JPH037007A - 無停電バイパス工事方法 - Google Patents

無停電バイパス工事方法

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JPH037007A
JPH037007A JP1140204A JP14020489A JPH037007A JP H037007 A JPH037007 A JP H037007A JP 1140204 A JP1140204 A JP 1140204A JP 14020489 A JP14020489 A JP 14020489A JP H037007 A JPH037007 A JP H037007A
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bypass circuit
bypass
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circuit
closing part
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Shigeru Tosaka
登坂 滋
Kuninobu Saito
斉藤 国伸
Masahisa Munakata
宗像 正久
Minoru Ito
実 伊藤
Isamu Ishizaki
石崎 勇
Hikari Yagi
八木 光
Hideki Suzuki
秀樹 鈴木
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Tohoku Electric Power Co Inc
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Tohoku Electric Power Co Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、無停電バイパス工事方法に関するものであ
る。
[従来の技術] 近年、電力需要の増大、コンピュータを始めとする高度
情報産業機器の背反、高性能家電用電化製品の導入に伴
う生活様式の高度化等によって、停電回避による電力の
安定供給は社会的使命となっている。
一方、比較的低圧の送電線の工事、例えば、送電線の修
復、支持物の修理や取換え等の工事を実施する場合には
、仮設工事の実施や4!路の切離し及び接続等作業中に
、停電を伴う、このため、停電を回避し、安全かつ効率
的に行うことができる工事方法、すなわち、バイパスケ
ーブルと断路器あるいは開閉器とを使用した無停電バイ
パス工事方法が、従来から採用されている。
この従来の無停電バイパス工事方法としては、例えば、
第5図に示すような方法が知られている。
すなわち、三相の送電線1における工事区間1aの前後
間にバイパスケーブル2を接続コネクタ3等により接続
し、そのバイパスケーブル2の両端の接続点付近に1つ
の開閉部を有する断路器4をそれぞれ設け、両断部器4
を投入して負荷電流をバイパスケーブル2にバイパスさ
せた状態で、工事区間1aの両端部のジャンパ線5をそ
れぞれ切離し、その後、工事区間1aにおける送電線修
復等の工事を行っている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、この従来の工事方法においては、ジャンパ線
5を切離す際に、ループtiを開放することになり、送
電線の恒長にもよるが、この開放時に大きなアークが発
生することがあって、そのアークエネルギによりジャン
パ線5の切離し部が損傷したり、危険がともなったりす
るという問題点があった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に
着目してなされたものであって、その目的とするところ
は、ジャンパ線の切離しの際に発生するアークを極力小
さくすることができ、ジャンパ線の切離し部が損傷しな
り、危険がともなったりするおそれがなく、無停電バイ
パス工事を容易かつ安全に行うことができる無停電バイ
パス工事方法を提供することにある。
