JPH0367781A - サーボ装置 - Google Patents

サーボ装置

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JPH0367781A
JPH0367781A JP2081442A JP8144290A JPH0367781A JP H0367781 A JPH0367781 A JP H0367781A JP 2081442 A JP2081442 A JP 2081442A JP 8144290 A JP8144290 A JP 8144290A JP H0367781 A JPH0367781 A JP H0367781A
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shaft
wheel
servo device
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driven
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JP2081442A
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Inventor
Georges Tranchon
ジョルジュ トランション
Jacques Ferry
ジャック フェリ
Henri Tournier
アンリ トゥルニエ
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Valeo Electronique SA
Original Assignee
Valeo Electronique SA
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D6/00Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits
    • B62D6/08Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits responsive only to driver input torque
    • B62D6/10Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits responsive only to driver input torque characterised by means for sensing or determining torque

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、シャフトの回転時に補助力を与えるためのサ
ーボ装置、特に自動車のステアリングコラム用のものに
関する。この装置は、自動車用サーボ式ステアリングの
一部を構成している。
(従来の技術) 従来、自動車のサーボ式ステアリングに関しては、数多
くの開発がなされている。
総じて、従来のこの種の装置は、常時作動するようにな
っており、その作用は、通常、自動車の速度とは無関係
である。
そのため、前車軸に作用する多くの油圧装置が用いられ
る。それは1通常、油圧ポンプによって作動され、ステ
アリングラックと協働するようななっているピストンを
介して行なわれている。
この種の装置は、ステアリングコラムにおけるトルクを
小さくするように補助力を与える。
これらの装置は、有効ではあるが、製作費が高くつき、
つかも高燃費である(1001am当たり0.8リツト
ルの燃料をくう)、そのため、高級車にしか使用されて
いないのが現状である。
この種の装置には、通常、ステアリングホイールの回転
力及び回転方向を測るため、また、極めて稀ではあるが
、高時時におけるステアリングの操作を確実にしたい場
合に、自動車の速度を測るため(これは当然、構造を複
雑にし、従って、製作費が高くなる)、センサーが必要
になる。
最初の2つの機能を達成するため、トーションバーと関
連させた、回転式滑り弁である単一部材が、一般的に使
用されている。
これは、デザインが簡単で1丈夫であり、かつ製造費が
安いことが特に要求される普通車に、油圧装置を使えな
いことの理由の説明となる。
また、自動車のステアリングラック、あるいはステアリ
ングコラムに直接作用するモータを使用している各種の
電気装置もある。
この種の装置は、回転力や回転数に対して助力を与える
ことができるが、普通車に使用するには、相当に高価な
ものである。
これらの装置も、センサーを必要とするが、そのセンサ
ーは、複雑なサーボ装置と関連させて使用される。
前述の油圧装置とは違って、電気装置は、ステアリング
ホイールの回転力及び回転方向用として。
異なるセンサーを有している0回転力用のセンサーは1
通常、シャフト上のトルクを計測するための装置(変形
