JPH0375405B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0375405B2
JPH0375405B2 JP59261939A JP26193984A JPH0375405B2 JP H0375405 B2 JPH0375405 B2 JP H0375405B2 JP 59261939 A JP59261939 A JP 59261939A JP 26193984 A JP26193984 A JP 26193984A JP H0375405 B2 JPH0375405 B2 JP H0375405B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
casing
stake
pleated
restraint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59261939A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60158010A (ja
Inventor
Rii Uoresu Rodonii
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Viskase Corp
Original Assignee
Viskase Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Viskase Corp filed Critical Viskase Corp
Publication of JPS60158010A publication Critical patent/JPS60158010A/ja
Publication of JPH0375405B2 publication Critical patent/JPH0375405B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C13/00Sausage casings
    • A22C13/02Shirring of sausage casings
    • A22C13/023Holders or packs of shirred casings
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/13Hollow or container type article [e.g., tube, vase, etc.]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Processing Of Meat And Fish (AREA)
  • Cable Accessories (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般に、一定長のひだ付ケーシング
を筒状コア部材に装着させたひだ付ケーシング物
品に関し、特に、ケーシングの一端をコア部材上
に拘束するための拘束手段を備えた、ケーシング
物品のためのコア部材に関する。
従来の技術 ひだ付チユーブ状ケーシングは、周知であり、
各種ソーセージを製造する食品加工に、及び調理
されたハムや燻製ハム等の大型食品の包装に広く
使用されている。
略述すれば、ひだ付け工程においては、ひだ付
ケーシングの比較的短い筒状ストランド即ち「ス
テイツク」を形成するために幾つかの慣用の技法
の1つを用いて比較的長い長さのケーシングをひ
だ寄せする。ステイツクの長さを更に短くするた
めに、ひだ付ケーシングに軸方向の圧縮力を加え
ることもできる。ケーシングの径及び長さにもよ
るが、ひだ付ケーシングを圧縮するのに加えられ
る力が10001b(454Kg)以上にもなることがある。
ひだ付ケーシングの最終長さが、未ひだ付け時
のケーシングの長さの僅か1%程度になることも
珍しくはない。換言すれば、ひだ付ケーシングの
1ft.(0.3m)長のステイツクに70〜100ft.(21
〜30m)あるいはそれ以上の長さのケーシングが
包含されている。
このように高度に圧縮されたひだ付ケーシング
ステイツクの1つの欠点は、そのステイツクが高
い弾性を有してしまうことである。従つて、ステ
イツクは、圧縮力が解放されると、すぐに膨脹な
いし伸長し始める。この膨脹は、ステイツクが形
成されると直ちに極めて急速に生じ、時間の経過
とともに除々に遅くなる。従つて、この膨脹は、
ステイツクが使用される迄在庫されている期間の
少くとも一部分の間は継続することになる。
圧縮後膨脹するステイツクのこの弾性特性は厄
介な性向である。なぜなら、圧縮後の予測される
長手方向の膨脹を考慮に入れて、ステイツクをよ
り短い長さに圧縮しておかねばならないからであ
る。この膨脹は、又、ステイツクのパツク比率
(ひだ付け後の長さに対するひだ付け前の長さの
比)を小さくすることにもなる。
ひだ付ケーシングステイツクの弾性に対抗する
ために従来からいろいろな方法が提案され、現在
も使用されている。そのような方法としては、例
えば圧縮度を調節する方法や、ステイツクの膨脹
