JPH036640B2 - - Google Patents

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JPH036640B2
JPH036640B2 JP6346082A JP6346082A JPH036640B2 JP H036640 B2 JPH036640 B2 JP H036640B2 JP 6346082 A JP6346082 A JP 6346082A JP 6346082 A JP6346082 A JP 6346082A JP H036640 B2 JPH036640 B2 JP H036640B2
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voltage
discharge lamp
capacitor
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Koji Nishimura
Kenji Matsubara
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は放電灯調光装置に関するものであり、
その目的とするところは低光束調光時にあつても
放電灯の始動を確実に行うことができ、しかも小
型で安価な放電灯調光装置を提供することにあ
る。
従来、この種の放電灯調光装置は第1図に示す
ようになつており、1は交流電源、2は双方向性
3端子サイリスタ3(以下サイリスタ3と称す
る)を用いた位相制御回路、4はダイオードブリ
ツジのような整流回路5および整流回路5出力を
入力とするインバータ回路6よりなる高周波変換
回路、7は放電灯であり、交流電源1を位相制御
回路2を介して高周波変換回路4に入力し、高周
波変換回路4出力にて放電灯7を点灯するように
なつており、位相制御回路2にてサイリスタ3の
点弧位相角を調整することにより、放電灯7を調
光するものである。第2図はインバータ回路6の
具体回路図を示すもので、L1はチヨークコイル、
Q1,Q2はトランジスタ、C1はコンデンサ、R1
R2は抵抗、OTは発振トランスであり、いわゆる
プツシユプル型インバータ回路を構成している。
なお、このインバータ回路6の動作は衆知である
ので説明は省略する。第8図a,bは上記従来例
の位相制御時の位相制御回路2の出力電圧V2
よび高周波変換回路4の出力電圧V4を示すもの
で、(イ)は放電灯7がフル点灯する100%調光時、
(ロ)は放電灯7の光束がフル点灯時の50%となる50
%調光時、(ハ)は放電灯7の光束がフル点灯時の20
%となる20%調光時における各電圧波形を示して
いる。図中、破線は交流電源電圧V1を示すもの
であり、Vfは始動可能電圧である。
ところで、このような従来例において、高周波
変換回路4の出力電圧V4と放電灯7の始動可能
電圧Vfとの関係が第8図のように設定されてい
ると、放電灯7を100%調光、50%調光する場合
には放電灯7は始動するが、20%調光では始動が
不可能であつた。もちろん高周波変換回路4の出
力電圧V4を大きくして20%調光時にあつても始
動可能電圧Vfを確保することは可能であるが、
インバータ回路6のトランジスタQ1,Q2として
高耐圧のものを用いる必要がある上、発振トラン
スOTが大型化し、コストが高くしかも大型化す
るという問題があつた。また、位相制御回路2に
タイマ機能を持たせ、交流電源1の投入後放電灯
7の始動に必要な一定期間だけ調光レベルに関係
なくサイリスタ3をフル導通させる方法も考えら
れているが、位相制御回路2と高周波変換回路4
との間に放電灯7を点滅する点滅スイツチを挿入
した場合、上記方法はとり得ないという問題があ
つた。本発明は上記の点に鑑みて為されたもので
ある。
以下、実施例について図を用いて説明する。第
4図は本発明一実施例を示すもので、上述の従来
例と同様の放電灯調光装置において、チヨークコ
イルL2、コンデンサC2の直列回路よりなるLC昇