[課趙を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、この発明の無停電バイパ
ス工事方法においては、送電線における工事区間の前後
のジャンパ線部に第1バイパス回路をそれぞれ接続する
と共に、両第1バイパス回路間に第2バイパス回路を接
続し、ジャンパ線の外側部に対する第1バイパス回路の
接続点と第2バイパス回路に対する第1バイパス回路の
接続点との間における第1バイパス回路内に第1バイパ
ス回路用の外側開閉部をそれぞれ設けると共に、ジャン
パ線の内側部に対する第1バイパス回路の接続点と第2
バイパス回路に対する第1バイパス回路の接続点との間
における第1バイパス回路内に第1バイパス回路用の内
側開閉部をそれぞれ設け、外側開閉部及び内側開閉部を
投入した状態でジャンパ線を切離し、その後、内側開閉
部を開放した状態で工事区間の工事を行うようにしたも
のである。
又、前記第1バイパス回路用の外側開閉部に代えて、第
1バイパス回路に対する第2バイパス回路の接続点付近
における第2バイパス回路内に第2バイパス回路用の開
閉部をそれぞれ設け、第1バイパス回路用の内側開閉部
及び第2バイパス回路用の開閉部を投入した状態でジャ
ンパ線を切離し、その後、第1バイパス回路用の内側開
閉部を開放した状態で工事区間の工事を行うようにして
も良い。
さらに、前記第1バイパス回路用の外側開閉部及び内側
開閉部に加えて、第1バイパス回路に対する第2バイパ
ス回路の接続点付近における第2バイパス回路内に第2
バイパス回路用の開閉部をそれぞれ設け、第2バイパス
回路用の開閉部、第1バイパス回路用の外側開閉部及び
内側開閉部を投入した状態でジャンパ線を切離し、その
後、第1バイパス回路用の内側開閉部を開放した状態で
工事区間の工事を行うようにしても良い。
[作 用] 上記のように楕成された無停電バイパス工事方法によれ
ば、ジャンパ線の切離しの際に発生ずるアークが極めて
小さくなって、ジャンパ線の切離し部が損傷したり、危
険がともなったりするおそれを確実に防止することがで
きる。
[実施例] 以下、この発明を具体化した無停電バイパス工事方法の
第1実施例を、第1図及び第2図に基づいて詳細に説明
する。
さて、この実施例の無停電バイパス工事方法では、三相
の送電線1における工事区間1aの前後のジャンパ線5
部分に、バイパスケーブルよりなる第1バイパス回路6
をそれぞれ接続する。又、両第1バイパス回路6間には
、バイパスケーブルよりなる第2バイパス回F!@7を
接続コネクタ3等により接続する。
両第1バイパス回路6に対する第2バイパス回路7の接
続点7a付近には、SF6ガス入りの断路器8をそれぞ
れ設置する。そして、この断路器8の1つの開閉部8a
を第1バイパス回路6用の外側開閉部として、ジャンパ
線5の外側部に対する第1バイパス回li!86の接続
点6aと第2バイパス回W17に対する第1バイパス回
1186の接続点7aとの間における第1バイパス回路
6内に接続する。又、断路器8の他の1つの開閉部8b
を第1バイパス回路6用の内側開閉部として、ジャンパ
線5の内側部に対する第1バイパス回路6の接続点6b
と第2バイパス回1ii1i7に対する第1バイパス回
路6の接続点7aとの間における第1バイパス回路6内
に接続する。
そして、第1バイパス回路用の外側開閉部8a及び内側
開閉部8bをそれぞれ投入して、負荷電流を第1バイパ
ス回路6及び第2バイパス回路7にバイパスさせ、この
状態でジャンパ線5をそれぞれ切離す、その後、内11
!I開閉部8bをそれぞれ開放し、この開放状態で工事
区間1aの工事を行う、なお、この内側開閉部8bの開
放時に、外側開閉部8aが誤って開放されると、負荷開
放となって危険であるため、インタロック機構等を使用
して、内側開閉部8bのみの開放が許容されるように構
成するのが望ましい。
前記工事区間1aの工事が終了した後は、内側開閉部8
bを投入し、この状態でジャンパ線5をそれぞれ接続す
る。その後、外側開閉部8a及び内側開閉部8bをそれ
ぞれ開放して、送電線lの@路を復旧させる。そして、
両バイパス回路6゜7及び断路器8を撤去すれば、全て
の作業が終了する。
次に、この発明の第2実釉例を第3図に基づいて説明す