に抵抗するいろいろな型式の捕捉手段を用いるこ
となどがある。
ひだ付ケーシング内に筒状コアを挿入すること
も周知である。例えば、そのようなコアは、ケー
シングを食品エマルジヨン填充機の填充ホーン
(ソーセージのような食肉エマルジヨンをケーシ
ング内へ填充するために吐出するための筒)上へ
移送させるための単なるキヤリアとして使用する
ことができ、あるいは又、コア自体を填充ホーン
として使用してもよく、あるいはケーシングを有
するコアを填充機の填充ホーンに嵌挿させるスリ
ーブとして用いることもできる。
1981年5月1日付出願の本出願人の米国特許願
第261340号には、コアとひだ付ケーシングとの間
に強い摩擦係合が設定されるようにひだ付ケーシ
ングをコアの周りに軸方向に高度に圧縮させるこ
とが開示されている。このような係合は、軸方向
に圧縮されたケーシングが半径方向内方へ膨脹し
てコアの周面に圧接することによつて生じる。コ
アが高度に圧縮されたケーシングによつて及ぼさ
れる半径方向内向きの力に耐えるのに十分な強度
を有している限り、上記米国特許願のコア付ケー
シングは、在来のパツク比率より高いパツク比率
を得ることができる。しかしながら、ケーシング
の両端は、やはり、コアに沿つて軸方向に自由に
膨脹しうる状態にある。
ケーシングを長手方向に高度に圧縮してコアの
周面に強く摩擦係合させた形式のコア付ケーシン
グ物品の場合は、コアを填充ホーンとして、ある
いは填充ホーンに嵌挿させるスリーブとして使用
することができるように填充機に装填することが
最も便利である。しかしながら、コアとケーシン
グとの間に強い摩擦係合が存在するにも拘らず、
保管中にケーシングの両端がコアに沿つて長手方
向に膨脹する傾向がある。ケーシングの長手方向
の膨脹、特にケーシングの後端の長手方向後方へ
の膨脹は、使用前にできるだけ制限しておくこと
が肝要である。ケーシングの後端が後方へ膨脹し
た状態で、コアの後端を填充機に取付ける操作を
妨げるからである。従つて、一定長のコアにでき
るだけ長いひだ付ケーシングステイツクを装着さ
せることが望ましいが、ステイツクの端部をコア
の後端から安全な距離だけ離しておくことも重要
である。
この目的のために、ケーシングがコアに装着さ
れた後コアにワツシヤのような部材を嵌めておく
ことも考えられるが、そうするとその分だけ製造
工程を増加させることになる。
発明が解決しようとする課題 本発明は、従来技術の上記欠点を解決すること
を課題とするものであり、そのために、ケーシン
グの端部、特に後端が長手方向に後方へ膨脹する
のを拘束するための拘束手段を提供することを企
図したものである。
課題を解決するための手段 本発明は、上記課題を解決するために、ひだ付
ケーシングステイツクを担持し、填充機の填充ホ
ーンに嵌挿させるスリーブとして、又は使い捨て
可能な填充ホーンとして使用するのに適した筒状
コアであつて、 該筒状コアは、ひだ付ケーシングステイツクか
らケーシングを繰出す前端と、後端を有し、該後
端に近接した筒状コアの一部分は、該コアの外周
面の周りに設けられた1つのケーシング拘束素子
又は該外周面の周りに長手方向に間隔を置いて設
けられた少くとも2つのケーシング拘束素子によ
つて形成されたケーシング拘束用輪郭を有してお
り、該ケーシング拘束素子は、該後端を被つて該
コア上へひだ付ケーシングステイツクを装着する
ことを許容する、コアの前記一部分の有効外径を
規定し、該ケーシング拘束素子は、ランプ形状を
有しており、各々、該コアの長手軸線に対してコ
アの後端から前方へ上向きに傾斜した第1表面
と、コアの長手軸線に実質的に直角に配向された
第2表面(拘束表面)とを有し、該第2表面は、
該ひだ付ケーシングステイツクが該コア上へ装着
された後該コアに沿つて後方へ長手方向に膨脹す
る動きに抵抗するように方向づけされた表面(拘
束表面)を呈していることを特徴とする筒状コア
を提供する。
本発明の別の実施例によれば、筒状コアの前端
だけでなく、後端にも上記ケーシング拘束素子を
設けることができる。
作 用 ひだ付ケーシングは、内方へ膨脹することによ
りコアの外周面に係合しコアを把持する作用を有
する。しかしながら、先に述べたように、コアと
ケーシングとの間に強い摩擦係合が存在するにも
拘らず、保管中にケーシングの両端がコアに沿つ
て長手方向に膨脹する傾向があり、特にケーシン
グの後端の長手方向後方への膨脹は、コアの後端
を填充機に取付ける操作を妨げるので望ましくな
い。この点、本発明によれば、ケーシングステイ
ツクは、長手方向に膨脹すると、上記ケーシング
拘束素子の前記第2表面即ち拘束表面に当接す
る。ケーシングステイツクは、弾性を有している
ので、拘束素子を乗越えて長手方向に膨脹するこ
とができるが、ケーシングステイツクに係合する
拘束表面によつて呈される抵抗が、伸長するステ
イツクによつて及ぼされる力を上回り、それ以上
の膨脹を阻止する。従つて、筒状コアの後端に一
体に形成された本発明の拘束手段は、ひだ付ケー
シングスをコアの後端から前方へコアを被つて装
着するのを妨害することがなく、しかも、ひだ付
ケーシングの後端の長手方向後方への膨脹を防止
