JPH0372836A - 製麺カッター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明の製麺カッターは、麺類を自動的に製造する機械
装置に関するものである。

〈従来の技術及びその問題点〉 従来、麺類を自動的に製造する、自動製麺機に於いて、
麺材を円筒ローラーで帯状に延ばした麺帯を、線状に切
断した麺線に加工する工程では、溝付きローラーの大径
と小径に密着させた、板状のスクレーバーを用いて、溝
付きローラーから麺線を剥離し放出させる、という以外
に有効な技術的処理法は無かった。　　スクレーバーを
構成する板材は、接触部分の先端形状に、磨耗による変
形が起こらない様、弾力的にローラーに接触させる必要
から、板材自体が弾性材であることが求められ、かつ食
品衛生上、有害な錆等の発生も無いというものが良い、
という理由から、薄いバネ性のある鋼販が選ばれ、使用
されていた。

しかし、薄いバネ性のある鋼販といっても２００グラム
から２５０グラム程度の接触圧力が必要な事から、　ス
テンレス鋼で作られている溝付きローラー側も磨耗し、
かつ、傷が着き、それが原因となって麺材がローラーに
付着する、という悪い現象が起きていた為、長期に渡る
使用が困難であった。

また薄いバネ性のある鋼販を櫛状に、かつローラーに密
着する様に加工することは、難しい加工に属し、加工に
要する時間も膨大なもので、従って高価なスクレーバー
となっていた。

〈問題点を解決する為の手段〉 本発明は上述の問題点を解決する為、従来では想像もさ
れなかった様な全く新しい形式による構造を有するもの
である。

図面により本発明の１！麺カツターの構造に付いて説明
する。

１１４面は、製麺カッターの一部を破断した斜視図であ
る。

沼付きローラー状のカッター１　と溝の中に入る巾で作
られた環状部祠２　とで構成する単純な構造である。

２本の溝付きローラーは、溝のピッチが互いに半ピツチ
ずつ、ずらして設けてあり、一方のローラーの溝部の所
には、残りのローラーの溝の無い部分が接する構成であ
る。

２木のローラーの軸３　には同じ歯数の歯車４がかみあ
わせである。

ローラーの全ての溝には、環状部材を組込み、環状部材
は、それぞれの溝の中で自由に動ける状ｔぶにしである
。

環状部材の内径は、ローラーの外径より大きく作られて
いる。

〈［作用〉 歯車４　のどちらか一方に外部より駆動力が伝えられる
と、それぞれの歯車は互いに逆向きの回転をするが、予
め、二つの歯車が、上方に於いて、たがいに内側へ回転
する様に、常に駆動方向を決めておき、そこへ、上方よ
り麺帯を供給する。

麺帯は、溝付きローラーにくい込まれ、下方より放出さ
れる時は、ローラーの溝の有る所より麺線となって放出
されるが、環状部材の外径の曲率とロー・ツー溝との曲
率が異なる為、麺線は容易に剥離し降下する。

〈実施例〉 本発明の製麺カッターの実施態様に付いて説明する。

ステンレス鋼製の溝付きローラーの外径は３２關、溝の
底径は２０分川、溝の巾は３．５ｍ＋ａ、四ふつ化エチ
レン（通称テフロン〉製の環状部材の外径は３０＋＊ｍ
、内径は２５鼎、巾は３．４．ｍｒｓ、である。このカ
ッターにより作られる麺線は、厚さが１゜ｌｌｌ１３關
、巾が３．５ｍｍのものである。

麺線の太さ、つまり、厚さと巾を変える場合はローラー
の溝と巾、それに対応した寸法の環状部材で構成すると
ころのユニットを作っておき、その中より希望のユニッ
トを選び出して使用する。

〈発明の効果〉 本発明は次の点で優れた効果をもつものである。

従来のスクレーバーの加工に比較し、環状部材の加工は
１０分の１以下と゛なり、価格も１０分の１以下で提供
できる。

環状部材の素材は、樹脂に限らず、食品衛生上及び法律
−Ｌ許される物を利用できる。

強制的な磨耗部分が無い為、長期に渡る使用に充分に耐
えられるものである。

【図面の簡単な説明】

１：ローラー状のカッター　２：環状部材３：ローラー
の軸　　　　　４：歯車

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　ローラー状のカッター１の溝に環状部材２を設ける構
   造を特徴とした製麺カッター。