JPH0374906A - ４線分数巻ヘリカルアンテナの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は４線分数巻ヘリカルアンテナの製造方法に関す
る。

（従来の技術〉 静止衛星や軌道周回衛星を利用した通信システム等にお
いて使用されているアンテナとし゛て、近年、４線分数
巻ヘリカルアンテナがある。

第６図はこのようなシステムに用いられる従来の４線分
数巻ヘリカルアンテナの一例を示す断面図である。

この図に示す４１１分数巻ヘリカルアンテナは航空機等
の機体１０１に取り付けられたレドーム１０２内に配置
されており、前記機体ｌｏｔ上に取り付けられるパラン
璽０３と、このパラン１０３上に設けられるアンテナ本
体１０４と、前記機体１０１の内部に設けられ前記パラ
ン１０３に接続されるハイブリッド回路（ＨＹＢ）＋０
５とを備えている。

アンテナ本体は第７図に示す如く円柱形に形成されたマ
イラ一部材１０６と、このマイラ一部材１０８の外周に
螺旋状に巻付けられる２本のアンテナエレメント１０７
．１０８とを備えており。

これら各アンテナエレメント１０７，１０８の各下端は
前記パラン１０３の４つの端子に接続されている。

パラン１０３は前記ハイブリッド回路１０５と１１１記
各アンテナエレメント１０７，１０８との間の平衡／非
平衡を調整する部分であり、その下端は機体＋０１を貫
通する同軸ケーブル等により前記ハイブリッド回路１０
５に接続きれている７ハイブリツド回路１０５は航空機
内に配置した送受信機から入出力される１１１号を（ｔ
いに所定角度だけ位相をずらした２つのり、Ｎ　’；ｊ
を導出して１７ｉｔ記パラン１０３に供給する処理と、
１）；Ｉ記パラン１０３から出力される２つの受イ３信
弓を合成して前記送受信機に供給する処理どを行なう。

しかしこのような４線分散春ヘリ力ルアンデナにおいて
は、円朴状に形成されたマイラ一部材１０６上に細幅１
；）状（リボン状）に裁断したアンデナエレメント！０
７．＋０８を螺旋状に巻き付けるという手法等を用いて
アンブナ本体！０４を作成していたので５作成に手間が
かかり生産コストを低減さ廿にくいという問題があった
。

また、このような手法では、作業着の熟練度がアンテナ
本体１０４の寸法粗度に直接Ｅ’Ｊ９するため、アンテ
ナ本体１０４を構成するアンテナエレメント１０７，１
０８の・１−法精度を向−Ｌしにくく安定した性能を確
保することが難しいという問題があった。

そこで、このような問題を解決するために５円柱状に形
成されたマイラ一部材１０６　ｔ、に銅箔を貼付してこ
れをエツチングするヒいう手法も考えられる。

しかしながら、現在のエツチング技術では円柱形になっ
ている面子、に光によって選択的にパターンを形成する
ことが困難であり、可能であるとしてもかなりの二［、
数と技術を安する。

（発明のＬｌ的） 本発明はＬ記の如き従来の４線分数麹ヘリカルアンテナ
の製造上の欠点を除夫するためになされたものであっで
、アンテナ製逍時の手間を大幅に削減することができる
ヒともに、娠１“法粕度を人帽に向上させるここができ
る４線分数轟へリカルアンテナの製造方法を提供するこ
とを０的としている。

（発明の概要） Ｌ記の問題点を解決するために本発明による４線分数麹
ヘリカルアンテナの製造り法においては、まず、方形状
のフレキシブル基板面をエツチング等によりアンテナエ
レメント５なるｓ４箔パターンを形成した後、前記フレ
キシブル鎖板を絶縁部材から成る円筒栽部に巻き付ける
ことにより円筒形にし、この後前記銅箔パターンの所定
部分を１＆続線で接続してアンテナ本体を形成すること
を特徴としている。

（実施例） 以下８本発明を図面示した’、ｇｍ例に基づいて詳細に
説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図である。

この図に示す４線分数巻ヘリカルアンテナは円柱状に形
成されるアンブナ本体ｌと、このアンブナ本体ｌの下端
側に取り付けられるパラン２とを備えている。

アンテナ本体ｌは円柱状に成型されたマイラー部材３と
、このマイラ一部材３上に巻き付けられるフレキシブル
パターンシート４と、このフレキシブルパターンシート
４上に形成されたアンプリエレメント５の上端部分を接
続する２本の接続線６と、＋ｉｉ＋　＋３ｄ各アンテナ
エレメント５を接続する４つの接続部７だ、！ＲＥ各ア
ンテナエレメント５の下端部を前記パラン２に接続する
４つの接続部８Ｌを備えている。

