JPH0368537A - 抗高コレステロール血症化合物 - Google Patents

抗高コレステロール血症化合物

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JPH0368537A
JPH0368537A JP2152495A JP15249590A JPH0368537A JP H0368537 A JPH0368537 A JP H0368537A JP 2152495 A JP2152495 A JP 2152495A JP 15249590 A JP15249590 A JP 15249590A JP H0368537 A JPH0368537 A JP H0368537A
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alkyl
phenyl
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hydroxy
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Ta Jyh Lee
タ ジー リー
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 高コレステロール血症は、動脈硬化症のような虚血性循
環器疾患にとり主要な危険因子の1つであることが知ら
れている。胆汁酸金属イオン封鎖剤(sequestr
ants)がこの症状の治療に用いられているが、これ
らは適度に効果はあるものの1度に数グラムといった大
量を用いなければならず、美味とは言い難いものである
現在市販されているMEVACOR■(ロバスタチン)
は、HMG−CoA レダクターゼを阻害することによ
りコレステロール生合成を抑制する作用のある、強力な
抗高コレステロール血症剤のひとつである。
天然の発酵生産物であるメバスタチン(mevasta
tin)やロバスタチン(lovastatin)の他
に、それらの半合成および全合成類似体が数多く存在す
る。
上記天然の化合物およびそれらの半合成アナログは以下
の様な一般構造式を有する。
米国特許第4.537,859号および4.448.9
79号もまた、上記−数式で表されれ、R“が下に示す
ものである、水酸基を含む半合成化合物を開示している
〔式中 R1は水素、C1−、アルキル、置換C0−、アルキル
(置換基はフェニル、ジメチルアミノ、アセチルアミノ
のうちの1つ)である。〕 米国特許第4,517,373号は、上記の一般式で表
わされRoが下に示すものであり、水酸基を含む半合成
化合物を開示している。
9 これらの化合物は、対応する水酸基を含まない化合物に
ある種の微生物を作用させることにより調製される。こ
のような微生物の1つは米国特許第4.537.859
号においてはノカルデイア属である。
英国特許第2.075,013号が開示するのは、上記
−数式で表されR9が下に示すものである、水酸基を含
む半合成化合物である。
R” : (ここでRはCH20H1CHzOCR’ 、COJ’
あるいは(ここでR,はHまたはメチルであり、R2は
Hまたはアシルである。) 米国特許出願Fb254.525  (1988年10
月6日出願)が開示するのは、上記−数式の6位置換化
合物でR”が下に示すものである。
部分と定義される。) 米国特許第4,604,472号および4,733,0
03号は上記−数式でR′″が下に示すものである化合
物を開示している。
Ro : (ここでXは水素あるいは2−メチルブチリル基テアリ
、Yは水素あるいはメチルであり、R1とR2は独立に
酸素原子あるいは=N−OR”(R3は水素またはアル
キル基をあられす。)係属出願中の米国特許出願第15
1,519 (1988年、2月29日出願)において
は、エポキシドを含みR3が下に示すものである化合物
が開示されている。
本発明は式(1)および(II)、その薬学的に許容さ
れる塩であるI(MG−CoAレダクターゼ阻害剤に関
するものである。
(ここでZはI、Br、あるいはcIlである。)係属
出願中の米国特許出願第161,529 (1988年
2月29日出願)は、水酸基を含み上記−形式で表わさ
れ、R3が下に示すものである化合物を開示している。
C式中R1は (1)  C+ −loアルキル; (2111)(C1−10の置換アルキルであって、そ
の1個以上の置換基が、以下の(a)〜(p)から選ば
れるもの;(a)  ハロゲン (bl  ヒドロキシ (C)  C,10アルコキシ (d)  C1,□、アルコキシカルボニル(e)11
)(C1−、アシルオキシ (rl  Cs−5シクロアルキル (Oフェニル (h)  置換基がXおよびYである置換フェニル、I
I)  Cr−10デアルルS(O)n 。
(J)  C3−8シクロアルキルS(O)n 。
Ck)  フェニルS(O)n 。
(1)置換基がXおよびYである置換フェニルS(O)
n 。
(m)  オキソ、 +nl  ニトリル、 (O1N R、R10 (P)  CONR3R4、 (3111)(C1−10アルコキシ;(41Cz−1
0アルケニル; f51  C3−a シクロアルキル;(6)W換C3
−、シクロアルキルであって、その置換基が以下の(a
)〜(ff1)のうちの1つであるもの;(al  C
,10アルキル: (bl  ff換Cl−10アルキルであって、その置
換基(i)ハロゲン、 (ii ) ヒドロキシ、 (iii)  11)(C1−10アルコキシ、(iv
) C,−、アルコキシカルボニル、(v)11)(C
1−s アシルオキシ、(4)フェニル、 (vii )置換基がXおよびYである置換フェニル、
(vii)  11)(C1−10デアルルS(O)n
 。
