JPH0371936A - 管端部の受口部製造方法 - Google Patents
管端部の受口部製造方法Info
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- JPH0371936A JPH0371936A JP20515489A JP20515489A JPH0371936A JP H0371936 A JPH0371936 A JP H0371936A JP 20515489 A JP20515489 A JP 20515489A JP 20515489 A JP20515489 A JP 20515489A JP H0371936 A JPH0371936 A JP H0371936A
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Landscapes
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、金属管、樹脂管、あるいは金属管の内外周面
を樹脂層にて被覆された複合管等の管体の端部に、拡径
状態で形成される管端部の受口部製遣方法に関する。
を樹脂層にて被覆された複合管等の管体の端部に、拡径
状態で形成される管端部の受口部製遣方法に関する。
(従来の技術)
給湯、給水、排水等の液体輸送用、排気等の気体輸送用
、樹脂や粉体等の固体輸送用に使用される配管には、金
属管、合成樹脂管、金属管の内周面や外周面を合成樹脂
層で被覆した複合管等の管体が使用される。このような
管体を使用した配管では、一対の管体同士の接続として
、一方の管体の端部を拡径して受口部を形成し、該受口
部内に、接続すべき管体の拡径されていない端部(挿口
部)を挿入する方法が知られてる。
、樹脂や粉体等の固体輸送用に使用される配管には、金
属管、合成樹脂管、金属管の内周面や外周面を合成樹脂
層で被覆した複合管等の管体が使用される。このような
管体を使用した配管では、一対の管体同士の接続として
、一方の管体の端部を拡径して受口部を形成し、該受口
部内に、接続すべき管体の拡径されていない端部(挿口
部)を挿入する方法が知られてる。
このような管同士の接続方法では、特別な管継手を使用
する必要がなく、しかも、受口部内に挿口部を挿入する
だけで管体同士が接続されるため作業性に優れていると
いう長所を有している。
する必要がなく、しかも、受口部内に挿口部を挿入する
だけで管体同士が接続されるため作業性に優れていると
いう長所を有している。
管端部を拡径して受口部を製造する方法としては、バル
ジ成形法、パンチ成形法、エキスバンド成形法等がある
。
ジ成形法、パンチ成形法、エキスバンド成形法等がある
。
バルジ成形法は、第2図に示すように、内径および外径
が一定の管端部10に、該管端部の内径に略等しい外径
を有する一体成形されたゴム体50を嵌合させておき、
該管端部10に、製造すべき受口部の外周形状に対応し
た内周形状の空間部41を有する外型40内に、管端部
10の外径と略等しい内径を有する円筒状導入部42か
ら挿入する。このような状態で、管端部10内に嵌合さ
れたゴム体50を軸方向に圧縮することにより、該ゴム
体50を径方向へ膨張させて、該管端部lOが外型40
内周面に圧接されるまで拡径することにより、受口部を
形成するものである。
が一定の管端部10に、該管端部の内径に略等しい外径
を有する一体成形されたゴム体50を嵌合させておき、
該管端部10に、製造すべき受口部の外周形状に対応し
た内周形状の空間部41を有する外型40内に、管端部
10の外径と略等しい内径を有する円筒状導入部42か
ら挿入する。このような状態で、管端部10内に嵌合さ
れたゴム体50を軸方向に圧縮することにより、該ゴム
体50を径方向へ膨張させて、該管端部lOが外型40
内周面に圧接されるまで拡径することにより、受口部を
形成するものである。
(発明が解決しようとする課題)
このようなバルジ加工法では、管端部lOに嵌合された
一体成形のゴム体50を径方向へ膨張させて、該ゴム体
50が嵌合された管端部10を拡径すると、管端部10
の拡径に伴い、外型40内の拡径される管端位置が他方
の管端側へ順次後退する。このため、製造される受口部
は、管軸方向長さが短くなり、所望の管軸長さににする
ことが容易でないという問題がある。