る。
この第2実施例においては、前述した第1実施例と同様
に、第1バイパス回路6及び第2バイパス回路7を設け
ると共に断#1器8を設置し、断路器8の1つの開閉部
8bを内側開閉部として第1バイパス回路7内に接続す
る。又、この第2実施例では、第1実施例における第1
バイパス回路用の外側開閉部8aに代え、断路器8の他
の1つの開閉部8cを第2バイパス回路用の開閉部とし
て、第1バイパス回路6に対する第2バイパス回路7の
接続点7a付近における第2バイパス回路7内にそれぞ
れ接続する。
そして、第1バイパス回路用の内側開閉部8b及び第2
バイパス回路用の開閉部8cをそれぞれ投入して、負荷
電流を第1バイパス回路6及び第2バイパス回路7にバ
イパスさせ、この状態でジャンパ線5をそれぞれ切離す
、その後、内側開閉部8bをそれぞれ開放し、この開放
状態で工事区間1aの工事を行う、なお、この内側開閉
部8bの開放時に、第2バイパス回路用の開閉部8cが
誤って開放されると、負荷開放となって危険であるため
、インタロック機構等を使用して、内側開閉部8bのみ
の開放が許容されるように構成するのが望ましい。
前記工事区間1aの工事が終了した後は、第1バイパス
回路用の内−1開閉部8bを投入し、この状態でジャン
パ線5をそれぞれ接続する。その後、内側開閉部8b及
び第2バイパス回路用の開閉部8cをそれぞれ開放して
、送電線1の電路を復旧させる。そして、両バイパス回
路6.7及び断路器8を撒去すれば、全ての作業が終了
する。
次に、この発明の第3実施例を第4図に基づいて説明す
る。
この第3実施例においては、前述した第1実施例と同様
に、第1バイパス回F!!16及び第2バイパス回路7
を設けると共に断路器8を設置し、断路器8の開閉部8
a、8bを外側及び内側開閉部として第1バイパス回路
6内に接続する。又、この第3実施例では、第1実施例
における第1バイパス回路用の外側開閉部8a及び内側
開閉部8bに加え、断路器8の他の1つの開閉部8cを
第2バイパス回路用の開閉部として、第1バイパス回路
6に対する第2バイパス回路7の接続点7a付近におけ
る第2バイパス回路7内にそれぞれ接続する。
そして、第2バイパス回路用の開閉部8c、第1バイパ
ス回路用の外側開閉部8a及び内側開閉部8bをそれぞ
れ投入して、負荷電流を第1バイパス回路6及び第2バ
イパス回路7にバイパスさせ、この状態でジャンパ線5
をそれぞれ切離す。
その後、第1バイパス回路用の内側開閉部8bをそれぞ
れ開放し、この開放状態で工事区間1aの工事を行う、
なお、この内側開閉部8bの開放時に、第1バイパス回
路用の外側開閉部8a又は第2バイパス回路用の開閉部
8cが誤って開放されると、負荷開放となって危険であ
るため、インタロックI!l梢等を使用して、内側開閉
部8bのみの開放が許容されるように構成するのか望ま
しいのである。
前記工事区間1aの工事が終了した後は、第1バイパス
回路用の内側開閉部8bを投入し、この状態でジャンパ
線5をそれぞれ接続する。その後。
第1バイパス回路用の内側開閉部8b、外側開閉部8a
及び第2バイパス回路用の開閉部8cをそれぞれ開放し
て、送電線1の電路を復旧させる。
そして、両バイパス回路6,7及び断路器8を撒去ずれ
ば、全ての作業が終了する。なお、前記第2バイパス回
路用の開閉部8cを開放した後に、両開閉部8c間の第
2バイパス回路7を接地すると、その第2バイパス回路
7にチャージされている電気が放電されて、バイパスケ
ーブルを保護することができる。
次に、前記各実施例の工事方法と、第5図に示す従来の
工事方法とについて、ジャンパ線5の切離しの際に、ジ
ャンパ線5に流れているジャンパ電流IJ及びジャンパ
線5部分のジャンパ電圧EJを、実際の数値を当てはめ
て算出する。
さて、第1図に示すような送電線路において、設定条件
を、定格電圧Vo : 36KV、定格を流I o :
 300A、送電線:HDCC(100sq)、バイパ
ス回路のケーブル:CV(200sq)、電柱等の支持
物の高さ(A−E間=B−E間−C−F間=D−2間)
:約10m、ジャンパ線の長さ(A−8間=C−D間)
:約2m、送電線相聞圧lIl:約2m、工事区間(B
