JPH0372501A - キトサン―フタロシアニン化合物およびその製造法 - Google Patents

キトサン―フタロシアニン化合物およびその製造法

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JPH0372501A
JPH0372501A JP11218290A JP11218290A JPH0372501A JP H0372501 A JPH0372501 A JP H0372501A JP 11218290 A JP11218290 A JP 11218290A JP 11218290 A JP11218290 A JP 11218290A JP H0372501 A JPH0372501 A JP H0372501A
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phthalocyanine
chitosan
acid
water
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JP11218290A
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Inventor
Naoto Hashimoto
直人 橋本
Jiyunya Okada
岡田 惇也
Motoya Mori
元哉 毛利
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はキトサン−フタロシアニン化合物およびその製
造法に関する。さらに詳しくは、本発明はキトサンにフ
タロシアニンの側鎖が導入された形態の新規高分子化合
物であり、脱臭剤などとして用いられる。
藍象堅匡詫 フタロシアニン(MPc)は、葉緑体中に含まれている
ポルフィリン化合物などとも近縁のアザアヌレン化合物
であり、その誘導体は顔料として用いられている。また
、近年、電子・電気・光機能性分子(化合物)としても
注目されており、その誘導体には金属錯体触媒として種
々の反応に用いられているものがある。かかるフタロシ
アニンの有する触媒作用発現の機構としては、特に中心
金属の錯体形成能による種々配位子のとりこみ、ついで
それら配位子と中心金属との間の電子授受による配位°
子の活性化、酸化・還元などが考えられている。
発明が解決しようとする課題 従来、この上うな゛機能性分子であるフタロシアニン誘
導体自身を重合(会合)させたり、あるいは、他の高分
子鎖中に側鎖基として導入することにより高分子化合物
の耐熱性や導電性の向上をはかり、あるいは有機磁性体
を得るなど、加工性と機能を兼ね備えた機能性素材を提
供しようとする試みが種々なされている。
これらのうちフタロシアニンの重合(会合)は、配位子
と結合する“結合手°を用いるため、前記の触媒作用の
発現には本質的に好ましくない。−方、フタロシアニン
化合物、なかでも鉄−フタロシアニン誘導体の酸化触媒
としての機能に着目した消臭繊維(化学42巻5号(1
987))や消臭性ポリウレタンフォーム(特開昭63
−54453号)なども公知であるが、これらはフタロ
シアニン分子が単に繊維に含浸されていたり、ウレタン
高分子中に分散しているにすぎない。このため、特にp
Hの高い水による耐洗濯性が低く、またこれら素材をほ
かの素材と複合した場合、含浸、分散されていた活性分
子である金属フタロシアニンが逸失する恐れがある。さ
らに、その機能が発揮されやすい形で活性分子が高分子
支持体中に分散していることについては確証がない。
また、このような金属(鉄)−フタロシアニン誘導体を
分散、含浸させた高分子化合物の欠点を解消するため、
該化合物をポリ(2−ビニルピリジン−スチレン)共重
合体、あるいはポリウレタンに共有結合させたポリマー
も知られている(H。
5hirai et、al、、 J、 Polym、 
Soi、、 Polym、 Lett。
Ed、、 21.157(1983); H,5hir
ai et、al、、Makromol。
Chew、、 181.691(1983)、白井江芳
ら、繊維学会誌、41,226(1985) ;壜田直
己ら、日本化学会第58春季年会要旨集(1989))
