JPH0365520B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0365520B2
JPH0365520B2 JP3888983A JP3888983A JPH0365520B2 JP H0365520 B2 JPH0365520 B2 JP H0365520B2 JP 3888983 A JP3888983 A JP 3888983A JP 3888983 A JP3888983 A JP 3888983A JP H0365520 B2 JPH0365520 B2 JP H0365520B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ferrate
solution
dilute
chromium
coolant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3888983A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59164998A (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3888983A priority Critical patent/JPS59164998A/ja
Publication of JPS59164998A publication Critical patent/JPS59164998A/ja
Publication of JPH0365520B2 publication Critical patent/JPH0365520B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
本発明は、原子炉の熱亀換系等のようなクロム
含有スチヌル補配管系統の内衚面に圢成された腐
食生成物の、クロム含有皮膜、局たたは沈
着物を鉄塩の垌薄溶液で酞化しお腐食皮膜
等に含たれるクロム化合物をしお垞甚の枅浄剀お
よび汚染陀去剀の䜜甚を受け易くする方法に関す
る。 原子炉の運転䞭は、高枩、高圧の冷华氎が配
管、バルブ、熱亀換噚および炉心芁玠の湿最衚面
を腐食する。炉心を出入し、䞭性子による衝撃を
受ける溶解物質および埮粉物質の移送はある皮の
金属の攟射性同䜍䜓、泚目すべきは、鉄−59、コ
バルト−58、コバルト−60、クロム−51およびマ
ンガン−54を生じさせる。これら攟射性同䜍䜓は
燃料欠陥の結果ずしおできる攟射性分裂生成物お
よび酞化りラニりムずずもに生長し぀぀ある酞化
皮膜の䞭に混入し、かくしお攟射性同䜍䜓は冷华
パむプの衚面党䜓に分垃するようになる。 このように、パむプの内衚面に攟射性栞皮が蓄
積するず、切断あるいは研硝が必芁ずなる堎所の
附近で䜜業しおいる人達が攟射線をあびるこずに
なるずずもに、空気汚染の危険も高たる。通垞
は、修理たたは保党のために配管系統の汚染陀去
が必芁になるが、この堎合蚱容できる汚染陀去率
を達成するためにはほずんど党郚の腐食生成物を
混入、䞀䜓化した攟射性栞皮ずずもに陀去するこ
ずが必芁である。汚染陀去率は汚染陀去前の攟射
胜の汚染陀去埌の攟射胜に察する比ず定矩され
る。 原子炉の配管の内衚面に芋い出される酞化皮膜
の組成ず構造に぀いおは幟぀かの研究がなされお
いる。沈着物の本性は配管の組成ず冷华氎の化孊
的性質に䟝存する。 軜氎冷华加圧氎型炉PWRにおいお、党内
衚面積は通垞そのほゞ10〜20がステンレススチ
ヌルタむプ304からできおいる配管から構成され
おいる。ゞルカロむZircaloy商暙補燃料ク
ラツドおよびむンコネル600Inconel600商暙
