に備え付け、データ入出力装置
を持ち込んでオフラインでまたはデータ伝送路線を接続
してオンラインで料金データを書き換える方法等がある
また、契約電流の変更に対処する方法としては、従来、
容量の異なる電流制限器に取り替える方法、容量可変型
の電流制限器の容量をディジタルスイッチやボタンスイ
ッチ等により変更する方法、容量可変型のN流制限器に
電力会社とのデータ伝送機能を付加して使用する方法等
がある。
更に、ロードサーベイは、従来、取引用電力量計の試騎
用端子に試験用開閉器を挿入して電圧および電流を取り
出し、この取り出した電圧および電流を記録型電力量計
に引き込んでロードサーベイを行っている。
(発明が解決しようとする課題) まず、電力料金の改定に対して、容量の異なる電流II
J限器に取り替える方法は、取り替え中に使用が中断し
たり、取り替え費用が膨大となったり、取り替え作業の
手間がかかるという問題がある。
ディジタルスイッチやボタンスイッチ等により手操作で
料金を変更する方法は、スイッチ類は通常封印構造を有
した扉類の中に取り付けてあり、操作に手間がかかり、
また装置間に改定時間差があり、多額の場合には時間差
に伴う不公平が発生し、更にスイッチ類を有することに
より装置が大型化、高額化するという問題がある。
データ入出力端子を装置に備え付け、データ入出力装置
を持ち込んでオフラインでまたはデータ伝送路線を接続
してオンラインで料金データを書き換える方法は、オン
ラインの場合には伝送路線の布設費用がかさみ、またオ
フラインの場合には、非同時性による不公平性があり、
更に入出力端子を備えることにより装置が大型化、高額
化するという問題がある。
また、契約電流の変更に対して、容量の異なるat流υ
1限器に取り替える方法は、取り替え中に電気の使用が
中断されたり、容量別の電流制限器を用意することが必
要であったり、取り替えのために屋内に入らなければな
らず、電力会社と使用者の双方とも都合のよい時でなけ
れば作業ができないという問題がある。
容量可変型の電流υJW&器の容量をディジタルスイン
チやボタンスイッチ等により変更する方法は、スイッチ
類に封印構造を設け、電力会社の係員でなければ操作で
きない場合には、双方とも都合のよい時でなければ変更
できない。また、使用者が自由に変更できるようにした
場合には、制限電流値の違いによる料金の差が適用でき
ないという問題がある。
容量可変型の電流制限器に電力会社とのデータ伝送機能
を付加して使用する方法は、伝送路布設費用がかさみ、
またデータ伝送機能を備えることにより装置が大型化、
高額化するとともに、またホストコンピュータを必要と
し、非常に高価になるという問題がある。
更に、ロードサーベイに対して、取引用電力量計の試験
用端子に試験用開閉器に挿入して電圧および電流を取り
出し、この取り出した電圧および電流を記録型電力量計
に引き込んでロードサーベイを行う方法は、記録型電力
量計を持ち込む必要があり、手間がかかり、煩雑である
という問題がある。
なお、以上のような問題を解決するには、人手を介する
ことなく全自動処理を実現することが望しいが、装置価
格との関係から現状では必ずしも有効とは言えず、他の
有効な方式が切望されている。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とす
るところは、携帯可能記憶媒体を使用し、電力料金の改
定、契約電流の変更、使用電力量の実績データの収集、
すなわちロードサーベイを含む各種処理を適確かつ効率
的に行う携帯可能記憶媒体を使用した料金精算方式を提
供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明の携帯可能記憶媒体を
使用した料金精算方式は、情報を記憶し得る携帯可能記
憶媒体を使用し、該携帯可能記憶媒体に記憶された金額
に相当する昂の資源を供給する料金精算方式であって、
前記携帯可能記憶媒体に所定の情報を記憶する記憶手段
と、該記憶手段で記憶された前記所定の情報を読み出し
、この読み出した所定の情報に応じて前記資源の供給お
よび前記携帯可能記憶媒体に記憶された金額の処理を実
施すべく制御する制御手段とを有することを要旨とする
また、本発明の携帯可能記憶媒体を使用した料金精算方
式は、情報を記憶するとともに該情報を処理し得る携帯
可能記憶媒体を使用し、該携帯可能記憶媒体に記憶され
た金額に相当する量の資源を供給する料金精算方式であ
って、前記携帯可能記憶媒体に所定の情報を記憶する情
報記憶手段と、該情報記憶手段で記憶された前記所定の
情報を読み出し、この読み出した所定の情報に応じて前