課題を解決するための手段 本発明者らは、天然、特に、甲殻類の殻に多量に存在す
るキチンから容易に得られるキトサンにフタロシアニン
−(モノあるいは多価)カルボン酸誘導体を縮合させた
キトサン−フタロシアニン化合物が優れた成型性、耐水
洗性、脱臭能を有することを見いだし本発明を完成した
本発明は、キトサンおよび下式: %式%[ [式中、Pcはフタロシアニン環、Mは水素原子または
金属原子、nは1〜8の整数を意味する]で表されるフ
タロシアニン誘導体、またはその整数を意味する]で表
されるフタロシアニン化合物、およびその製造法を提供
するものである。また、本発明は該高分子化合物を用い
た脱臭剤を提供するものである。
本発明化合物の一方の原料であるフタロシアニン−(モ
ノあるいは多価)カルボン酸誘導体は、−紋穴:MPc
−(Cool)nで表される。
前記の式中、MPcはフタロシアニン環(Pc)の中心
に水素原子または金属原子Mが結合した下式: のフタロシアニン化合物を意味する。
金属Mとしては種々のものが用いられてよいが、Fe、
Cus N15CO% Zn、V% Mnなどが好まし
く、特にFe1Cuが好ましい@−(COOH)nはフ
タロシアニンのベンゼン環に結合したカルボキシル基を
示す。また、nは1〜8であってモノまたは多価カルボ
ン酸の形態のものが適宜用いられ、さらにカルボン酸の
塩の形態であってもよい。各ベンゼン環上のカルボキシ
ル基の位置、数は特に限定されず異性体の混合物が使用
されてよい。また、結合カルボキシル基の数が異なる化
合物の混合物であってもよい。
該金属−フタロシアニン−(モノ−あるいは多価)カル
ボン酸誘導体の具体例としては、金属−フタロシアニン
−ジカルボン酸、金属−フタロシアニン−テトラカルボ
ン酸、金属−フタロシアニン−オクタカルボン酸などが
挙げられる。なお、前記金属フタロシアニン誘導体はそ
れ自体公知の化合物であり、公知の方法またはこれと類
似の方法により得られる(例えば、H,5hirai、
 et、 al、。
Makromol、 Chem、、 178.1889
(’77)参照)。
本発明高分子化合物の他方の原料であるキトサンは、直
接自然界にて産出されることもあるが、一般には甲殻類
の殻、昆虫の外骨格、微生物の細胞壁中に存在するキチ
ンをアルカリあるいは酵素(キチンデアセチラーゼ、あ
るいは該酵素を生産する微生物)を用いて加水分解・脱
アセチル化するなど公知の方法にて得られる。このよう
にして得られたキトサンは、粉末、フレーク、繊維状な
どの形態で市販されている。かかるキトサンは、通常は
キチンの完全な脱アセチル体ではなく、若干のN−アセ
チル基が残存しているとされ、また、特に加水分解にお
いてアルカリを用いた場合は、平均分子量も原料のキチ
ンより小さくなっていると推定されているが、本発明化
合物の原料としては、それらのいわゆるキトサンがいず
れも好適に用い得る。また、本発明にて用いられるキト
サンとしては目的に応じ親水性基、疎水基などを適宜導
入した種々の誘導体を用いてもよい。
本発明化合物を製造するには、これらキトサンにフタロ
シアニン−(モノあるいは多価)カルボン酸成分を反応
させる。かかる反応には該カルボン酸の反応性誘導体を
用いるのが好ましく、共有結合により誘導体分子をキト
サン分子に結合(縮合)させて所望の化合物を得る。
かかるカルボン酸の反応性誘導体としては、対応するカ
ルボン酸ハロゲニド、活性エステルなどが挙げられるが
、特に酸ハロゲニドが好ましい。
酸ハロゲニドとしては、酸クロリド、酸プロミド、酸ヨ
ーシトなどが挙げられるが、特に酸クロリドが好適であ
る。フタロシアニン−(モノあるいは多価)カルボン酸
から対応するハロゲニドを得るには、前者をチオニルク
ロリド、チオニルプロミド、オキシ塩化リン、五酸化リ
ンなどで処理する公知の方法が用いられる(例えば、t
l、5hirai、et。
al、、 Makromol、Chem、、181,5
75(1980)参照)。
ついで、このようにして得られたフタロシアニン−(モ
ノあるいは多価)カルボン酸ハロゲニドとキトサンとを
反応させる。反応は、溶媒ないし分散剤としての媒質中
にて行うのが好ましい。このような媒質の具体例として
は、ハロゲン化炭化水素(例えば、ジクロルメタン、ク