することによりコアの後端の填充機への取付操作
が妨げられないようにする。
実施例 第1図には、本発明の一実施例による筒状コア
14の後端部分12が示されている。このコア1
4によつてひだ付ケーシングステイツク16が担
持されている。ひだ付ケーシングステイツク(以
下、「ケーシングステイツ」又は単に「ステイツ
ク」とも称する)16は、一部分だけしか図示さ
れていないが、コア14に沿つて第1図でみて左
方へその前端(図示せず)にまで延長している。
図に示されるように、ケーシングステイツク1
6のケーシングスのひだは、ケーシングステイツ
ク16の長手軸線に対して前方に傾けられてい
る。ひだをこのように配向するために、最後にひ
だ付けされたひだステイツク16の後端とし、最
初にひだ付けされたひだを前端とする。従つて、
填充操作においては、最初にひだ付けされたひだ
からひだ伸ばしされていく。
本発明によれば、コア14の後端部分12の周
面に少くとも1つのケーシング拘束素子20によ
つて、好ましくは複数個の、コアの長手方向に間
隔を置いて配置された拘束素子20によつてケー
シング拘束用輪郭を形成する。このケーシング拘
束用輪郭は、ケーシングの長手断面でみて鋸歯状
である。各拘束素子20は、ランプ(傾斜路)状
表面22と、ほぼ垂直向きの表面24を有してい
る。各ランプ状表面22は、コアの後端26から
前方上向きに傾斜しており、ひだ付ケーシングス
テイツクをコアの後端を被つてコア上に嵌挿する
のを容易にするようになされている。これに対し
て、垂直表面24は、ひだ付ケーシングステイツ
クが反対の方向即ち後方へ長手方向に膨脹する動
きに抵抗する歯止めの役割を果す。
拘束素子20は、コア14の後端部分の周面を
取巻く環形状であり、コアの外周面に固設した別
個の部材としもよく、あるいは、図示のように、
ブロー成形などによりコアと一体に形成してもよ
い。拘束素子20によつて画定される最大有効直
径は、ひだ付けされたケーシングを圧縮するため
にケーシングに挿通するマンドレルの外径とほぼ
同じとする。この有効直径をマンドレルより僅か
に大きくしても、ケーシングステイツクをその固
有の弾性によりコアの後端26を被つてコア上へ
装着することができる。反対に、拘束素子20の
有効直径をマンドレルより僅かに小さくしても、
ケーシングステイツクは、コアに装着されると、
固有の弾性により半径方向内方へ膨脹してコアの
周面に圧接するとともに、拘束素子20の垂直表
面24に当接するので、やはり拘束素子20は、
ひだ付ケーシングの長手方向の膨脹に抵抗する働
きをする。
筒状コア14には、更に、該コアを填充機に取
付けるために填充機の対応する部材(図示せず)
と嵌合するようになされた、適当な連結手段の構
成部材28を設けることができる。第1図に示さ
れた例では、部材28は、差込み型連結手段の雄
部材である。この構成では、ケーシングステイツ
ク(ケーシングの供給源)を装着した筒状コア1
4を填充機に嵌合させて回せば、差込み型連結手
段が錠止される。ここでは詳しく述べないが、こ
の筒状コアは、填充機の填充ホーンにスリーブと
して被せてもよく、あるいは、それ自体を填充ホ
ーンとして用いることもできる。いずれの場合に
も、筒状コアは、ケーシングの供給源が使い尽さ
れた後廃棄される使い捨て部材とすることができ
る。
コア付ケーシング物品を組立てるに当つては、
筒状コア14を、ケーシングをひだ付け圧縮する
のに用いられた後ケーシングステイツクを担持し
たままにされているマンドレルに軸方向に整列さ
せる。次いで、ケーシングステイツクをコア14
の後端26を被つて軸方向に押込み、コア上へ装
着する。所望ならば、ケーシングの圧縮工程は、
ケーシングをコアに装着したときに行うこともで
きる。いずれにしても、ケーシングステイツク
は、コアに装着されると、コアに沿つて軸方向に
伸長し始めるとともに、半径方向内方へ膨脹して
コアの周面に圧接する。この膨脹現象は、ひだ付
ケーシングに関する従来の文献に詳しく記述され
ているので、ここでは詳述する必要はない。
ケーシングは、内方へ膨脹することによりコア
14の外周面に係合しそれを把持する。又、ケー
シングステイツクは、長手方向に膨脹すると、拘
束素子20の拘束表面24に当接する。ケーシン
グステイツクは、弾性を有しているので、図示の
ように一連の拘束素子20を乗越えて長手方向に
膨脹することができるが、ケーシングステイツク
に係合する一連の表面24によつて呈される抵抗
が、伸長するステイツクによつて及ぼされる力を
上回り、それ以上の膨脹を阻止する。
ケーシングステイツクの膨脹を拘束するのに必
要とされる素子20の数及び寸法は、ケーシング
の大きさ、種類、コアの直径、ケーシングの圧縮
度などのいろいろなパラメータに応じて定められ
る。例えば、填充時の推奨直径が約4.15〜6.67in.
(10.5〜16.9cm)の範囲の補強繊維入りケーシン
グの場合、コアの後端部分12の約1〜1.5in.(2.54
〜3.81cm)の長さの間に間隔を置いて配設された
僅か4〜8個の素子20によつてケーシングの長
手方向の膨脹を阻止することができる。これらの
拘束素子20は、2.6in.(6.6cm)の外径を有する