−C間):約500mとする。
そして、まず、送電線のHDCCのms低抵抗Rh=0
.143 (Ω/km) 、Lh=1.23(m )−
f / k m >で、ジャンパ区間(A−8間)12
mとして、このジャンパ区間のインピーダンスを求める
と、ジャンパ抵抗RJ及び自己インダクタンスLJが次
式のようになり、 RJ=RhXj/1000 =2.86xlO−’  (Ω) LJ=Lh/1000Xj/1000 =2.46xlO−’  (H) ジャンパ区間のインピーダンスZhJは、周波数f=5
0H2としたとき、次のようになる。
=8.24xlO−’  (Ω) 次に、工事区間の長さ(B−C間)L=500mとして
、工事区間の送電線のインピーダンスを求めると、導体
抵抗Rk及びインダクタンスLkが次式のようになり、 Rk=RhxL/1000 =7.15X10−’  (Ω) Lk=Lh/100OXL/1000 =6.15xlO−’  (H) 工事区間の送電線のインピーダンスZhkは、次のよう
になる。
=0.206   (Ω) 又、バイパスケーブルCvの標準抵抗がRc=9.33
X10−’  (Ω/km)、Lc=0.409(mH
/km)で、電柱等の支持物置間(A−E間)オ −=
10mとして、バイパスケーブルのインピーダンスを求
めると、(但し、断路器の抵抗は極小のため無視する)
導体抵抗Rt及び自己インダクタンスLtが次式のよう
′になり、Rt=Rcxj −/1000 =9.33X10−’   (Ω) Lt=Lc/1000Xj −/1000=4.09X
10−’    (H) 電柱等の支持物置間(A−E)間のインピーダンスZc
tは、次のようになる。
=1. 59xlO−″   (Ω) さらに、バイパスケーブルの工事区間長さ(E−2間)
L”=500mとして、工事区間のバイパスケーブルの
インピーダンスを求めると、導体抵抗Rk及び自己イン
ダクタンスLkが次式のようになり、 Rk=RcXL−/1000 =4.67X10−’   (Ω) Lk=Lc/100OXL−/1000=2.05xl
O−’   (H) 工事区間のバイパスケーブルのインピーダンスZckは
、次のようになる。
=7.96X10−’    (Ω) そこで、まず、第5図に示す従来の工事方法について考
えると、断路器4の投入状態では第6図(a)に示す回
路構成となり、さらに簡略化すると第6図(b)に示す
ような等価回路となる。
この等価回路において、送電線側に流れるt流rh及び
バイパス回路側に流れる電流Icを求めると、 の連立方程式から、前記の数値を代入して次のとおりと
なる。
そして、この連立方程式を解くと、 となり、ジャンパ115に流れるジャンパ電11JはI
hと等しいため、1=82.8 (A)となり、ジャン
パ電圧EJは次のようになる。
Ej  ・(2ct+2ck+2ct)lc=(1,5
9x10− ’ +7.96x10− ’ +1.59
x10− ’ )217.2 ;       t 7
. 4   (V)次に、第1図及び第2図に示すこの
発明の第1実施例の工事方法について述べると、両開閉
部8a、8bの投入状態では第7図<a)に示す回路構
成となり、さらに簡略化すると第7図(b)に示すよう
な等何回路となる。
この等何回路は回路中央Mにおいて左右対称の形になっ
ており、I hk+ I ck= I oの条件がある
ことから、中央Mより左半分のみの回路について考える
と、第7図(c)に示すようなブリッジ回路となる。
この回路よりそれぞれの電流を求めると、次のようにな
る。
閉回路I =・lhj −Jhj+2ct  −1ct
2−zct −]ct1・O・・・■ 閉回路II−(7hk/2)Ihk −(zck/2)
]ck −zct −1ct2;O・・・■ ここで、 この0式をそれぞれ■■式に代入して整理するとf2h
j+zct)Ihj+2ct−1ct2=Io  ・ 
2ct1/2(Zhk+2ck)Ihj−1/2(2h
k+Zck+2ct)Ict2= (I c /2)Z
ck となり、これに数値を代入して連立方程式を解くと次の
ようになる。
(8,24xlo−’ +1.59xlO−’ 1lh