可能リング、ひずみゲージなど)と関連しているトーシ
ョンバーであり、それを用いて、補助モータにより、シ
ャフトの駆動部に作用するトルクの関数として、シャフ
トの駆動部を作動させるようになっている(トーション
バーは、2つの同軸シャフト部の間に位置している)。
また、電気装置においては、自動車の速度の関数として
与えられる補助力を変化させることが、主に安定性を高
める上で、ますます必要となっている。
技術的背景を説明するため、フランス国特許公報第1,
595,813号に開示されている、約20年前に登場
、したサーボ式ステアリング装置を引用する。
この装置は、第1の部分の回転が第2の部分を回転させ
るべく、歯車列によって相互に連結されている、2つの
異なる軸部分に分割されたステアリングシャフトと、出
力シャフトを双方向に回転させることができる反転式モ
ータと、前記出力シャフトの作動により、モータがステ
アリングシャフトの第2部分の回転を助けるように、モ
ータの出力シャフトを、ステアリングシャフトの第2部
分へ連結している第2歯車列と、ステアリングシャフト
の2つの部分を相互に連結している歯車列に作用する反
動トルクの関数として、モータの作動を制御する手段と
で構成されている。
この種の装置は、特に、多くのギヤホイールと傾斜マス
があるため、非常に複雑で、コスト高となり、しかも信
頼性に乏しい、そのうえ、2つの異なる軸部分に分割さ
れたステアリングコラムのあることも大きな欠点になっ
ている。また、装置を頻繁に調節する必要があり、しか
もこの調節は非常に困難である。
フランス国特許公報第2,242,009号には、より
新しい別の電気装置が開示されている。
この装置は、シャフトに加えられる回転トルクを検出し
、かつその検出量に基づく信号を出すための検出手段を
備えている。この検出手段は、トーションバー及び歯車
列からなるトルクメーターか、圧電式ダイナモメータ−
か、あるいは2つのスイッチを備えた底部フランジと共
にトーションで変形しうる要素を有する検出装置からな
っている。
前記装置は更に、クラッチ装置により、シャフトに選択
的に連結されるようにするための駆動装!i!(減速機
つき、または減速機なしのモータ)と、回転トルクがシ
ャフトにはたらいていることを検出した後、補助トルク
をシャフトに加えるべく、駆動装置及びクラッチ装置を
制御する制御手段(制御回路、増幅器、スイッチ)とを
備えている。
このような装置は、−ステアリングコラムが2つに分割
されておらず、モータが常にステアリングコラムと同じ
向きに回転し、しかもクラッチの切離しが可能である、
という点では確かに有利である。
前記フランス国特許公報には、利点として、次のような
多くの点を挙げている。
サーボ装置は、電気的故障の場合に、装置をステアリン
グコラムから自動的かつ速やかに釈放させるための電気
制御クラッチ式の一時的連結部材を有している。
電気的故障の場合も含め、装置を使用していない場合に
は、ステアリング部材は、ステアリングがパワー補助さ
れていない自動車における場合と同様に、自由になって
いる。
特に、サーボの作動を必要としない場合(交通渋滞、山
道、よい路上での低速走行)、運転者は、いつでも、自
由にサーボを遮断することができる。
しかし、振動に対する感度や、摩耗に敏感な摩擦部分な
どの信頼性を損ねる複雑なサーボ制御装置を必要とする
ため、構造が相当に複雑となり、かつ製造コストが高く
なる。
近年、本発明の特許請求の範囲における請求項(1)の
前段部分に記載されているように、シャフト、特に自動
車のステアリングコラムの回転時に。
補助力を与えることができるサーボ装置が開発されてい
る。
この装置は、シャフトの被駆動部に、トーションバーを
介して連結されているシャフトの駆動部に対する変化量
に応じて、シャフトの被駆動部に作用する補助モータを
備えている。またこの装置は、中間のトーションバーの
ためのハウジングを含むとともに、中で、シャフトの駆
動部と被駆動部とが回転できるようになっている固定式
ケースと、このケースの内部に設けられ、かつシャフト
の駆動部及び被駆動部との角位相差を検出する検出手段
とを備え、それにより、位相差が検出された時には、い
つでも、モータを作動させて、補助力を与えることがで
きるようになっている。
検出手段を使用したこの種のサーボ装置は1例えば、ヨ
ーロッパ特許公報第0194930号に開示されている
前記検出手段は、2つのエンコードホイールからなって
いる。その一方は、シャフトの駆動部によって回転させ
られ、他方は、シャフトの被駆動部によって回転させら
れる。これら2つのホイール間の角位相差は、光学的手
段によって検出される。
しかし、この解決法によっても、依然として高価であり
、構造的にも、相当に弱体である。また、この方法では
、2つのコードホイール間の回転の向きを識別できない
ため、付加的な角度センサーが必要である。
ほかに、従来の技術として、次に挙げるものがある。