記資源の供給および前記携帯可能記憶媒体に記憶された
金額の処理を実施すべく制御する制御手段と、前記lj
mの日時に対する使用量を記憶し、該使用量を前記携帯
可能記憶媒体に記憶するように転送する使用量記憶手段
とを有することを要旨とする。
(作用) 本発明の携帯可能記憶媒体を使用した料金精算方式では
、携帯可能記憶媒体に所定の情報、例えば契約電流等の
資源の供給量の上限、料金改定およびその実施日等の単
価および日付情報等を記憶し、この記憶された情報に応
じた処理、すなわち資源の供給、携帯可能記憶媒体に記
憶された金額の処理を実施し、また携帯可能記憶媒体に
資源の日時に対する使用量を記憶し、これにより例えば
使用電力量の実績データの収集、すなわちロードサーベ
イを行っている。
(実施例) 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例に係わる携帯可能記憶媒体を
使用した料金精算方式の全体的システム構成図である。
同図に示す携帯可能記憶媒体を使用した料金精算方式は
、例えば磁気カード、光カードのような情報を記憶し得
る携帯可能記憶媒体(以下、この実施例では磁気カード
として説明する)を使用するものである。
第1図に示す料金精算方式は、−例として電力を需用家
に供給する場合について示し、電力会社1と、この電力
会社1から電力を供給される需要家側に設置される需要
家側装置3と、需要家が使用する磁気カードの料金カー
ドを販売する料金カード販売所5と、電力会社1が消費
税を支払う国7との関係が示されている。また、需要家
側装置3は、電力量計21と、回路遮断器23と、精算
器25と、税表示器27とを有しているが、この構成は
第2図にも概略的に示されている。なお、第1図におい
て、太い実線は電力の流れを示し、太い点線は制御信号
の流れを示し、その他の細い実線は電力会社1のサービ
ス員、需要家等が行う処理の流れを示している。また、
料金カード販売所5としては、例えば自動販売機、コン
ビニエンスストア、電力会社の営業所窓口等がある。
また、第1図に示す料金精算方式においては、磁気カー
ドとして電力会社1が所有し、料金単価の変更等のため
に使用されるマスターカード11と、電力会社1から発
行され、この需要家によって例えば契約電流の変更等の
ために使用されるお各様カード13と、需要家が料金カ
ード販売所5から購入され料金カード15とがある。
第3図は前記精算器25の構成を示すブロック図である
。同図に示す精算器25は、全体の動作を制御するマイ
クロプロセッサ等からなるCPU31を有し、該CPU
31には前記お各様カード13および料金カード17ま
たは後述するICカード17に対して読み書きおよび消
去を行うカードリーダ/ライタ(R/W)39 (なお
、本実施例のように磁気カードを使用する場合には、該
カードリーダ/ライタ39はお各様カード13および料
金カード15等の磁気カード用に構成されている〉、カ
ード取り替え用の押しボタン41、契約解除用の押しボ
タン43、カレンダ/時計装置45、警報用のブザー4
7、料金の残高、使用量等を表示する表示装置49、カ
ード取り込み中、回路遮断中、停電、使用電流値、契約
電流値、取扱いメツセージ等の各種状態を表示する状態
表示装置51、動作プログラムや定数等の固定情報を記
憶してするROM53および残金、消費税、使用量、料
金等の一時データを記憶しているRAM55が接続され
ている。また、この精算器25は電力量計21の手前の
電力線に接続され、木精算器25の動作電圧を発生する
電源33を有し、こI/)11f源33からの電J1;
がCl) U 31に供給されている。また、電源33
には停電検出回路37が接続され、この停電検出回路3
7からの停電検出信号はCPU31に供給されている。
更に、電源33からの出力線にはバックアップ用の電池
35が接続されている。また、CPU31は電力量計2
1、回路遮断器23および税表示器27に接続され、電
力量計21から電力量パルスが供給され、回路遮断器2
3からは開閉状態および制限電流値等の情報が供給され
るとともに、CPU31からは回路遮断器23に開放指
令および開放解除指令が供給され、これにより回路遮断
器23は開閉し、また税表示器27には表示額が供給さ
れるようになっている。
上述したような3種類の磁気カードを使用した料金精算
方式において、需要家が電力を使用開始するために、電
力会社1に使用開始申し込みを行うと、電力会社1から
需要家にお各様カード13が発行される。また、需要家
はこのお各様カード13の発行を受けた後、料金カード
15を料金カード販売所5から購入し、お各様カード1