ロロホルム、ジクロルエタンなど)、芳香族炭化水素(
例えば、トルエン、キシレンなど)、エーテル類(例え
ば、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ンなど)、エステル類(例えば、酢酸エチルなど)、低
級カルボン酸(例えば、酢酸、プロピオン酸、ギ酸など
)、アミド類(例えば、ホルムアミド、アセタアミド、
ジメチルホルムアミドなど)、スルホン、スルホキシド
など(例えば、ジメチルスルホキシド、スルホランなど
)、芳香族第三級アミン類(例えば、ピリジン、ピコリ
ン、キノリンなど)、脂肪族あるいは芳香族のニトロ化
合物(例えば、ニトロメタン、ニトロエタン、ニトロベ
ンゼンなど)、あるいはこれらの混合物が挙げられる。
なお、これら媒質中においてキトサンは通常膨潤するか
、あるいはほとんど溶解する。
縮合反応は、適当な塩基ないし脱酸剤などの縮合助剤の
存在下に行うのが好ましい。かかる縮合助剤としては、
脂肪族第三級アミン類(例えば、トリエチルアミンなど
)、芳香族第三級アミン類(例えば、ピリジン、ピコリ
ン、キノリンなど)、4−ジメチルアミノピリジン、4
−ピロリジノピリジン、DBU、DBHなどの有機塩基
、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム
、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化カリウムなどの無機塩類、
酢酸ナトリウム等の塩類などが挙げられる。
反応温度、反応時間は、用いる原料フタロシアニン誘導
体、反応媒質、縮合助剤によっても異なるが、通常約−
40〜120℃の範囲で行うのが好ましく、より好まし
くは、約−1O〜70℃で行うのがよい。反応時間は約
0.5〜48時間、好ましくは、約1〜20時間である
また別法とし、て、それ自体公知の縮合方法によリ、脱
水縮合剤存在下、フタロシアニン−(モノあるいは多価
)カルボン酸とキトサンとを直接反応させてもよい。
脱水縮合剤としてはカルボジイミド類、カルボジイミダ
ゾール類あるいはクロロギ酸エステル類と三級アミン類
との組み合わせなどが挙げられるが、カルボジイミド類
が好ましい。
カルボジイミド類としては、ジシクロへキシルカルボジ
イミド、ジフェニルカルボジイミド、ジ−o−トリルカ
ルボジイミド、ジ−p−トリルカルボジイミドおよびジ
ー第三級ブチルカルボジイミドなどの脂溶性カルボジイ
ミド類も用い得る。
しかしながら反応後生酸する対応尿素誘導体が水洗によ
り容易に除去でき、また若干量の水分の存在下にも用い
得る点で、例えばl−エチル−3−(3−ジメチルアミ
ノプロピル)カルボジイミド、1−エチル−3−(3−
ジエチルアミノ)カルボジイミドあるいはl−シクロヘ
キシル−3−(2−モルホリノエチル)カルボジイミド
などのいわゆる水溶性カルボジイミド類が有利に用いら
れる。
前記脱水縮合剤の使用量は、適宜調整されてよいが、例
えばカルボジイミド類の場合は、フタロシアニン−(モ
ノあるいは多価)カルボン酸に対し、1〜100モル当
量、好ましくは約1〜50モル当量用いるのがよい。
該カルボジイミドを用いる縮合反応は、溶媒ないし分散
剤としての媒質中で行うのが好ましく、これら溶媒ない
し分散剤としては、前記フタロシアニン−(モノあるい
は多価)カルボン酸ハロゲニドとキトサンとの反応に関
して記載した溶媒ないし分散剤がここでも挙げられる。
また、該縮合反応は、適当な塩基触媒、たとえば4−ジ
メチルアミノピリジンないし4−ピロリジノピリジンな
どを添加することによりさらに効率よく行うことができ
る。
反応温度は通常約−10−120℃の範囲で行うのが好
ましく、より好ましくは、約0〜80℃で行うのがよく
、反応時間は約0.5〜48時間、好ましくは、約1〜
24時間である。
反応終了後、目的物か反応溶液中に析出している場合は
、適宜反応液をメタノールなどの溶媒で希釈したのち、
不溶物を濾過、遠心分離などの常法により取得し、つい
でこれを有機溶剤、アルカリ液、水などで洗滌して反応
媒質、未反応フタロシアニン誘導体、およびアルカリ液
中に容易に溶離されるフタロシアニン誘導体を除き、乾