圧回路8を設け、整流回路5の出力電圧V5をLC
共振にて昇圧するようになつている。図中、D1
はコンデンサC2の電荷放電用のダイオードであ
る。
第5図a〜cは20%調光時における位相制御回
路2の出力電圧V2、高周波変換回路4の出力電
圧V4、コンデンサC2の両端電圧VC2を示すもので
ある。但し、同図aの破線は交流電源電圧V1
同図bの破線で示す包絡線は第1図従来例の高周
波変換回路4の出力電圧V4、同図cの破線は整
流回路5の出力電圧V5である。
いま、第5図aで示すような位相制御回路2の
出力電圧V2が高周波変換回路4に入力されると、
交流電源電圧V1の各半サイクルのt0時点からイン
バータ回路6が動作開始し、先ずインバータ回路
6は従来例と同様に動作する。したがつて、放電
灯7には同図bに示すように短時間従来例と同様
の高周波電圧が印加される。一方、同時にLC昇
圧回路8のコンデンサC2はチヨークコイルL2
介して振動的に充電されはじめ、コンデンサC2
の両端電圧VC2が整流回路5の出力電圧V5を超え
たt1時点からダイオードD1を介して放電経路が形
成され、コンデンサC2の両端電圧VC2が上昇し、
同図cに示すような電圧波形となる。したがつ
て、インバータ回路6には整流回路5の出力電圧
V5とコンデンサC2の両端電圧VC2の電圧の高い方
が印加されることになる。この場合、コンデンサ
C2はチヨークコイルL2を介して充電されるため
コンデンサC2の両端電圧VC2は振動電圧となつて
おり、整流回路5の出力電圧V5のピーク値より
も充分高くすることが可能であり、インバータ回
路6の出力電圧すなわち高周波変換回路4の出力
電圧V4はインバータ回路6への入力電圧に比例
するので、同図bに実線で示す包絡線の如く、高
周波変換回路4の出力電圧V4のピーク値を放電
灯7の始動可能電圧Vfよりも高くすることがで
き、20%調光時にあつても確実に放電灯7を始動
することができることになる。したがつて、実施
例にあつてはチヨークコイルL2、コンデンサC2
およびダイオードD1よりなる簡単な回路構成の
LC昇圧回路8を付加するだけで低光束調光時の
始動性能が改善でき、発振トランスOTの大型
化、およびトランジスタQ1,Q2の高耐圧化を回
避することができ、小型で安価な放電灯調光装置
を提供できることになる。
第6図は他の実施例を示すもので、位相制御回
路2のサイリスタ3の点弧位相角θ0が予め設定さ
れた値以上のときすなわち低光束調光時にLC昇
圧回路8を作動せしめる昇圧制御回路9を設けた
ものであり、コンデンサC2に直列接続された接
点S1はサイリスタ3の点弧位相角θ0が設定値以下
のときオフし、設定値以上のときオンするように
なつている。すなわち、高光束調光時(例えば50
%調光前後の調光状態)にあつては従来例と同様
の動作を行ない、低光束調光時(例えば25%調光
程度以下の調光状態)のみLC昇圧回路8が動作
して高周波変換回路4の出力電圧V4を大きくす
るようになつており、低光束調光時の始動を確実
にするとともに、高光束調光時においてコンデン
サC2の両端電圧VC2が高くなり過ぎるために、イ
ンバータ回路6のトランジスタQ1,Q2として高
耐圧のものが必要となることがなく、インバータ
回路6を安価に形成できるものである。
第7図および第8図はさらに他の実施例を示す
もので、第7図は位相制御回路2と整流回路5と
の間に直列に挿入された雑音防止用あるいは突入
電流防止用のチヨークコイルL′2にてLC昇圧回路
8のチヨークコイルL2を兼用したものであり、
回路構成を簡略化したものである。
また、第8図は位相制御回路2と整流回路5と
の間に直列に挿入されたチヨークコイルL′2と整
流回路5入力に並列接続されたコンデンサC2
で整流回路5の前段にLC昇圧回路8を設けたも
のであり、位相制御回路2の出力電圧V2を昇圧
して高周波変換回路4に入力するようになつてい
る。
第9図乃至第11図はさらに他の実施例を示す
もので、インバータ回路6′として第10図のよ
