JPH0370370A - 陰極線管の高圧放電回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、テレビジョン受像機のスポットキラーのため
の陰極線管の高圧放電回路に関する。

（ロ）従来の技術 陰極線管は電源オフ時に、スポットが生じるため従来よ
りスポットキラー回路が採用されている。このスポット
キラー回路としては、電源オフ時に、ビーム電流を流し
て陰極線管の高圧を放電させる放電型が良く知られてい
る。尚、放電型の一例は、特開昭６０−１４３０６６号
（ＨＯ４Ｎ３／２０）にも示されており、周知の技術で
ある。

第３図に、本発明のスポットキラー用の高圧放電回路が
採用されるテレビジョン受像機の従来例を示す。

第３図に於て、（１０）（１２）（１４）（１６’）は
電源囲路である。電源回路（１０）は、１／１源τフ時
に速く立ちｒがる。しかし、電源口ｎ　（１２）（１４
）（１６°）は、遅く立ち下がる。これらの電源電圧（
１０）（１２）（１４）（１６°）の立ち下がりの異な
りによりスポットが生じる（説明は後述する）。

（１６）はチューナＩＦ回路、（１８）は信号処理回路
であり−Ｙ倍信号出力する。（２０）は水平・垂直偏向
回路である。尚、周知の如く、水平・垂直偏向回路（２
０）は、水平出力を昇圧して高圧を作成して、陰極線管
（２２）のアノードに印加している。

又、周知の如く、水平・垂直偏向回路（２０）は、内部
に水平・垂直発振回路を備え、映ｆ象信号無人力時には
自己発振している。（Ｔｒｏ）はベツファトランジスタ
、（Ｒｔ　）（Ｒｔ　）（Ｒｓ　＞は抵抗、（２１）は
／く・７７７回路である。尚、実際には、（２４）はマ
トリクス回路であり、色差信号と−Ｙ信号を入力してＫ
ＧＢ信号を夫々のカソードに出力する。

次に、第４図を参照しつつスボ・ｌトの発生について説
明する。つまり、電源電圧（１０）は、他の電源より、
速く立ち下がる。このため、信号処理回路（１８）への
入力はＯとなり、出力は黒レベルとなる。

つまり、第４図ｅに示す如く、【。時に電源をオフとす
ると、まず電源電圧（１０）かケち下がり、チューナ回
路（１６）の出力が無となる。このため、信号処理回路
（１８）の出力も無となる。このため、第４図Ｃに示す
如く、端子（Ｃ）の−ｙ信号出力は、１２時に黒レベル
となる。このγこめ、￥−極線管（２２）に流れるビー
ム電流量も小さくなる。しかし、第４図（ａ）（ｂ）に
も示す如く、水平・垂直偏向回路（２０）は動作して、
陰極線管（２２）のアノードに高圧を供給し続ける。

この後、電源電圧（１２）（１４）（しｊ゛）も立ち下
がる。ところで、前述の様に、陰極線管（２２）のアノ
ードには、第４図ｔ３時より略ｔｏｌｌ￥までの間に非
常に多くの電荷がたまり、この電荷が電源オフ後の長時
間残留することになる。この残留電荷により、陰極線管
のカソードの残留電荷が、加速されて、螢光面に衝突し
て、ビームスポンドを形成してしまう。このビームスポ
ットは、弱く、あまり問題とはならないが、やはり、消
去した方が良い。

（ハ）発明が解決しようとする課題 本発明は、上記の如く、電源オフ後も偏向回路（２０）
は長時間動作し、陰極線管（２２）のカソード重付は素
早く黒レベルとなるテレビジョン受像機の、スポット発
生を防止することを目的とする。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は、電源オフ時に輝度信号のレベルを上げて、陰
極線管（２２）にビーム電流を流してこの陰極線管（２
２）の高圧を放電させるようにした陰極線管（２２）の
高圧放電方法に於て、 前記輝度信号のレベルを上げるＪｔ［（ｔ。−ｔ４）を
水平又は垂直偏向電流が流れなくなる前（Ｉ　ｔ　Ｍ’
ｌ、【、前）に終了せしめることを特徴とする。

（ホ）作用 本発明によれば、電源オフ時に輝度信号のレベルは臼レ
ベル以上となり、陰極線管（２２）に多くのビーム電流
が流れて、放電が行なわれる。そして、この放電は、偏
向回路（２０）の動作停止（ｔｍ）（ｔ、）前の（ｔ４
）時に終了する。

（へ）実施例 第１及び第２図を参照しつつ、本発明の一実施例を説明
する。尚、第３図と同一部分には同一符号を付した。尚
、第１図は、第３図のトランジスタ（Ｔｒｏ）周辺に相
当し、他の部分は、第３図と同一である。

