JPH0368322A - 湯船,並びに液体沈澱物の除去方法 - Google Patents

湯船,並びに液体沈澱物の除去方法

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JPH0368322A
JPH0368322A JP20480689A JP20480689A JPH0368322A JP H0368322 A JPH0368322 A JP H0368322A JP 20480689 A JP20480689 A JP 20480689A JP 20480689 A JP20480689 A JP 20480689A JP H0368322 A JPH0368322 A JP H0368322A
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JP
Japan
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bathtub
water
bath tub
drainage channel
sediment
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JP20480689A
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Kuninao Takeda
竹田 邦尚
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は湯船並びに液体沈澱物の除去方法に係り、特
に、温泉地における湯船、浴槽中に沈澱する潜在、湯垢
、塵埃等を湯船の水位を変えずかつ特別な装置機械等を
使用せずに除去することのできる湯船、並びに液体沈澱
物の除去方法に関する。
〔従来の技術〕
一般に温泉地においては、源泉から噴出する源湯をパイ
プで湯船(以下浴槽も含む)に引いており、湯船の上縁
を超える水位となったときには上澄み湯があふれ出てい
る。
これらa湯中には、いわゆる湯の花といわれる硫化物、
微細土粒子、塵埃が含まれているため、濁り湯となって
いる地域と、濁りが目立たなくても、経時的に湯船の底
に沈澱物が滞留するため、底がぬるぬるしたり、湯船に
入る人によって掻き混ぜられて湯が濁るという実情にあ
る。
これら沈澱物を除去するには、定期的に湯船から湯抜き
をしてタワシで底をこすり洗いし、沈澱物を掻き取り洗
浄をしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記洗浄方法において、シーズン中に湯抜きをするわけ
にはいかず、客が多い時こそ沈澱物が気になり、お客に
不快な思いをさせるという問題点がある。
また沈澱物が多く溜ると、男手でもこの洗浄には多大な
労力を要し、人手不足の折から負担が非常に多きいとい
う問題点がある。
湯船から湯抜きをせずに沈澱物だけ除去するという方法
らないし、毎日湯を入れ替えるのでは管理が大変である
濁り湯は沈澱物の量も非常に多いが、沈澱物をどんどん
除去してしまえば、濁り湯も澄んだ湯になり、イメージ
アップすることができるが、良好な解決方法がないとい
う問題点があった。
この発明は前記問題点に鑑みて、簡単な方法と構造によ
って、湯船の水位を変えずに沈澱物を除去することので
きる湯船、並びに沈澱物の除去方法を提供することを目
的として開発されたものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、前記課題を解決し、目的を達成するために
、 (1)湯船に排水路を竪長に立設し、該排水路の下端口
は湯船底面に近接して開口させ、かつ該排水路の上端口
は湯船の平均水位に近接した下方に位置して形成して成
ることを特徴とする湯船。
(2)常時注入可能な注入口下に設けた液槽に排水路を
竪長に立設し、該排水路の下端口は液槽の底面に近接さ
せ、かつ排水路の上端口は液槽の液体平均水位に近接し
た下方に設けた状態で注入口から液体を連続して注入し
、液槽内下部に沈降する沈澱物を液槽の水圧によって前
記排水路の下端口から押し上げ放出させることを特徴と
する液体沈澱物の除去方法。
という技術的な手段を講じた。
〔作用〕
前記湯船に温泉の源湯を流し込むと源湯中の不純物、湯
の花、微細土粒等が経時的に沈降し沈澱する。源湯を常
時流し込んでおけば湯船の湯は排水路の上端口より上位
の水位となり、水圧によって排水路の下端口から入った
湯は排水路を昇って上端口から外方へ勢よく流出する。
この排水路の勢の強い水流によって湯船底部の沈澱物並
びに低位の湯は排水路に吸引されて排出される。
源湯を注入する注入管の口径よりも、排水路の上端口の
口径が小さければ、湯船の水位は常に上端口より上位に
なり、水圧は強くなって、湯船の水位は常時変らずに沈
澱物、沈降物を常時すみやかに排出させることができる
。前記注水を止めても水位は上端口より下位にはならな
い。