(ix) (、+−s シクロアルキルS(O)n 。
(×)フェニルS(O)n 。
(xi)置換基がXおよびYである置換フェニルS (
O) n、 (xfi)  オキソ、のうちの1つであるもの、(c
)  11)(C1−toデアルルS(O)n 。
fdl  C1−5シクロアルキルS(O)n 。
〔e)  フェニルS (O) n 。
(f)  i換基がXおよびYである置換フェニルS(
O)n 。
(g)  ハロゲン、 (h)  ヒドロキシ、 (1111)(C1−10アルコキシ、(JI  11
)(C1−sアルコキシカルボニル、[k)  11)
(C1−sアシルオキシ、(1)フェニル、 (m)  置換基がXおよびYである置換フェニル、(
7)フェニル; (8)置換基がXおよびYである置換フェニル;(9)
  アミノ; Q(II 11)(C1−sアルキルアミノ;0υ ジ
(11)(C1−sアルキル)アミノ;(2) フェニ
ルアミノ; 0刃 置換基がXおよびYである置換フェニルアミノ; (14)  フェニルC1−10アルキlレアミノ;0
匂 置換基がXおよびYである置換フェニルC1−10
アルキルアミノ aω 以下の群 (a)  ピペリジニル、 <b)  ピロリジニル、 (。) ピペラジニル・ から1つ選ばれた基: R2はHまたはC11,であり; R1およびR4は独立に(alまた番よ(1)〕である
(a)  11)(C1−sアルキル;中)置換基がX
およびYである置換フェニル;AはC−または○である
; XおよびYは独立に (al  OH。
(1)〕 ハロゲン、 (C)トリフルオロメチル、 (di  C+ −sアルコキシ、 (el  C1−3アルコキシカルボニルオキシ(f)
  フェニルカルボニルオキシ、(g)  11)(C
1−xアルコキシカルボニル(hl  フェニルオキシ
カルボニル、(1)水素 (J)  11)(C1−sアルキル である; 2は、次の(1)〜(4)から選ばれる:(1)水素; +2)  11)(C1−sアルキル;(3)W換C1
−、アルキルであって、その置換基が(al  フェニ
ル、 (bl  ジメチルアミノ (C)  アセチルアミノ から選ばれるもの; (412,3−ジヒドロキシプロピル:ハロゲンは11
)(C1またはFであり、nはO,Lまたは2である;
〕 特に言及しない場合は、′アルキル″ 1アルケニル”
アシル1 “アリルオキシ″ 1アルコキシ”という用
語は直鎖および分技種の双方を含むものとする。
本発明の実施態様の1つば式(1)および(If)であ
られされる化合物群である。式中、R,は (tl  C 、− 10アルキル; (2)置換11)(C1ー1。アルキルで、その1つ以
上の置換基が la)  ハロゲン、 (b)  ヒドロキシ、 (cl  C + − 10アルコキシ、(d)  C
 + − sアルコキシカルボニル、(e)  11)
(C1−sアシルオキシ、(f)  Cs−8シクロア
ルキル、 (幻 フェニル、 (h)  置換基がXおよびYである置換フェニル、(
11  11)(C1−10アルキルS(O)n 。
(Jl  ニトリル、 〜)  NR3R4 、 (I)  CONRxR,、 ((口)オキソ から選ばれたちの; (31  11)(C1−11 シクロアルキル;(4
)  置換されたC31シクロアルキルであって、置換
基が (a)  11)(C1−10アルキル、(b)  f
換C I−16アルキルであって、置換基が(i)ハロ
ゲン、 (ii)ヒドロキシ、 (iii ) 11)(C1−10アルコキシ、(iv
) Cl−5アシルオキシ、 (v)に+−sアルコキシカルボニル、(vi )フェ
ニル、 (4)W換基がXおよびYである置換フェニル、 (vi )オキソ、 のうちの1つであるもの、 (C)  ハロゲン、 ((11ヒドロキシ、 (e)  C+ −10アルコキシ、 (f)  C+ −sアルコキシカルボニル、(g)1
1)(C1−、アシルオキシ、(hl  フェニル、 (1)置換基がXおよびYである置換フェニル、から1
つ選ばれたものである; (5)フェニルアミノ; (6)置換基がXおよびYである置換フェニルアミノ; (7)  フェニル11)(C1−10アルキルアミノ
;(8)置換基がXおよびYである置換フェニルC+−
tOアルキルア稟ノ; (91Cz−10アルケニル であり XおよびYは独立に (a)  OH。
(blF。
(C)トリフルオロメチル、 (d)  11)(C1−、アルコキシ、(e)水素、 (f)  11)(C1−sアルキル、である。
本実施態様の1つが R3が11)(C1−10アルキルであり、R2がCH
ffであり Aが一〇であるところの 式(I)および(n)の化合物群である。
この化合物群を説明するものとして以下の化合物がある
: (1)  6 (R) −(2−(2(R) 、  6
 (S)−ジメチル−8(S)−(2,2−ジメチルブ
チリルオキシ)−α−4,4a−メチレノ−1,2゜3
.4.4a、5.6.7,8.8a  (R)−デカヒ
ドロ−〔2(R),6(S)−ジメチル−8(S)〕エ
チル)−4,4a−メチレノ−1,2,3,4,5゜6
−テトラヒドロ−2H−ピラン−2−オン;(2)  
6 (R) −(2−(2(R) 、 6 (S)−ジ
メチル−8(S)−(2−メチルブチリルオキシ)−α
−4,4a−メチレノ−1,2,3゜4.4a、5,6
,7,8.8a  (R)  −デカヒドロ−〔2(R
),6(S)−ジメチル−8(S)〕エチル)−4,4
a−メチレノ−1,2,3,4,5゜6−テトラヒドロ
−2H−ピラン−2−オン;およびこれら化合物に対応
するジヒドロキシ酸およびエステル。
式(1)の化合物はロバスタチン、シムバスクチン(s
imvastatin)またはメバスタチンから以下の
図式1の概略に従って調製される。
