JPH036973Y2 - - Google Patents

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JPH036973Y2
JPH036973Y2 JP1984081839U JP8183984U JPH036973Y2 JP H036973 Y2 JPH036973 Y2 JP H036973Y2 JP 1984081839 U JP1984081839 U JP 1984081839U JP 8183984 U JP8183984 U JP 8183984U JP H036973 Y2 JPH036973 Y2 JP H036973Y2
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JP
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umbrella
insulator
plate
connecting body
parts
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JP1984081839U
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JPS60193622U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の分野 本考案は牧場田畑など外周囲に張り巡らす電気
牧柵線を張架せしめる碍子実公昭58−52966公報、
名称柵線張用2連結碍子の改良に関する物であ
る。
ロ 従来の技術 電柵用の碍子は支柱の上下別々に2ケの碍子を
取り付けるものであつたが近年では電柵専用絶縁
杭が開発されてから連結体に2ケの碍子を組み立
てる物や又は一体成型により2連結碍子を生産さ
れるもの等に変わり材料も電気的絶縁性を有する
合成樹脂材を使用するようになつているが形状が
降雨時に連続水脈が支柱に伝導しやすい形状であ
り漏電防止の方法に於いて不充分な点が有つた。
組み立て式の物は破損しやすく板状連結体の物
は連結体が変形しやすくいずれも上下2ケ所固定
しなければならず作業性、強度に於いて今一つ好
ましい物ではなかつた。又生産の方法に金型が4
面開閉式にて1ケづつ生産するもの、その他組み
てた式の物は組み立てる手間がかかる物で有つ
た。
ハ 考案が解決しようとする問題点 1 実公昭58−529966広報の実用新案登録請求の
範囲に板状連結体1の両端それぞれ碍子部2,
2″を設けと記載されている当該碍子部の碍子
脚は円柱状で直接支柱に接触するものであつ
た。
本考案では板状連結体の両先端を先薄状の傘
型にし、その両先端は表面壁3の延長線以上に
て合達する様碍子脚部の外部に延長した両面壁
を変角して板状連結体傘部5,5″を形成し直
接両先端部が支柱に接触しないようにする。そ
の内側上部、下部に長尺状の幅の中央線上に板
状連結体に対しT字型に成るごとく板状の碍子
脚部上6碍子脚部下6″を突出形成する。
2 実公昭58−52966広報の碍子部傘の形状は当
該第3図(拡大断面図)にしめされているごと
く、下段傘部3中段傘部4上段傘部5を有して
おり全て円板型で中段傘部4より下段傘部3は
大型であり上段傘部5は中段傘部4より小型で
あり板状連結体に対し近いほど大型となる形状
である。又上段傘部5には上段脚部7に貫挿す
る柵線挿入口8が板状連結体1の長手方向と斜
交する方向に開口し上段脚部7には一端面が水
平となつた扇型の空隙部9を設けと記載されて
いる。本考案の碍子部には下段傘部8中段傘部
9上段傘部10を有するが板状連結体に対し遠
いほど大形傘になり近いほど小形傘となるよう
にしてある。傘型は全て半楕円形で傘高も下
段、中段は水滴が乗り越えやすい傘高にしてあ
る。上段傘部10の中央部を板状連結体に対し
直交するごとく柵線挿入口11にて上下2分さ
れるが、横楕円形の上段脚部13,13″にて
結合支持される。
3 板状連結体の表面壁3に突出している碍子脚
部の両内側を補強リブ15にて連結形成するこ
とにより、板状連結体2の厚みを薄くしても強
度を増す事が出来、打釘の貫通も容易にならし
める。又表面壁に付着した水滴を補強リブにそ
つて誘導降下せしめ裏面壁への移行を防止する
事にある。
4 実公昭58−52966広報の柵線張設用2連結碍
子は、上記碍子上部、下部2ケ所バインド線又
は釘により安定固定されるものであつたが、本
考案では裏面壁に上部下部に2ケづつ合計4ケ
の嵌合爪片を突出形成し牧柵専用絶縁杭を挟持
し上記3項に記された補強リブ15にて強力に