特願昭59−143765号明細書、フランス国特許公
報第2580249号、イギリス国特許公開公報第15
87239号、西ドイツ国特許公報第3106088号
、ヨーロッパ特許公報第0163244号、およびヨー
ロッパ特許公報第0186053号。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の第1の目的は、特に普通車に取り付けることが
でき、かつ上で述べた従来のものよりも、構造が簡単で
しかも強固である。中間にトーションバーを有するシャ
フト、より詳しくいえば(しかし、必ずしも必要ではな
いが)、自動車用ステアリングコラムを作動させるため
のサーボ装置を提供することである。
本発明の第2の目的は、センサーを、ケースのハウジン
グの中に収容したサーボ装置を提供することである。
本発明の第3の目的は、常時作動するのではなく、自動
車用のサーボ式ステアリングの一部として構成した場合
には、簡単な方法で、自動車の速度に応じて作動するよ
うにしたサーボ装置を提供することである。
サーボ式ステアリングは、低速時には、それなりの効用
を発揮するが、高速時には、役に立たないか、望ましく
ないとさえ考えられている。
(課題を解決するための手段) 本発明によれば、上で述べた目的を達成するため、シャ
フト、特に自動車のステアリングコラムの回転時に補助
力を与えるためのサーボ装置であって、トーションバー
を介してシャフトの被駆動部に連結されているシャフト
の駆動部に対するシャフトの被駆動部の変位量に応じて
、シャフトの被駆動部に作用する補助モータと、中間の
トーシヨンバーのためのハウジングを含むとともに、内
部で、シャフトの駆動部と被駆動部とが回転できるよう
になっている固定式ケースと、前記ケースの中に設けら
れ、かつシャフトの駆動部及び被駆動部間の角位相差を
検出する検出手段とを有し、それにより1位相差が検出
された時にはいつでも、補助モータを作動させて、補助
力を与えることができるようになっているものにおいて
、前記検出手段が、 シャフトの駆動部と関連し、かつ、シャフトの駆動部に
より回転させられるとともに、シャフトに対して軸方向
に自由に滑動しうるホイールと。
固定式ケースに取り付けられているとともに、前記ケー
スに対するホイールの軸方向位置を検出するべく、前記
ホイールと関連している1対の近接センサーとを有する
第1検出手段と、 シャフトの被駆動部と関連し、かつ、シャフトの面駆動
部間の相対的位相差と比例する量により、前記ホイール
を、ある向きまたは逆向きに軸方向へ変位させうるよう
に、前記シャフトの被駆動部をホイールに連結している
位動リンクを有する第2検出手段とからなり、それによ
り、前記近接センサーが、相対的位相差の大きさ、およ
び向きを検出できるようにしたことを特徴とするサーボ
装置が提供される。
ホイールには、1対の近接センサーからなる2つのホー
ル効果センサーの間に位置する磁性リングを設けるのが
よい。
ホイールは、それをシャフトの被駆動部の方へ付勢させ
るとともに、前記ホイールと、シャフトの駆動部により
回転させられる支持リングとの間に設けた弾性復原手段
の作用を受けるようにするのが好ましい。
このサーボ装置においては、シャフトの被駆動部に円筒
状スリーブを取り付けるのが好ましい。
このスリーブは、被駆動部にそれと同軸的に固定される
接線方向に伸びる伝動リンクを、スリーブに枢着する0
円筒状スリーブには、補助モータの出力シャフトに取り
付けたギヤホイールと噛合する歯付リングを設けである
補助モータは、電動式のものであり、かつ固定式ケース
に収容される。
本発明の好適実施例においては、サーボ装置は、自動車
用のサーボ式ステアリングの一部として構成され、かつ
ステアリングコラムのステアリングホイールシャフト側
の端部であるシャフトの駆動部と、ステアリングコラム
のステアードホイール側の端部であるシャフトの被駆動
部とを備え、また、検出手段は、所定の低速度に対し、
自動車の速度に応じて、補助モータの制御部に作用し、
自動車の速度が前記所定の低速度よりも小さくなってい
る場合にのみ、補助力を与えるようになっていることを
特徴としている。
(実施例) 以下、図面を参照して1本発明の好適実施例を詳細に説
明する。それにより、本発明の他の特徴及び利点は、−
層明らかになることと思う。
第1図に示すように、シャフトは、駆動部(101)、
被駆動部(102)、および中間のトーションバー(1
03)からなっている。
後で述べるサーボ装置(100)が、自動車のパワース
テアリング系統の一部を構成している場合には、シャフ
トの駆動部(101)は、ステアリングコラムにおける
ステアリングホイールとの接続端部に相当し、シャフト
の被駆動部(102)は、ステアリングコラムの操向車
輪側の接続端部に相当する。
この場合、ステアリングコラムは、分割されておらず、
同軸に心合わせされた部分から構成されている。