一体成形のゴム体50を径方向へ膨張させて、該ゴム体
50が嵌合された管端部10を拡径すると、管端部10
の拡径に伴い、外型40内の拡径される管端位置が他方
の管端側へ順次後退する。このため、製造される受口部
は、管軸方向長さが短くなり、所望の管軸長さににする
ことが容易でないという問題がある。
このような問題を解決するために、管端部10を拡径さ
せる際に、該管端部lOが挿入された外型40内に該管
端部10を押圧することにより、拡径に伴って管端部1
0における管端位置が後退しないようにし、所定の長さ
の受口部を形成することが行われている。
せる際に、該管端部lOが挿入された外型40内に該管
端部10を押圧することにより、拡径に伴って管端部1
0における管端位置が後退しないようにし、所定の長さ
の受口部を形成することが行われている。
外型40内に挿入された管端部10を拡径する一体成形
されたゴム体50は、軸方向に圧縮されると、径方向に
膨張しようとするが、外型4oの導入部42内では管端
部10が拡径されず、該導入部42内に連設された空間
部41内にて膨張し、管端部1oを拡径させる。このた
めに、外型40の導入部42に対して拡径状態となった
空間部41内では、径方向への膨張力が開放された導入
部42側部分から管端側へ順次径方向に膨張する。その
ために、管端部10は、導入部42側から順次拡径され
、第2図に示すように、空間部41内の管端部10の導
入部42側部分外周面から順次該空間部41内周面に圧
接される。このように、管端部10外周面が外型40の
空間部41における内周面に圧接されると、管端部10
を外型40内に押圧すれば、両者の間に高摩擦力が作用
し、外型40内の管端の後退を防止できなくなるおそれ
がある。管端部10を外型40内にさらに強力に押圧す
ると、該管端部10が座屈するおそれがある。
されたゴム体50は、軸方向に圧縮されると、径方向に
膨張しようとするが、外型4oの導入部42内では管端
部10が拡径されず、該導入部42内に連設された空間
部41内にて膨張し、管端部1oを拡径させる。このた
めに、外型40の導入部42に対して拡径状態となった
空間部41内では、径方向への膨張力が開放された導入
部42側部分から管端側へ順次径方向に膨張する。その
ために、管端部10は、導入部42側から順次拡径され
、第2図に示すように、空間部41内の管端部10の導
入部42側部分外周面から順次該空間部41内周面に圧
接される。このように、管端部10外周面が外型40の
空間部41における内周面に圧接されると、管端部10
を外型40内に押圧すれば、両者の間に高摩擦力が作用
し、外型40内の管端の後退を防止できなくなるおそれ
がある。管端部10を外型40内にさらに強力に押圧す
ると、該管端部10が座屈するおそれがある。
本発明は上記従来の問題を解決するものであり、その目
的は、所定の長さの受口部を管端部が座屈することなく
きわめて容易に製造し得る管端部の受口部製造方法を提
供することにある。
的は、所定の長さの受口部を管端部が座屈することなく
きわめて容易に製造し得る管端部の受口部製造方法を提
供することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明の管端部の受口部製造方法は、受口部を形成すべ
き管端部内に、それぞれが該管端部内径と略等しい外径
を有し全体の軸方向長さが形成すべき受口部の管軸方向
長さよりも長くなった円筒状の複数のゴム体を、各ゴム
体間に薄板状のスペーサが介在された状態で嵌合させる
工程と、該管端部を、形成すべき受口部の外周形状と略
等しい内周形状を有する外型内に嵌合させる工程と、該
管端部を該外型内に押圧しつつ、前記各ゴム体を管軸方
向に圧縮して各ゴム体を径方向に膨張させることにより
、該管端部をその外周面が該外型の内周面に圧接される
ように拡径する工程と、を包含してなり、そのことによ
り上記目的が遠戚される。
き管端部内に、それぞれが該管端部内径と略等しい外径
を有し全体の軸方向長さが形成すべき受口部の管軸方向
長さよりも長くなった円筒状の複数のゴム体を、各ゴム
体間に薄板状のスペーサが介在された状態で嵌合させる
工程と、該管端部を、形成すべき受口部の外周形状と略
等しい内周形状を有する外型内に嵌合させる工程と、該
管端部を該外型内に押圧しつつ、前記各ゴム体を管軸方
向に圧縮して各ゴム体を径方向に膨張させることにより
