JPH0368707B2 - - Google Patents

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JPH0368707B2
JPH0368707B2 JP25919984A JP25919984A JPH0368707B2 JP H0368707 B2 JPH0368707 B2 JP H0368707B2 JP 25919984 A JP25919984 A JP 25919984A JP 25919984 A JP25919984 A JP 25919984A JP H0368707 B2 JPH0368707 B2 JP H0368707B2
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JP
Japan
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voltage
power transformer
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positive
wave
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JP25919984A
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JPS61137568A (ja
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Kyoshi Kawachi
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は電位治療器の電源装置、特に電源トラ
ンスの経済化に関するものである。
(従来技術およびその問題点) 肩凝りなどの治療法として高電圧を利用する物
理療法が知られており、その治療器が市販されて
いる。これは例えば第1図に示すように絶縁シー
ト1上に、シート状電極板2が座部におかれた椅
子3をおき、この上に被治療者4を座らせて電極
板2と接地間に電源トランスTにより高電圧例え
ば5000〜10000Vの交流電圧を印加して行うもの
である。
ところでこの場合治療経験から第2図に示すよ
うに負極性のそれに対して正極性側の波高値が小
さい交流電圧の印加が効果的とされ、その電源装
置として第3図に示すものが用いられている。
この装置は電源トランスTと、トランスTに直
列接続されたダイオードD1と抵抗R1の並列回路、
および出力端t1,t2間に並列接続された抵抗R2
からなるものである。そしてトランスTの出力端
t1の電圧極性が図中のときダイオードD1が阻止
作用を呈して抵抗R1により抵抗R2に流れる電流
を大きく制限し、また出力端t1の電圧極性が図中
のときダイオードD1のオンにより抵抗R1を短
絡して抵抗R2に大きい電流を流すようにして、
出力端t1,t2間に第2図に示すように負極性側の
それに対して正極性側の波高値が小さい正負非対
称の電圧を出力するようにしたものである。なお
Rは電流制限用の高抵抗である。
しかしこの場合正極性側の波高値が小さいから
と云つて、電源トランスTとしては第2図中に点
線によつて図示するように、正極側が所要の波高
値をもつように正負同一波高値の交流高電圧を送
出する巻回数の巻線をもたせなければならない。
従つて電源トランスTはその出力電圧性能を減殺
された状態のもとに使用されることになり不経済
である。
本発明は上記の如き欠点を除去した電源装置の
提供を目的としてなされたもので、次に図面を用
いてその詳細を説明する。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明の特徴とするところは次の点にある。例
えば第4図に示す一実施例回路図のように、電源
トランスTと直列に交流分に対して充分小さいリ
アクタンスとして作用する容量値のコンデンサC
を直列に接続すると共に、出力端t1,t2間には並
列に抵抗R3とR4の直列回路を接続し、また抵抗
R4には出力端t1側が図中となる正極性の半波時
においてオン動作を行うダイオードD2を並列に
接続する。そして要するにダイオードD2のオン
オフ時抵抗R3,R4またはR3を介して半波中の直
流分によりコンデンサCを充電するようにし、抵
抗R3.R4または抵抗R3により定まるバイアス電圧
を生じさせて、正極性半波電圧の波高値レベルを
引下げ、他方負極性半波電圧のそれを引上げて、
正、負非対称の交流電圧eLを出力端t1,t2間に生
じさせるようにしたことを特徴とするものであ
る。次にその作用について詳細に説明する。
(作用) 出力端t1,t2間に接続される負荷即ち人体に流
れる電流は危険防止から著しく小さいばかりか、
殆ど容量性であつて半波中の直流分は流れない。
一方前記したようにコンデンサCの容量値を大き
く設定して交流分に対して充分小さいリアクタン
スを呈するようにしている。そこで説明を簡単に
するため負荷を無視すると同時に、交流分に対し
てコンデンサCが作用しないものとしてその作用
を説明する。
ダイオードD2は電源トランスTの出力端T1
第4図図示の極性となる半波時においては、阻
止作用を呈して抵抗R3とR4の直列回路を出力端
t1,t2間に接続する。また出力端子T1側が極性
となる半波時においては、ダイオードD2はオン
動作して抵抗R4を短絡して抵抗R3のみを出力端
子t1,t2間に接続するが、前記したようにコンデ