サーボ装置(100)は、トーションバー(103)の
ためのハウジングとしての固定式ケース(104)を備
えており、ケース(104)の中で、シャフトの駆動部
(101)及び被駆動部(102)は1例えばベアリン
グ(105)のようなものを介して枢支されている。
ケース(104)はまた、検出手段(110)のハウジ
ングとしての役目も果たしている。この検出手段(11
0)は、前記ケース(104)の中に設けられており、
位相差が検出された際、シャフトの駆動部(101)と
被駆動部(102)との間の角位相差を検出して、補助
モータ(106)により、補助動力を与えるようになっ
ている。
本発明による検出手段(110)は、シャフトの駆動部
(101)と関連する第1検出装置と、シャフトの被駆
動部(102)と関連する第2検出装置とからなってい
る0両検出装置は、後で詳しく説明する独特の構造を有
している。
サーボ装[(100)は、光学的手段を使わない固着さ
れたセンサーを用いて、回転トルク及びその向きを検出
できるようになっている。そのため、このサーボ装[(
100)は、伝動リンク系とホール効果センサーとの結
合系を使用している。
シャフトの駆動部(101)と関連する第1検出装置は
、シャフトの駆動部(101)と−緒に回転するように
取り付けられ、かつシャフトに対して軸方向に滑動する
ことができるホイール(141)と、ケース(104)
に装着されたl対の近接センサー(145)(146)
とで構成されている。
前記各センサー(145) (146)は、ホイール(
141)と関連しており、ケース(104)に対するホ
イール(141)の軸方向の位置を検出し、かつシャフ
トの駆動部(101)及び被駆動部(102)の相対的
回転の回転数及び向きを検出する。そのため、ホイール
(141)は、ハブ(142)を介して、シャフトの駆
動部(101)に取り付けられ、かつキー(143)に
より、シャフトと一緒に回転するようになっている。
このホイール(141)の周囲には、磁性リング(14
4)が取付けられている。この磁性リング(144)は
、上で述べた対をなす近接センサー、すなわち2つのホ
ール効果センサー(145) (146)の間に位置し
ている。従って、この2つのセンサー(145)(14
6)により、信号間の差異をとりだして、ホイール(1
41)の軸方向の変位を、簡単に検出することができる
なお、ホイール(141)は、シャフトの被駆動部(1
02)の方へ付勢されるよう、常に、ばね(150)の
ような弾性手段の作用を受けている。このばね(iso
)は、ホイール(141)と、シャフトの駆動部(10
1)によって強制的に回転させられる支持リング(15
1)との間に設けられている。このような構成により、
容易に回転の向きを検出することができる。
トクルを検出するためには、従来のサーボ装置に使用さ
れている光学式の検出手段とは異なる機械的な手段が使
われている。
シャフトの被駆動部(102)と関連する第2検出装置
は、シャフトの被駆動部(102)をホイール(141
)に連結している伝動リンク(147)からなっており
、ホイール(141)は、シャフトの駆動部(101)
と被駆動部(102)との相対的位相差に比例した量だ
け、軸方向の第1の方向、またはその逆方向へ変位させ
られるようになっている。
詳しくいうと、そのサーボ装置(ioo)は、シャフト
の被駆動部(102)に固着され、かつ接線方向に伸び
る伝動リンク(147)を有する円筒状スリーブ(11
7)を備えている。
伝動リンク(147)の一端は、支軸(14g)により
、円筒状スリーブ(117)に枢着され、他端は、支軸
(149)により、ホイール(141)のノ)ブ(14
2)に枢着されている。
伝動リンク(147)は、構造が相当に複雑なボールソ
ケット式連結を避けるために、ねじれ時に若干変形可能
なものとするのが好ましい。
円筒状スリーブ(117)は、補助モータ(106)の
出力シャフト(107)に取り付けられているピニオン
(tog)と噛合する歯輪(109)を備えている。
従って、補助モータ(106)は、外径がシャフトの被
駆動部(102)の外径よりも相当に大きい円筒状スリ
ーブ(117)に直接に作用する。そのため、通常の出
力、例えば100〜200ワツトのモータを使用するこ
とができる。このモータは、クラッチ切り可能なもので
あることが好ましい。
容易に理解しうるように、自動的に加えられているトル
クから生ずる、シャフトの駆動部(101)と被駆動部
(102)との位相差により伝動リンク(107)は回
転させられ、それにより、ホイール(141)は回転方
向と対応する軸方向に、比例的に変位する。従って、加
えられたトルクは、純粋に機械的な方法によって、簡単
に検出しうる。
このようにして検出手段(110)は、トクル及び回転
の向きを感知するための結合センサーとなっている。
これを、自動車のパワーステアリングに適用する場合に
は、自動車の速度が所定の低速度(10に+*/hまた