、該管端部をその外周面が該外型の内周面に圧接される
ように拡径する工程と、を包含してなり、そのことによ
り上記目的が遠戚される。
(実施例)
以下に本発明を実施例について説明する。
本発明の管端部の受口部製造方法は、例えば、金属管の
端部を拡径して受口部を製造する際に実施される。本発
明方法では、まず、第1図に示すように、金属管におけ
る受口部を形成すべき管端部10内に、複数の中実円柱
状をしたゴム体20.20、・・・を、それぞれのゴム
体20間に薄板円盤状のスペーサ30を介在させて嵌合
させる。これらゴム体20およびスペーサ30の全体の
管軸方向長さは、形成すべき受口部の管軸方向長さより
も若干長くされる。各ゴム体20間に介在される円盤状
の各スペーサ30は、各ゴム体20に軸方向圧縮力が確
実に加わるように、薄板状の剛性体により構成されてい
る。
端部を拡径して受口部を製造する際に実施される。本発
明方法では、まず、第1図に示すように、金属管におけ
る受口部を形成すべき管端部10内に、複数の中実円柱
状をしたゴム体20.20、・・・を、それぞれのゴム
体20間に薄板円盤状のスペーサ30を介在させて嵌合
させる。これらゴム体20およびスペーサ30の全体の
管軸方向長さは、形成すべき受口部の管軸方向長さより
も若干長くされる。各ゴム体20間に介在される円盤状
の各スペーサ30は、各ゴム体20に軸方向圧縮力が確
実に加わるように、薄板状の剛性体により構成されてい
る。
次いで、ゴム体20およびスペーサ30が嵌合された金
属管10の管端部を、二つ割可能な外型40内に挿入す
る。該外型40は、金属管の管端部10に形成すべき受
口部外周面に対応した内周面を有する円筒状の空間部4
1と、該空間部41と外部とを連通し、管端部10の外
径に略等しい内径の円筒状の空間にて構成された導入部
42とを内部に有している。金属管の管端部10は、外
型40における該導入部42から該空間部41内に挿入
され、その管端面が該空間部41の導入部42とは対向
する内奥側面に突き当てられる。従って、該外型40内
の空間部41内に嵌合された管端部10の外周面は、該
空間部41内周面とは適当な間隙を有している。
属管10の管端部を、二つ割可能な外型40内に挿入す
る。該外型40は、金属管の管端部10に形成すべき受
口部外周面に対応した内周面を有する円筒状の空間部4
1と、該空間部41と外部とを連通し、管端部10の外
径に略等しい内径の円筒状の空間にて構成された導入部
42とを内部に有している。金属管の管端部10は、外
型40における該導入部42から該空間部41内に挿入
され、その管端面が該空間部41の導入部42とは対向
する内奥側面に突き当てられる。従って、該外型40内
の空間部41内に嵌合された管端部10の外周面は、該
空間部41内周面とは適当な間隙を有している。
このような状態で、外型40の空間部41内に挿入され
た管端部lOが外型40内へ押圧されるように、金属管
全体に押圧力が加えられるとともに、管端部10内のゴ
ム体20全体に軸方向に押圧力が加えられる。これによ
り、該管端部lO内に嵌合されてその管端面側に位置す
るゴム体20は、該管端面を介して、外型40における
空間部41の内奥側面に当接される。さらに、ゴム体2
0全体に押圧力が加えられると、各ゴム体20には、軸
方向に圧縮力が加わり、外型40の空間部41内に位置
する管端部10内の各ゴム体20はそれぞれが径方向に
膨張する。これにより、外型40の空間部41内に位置
する管端部は、その管端部内に位置するそれぞれのゴム
体20により拡径される。各ゴム体20は、それぞれ軸
方向の中央部から各端面側に掛けて順次径方向へ膨張す
るため、管端部10は、外型40の空間部41内におい
て、それぞれのゴム体20により管軸方向全体にわたっ
て拡径される。このとき、金属管全体に、管端部10が
外型40内へ挿入されるように押圧力が加えられている
ために、外型40内に位置する管端面は、該外型40の
空間部41における内奥側面に常時当接している。そし
て、金属管の管端部10外周面全体が外型40の空間部
における内周面全体に圧接されると、金属管全体および
ゴム体20全体に掛けられた圧力が除去される。これに
より、外型40の空間部41と略同様の形状をした所定
の管軸方向長さを有する受口部が形成される。