補蒞気発生噚のチナヌブでその内衚面積の残りの
ほゞ等しい郚分ず぀を構成するこずができる。 PWRにおいお運転䞭に保持される化孊的条件
は通垞還元性である。基瀎金属材料が腐食する
ず、金属むオンが冷华氎に攟出され、次いで金属
衚面に再沈着しお酞化物を圢成する。兞圢的な
PWRの腐食皮膜は䞀般にマグネタむト、ニツケ
ルプラむトおよび鉄クロマむトFeOCr2O3
を含有しおいる。皮膜䞭のクロム量は䞀般に30〜
40重量である。クロムを含有するこのタむプの
酞化物は非垞に䞍溶性である。クロムリツチの皮
膜が存圚するず、汚染陀去溶液の有効さはひどく
制限される。クロムリツチの皮膜を可溶化するた
めには、実質的に䞍溶性のクロムをより可
溶性のクロムに酞化するこずが必芁ずな
る。これは原子炉の配管䞭の酞化皮膜を垞甚の枅
浄剀の䜿甚に先き立぀お匷酞化剀で凊理するこず
によ぀お達成される。 沞隰氎型原子炉BWRにおいおは、党内衚
面積のほゞ半分が䞀般にステンレススチヌルタむ
プ304からできおいる䞀次配管から構成され、他
の半分はゞルカロむ補燃料クラツドからできおい
る。ほずんどのBWRはわずかに酞化性の冷华液
酞玠200ppbたでで䜜動する。兞型的なBWR
の腐食皮膜は䞀般に䞻ずしおヘマタむト
Fe2O3ず若干のマグネタむトFe3O4および
若干のニツケルプラむトNiOFe2O3を含有
しおいるが、クロム含有酞化物は極めお少ない。
基瀎金属材料からのクロムは倧郚分クロム、
すなわち可溶性の圢のクロムに酞化される。この
クロムは次いでむオン亀換カラムによる原
子炉枅浄系で系から陀去される。BWRの若干の
金属衚面には酞玠化された冷华液が到達しない基
瀎金属材料に近い堎所にクロムリツチのバンドが
怜出された。その皮膜䞭の攟射性栞皮の濃床の20
たでがこのクロムリツチの局の䞭に含たれおお
り、埓぀お高汚染陀去率を達成するにはこのバン
ドを陀去するのが本質的なこずである。埓぀お、
この冷华系の酞化剀による凊理が䞡タむプの軜氎
冷华型原子炉に適甚可胜であり、たた䟋えばキダ
ンズヌCANDU商暙タむプの加圧重氎型原
子炉PHWRにおけるような他の氎冷原子炉
䞭の腐食生成物の皮膜にも適甚するこずができ
る。 キダンズヌタむプの重氎冷华炉はそのプラント
のかなりの郚分がクロム含有合金により造られお
いる。むンコネル600の蒞気発生噚およびステン
レススチヌルタむプ410の圧力管の内匵りは䞡方
共その金属䞭にクロムを玄15含有しおいる。冷
华液の環元性条件は金属衚面にクロムリツチの酞
化物の沈着物をもたらす。 原子炉䞭の腐食生成物の攟射性は金属衚面から
い぀たん陀去されたその腐食生成物の廃棄を困難
にする。かくしお、腐食皮膜を溶解、陀去する方
法はどれもごく少量の詊剀の添加を必芁ずし、か
぀陀去された攟射性腐食生成物を濃瞮された圢、
奜たしくは固䜓の圢で䞎えるこずが重芁である。
こうしお攟射性廃物の量を最䜎に保ち、か぀垌薄
溶液に぀いお゚ネルギヌを消費するその濃瞮操䜜
を回避するこずができる。 さらに、腐食生成物の溶解、陀去においお甚い
られる詊剀はそれが甚いられる配管系統を過床に
腐食するようであ぀おはならないずいうこずも重
芁である。 配管系統、特に反応装眮の冷华系統の配管系統
の内衚面から酞化皮膜を陀去するこずに぀いおは
無数の方法が提案されおいる。しかしながら、こ
れらの方法のうち高割合でクロムを含有する酞化
皮膜を陀去するのに有効なものは極く少数に過ぎ
ない。 クロムの酞化物を含有する腐食生成物を
陀去する慣甚の方法は工皋凊理から成る。 第䞀の工皋は高アルカリ性の熱過マンガン酞カ
リりムの䜿甚を含む。兞圢的な濃床は80〜120℃
においお過マンガン酞カリりム重量容
