JPH037458A - 電話機のサービスクラス切替方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、蓄積プログラム制御式自動交換機での内線電
話機のサービスクラス切替方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の電話機のサービスクラス切替方式は、自
動交換機で電話機ごとに昼夜別のサービスクラスを記憶
し、設けられた昼夜切替キーの切替操作によりサービス
クラスの切替えを行なっていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の電話機のサービスクラス切替方式は、夜
間・休日などに起こりがちな無駄電話を防止することを
目的としているため、平日の昼間での無駄電話を防止す
ることができないという問題点がある。

本発明の目的は、複数電話機でグループを構成し且つこ
の中の一つをマスター電話機としこのマスター電話機か
らだけサービスクラスの切替えするように構成すること
により、上記問題点を解決した電話機のサービスクラス
切替方式を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明による電話機のサービスクラス切替方式は、一つ
をマスター電話機とする複数の電話機によりそれぞれが
構成される少くとも一つの内線グループを収容する自動
交換機が、電話機ごとにサービス規制の設定／解除それ
ぞれに適用するサービスクラスおよび内線グループごと
のマスター電話機の内線番号を記憶する記憶装置と、マ
スター電話機から受信する所定のサービス規制の設定／
解除の指定にしたがって所属する内線グループ内のすべ
ての電話機のサービス規制の設定／解除のデータを前記
記憶装置に書込むと共に電話機の呼処理では記憶装置に
記憶されたサービスクラスを適用する中央処理装置とを
有する。

〔作　用〕

従って、上述の手段による本発明の電話機のサービスク
ラス切替方式は、グループごとのマスク−電話機が何時
でもグループ内の電話機のサービスクラスを切替えでき
る。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は、本発明の一実施例のブロック図である。符号
１０，１１．１２は内線グループ１（Ｇ１）を形成する
内線電話機であり、符号１０は内線グループ１のマスタ
ー電話機である。符号２０゜２１．２２は内線グループ
２を形成する内線電話機で、符号２０は内線グループ２
のマスター電話機である。符号５は通話路スイッチ、符
号６は中央制御装置、符号７は内線グループの内線番号
及び内線毎のサービス規制クラスのデータを記憶する記
憶装置、また符号８はこの構内交換機を電話局に接続す
る局線装置である。記憶装置７は内線サービスクラスメ
モリ７１、内線グループサービスデータメモリ７２およ
びサービスクラスサービスデータメモリ７３を有し、こ
れらは第２図から第４図までを参照して説明する。

第２図は第１図の内線サービスクラスメモリ７１の一例
を示す領域説明図で、内線電話機１０・１１・１２・・
・ごとに内線グループ名Ｇ１・Ｇ２・・・サービス規制
解除時のサービスクラスト２・・・およびサービス規制
設定時のサービスクラスト２・・・それぞれの符号デー
タが記憶される。

第３図は第１図の内線グループサービスデータメモリ７
２の一例を示す領域説明図で、内線グループＧ１・Ｇ２
・・・ごとにマスター電話機の内線番号１０・２０・・
・およびサービス規制の設定／解除データが記憶される
。

第４図は第１図のサービスクラスサービスデータメモリ
７３の一例を示す領域説明図で、サービスクラスト２・
・・ごとに設定される、例えば局線発信規制データ、専
用線発信規制データなどの、サービス規制データが列挙
・記憶される。

次に、サービス規制解除の動作について、第１図から第
４図までを併せ参照して説明する。

内線グループＧ１のマスター電話機１０が発呼し、サー
ビス規制設定／解除のアクセスコードをダイヤル発信す
る。中央制御装置６は受信したアクセスコードから発信
規制設定／解除操作であることを知り、記憶装置７にあ
る内線サービスクラスメモリ７１を読み出し、内線電話
機１０から内線グループＧ１の内線であることを知る。

続けて中央制御装置６は、記憶装置７の内線グループサ
ービスデータメモリ７２にある内線グループＧ１のマス
ター電話機の内線番号１０を読み出し、発呼内線がマス
ター電話機であることを知る。ここで発呼内線がマスタ
ー電話機でない場合、中央制御装置６は発呼内線に規制
音を送出し、サービス規制設定／解除動作を終了する。

