JPH0368305A - 耳飾り固定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は耳飾りを固定する装置に関する。

本発明の対象とする技術分野は、宝石類としてのクリッ
プ式イヤリングに関するものである。

（従来の技術とその課題） 耳飾りは宝石台にクリップ片を弾性的に取付けて、耳た
ぶをそれらの間にしっかりと挟持するようになっている
が、使用しているうちにクリップ効果が働かなくなるこ
とや、耳たぶがクリップに合わないことなどで、必ずし
も充分な構造とはいえない。

従って、この不具合を解消するため、どのような条件で
も安心して使用でき且つ外傷を加えることのないクリッ
プ効果を有する耳飾り固定装置を本発明では実現した。

（課題を解決するための手段） そのため、第一の特徴として、宝石台とクリップ片とに
おいて、宝石台が耳たぶ外表面に接する面と、クリップ
片が耳たぶ内表面に接する面とに、夫々、突出部分を配
設することにより、突出部分を局部的に耳たぶに対して
圧接せしめて、耳飾り全体を耳たぶにしっかり保持する
ようになっている。

他の特徴として、前記突出部分の一方が一対の略半球状
部分を構成し、それら各々の略半球状部分は上下に位置
を違えるとともに、横に間隔をあけるように配設され、
他方の突出部分は断面が略半円状の細長い部分を構成し
てなり、宝石台とクリップ片が耳たぶの各表面に圧接し
た際、該細長の部分がちょうど前記一対の略半球状部分
の間に位置するようになっている。

更に他の特徴として、前記一対の略半球状突出部分がク
リップ片に形！＆され、前記細長の突出部分が宝石台に
形ｔＲされ、双方の突出部分が宝石台とクリップ片の連
結点に対して上方に位置している。

更に他の特徴として、斯る突出部分が直接宝石台とクリ
ップ片に形成されるが、若しくは、取付けられるように
なすとともに、半剛性素材若しくは柔軟性素材で出来で
いることである。

以上、賭々の特徴は以下説明をするに従い判明していく
ものである。

（実施例） 本発明の目的を更に具体的に説明するため、図面を参照
しながら概りの説明を以下に行なっていく。

この種のクリップ式耳飾’）（Ｐ）ｌよ、種類を問わず
宝石（Ｂ）を備えて、その裏面（Ｂ１）において、固定
部材である板部材（１）を、接着、半田付け、真鍮接合
法、クリップ止め等、どの手段でもよく、取付けられる
よう形成され、該板部材（１）の外表面（１ａ）には耳
（Ｌ）の耳たぶ後面（ＬＩ）が圧接されるようになって
いる。

ここで、第４図に示されるように、板部材（１）は、前
記宝石裏面（Ｂ１）において、その上部の固定面及び他
の固定部材とり連結面に限定してもよい。又、同板部材
（１）は宝石裏面（Ｂ　＋）自体に形成してもよい。

該板部材（１）は、その下部で、概り接合部く３）を介
してクリップ片（２）に連Ｉｉ！ｉＪ！−れている。

そのクリップ片（２）は板部材（１）に対して弾性的に
自己復帰し圧接され、耳たぶを挟持するようになってい
る。即ち、クリップ片（２）は板部材（１）の下方にお
ける連結部で、弾性的に変形自在に形成されているため
、板部材（１）と独立して形成している場合でも、板部
材（１）に自己復帰する構造となっている。

本発明の特徴の一つとして、どのような形状の耳たぶに
も耳飾りを確実に保持できるように、板部材（１）とク
リップ片（２）は、その連結部と対向して上方において
、夫々の表面（ｌａ）（２ａ）に突出部分を形成しで、
耳たぶ両面の（Ｌ３）と（Ｌ３）とに圧接するようにな
っている。

期る突出部分は、耳たぶに局部的な圧力をかけることに
より、耳飾りを確実に保持できるよう寸法と配置が定め
られている。即ち、第１図で概略示しであるように、二
個の固定部材（板部材とクリップ片）の一方には、略半
球状の一対の突出部分（１、Ｚ２）（Ｚ２）が形成され
、その各々は上下に位置を違えるとともに横に間隔を開
けるよう配設されてなり、該固定部材（板部材とクリッ
プ片）の他方には断面が略半円形状の細長の第三突出部
分（Ｚ３）が形成されている。ここで、該第三突出ｆｆ
１Ｓ分（ｚ３）は、板部材（１）とクリップ片（２）が
耳たぶを挟持した際、ちょうど前記一対の突出部分（Ｚ
　１）（Ｚ　２）の間に位置して、それにより耳たぶを
交互に屈曲させた状態にせしめて耳飾りの固定を補強し
ている。