旦−衣一上 出発物質(1〉はラクトンの4位のアルコール基を保護
するための試薬で処理する。適切な試薬の例としてはト
リアルキルシリルクロリド、ジアルキルアリールシリル
クロリド、ジヒドロビランが挙げられる。
工程(B)のジエン(2)は、不活性な溶媒中、約−8
0’C2約20分間、はぼ当量のハロゲン化剤と処理す
る。このハロゲン化剤としてはフェニルセレニルクロリ
ド、フェニルセレニルプロミド、フェニルスルフィニル
クロリドが挙げられるが好ましいのはフェニルセレニル
クロリドである。不活性な溶媒の例は、メチレンクロリ
ドやエーテルなどである。標準的な操作の後、生成物残
渣はエーテル性の溶媒に溶かし、約0℃に冷却し、30
%過酸化水素、あるいはパーオキシ酸(例として過安息
香酸)といった酸化剤により酸化して、ハロヒドリンア
ナログ(3)を生成させる。
中間体(3)をベンゼンなどの不活性な溶媒中、ハライ
ド還元剤(塩化トリアルキルスズ、トリアリールスズヒ
ドリドなど。好ましくはトリーn−ブチルスズヒドリド
)およびラジカルイニシェークー(アゾビスイソブチロ
ニトリル(AIBN)など)により処理して、中間体(
4)が得られる。反応温度は70゛Cと100″Cの間
で、好ましくは90℃である。反応時間は0.5時間か
ら5時間で、好ましくは2時間である。
中間体(4)を水性酸性混合物(約48%HFあるいは
過塩素酸をアセトニトリルや含水アセトンのような極性
溶媒に一20°C−10°Cにおいて混合したもの、好
ましくは48%HF/CH3CN 、約−15°Cであ
る)で処理することにより化合物(5)が得られる。
化合物(5)をジエチル亜鉛およびショートメタンとエ
ーテルの溶媒中で、室温で1時間反応させた後、2時間
還流すると化合物(6)が得られる。
化合物(6)をピリジニウムクロロクロメート(FCC
)とCH,Cf、中で反応させると、3−ケト化合物(
7)が得られる。
化合物(7)の保護基であるシリルあるいはテトラヒド
ロピラニル基は、THF/酢酸混液中でテトラブチルア
ンモニウムクロリドで処理すると除かれて、目的物(8
)が得られる。
2−メチルブチリルオキシ以外のアシル側鎖を有する出
発物質(1)は、ロバスタチンの8−アシル側鎖を米国
特許第4,444,784号明細書に記載の方法に従っ
て加水分解し、次いで米国特許出願第038.580号
(1987年4月15日出願)明細書に記載の方法を用
いてピリジン中リチウムプロミドおよびジメチルアミノ
ピリジン存在下で適切なアルカノイルクロリドによるア
シル化を行う。
あるいは、アシル化は標準的反応条件下でアルカノイル
クロリドあるいはアルカン酸を用いて行う。
利用できる出発物質上の酸のC−H部位においてアルキ
ル基または他の親電子性基で置換するような標準的化学
的変換によりアルカノイルクロリドを生威することがで
きる。
式(I)の構造中のAが酸素である場合、工程5におい
てCH1Iz/ EtzZnのかわりにm−クロロ過安
息香酸を使用するとエポキシ基を導入することができる
上に述べた化学変換の反応条件が、8−アシルオキシ部
分の置換基にとって有害である場合、アセトキシ基を保
護基として使用し、ナフチル環合或後この保護基を加水
分解して8−ヒドロキシ誘導体を生威し、次いでこの誘
導体を米国特許第4.661,483号明細書に記載の
一般的方法によりアシル化することができる。
上述した合成経路で生成した産物が、その化合物の望ま
しい形態でない場合、その産物にさらに1つ以上の反応
、たとえば加水分解、脱シリル化、アンモノリシス、ラ
クトン化などを常法により行わせることができる。
好ましい金属塩とはナトリウム、カリウムなどのアルカ
リ金属塩、カルシウムなどのアルカリ土類塩、マグネシ
ウム、アルミニウム、鉄、亜鉛、銅、ニッケル、コバル
トなどの金属との塩であり、なかでもアルカリ金属、ア
ルカリ土類、マグネシウムおよびアルミニウムの塩が好
ましく、さらにナトリウム、カルシウムおよびアルミニ
ウムの塩が最も好ましい。
アミノ酸塩を形成するのに好ましいアミノ酸はアルギニ
ン、リシン、α、β−ジアミノブチル酸、オルニチンの
様な塩基性アミノ酸である。
アミン塩を形成するのに好ましいアミンは、t−オクチ
ルアミン、ジベンジルアミン、エチレンジアミン、モル
フォリン、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタンを
含む。
エステルで好ましいのは、メチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、イソブチル、ペンチルの様なア
ルキルエステルであるが、なかでもメチルエステルが好
ましい。しかしフェニル−C,−、アルキルのような他
のエステルも所望によって使用することができる。
式(II)のカルボン酸の金属塩は式(II)のカルボ
ン酸を水酸化物、炭酸塩あるいは同様な溶液を接触させ
て得られる。使用する水性溶媒は水が好ましいが、水と
有機溶媒1種との混合物でもよい。この有機溶媒として
はアルコール(メタノール、エタノールなど)、ケトン
(アセトンなど〉、脂肪族炭化水素(ヘキサンなど)、
エーテル(酢酸エチルなど)が好ましい。親水性有機溶
媒と水との混合物を使用することが望ましい。このよう
な反応は通常室温で行われるが、要望に応じて冷却ある
いは加熱を行ってもよい。
式(n)のカルボン酸のア旦ン塩は、式(II)のカル
ボン酸を水性溶媒中でアミンと接触させることによって
得ることができる。これに適した水性溶媒には水および
水とアルコール(たとえばメタノール、エタノール)エ
ーテル(たとえばジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン)、ニトリル(たとえばアセトニトリル)あるいはケ
トン(たとえばアセトン)との混合物であるが、この反