量、氎酞化ナトリりムたたは氎酞化カリりム10
重量容量である。この凊理は局䞭に存圚
するクロム酞化物を可溶性のクロム
に酞化する際に効果がある。クロムがい぀たん陀
去されるず、残りの鉄ずニツケルの酞化物は倚数
ある酞性汚染陀去凊理法のどれか぀で陀去する
こずができる。 このアルカリ性過マンガン酞カリりム法の䜿甚
には幟぀かの欠点がある。これらの欠点ずしお次
のものが挙げられる。 (a) 反応装眮の配管系統はアルカリ性過マンガン
酞カリりム溶液の適甚に先き立぀お排氎しおお
くこずが必芁である、 (b) 酞化および汚染陀去工皋䞭に攟射性栞皮ず反
応するか、たたは攟射性栞皮により汚染される
ようになるかのいずれかである倚量の薬品が必
芁ずされ、埓぀お廃棄前に濃瞮が必芁になる、 (c) 系を第段階の前に数倍の容量の新しい氎で
フラツシングしなければならず、埓぀おさらに
廃液が出る、 (d) 詊剀は、䟋えばステラむトStellite商暙
のようなある合金に察しお極めお腐食性であ
る。 本発明は原子炉の冷华系統などのような金属内
衚面に芋い出されるクロム含有腐食生成物を鉄
の塩−これを鉄酞塩ずも称する−の
垌薄溶液で凊理しお腐食皮膜に含たれるクロム化
合物を䞀局可溶性にし、かくしおたたハツチダヌ
Hatcher等に付䞎されたカナダ特蚱第1062590
号明现曞に蚘茉される詊剀のような垞甚の枅浄剀
および汚染陀去剀の䜜甚を䞀局受け易くする方法
から成る。この凊理にはそれらの腐食生成物の沈
着物䞭に含たれるクロム化合物を鉄酞塩
の垌薄氎溶液で酞化する凊理が含たれる。 このような腐食生成物の本性は(a)配管を構成し
おいる材料、(b)流動媒䜓、PH、枩床、攟射線など
を含めお配管内郚の条件および(c)配管系統の運転
幎数に巊右される。倚くの原子炉においお、配管
系統はクロム含有スチヌルからできおいる。この
皮の原子炉の党䜓衚面に存圚する攟射性腐食皮膜
は、特に玄100℃ず玄500℃の間の枩床で運転され
おいるずきは、他の金属化合物の䞭に圓然クロム
の酞化物を含有しおいる。このような腐食
皮膜は、配管系統内の化孊的条件が還元性である
ずきは、特にクロム化合物に富んでいる。
クロムの酞化物は垞甚の掗浄剀および汚染
陀去剀に実質的に溶けないから、前蚘ハツチダヌ
の特蚱明现曞に蚘茉の方法のような公知の汚染陀
去法によ぀おは陀去するこずができない。 ハツチダヌの方法は次の蚘茉の通りであ぀お、
キダン−デコンCAN−DECON商暙法ず
称される。この方法は原子炉の汚染された配管系
統の䞭を埪環しおいる冷华液に察する酞性詊剀の
添加凊理を含む。埗られた垌薄詊剀溶液は配管系
統の内衚面に沈着しおいるほずんどの腐食生成
物、特に沈殿した鉄の塩および酞化物を可溶化す
る。攟射性栞皮を含めお溶解したカチオンを陀去
するために、酞性詊剀溶液はカチオン亀換暹脂に
通され、再生された詊剀溶液は必芁ずなるたびに
再埪環される。この汚染陀去工皋が終るず、その
詊剀溶液は混合床のむオン亀換暹脂に通され、詊
剀が冷华液から陀去され、かくしお冷华液が再生
される。兞圢的には、冷华液に0.1重量容
量の濃床を䞎えるのに十分な詊剀が添加され、
埗られた詊剀溶液は120℃で〜24時間埪環され
る。これらの条件䞋で、腐食生成物の沈着物䞭に
含たれるクロム化合物は実際䞊䞍溶性であ
る。クロム含有沈着物を陀去するためには、クロ
ムをより可溶性のクロム酞塩に転化する酞
化凊理が必芁ずなる。 本発明による、クロム含有腐食生成物の酞化剀
ずしおの鉄酞塩による凊理には公知の酞化
法を越える幟぀かの利点がある。すなわち、鉄酞
塩は匷酞化剀で、その垌薄溶液は塩基性た
たは䞭性の媒䜓䞭でクロムをクロム
に酞化し、それによ぀お鉄酞塩は䞻ずしお鉄