は20)ai/h)以下になった際にのみ助力を与える
ように、検出手段(110)を予め決めた低速度に対す
る速度関数として、補助モータ(106)の制御部に作
用するようにするのが好ましい。
従って、運転者がステアリングホイールを回転させると
、ステアリングシャフトのステアリングホイール側端部
にトルクが加えられ、そのトルクは、トーションバー(
103)を変形させ、かつ伝動リンク(147)の回転
による直接的結果として、ホイール(141)は軸方向
に変位させられる。
自動車の速度が、予め決めた速度以下になると、補助モ
ータ(106)は、ステアリングコラムにおけるシャフ
トの駆動部及び被駆動部間の位相差がなくなるまで、適
切な向きに作動する。
第2a図、第2b図及び第2C図は、第1図示の装置が
、それぞれ、一方の向きに位相差を生じている場合、静
止状態、すなわち位相差が生じていない場合、別の向き
に位相差を生じている場合において、どのように作動す
るかを示す説明図である。
これらの説明図には、シャフトの被駆動部(102)と
共に回転させられるスリーブ(117)の一端部、支軸
(148) (149)で枢着された伝動リンク(14
7)、および2つのホール効果センサー(145) (
146)の間に位置する磁性リング(144)を示しで
ある。
第2a図では、シャフトの駆動部(101)に1時計方
向のトルクが作用したため、伝動リンク(147)が、
その静止位置から角度αだけ回転し、従って支軸(14
9)が、位置Oから反時計方向に位置1へ動き、磁性リ
ング(144)を有するホイール(141)は、変位量
Xc動いている。
磁性リング(144)は、ホール効果センサー(145
)の方へ動き、同センサー(145)からはYlの距離
、またセンサー(146)からはY2の距離のところへ
きている。
変位量と距離との関係は、次式 のようになる、xaは正の値である。
この差異を表わす信号により、補助モータ(106)は
適切な向きへ作動し、磁性リング(144)を、各ホー
ル効果センサー(145) (146)から等距離にな
るところまで回転させ、シャフトの駆動部(101)及
び被駆動部(102)間の位相差をなくす。
第2b図は、装置が、静止の状態、即ち位相差ゼロの状
態(別称、位置O)にある様子を示す。
この状態で、伝動リンク(147)の支軸(149)の
変位量xb=oで動かず、また磁性リング(144)は
、各センサー(145) (146)との間における距
離Y工及びY2が等しくなるところに位置する。そのた
め、これらの距離の差はOになり、かつ補助モータ(1
06)は、作動しない。
第2c図は、第28図示の場合とは逆になっている状態
を示す。
伝動リンク(147)が、静止位置から1時計方向に角
度γだけ回転すると、支軸(149)は、位置Oから位
置2へ動き、静止位置に対してXc変位し、磁性リング
(144)は、ホール効果センサー(146)の方向へ
動く。
関係式 が成立する。この場合、Xcは負の値をとる。
検出される距離の差、即ちY、−Y□を表わす信号によ
り、補助モータ(106)は、適切な向きに制御され、
シャフトの駆動部及び被駆動部間の位相差はなくなる。
つ虫り、第2図示の静止位置へ復帰する。
上で述べた実施例は、本発明を制約するものではない1
本発明の概念から逸脱することなく、種々の変形を加え
て、本発明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、伝動リンク及び固定式ホール効果センサーに
より、トルク及び回転方向を検出することができるセン
サーの結合系を有する本発明によるサーボ装置の要部中
央縦断面図である。 第2a図、第2b図及び第2c図は、それぞれ、一方の
向きに位相差を生じている場合、静止状態、即ち位相差
が生じていない場合、別の向きに位相差を生じている場
合の、第1図示の装置の作動状態を示す説明図である。 なお、これら各図には、3つの異なる角度位置における
伝動リンクの片方と、関連する2つのホール効果センサ
ーの間における磁性リングの対応位置とが示されている
。 (100)サーボ装置    (101)駆動部(10
2)被駆動部     (103)トーションバー(1
04)ケース      (tOS)ベアリング(10
6)補助モータ     (107)出力シャフト(1
08)ピニオン      (109)歯輪(110)
検出手段     (117)スリーブ(141)ホイ
ール     (142)ハブ(143)キー    
   (144)磁性リング(145) (146)セ
ンサー   (147)伝動リンク(148) (14
9)支軸     (150)ばね(tSt)支持リン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シャフト、特に自動車のステアリングコラムの回
    転時に補助力を与えるためのサーボ装置であって、トー