コアに対して、その外径より該拘束素子の有効外
径を僅か約0.2in.(5.1mm)大きくしただけでケー
シングステイツクの長手方向の膨脹を最大限で後
端26の連結手段の部材28のところで防止する
のに十分であつた。直径2.28in.(5.79cm)のコア
に装着されており、填充時の推奨直径が3.26〜
4.33in.(8.28〜11cm)の範囲のひだ付ケーシング
の場合、一連の拘束素子の有効外径をコアの外径
より僅か0.1in.(2.54mm)大きくしただけでケーシ
ングの膨脹を防止するのに十分であつた。
第2図には、本発明の別の実施例による筒状コ
ア114が示されている。この実施例では、コア
の後端部分112に設けるケーシング拘束素子1
20の間隔130を第1図のものより大きくして
ある。このように拘束素子間の間隔130を大き
くしたことにより、各拘束素子の拘束表面124
と124の間でのケーシングステイツクの規制さ
れた膨脹に比較的大きい自由度を与える。又、こ
の実施例では、差込み型連結手段の代りに、コア
の後端に割りフランジ132を設けてある。この
割りフランジ132は、填充機の填充ホーン(図
示せず)を被つて嵌合するように設計されてお
り、迅速着脱可能なバンド又はクランプによつて
固定される。筒状コアの前端には、サイジング手
段134が設けられている。サイジング手段は、
それを被つてひだ伸ばしされていくケーシングを
伸長させ、ケーシングの直径を定めるためのもの
であり、当該技術において周知である。サイジン
グ手段134は、筒状コア114を例えばブロー
成形などによつて製造する際に該コアと一体に形
成するのが好ましい。
サイジング手段と、拘束素子と、連結手段を含
む、第2図の筒状コアの一体構成も、本発明によ
る拘束素子を備えたコアを有することの利点を例
示するものである。即ち、このコアを用いてコア
付ケーシング物品を組立てるには、単にケーシン
グステイツクをコアの後端を被つて軸方向に押込
みコア上へ装着すればよい。コアの前端のサイジ
ング手段134は、ケーシングの前方への膨脹を
制限する働きをすることもできるが、実際の使用
に当つては、一定の長さのケーシングを参照番号
136で示されるようにサイジング手段134を
被つてひだのばしされて引出され、ケーシングの
先端をクリツプで閉止する。所望ならば、コアの
前端にも一組の拘束素子138を設けることがで
きる。これらの拘束素子は、ひだ付ケーシングの
軸方向前方への膨脹を防止するように配向する。
ケーシングの、コアの後端からの一方向だけの装
着を可能にする拘束素子120が設けられていな
いとすると、ケーシングステイツクは、コアの前
端の方からコア上へ装着しなければならない。そ
のためには、ケーシングステイツクをコア上へ装
着するまでは、サイジング手段をコアから分離し
ておかねばならず、ケーシングステイツクをコア
に装着し終つてからサイジング手段をコアに取付
けなければならない。
従つて、本発明による一方向拘束手段は、コア
付ケーシング物品の製造を容易にする筒状コアを
提供するものであることが理解されよう。傾斜表
面を有する拘束素子と、それらの素子が呈する鋸
歯状輪郭は、ひだ付ケーシングステイツクを該拘
束素子を乗越えコア上へ装着するのを可能にし、
しかも、コア上のひだ付ケーシングステイツクの
軸方向即ち長手方向の膨脹を制限するための拘束
素子を呈する。
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、
いろいろな変型が可能である。例えば、拘束素子
は、コアの長手の更に広い範囲に亘つて設けても
よく、場合によつてはコアの一端から他端まで全
長に亘つて設けてもよい。ケーシングがコアの周
面に強く把持しないような場合は、コアに設ける
拘束素子の数を増やせば、ケーシングの長手方向
の膨脹を拘束する力を増大させることができる。
又、コアの後端と前端の両方に拘束素子を設け
る構成は、一体のサイジング手段を有するコアと
組合わされたものとして第2図に示されている
が、もちろん一体のサイジング手段を備えていな
いコアの両端に拘束素子を設けてもよい。
又、拘束手段の形態を変更しても同様な拘束作
用が得られる。例えば、筒状コアの表面に可撓性
のうろこ状部材を設けてもよい。そのようなうろ
こ状部材は、圧縮されたひだ付ケーシングステイ
ツクをコア上へ装着する際は平らに倒れるが、ケ
ーシングステイツクが装着された後は、コアの周
面から起上がり、ケーシングの長手方向の膨脹を
阻止するように配向する。
発明の効果 叙上のように、本発明によれば、ケーシングス
テイツクの後端の長手方向後方への膨脹が防止さ
れるので、一定長のコアにできるだけ長いケーシ
ングステイツクを装着させることができ、筒状コ
アの後端を填充機に取付ける操作が妨げられるこ
とがない。しかも、ケーシングの膨脹を拘束する
ための拘束手段がコア自体に一体に形成されるの
で、コア付ケーシングの製造を過度に複雑にした
り、製造時間を長くしたりすることがなく、拘束
手段を設けるためにコア付ケーシングの製造コス
トを増大させることがない。
第2図に示された実施例では、コアの後端だけ