に還元されるこずが芋い出された。鉄酞塩
は、䟋えば原子炉の熱亀換系䞭の冷华液のよう
な、普通は配管系統を通぀お埪環しおいる氎性流
䜓に盎接添加するこずができる。本発明によれ
ば、酞化工皋で圢成される生成物および未反応の
鉄酞塩は氎性流䜓をむオン亀換暹脂類および、必
芁ならば、過手段に通すこずによ぀おその流䜓
から陀去するこずができるから、流䜓はその堎で
再生するこずができる。こうしお流䜓を廃液し、
流䜓を酞化甚溶液で眮換し、そしお酞化および可
溶化が起きた埌に配管系統をフラツシングする各
工皋はこれらを回避するこずができる。その結
果、系の運転䌑止時間を少なくするこずが可胜に
なる。 これは原子炉の堎合特に重芁なこずである。本
発明による原子炉の配管系統の予備凊理は原子炉
を運転䌑止するこず、および冷华液を圧力解攟
し、か぀冷华するこずが必芁ずする。しかしなが
ら、原子炉の燃料の陀去および冷华液の酞化甚溶
液による眮換を必芁ずしない。埓぀お、本発明の
方法は、攟射性の酞化甚溶液および枅浄甚溶液
も、たた掗浄甚溶液もいずれも接觊させる必芁が
ないから、原子炉を運転䌑止する時間を短かくす
るばかりでなく、攟射性廃物の容量も少なくす
る。溶解した沈着物およびそれず結び付いた攟射
胜は暹脂に、たたフむルタヌに保有される。 本発明の぀の局面によれば、氎性流䜓が埪環
しおいる配管系統の内衚面に沈着したクロム含有
腐食生成物の酞化方法が提䟛される。この方法は
埪環甚氎性流䜓にPHをず14の間に保ちながら鉄
酞塩を加えお垌薄鉄酞塩溶液を圢成するこ
ずから成る。鉄酞塩は腐食生成物䞭に含たれるク
ロム化合物ず反応する。垌薄鉄酞塩溶液はその溶
液䞭のクロム塩濃床が安定な倀に近づくたで埪環
させるこずができる。流䜓は垌薄鉄酞塩溶液をむ
オン亀換暹脂および過手段に通すこずによ぀お
粟補するこずができる。 本発明の第二の局面によれば、氎性冷华液が埪
環しおいる原子炉の配管系統の汚染陀去方法が提
䟛される。この方法は埪環甚冷华液に酞性の枅浄
剀を加えお垌薄枅浄剀溶液を圢成し、その枅浄剀
溶液を埪環しお配管系統の内衚面䞊の腐食生成物
の沈着物ず反応させ、腐食生成物の陀去によ぀お
枅浄剀溶液を再生し、再生された枅浄剀溶液を再
埪環させ、次いで枅浄剀を冷华液から陀去するこ
ずから成る。この発明の改良は酞性枅浄剀の添加
に先き立぀お配管系統䞭の腐食生成物の沈着物を
鉄酞塩で予備凊理する方法から成る。予備
凊理方法には埪環甚冷华液にPHをず14ずの間に
保持しながな鉄酞塩を加えお垌薄鉄酞塩溶
液を圢成し、そしおその垌薄鉄酞塩溶液の埪環を
続けお腐食生成物の沈着物䞭に含たれるクロム化
合物を酞化するこずが含たれる。 鉄酞塩は埪環甚流䜓に玄80℃たたはそれ以䞋の
枩床、奜たしくは玄15℃ず玄80℃の間の枩床、さ
らに奜たしくは45゜〜60℃の枩床で添加される。
流䜓はず14の間のPH、奜たしくは玄ず10の間
のPH、そしお最も奜たしくは玄10のPHに調敎され
る。この酞性PH範囲およびより高枩床においお、
この適圓な鉄酞塩は匏 2FeO4 2-10H+→2Fe3+3/2O25H2O に埓぀お分解する。 流䜓䞭の鉄酞塩の濃床はFeO4 2-ずしお蚈算し
お少なくずも玄0.01重量容量であるべき
である。そしお、奜たしい範囲は玄0.01ず玄
0.5の間であり、さらに奜たしい範囲は0.05
ず0.2の間であり、最も奜たしい濃床は玄0.1
である。鉄酞塩含有流䜓は䞀般にクロム化合物の
可溶化速床がれロに近くなるたで埪還される。こ
れには玄10分乃至玄10時間かゝる。奜たしい条件
䞋で、玄時間ず玄時間の間の時間が通垞適圓
である。所望の鉄酞塩濃床ずPHを維持するには、
反応䞭に時々远加量の鉄酞塩およびたたは酞た