うに予熱巻線付発振トランスOT′による予熱回路
を有するものを用いた場合において、交流電源1
の投入後徐々にLC昇圧回路8を動作させるソフ
トスタート回路よりなる昇圧制御回路9′を設け
たものであり、ダイオードD2が並列接続された
逆阻止型3端子サイリスタQ3(以下サイリスタQ3
と称する)の点弧位相角θは電源投入後、時間と
ともに小さくなるようになつている。すなわち、
サイリスタQ3を点弧するトリガ回路TRは第11
図に示すように双方向性スイツチ素子SBS、ダイ
オードD3,D4、コンデンサC3,C4、抵抗R3〜R7
にて形成されており、サイリスタQ3の点弧位相
角θは第12図に示すように電源投入時点(t0
点)でθ2、t1時点でθ1、t2時点でθ0となつている。
但し、θ2>θ1>θ0である。
第13図a〜eは動作を示す電圧波形図で、同
図aは位相制御回路2の出力電圧V2、同図bはt0
時点の高周波変換回路4の出力電圧V4、同図c
は同時点のインバータ回路6の入力電圧Vi、同図
dはt1時点の高周波変換回路4の出力電圧V4、同
図eは同時点のインバータ回路6の入力電圧Vi
ある。いま、交流電源1の投入後サイリスタQ3
の点弧位相角θは徐々に小さくなるが、交流電源
1の投入直後にあつては点弧位相角θはθ2となつ
ており、LC共振による昇圧動作の開始位相が位
相制御回路2の出力電圧V2の立上り位相から大
巾に遅れている。したがつて、高周波変換回路4
の出力電圧V4は同図bに示すように始動可能電
圧Vfよりも小さく、放電灯7は始動せず、高周
波変換回路4の出力により放電灯7のフイラメン
ト予熱のみが行なわれる。次に、点弧位相角θが
θ1まで変化した時(t1時点)、高周波変換回路4
の出力電圧V4は始動可能電圧Vfよりも高くなり、
放電灯7が始動過程に入り、さらに点弧位相角θ
がθ0まで変化するので、高周波変換回路4の出力
電圧V4がより高くなつて放電灯7は確実に始動
する。この場合、先行予熱(t0→t1時点)が行な
われた後放電灯7が始動されるので、放電灯7の
始動電圧を低くすることができ、高電圧始動によ
る短寿命化が防止できるとともに、インバータ6
のトランジスタQ1,Q2として低耐圧のものを用
いることができ、コストが安くなる。なお、上述
の先行予熱時間(点弧位相角θがθ2からθ1になる
までの時間)を1〜2秒に設定することにより、
良好な放電灯7の点滅寿命が得られる。
第14図はさらに他の実施例を示すもので、イ
ンバータ回路6′の入力に抵抗Rを直列に挿入す
るとともに抵抗Rと並列にタイマ回路10の出力
接点S2を接続し、第15図に示すようにタイマ接
点を交流電源1が投入されてから一定期間(T=
1〜2秒)後にオンさせるようにしたものであ
る。この場合、出力接点S2がオフしている間イン
バータ回路6′の入力回路に抵抗Rが直列に挿入
されているため、コンデンサC2の両端電圧VC2
抵抗Rを介して入力されることになり、インバー
タ回路6′の入力電圧Viが抑圧され、高周波変換
回路4の出力電圧V4は交流電源1投入後一定期
間Tだけ放電灯7の始動可能電圧Vfよりも低く
なる。したがつて、放電灯7は交流電源1の投入
直後には始動せず、先行予熱のみが行なわれる。
次に、一定期間T後に出力接点S2がオンすると、
インバータ回路6′にコンデンサC2の両端電圧
VC2が直接入力され、高周波変換回路4の出力電
圧V4が始動可能電圧Vfよりも高くなつて放電灯
7の始動が行なわれる。
第16図はさらに他の実施例を示すもので、第
14図実施例における出力接点S2に代えて第10
図のトリガ回路TRにて制御されるサイリスタQ4
を抵抗Rに並列接続したもので、サイリスタQ4
の点弧位相角を徐々に変化させ、高周波変換回路
4の出力電圧V4を徐々に高くし、高周波変換回
路4の出力電圧V4が一定期間T後に始動可能電
圧Vfよりも高くなるようにして先行予熱を行な
うようになつている。このとき、一定期間T後に
おけるサイリスタQ4の点弧位相角(第11図参
照)は位相制御回路2のサイリスタ3の点弧位相
