JPH0374317A - ゲル状エナメルリムーバー - Google Patents

ゲル状エナメルリムーバー

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JPH0374317A
JPH0374317A JP20876889A JP20876889A JPH0374317A JP H0374317 A JPH0374317 A JP H0374317A JP 20876889 A JP20876889 A JP 20876889A JP 20876889 A JP20876889 A JP 20876889A JP H0374317 A JPH0374317 A JP H0374317A
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JP
Japan
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gel
enamel remover
enamel
remover
pigment
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Pending
Application number
JP20876889A
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English (en)
Inventor
Yoshikazu Soyama
美和 曽山
Yoshiyuki Ogusu
小楠 芳之
Toru Okamoto
亨 岡本
Masakiyo Nakano
中野 幹清
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野」 本発明は、新規なゲル状エナメルリムーバーに関し、更
に詳しくは光安定性に優れ、そして除去力、使用後のマ
イルド感に優れたゲル状エナメルリムーバーに関する。
[従来の技術] 従来、エナメルリムーバー用溶剤をゲル化したリムーバ
ーとして、アセトン及び水を媒体として、これにポリア
クリル酸およびその中和剤としての第3級アミンをゲル
化剤として配合した、携帯性を付加したゲル状ネールラ
ッカーリムーバーが知られている(カナダ特許第115
4347号)。しかし、このゲル状ネールカラーリムー
バーは、顔料が配合されると、光によって著しい粘度低
下を生じ、ゲル状ネールラッカーリムーバーとしての機
能を著しく損なうものである。即ち、日光暴露、けい光
燈下に置かれた場合、特に粘度低下現象が激しく顔料の
沈澱が生じ商品価値を著しく損なう等の大きな欠点を有
していた。
[発明が解決しようとする課題] 本発明者らは、こうした従来技術の欠点を改良すべく鋭
意研究を重ねた結果、アセトン及び水を媒体としてゲル
化剤としてポリアクリル酸及びその中和剤としての塩基
性物質、顔料を含有するゲル状エナメルリムーバーにお
いて、t−ブチルメトキシジベンゾイルメタン及び/又
はジ−パラメトキシケイ酸−モノー2エヂルヘキサン酸
グリセリルを配合してなるゲル状エナメルリムーバーが
光安定性に優れ、除去力、使用後のマイルド感に優れた
ものであることを見出し、この知見に基づいて本発明を
完成するに至った。
[課題を解決するための手段] すなわち、本発明は、溶剤、水、顔料、ポリアクリル酸
およびその中和剤としての塩基性物質を含有するゲル状
エナメルリムーバーにおいて、t−ブチルメトキシジベ
ンゾイルメタン及び/又はジ−パラメトキシケイ酸−モ
ノ−2エチルヘキサン酸グリセリルを配合したゲル状エ
ナメルリムーバーを提供するものである。
以下に本発明の構成について説明する。
本発明のゲル状エナメルリムーバーに用いられる溶剤と
しては、従来エナメルリムーバー用として用いられてい
たアセトンが主に使用されるが、アセトン単独使用に限
定されず、更に必要に応じて一部アルコール、炭酸プロ
ピレンなどを配合することができる。かかる溶剤はゲル
状エナメルリムーバー中に、好ましくは60〜85重量
%配合される。溶剤の配合量が少な過ぎるをエナメルの
除去力が悪くなる傾向があり、逆に多過ぎると溶剤の特
異臭が強く、また爪損傷に結び付く傾向にある。
本発明のゲル状リムーバーに用いられる水の配合量は好
ましくは1.0〜30.0重量%である。配合量が1.
0重量%未満ではゲルの形成が不十分になる傾向にあり
、逆に30重量%を超えると除去力の点で劣る傾向にあ