でなく、前端にもケーシング拘束手段が設けられ
るので、本発明の上記利点を有する上に、ケーシ
ングの長手方向の膨脹を拘束する拘束力が大きく
され、一定長のコアに装着することができるひだ
付ケーシングの長さを一層増大するという利点が
得られる。又、ひだ付ケーシングの前端がコアの
前方長手方向に膨脹すると、特にコアにサイジン
グ手段が設けられている場合は、填充操作の開始
に当つてケーシングをサイジング手段を被つて前
方へ引張り出す操作を妨げることになるが、第2
図の実施例では、コアの前端近くに設けられた拘
束手段がケーシングの前方への膨脹を制限するの
で、そのような妨げは生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のケーシング拘束手段を組入れ
た筒状コアの後端部分を示す断面図、第2図は本
発明の別の実施例の筒状コアの断面図である。 12:コアの後端部分、14:筒状コア、1
6:ひだ付ケーシングステイツク、20:ケーシ
ング拘束素子、22:ランプ状表面、24:垂直
表面(拘束表面)、28:連結手段の構成部材、
134:サイジング手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ひだ付ケーシングステイツクを担持し、填充
    機の填充ホーンに嵌挿させるスリーブとして、又
    は使い捨て可能な填充ホーンとして使用するのに
    適した筒状コアであつて、 該筒状コアは、ひだ付ケーシングステイツクか
    らケーシングを繰出す前端と、後端を有し、該後
    端に近接した筒状コアの一部分は、該コアの外周
    面の周りに設けられた1つのケーシング拘束素子
    又は該外周面の周りに長手方向に間隔を置いて設
    けられた少くとも2つのケーシング拘束素子によ
    つて形成されたケーシング拘束用輪郭を有してお
    り、該ケーシング拘束素子は、該後端を被つて該
    コア上へひだ付ケーシングステイツクを装着する
    ことを許容する、コアの前記一部分の有効外径を
    規定し、該ケーシング拘束素子は、ランプ形状を
    有しており、各々、該コアの長手軸線に対してコ
    アの後端から前方へ上向きに傾斜した第1表面
    と、コアの長手軸線に実質的に直角に配向された
    第2表面とを有し、該第2表面は、該ひだ付ケー
    シングステイツクが該コア上へ装着された後該コ
    アに沿つて後方へ長手方向に膨脹する動きに抵抗
    するように方向づけされた表面を呈していること
    を特徴とする筒状コア。 2 前記ケーシング拘束素子は、コアの前記一部
    分に該コアの長手方向の断面でみて鋸歯状輪郭を
    付与するものである特許請求の範囲第1項記載の
    筒状コア。 3 前記ケーシング拘束素子は、該コアの外周面
    を取巻く環形状である特許請求の範囲第1項記載
    の筒状コア。 4 該コアを填充機に取付けるために填充機に設
    けられた対応部材に嵌合するようになされた連結
    素子が、該コアの後端に前記ケーシング拘束素子
    から離れたところに設けられている特許請求の範
    囲第1項記載の筒状コア。 5 前記ひだ付ケーシングステイツクは、該コア
    の周面に把持係合し、該ステイツクの後端が長手
    方向に膨脹して該ステイツクの後端の少くとも1
    つのひだの半径方向内方部分が前記ケーシング拘
    束素子の少くとも1つの前記第2表面に係合する
    ようになされている特許請求の範囲第1項記載の
    筒状コア。 6 該コアの前端近くで該コアの外周面の周りに
    設けられた1つのケーシング拘束素子又は該外周
    面の周りに長手方向に間隔を置いて設けられた少
    くとも2つのケーシング拘束素子によつて形成さ
    れた第2のケーシング拘束用輪郭を有しており、
    該コアの前端近くの該拘束素子は、該ひだ付ケー
    シングステイツクが該コアに沿つて長手方向に前
    方へ膨脹する動きに抵抗するようにコアの長手軸
    線に実質的に直角に配向された表面を有している
    特許請求の範囲第1項記載の筒状ケーシング。 7 該コアの前端にサイジング手段が設けられて
    おり、前記ひだ付ケーシングステイツクは、該ス
    テイツクの前端からひだ伸ばしされて繰出されて
    いく一部分が該サイジング手段を被うようになさ
    れている特許請求の範囲第1項又は6項記載の筒
    状コア。 8 コアの前端に一体に設けられたサイジング手
    段を有する特許請求の範囲第7項記載の筒状コ
    ア。
JP59261939A 1983-12-14 1984-12-13 ひだ付ケ−シング物品のための筒状コア Granted JPS60158010A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/561,229 US4570292A (en) 1983-12-14 1983-12-14 Tubular core for a shirred casing article
