JPH0374595A - 真空式汚水収集装置用真空ポンプの封水冷却装置 - Google Patents

真空式汚水収集装置用真空ポンプの封水冷却装置

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JPH0374595A
JPH0374595A JP21186989A JP21186989A JPH0374595A JP H0374595 A JPH0374595 A JP H0374595A JP 21186989 A JP21186989 A JP 21186989A JP 21186989 A JP21186989 A JP 21186989A JP H0374595 A JPH0374595 A JP H0374595A
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JP
Japan
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water
vacuum pump
sewage
sealed
vacuum
Prior art date
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Pending
Application number
JP21186989A
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English (en)
Inventor
Akihiro Kon
艮 昭寛
Tsuneo Asanagi
常男 麻薙
Kazuo Yamaguchi
和夫 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Publication date
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Publication of JPH0374595A publication Critical patent/JPH0374595A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多数の家からの汚水を収集する方式の1つで
ある真空式汚水収集装置に関し、特にこの装置に用いら
れる水封式真空ポンプの封水を冷却する真空式汚水収集
装置用真空ポンプの封水冷却装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、多数の家からの汚水を収集する装置の1つとして
真空式汚水収集装置がある。
第3図はこの種の真空式汚水収集装置の全体構成を示す
図である。
同図に示すように、地上の各家庭130から排出された
汚水は、地中の自然流下式汚水管101を通って地下の
真空弁付汚水ます103に流れ込む。そして汚水がこの
真空弁付汚水ます103に一定量溜まると、真空弁10
2が開き、汚水は吸込管115から真空汚水管110に
吸い込まれる。そしてこの汚水は真空ポンプ場40の集
水タンク1に集められる。集水タンク1は真空ポンプ2
で一定真空度に保たれている。そして集水タンク1に汚
水が一定量溜ると汚水は圧送ポンプ42によって下水処
理場などへ送られるのである。
ここでこの集水タンク1には、この集水タンク1を一定
真空度に保つために水封式真空ポンプ2が取り付けられ
ている。
ところで従来はこの水封式真空ポンプ2の封水は、補給
水種→水封式真空ポンプ2→気液分離タンク→補袷水槽
、という循環経路で循環使用され、封水の温度が一定値
以上になると、その一部を排水し、給水源から低温の新
しい水を補給することによって冷却し、該封水の温度を
設定値以下になるようにしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところでこの種の水封式真空ポンプ2では軸動力の約7
0%が熱として棄てられる。また封水の温度が高いと飽
和蒸気圧が高くなり、水封式真空ポンプ2の効率が悪く
なるため、水封式真空ポンプ2に注入する封水の温度は
、通常30℃以下に調整されている。
このため従来の方式で封水を循環使用する場合、大量の
補給水を必要とし、安い良質の水(下水の処理水等)が
豊富に得られない場合には、高価な水道水を使用するた
め運転コストが高くつくという問題点があった。
この問題点を解決するためには、封水を冷却して循環使
用する必要があるが、この封水を冷却する手段としてラ
ジェータやフィンチューブの中に封水を通して大気で冷
却する方法もある。
しかしながらこの方法では、夏には大気温度が30℃を
越えるため、封水を30℃まで冷却することは不可能で
あるという問題点があった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、封水を
循環使用することができ、しかも該封水を大幅に冷却で
きる真空式汚水収集装置用真空ポンプの封水冷却装置を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため本発明は、水封式真空ポンプ
の封水を集水タンクに導びき該集水タンク内の汚水によ
って冷却するとともに、該冷却された封水を再び前記水
封式真空ポンプに戻す封水循環経路を設けた。
具体的には、集水タンクの外周に該集水タンクを囲むよ
うに水室を設け、前記水封式真空ポンプの封水をこの水
室内に導いて冷却するとともに、該冷却された封水を再
び前記水封式真空ポンプに戻すように構成した。
また他の方法として、集水タンク内に水管を設け、前記
水封式真空ポンプの封水をこの水管に導いて冷却すると
ともに、該冷却された封水を再び前記水封式真空ポンプ
に戻すように構成した。
〔作用〕
上記の如く、封水を循環使用できるように封水循環経路
を設けたので、外部から補給する封水の水量を大幅に減
らすことができる。
また水封式真空ポンプで高温となった封水は、集水タン
ク内の低温の汚水によって冷却できるので、封水冷却の
ためにラジェータやフィンチューブ等の設備を必要とす
ることなく、封水を循環させるだけで、封水の温度を大
幅に冷却できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図は本発明の第1の実施例を示す図である。