マスター電話機１０がサービス規制設定／解除のアクセ
スコードに続けてサービス規制解除コードをダイヤル発
信すると、中央制御装置６は記憶装置７にある内線グル
ープサービスデータメモリ７２のサービス規制設定／解
除データ領域にサービス規制解除のデータを登録する。

次に、サービス規制解除時の一般電話機からの発信動作
について局線発信動作を例として説明する。

内線グループＧ１の内線１１が発呼し、局線アクセスコ
ードをダイヤル発信する。中央制御装置６は、記憶装置
７にある内線サービスクラスメモリ７１を呼出しを読出
し、内線１１が内線グループＧ１の内線であることを知
る。続けて中央制御装置６は記憶装置７にある内線グル
ープサービスデータメモリ７２の内線グループＧ１のサ
ービス規制設定／解除データを読み出し、サービス規制
が解除されていることを知る。これにより、中央制御装
置６は記憶装置７にある内線サービスクラスメモリ７１
から内線１１のサービス規制解除時のサービスクラス１
を読み出し、このときの内線１１のサービスクラスを知
る。中央制御装置６は内線１１のサービスクラスに対応
する規制データを記憶装置７にあるサービスクラスサー
ビスデータメモリ７３から読み出す、中央制御装置６は
この規制データが局線発信できるデータであることを知
ったときスイッチ５を制御し、内線１１と局線装置８を
接続する。

次に、サービス規制設定動作について説明する。

内線グループＧ１のマスター電話機１０が発呼し、サー
ビス規制設定／解除のアクセスコードに続けて、サービ
ス規制設定コードをダイヤル発信すると、サービス規制
解除時と同様の動作により、中央制御装置６は内線グル
ープサービスデータメモリ７２にサービス規制設定のデ
ータを登録する。

次に、サービス規制設定時の一般電話機からの発信動作
について局線発信動作を規制する場合を例として説明す
る。

内線グループＧ２の内線２１が発呼し、局線アクセスコ
ードをダイヤル発信すると、サービス規制解除時と同様
の動作により中央制御装置６は、サービス規制が設定さ
れていることを知り、記憶装置７にある内線サービスク
ラスメモリ７１から、内線２１のサービス規制設定時の
サービスクラス３を読み出し、このサービスクラス３に
対応する規制データを記憶装置７にあるサービスデータ
メモリ７３から読み出す、中央制御装置６はこのデータ
から、局線発信が規制されていることを知り、内線２１
に規制音を送出する。

本実施例では記憶装置に３つのメモリを設けて図示し説
明したが、メモリ領域の設定について、本発明が上記説
明により限定されるものではない。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、同一グループのマスター
電話機からの特番ダイヤルで同一グループ内の発呼内線
電話機のクラス切替えをするように交換機を構成するこ
とにより、何時でも予め定めたサービスクラスに切替え
でき、従って平日（昼）での無駄電話を防止し、通信コ
ストを削減できる効果がある。

図は内線グループサービスデータメモリ、第４図はサー
ビスデータメモリ、それぞれの−例を示す領域説明図で
ある。

５・・・スイッチ、６・・・中央制御装置、７・・・記
憶装置、８・・・局線装置、１０．２０・・・マスター
電話機、１０，１１，１２．２０．２１．２２・・・内
線電話機、７１・・・内線サービスクラスメモリ、７２
・・・内線グループサービスデータメモリ、７３・・・
サービスクラスサービスデータメモリ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一つをマスター電話機とする複数の電話機によりそれぞ
   れが構成される少くとも一つの内線グループを収容する
   自動交換機が、電話機ごとにサービス規制の設定／解除
   それぞれに適用するサービスクラスおよび内線グループ
   ごとのマスター電話機の内線番号を記憶する記憶装置と
   、マスター電話機から受信する所定のサービス規制の設
   定／解除の指定にしたがつて所属する内線グループ内の
   すべての電話機のサービス規制の設定／解除のデータを
   前記記憶装置に書込むと共に電話機の呼処理では記憶装
   置に記憶されたサービスクラスを適用する中央処理装置
   とを有することを特徴とする電話機のサービスクラス切
   替方式。