US561229 2000-04-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60158010A JPS60158010A (ja) 1985-08-19
JPH0375405B2 true JPH0375405B2 (ja) 1991-12-02

Family

ID=24241152

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59261939A Granted JPS60158010A (ja) 1983-12-14 1984-12-13 ひだ付ケ−シング物品のための筒状コア

Country Status (9)

Country Link
US (1) US4570292A (ja)
EP (1) EP0145024B1 (ja)
JP (1) JPS60158010A (ja)
AT (1) ATE30292T1 (ja)
AU (1) AU3665484A (ja)
CA (1) CA1242060A (ja)
DE (1) DE3466850D1 (ja)
ES (1) ES292683Y (ja)
FI (1) FI75976C (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4683617A (en) * 1986-08-26 1987-08-04 Viskase Corporation Disposable tension sleeve for a stuffing machine
US4875692A (en) * 1987-10-20 1989-10-24 The Boeing Company Conically-shaped corrugated seal
DE9115053U1 (de) * 1991-12-04 1992-01-23 Fritz Pleuger, Leichtmetall-Kokillenguss, 5880 Lüdenscheid Wurstfüllrohr
GB2596577A (en) * 2020-07-01 2022-01-05 Trunature Ltd Net and casing loading system for stuffer assembly

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3892869A (en) * 1974-03-27 1975-07-01 Union Carbide Corp End plug closures for shirred casing sticks and methods for making them

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1507989A1 (de) * 1965-10-08 1970-01-15 Becker & Co Naturinwerk Traeger fuer geraffte Wursthuellen
BE744313Q (fr) * 1966-07-11 1970-06-15 Comm Emballages Rilsan Embaril Manchon de maintien a l'etat fronce de boyaux
GB1167377A (en) * 1967-06-03 1969-10-15 Viskase Ltd Improvements in Shirred Tubular Food Casings
GB1241210A (en) * 1968-09-12 1971-08-04 Oppenheimer Casing Company U K Improvements in or relating to shirred casings
US3826853A (en) * 1971-10-28 1974-07-30 Oppenheimer Casing Co Casing-carrier assembly and method
US3952370A (en) * 1972-11-16 1976-04-27 Townsend Engineering Company Loading tube sleeve for use with an encasing machine
DE2809385A1 (de) * 1978-03-04 1979-09-06 Hoechst Ag Anordnung zum befuellen einer gerafften schlauchfoermigen huelle
US4438545A (en) * 1981-06-12 1984-03-27 Union Carbide Corporation Stuffing method and apparatus
US4493130A (en) * 1982-10-15 1985-01-15 Union Carbide Corporation Shirred casing article method and apparatus