3と料金カード15とを自分の需要家側装置3の精算器
25のカードリーダ/ライタ39に1111人し、お各
様カード13に記憶されているお各様識別番号や料金カ
ード15に記憶されている金額、すなわち購入した金額
を精算器25のRAM55に読み込んで記憶する。
このように両カードを精算器25のカードリーダ/ライ
タ39に挿入して金額等を精算器25のRAM55に記
憶した後は、需要家はこの記憶した金額、すなわち料金
カード15として購入した金額までの電力を使用するこ
とができる。この使用した電力量は電力量計21によっ
て計測表示されるとともに、この使用電力量に対する消
費税が税表示器27によって表示され、この使用電力量
と消費税は電力会社1に通知される。
このような使用状態において、電力料金の変更が発生し
た場合には、この料金単価変更およびこの変更の実施日
を記憶したマスターカード11を電力会社1において作
成し、精算器25を所有する会社の係員がこのマスター
カード11をもって各需要家側装置3の所まで出張し、
このマスターカード11に記憶された料金単価変更情報
および実施日を精算器25のカードリーダ/ライタ39
に読み込ませ、RAM55に記憶され、これにより精算
器25のCPU31の!IIl!gにより実施日から自
動的に料金を変更するようになっている。
また、需要家が契約電流を変更したい場合には、需要家
は自分のお客様カード13を料金カード販売所5に持っ
て行って、契約電流の内容を該お客様カード13に書ぎ
換えてもらう。そして、このように契約電流を変更した
お客様カード13を自分の需要家側装置3のiff算器
25のカードリーダ/ライタ39に読み込ませることに
より、この読み込んだ時点から契約電流が変更されるこ
とになる。なお、このように変更され契約電流が精算器
25に読み込まれると、精算器25はこの契約電流情報
に基づいて精算器25のCPU31の制御により回路遮
断器23を制illノ、需要家がこの契約電流以上の電
流を使用した場合には、該回路遮断器23を開放さじ、
これによって需要家への電力の供給を停止するようにな
っている。
第4図は本発明の他の実施例に係わる携帯可能記憶媒体
を使用した料金精算方式の全体システム構成図である。
同図に示す携帯可能記憶媒体を使用した料金精算方式は
、例えばICカードのような情報を記憶するとともに該
情報を電子的に処理し得る携帯可能記憶媒体(以下、こ
の実施例ではICカードとして説明する)を使用するも
のである。
第4図に示す料金精算方式は、第1図の場合と同様に電
力を需要家に供給する場合についての電力会社1、需要
家側装置3、料金カード販売書5および国7の関係を示
し、また需要家側装置3も同様に電力量計21、回路遮
断器23、精算器250および税表示器27を有してい
るが、需要家鋼装[3を構成する精算器250は前記精
算器25と同じ機能を有するもICカードに適合するよ
うに変更構成されている点が異なるのみで、その詳細な
構成は前述した第3図とほぼ同じである。
また、第5図は需要家側装置3の構成を示している。
なお、前述した第1図に示す料金精算方式は、マスター
カード11、お客様カード13および料金カード15か
らなる3種類の磁気カードを使用しているが、第4図に
示す料金精算方式は、1種類のICカード17のみ使用
し、このICカード17は需要家のみ使用し、電力会社
1は使用しないようになっている。従って、このICカ
ード17は前述したように料金単価変更のためのマスタ
ーカード11、契約電流の変更のためのお客様カード1
3および料金カード15の3つの機能を1つで兼用して
いるとともに、更に需要家における使用電力量の実績の
収集、すなわちロードサーベイを行うためにも使用され
るようになっている。
このような【Cカード17を使用した料金精算方式にお
いて、需要家が電力を使用開始するために、電力会社1
に使用開始申し込みを行うと、電力会社1から需要家に
お客様識別番号等を記憶したICカード17が発行され
るので、需要家はこのICカード17をもって料金カー
ド販売所5に行き、料金カード販売所5において料金を
払って電力を使用するための金額を記憶してもらう。そ
れから、需要家はこのICカード17を自分の需要家側
装置3の精算器250のカードリーダ/ライタ39に挿
入し、該ICカード17に記憶されているお客様識別番
号や金額、すなわち購入した金額を精算器250のRA
M55に読み込んで記憶する。
このようにICカード17を精算器250のカードリー
ダ/ライタ39に挿入して金額等を精算器250のRA
M55に記憶した後は、需要家はこの記憶した金額まで
の電力を使用することができる。そして、この使用した