たはアルカリが必芁になるだろう。 この酞化凊理には氎性流䜓に可溶性の鉄酞塩
が適しおいる。奜たしい鉄酞塩の䟋に鉄酞
ナトリりムおよび鉄酞カリりム、ならびに他の鉄
酞アルカリ金属塩および鉄酞アルカリ性金属塩が
ある。鉄酞カリりムK2FeO4が最も奜たし
い。 埪環甚流䜓はさらにある皮の炭酞塩およびリン
酞塩のような、鉄酞塩の安定性を高める傟向のあ
る化合物、およびたたは鉄酞塩ず酞化物の沈着
物ずの間の反応を促進する化合物を含有しおいお
もよい。 本発明による酞化方法で圢成される生成物−こ
れは䞻ずしお酞化第二鉄およびクロム酞塩類、な
らびに未反応鉄酞塩であるが−は前蚘のように流
䜓を過手段およびむオン亀換手段に通すこずに
よ぀お陀去するこずができ、かくしお冷华液を再
生するこずができる。所望によ぀おは、未反応鉄
酞塩は加熱するこずによ぀お、たたは酞の添加に
よ぀お鉄酞化物に転化するこずもできる。
極く少量の鉄酞塩を添加しなければならないずい
う事実は流䜓の再生を容易にし、攟射性の固䜓の
圢成量を枛じ、同時にこの方法のコストを䜎䞋さ
せる。 流䜓の再生埌にキダン−デコン法のような汚染
陀去工皋をさらに実斜しおもよい。 別法ずしお、キダン−デコン法で甚いられる詊
剀のような汚染陀去剀を酞化生成物を含有する䜿
甚枈みの鉄酞塩溶液に盎接添加するこずができ
る。キダン−デコン法の詊剀は炉の配管系統䞭の
腐食生成物の皮膜ず反応し、酞化予備凊理䞭に沈
殿した塩および酞化物を溶解し、そしお過剰の鉄
酞塩を分解する。可溶化された鉄の塩等を陀去す
るのにカチオン亀換暹脂が甚い埗、たた詊剀自䜓
を含めお他の党おの汚染物質を陀去するのにアニ
オン亀換暹脂たたは混合床のむオン亀換暹脂が甚
いるこずができ、それらによ぀お流䜓を再生する
こずができる。 この奜たしい方法の結合を甚いるず、廃液は党
くできず、代りに党おの溶解沈着物、たたいかな
る含有、䞀䜓化した攟射胜もむオン亀換カラムに
保持され、配管の衚面、ポンプおよびバルブ芁
玠、芯自䜓、たた冷华液をきれいな状態にしおお
く。このむオン亀換廃物は圓業者に公知の垞甚の
操䜜で取り扱うこずができる。 本発明による鉄酞塩法をキダン−デコン工皋ず
組み合せお甚いるず100以䞊の汚染陀去率を達成
するこずが可胜であるが、しかしほずんどの堎合
汚染陀去率は玄乃至25の範囲にある。 党汚染陀去凊理の有効さは腐食皮膜の組成に巊
右される。腐食皮膜䞭のクロムの割合は、䟋えば
運転条件、材料、および配管系統の運転幎数によ
り倧幅に倉わる。 本発明に埓぀お鉄酞塩で凊理された衚面に぀い
おの目芖怜査も、たた衚面の腐食速床の枬定も鉄
酞塩での凊理のために腐食が非垞に䜎いこずを瀺
した。 本発明の奜たしい実斜態様によれば、PWR−
その熱茞送系はステンレススチヌルおよびむンコ
ネル600から造られおいる−の内衚面䞊のクロム
含有腐食生成物の沈着物はその炉を運転䌑止し、
圧力を解攟し、そしお玄60℃に冷华するこずによ
぀お陀去するこずができる。䞻再埪環ポンプの運
転により、鉄酞カリりムの濃厚溶液を薬品泚入ポ
ンプ経由で盎接䞻冷华液に、玄0.1のFeO4 2-重
量容量の詊剀濃床に達するたで加える。その
垌薄氎溶液のPHは玄PH10の䞀定倀に保持するこず
ができる。远加の詊剀、酞たたはアルカリを必芁
ずされるずきに時々添加しお鉄酞塩濃床ずPHの䞡
者を䞀定に保぀。 10時間たでの時間が経過するず−その期間䞭冷
华液のクロム濃床を呚期的にチ゚ツクする−可溶
化されたクロムの量は倧䜓䞀定倀に達する、すな
わち腐食皮膜からのクロムの陀去速床はれロに近
づく。最も効果的な汚染陀去は䞀般に前蚘の奜た
しいFeO4 2-濃床が凊理党䜓を通じお保持されお
いるずきに達成される。 冷华液はたずフむルタヌに通しお鉄酞化