1ケ所止めにて安定固定を可能にし木支柱の様
な大径木支柱には嵌合爪片にて木支柱に平行し
て板状連結体2を浮上せしめて固定出来る様に
する事にある。
5 実公昭58−52966広報に示してある形状の2
連結碍子を生産するには、金型が二面開閉にて
大量生産が短時間で可能になり、より低値で効
果的な碍子を生産し供給することが出来るよう
にすることである。
ニ 構成 牧柵専用絶縁杭の外表面に重合止着せしめる柵
線張設用2連結碍子に於いて、板状連結体2を表
面壁3と裏面壁4とに分類し板状連結体2の両先
端を表面壁3の延長線以上に於いて合達すべく平
行線上にある両面壁の延長を変角して先薄状傘に
し板状連結体傘上5同傘下5″を形成する。
板状連結体2の両端に設けられた傘上5、下
5″の内側上部及び下部に板状連結体2に対して
T字形に成るごとく板状の碍子脚部上6及び碍子
脚部下6″を突出形成され、突出した碍子脚部上
6の上端は碍子脚部6に突出した碍子脚部下6″
の上端は碍子部7″と碍子部7に対しT字形に碍
子部7の下段傘部8と結合される。碍子部7には
下段傘部8、中段傘部9、上段傘部10を有する
が下段傘8と中段傘9は中段脚部12によつて結
合される。下段傘部8及び中段脚部12及び中段
傘部9及び上段傘部10は全て半楕円形である。
下段傘部8は中段傘部9より小径であり上段傘部
10は中段傘部9より大径に形成する。下段傘部
8及び中段傘部9の傘高は低くしてあり水滴が乗
り越えて移行しやすい形状にしてある。上段傘部
10は中央部を板状連結体2に対して直交する線
に柵線挿入口11にて切除され上部下部に2分さ
れるが、横楕円形に形成される上段脚部上13上
段脚部下13″にて結合支持されるので柵線挿入
口11を含め縦凸形の柵線係止部空間14が形成
される下部碍子部7″も同様な構成により形成さ
れる。板状連結体2の表面壁3に突出形成されて
いる碍子脚部6と碍子脚部6″に於いて中央部に
面した部分とその板状連結体2の表面壁3の部分
を長尺板状補強リブ15にて共々連結結合する長
尺リブ15は延長の中央部が最も高くなるように
傾斜を付けてあり同所にはバインド線締め付け用
スベリ止め切除19を刻切し中央部と両碍子脚6
及び6″の中間部に打釘用ガイド溝16を刻切し
てあり同所を湾曲リブ17にて補強される形状で
ある。
板状連結体2の裏面壁4に於いて板状連結体2
の両先端に形成されている上部傘5及び下部傘
5″の変角起点の内部に左側上部嵌合爪片20及
び左側下部嵌合爪片20を突出形成し右側上部爪
片20″は左側上部嵌合爪片20の下部が板状連
結体2の長手方向に対し直交線上の内部に突出形
成せしめ右側嵌合爪片下部20″は左側嵌合爪片
下部20の上部が板状連結体の長手方向にに対し
直交する線上の中央側上部に右側下部嵌合爪片2
0″を突出形成せしめる。
ホ 作用 効果 本考案の牧柵用碍子部材は電気的絶縁性の高い
合成樹脂に依つて一体成型されるが合成樹脂材で
も体積に比例して絶縁力は反比例するので体積を
少なくして絶縁力を増し強度も増す形状にし碍子
部に係止する柵線を直線で使用し柵線は碍子に対
して流動的に係止されるので碍子部に負荷がかか
らない構造にして有るが降雨等で柵線から碍子へ
更に支柱へと連続水脈が発生すると一変して碍子
部材が漏電体になつていまう。そこで碍子部材の
各所に於いて連続水脈を分断して空中に水滴を落
下させる方法を実行しました。第一に板状連結体
の両端に先端が支柱に接触しない傘部を設け支柱
上部より伝導降下して来る水脈を上部傘にて連結
体裏面壁に誘導し下部傘に於いて表面壁の水滴と
合流し先端より空中に落下せしめ碍子部材取り付
け場所下部支柱への伝導を防止出来る。第二に碍
子部及び碍子脚部の水滴を上段傘部下に誘引して
空中に落下せしめ支柱への移行を防止する。碍子
脚部の支柱へ直接接触することを連結体にて遮断
している。第三に木支柱のごとく本来漏電体であ
る支柱には嵌合爪片にて板状連結体を浮上せしめ
て支柱への水脈伝導を防止する。いずれも碍子を
取り付けてある方向へ支柱を傾けて上部碍子より
落下してくる水滴が下部碍子に当たらぬようにす
ると更に効果的になる。碍子の設置労力が1ケ所
固定にて安定されているので更に簡略化される。
低値で量産出来るので経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の牧柵用碍子部材の側面図、第
2図は同じくその正面図、第3図は同じくその背
面図、第4図は本考案の牧柵用碍子部材を杭に固
定した使用状態図、第5図は杭本体が角支柱状の
場合使用状態を示す要部拡大図。 1……牧柵用碍子部材、2……板状連結体、3