燥することにより目的物を得る。また、目的物が反応溶
媒に溶けている場合には、該溶媒を減圧下で留去後、残
留物を前記に準じて処理するか、あるいは直ちに後記の
成形条件に準じて処理して目的物を得てもよい。
前記キトサンとフタロシアニン誘導体との縮合は、主と
してフタロシアニンに結合するカルボキシル基とキトサ
ンのアミノ基との間の酸アミド結合によって生じ、高分
子のキトサンにフタロシアニン誘導体の側鎖がペンダン
ト状に結合した形態となる。なお、これら結合の一部に
は、キトサンのOH基とフタロシアニン誘導体のカルボ
キシル基との間のエステル結合が存在してもよい。
本発明のキトサン−フタロシアニン化合物は、キトサン
と同様、例えば希ギ酸、希酢酸、アスコルビン酸、その
他ウロン酸の水溶液などに加えることによりゾルが生じ
、これを希アルカリで処理してシート状ないしフィルム
状、繊維状、不織布状、粉末状・粒状・ビーズ状などに
容易に成形することができる。また、他の天然(セルロ
ースなど)、あるいは非天然の高分子(ポリエチレン、
ポリプロピレン、ナイロン、ポリウレタンなど)、ある
いは活性炭やリン酸カルシウムなどの適当な無機材料と
混合して成形し複合材料としてもよい。
発明の効果 本発明のキトサン−フタロシアニン化合物は、キトサン
と同等の優れた成型性を備え、硫化水素などの悪臭規制
物質、特に酸性臭に対して優れた脱臭能を有し、単独で
、また他の脱臭材料と組み合わせた複合材料の形で脱臭
剤、脱臭織物、脱臭シート、脱臭フェルトなどして使用
することができる。
また、キトサン−フタロシアニン化合物は、水洗、特に
微〜弱アルカリ性水による洗浄に対し優れた耐性を示す
と共に、キトサンによる重金属イオンの吸着により水の
脱臭、浄水剤として用いることができる。
さらに、本発明の化合物はフタロシアニン類が低毒性で
あり、キトサンが抗菌性、生体親和性、自然分解性、ガ
スバリヤ−性(ガスの選択透過性)を有するので創傷被
覆布、生鮮食品などの鮮度保持用フィルムなどとして用
いることができる。
友監鯉 つぎに、実施例および参考例により本発明をさらに詳し
く説明する。
参考例1 トリメリット酸無水物3.2g、無水フタル酸7.4g
、尿素40g1無水塩化第二鉄6.5g。
モリブデン酸アンモニウム・四水和物164gをよく混
ぜ合わせ、ニトロベンゼン200m(!を加えて、17
0〜180℃の油浴中で3時間加熱撹拌した。放冷後ニ
トロベンゼン層を傾斜して除いた。ついで残留物をメタ
ノールで洗った後、含水メタノール中で砕き、不溶物を
濾取し、さらに含水メタノール、ついでメタノールで洗
った後風乾して12.94gの灰緑色粉末を得た。
得られた粉末2gを水酸化カリウム60gを水60m1
2に溶かした液に加え、80℃の油浴中で16時間かき
まぜ、反応液を水550m12で薄め、濾過し、沈澱を
さらに水で抽出した。濾液と抽出液とを合わせ、6N塩
酸にて強酸性とし、生成した沈澱を濾取した。これを希
水酸化ナトリウム水溶液に溶かし出し、濾過し、濾液を
再び塩酸で酸性とし、生成した沈澱を濾取し、水、つい
でメタノールで洗浄後、乾燥して鉄−フタロシアニン−
モノカルボン酸407.5mgを青黒色粉末として得た
参考例2 トリメリット酸無水物6.4g、無水フタル酸4.92
g、尿素40g1無水塩化第二鉄6.5g、モリブデン
酸アンモニウム・4水和物1.64gおよびニトロベン
ゼン200m12の混合物を160〜175℃の油浴中
で3時間加熱撹拌した。放冷後ニトロベンゼン層を除い
た。残留物を水−メタノールで洗いつつ濾取し、さらに
水−メタノールついでメタノールで洗った後風乾して1
4.44gの灰緑黒色粉末を得た。この粉末2gを水酸
化カリウム60gを水60m12に溶かした液に加え、
約80℃にて16時間加熱撹拌し、以後参考例1と同様
に処理して317.1mgの鉄−フタロシアニン−ジカ
ルボン酸を濃青紫色粉末として得た。
参考例3 トリメリット酸12.8g、尿素40g、無水塩化亜鉛
5.45gおよびモリブデン酸アンモニウム1.64g
を200m12のニトロベンゼン中170〜180℃の
油浴中で4.5時間加熱し、放冷後ニトロベンゼン層を
傾斜して除いた。残留物を水−メタノールで洗い、不溶
物を濾取し、さらにメタノールで洗浄後風乾して21.