j+1.59x10− ’ Ict2=300 xl、
59x10− ’1/2(0,206÷7.96xlO
−’ )Ihj−1/2(0,208+7.96x10
− ” +1.59x10− ’ )Ict2=300
/2 x?、96x10−2IhJ=152.6  (
A) Ict2=69.0  (A) 又、前記0式の各電流値は、 Ictl =147.4  (A) Ihk=83.6  (A) Ick=216.4  (A) となる、このため、ジャンパ電流1hJは152゜6(
A)となり、ジャンパ電圧EJは次のようになる。
E  J  =Zct ・ 1ct1+2ct−1ct
2=[1,59x10− ’ ) 147.4+(1,
59xlo−’ ) 69 =0.34   (V) 次に、第3図に示すこの発明の第2実施例の工事方法に
ついて述べると、両開閉部8b、8cの投入状態におい
ては、前記の第1実繕例と同様の回路構成になるため、
ジャンパ電流1hJは152.6(A)、ジャンパ電圧
EJは0.34 (V)になる。
一方、この第2実施例において、第1バイパス回路用の
内側開閉部8bのみの投入状態においては、第8図(a
)に示す回路構成となり、さらに簡略化すると第8図(
b)に示すような等何回路となる。
この回路において、電流IhJ、Ictを求めると、 の連立方程式から、前記の数値を代入して次のとおりと
なる。
そして、この連立方程式を解くと、 Ihk=838.3  (A) Ict=61.7  (A) となり、ジャンパ電流IhJは238.3 (A)で、
ジャンパ電圧Ejは次のようになる。
E  J  =Zct ・ 1ct+Zct   −1
ct=(1,59x10− ’ x61.7+1.59
x10− ” x61.7=0.2  (V) 次に、第4図に示すこの発明の第3実施例の工事方法に
ついて述べると、各開閉部8a、8b。
8cの投入状態においては、第9図に示す回路構成とな
り、さらに簡略化すると第7図(b)及び第7図(c)
に示す第1実施例と同様の等価回路になる、従って、こ
の第3実施例の接続構成におけるジャンパを流1hJは
152.6 (A) 、ジャンパ電圧EJは0.34 
<V)となる。
以上で算出した従来の接続構成及び各実施例の接続構成
におけるのジャンパ電流及びジャンパ電圧をまとめると
、次表のようになる。
(表) この表から明らかなように、第5図に示す従来の工事方
法においては、ジャンパ電流IJXジャンパ電圧EJが
1489(VA)もあったものが、この発明の各実施例
の工事方法によれば、51゜9(V−A>又は47.7
 (V−A)となる、従って、前述した各実施例の工事
方法によれば、ジャンパ&I5の切赳しの際に発生する
アークエネルギが極めて小さくなり、ジャンパa5の切
離し部が損傷したり、危険がともなったりするおそれが
なく、無停電バイパス工事を容易かつ安全に行うことが
できる。
[発明の効果] この発明は、以上説明したように構成されているため、
ジャンパ線の切離しの際に発生するアークを極力小さく
することができ、ジャンパ線の切離し部が損傷したり、
危険がともなったりするおそれがなく、無停電バイパス
工事を容易かつ安全に行うことができるという優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化した無停電バイパス工事方法
の第1実施例を示す接続構成図、第2図はこの接続構成
を簡略化して示す接続構成図、第3図は無停電バイパス
工事方法の第2実施例を示す接続構成図、第4図は無停
電バイパス工事方法の第3実施例を示す接続構成図、第
5図は従来の無停電バイパス工事方法を示す接続構成図
、第6図(a)及び第6図(b)は従来の工事方法にお
ける接続構成の回路図及び等価回路図、第7図(a)、
第7図(b)及び第7図(c)は第1実施例の工事方法
における接続構成の回路図及び等価回路図、第8図(a
)及び第8図(b)は第2実施鍔の工事方法における接
l!1梢成の回路図及び等価回路図、第9図は第3実施
例の工事方法における接続構成の回路図である。 1・・・送電線、1a・・・工事区間、5・・・ジャン
パ線、6・・・第1バイパス回路、6a、6b・・・接
続点、7・・・第2バイパス回路、7a・・・接続点、