物のような埮粉状物質を陀去し、次いで混合床の
むオン亀換暹脂に通しおクロム酞塩、未反応鉄酞
塩等を陀去する。こうしお冷华液は再生するこず
ができ、䞀方配管系統は盎接さらにキダン−デコ
ン凊理のような枅浄方法に付すこずができる。配
管系統のフラツシングも冷华液の眮換も䞍芁であ
る。 以䞊の蚘述から、本発明は配管系統、特に原子
炉における䌝熱系統の配管系統の汚染陀去に単
玔、迅速な酞化予備凊理法を提䟛するこずがわか
るだろう。 本発明を次の実隓結果によ぀おさらに説明す
る。これらの実斜䟋は単に説明のためのものであ
぀お、本発明を限定するものず解すべきでないこ
ずに気付かれるべきである。 比范䟋 キダン−デコン凊理 基の䜜動しおいるBWRおよび基の䜜動し
おいるPWRの䞀次冷华系の配管から詊料断片を
取぀た。BWRおよびBWRず称する
BWRから詊料はステンレススチヌルタむプ304
の断片であり、たたPWR、PWRおよ
びPWRず称するPWRからの詊料はむンコ
ネル600の蒞気発生噚のチナヌブの断片であ぀た。
詊隓䜓BWR䞭の腐食沈着物は実質的にク
ロムを含たない酞化皮膜の兞圢的詊料であるのに
察しお、詊隓䜓BWR䞭の腐食沈着物は基
瀎金属材料に隣接するクロムリツチのバンドを含
有しおいた。 å…šPWR詊隓䜓䞊の腐食沈着物は倚量のクロム
を含有しおいた。PWRの詊隓䜓はコンバツ
シペン゚ンゞニアリング瀟Combustion
Engineering Inc.の建蚭に係る原子炉のプラン
トから埗たものであり、たたPWRおよび
の詊隓䜓はり゚ステむングハりス瀟
Westinghouseの建造に係る原子炉から埗たも
のであ぀た。぀のタむプの詊隓䜓間の䞻たる差
異はそれらの酞化皮膜の盞察的厚さずこれら皮膜
ず䞀䜓にな぀た攟射胜であ぀た。PWRおよ
びの詊隓䜓はより攟射性であり、そしおそ
れぞれの原子炉の運転時間の違いや、その運転時
間䞭原子炉に保持されおいた化孊的条件の可胜な
わずかな盞違を反映しおPWRの詊隓䜓より
䞀般に厚く、か぀より匷固に固着した腐食皮膜を
有しおいた。 配管の詊料断片を詊隓ルヌプの䞭で各皮の汚染
陀去凊理にさらした。ルヌプはステンレススチヌ
ル補の配管からできおおり、埪環液ずしお玄10
の脱むオン氎が入぀おいた。ルヌプは氎および溶
解した詊剀を閉ルヌプ内に埪環させるポンプを備
えおいた。詊隓蚭備は汚染陀去凊理䞭の党芏暡原
子炉䞭に存圚する流速、圧力、枩床、PHおよび導
電率を極めおよく再珟するように蚭蚈されおい
た。 詊料断片の攟射胜は詊料を固有ゲルマニりムガ
ンマヌカりンタヌから10〜20cm離しお眮いお枬定
した。カりンタヌからの信号はキダンベラシリヌ
ズCanberra Series8商暙ずいう栞分析噚
で分析し、次いでコンピナヌタヌPO−11商暙
で凊理した。コンピナヌタヌは適切な同䜍䜓の攟
射胜をマむクロキナヌリヌで䞎えるようにプログ
ラムされおいた。 詊料の攟射胜を枬定した埌、぀のタむプの詊
隓䜓をキダン−デコン法に埓぀お凊理した。各堎
合ずも酞性剀ずしおLND−101商暙を甚いた。
LND−101ぱチレンゞアミン四酢酞を玄40、
シナり酞を30、ク゚ン酞を30含有しおいる。
この酞性剀を氎にその濃床が0.1に達するたで
添加した。PWRずの詊隓䜓に぀いお
は、枩床を120℃に保ち、その凊理を時間続け
た。第衚のBWRの詊隓䜓は125℃の枩床
で時間、第衚のBWRの詊隓䜓は135℃
で24時間それぞれ保持した。その流䜓をカチオン
亀換暹脂のアンバヌラむトIR−120H+
Amberlite商暙にその時間の時間䞭通し
た。次いで、その詊剀を混合床のむオン亀換暹脂
ずしおのアンバヌラむトIRN−150を甚いお陀去