73gの緑色がかった黒色固体を得た。この固体10.
0gを50%水酸化カリウム水溶液300gと、70℃
にて2.5時間加熱後3倍容量の水を加えてかきまぜた
後濾過し、濾液を6N塩酸にて強酸性にして生成した沈
澱を濾取した。これを再びIN水酸化ナトリウム水溶液
にとかして濾過し、塩酸で酸性として析出した沈澱を濾
取し、水、ついで水−メタノールで洗浄後風乾して、亜
鉛−フタロシアニン−テトラカルボン酸1.53gを濃
緑色の粉末として得た。
参考例4 参考例3と同様にして、ただし無水塩化亜鉛の代わりに
MnC1t”4HtO7,9gを用いて反応し、反応物
を同様に処理して17.20gの黒味かがった灰褐色固
体を得た。得られた固体5゜Ogを50%水酸化カリウ
ム水溶液180gと60℃にて70分間加熱後、参考例
5におけると同様に処理して2.52gのマンガン−フ
タロシアニン−テトラカルボン酸を得た。
参考例5 参考例3と同様にして、ただし無水塩化亜鉛の代わりに
五酸化バナジウム3.64gを用いて反応を行い、反応
物を同様に処理して19.21 gの緑色固体を得た。
この固体5.0gを50%水酸化カリウム水溶液180
gと60℃にて80分加熱後、参考例5に準じて処理し
、オキシバナジウム−フタロシアニン−テトラカルボン
酸569mgを濃緑色粉末として得た。
実施例1 1O%希酢酸にキトサン(和光紬薬(株)製)を溶解し
、濃度約1%の均質な粘稠液を調製した。
これをlN−NaOH溶液中に滴下してキトサンゲルを
得、これを濾別し水洗し凍結乾燥後、さらに真空乾燥し
て乾燥キトサンゲル1.08gを得た。このゲルを30
m12の酢酸に加え、室温で1時間撹拌して分散させ、
ついで無水酢酸ナトリウム1.7gとジクロルメタン7
.5mQとを加えて、さらにしばらく撹拌した。別に、
鉄−フタロシアニン−テトラカルボン酸0.1gをチオ
ニルクロリド0.4gとトルエン−ピリジン混液1m1
2()ルエン10m(2にピリジン2滴を添加)中にて
24時間加熱還流し1.溶媒を溜去して鉄−フタロシア
ニン−テトラカルボン酸クロリドを得た。これをジクロ
ルメタン12.5m12に分散させた液を前記キトサン
ゲルの分散液に水冷下5分間にわたって加えた。添加終
了後、室温で1時間撹拌し、さらに1時間加熱還流した
。生成した着色沈澱を濾過し、MeOH(10m12 
X2回)、IN KOH(7mi2X2回)、さらに0
.IN KOH(10回)、水(3回)で順次洗浄後、
遠心分離で沈澱させ3回水洗した。得られた緑色のゲル
状物を900mQの0.01N NaOHに懸濁し室温
にて17時間撹拌した後、遠心分離で沈澱を集めた。水
で3回洗浄後、真空乾燥して緑青色のキトサン−フタロ
シアニン化合物0.98gを得た。
実施例2 実施例1で得られたキトサン−フタロシアニン化合物1
00mgをlO%酢酸25mQに加えてゾルを得、これ
をI N NaOH75mff中に室温で注下した。得
られたゲルを含む液をふるいを通して濾取し、多量の水
で洗浄後凍結乾燥してOoIgのキトサン−フタロシア
ニン化合物の糸状乾燥ゲルを得た。
Fe含量(%、原子吸光、試料分解:湿式灰化法):0
.29%[フタロシアニン含量:約3.8%]、FT 
−E R(KBr、 シcm−’、キトサンの吸収との
差スペクトル測定より) : 1720.656(w)
、1684.075(m)、1613.154(w)、
1564.088(m)、1513゜545(w)、1
150.427(v)、11l109J12(,102
0,869(m)実施例3 苛性カリ上に真空中室温で一晩乾燥したキトサン(和光