（２６）は本発明の特徴である放電用輝度信号制御回路
である。（２８）は時定数が非常に長い電源電圧、又は
、リモコン制御用の電源電圧であり、例えばテレビジョ
ン受像機のスイｖ羊によるオン・オフに関係なく常時、
電源電圧を出力している。

（３０）は電源オンオフ信号が入力される本）子である
。この端子（３０）には、電源オン時に７１イレベル信
号が印加され、電源オフ時にローレベル信号が入力され
る。（Ｒ４）は抵抗、（Ｔｒ＋　＞はトランジスタ、（
ｋ、）は抵抗、（Ｃ）はコンデンサ、（Ｄｌ）はダイオ
ード、（Ｒ６）は抵抗、（Ｔｒｌ）はトランジスタ、（
Ｄ、）はダイオード、（Ｒ？）は抵抗、である。尚、ダ
イオード（Ｄｌ）は、トランジスタ（Ｔｒ、　）のベー
ス・エミッタ間逆バイアス防止用である。抵抗（Ｒ７）
とダイオード（Ｄ、）は、トランジスタ（Ｔｒｏ）と信
号処理回路（１８〉の端子（１９）の逆バイアスが耐圧
内に収まるようにしている。

上記回路の動作を説明する。

まず、電源オン時には、端子（３０〉にハフ−レベル信
号が印加されており、トランジスタ（Ｔｒ、）はオンし
ている。このため、コンデンサ（Ｃ）の電荷は無である
。

次に、電源をオフとすると、端子（３０）がローレベル
になる。このため、トランジスタ（Ｔｒ、　）がオフと
なり、コンデンサ（Ｃ）に電源電圧（■４）が充電され
る。この充電過程において、トランジスタ（Ｔｒｔ）の
ベースに電流が流れてトランジスタ（Ｔｒｔ）をオンせ
しめる。このトランジスタ（Ｔｒ、）のオンは、コンデ
ンサ（Ｃ）が略充電されるまで続く。つまり、抵抗（Ｒ
１）（Ｒ，）コンデンサ（Ｃ）によ−）て決まる時定数
により、所定時間後に、トランジスタ（Ｔｒ、）は再び
オフとなる。このトランジスタ（Ｔｒｔ）のオン期間（
約０．１秒）、端子（Ｃ）の信号はアースレベルに落と
されて、第２図（Ｃ）の如くなる。

つまり、この期間（【。−１＋）、陰極線管のウソード
は高輝度電位となり、多量のビームを放射する。

これにより、陰極線管は放電する。

ところで、このトランジスタ（Ｔｒｔ　）のオン期間は
、第２図（ａ　）（ｂ　）（ｃ　）より分る様に、水平
・垂直偏向電流が流れなくなる前に、終了するように設
計されている。

これは、−Ｙ信号をアースレベルとじて、陰極線管にビ
ームを発生せしめている時に、水平偏向電流が流れなく
なると垂直偏向電流により、縦方向にのみ偏向されて第
５図（ａ）の如き縦−の高輝度ラスター（Ｓｌ）が画面
（２２）に生ずるからである。

尚、尤に垂直偏向電流が流れなくなると第５図（ｂ）の
如き横−の高輝度ラスクー（Ｓ、）が画面に生じる。又
、水平・垂直偏向電流が同時に流れなくなると第５図（
Ｃ）の如き高輝度スポゾト（Ｓｔ）が生じる。

本゛其施例では、上記の如く、高輝度部分（Ｓｔ）（Ｓ
ｔ）（５１）が画面（２２）に発生しない様に、輝度信
号の制御による放電を、偏向電流が流れなくなる前（ｔ
ｓ時、Ｌ３時前）に、トランジスタ（Ｔｒｙ）のオン期
間が終了する様に抵抗（ＲＩ）（ＲＩ）コンデンサ（Ｃ
）の値を選定している。

（ト）発明の効果 上記の如く、本発明に依れば、電源オフ時より、偏向電
流が流れなくなる前（１，前、ｔ、前）の間に、輝度信
号を制御して、ビーム電流を流す様にしているので、陰
極線管の放電が行なわれ且つ、第５図の様な高輝度部分
が画面に発生することもない。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例を示す図、第２図は第１図の
各部の波形図である。 第３図は従来例を示す図、第１Ｎは第ｚ１図の各部の波
形図である。 第５図は本発明の詳細な説明するための図である。 （２６）・・・放電用輝度制御回路。 １り １１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）電源オフ時に輝度信号のレベルを上げて陰極線管
   （２２）にビーム電流を流してこの陰極線管（２２）の
   高圧を放電させるようにした陰極線管（２２）の高圧放
   電方法に於て、 前記輝度信号のレベルを上げる期間（ｔ＿０〜ｔ＿４）
   を水平又は垂直偏向電流が流れなくなる前（ｔ＿２前、
   ｔ＿３前）に終了せしめることを特徴とする陰極線管の
   高圧放電方法。