また冬期間に湯船が冷えることから、湯船内の下位の湯
は温度が低くなり、従来の湯船では熱い湯が注入されて
いても、湯船の上縁から熱い湯があふれて流出するため
に、湯船の湯が下は冷たく上は熱いという状態になるが
、この湯船においては、湯船の下方の湯は排水路から順
次排出されるので、湯の上下の温度は変らないようにす
ることができる。
前記湯船と同構造の液槽に例えば濁り温泉湯を一時的に
注入させると、経時的に沈澱が生じて、沈澱物は排水路
を介して除去することができる。
しかして、液槽の上澄み湯を別の液槽に導いて、同じ工
程を経ると、更に沈澱物を除去させることができ、その
上澄み湯を湯船に注入すれば濁りの少ない湯にすること
ができる。
〔実施例〕
この発明の第1実施例を図面に基づいて説明する。第1
図は温泉ホテルの湯船の断面を示し、第2図は平面図で
ある。
湯船1は地盤Gに埋め込み式に造成されたコンクリート
製で、所定の深さと相当の広さを有している。平面にお
ける隅部に囲板2をもって区画した排水路3が形成され
ている。
該排水路3は千面略5−程度のもので、前記囲板2の下
端面を湯船1の底面1^より1個はど上に位置させるこ
とによって排水路3の下端口3Aが形成されている。
また前記囲板2の上端面を湯船1の上縁端面1Bより2
CII+はど低く位置させて余剰水の排絡1Cが形成さ
れている。
前記排水路3の上部において、湯船1の壁面に、前記排
絡ICの高さに近接させ、かつそれより低位置に外方へ
開口部を形成して、排水路3の上端口3Bが形成されて
いる6図中符号4は温湯を注入する温湯導管である。
上記構成において、温湯導管4の注入口4Aがら温泉の
温湯5を湯船1に注入させる構成で、温湯導管4の口径
を排水路3の上端口3Bの口径より太目にしておけば湯
船1に注入された温湯5は前記排絡1Cの水位まで達し
、それ以上の余剰分は排絡1Cから排出される。
また湯船1内の水圧によって、湯船1内の下方の湯は排
水路3の下端口3Aがら排水路3を上方へ押しあげられ
て上端口3Bから排出される。
このように、温湯導管4から湯船1に注入される温湯5
は、新しい温湯5が供給されている限り、排水路3並び
に排絡1Cから滞留溝が排出されていることになる。
しかして、温湯5内に含まれている湯の花、微細上粒、
塵埃等は、経時的に自重によって沈降し、沈澱するが、
前記排絡1Cと排水路3の上端口3Bとの落差が大きけ
れば大きいほど排水路3にかかる水圧が大きくなって、
排水路3から排出される湯の流速が早くなって、その水
流によって湯船1の底面1^に沈澱する沈澱物5Aは、
かなり大きな粒体であっても排水路3から排出されてし
まうため、湯船1の中に沈澱物が滞留するということが
ない。
また冬期間中に湯船1が冷えて、湯船1中の温湯5の温
度が低下することがあっても、温湯導管4から熟い温湯
が供給されている限り、湯船1の中の冷えた湯は湯船1
の下方へと下るために、その下った冷温湯は早く排水路
3から排出されてしまうために、湯船1の下の方の湯は
ぬるいということがなくなる。
また浮遊塵は前記排絡1Cから流出されるから、髪の毛
、垢などが湯船1に浮いているということはない。
これによって、透明度のない濁った温泉も、沈澱物がど
んどん排出されることから、沈澱してかき混ぜられて濁
るということがなくなるために、透明度がかなり改善さ
れ、また洗浄の回数を減少させられる。
また、第1図に示す湯船1を液槽1とした場合、導管4
から濁った温泉の温湯5を液槽1に注入する。あふれた
温湯は排絡1Cから排出される。経時的に湯の花、微細
土粒、塵埃等は沈澱を始めて排水路3から外方へ排出さ
れる。しかして液槽1の上部には上澄みが残っており、
これがあふれると排絡1Cから排出される。上澄み温湯
を更に別の液槽1に注入して沈澱物を除去して、更に上
澄みを得ることを3〜4回繰返えせば、泥水のように濁
っている温湯でも透明度の高い温湯にすることができる
。このように液体中の沈澱物を容易に除去することがで
きる。この場合、排水路3から排除した沈澱物を更に別
の液槽1に注入して沈澱物を更に排出除去したものを集
合させれば、いわゆる湯の花を容易に集めることができ
る。
なお、この液槽は温泉だけでなく、他の用途、例えばヘ
ドロ、化学剤等の分離にも利用することができる。
第3図は第2実施例を示す湯船の断面図を示す第1実施
例と同じ部材には同じ符号を付して説明を省略するや この第2実施例における湯船1においては、排水路3を
管体で形成した点に特徴がある。すなわち管体なので、
既製の湯船に付設することが容易である。しかしてこの
排水13には、上端口3Bより下位に中間口3Cが形成
されている。符号3Dはバルブである。前記上端口3B
と中間口3Cの口径は同じでもよいし、大小差をつけて
おいてもよい。
温湯5の中に沈澱物5^が少ないときには、両バルブ3
D、 3Dを締めておけば、あふれる湯は排i1cから
排出される。沈澱物5八が目立って来たら上端口3Bの
バルブ3Dを開けば沈澱物5^を排出させることができ
る。