……表面壁、4……裏面壁、5……水切り傘、6
……板状碍子脚部、7……碍子部、8……下段傘
部、9……中段傘部、10……上段傘部、11…
…柵線挿入口切り込み、12……中段円形脚部、
13,13″……横略楕円形脚部、14……柵線
係止部空間、15……板状補強リブ、16……打
釘用ガイド溝、17……湾曲リブ、18……バイ
ンド線、19……すべり止め切欠部、20……嵌
合爪片、21……支柱、22……柵線、23……
打釘、24……広幅木支柱。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 牧柵専用絶縁杭の外表面に重合止着せしめる2
    連結碍子に於ける長尺の板状連結体2にその表面
    壁3の幅の中央部に板状連結体2に対し、T字形
    に板状碍子脚部6,6″及び補強リブ15を突出
    形成結合せしめ更に板状連結体2を碍子脚部6,
    6″の両端の外部へ延長し平行している。表面壁
    3と裏面壁4を表面壁の延長線以上にて合達する
    ごとく両面壁の延長部を変角して先薄の傘型5,
    5″を形成する。碍子脚部6,6″にはじようご型
    の碍子部7,7″が結合される。碍子部7,7″に
    は下段傘部8,8″中段傘部9,9″上段傘部1
    0,10″,10,10″より形成され下段傘部
    8,8″と中段傘部9,9″は中段脚部12にて結
    合され中段傘部9,9″と上段脚部10,10″は
    上段脚部13,13″,13,13″に結合され
    る。傘型は全て半楕円形で縦に長く中段傘部9,
    9″は下段傘部8,8″より大形とし上段傘部1
    0,10″は更に中段傘部9,9″より大形に形成
    する。上段傘部10,10″の中央部には板状連
    結体2に直交するごとく柵線挿入口11,11″
    が切除開口し上下にそれぞれ分断されるが横楕円
    形なる上段脚部13,13″,13,13″にて結
    合し支えられるので横凸形空間部が生じ柵線係止
    部14が形成される。 補強リブ15には打釘用ガイド溝16,16″
    が刻設され同所を湾曲リブ17,17″にて補強
    される補強リブ15の中央部にはバインド線用ス
    ベリ止め切り込み19が刻設形成される。補強リ
    ブ15の中では中央部が最高となる。 板状連結体2の裏面壁4の上下部には表面を電
    気的絶縁物にて覆われた牧柵用専用杭21を挟持
    したり大径の木支柱には連結体2を浮上せしめる
    嵌合爪片20,20″,20,20″を突出形成し
    てなる牧柵用碍子部材。
JP8183984U 1984-05-31 1984-05-31 牧柵用碍子部材 Granted JPS60193622U (ja)

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JPS60193622U JPS60193622U (ja) 1985-12-23
JPH036973Y2 true JPH036973Y2 (ja) 1991-02-21

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ID=30628998

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JP8183984U Granted JPS60193622U (ja) 1984-05-31 1984-05-31 牧柵用碍子部材

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5852966U (ja) * 1981-09-28 1983-04-11 株式会社シマノ 両軸リ−ル用スプ−ル
JPH071083U (ja) * 1993-06-02 1995-01-10 帝人製機株式会社 合成繊維糸条の熱処理装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5852966U (ja) * 1981-09-28 1983-04-11 株式会社シマノ 両軸リ−ル用スプ−ル
JPH071083U (ja) * 1993-06-02 1995-01-10 帝人製機株式会社 合成繊維糸条の熱処理装置

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JPS60193622U (ja) 1985-12-23

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