JPH0366812A - 海水取水装置 - Google Patents

海水取水装置

Info

Publication number
JPH0366812A
JPH0366812A JP1201218A JP20121889A JPH0366812A JP H0366812 A JPH0366812 A JP H0366812A JP 1201218 A JP1201218 A JP 1201218A JP 20121889 A JP20121889 A JP 20121889A JP H0366812 A JPH0366812 A JP H0366812A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
air
water intake
intake
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1201218A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Kawabata
実 川端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuroda Precision Industries Ltd
Original Assignee
Kuroda Precision Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuroda Precision Industries Ltd filed Critical Kuroda Precision Industries Ltd
Priority to JP1201218A priority Critical patent/JPH0366812A/ja
Publication of JPH0366812A publication Critical patent/JPH0366812A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、海水を取水して利用する産業一般に関し、特
に火力発電所等における冷却用海水の取水を有効にする
ための装置に関する。
(従来技術と問題点) 従来、例えば火力発電所においては通常冷却水は海水を
利用している。つまり、海中へ開口した取水管から海水
を発電所内へ供給している。そのため、取水管開口部に
はゴミ等が流入しないように網等が取り付けられて用い
られる。
ところが、このような海水冷却による方法の場合、特に
夏期においてその取水に大きな危険性を有しているもの
であった。
即ちそれはクラゲの大量発生による取水管への影響であ
る。取水口の網へ大量のクラゲが絡みついてしまうこと
で、開口部を塞いでしまい発電設備に影響を及ぼし発電
停止、停電といった重大な事故になる危険性が高いこと
である。現実にこうしたクラゲが原因と思われる事故が
過去何回か報告されている。
ところが、このような危険性に対して未だに完全な対策
が取られていないのが現状である。つまり現在取られて
いる対策即ち従来技術について説明する。これまでは、
海岸の取水口近くに設けた小屋から人間が常時監視し、
クラゲの大量発生の兆しがみえると、タグボートを海上
へ出して取水口側へクラゲが来ないようにプロペラで海
水を攪拌して蹴散らしたり、取水口の網に絡みついたク
ラゲを人間が取り除いたりしている。ところが、−旦り
ラゲが大量発生してしまうと、このような対策では効果
が半減してしまうもので、しかも、電力消費の高い夏期
であるので、重大な問題であり、従って監視に大変な神
経と労力を必要とするなど確実な対策がなかった。
(発明の概要) この発明は上記のような従来の問題点を解消するために
なされたもので、発電所その他の海水取水装置において
、海中へ開口する取水管の前方に適宜間隔をおいた海底
あるいはその近傍へ空気泡発生装置を付設することによ
り、確実にクラゲの影響をなくした海水取水装置を提供
するものである。
(発明の実施例) 以下、この発明の一実施例における海水取水装置を図面
から説明していく。
第1図は本願装置の第1実施例の主断面説明図を示して
おり、第2図はその立体説明図であり、取水管10が海
中Sに突出設置されており、取水口11が開口している
。この開口端部にはゴミ等の侵入を防ぐための網12が
装着されている。
方陣上部りには圧力空気発生装置即ちコンブリンサ13
が設置してあり、圧力空気発生装置13に配管14が接
続してあり、更にこの配管14が海中Sに延びてパイプ
装置15へ接続されている。
そしてこのパイプ装置15は取水口11の前方適宜間隔
をおいた海底にあるいはその近傍へ、取水管10の長手
方向と直角方向に延びて配置されており、且つ適当間隔
でパイプ上部に小孔15aが多数貫通形威しである。な
お図示してないが、この圧力空気発生装置13は電源装
置に接続されて、電気信号によって遠隔制御できるよう
になっているものである。
このように構成した本実施例の作用について説明する。
第1.2図に示すような状態で圧力空気発生装置13を
ONにする。すると、圧縮空気が配管14を通ってパイ
プ装置15内へ流入し、小孔+5a・・・から圧力空気
が海中Sへ気泡Bとなって流出する。この時海中Sへ放
出されることによって気泡Bの圧力が低下するので体積
が膨張して放出される。従って若しそこにクラゲがいた
とすると、クラゲの等向へ空気が入り込み、否応な、く
クラゲは空気の浮力によって水面側へ上昇して取水口1
1の近傍から離されることになる。こうしてクラゲが水
面側へ上昇しても、通常取水口11は水面より低く設置
されているからクラゲに影響されることなく取水が出来
る。また、圧力空気発生装置13は、陸上部りに設置す
るだけでなく、海上に設置することも可能である。
若し、クラゲが大量発生したような場合には、第3図に
示すようにパイプ装置16.17.18を取水管lOの
開口部前方に適宜間隔をおいた海底あるいはその近傍へ
多重列配置することにより確実に海中のクラゲを海面側
へ追いやることが出来、取水に影響を与えることがない
よう構成できるものである。
前述第3図の実施例は水平方向に多重列配置したが、こ
れを垂直に多重列配置しても、またこれらを適宜組み合
わせても同様に実施できる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の海水取水装置は海中へ開
口する取水管の前方に適宜間隔をおいた海底あるいはそ
の近傍へ空気泡発生装置を付設したので、気泡の発生と
その浮力によってクラゲを取水口の近傍から遠ざけるこ
とができると共に、パイプ装置の小孔から出る気泡の膨
張作用と浮力が相まってクラゲを強制的に水面へ追いや
ることが出来、海水の取水を確実にしかも何の支障なく
行なえるものである。勿論クラゲのみに限らず海中の浮
遊物や魚類に対しても水面側へ追いやるので、同様な作
用効果を得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願装置の第1実施例の主断面説明図第2図は
第1図の立体説明図であり、第3図は第2実施例の部分
立体説明図である。 (符号の説明 ) 10・・・取水管    11・・・取水口12・・・
網      13・・・圧力空気発生装置14・・・
配管     15・・・パイプ装置+5a・・・小孔
  16.17、I8・・・パイプ装置B ・・・気泡
       S・・・海中L ・・・陸上部    
  K・・・海底子 続 補 正 書 (方式) 事件の表示 平成1年特許願第20121、 発明の名称  海水取水装置 補正をする者 事件との関係  特許出願人 所  神奈川県用崎市幸区下平間 9番地 平T&1年11月28日(発送臼) 補正の対象    図面 補正の内容 第1図、 第2図、 第3図と色番号を明示して 別紙のように補正する。 7゜ 添付書類の目録 補正図面 1通 以 上