る。
本発明のゲル状エナメルリムーバーに用いられるポリア
クリル酸は、従来化粧品に一般的に用いられている任意
のものとすることができ、例えば、和光純薬工業(株)
のハイビスフコ−103,104,105又はビーエフ
グツトリッチ社(B、F、Goodrich Chem
ical Co、)のカーボボール934.940.9
41等の市販品を用いることができる。ポリアクリル酸
の配合量には限定はないが、一般には配合量は0゜1重
量%以上であり、好ましくは0.3〜3.0重量%であ
る。ポリアクリル酸の配合量が0.1重量%未満ではゲ
ル化が弱くなる傾向にあり、逆に3.0重量%を超える
と、使用後のマイルド感が損なわれる傾向にある。
本発明のゲル状エナメルリムーバーに用いられる塩基性
物質は、従来化粧品に一般に用いられている任意のもの
とすることができる。そのような塩基性物質としては、
例えば、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム又は脂肪族
アミンなどが代表的である。脂肪族アミンとしては、第
1級、第2級及び第3級のアルカノールアミン又はアル
キルアミンが含まれる。アルカノールアミンの具体例と
しては、モノエタノールアミン、ジェタノールアミン、
ジイソプロパノールアミン、トリエタノールアミン、ト
リイソプロパノールアミン、2−アミノメチルプロパノ
ールなどが挙げられる。また、アルキルアミンとしては
、ジメチルアミン、ジエチルアミン、トリメチルアミン
、トリエチルアミンなどが挙げられる。この他にリジン
、アルギニンなどの塩基性アミノ酸も使用することがで
きる。本発明のゲル状エナメルリムーバーは前記した塩
基性物質を用いて系のpHを5.0〜8.0に調整する
のが好ましい。系のpHが5.0未満ではゲル形成が不
十分になる傾向にあり、逆にp H8,0を超えるとポ
リアクリル酸の凝集が起こってゲル状態が著しく損なわ
れるおそれがあるので好ましくない。
本発明のゲル状エナメルリムーバーに用いる顔料は一般
的に用いられる任意のものとすることができ、二酸化チ
タン、酸化鉄(赤)、酸化鉄(黄)、酸化鉄(黒)、亜
鉛華などの無機顔料、黄色4号、赤色202号、赤色2
04号等の有機顔料が挙げられる。かかる顔料の配合量
には特に限定はないが、−船釣には0.0001〜5.
0重量%である。
本発明に用いられるt−ブチルメトキシジベンゾイルメ
タンは、 の構造を有し、淡黄色〜黄色の粉末で358nmに極大
吸収をもつ。配合量は0.01〜5.0重量%が好まし
い。0.01重量%未満では、光による粘度低下防止の
効果がなく 、5.0重量%を超えると、エナメルの塗
膜へ影響し、光沢が悪くなる。また、本発明に用いられ
るジ−パラメトキシケイ酸−モノ2エヂルヘキザン酸グ
リセリルは、淡黄色粘稠液体〜白色固体で、312nm
に極大吸収をもち、下記構造式(A)〜(D)て表され
、それぞれ単独で用いることもでき、またそれらの混合
物を用いることができる。配合量は、前述のt−ブヂル
メトギシジベンゾイルメタンと同様である。
C2H5 本発明のゲル状エナメルリムーバーは、上記の必須成分
に加え−C1必要に応じて、抽分、保湿剤、薬剤、染料
、処理顔料、パール剤などの化粧料添加剤として汎用さ
れている成分を本発明の目的を損なわない質的及び量的
条件下において、配合することができる。
[発明の効果] 前述の如く、本発明に従えば、光安定性に優れそして除
去力、マイルド感に優れたゲル状エナメルリムーバーが
提供される。本発明のゲル状エナメルリムーバーは、例
えば従来のゲル状ネールラッカーリムーバーに比べて光
安定性に優れたゲル状リムーバーであって、日光暴露、
けい光燈下に置かれた場合でも粘度低下がなく、顔料の
沈澱も全く認められない。また、本発明に係るゲル状エ
ナメルリムーバーは、形態がゲル状であるため、顔料添
加による着色、美観の付与が可能であり、また、除去力
、マイルド感にも優れる等エナメルリムーバーとして要
求される特性を全て兼備している。
[実施例] 以下、実施例によって本発明を更に詳細に説明するが、
本発明はこれらに限定きれない。配合量は重量%である
。なお、実施例に先立ち本発明の効果試験について説明
する。
実施例及び比較例で得られたゲル状リムーバーを50r
rLのサンプル管(ガラス瓶)に充填し、ゲル状態、粘
度、キセノン照射後のゲル状態、キセノン照射後の粘度
、除去力、マイルド感を以下の基準に従って評価した。