応には水性アセトンを溶媒に使用するのが好ましい。
反応は室温かそれ以下で行うのが好ましく、なかんづく
好ましいのは5°から10℃の温度である。
あるいは式(II)のカルボン酸の金属塩(上述の方法
で得られる)を水性溶媒に溶かし、所望のアミンの無機
酸塩(例えば塩酸)を加え、式(n)のカルボン酸をア
ミンと直接反応させる場合と同じ反応条件を用いて所期
の産物が複分解によって得られる。
弐(n)のカルボン酸のアミノ酸塩は、式(ff)のカ
ルボン酸を水溶液中でアミノ酸と接触させて得ることが
できる。これに適した水性溶媒は水および水とアルコー
ル(たとえばメタノール、エタノール)やエーテル類(
たとえばテトラヒドロフラン)の混液である。
式(II)のカルボン酸のエステルは、式(II)のカ
ルボン酸を適切なアルコールと接触させることにより得
られるが、この際、酸触媒、たとえば塩酸、硫酸といっ
た鉱酸、ボロントリフルオリドのようなルイス酸、ある
いは酸性イオン交換樹脂存在下で接触させるのが好まし
い。この反応に用いる溶媒はさほど重要でなく、逆反応
を起させることがなければよい。適した溶媒にはアルコ
ールそれ自体、ベンゼン、クロロホルム、エステル類な
どが含まれる。あるいは所望の産物を式(n)のカルボ
ン酸とジアゾアルカンと接触させて得ることもできる。
このジアゾアルカンはアルカン部が置換されていてもい
なくても良い。この反応は酸をジアゾアルカンのエーテ
ル溶液と接触させることによりおこなわれる。さらにも
う1つの方法として、式(II)のカルボン酸の金属塩
をハライド、好ましくはアルキルハライドと適当な溶媒
中で接触させることで得られる。好ましい溶媒としてジ
メチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、ジメチルス
ルホキシド、アセトンが挙げられる。
別法の最後は式(1)のラクトンを純粋アルカノール中
適当なアルコキシドと反応させることによって得られる
。エステルを作成する反応はすべて、室温で進行するの
が好ましいが、反応系の性質上必要であれば反応を加温
あるいは冷却して行わせることもできる。
式(I)のカルボン酸のラクトンは、式(If)のカル
ボン酸を当業者には通常の条件下でラクトン化すること
により得ることができる。
本発明化合物の固有HMG−CoA レダクターゼ阻害
活性は、J、Med、Chem、  28巻34.7−
358頁(1985)で報告されているインビト口プロ
トコールによって測定する。
相対阻害能の評価を行うため、既報のインビトロプロト
コールにより同時に測定を行ったコンパクチン(com
pactin 、メバスタチン)のIC5oと試験化合
物のIC5゜を比較し、コンパクチンを100として、
あられした。本発明化合物の相対阻害能を実証するのは
実施例1における化合物が示すものでこれの相対阻害能
は186である。
本発明の化合物は、ヒトの動脈硬化症、高脂血症、家族
性高コレステロール血症および類似疾患の治療のための
抗高コレステロール血症剤として有用である。これら化
合物はカプセル、錠剤、注射用製剤などの形で経口ある
いは非経口投与することができる。通常、経口を用いる
のが望ましい。
用量はヒトの患者の年令、重症度、体重、その他の条件
によって変えることができるが、底入の日用量は10■
から2000■(好ましくは10〜100■)の範囲に
あり、これを分2または分4で投与することができる。
本発明の化合物はまた、胃腸管中で再吸収されない形で
胆汁酸を結合できる薬学的に許容しうる無毒性のポリマ
ーと一緒に投与することができる。
このようなポリマーの例として、コレスチラミン(ch
olestyramine) 、コレチボール(col
etipol)およびポリ〔メチル−(3−トリメチル
アミノプロピル)イミノ−トリメチレンシバライド]が
挙げられる。本発明の化合物とこれらポリマーとの相対
量は1 : 100からに15,000の間である。
本発明の範囲には、治療を必要とする患者に、非毒性か
つ治療上有効量の式(1)あるいは(II)の化合物ま
たはその医薬組成物を投与することからなる動脈硬化症
、家族性高コレステロール血症、高脂血症の治療法が含
まれる。
下記の実施例は、式(I)および式(II)の化合物の
調製と、これら化合物の医薬組成物への調合について説
明するためのものであって、本明細書添付の特許請求の
範囲に記載された本発明を何等限定するものではない。
実施例1 ジヒドロ−2H−ピラン−2 盟 オン 8′ の3周 塩化t−ブチルジメチルシリル(8g、52ミリモル)
を、6 (R)−(2=[8(s)−(2゜2−ジメチ
ルブチリルオキシ) −2(S) 、 6(R)ジメチ
ル−1,2,6,7,8,8a (R)−ヘキサヒドロ
ナフチル−1(S)〕エチル:l −4(R)ヒドロキ
シ−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−ビラン−2
−オン(20g、48ミリモル)とイミダゾール16.
8 g、0.1モル)のDMF(150d)溶液にO′
Cで撹拌しながら添加した。
得られた混合物を0°Cで5分間撹拌し、ついで室温に
加温して5時間撹拌した。アリコツトのTLC分析によ
り、反応が完結したことを示した。反応混合物を冷水に
性別してエーテルで抽出した。エーテル抽出物を希塩酸
、水および5%炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄した。M
gSO4上で乾燥した後、有機抽出物を濾過し、濾液を
真空濃縮して、無色高粘度油状の希望する生成物を得た
NMR(CDCl z)  δ0.84 (3H,t、
 J=7Hz)、 0.89(3H。
d、 J=7Hz)、 0.90 (98,sL 1.