同図に示すようにこの実施例においては、水封式真空ポ
ンプ2によって高温となった封水は、集水タンク1の周
囲に設けた水室8に送り込まれ、この水室8において集
水タンク1内の汚水7によって冷却されるように構成さ
れている。
以下その内容を詳細に説明する。
真空汚水管9かも汚水と空気が集水タンク1に流入する
そしてこの空気は集水タンク1の上部から水封式真空ポ
ンプ2に吸引され、汚水は汚水排出管6から排出される
空気を吸引した水封式真空ポンプ2からの排気は、温度
の上がった封水と共に、気液分離タンク4に流入し、こ
こで排気と封水に分けられる。
排気はそのまま大気中に放出される。
一方封水は集水タンク1を囲うように設けられた水室8
に流下し、集水タンク1内の汚水7によって冷却される
ここで集水タンク1の外板は、片面が高温の封水に、他
面が低温の汚水に接しているため、封水は汚水によって
大幅に(例えば30℃以下まで)冷却することができる
冷却された封水は注水ポンプ5で再び水封式真空ポンプ
2に送られ、循環使用される。
なお排気と共にミストとして散逸したり、水質改善のた
めに排水される少量の封水は、外部から給水用ポールタ
ップ10を通して水室8内に給水される。
なお3は水封式真空ポンプ2を駆動する電動機である。
第2図1ま本発明の第2の実施例を示す図である。
この実施例においては、水封式真空ポンプ2から排出さ
れた高温の射水を、集水タンク1内に挿入した水管12
で冷却するように構成している。
以下その内容を詳細に説明する。
真空汚水管9から汚水と空気が集水タンク1に流入する
そしてこの空気は集水タンク1の上部から水封式真空ポ
ンプ2に吸引される。
水封式真空ポンプ2からの排気性、温度の上がった射水
と共に、気液分離タンク4に流入し、ここで排気と封水
に分けられる。
排気はそのまま大気中に放出される。
一方封水は集水タンク1の内部に設けた水管工2に導か
れ、汚水7によって冷却される。
ここで汚水は低温の液体であるため、例えば封水を30
℃以下まで冷却することができる。
冷却された封水は、補水槽11に貯水され、再び水封式
真空ポンプ2に送られ、循環使用される。
なお気液分離タンク4から補水槽11までの封水の流れ
は、気液分離タンク4内の水位と補水槽11内の水位の
高低差りによって発生する。
また排気と共にミストとして散逸したり、水質改善のた
めに排水される少量の封水は、外部から給水用ポールタ
ップ10を通して補水槽11内に給水される。
以上本発明の詳細な説明したが、本発明はこれに限られ
ず、種々の変形が可能であり、要は水封式真空ポンプで
高温となった封水を集水タンク内の汚水によって冷却す
る構造のものであれば、どのような冷却手段でもよいの
である。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように本発明によれば、封水を循環
使用できるように封水の循環経路を設けたので、外部か
ら補給する封水の水量を大幅に減らすことができるとい
う優れた効果を有する。
また水封式真空ポンプで高温となった封水は、集水タン
ク内の低温の汚水によって冷却できるので、封水の温度
を大幅に冷却できる(例えば30°C以下)という優れ
た効果をも有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す図、第2図は本発
明の第2の実施例を示す図、第3図は真空式汚水収集装
置の全体構成を示す図である。 図中、1・・・集水タンク、2・・・水封式真空ポンプ
、7・・・汚水、8・・・水室、9・・・真空汚水管、
12・・・水管、103・・・真空弁付汚水ます、13
0・・・家庭、である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)家庭や施設から排出される汚水を汚水ますに溜め
    、該汚水ますに溜めた汚水を真空汚水管を介して集水タ
    ンクに導入し、該集水タンク内の気体は水封式真空ポン
    プで排気されるとともに該集水タンク内の汚水も外部に
    排出される構造の真空式汚水収集装置において、 前記水封式真空ポンプの封水を集水タンクに導き該集水
    タンク内の汚水によって冷却するとともに、該冷却され
    た封水を再び前記水封式真空ポンプに戻す構造の封水循
    環経路を設けたことを特徴とする真空式汚水収集装置用
    真空ポンプの封水冷却装置。
  2. (2)前記封水循環経路は、集水タンクの外周に該集水
    タンクを囲むように水室を設け、前記水封式真空ポンプ
    の封水をこの水室内に導いて冷却するとともに、該冷却
    された封水を再び前記水封式真空ポンプに戻すように構
    成されていることを特徴とする請求項(1)記載の真空
    式汚水収集装置用真空ポンプの封水冷却装置。
  3. (3)前記封水循環経路は、集水タンク内に水管を設け
    、前記水封式真空ポンプの封水をこの水管に導いて冷却
    するとともに、該冷却された封水を再び前記水封式真空
    ポンプに戻すように構成されていることを特徴とする請
    求項(1)記載の真空式汚水収集装置用真空ポンプの封
    水冷却装置。
JP21186989A 1989-08-17 1989-08-17 真空式汚水収集装置用真空ポンプの封水冷却装置 Pending JPH0374595A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011047335A (ja) * 2009-08-27 2011-03-10 Nittan Co Ltd 液封式真空ポンプ装置
JP2012184719A (ja) * 2011-03-07 2012-09-27 Nippon Kensetsu Kikai Shoji Kk ポンプ装置
US8368502B2 (en) 2006-03-16 2013-02-05 Panasonic Corporation Surface-mount current fuse
WO2020145195A1 (ja) * 2019-01-07 2020-07-16 前田和幸 流体吸引装置及び流体吸引方法

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