又、同第三突出部分（Ｚ３）は、板部材（１）において
、棒状に形成するか、或いは、板部材（１）を変形して
変形部（１ｂ）を設けて形成することが望ましい。そし
て、突出部＜ｚ　３）（Ｚ　２）は、第２図、第３図及
び第４図に示すように、クリップ片（２）の厚さ方向に
突起部（２ｂ）を直接形成するか、又は、第５図のよう
に突出部分自体を、例えば、半剛性若しくは柔軟性を有
する材質からなる鉄片（４）により形成し、クリップ片
における通孔（２ｃ）に挿通圧潰しで係止部（４ａ）と
半球状１（４ｂ）を形成し、それらの間に保持されるよ
うにする。この場合、該半球状部（４ｂ）は耳たぶに圧
接する。

尚、上記の突出部分は、勿論、本発明の範囲を逸脱しな
い程度に他の同様な形成方法で形成してもよい。

又、第６図では、前記突出部（２ｂ）において、（２ｄ
）のケ所で通孔が設けてあり、耳たぶを弓き寄せる効果
をもたせ、更に耳飾りの固定を改善している。

上述のように本発明は種々の利点を有しているのが判か
る。即ち、斯るＮｌＩｒ＆の耳飾りは適切に配設せる突
出部分の組合わせにより、耳たぶを局部的に交互に押圧
、挟持するので、確実に保持され、安心して使用できる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の装置の要旨を示す概略図、第２図は
、装置の第一実施態様を示す斜視図、１３図は第２図の
上から見た図、第４図は耳たぶに使用した態様を示す側
面図、第５図は第３図における５−５に沿う断面図で突
出部分の改良態様を示している。第６図は、第３図にお
ける６−６に沿う断面図で、突出部分の更に他の改良態
様を示している。 図中、（１）は宝石保持台、（２）はクリップ片を示す
。 第３図

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）クリップ片に連結せる宝石保持台よりなり、該宝
   石保持台がその耳たぶの外表面に圧接する面において、
   且つ該クリップ片がその耳たぶ内表面に圧接する面にお
   いて、夫々、突出部分（Ｚ＿１、Ｚ＿２、Ｚ＿３）を配
   設してなる弾性クリップ式耳飾りの固定装置において、
   それら固定部の一方には上下に位置を違えた二つの部分
   （Ｚ＿１、Ｚ＿２）が形成され、同固定部材の他方には
   一つの部分（Ｚ＿３）が形成され、而して、前記宝石保
   持台（１）及びクリップ片（２）を耳たぶの両側部に圧
   接した時に前記部分（Ｚ＿３）が前記二つの部分（Ｚ１
   、Ｚ＿２）の間に位置することにより、耳たぶに局部的
   な押圧を加えるとともに、その押圧に対応する形態が、
   該耳たぶに呈することを特徴とした弾性クリップ式耳飾
   りの固定装置。
2. （２）前記二つの部分（Ｚ＿１、Ｚ＿２）は略半球状で
   あり、横方向に互いに間隔をあけてなり、前記一つの部
   分（Ｚ＿３）は細長く断面が略半円状となした特許請求
   の範囲第１項記載の装置。
3. （３）前記二つの半球状突出部分（Ｚ＿１、Ｚ＿２）は
   前記クリップ片に形成され、一方、前記細長い突出部分
   （Ｚ＿３）は前記板部材におけるクリップ片との連結点
   に対向して同板部材の上部に位置するよう設けられてい
   る特許請求の範囲第２項記載の装置。
4. （４）前記突出部分（Ｚ＿１、Ｚ＿２、Ｚ＿３）は、前
   記板部材及びクリップ片に直接形成したところの特許請
   求の範囲第１項記載の装置。
5. （５）前記突出部分（Ｚ＿１、Ｚ＿２、Ｚ＿３）は、前
   記板部材及びクリップ片に取付けてなり、半剛性もしく
   は柔軟性の材質からなる特許請求の範囲第１項記載の装
   置。
6. （６）前記二つの突出部（Ｚ＿１、Ｚ＿２）には、耳た
   ぶを挟持する際に耳たぶを引き寄せる効果を有する通孔
   が設けられる特許請求の範囲第３項記載の装置。