(1)ゲル状態・・・目視によりゲル状態を評価ゲル状
態が非常に良い・・ 0 ゲル状態が良い   ・・・○ ゲル状態が悪い    ・・・△ ゲル状態が非常に悪い・・・× (2)粘度・・・ビスメトロン VS型粘度計で測定測
定温度30℃ ローターNO212rpm(3)光によ
る粘度低下試験・・・キセノン照射で測定キセノンロン
グライフフェードメー ターFAL−25X−3(スガ試験機株式会社)測定温
度50℃ 時間30hrs (4)キセノン照射後の状態・・・キセノン照射した試
料を目視で観察した。評価方法は(1)と同様(5)除
去力・・・爪にエナメルを塗布し、翌日除去力 0 を評価した。
非常によく落ちる   ・・・0 ややよく落ちる    ・・ ○ やや落ちにくい   °パ△ 非常に落ちにくい  ・・× (6)使用後のマイルド感・・・官能で評価した。
非常にマイルド感あり ・・0 ややマイルド感あり  ・・○ マイルド感なし    ・・・△ 非常にマイルド感なし ・・ × 実施例1,2、比較例1〜9 表−1に示す組成でエナメルリムーバーを製造し、評価
した。なお、製造方法は以下の通りである。
(1)〜(3)を撹拌混合し、(8)〜(17)を添加
溶解した。そして(5)に(6)を溶解後(7)を加え
て増粘した。更に(4)を加え、撹拌分散を行った。
表−1の結果から明らかなように、実施例1.2のゲル
状エナメルリムーバーはキセノン照射による粘度低下が
全く認められず、ゲル状態も非常によく、また除去力、
マイルド感等の使用性も損なわれることなく良好であっ
た。これに対し、比較例]〜9ば顔料、ポリアクリル酸
等の凝集によるゲル状態の劣化があり、また、キセノン
照射後の粘度低下、顔料沈澱が認められ著しく品質が損
なわれる結果であった。
実施例3〜5、比較例10〜15 表−2に示す組成てエナメルリムーバーを製造し、評価
した。なお、製造方法は実施例1に準しる。
(以下余白) 表−2の結果から明らかなように、実施例3〜5は、ゲ
ル状態、粘度、キセノン照射後のゲル状態、キセノン照
射後の粘度、そして除去力、マイルド感等の使用性も非
常に優れている。比較例10はポリアクリル酸が非常に
少ない場合で、粘度が低く、顔料の沈澱が認められ、マ
イルド感も劣っている。比較例11は、ポリアクリル酸
が過剰な処方であって、粘度が高過ぎて除去力が劣る結
果である。比較例12はpHが低く、粘度が上らずゲル
状エナメルリムーバーを得ることができない。また、比
較例13のように逆にpHが高過ぎるとゲルが破壊きれ
、状態が著しく悪くなる傾向にある。比較例14は紫外
線吸収剤が不足している場合で、キセノン照射後の粘度
低下が著しく状態も極めて悪い結果であった。比較例1
5ばイオン交換水が多い場合で除去力か悪くなっている

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溶剤、水、顔料、ポリアクリル酸およびその中和
    剤としての塩基性物質を含有するゲル状エナメルリムー
    バーにおいて、t−ブチルメトキシジベンゾイルメタン
    及び/又はジ−パラメトキシケイ酸−モノ−2エチルヘ
    キサン酸グリセリルを配合することを特徴とするゲル状
    エナメルリムーバー。
JP20876889A 1989-08-11 1989-08-11 ゲル状エナメルリムーバー Pending JPH0374317A (ja)

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JP20876889A JPH0374317A (ja) 1989-08-11 1989-08-11 ゲル状エナメルリムーバー

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JPH0374317A true JPH0374317A (ja) 1991-03-28

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003313112A (ja) * 2002-04-18 2003-11-06 Raku:Kk 水溶性ジェル状爪類用エナメル除去組成物
KR100726312B1 (ko) * 2000-03-30 2007-06-08 신닛뽄세이테쯔 카부시키카이샤 탄소질 내화물 및 그의 제조 방법

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