電力量は電力量計21によって計測表示されるとともに
、この使用電力損に対する消費税が税表示器27によっ
て表示され、この使用電力量と消費税は電力会社1に通
知される。
このような使用状態において、電力料金の変更が発生し
た場合には、電力会社1は、料金変更およびその実施日
の情報を料金カード販売所5に通知しておく。そして、
需要家はICカード17に記憶した金額までの電力量を
使用する度に、料金カード販売所5に行って、上述した
ように料金を補填してもらうことになるが、この時に料
金カード販売所5において該料金の補填と同時に料金の
変更およびその実施日の情報を需要家のICカード17
に記憶する。そして、需要家がこのICカード17を自
分の需要家側装置3の精算器250のカードリーダ/ラ
イタ39に挿入すると、料金情報とともに料金変更およ
び実施]]の情報が精算器250のRAM55に読み込
まれ、これによりCPU31の制御により実施日から自
動的に料金が変更されることになる。なお、このICカ
ードを使用した料金精算方式においても、磁気カードを
使用した場合と同様に精算器250を所有する会社の係
員等が料金変更および実施日を記憶したICカードをも
って各需要家側装置3の所まで出張し、このICカード
記憶された料金+1i価変更情報および実施日を精算器
250に読み込まぜ、これにより実施日から自動的に料
金を変更するようにしてもよい。
また、需要家が契約電流を変更したい場合には、需要家
は自分のICカード17を料金カード販売所5に持って
行って、契約電流の内容を該ICカード17に書き換え
てもらう。そして、このような契約電流を変更したIC
カード17を自分の需要家側装置3の精算器250のカ
ードリーダ/ライタ39に読み込ませることにより、こ
の読み込んだ時点から契約電流が変更されることになる
なお、このように変更された契約電流が精算器250の
カードリーダ/ライタ39に読み込まれると、精算器2
50はこの契約電流情報に基づいてCPU31により回
路遮断器23を制御し、需要家がこの契約電流以上の電
流を使用した場合には、該回路遮断器23を開放させ、
これによって需要家への電力の供給を停止するようにな
っている。
更に、需要家が使用した電力量データは、精算器250
のカレンダ/時計装置45のカレンダ機能の基に日時デ
ータとして逐次各需要家の需要家側装置3の精算器25
0のRAM55に一時的に蓄積されるように構成されて
いる。従って、該精算器250のRAM55に記憶され
た需要家の使用電力量データは、需要家が例えば上述し
た料金の補填を行うためにICカード17を精算器25
0のカードリーダ/ライタ39に挿入した際に、該IC
カード17のメモリに記憶されるようになっている。そ
して、このようにICカード17に記憶された使用電力
量データは、需要家が料金補填を行うために該ICカー
ド17を料金カード販売所5に持って行った際に、該I
Cカード17から料金カード販売所5のデータ処理装置
等に転送されるようになっている。料金カード販売所5
は、このように各需要家のICカード17から収集して
データ処理装置等に記憶した使用電力量データを電力会
社1に送り、これにより電力会社1においては各需要家
の使用電力量の実績データの収集、すなわち日負荷曲線
、月負荷曲線または毎月の使用電力量、支払い金額等の
検針データを得、ロードサーベイを行うことができる。
このように本料金精算方式におけるICカード17の利
用は、このICカード17を従来−殻内な演算処理媒体
としてではなく、所要の情報の入れ替え等、言わば情報
の更新記録媒体として利用する点において、極めて有用
なのである。なお、この場合、電力会社1において、各
需要家の使用電力量をチエツクすることにより例えばI
Cカードへの補填料金または電力料金の単価の改ざん等
を監視することができる。
したがって、上述した各実施例によれば、携帯可能記憶
媒体を介して契約に関する所定の情報の変更処理等を従
来に比べて迅速且つ適確に行なうことができる。また、
このような変更処理等については、本来、人手を介する
ことなく全自動的に処理できることが究極的には望しい
が、現状の技術からすると実現可能である反面、装置の
大幅な価格上昇を招来することは必須である。これに対
して、上述した各実施例では、携帯可能記憶媒体を介す
ることで、全自動化によらずに少なくとも利用者に負担
をかけることなく供給側の処理負担も低減でき、しかも
装置の大幅な価格上昇を招来することもなく経済的であ
る。すなわち、各実施例は、将来の全自動化の実現に至
るまでの言わば掛は橋として実現可能な有効な方式とな