角θ0と略等しくしてある。すなわち、サイリスタ
Q4は位相制御回路2から電力が供給されている
全時間領域において導通する。
第17図はさらに他の実施例を示すもので、第
14図実施例におけるコンデンサC2を2個のコ
ンデンサCa,Cbにて形成し、接点S3をオンする
ことにより倍電圧整流動作を行なわせるようにし
たものであり、接点S3は低光束調光時における交
流電源1投入後の一定期間Tだけオンするように
なつており、倍電圧整流によつて整流回路5の出
力電圧V5を高めることにより、低光束調光時に
における先行予熱が充分行なわれるようにしてい
る。
第18図a,bは低光束調光時における接点
S2,S3の動作を示すものであり、交流電源1の投
入時点(T0時点)からT1時点まで接点S3がオン
して出力接点S2がオフするので、倍電圧整流され
た電圧が抵抗Rと介してインバータ回路6′に入
力され、高周波変換回路4からフイラメントを充
分先行予熱できる出力が得られる。一方、T1
点以後は接点S3がオフし、出力接点S2がオンする
ので、チヨークコイルL2、コンデンサCa,Cdよ
りなるLC昇圧回路8にて昇圧された電圧がイン
バータ回路6′に入力され、放電灯7が円滑に始
動される。
第19図はさらに他の実施例を示すもので、整
流回路5とインバータ回路6′との間にコンデン
サC5〜C7およびダイオードDよりなる部分平滑
回路11を設けて高力率な高周波変換回路4を形
成したものである。ここに、部分平滑回路11は
整流回路5の全波整流電圧よりなる出力電圧V5
の谷部を第20図bに示すように部分的に平滑し
て高周波変換回路4の出力電圧V4を第20図a
に示すように連続的にし、放電灯7のランプ電流
を連続化することにより、発光効率の向上を図り
つつ、安定器要素であるところの高周波変換回路
4の高力率化を図るものである。
第21図はさらに他の実施例を示すもので、第
19図実施例において、LC昇圧回路8および部
分平滑回路11の動作を制御する接点S1,S4を設
けたものであり、放電灯7の始動時において接点
S1をオンするとともに接点S4をオフして、部分平
滑回路11を切り離すようになつている。すなわ
ち、第19図実施例にあつては、部分平滑回路1
1のコンデンサC5〜C7の影響によつてLC昇圧回
路8が正常に動作せず、低光束調光時(例えば20
%調光時)において、始動が確実にできない場合
があつたが、第21図実施例では放電灯7の始動
時に部分平滑回路11を切り離すようにしている
ので、LC昇圧回路8の動作が部分平滑回路11
のコンデンサC5〜C7の影響を受けることなく、
低光束調光時の始動がスムーズに行なわれること
になる。なお、コンデンサC5〜C7は蛍光放電灯
110W2灯用の場合各々100μF、コンデンサC2は約
5μF(このときチヨークコイルL2は約12mH)で
あり、その合成容量はコンデンサC5〜C7により
大きな影響を受ける。
第22図a,bは接点S1〜S4の動作を示すもの
で、第28図aは高周波変換回路4の出力電圧
V4、同図bはインバータ回路6′の入力電圧Vi
示すものである。また、第24図a,bおよび第
25図a,bはコンデンサC2の容量による昇圧
効果の差異を示すもので、第24図a,bはコン
デンサC2を10μF、第25図a,bはコンデンサ
C2を5μFとしたときの波形を示すもので、コンデ
ンサC2を5μFとした場合の方が明らかに昇圧効果
が優れている。但し、図示波形は位相制御回路2
のサイリスタ3の点弧位相角θ0が115゜、チヨーク
コイルL2が12mH、負荷として110W蛍光灯を2
個接続した場合の実験結果を示すものである。以
上のことから、サイリスタ3の点弧時点(t3
点)において、コンデンサC2の両端電圧VC2が略
O(V)となるようにコンデンサC2の容量値を設
定する方が大きな昇圧効果が得られることがわか
る。
第26図は第21図実施例の接点S2,S4を1T
接点(トランスフア接点)S5を有するタイマ回路
の出力にて実現するものであり、1T接点S5は通