た管端部lOが外型40内へ押圧されるように、金属管
全体に押圧力が加えられるとともに、管端部10内のゴ
ム体20全体に軸方向に押圧力が加えられる。これによ
り、該管端部lO内に嵌合されてその管端面側に位置す
るゴム体20は、該管端面を介して、外型40における
空間部41の内奥側面に当接される。さらに、ゴム体2
0全体に押圧力が加えられると、各ゴム体20には、軸
方向に圧縮力が加わり、外型40の空間部41内に位置
する管端部10内の各ゴム体20はそれぞれが径方向に
膨張する。これにより、外型40の空間部41内に位置
する管端部は、その管端部内に位置するそれぞれのゴム
体20により拡径される。各ゴム体20は、それぞれ軸
方向の中央部から各端面側に掛けて順次径方向へ膨張す
るため、管端部10は、外型40の空間部41内におい
て、それぞれのゴム体20により管軸方向全体にわたっ
て拡径される。このとき、金属管全体に、管端部10が
外型40内へ挿入されるように押圧力が加えられている
ために、外型40内に位置する管端面は、該外型40の
空間部41における内奥側面に常時当接している。そし
て、金属管の管端部10外周面全体が外型40の空間部
における内周面全体に圧接されると、金属管全体および
ゴム体20全体に掛けられた圧力が除去される。これに
より、外型40の空間部41と略同様の形状をした所定
の管軸方向長さを有する受口部が形成される。
本発明方法の実施に使用される各ゴム体20は、ウレタ
ンゴム、スチレン−ブタジェンゴム(SBR)、天然ゴ
ム等により構成される。各ゴム体20の軸方向長さは、
製造される受口部の管軸方向長さの1/2以下であれば
よく、115程度が好適である。ゴム体20の軸方向長
さが1/2以上になれば、ゴム体による管端部10の拡
径に際して、外型4oの空間部41内にて導入部42側
から順次拡径されて管端面側部分が拡径されないおそれ
がある。ゴム体20の軸方向長さが小さくなると、ゴム
体20が十分に径方向に膨張せず、管端部10が十分に
拡径されない。
ンゴム、スチレン−ブタジェンゴム(SBR)、天然ゴ
ム等により構成される。各ゴム体20の軸方向長さは、
製造される受口部の管軸方向長さの1/2以下であれば
よく、115程度が好適である。ゴム体20の軸方向長
さが1/2以上になれば、ゴム体による管端部10の拡
径に際して、外型4oの空間部41内にて導入部42側
から順次拡径されて管端面側部分が拡径されないおそれ
がある。ゴム体20の軸方向長さが小さくなると、ゴム
体20が十分に径方向に膨張せず、管端部10が十分に
拡径されない。
各ゴム体20間に介在されるスペーサ30は、ゴム体2
0に十分な軸方向圧縮力を伝達し得るように、できるだ
け薄く、しかも、当接したゴム体20とともに径方向へ
拡径しない剛性を有している必要があり、例えば、鋼板
、アルミニウム板等の金属薄板が使用される。各スペー
サ30の厚さが薄すぎると、ゴム体20の径方向への膨
張にともなって同方向に膨張し、厚すぎると各ゴム体2
0間の間隙が大きくなりすぎ、ゴム体20を径方向に膨
張させるために、より大きな圧縮力が必要になる。スペ
ーサ30として鋼板を用いる場合には、0.5〜1.9
mm程度の厚さとされる。各ゴム体20とスペーサ30
とは、接着剤により接着して、両者が滑らないようにす
ることが好ましい。両者を接着剤で接着しない場合でも
、両者が滑らないように配慮する必要かある。
0に十分な軸方向圧縮力を伝達し得るように、できるだ
け薄く、しかも、当接したゴム体20とともに径方向へ
拡径しない剛性を有している必要があり、例えば、鋼板
、アルミニウム板等の金属薄板が使用される。各スペー
サ30の厚さが薄すぎると、ゴム体20の径方向への膨
張にともなって同方向に膨張し、厚すぎると各ゴム体2
0間の間隙が大きくなりすぎ、ゴム体20を径方向に膨
張させるために、より大きな圧縮力が必要になる。スペ
ーサ30として鋼板を用いる場合には、0.5〜1.9
mm程度の厚さとされる。各ゴム体20とスペーサ30
とは、接着剤により接着して、両者が滑らないようにす
ることが好ましい。両者を接着剤で接着しない場合でも
、両者が滑らないように配慮する必要かある。
端部に受口部が形成される管体としては、管端部が拡径
された場合にも、破壊しない伸びを有するものであれば
よく、鋼管、アルミニウム管、鋼管等の金属管、樹脂管
、金属管の内外周面が合成樹脂にて被覆された複合管が