09 (3H,d、 J=7Hz)。
1.11 (3H,s)、 1.12 (3B、 s)
、 4.30 (H,mL4.60 (H,m)、 5
.33 (H,n+)+ 5.51 (H,m)、 5
.77(H,d of d、  J=10.6tlz)
、 5.98()l、 d、 J=10Hz)。
孜猥主:6  R)−2−53−クロロー4a S −ヒ′ロキシー8 (S) − 塩化フェニルセレン(10g、52ミリモル)の塩化メ
チレン(20m)溶液を、化合物(2′)(25,2g
、48ミリモル)の塩化メチレン(350−)溶液をド
ライアイス/ミープロパノール浴(−78℃)で冷却し
た中へ、攪拌しながら滴下した。得られた混合物を一7
8℃で20分間攪拌し、冷水(300mf)中に注加し
、エーテルで2回(400−と150mf)抽出した。
抽出物を一諸にして乾燥しくMg5O,)、濾過し濃縮
して、油状の残留物を得たが、これをテトラヒドロフラ
ン(3001R1)に溶解した。この溶液を水浴中で冷
却しく0℃)、30%過酸化水素(15d)を添加した
。得られた混合物をO’cで5分間攪拌し、ついで室温
に加温して1時間攪拌した。反応混合物を冷水に注加し
、クロロホルムで3回(400rR11回と100℃2
回)抽出した。抽出物を一緒にして乾燥しくMg5O4
)、濾過し、濃縮して残留物を得たが、これをシリカゲ
ルカラムによるフラッシュクロマトグラフィーで精製し
た。ヘキサン/酢酸エチル(5: L容量比)で溶離し
、不純物を除去した。さらにヘキサン/酢酸エチル(4
:l、容量比)で溶離して、淡黄色ガム状の表題の化合
物を得た。このものは放置後固化した。融点117〜8
℃。
NMR(CDC1s)δ0.075 C3H,s) 、
 0.08 (3H,s)。
0.85 (3H,t、 J=7)1z)、 0.88
 (911,s)、 0.89 (3110d、 J=
7H2)、 1.15 (3H,s)、 1.16 (
3H,s)、 1.32(3H,d、 J=7Hz)、
 1.58 (2H,q、 J=711z)、 3.3
9(H,s)、 4.05 ()I、 bs)、 4.
30 (H,m)、 4.60(H,m)5.32 (
)I、 m)+ 5.59 (H,d、 J=11Hz
)、 5.79 (H。
d of d、  J=11. 6Hz)。
Ci+Hs+C106Siとして 計算値: C,63,61; H,9,13実測値: 
C,63,80; H,9,04水素化トリブチルスズ
(7,06yrl、 26.25 ミリモル)とアゾビ
スイソブチロニトリル(AIBN >(O,82g、5
.0ミリモル)を、クロロヒドリン(3M  (8,7
8g、1549モル)のベンゼン(100rR1)溶液
に磁気攪拌しながら添加した。
得られた溶液を2時間還流し、冷却し真空濃縮して高粘
度黄色油状物を得、これを石油エーテル(200,d)
とともに−15℃(氷/アセトン浴)で攪拌して、わた
状の無色固体の(4’)  (6,9g、融点97〜9
°C)を得た。濾液を11)(C1l、CN(50−1
4回)で抽出して、石油エーテル中に含まれる全ての生
成物を分離した。CH2CN抽出物を一緒にして、濃縮
して無色油状物質を得たが、これをシリカゲルカラムに
よるフラッシュクロマトグラフィーで精製した。エチル
アセトン/ヘキサン(1:3、容量比)で溶離して、無
色の固体を得、これを石油エーテル(25m)中o′c
で撹拌して、いくらか残っているスズの残渣を除去した
。混合物を濾過して無色固体の生成物(4′)を得た。
融点:103〜4℃。
nmr (CDC123)60.07 (3H,s) 
、 0.08 (3H,s)。
0.88 (9H,s)、 1.15 (3H,s)、
 1.16 (3H,s)。
1.20 (3H,d、 J=7Hz)、 2.78 
(H,s)、 4.28 (H。
m)+ 4.58 (H,m)、 5.30 (H,m
)、 5.58 (H,d。
J=10Hz)、 5.67 (H,dd、 J=10
.5)12)。
C5Js406Siとして計算値:C,67,59; 
H,9,88実測値: C,67,20; H,9,9
9JIJ!ii: 6(R)    2− (3(S)
−ヒFo−t−シー8(S)−2,2−ジメチルブチ リルオキシ) −2(R) 、  6  (S)−ジJ
=7Hz)、 0.83 (3L t、 J=7H2)
、 0.89 (911,s)。
1.02 (311,d、 J=7Hz)、 1.14
 (311,s)、 1.15 (3H。
s)、 3.84 (H,m)、 4.30 (H,m
)、 4.62 (H,m)5.36 (H,m)、 
5.72 (H,d、 J=6Hz)。
(4’)(15g、27.2ミリモル)のアセトニトリ
ル(300d)溶液を撹拌し、かつ温度を一10℃以下
に保ちながら、49%フン化水素酸(9−〉をアセトニ
トリル(51mf)に加えて調製した溶液で処理した。
得られた混合物を10分間撹拌した後、炭酸水素飽和溶
液(600+njりでクエンチし、ついでエーテルで抽
出した。エーテル抽出物を食塩水で洗浄し、乾燥、濾過
、濃縮して残留物を得た。この残留物を、溶離液として
ヘキサン中30%の酢酸エチルを用いるシリカゲルフラ
ンシュクロマトグラフィーで精製して、ガム状油の希望
する生成物(5′〉を得た。
nmr  (CDCl :l)    δ0.09  
(68,s)、  0.76  (38,d。
(6′) (5’)(15,7g、24.9ミリモル)のエーテル
(100d)溶液に、ジエチル亜鉛のトルエン溶液(1
,1M、33.7d、37gリモル)と、つづいてショ