紬薬(株)製)1.08gを無水ピリジン30m12に
加え、1時間撹拌した。これに、鉄−フタロシアニン−
テトラカルボン酸0.1gから製した対応酸クロリドを
ジクロルメタン20m12に分散した液を水冷下、5分
間かけて加えた。ついで室温で30分かきまぜた後、5
時間加熱還流した。水10mf2を加えて室温で3時間
かきまぜた後沈澱を濾取し、I N KOH(10m1
2ずつ)で15回洗浄した後さらに水洗した。得られた
ゲル状物を50m12の0.01NNaOHと共に24
時間かきまぜ、沈澱を濾取し、水洗後真空乾燥してキト
サン−フタロシアニン化合物1.09gを得た。
実施例4 実施例3で得たキトサン−フタロシアニン化合物100
mgを実施例2と同様に処理して0.1gのキトサン−
フタロシアニン化合物の糸状乾燥ゲルを得た。Fe含量
(%):0.05%[フタロシアニン含量;約0.7%
] 実施例5 乾燥キトサンゲル500mgを15m12の酢酸に加え
、室温で30分間撹拌した。これに1.7gの無水酢酸
ナトリウムを加えてしばらくかきまぜた。ついで0.1
gの鉄−フタロシアニン−テトラカルボン酸から製した
対応酸クロリドをジクロルメタン2.5mf2に分散し
た液を水冷下5分間かけて加え、さらに室温で30分間
かきまぜ、ついで2時間加熱還流した。水1m12を加
えて室温で3時間かきまぜた後、実施例1と同様に処理
してキトサン−フタロシアニン化合物0.5gを得た。
実施例6 実施例5で得たキトサン−フタロシアニン化合物0.2
gを70mQの10%酢酸に加えてゾル状にした。これ
をINKOH水溶液200m12に注下し、生成した糸
状ゲルをふるいを通して濾取した。ついで、このゲルを
水洗後、凍結乾燥してキトサン−フタロシアニン化合物
の糸状乾燥ゲル0.19gを得た。Fe含有量(%):
0.33%[フタロシアニン含1:約4.4%]実施例
7 キトサン(和光紬薬(株)製)1.08gを酢酸30m
12中無水酢酸ナトリウム1.7gと共に1時間かきま
ぜ、ついでこれに7.5m(2のジクロルメタンを加え
てしばらくかきまぜた。ついで、これに銅−フタロシア
ニン−テトラカルボン酸0゜11gをチオニルクロリド
0.4mQとトルエン−ピリジン混合液(トルエンl0
ff112に2滴のピリジンを添加)中にて24時間加
熱還流して製した銅−フタロシアニン−テトラカルボン
酸クロリドをジクロルメタン12.5m12に分散した
液を10分間に加え、室温で30分間かきまぜた後3時
間加熱還流した。沈澱を濾取し実施例1におけると同様
に処理して青色のキトサン−フタロシアニン化合物1.
23gを得た。Cu含有量(%、原子吸光、試料分解:
湿式灰化法):0.11%[フタロシアニン含量:約1
.3%] 実施例8 実施例Iと同様にして得た乾燥キトサンゲル500mg
をピリジン30mgに加え、室温で約5時間かきまぜ殆
ど溶解し、ついで4−ジメチルアミノピリジン130m
gを加えて溶かした。この液に、鉄−フタロシアニン−
テトラカルボン酸01gから実施例1と同様にして製し
た対応クロリドをジクロルメタン2m12中に分散させ
た液を滴下し、ついで該反応液を室温にて一夜かきまぜ
た。
ピリジンを減圧留去後、残留物を150mf2の10%
酢酸に加えて室温でかきまぜほぼ均質な分散液とした。
この液をIN NaOH750mf2中に注下し生成し
た青色のゲル状沈澱をふるいで濾取し、洗液が無色、中
性になるまで水洗後、凍結乾燥してキトサン−フタロシ
アニン化合物0,45gを得た。
実施例9 実施例1と同様にして得た乾燥キトサンゲル500mg
と、実施例1に準じて鉄−フタロシアニン−オクタカル