使用される。金属管の場合には、特に、薄肉の電縫管、
引き抜き管等が好適である このような本発明方法により、鋼管の端部を拡径して受
口部を製造した。鋼管は、口径が80waであり、外型
による管端部の拡径率は20%に設定されており、該外
型の空間部の軸方向長さが100+mであった。管端部
内には、半径が40m1 軸方向長さが40+sの5個
のゴム体が、それぞれの間に、厚さ0、5aeの鋼板に
より構成されたスペーサを介在させて嵌合させた。この
ようにして、10本の鋼管の各端部に受口部を製造した
ところ、製造された各受口部は、管軸方向長さがすべて
100mmであった。本発明方法では、各ゴム体により
、管端部が管軸方向に略均等に拡径されて、管端部外周
面全体が外型における空間部内周面に略同時に当接して
いると考えられる。従って、管端部外周面全体が該外型
の空間部内周面全体に圧接されて所定の受口部形状にな
るまでは、拡径される管端部外周面は外型内周面にほと
んど接触せず、拡径時には両者の間にはほとんど摩擦力
が作用していないと考えられる。
された場合にも、破壊しない伸びを有するものであれば
よく、鋼管、アルミニウム管、鋼管等の金属管、樹脂管
、金属管の内外周面が合成樹脂にて被覆された複合管が
使用される。金属管の場合には、特に、薄肉の電縫管、
引き抜き管等が好適である このような本発明方法により、鋼管の端部を拡径して受
口部を製造した。鋼管は、口径が80waであり、外型
による管端部の拡径率は20%に設定されており、該外
型の空間部の軸方向長さが100+mであった。管端部
内には、半径が40m1 軸方向長さが40+sの5個
のゴム体が、それぞれの間に、厚さ0、5aeの鋼板に
より構成されたスペーサを介在させて嵌合させた。この
ようにして、10本の鋼管の各端部に受口部を製造した
ところ、製造された各受口部は、管軸方向長さがすべて
100mmであった。本発明方法では、各ゴム体により
、管端部が管軸方向に略均等に拡径されて、管端部外周
面全体が外型における空間部内周面に略同時に当接して
いると考えられる。従って、管端部外周面全体が該外型
の空間部内周面全体に圧接されて所定の受口部形状にな
るまでは、拡径される管端部外周面は外型内周面にほと
んど接触せず、拡径時には両者の間にはほとんど摩擦力
が作用していないと考えられる。
比較のために、同様の鋼管および外型を用い、該鋼管内
に、半径40+o+、軸方向長さ200Mの一体成形さ
れたゴム体を嵌合させて受口部を製造した。
に、半径40+o+、軸方向長さ200Mの一体成形さ
れたゴム体を嵌合させて受口部を製造した。
10本の鋼管について受口部を形成したところ、各受口
部の管軸方向長さは、94〜98簡の範囲でばらつきが
あった。この場合には、ゴム体による管端部の拡径時に
、第2図に示すように、外型の空間部内に位置する管端
部は、導入部側部分から順次拡径されて、該導入側部分
外周面から管端面側に順次摩擦力が作用することにより
、管端部の外型内への押圧力が管端ではほとんど作用せ
ず、鋼管端面が外型の空間部における内奥側面から順次
後退していったものと考えられる。
部の管軸方向長さは、94〜98簡の範囲でばらつきが
あった。この場合には、ゴム体による管端部の拡径時に
、第2図に示すように、外型の空間部内に位置する管端
部は、導入部側部分から順次拡径されて、該導入側部分
外周面から管端面側に順次摩擦力が作用することにより
、管端部の外型内への押圧力が管端ではほとんど作用せ
ず、鋼管端面が外型の空間部における内奥側面から順次
後退していったものと考えられる。
(発明の効果)
本発明の管端部の受口部製遣方法は、このように、受口
部を形成すべき管端部内に複数のゴム体が管軸方向に並
設されており、各ゴム体を圧縮してそれぞれのゴム体を
径方向に膨張させることにより受口部を製造しているた
めに、管端部は管軸方向に略均等に拡径され、該拡径時
に外型内周面から管端部外周面には摩擦力がほとんど作
用しない。その結果、管端部は拡径時に外型内奥側に常
時押圧された状態になり、管端面が後退するおそれがな
く、製造される受口部の管軸方向長さが所定の長さより
も短くなるおそれがない。
部を形成すべき管端部内に複数のゴム体が管軸方向に並
設されており、各ゴム体を圧縮してそれぞれのゴム体を
径方向に膨張させることにより受口部を製造しているた