り得るものである。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、携帯可能記憶媒
体に所定の情報、例えば契約電流等の資源の供給量の上
限、料金改定およびその実施日等の資源の単価および日
付情報等を記憶し、この記憶された情報に応じた処理、
すなわち資源の供給、携帯可能記憶媒体に記憶された金
額の処理を実施し、また携帯可能記憶媒体に資源の日時
に対する使用量を記憶し、これにより例えば使用電力量
の実績データの収集、すなわちロードサーベイを行って
いるので、例えば電力等の資源の供給を停止することな
く、各種装置および新たな機器の持込みや追加もなく、
迅速、経済的、効率的、公平、適確に例えば電力料金の
改定、契約電流の変更、使用電力量の実績データの収集
、すなわちロードサーベイ等の各種処理を実施すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わる料金精算方式のシス
テム全体の構成図、第2図は第1図の料金精算方式に使
用されている需要家側装置の構成図、第3図は第1図の
料金精算方式に使用されている精算器の構成図、第4図
は本発明の他の実施例に係わる料金精算方式のシステム
全体の構成図、第5図は第4図の料金精算方式に使用さ
れている精算器の構成図である。 3・・・需要家側装置 11・・・マスターカード 13・・・お各様カード 15・・・料金カード 17・・・ICカード 21・・・電力量計 23・・・回路遮断器 25・・・精算器 31・・・CPU 39・・・カードリーダ/ライタ 55・・・RAM

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)情報を記憶し得る携帯可能記憶媒体を使用し、該
    携帯可能記憶媒体に記憶された金額に相当する量の資源
    を供給する料金精算方式であつて、前記携帯可能記憶媒
    体に所定の情報を記憶する記憶手段と、該記憶手段で記
    憶された前記所定の情報を読み出し、この読み出した所
    定の情報に応じて前記資源の供給および前記携帯可能記
    憶媒体に記憶された金額の処理を実施すべく制御する制
    御手段とを有することを特徴とする携帯可能記憶媒体を
    使用した料金精算方式。
  2. (2)前記記憶手段は、前記所定の情報として前記資源
    の供給量の上限を記憶し、前記制御手段は、資源供給量
    の前記上限に基づいた資源の供給を制御することを特徴
    とする請求項(1)記載の携帯可能記憶媒体を使用した
    料金精算方式。
  3. (3)前記記憶手段は、前記所定の情報として前記資源
    の単価および該単価が実施される日付情報を記憶し、前
    記制御手段は、資源の前記単価および日付情報に基づい
    て前記金額の精算を行うことを特徴とする請求項(1)
    記載の携帯可能記憶媒体を使用した料金精算方式。
  4. (4)情報を記憶するとともに該情報を処理し得る携帯
    可能記憶媒体を使用し、該携帯可能記憶媒体に記憶され
    た金額に相当する量の資源を供給する料金精算方式であ
    つて、前記携帯可能記憶媒体に所定の情報を記憶する情
    報記憶手段と、該情報記憶手段で記憶された前記所定の
    情報を読み出し、この読み出した所定の情報に応じて前
    記資源の供給および前記携帯可能記憶媒体に記憶された
    金額の処理を実施すべく制御する制御手段と、前記資源
    の日時に対する使用量を記憶し、該使用量を前記携帯可
    能記憶媒体に記憶するように転送する使用量記憶手段と
    を有することを特徴とする携帯可能記憶媒体を使用した
    料金精算方式。
  5. (5)前記情報記憶手段は、前記所定の情報として前記
    資源の供給量の上限を記憶し、前記制御手段は、資源供
    給量の前記上限に基づいた資源の供給を制御することを
    特徴とする請求項(3)記載の携帯可能記憶媒体を使用
    した料金精算方式。
  6. (6)前記情報記憶手段は、前記所定の情報として前記
    資源の単価および該単価が実施される日付情報を記憶し
    、前記制御手段は、資源の前記単価および日付情報に基
    づいて前記金額の精算を行うことを特徴とする請求項(
    3)記載の携帯可能記憶媒体を使用した料金精算方式。
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Cited By (4)

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