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、発電所その他の海水取水装置において、海中へ
    開口する取水管の前方に適宜間隔をおいた海底あるいは
    その近傍へ空気泡発生装置を付設してなる海水取水装置
  2. (2)、空気泡発生装置が、多数の小孔を適当間隔で貫
    通形成し海中の取水口前方に適宜間隔をおいた海底ある
    いはその近傍へ配置したパイプ装置と、このパイプ装置
    に接続され海上あるいは陸上に設置した圧力空気発生装
    置とから構成されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の海水取水装置。
  3. (3)、空気泡発生装置のパイプ装置は、前記取水管の
    開口部前方に適宜間隔をおいた海底あるいはその近傍へ
    2以上の副列配置したことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の海水取水装置。
  4. (4)、空気泡発生装置が、海中に配置されたパイプ装
    置と、このパイプ装置に接続された切換弁装置を介して
    圧力空気発生装置へ接続されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の海水取水装置。
JP1201218A 1989-08-04 1989-08-04 海水取水装置 Pending JPH0366812A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1201218A JPH0366812A (ja) 1989-08-04 1989-08-04 海水取水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1201218A JPH0366812A (ja) 1989-08-04 1989-08-04 海水取水装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0366812A true JPH0366812A (ja) 1991-03-22

Family

ID=16437302

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1201218A Pending JPH0366812A (ja) 1989-08-04 1989-08-04 海水取水装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0366812A (ja)