常a側に切換えられており、交流電源1が投入さ
れてから一定期間Tだけb側に切換えられる。
第27図はコンデンサC2とコンデンサC5〜C7
の容量値が大巾に異なる(C2(5μF)<<C5,C6
C7(100μF))ことを利用して1個の接点S6でLC
昇圧回路8および部分平滑回路11の動作を制御
するもので、交流電源1の投入後一定期間Tだけ
接点S6をオフにすることにより、コンデンサC5
〜C7およびコンデンサC2の直列回路の等価容量
がコンデンサC2の容量値にほぼ等しくしてLC共
振による昇圧動作を行なわせ、一定期間T後すな
わち始動後接点S6をオンさせることによつてコン
デンサC2を短絡し、部分平滑動作を行なわせる
ようにしたものである。
第28図は第21図実施例における接点S1を省
略したもので、コンデンサC2は常時接続されて
いるが、このコンデンサC2は比較的小容量であ
るため、部分平滑回路11の動作に殆んど影響を
与えない。
第29図はさらに他の実施例を示すもので、第
26図実施例において発生するところの、放電灯
7の始動不良を改善するものであり、放電灯7の
不点灯を検出する不点灯検出回路12を設け、不
点灯検出回路12の出力にて再トリガ回路13を
制御してタイマ回路14を再トリガするようにな
つている。図中15は位相制御回路2のサイリス
タ3の点弧位相角θ0が予め設定された値以上のと
きタイマ回路14を作動させるタイマ制御回路で
あり、前述の昇圧制御回路9と同一機能を有する
ものである。
以下、具体的構成および動作について説明す
る。タイマ制御回路15は位相制御回路2の出力
電圧V2を整流平滑する整流平滑部RE1とツエナ
ダイオードZD1、コンパレータCP1およびインバ
ータI1にて形成されており、ツエナダイオード
ZD1にて設定される基準電圧よりも整流平滑部
RE1出力の分圧電圧が低いとき制御出力O1がHレ
ベルとなる。すなわち、整流平滑部RE1出力は位
相制御回路2の出力電圧V2の実効値に比例する
ので、位相制御回路2のサイリスタ3が予め設定
された点弧位相角以上で点弧されたとき制御出力
O1がHレベルとなる。実施例では50%以下の調
光時に制御出力O1がHレベルとなり、タイマ回
路14のリセツト端子RSTがHレベルになつて
タイマ回路14は動作する。
このタイマ回路14はリセツト端子RSTがH
レベルのとき、トリガ端子TRIにパルスが入力さ
れると、抵抗R10およびコンデンサC10にて設定さ
れる一定期間Tだけ出力端子OUTにHレベルが
出力されるものであり、出力端子OUTがHレベ
ルになると、リレードライブ用のトランジスタ
Q5がオンして出力リレーRYが作動し、リレー接
点(1T接点)S5が反転する(b側に切換えられ
る)ようになつている。一方、不点灯検出回路1
2はインバータ回路6″の発振トランスOTに密
に結合された検出巻線NDの誘起電圧を整流平滑
する整流平滑回路RE2と、基準電圧を設定するツ
エナダイオードZD2と、整流平滑部RE2出力が基
準電圧以上のときHレベルを出力するコンパレー
タCP2と、ホトカプラPCとで構成され、放電灯
7が点灯すると検出巻線NDの誘起電圧が点灯前
の1/2〜1/8に低下することを利用し、不点灯時に
トランジスタQ6をオンしてホトカプラPCを介し
て不点灯信号VNを出力するようになつている。
再トリガ回路13はトランジスタQ6にて形成
されるパルス発生回路PGとナンド回路NANDと
で構成され、第30図a〜cに示すように不点灯
信号VNがHレベルのとき、パルス発生回路PGか
ら出力されるところのタイマ回路14の出力VT
の立下りに同期したパルスP1の反転パルスP2
タイマ回路14のトリガ端子TRIに印加するよう
になつている。
したがつて、放電灯7が不点灯の間、タイマ回
路14は再トリガされ続け、LC昇圧回路8が反
復動作(略連続動作)することになり、周囲温
度、交流電源電圧V1の低下時における始動不良
を解消することができる。
本発明は上述のように交流電源を位相制御回路
を介して整流回路および整流回路出力を入力とす