ンサCは交流分に対して作用しないと見做され
る。従つて出力端子t1,t2間には電源トランスT
の出力端T1,T2間に送出された交流電圧と等し
い正負対称の交流電圧が送出され、その電圧値は
並列回路の抵抗がR3またはR3とR4と変化しても
変ることがない。
一方出力端T1側が極性になつてダイオード
D2が阻止作用を呈する半波期間には、電源トラ
ンスTの出力電圧中の直流分により抵抗R3とR4
を介してコンデンサCに充電電流が流れ、また
T1側が極性となりダイオードD2がオン動作す
る半波期間には抵抗R3とR4の和より小さい抵抗
値をもつR3を介してコンデンサCに充電電流が
流れる。その結果出力端子t1側の直流電圧は、第
5図のように抵抗R3とR4とが接続される半波
期間のそれよりも抵抗R3のみが接続される半
波期間の方が低くなる。その結果出力端t1,t2
に送出された正負対称の交流分電圧の,半波
時における波高値は、第5図のように上記直流分
による電位だけ変化して正半波における出力電圧
の波高値は負半波におけるそれよりも小になり、
前記電位治療器において要求される出力電圧を得
ることができる。また正負半波の波高値の比は抵
抗R3とR3+R4の比R3/R3+R4によつてほヾ定ま
り、その調整により任意の正負非対称波形をうる
ことができる。
(効果) 以上のように本発明では電源トランスTの出力
電圧コンデンサCの充電電位によつて制御して正
負非対称電圧をうる、従つて第3図で前記した従
来装置即ち抵抗R1の電圧降下を変化させて正半
波側の波高値を制御するものに比べて、電源トラ
ンスTの出力電圧を小従つて出力巻線の巻回数を
少なくできる。その結果絶縁などのため高圧にな
ればなる程著しく価額が高くなり、例えば出力電
圧10000ボルトのうち1000ボルト低下させるだけ
で大きい価額の低下が可能な電源トランスを安価
に形成でき、それだけ低価額の電位治療器の提供
が可能になる。
またこれに加えて本発明では第3図により前記
した従来装置のように電源トランスTに抵抗R1
を直列に接続する必要がない。従つてそれだけ電
力損失を少なくでき、電源トランスの価額低下と
共に本発明による効果は大きい。
(変形例) 以上本発明を一実施例について説明したが、第
6図に示す回路図のように出力端t1,t2間に並列
に抵抗R5と、正半波においてオン動作するダイ
オードD3と抵抗R6の直列回路を接続し、ダイオ
ードD3によりコンデンサCに直列接続される抵
抗の値を変えるように形成できることは説明する
までもない。なお電源トランスTの代りに発振式
の電圧発生装置を用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は電位治療器の説明図、第2図は発生電
圧波形、第3図は従来の電源装置の回路図、第4
図は本発明の一実施例回路図、第5図は波形図、
第6図は本発明の変形例の回路図である。 1……絶縁シート、2……電極板、3……椅
子、4……被治療者、T……電源トランス、T1
T2……出力端子、C……コンデンサ、t1,t2……
出力端、R,R1,R2,R3,R4,R5,R6……抵
抗、D1,D2,D3……ダイオード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電源トランスの一端に直列にコンデンサを接
    続してコンデンサの出力端と電源トランスの他端
    との間に出力電圧を得ると共に、出力端子間には
    電源トランスの出力電圧の正半波によりオン動作
    するダイオードと、そのオンにより抵抗値が低下
    される抵抗回路を接続して出力端子に負半波のそ
    れより正半波の波高値が小さい正負非対称交流電
    圧をうることを特徴とする電位治療器の電源装
    置。
JP25919984A 1984-12-10 1984-12-10 電位治療器の電源装置 Granted JPS61137568A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25919984A JPS61137568A (ja) 1984-12-10 1984-12-10 電位治療器の電源装置

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JP25919984A JPS61137568A (ja) 1984-12-10 1984-12-10 電位治療器の電源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61137568A JPS61137568A (ja) 1986-06-25
JPH0368707B2 true JPH0368707B2 (ja) 1991-10-29

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ID=17330754

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JP25919984A Granted JPS61137568A (ja) 1984-12-10 1984-12-10 電位治療器の電源装置

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JPS61137568A (ja) 1986-06-25

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