ボン酸から製した対応クロリドとをピリジン中、4−ジ
メチルアミノピリジン260mgを添加しながら反応さ
せた。反応液を実施例8と同様に処理してキトサン−フ
タロシアニン化合物0.48gを得た。
〔脱臭試験例〕
前記実施例2および6にて得られた糸状ゲル40mgを
濾紙(直径7 、5 cm)上に広げ、マグネチヅクス
ターラーにて内部気体の撹拌ができるデシケータ−(内
容積4.512)に入れた。該デシケータ−内に濃度が
100pp+aになるよう希釈硫化水素ガスを注入し、
該装置内の硫化水素濃度をガスクロマトグラフィー((
株)島津製作所製GC装置)で経時的に定量した。測定
は室温で行った。第1表に一定時間経過後の残存硫化水
素濃度を示す。
第1表 実施例10 乾燥キトサンゲル250mgを50m12のピリジン中
で一夜室温で膨潤させた。これに鉄−フタロシアニン−
テトラカルボン酸50mgを加え、や\加温してはマ溶
かし、室温まで冷却した。ついで、N−エチル−N’−
(3−ジメチルアミノ)プロピルカルボジイミド(以下
、WSCと表す)77mgと4−ジメチルアミノピリジ
ン(以下、DMAPと表す)を加え室温で30分撹拌後
、約100℃の油浴中で30分加温撹拌した。放冷後減
圧下に溶媒を溜去し、残渣を25m12の10%酢酸と
70mQの水の混液に溶かした。得られた溶液をIN苛
性ソーダ63m12中に注入し、凝固したゲルをふるい
で濾取し、洗液が中性になるまで水洗した後、凍結乾燥
して230mgのキトサン−フタロシアニン化合物を暗
青色の繊維状物として得た。(鉄含量:0.54%;フ
タロシアニン含量=7.2%) 実施例11 DMAPを使用しなかったこと以外は実施例1Oと同様
にして反応を行い、229mgのキトサン−フタロシア
ニン化合物を得た。(鉄含量二034%;フタロシアニ
ン含量:4.53%)実施例12 鉄−フタロシアニン−オクタカルボン酸110mgを2
滴のピリジンを含む1.5m12の乾燥トルエン中、0
.6mf2のチオニルクロリドと約80°Cにて3時間
加温した。ついで溶媒を溜去、乾燥して鉄−フタロシア
ニン−オクタカルボン酸クロリドを得た。得られた酸ク
ロリドの全量を、乾燥キトサンゲル500mgを30m
12のピリジン中で膨潤させた中に加え、しばらく室温
で撹拌した。
つぎにDMAP260mgを加え、約80℃にて1時間
加温後、常法により後処理し、アルカリ固定して480
mgのキトサン−フタロンアニン化合物を暗緑色繊維状
物として得た。(鉄含量;0゜28%;フタロシアニン
含量:4.61%)実施例13 ニッケルーフタロシアニン−テトラカルボン酸0.1g
を0.4m12のチオニルクロリドとピリジンを含むト
ルエン中にて加熱還流し、対応するカルボン酸クロリド
を製した。別に乾燥キトサンゲル500mgを1.7g
の無水酢酸ナトリウムを加えた酢酸15m12中にて膨
潤させ、この中に前記酸クロリドを加え、80℃の油浴
中2.5時間加温した。溶媒を溜去し、残渣を50m1
2の10%酢酸に溶かした。ついでアルカリ夜中に注入
して固定した。得られた繊維状物を水洗、凍結乾燥して
200mgのキトサン−フタロシアニン化合物を青色繊
維状物として得た。にッケル含量;0.44%;ニッケ
ルフタロシアニン含量=5.6%) 実施例14 コバルト−フタロシアニン−テトラカルボン酸0.1g
と乾燥キトサンゲル500mgとを実施例13と同様に
反応させ、後処理して280mgのキトサン−フタロシ
アニン化合物を青色の繊維状物として得た。(コバルト
含量:0.28%;コバルトフタロシアニン含量、3.