また沈澱物5^が多いときには、上端口3Bのバルブは
閉じて中間口3Cのバルブ3Dを開けば、高い水圧を利
用して流速を早めてすみやかに沈澱物5Aを中間口3C
から排出させることができる。すなわち、上端口3Bの
位置と中間口3Cの位置は高さが違うため、水圧が違い
、同じ口径でも中間口3Cの方が水流が早くなるから重
い沈澱物もより早く排出させることができる。
第4図は液槽1を複数連結させた状態を示す。
第1液槽6A、第2液槽6B、第3液WJ6c、第4液
槽6Dは順次水位が低くなるように配設されている。
各液槽6^〜60にはそれぞれ前記湯船1同様に排水路
3と排絡1Cが設けられている。
第1液槽6Aに導管4から注入された濁りの強い沸湯5
は仕切板7・・・で波立ちが防止されて沈澱物5Aは容
易に沈澱して排水路3から第5液槽6Eに注入される。
しかして、第1液槽6Aの上澄み湯は排絡1Cを経て第
2液槽6Bに注入されて、ここで沈澱eI5Aは除去さ
れ、上澄み湯は排絡1Cを経て第3液槽6Cに注入され
、更に上澄み湯は第4液槽60に注入され、沈IIj物
は除去される。これによって泥水のような強い濁りの温
泉温湯も湯温度を低下させずに容易に透明度の高い沸湯
にすることができる。
また第1液槽6Aから排出された沈澱物5削よ第5゜第
6液槽6E 、f3Fで更に濃度の高いものにされてい
わゆる湯の花の採取が容易になる。
なおこの発明において、湯船とは浴槽と同義語であり、
湯船も浴槽も水液を入れる槽であるから液槽も同義とし
て扱う。
〔発明の効果〕
上述のように構成されたこの発明は次のようなすぐれた
効果を有している。
(1)湯船(浴槽、液槽)に排水路を竪長に立設するだ
けで注液中に液中の沈澱物を容易に排出除去することが
できる。
(2)液の平均水位よりやや下位に排水路の上端口を設
けることによって、水位を変えることなく沈澱物を排出
除去させることができる。
(3)ポンプその他の動力や装置を使うことなく半永久
的に沈澱物を排出除去させることができる。
(4)冬期間に湯船の下方の水温が下っても、その冷た
くなった湯を自動的に排出させることができる。
(5)温泉源湯中の沈澱物を除去できることから、その
除去された沈澱物は濃縮された湯の花の原材料として利
用できる。
(6)濁った温泉でもこの湯船、並びに方法の利用によ
って澄湯にすることができる。
(7)湯船中の沈澱物、湯垢の洗浄回数を減少させるこ
とができる。
(8)構造が簡単なので、故障がなく、安価でかつ耐久
性にすぐれている。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例に係り、第1図は第1実施例を
示す湯船の断面図で第2図は平面図、第3図は第2実施
例を示す湯船の断面図、第4図は液体沈IQOIの除去
方法を示す複数の液槽を連結した状態を示す正面図であ
る。 6.6八〜6F・・・液槽、 7・・・仕切板。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)湯船に排水路を竪長に立設し、該排水路の下端口
    は湯船底面に近接して開口させ、かつ該排水路の上端口
    は湯船の平均水位に近接した下方に位置して形成して成
    ることを特徴とする湯船。
  2. (2)常時注入可能な注入口下に設けた液槽に排水路を
    竪長に立設し、該排水路の下端口は液槽の底面に近接さ
    せ、かつ排水路の上端口は液槽の液体平均水位に近接し
    た下方に設けた状態で注入口から液体を連続して註入し
    、液槽内下部に沈降する沈澱物を液槽の水圧によって前
    記排水路の下端口から押し上げ放出させることを特徴と
    する液体沈澱物の除去方法。
JP20480689A 1989-08-09 1989-08-09 湯船,並びに液体沈澱物の除去方法 Pending JPH0368322A (ja)

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JP (1) JPH0368322A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009291559A (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 Kirishimaya Ryokan:Kk 多重浴槽式温泉設備
JP2011045822A (ja) * 2009-08-26 2011-03-10 Jfe Steel Corp スラッジ除去装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009291559A (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 Kirishimaya Ryokan:Kk 多重浴槽式温泉設備
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