めに、管端部は管軸方向に略均等に拡径され、該拡径時
に外型内周面から管端部外周面には摩擦力がほとんど作
用しない。その結果、管端部は拡径時に外型内奥側に常
時押圧された状態になり、管端面が後退するおそれがな
く、製造される受口部の管軸方向長さが所定の長さより
も短くなるおそれがない。
4、図 の□単なM日
第1図は本発明の管端部の受口部製造方広の実施状態の
一例を示す断面図、第2図は従来の管端部の受口部製遣
方法の実施状態の一例を示す断面図である。
一例を示す断面図、第2図は従来の管端部の受口部製遣
方法の実施状態の一例を示す断面図である。
10・・・管端部、20・・・ゴム体、30・・・スペ
ーサ、40・・・外型、41・・・空間部、42・・・
導入部。
ーサ、40・・・外型、41・・・空間部、42・・・
導入部。
以上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、受口部を形成すべき管端部内に、それぞれが該管端
部内径と略等しい外径を有し全体の軸方向長さが形成す
べき受口部の管軸方向長さよりも長くなった円筒状の複
数のゴム体を、各ゴム体間に薄板状のスペーサが介在さ
れた状態で嵌合させる工程と、 該管端部を、形成すべき受口部の外周形状と略等しい内
周形状を有する外型内に嵌合させる工程と、 該管端部を該外型内に押圧しつつ、前記各ゴム体を管軸
方向に圧縮して各ゴム体を径方向に膨張させることによ
り、該管端部をその外周面が該外型の内周面に圧接され
るように拡径する工程と、を包含する管端部の受口部製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20515489A JPH0371936A (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | 管端部の受口部製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20515489A JPH0371936A (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | 管端部の受口部製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0371936A true JPH0371936A (ja) | 1991-03-27 |
Family
ID=16502315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20515489A Pending JPH0371936A (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | 管端部の受口部製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0371936A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018051622A (ja) * | 2016-09-23 | 2018-04-05 | 株式会社富士機械工作所 | バルジ成形装置及びバルジ成形方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58173035A (ja) * | 1982-04-02 | 1983-10-11 | Hitachi Ltd | 管端のフレア加工法 |
-
1989
- 1989-08-08 JP JP20515489A patent/JPH0371936A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58173035A (ja) * | 1982-04-02 | 1983-10-11 | Hitachi Ltd | 管端のフレア加工法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018051622A (ja) * | 2016-09-23 | 2018-04-05 | 株式会社富士機械工作所 | バルジ成形装置及びバルジ成形方法 |
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