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07252784A (ja) * 1994-03-09 1995-10-03 Canon Inc 画像形成装置
JP2003237053A (ja) * 2002-02-15 2003-08-26 Noritsu Koki Co Ltd 転写装置
JP2004050451A (ja) * 2002-07-16 2004-02-19 Canon Inc インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JP2010201619A (ja) * 2009-02-27 2010-09-16 Fujifilm Corp 画像形成装置及び画像形成方法
JP2011037195A (ja) * 2009-08-17 2011-02-24 Fujifilm Corp インクジェット記録装置及び方法
JP2011140132A (ja) * 2010-01-05 2011-07-21 Mimaki Engineering Co Ltd インクジェットプリンタ及び印刷方法
JP2011173337A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 Mitsubishi Heavy Industries Printing & Packaging Machinery Ltd 枚葉両面印刷機
JP2011183736A (ja) * 2010-03-10 2011-09-22 Fujifilm Corp 乾燥装置および乾燥方法、これらを用いた画像形成装置および画像形成方法
JP2011194797A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 Seiko Epson Corp 記録装置
JP2012020548A (ja) * 2010-07-16 2012-02-02 Fujifilm Corp インクジェット記録装置

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07252784A (ja) * 1994-03-09 1995-10-03 Canon Inc 画像形成装置
JP2003237053A (ja) * 2002-02-15 2003-08-26 Noritsu Koki Co Ltd 転写装置
JP2004050451A (ja) * 2002-07-16 2004-02-19 Canon Inc インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JP2010201619A (ja) * 2009-02-27 2010-09-16 Fujifilm Corp 画像形成装置及び画像形成方法
JP2011037195A (ja) * 2009-08-17 2011-02-24 Fujifilm Corp インクジェット記録装置及び方法
JP2011140132A (ja) * 2010-01-05 2011-07-21 Mimaki Engineering Co Ltd インクジェットプリンタ及び印刷方法
JP2011173337A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 Mitsubishi Heavy Industries Printing & Packaging Machinery Ltd 枚葉両面印刷機
JP2011183736A (ja) * 2010-03-10 2011-09-22 Fujifilm Corp 乾燥装置および乾燥方法、これらを用いた画像形成装置および画像形成方法
JP2011194797A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 Seiko Epson Corp 記録装置
JP2012020548A (ja) * 2010-07-16 2012-02-02 Fujifilm Corp インクジェット記録装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7851936B2 (en) Water current power generation system
KR102330226B1 (ko) 선박 탑재형 해양 열에너지 변환 시스템
US3749162A (en) Arctic oil and gas development
US3552131A (en) Offshore installation
KR850008262A (ko) 해양어류 양식설비
DK161653B (da) En-atmosfaerisk undervandssystem til udvinding af naturressourcer
JPS57191188A (en) Floating type structure in frozen sea
US20080056823A1 (en) Beach erosion abatement
JPH0366812A (ja) 海水取水装置
CN107672769A (zh) 海底电缆无人检修舱
BRPI0705792B1 (pt) Método de instalação de cerco para barreira de contenção de óleo apresentando uma configuração em espiral
CA2053067A1 (en) Semi-submersible production platform
KR20150026408A (ko) 극지방 선박 및 그 극지방 선박의 제빙 장치
CN204102583U (zh) 穿浪型船体式浮动核电站
CN102673748B (zh) 一种绿色安全军民两用人工岛的建造方法
CN217399850U (zh) 一种离散式排水口结构
CN2461938Y (zh) 一种海水构件防护装置
JPH0323434Y2 (ja)
CN101797960B (zh) 一种具有浮油监测装置的船
RU2529098C2 (ru) Полупогружная буровая платформа катамаранного типа
CN201610217U (zh) 一种具有浮油监测装置的船
Svensen An overview of the OTEC-1 design
JP2000185690A (ja) 自家発電式浮体構造物
KR101374172B1 (ko) 해양 구조물의 해수 배출 장치
KR20140106971A (ko) 해양구조물의 부유식 방파 시스템