また、パラン２は４木の導電バイブ１１　ａ　ヘ−＋１
ｄと、これら各導電バイブｌｌミル１１　ｄのうちの２
本に各々挿通される中心導体１２ａ、１２ｂと、これら
中心導体１２ａ、ｍ２ｂの上端を残った２本の導電バイ
ブｆｉｃ、ＩＩｄに各々接続する接続線１３ａ、＋３ｂ
（第４図（ａ）参照）コ、前記各導電バイブＩｌａ〜ｌ
ｌｄの所望部分を短絡させるインピーダンス調整用の接
続導体１４とを備えている。そして、６ＸＪ記各中心導
体＋２ａ１２ｂの下端はハイブリッド回路（図示は前略
する）の各入出力端子に各々接続するとともに、各導電
バイブ１ｌａｘｌｌｄの上端部分はＯｉｊ記接続部８に
よって前記各アンテナエレメント５に接続する。

次に、第２図ないし第４図を参照しながらこの実施例に
示ず４線分数巻ヘリカルアンテナの作成・組立て手順に
ついて説明する。

まず、第２図（ａ）に示す如くマイラフィルム、ポリイ
ミドフィルム等のフレキシブルシート２０と、このフレ
キシブルシート２０上に貼付される銅箔２！とによって
構成されるフレキシブル基板２２を平らになるように置
く。

そして、第２図（ｂ）に示す如くフレキシブル基板２２
−ヒに感光レジスト２４を検電し、この後第２図（ｃ）
に示す如く露光を行なって感光レジスト２４上に斜線パ
ターンの潜像を形成しこれを現像液で現像する。

次いで、エツチング液でエツチングし感光レジスト２４
を取り除いて第２図（（１）に示す如くアンテナエレメ
ント５となる銅箔パターンを露出させてフレキシブルパ
ターンシート４を作る。

そして、このようにして作成したフレキシブルパターン
シート４を第３図（ａ）に示す如くマイラ一部材３上に
巻き付けて固定した後、第３図（ｂ）に示す如く各アン
テナエレメント５の切れ間を４つの接続ｔｓ”ｉによっ
て各々接続した後、２本の接続線６によって各アンテナ
エレメント５の上端を各々接続してアンテナ本体の基部
２５を完成する。

次いで、第４図（ａ）、（ｂ）に示す如くアンテナ本体
の基部２５とパラン２とを接続した後、第４図（ｃ）に
示す如くパラン２の上端に形成された４つの接続片２６
と、各アンテナエレメント５の下端とを４つの接続部８
によって接続して４線分数巻ヘリカルアンテナを作る。

このようにこの実施例においては、フレキシブル基板２
２を平らにした状態でエツチング技術によってアンテナ
エレメントとなる銅箔パターンを形成し、これを円柱状
の基部（フレキシブル基板を使用する場合には板状のマ
イラ一部材を使用せず、直接円柱状の基部）に巻き付け
てアンテナ本体ｌのＪ！部２５を作るようにしたので、
アンテナ製造時の手間を大幅に削減することができると
ともに、寸法粗度を大幅に向上させることができる。

なお、上記各実施例ではフレキシブルパターンシート４
Ｅのアンテナエレメント５のパターンが、シート４の左
右端縁で終端しているために、各エレメントの左右端縁
同志を接続部７にて接続する必要があったが、第５図に
示すようにエレメントパターン５の各終端部をシート４
のＬ下部端縁で終端させる（左右端縁で終端させない）
ようにすれば円柱状基部３０外周面上に添着するに際し
てエレメント５の端部同志を接続する必要はなくなる。

（発明の効果） 以上説明したように本発明によれば、アンテナ製造時の
手間を大幅に削減することができるとともに１寸法梢度
を大幅に向上させることができる体の基部を作るときの
作成工程例を示す模式図、第４図（ａ）〜（ｃ）は各々
第１図に示すアンテナ本体を作るときの作成工程例を示
す模式図、第５図は本発明の変形実施例の説明図、第６
図は従来から知られているｌａ分数巻ヘリカルアンテナ
の一例を示す断面図、第７図は第６図に示す４線分数巻
ヘリカルアンテナの詐細を示す斜視図である。

ｌ・−アンテナ本体、２・・・バラン、４・・・フレキ
シブルパターンシート、５・−アンテナエレメント。

６・−接続線、２２−フレキシブル基板。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）方形フレキシブル基板をエッチングしてアンテナ
   エレメントとなる導電パターンを形成した後、前記フレ
   キシブル基板を円筒形にし、この後前記銅箔パターンの
   所定部分を接続線で接続してアンテナ本体を形成するこ
   とを特徴とする４線分数巻ヘリカルアンテナの製造方法
   。