55%)実施例15 乾燥キトサンゲル各500mgを30m12のピリジン
中に膨潤させておき、これに0.134ミリモルのオキ
シバナジウム−フタロシアニン−テトラカルボン酸から
製した対応カルボン酸クロリドと、7.9モル当量のD
MAPとを加えた。これを室温にて22時間撹拌後、8
0℃に2時間加熱した。ピリジンを溜去し、残渣を15
0m12の10%酢酸に溶かし、これをIN苛性ソーダ
水溶液63mQ中に添加した。生成する繊維状ゲルを採
取し、洗液が中性になるまで洗った後凍結乾燥して、キ
トサン−オキシバナジウム−フタロシアニン化合物(収
量:460mg、緑色、オキシバナジウム−フタロシア
ニン含量: 0.81%)を得た。
実施例16および17 オキシバナジウム−フタロシアニン−テトラカルボン酸
の代わりに、各々亜鉛−フタロシアニン−テトラカルボ
ン酸、マンガン−フタロシアニンテトラカルボン酸を用
いた以外は、実施例15と同様にしてキトサン−亜鉛−
フタロシアニン化合物(収量:470mg、淡緑色、亜
鉛−フタロシアニン含量:0.46%)およびキトサン
−マンガン−フタロシアニン化合物(収量 : 460
 mg、E12緑色、マンガン−フタロシアニン含量:
0゜42%)を得た。
実施例18 キトサン(東京化成(株)製)0.5gを30mQのピ
リジンに分散させた中に鉄−フタロシアニン−モノカル
ボン酸82mgを濱かし、これにWSC155mgを添
加して一夜室温で撹拌した。ついで、80℃の油浴中で
10分間加温し、DMAPloomgを加えてさらに1
時間20分同温度に加熱した。ピリジンを減圧溜去し、
残留物に5αm(lの10%酢酸を加えて1日室温でか
きまぜて暗青色のほぼ均質な分散液を得た。これをlN
NaOH200m6中に注射器から押し出して糸状のゲ
ルを得、1〜2時間室温に放置後ふるいで濾取し、充分
に水洗し、ついで凍結乾燥して、暗線青色繊維状のキト
サン−フタロシアニン化合物557mg(鉄含量: 0
.61%、フタロシアニン含量:6.68%)を得た。
実施例!9 実施例18と同様にしてキトサン0.5gと鉄−フタロ
シアニン−ジカルボン酸83mgとを反応させ、生成物
を同様にアルカリ固定し、ついで凍結乾燥してキトサン
−フタロシアニン化合物540mgを暗線青色繊維状物
として得た。(鉄−フタロシアニン含量:4.73%) 〔マヨネーズ瓶を用いた脱臭試験例〕 内容積的925mQのマヨネーズ瓶に実施例9.10お
よび18で得たキトサン−フタロシアニン化合物釜40
mgを入れた。これにゴム製のガス注入口を設けた樹脂
製の中蓋をし、蓋の周囲を封じ、その上にガス注入口の
当たる部分をくり抜いたねじ蓋を閉めた。ついで、測定
対象の硫化水素ガスを該マヨネーズ瓶中のガス濃度かは
%’ 100ppmになるように注射器により注入した
。以後室温に放置し、瓶内のガス濃度を経時的にガスク
ロマトグラフィー((株)島津製作所製GC装置)によ
り測定した。l試験期間は10日間(240時間)とし
、その間、瓶の中のガスが完全に消費された場合には、
再び瓶内濃度かは”−’1100ppになる量のガスを
補給しつつ測定を継続し、各試料の処理し得るガスの総
量を求めた。また、従来市販されているフタロシアニン
系誘導体の脱臭剤、脱臭繊維についても同様に試験を行
った。これらの結果を第2表に示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)キトサンおよび下式: MPc−(COOH)_n[ I ] [式中、Pcはフタロシアニン環、Mは水素原子または
    金属原子、nは1〜8の整数を意味する]で表されるフ
    タロシアニン誘導体、またはその塩との縮合物であるキ
    トサン−フタロシアニン化合物。
  2. (2)キトサンと、下式: MPc−(COOH)_n[ I ] [式中、Pcはフタロシアニン環、Mは水素原子または
    金属原子、nは1〜8の整数を意味する]で表される化
    合物またはその反応性誘導体とを反応させることを特徴
    とするキトサン−フタロシアニン化合物の製造法。
  3. (3)前記請求項1記載の高分子化合物を用いたことを
    特徴とする脱臭剤。
JP11218290A 1989-05-02 1990-04-28 キトサン―フタロシアニン化合物およびその製造法 Pending JPH0372501A (ja)

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JP1-113446 1989-05-02
JP11344689 1989-05-02

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5883245A (en) * 1996-10-02 1999-03-16 Orient Chemical Industries, Ltd. Deodorizer consisting of metallophthalocyanine and process for preparing metallophthalocyanine
WO2005071397A1 (ja) * 2003-12-22 2005-08-04 Showa Denko K.K. フタロシアニン骨格が結合した多糖類粒状ポリマー
WO2019097885A1 (ja) * 2017-11-16 2019-05-23 三菱電機株式会社 全熱交換素子および全熱交換器

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