US4439890A (en) * 1982-12-30 1984-04-03 Union Carbide Corporation Synthetic food casing article employing a rigid hollow tubular core member with integral casing retention element

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3892869A (en) * 1974-03-27 1975-07-01 Union Carbide Corp End plug closures for shirred casing sticks and methods for making them

Also Published As

Publication number Publication date
EP0145024A2 (en) 1985-06-19
CA1242060A (en) 1988-09-20
DE3466850D1 (en) 1987-11-26
AU3665484A (en) 1985-06-20
EP0145024B1 (en) 1987-10-21
FI844941A0 (fi) 1984-12-13
JPS60158010A (ja) 1985-08-19
ES292683U (es) 1986-06-16
FI75976C (fi) 1988-09-09
FI844941L (fi) 1985-06-15
US4570292A (en) 1986-02-18
ES292683Y (es) 1987-03-01
EP0145024A3 (en) 1985-07-03
FI75976B (fi) 1988-05-31
ATE30292T1 (de) 1987-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
FI67291B (fi) Anordning foer fyllning av ett veckat slangformigt hoelje
FI67771B (fi) Anordning foer samtidig avveckling glaettning och bromsning avtt veckat slanghoelje samt anlaeggning omfattande denna oranning
US7404758B2 (en) Apparatus and method to net food products in shirred tubular casing
US4512059A (en) Casing sizing means and method
US4525895A (en) Article for use in automatically and continuously making stuffed casing products
JPH0375405B2 (ja)
US5203735A (en) Vacuumized internal sizing ring assembly and method of use
US4535508A (en) Expandable casing sizing mechanism and method
JPH0422764B2 (ja)
HU186938B (en) Aid for stuffing sausage products into sausage-skin
FI75975C (fi) Fyllningsanordning och -foerfarande samt i foerfarandet anvaendbar produkt.
US4727624A (en) Food casing presizing device
US4493130A (en) Shirred casing article method and apparatus
DE69009021T2 (de) Füllrohr mit Feder zum Kalibrieren.
US4439890A (en) Synthetic food casing article employing a rigid hollow tubular core member with integral casing retention element
US11076607B2 (en) Double tube encasing apparatus
CA2105509C (en) Vacuum stuffing horn and method for using same
CA1195544A (en) Cored high density shirred casings
FI75723B (fi) Foerfarande och apparaten foer framstaellning av ett komprimerat, rynkat, slangformigt hoeljesalster.
AU2015362070B2 (en) An encasing apparatus for combined collagen and tubular netting arrangements
JPS6140366B2 (ja)