    シヨンバー(103)を介してシャフトの被駆動部(1
    02)に連結されているシャフトの駆動部(101)に
    対するシャフトの被駆動部(102)の変位量に応じて
    、シャフトの被駆動部(102)に作用する補助モータ
    (106)と、中間のトーションバー(103)のため
    のハウジングを含むとともに、内部で、シャフトの駆動
    部(101)と被駆動部(102)とが回転できるよう
    になっている固定式ケース(104)と、前記ケースの
    中に設けられ、かつシャフトの駆動部及び被駆動部間の
    角位相差を検出する検出手段(110)とを有し、それ
    により、位相差が検出された時にはいつでも、補助モー
    タ(106)を作動させて、補助力を与えることができ
    るようになっているものにおいて、 検出手段(110)が、 シャフトの駆動部(101)と関連し、かつ、シャフト
    の駆動部(101)により回転させられるとともに、シ
    ャフトに対して軸方向に自由に滑動しうるホイール(1
    41)と、固定式ケース(104)に取り付けられると
    ともに、前記ケース(104)に対するホイール(14
    1)の軸方向位置を検出するべく、前記ホイール(14
    1)と関連している1対の近接センサー(145)(1
    46)とを有する第1検出手段と、 シャフトの被駆動部(102)と関連し、かつ、シャフ
    トの両駆動部(101)(102)間の相対的位相差と
    比例する量により、前記ホイール(141)を、ある向
    きかまたは逆向きに軸方向へ変位させうるように、前記
    シャフトの被駆動部(102)をホイール(141)に
    連結している伝動リンク(147)を有する第2検出手
    段とからなり、それにより、前記近接センサー(145
    )(146)が、相対的位相差の大きさおよび向きを検
    出できるようにしたことを特徴とするサーボ装置。
  2. (2)ホイール(141)に、1対の近接センサーから
    なる2つのホール効果センサー(145)(146)の
    間を通る磁性リング(144)を設けてあることを特徴
    とする請求項(1)記載のサーボ装置。
  3. (3)ホイール(141)が、それをシャフトの被駆動
    部(102)の方へ付勢させるとともに、前記ホイール
    (141)と、シャフトの駆動部(101)により回転
    させられる支持リング(151)との間に置かれている
    弾性復原手段ばね(150)の作用を受けていることを
    特徴とする請求項(1)または(2)記載のサーボ装置
  4. (4)シャフトの被駆動部(102)に円筒状スリーブ
    (117)を、被駆動部(102)と同軸的に固定して
    あり、また、接線方向に伸びる伝動リンク(147)を
    、前記スリーブ(117)に枢着してあることを特徴と
    する請求項(1)〜(3)のいずれかに記載のサーボ装
    置。
  5. (5)円筒状スリーブ(117)に、補助モータ(10
    6)の出力シャフト(107)に取り付けたギヤホイー
    ル(108)と噛合する歯付リング(109)を設けて
    あることを特徴とする請求項(4)記載のサーボ装置。
  6. (6)補助モータ(106)が、電動式のものであり、
    かつ固定式ケース(104)に収容されていることを特
    徴とする請求項(1)〜(5)のいずれかに記載のサー
    ボ装置。
  7. (7)自動車用のサーボ式ステアリングの一部として構
    成され、かつ、ステアリングコラムのステアリングホイ
    ールシャフト側の端部であるシャフトの駆動部(101
    )と、ステアリングコラムのステアードホイール側の端
    部であるシャフト被駆動部(102)とを備え、また、
    検出手段は、所定の低速度に対し、自動車の速度に応じ
    て、補助モータの制御部に作用し、自動車の速度が前記
    所定の低速度よりも小さくなっている場合にのみ、補助
    力を与えるようになっていることを特徴とする請求項(
    1)〜(6)のいずれかに記載のサーボ装置。
JP2081442A 1989-03-30 1990-03-30 サーボ装置 Pending JPH0367781A (ja)

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EP0390688B1 (fr) 1992-08-26
FR2645104A1 (fr) 1990-10-05
DE69000272T2 (de) 1993-01-28
EP0390688A1 (fr) 1990-10-03
FR2645104B1 (fr) 1994-05-06

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