ートメタン(5,51mf、18.3 g、68.4ミ
リモル)をシリンジにより滴下した。得られた混合物を
室温で1時間攪拌した後、加熱して2時間還流させた。
冷却後、反応混合物を冷5%塩酸(600d)中に性別
し、エーテルで抽出した。有機層を炭酸水素飽和溶液で
洗浄し、乾燥、濾過して蒸発させた。残留物をヘキサン
中40%の酢酸エチルで溶離するシリカゲルにより精製
して、ガム状油の希望する(6′)を得た。
nmr (CDCl s)  δ0.08 (3H,s
)、 0.09 (3H,s)。
0.52 (H,m)、 0.78 (3)1. d、
 J=711z)、 0.84 (3B。
tt J=7Hz)+ 0.87 (9fl、 s)、
 1.16 (38,d、 J=7Hz)。
1.17 (6FI、s)、 4.04(H,d、 J
=8Hz)、 4.27 (H,m)。
4.55 (H,m)、 5.26 ()l、 m)。
明星 (6’)(9,4g1016.6ミリモル)の塩化メチ
レン(50d)溶液を、クロロクロム酸ピリジニウム(
7,18g、33.2ミリモル)の塩化メチレン(50
01R1)L!、濁液に攪拌しながら滴下漏斗で添加し
た。得られた混合物を室温で2時間攪拌し、上層がシリ
カゲル層となっているセライト層を通して濾過した。セ
ライト/シリカゲル層を、塩化メチレンで数回洗浄し、
濾液と洗浄液を一緒にして濃縮して残留物を得た。ヘキ
サン/酢酸エチル(1,5/1、容量比)で溶離するシ
リカゲルによりこの残留物を精製して、ガム状油の希望
する(7′)を得た。
nmr (CDCl 3)  δ0.08 (3H,s
)、 0.09 (3H,s)。
0.84 (3H,、t、 J=’1lz)+ 0.8
9 (9N、 s)、 1.0 (3)1d、 J=7
Hz)、 1.17 (6H,s)、 1.19 (3
8,d、 J=7Hz)。
4.28 (H,m)、 5.56 (H,m)、 5
.33 (H,m)。
ロー2H−ピラン−2−オン 7′)のチルブチ「ルオ
キシ)−α−4,4a−メチレノ−1,2,3,4,4
a、5゜テトラブチルアンモニウムクロリド溶液(TH
FIM?容液、32成、32ミリモル)を、7’(7,
1g、12.6 Gリモル)と酢酸(2,3d、40ミ
リモル)とのTHF(Loom)溶液に撹拌しながら添
加した。得られた混合物を、室温で40時間撹拌した後
、冷水に注油し、エーテルで抽出した。
エーテル抽出液を5%炭酸水素ナトリウムで洗浄し、乾
燥し、濾過して、蒸発させて残留物を得た。
この残留物を塩化メチレン/アセトン/イソプロパノー
ル(50:5:1、容量比)で溶離するシリカゲルによ
り精製して、ガム状部の希望する(8′)を得た。この
油状物質を酢酸エチル(10d)とヘキサン(4M)で
摩砕した後、結晶させた。固体のく8′)を濾取した。
融点:153〜5℃。
1Hr (CDCl 3)  δ0.85 (3H,t
l J=7)1z)、 1.0(3110d、 J=7
Hz)、 1.17 (611,s)、 1.19 (
311,d、 J=711z)。
3.61 (H,m of d、 J=1711z)、
 2.72 (If、 d of d。
J=5.17Hz)、 4.37 (tl、 m)、 
4.58 (tl、 m)。
5.35  (H,m)。
C26114006として 計算値:  C,69,6
1; H,8,99実測値:  C,?0.00 ; 
H,9,23実施例工、段階7で得られるラクトン(1
,0Gリモル)を、0.1 N Na011 (1,1
ミリモル〉に室温で攪拌しながら溶解する。、得られた
溶液を冷却し、lNHClを滴下して酸性にする。得ら
れた混合物をシュチルエーテルで抽出し、抽出物を食塩
水で洗浄し、乾燥する(MgSOa )。y+gso、
を濾別し、濾液をアンモニア(ガス)で飽和させるとガ
ム状物質が得られるが、これが固化してアンモニウム塩
となる。
大旌斑主 ”  (ff)のアルカリ およびアルカリ土実施例1
、段階7で得られるラクトン44■のエタノール2rR
1溶液に、NaOH水溶液1−(1当量)を添加する。
室温で1時間後、真空下で蒸発、乾燥させると希望する
ナトリウム塩が得られる。
同じようにして、1当量の水酸化カリウムを使用してカ
リウム塩が得られ、1当量のCaOを使用してカルシウ
ム塩が得られる。
実施例2で得られるアンモニウム塩0.50 gのメタ
ノール1〇−ン容液に、エチレンジアミン0.04−を
添加した。メタノールを真空除去して希望するエチレン
ジアミンが得られる。
実施例2で得られるアンモニウム塩202■のメタノー
ル5−溶液に、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタ
ン50■のメタノール5d溶液を添加する。溶剤を真空
除去して希望するトリス(ヒドロキシメチル)アミノメ
タンが得られる。
L−リシンO,OO1モルと実施例2で得られるアンモ
ニウム塩0.0011モルとの85%エタノール15/
d溶液を真空下で濃縮、乾燥させて、希望するL−リジ
ン塩が得られる。
同じようにして、L−アルギニン塩、L−オルニチン塩
およびN−メチルグルカ5ン塩が調製される。
盟 実施例2で得られるアンモニウム塩68■を2mlの塩
化メチレンに溶解したものと、24%テトラメチルアン
モニウムヒドロキシドのメタノール溶M0.08−との
混合物をエーテルで希釈して、希望するテトラメチルア
ンモニウム塩が得られる。
男社0組4 実施例1、段階7で得られるラクトン400■の無水メ
タノール100m1の溶液に、0.1 Mナトリウムメ
トキシドの無水メタノール溶液10M1を添加する。こ