8・・・断路器、8a・・・第1バイパス回路用の外側
開閉部、8b・・・第1バイパス回路用の内IIFJ開
閉部、8c・・・第2バイパス回路用の開閉部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、送電線(1)における工事区間(1a)の前後のジ
    ャンパ線(5)部に第1バイパス回路(6)をそれぞれ
    接続すると共に、両第1バイパス回路(6)間に第2バ
    イパス回路(7)を接続し、ジャンパ線(5)の外側部
    に対する第1バイパス回路(6)の接続点(6a)と第
    2バイパス回路(7)に対する第1バイパス回路(6)
    の接続点(7a)との間における第1バイパス回路(6
    )内に第1バイパス回路用の外側開閉部(8a)をそれ
    ぞれ設けると共に、ジャンパ線(5)の内側部に対する
    第1バイパス回路(6)の接続点(6b)と第2バイパ
    ス回路(7)に対する第1バイパス回路(6)の接続点
    (7a)との間における第1バイパス回路(6)内に第
    1バイパス回路用の内側開閉部(8b)をそれぞれ設け
    、外側開閉部(8a)及び内側開閉部(8b)を投入し
    た状態でジャンパ線(5)を切離し、その後、内側開閉
    部(8b)を開放した状態で工事区間(1a)の工事を
    行うことを特徴とする無停電バイパス工事方法。 2、送電線(1)における工事区間(1a)の前後のジ
    ャンパ線(5)部に第1バイパス回路(6)をそれぞれ
    接続すると共に、両第1バイパス回路(6)間に第2バ
    イパス回路(7)を接続し、ジャンパ線(5)の内側部
    に対する第1バイパス回路(6)の接続点(6b)と第
    2バイパス回路(7)に対する第1バイパス回路(6)
    の接続点(7a)との間における第1バイパス回路(6
    )内に第1バイパス回路用の内側開閉部(8b)をそれ
    ぞれ設けると共に、第1バイパス回路(6)に対する第
    2バイパス回路(7)の接続点(7a)付近における第
    2バイパス回路(7)内に第2バイパス回路用の開閉部
    (8c)をそれぞれ設け、第1バイパス回路用の内側開
    閉部(8b)及び第2バイパス回路用の開閉部(8c)
    を投入した状態でジャンパ線(5)を切離し、その後、
    第1バイパス回路用の内側開閉部(8b)を開放した状
    態で工事区間(1a)の工事を行うことを特徴とする無
    停電バイパス工事方法。 3、送電線(1)における工事区間(1a)の前後のジ
    ャンパ線(5)部に第1バイパス回路(6)をそれぞれ
    接続すると共に、両第1バイパス回路(6)間に第2バ
    イパス回路(7)を接続し、ジャンパ線(5)の外側部
    に対する第1バイパス回路(6)の接続点(6a)と第
    2バイパス回路(7)に対する第1バイパス回路(6)
    の接続点(7a)との間における第1バイパス回路(6
    )内に第1バイパス回路用の外側開閉部(8a)をそれ
    ぞれ設けると共に、ジャンパ線(5)の内側部に対する
    第1バイパス回路(6)の接続点(6b)と第2バイパ
    ス回路(7)に対する第1バイパス回路(6)の接続点
    (7a)との間における第1バイパス回路(6)内に第
    1バイパス回路用の内側開閉部(8b)をそれぞれ設け
    、第1バイパス回路(6)に対する第2バイパス回路(
    7)の接続点(7a)付近における第2バイパス回路(
    7)内に第2バイパス回路用の開閉部(8c)をそれぞ
    れ設け、第2バイパス回路用の開閉部(8c)、第1バ
    イパス回路用の外側開閉部(8a)及び内側開閉部(8
    b)を投入した状態でジャンパ線(5)を切離し、その
    後、第1バイパス回路用の内側開閉部(8b)を開放し
    た状態で工事区間(1a)の工事を行うことを特徴とす
    る無停電バイパス工事方法。
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