るインバータ回路よりなる高周波変換回路に入力
し、高周波変換回路出力にて放電灯を点灯するよ
うにした放電灯調光装置において、位相制御回路
出力あるいは整流回路出力をLC共振にて昇圧す
るLC昇圧回路を設けたものであり、低光束調光
時にあつても放電灯の始動を確実に行なうことが
でき、また、従来例のようにインバータ回路を変
更(発振トランス、トランジスタの耐圧など)す
ることなくLC共振回路よりなるLC昇圧回路を付
加するだけであるので、小型でかつ安価になると
いう利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例のブロツク回路図、第2図は同
上の要部回路図、第3図a,bは同上の動作説明
図、第4図は本発明一実施例のブロツク回路図、
第5図a〜cは同上の動作説明図、第6図乃至第
8図はそれぞれ他の実施例のブロツク回路図、第
9図はさらに他の実施例のブロツク回路図、第1
0図および第11図は同上の要部回路図、第12
図および第13図a〜eは同上の動作説明図、第
14図はさらに他の実施例のブロツク回路図、第
15図は同上の動作説明図、第16図および第1
7図はさらに他の実施例の回路図、第18図a,
bは第17図実施例の動作説明図、第19図はさ
らに他の実施例のブロツク回路図、第20図a,
bは同上の動作説明図、第21図はさらに他の実
施例のブロツク回路図、第22図乃至第25図は
同上の動作説明図、第26図乃至第28図はさら
に他の実施例のブロツク回路図、第29図はさら
に他の実施例の回路図、第30図は同上の動作説
明図である。 1は交流電源、2は位相制御回路、4は高周波
変換回路、5は整流回路、6はインバータ回路、
7は放電灯、8はLC昇圧回路である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 交流電源を位相制御回路を介して整流回およ
    び整流回路出力を入力するインバータ回路よりな
    る高周波変換回路に入力し、高周波変換回路出力
    にて放電灯を点灯するようにした放電灯調光装置
    において、位相制御回路出力あるいは整流回路出
    力をLC共振にて昇圧するLC昇圧回路を設けて成
    ることを特徴とする放電灯調光装置。 2 整流回路出力に並列接続されたチヨークコイ
    ルとコンデンサとの直列回路およびチヨークコイ
    ルに並列接続されたダイオードにてLC昇圧回路
    を形成し、チヨークコイルを介して振動的に充電
    されるコンデンサの電荷をダイオードを通して放
    電させるようにして成ることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の放電灯調光装置。 3 位相制御回路と整流回路との間に直列に挿入
    されたチヨークコイルおよび整流回路出力に並列
    接続されたコンデンサにてLC昇圧回路を形成し
    て成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の放電灯調光装置。 4 位相制御回路出力と整流回路出力と整流回路
    との間に直列に挿入されたチヨークコイルおよび
    整流回路入力に並列接続されたコンデンサにて
    LC昇圧回路を形成して成ることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の放電灯調光装置。
JP6346082A 1982-04-15 1982-04-15 放電灯調光装置 Granted JPS58178997A (ja)

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JP6346082A JPS58178997A (ja) 1982-04-15 1982-04-15 放電灯調光装置

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