の溶液を、室温で1時間放置した後、水で希釈し、酢酸
エチルで2回洗浄した。有機層を分離し、乾燥(NaS
O4) シ、濾過し、真空濃縮して希望するメチルエス
テルが得られる。
同じようにして、当量のプロパノール、ブタノール、イ
ソブタノール、t−ブタノール、アミルアルコール、イ
ソアミルアルコール、2,2−ジメチルアミノエタノー
ル、ベンジルアルコール、フェネタノール、2−アセト
アミドエタノールなどを用いて、対応するエステルが得
られる。
ドロキシ酸を酢酸エチルで抽出する。有機層を水で1回
洗浄し、30 ’Cを超えない浴温で真空蒸発させる。
得られるジヒドロキシ酸は放置することによりゆっくり
対応するもとのラクトンに戻る。
pHを7.0以上にすると、この化合物はジヒドロキシ
酸型を保持するようになる。
実施例10 本発明組成物の特定の一実施態様として、実施例1、段
階7で得られるラクトン20■と、十分に微粉砕したラ
クトースとを調合して、全量を580〜590■とし、
これをサイズゼロの硬ゼラチンカプセルに充填する。
実施例3で得られる化合物(n)のナトリウム塩を、エ
タノール/水(1: 1、容量比)2−に溶解し、IN
塩酸10−を添加し、生成するジヒ手続補正書 平成24f−8月17日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、構造式( I )または(II): ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、
    表等があります▼ ( I ) (II) 〔式中R_1は (1)C_1_−_1_0アルキル; (2)C_1_−_1_0の置換アルキルであって、そ
    の1個以上の置換基が、以下の(a)〜(p)であるも
    の (a)ハロゲン、 (b)ヒドロキシ、 (c)C_1_−_1_0アルコキシ、 (d)C_1_−_5アルコキシカルボニル、(e)C
    _1_−_5アシルオキシ、 (f)C_4_−_8シクロアルキル、 (g)フェニル、 (h)置換基がXおよびYである置換フェニル、 (i)C_1_−_1_0アルキルS(O)n、(j)
    C_3_−_8シクロアルキルS(O)n、(k)フェ
    ニルS(O)n、 (l)置換基がXおよびYである置換フェニルS(O)
    n、 (m)オキソ、 (n)ニトリル、 (o)NR_3R_4、 (p)CONR_3R_4、 (3)C_1_−_1_0アルコキシ; (4)C_2_−_1_0アルケニル; (5)C_3_−_8シクロアルキル; (6)置換C_3_−_6シクロアルキルであって、そ
    の置換基が以下の(a)〜(m)のうちの1つであるも
    の; (a)C_1_−_1_0アルキル、 (b)置換C_1_−_1_0アルキルであって、その
    置換基が (i)ハロゲン、 (ii)ヒドロキシ、 (iii)C_1_−_1_0アルコキシ、(iv)C
    _1_−_5アルコキシカルボニル、(v)C_1_−
    _5アシルオキシ、 (vi)フェニル、 (vii)置換基がXおよびYである置換フェニル、 (viii)C_1_−_1_0アルキルS(O)n、
    (ix)C_3_−_8シクロアルキルS(O)n、(
    x)フェニルS(O)n、 (xi)置換基がXおよびYである置換フ ェニルS(O)n、 (xii)オキソ、のうちの1つであるもの、(c)C
    _1_−_1_0アルキルS(O)n、(d)C_3_
    −_8シクロアルキルS(O)n、(e)フェニルS(
    O)n、 (f)置換基がXおよびYである置換フェニルS(O)
    n、 (g)ハロゲン、 (h)ヒドロキシ、 (i)C_1_−_1_0アルコキシ、 (j)C_1_−_5アルコキシカルボニル、(k)C
    _1_−_5アシルオキシ、 (l)フェニル、 (m)置換基がXおよびYである置換フェニル、 (7)フェニル; (8)置換基がXおよびYである置換フェニル;(9)
    アミノ; (10)C_1_−_5アルキルアミノ; (11)(C_1_−_5アルキル)アミノ;(12)
    フェニルアミノ; (13)置換基がXおよびYである置換フェニルアミノ
    ; (14)フェニルC_1_−_1_0アルキルアミノ;
    (15)置換基がXおよびYである置換フェニルC_1
    _−_1_0アルキルアミノ; (16)以下の群 (a)ピペリジニル、 (b)ピロリジニル、 (c)ピペラジニル、 から1つ選ばれた基; R_2はHまたはCH_3であり; R_3およびR_4は独立に(a)または(b)である
    (a)C_1_−_5アルキル; (b)置換基がXおよびYである置換フェニル; AはC−またはOである; XおよびYは独立に (a)OH、 (b)ハロゲン、 (c)トリフルオロメチル、 (d)C_1_−_3アルコキシ、 (e)C_1_−_3アルコキシカルボニルオキシ、(
    f)フェニルカルボニルオキシ、 (g)C_1_−_3アルコキシカルボニル、(h)フ
    ェニルオキシカルボニル、 (i)水素 (j)C_1_−_5アルキル である; Zは次の(1)〜(4)から選ばれる: (1)水素; (2)C_1_−_5アルキル; (3)置換C_1_−_5アルキルであって、その置換
    基が (a)フェニル、 (b)ジメチルアミノ (c)アセチルアミノ から選ばれるもの; (4)2,3−ジヒドロキシプロピル; ハロゲンはClまたはFであり、nは0、 1または2である;〕 で表わされる化合物及び薬学的に許容されるその塩。 2、請求項1の化合物であって、 R_1が (1)C_1_−_1_0アルキル; (2)置換C_1_−_1_0アルキルで、その1つ以
    上の置換基が (a)ハロゲン、 (b)ヒドロキシ、 (c)C_1_−_1_0アルコキシ、 (d)C_1_−_5アルコキシカルボニル、(e)C
    _1_−_5アシルオキシ、 (f)C_3_−_8シクロアルキル、 (g)フェニル、 (h)置換基がXおよびYである置換フェニル、 (i)C_1_−_1_0アルキルS(O)n、(j)
    ニトリル、 (k)NR_3R_4、 (l)CONR_3R_4、 (m)オキソ から選ばれたもの; (3)C_3_−_8シクロアルキル; (4)置換されたC_3_−_8シクロアルキルであっ
    て、置換基が (a)C_1_−_1_0アルキル、 (b)置換C_1_−_1_0アルキルであって、置換
    基は (i)ハロゲン、 (ii)ヒドロキシ、 (iii)C_1_−_1_0アルコキシ、(iv)C
    _1_−_5アシルオキシ、 (v)C_1_−_5アルコキシカルボニル、(vi)
    フェニル、 (vi)置換基がXおよびYである置換フェニル、 (i)オキソ から1つ選ばれたものである (c)ハロゲン、 (d)ヒドロキシ、 (e)C_1_−_1_0アルコキシ、 (f)C_1_−_5アルコキシカルボニル、(g)C
    _1_−_5アシルオキシ、 (h)フェニル、 (i)置換基がXおよびYである置換フェニル、 から1つ選ばれたものである; (5)フェニルアミノ; (6)置換基がXおよびYである置換フェニルアミノ; (7)フェニルC_1_−_1_0アルキルアミノ;(
    8)置換基がXおよびYである置換フェニルC_1_−
    _1_0アルキルアミノ; (9)C_2_−_1_0アルケニル; であり XおよびYは独立に (a)OH、 (b)F、 (c)トリフルオロメチル、 (d)C_1_−_3アルコキシ、 (e)水素、 (f)C_1_−_5アルキル、 である化合物。 3、R_1がC_1_−_1_0アルキルであり、R_
    2がCH_3であり AがCであるところの請求項2の化合物。 4、(1)6(R)−〔2−〔2(R),6(S)−ジ
    メチル−8(S)−(2,2−ジメチ ル−ブチリルオキシ)−α−4,4a−メ チレノ−1,2,3,4,4a,5,6, 7,8,8a(R)−デカヒドロ−3−オ キソ−ナフチル−1(S)〕エチル〕− 4(R)−ヒドロキシ−3,4,5,6− テトラヒドロ−2H−ピラン−2−オン; (2)6(R)−〔2−〔2(R),6(S)ジメチル
    −8(S)−(2−メチルブチリ ルオキシ)−α−4,4a−メチレノ−1,2,3,4
    ,4a,5,6,7,8,8a(R)−デカヒドロ−3
    −オキソ−ナフチル− 1(S)〕エチル〕−4(R)−ヒドロキ シ−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H −ピラン−2−オン; およびこれらに対応するジヒドロキシ酸、エステルおよ
    び薬学的に許容されるこれら化合物の塩から選ばれる請
    求項3の化合物。 5、薬学的に許容しうる担体と治療上有効量の請求項1
    で規定された化合物を含む、血中コレステロールおよび
    血中脂質を低下させる医薬組成物。 6、化合物が下記のグループのうちの1つである請求項
    5の組成物。 (1)6(R)−〔2−〔2(R),6(S)−ジメチ
    ル−8(S)−(2,2−ジメチ ルブチリルオキシ)−α−4,4a−メチ レノ−1,2,3,4,4a,5,6,7,8,8a(
    R)−デカヒドロ−3−オキソ −ナフチル−1(S)〕エチル〕−4(R)−ヒドロキ
    シ−3,4,5,6−テトラヒ ドロ−2H−ピラン−2−オン、 (2)6(R)−〔2−〔2(R),6(S)−ジメチ
    ル−8(S)−(2−メチルブチ リルオキシ)−α−4,4a−メチレノ− 1,2,3,4,4a,5,6,7,8, 8a(R)−デカヒドロ−3−オキソ−ナ フチル−1(S)〕エチル〕−4(R)− ヒドロキシ−3,4,5,6−テトラヒド ロ−2H−ピラン−2−オン、 (3)これらに対応するジヒドロキシ酸、エステルおよ
    び薬学的に許容されるこれら化合 物の塩。 7、高コレステロール血症の治療法であって、治療を必
    要とする患者に対し、請求項1の化合物を血中コレステ
    ロール正常化に有効な量を投与することを特徴とする方
    法。 8、以下のグループから選ばれた化合物を用いる請求項
    7の方法。 (1)6(R)−〔2−〔2(R),6(S)−ジメチ
    ル−8(S)−(2,2−ジメチ ルブチリルオキシ)−α−4,4a−メチ レノ−1,2,3,4,4a,5,6,7,8,8a(
    R)−デカヒドロ−3−オキソ −ナフチル−1(S)〕エチル〕−4(R)−ヒドロキ
    シ−3,4,5,6−テトラヒ ドロ−2H−ピラン−2−オン; (2)6(R)−〔2−〔2(R),6(S)−ジメチ
    ル−8(S)−(2−メチルブチ リルオキシ)−α−4,4a,メチレノ− 1,2,3,4,4a,5,6,7,8, 8a(R)−デカヒドロ−3−オキソ−ナ フチル−1(S)〕エチル〕−4(R)− ヒドロキシ−3,4,5,6−テトラヒド ロ−2H−ピラン−2−オン; (3)これらに対応するジヒドロキシ酸、エステル、お
    よび薬学的に許容されるこれら化 合物の塩。
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