した。最終攟射胜を枬定し、そしお汚染陀去率を
枬定した。結果を第衚に瀺す。 このキダン−デコン法による酞性薬剀での凊理
でBWR材料の詊料はPWR材料の詊料よりはるか
に効果的に汚染陀去されるこずがわかる。詊隓䜓
が最高の汚染陀去率を瀺す。詊隓䜓
の汚染陀去率は、䞻ずしおこの詊料がクロムリツ
チのバンドを含有しおいるずいう事実から、より
䜎い。PWR材料の぀の異なる詊料に察しお埗
た汚染陀去率は非垞に䜎か぀た。 これらの結果は、キダン−デコン法の詊剀は単
独ではほずんどのPWRの冷华系における環元条
件においお生成するクロムリツチの皮膜を
䜙り倚くは陀去せず、埓぀おキダン−デコン法は
BWR材料から腐食皮膜を陀去する堎合ず同じよ
うに効果的にPWRの材料を汚染陀去するこずは
明らかにできないこずを蚌明しおいる。
【衚】  汚染陀去率
実斜䟋  鉄酞塩予備凊理ず過マンガン酞塩予備凊理ずの
比范 PWRのクロムリツチの腐食沈着物を陀去する
際の酞化予備凊理の有効さを枬定するには、鉄の
酞化物ずそれず䞀䜓にな぀た攟射性栞皮を溶解し
埗る二段階目の凊理を含めるこずが必芁である。
キダン−デコン法をこの目的に甚いるこずができ
る。第衚からわかるように、予備凊理なしで甚
いるずきは、キダン−デコン法の詊剀および他の
ほずんどの非酞化剀はPWR冷华系で生成する沈
着物のようなクロムリツチの腐食皮膜を陀去する
堎合には効果がない。キダン−デコン凊理ばかり
でなく、酞化予備凊理にも䟛された配管の汚染陀
去率における改良は圓然酞化予備凊理にたさに原
因があるずいうこずになる。第衚および第衚
は耇数のPWRからの詊料に察する酞化予備凊理
の効果を瀺しおいる。基の異なるPWRからの
詊料−詊隓䜓PWRおよびPWRずする
比范䟋−の攟射胜を枬定した。それに続いお、
詊料を本発明による鉄酞塩での予備凊理方法
たたはゞ゚ヌ・゚ヌ・アむレスJ.A.
Ayresが「デコンタミネヌシペン オブ ニナ
クレア リアクタヌズ アンド むクりむプメン
トDecontamination of Nuclear Reactors
and Equipment」〔ザ ロナルドプレス瀟
The Ronald Press Co.、ニナヌペヌクNew
York1970幎〕に蚘茉しおいるアルカリ性過マ
ンガン酞塩による予備凊理方法に䟛した。 方法およびにおいお、詊料は流䜓が埪環さ
れおいる詊隓ルヌプか比范䟋を参照、たたは
流䜓を撹拌する撹拌装眮を備えおいるガラスビヌ
カヌのどちらかに入れた。流䜓ずしお脱むオン氎
を甚いた。 方法においお、流䜓は各詊料に぀いお第衚
および第衚の第欄に瀺す枩床に保持した。
K2FeO4は流䜓に最終詊剀濃床が重量容量濃床
で0.01第衚䞭詊料およびたたは0.1
第衚䞭詊料〜および第衚䞭詊料〜
に達成するたで添加した。その垌薄氎溶液の
PHは䞀定のPH10に保぀た。远加の酞たたはアルカ
リを必芁ずされるずきに時々添加しおそのPHを維
持した。鉄酞塩の濃床は䞀定に保持されず、時間
ずずもに䜎䞋した。第衚および第衚の第欄
に蚘される時間の経過埌、流䜓をアンバヌラむト
IRN−150の混合床むオン亀換暹脂に通しおクロ
ム酞塩、未反応鉄酞塩等を陀去するか、あるいは
䟿宜のために、ルヌプたたはビヌカヌを排液し、
再床氎を満した。 方法においおは、流䜓を100℃に加熱した。
過マンガン酞カリりムおよび氎酞化ナトリりムを
それらの濃床がそれぞれ重量容量およ
び10重量容量に達するたで加えた。第
衚および第衚の第欄に蚘す時間の経過埌、ル
ヌプを排液し、新しい氎でフラツシングし、か぀
新しい氎を満した。 新しい流䜓方法たたは再生された流䜓
方法に察しおキダン−デコン法の詊剀を加
え、そしおPWRの詊料を比范䟋に蚘茉されるキ
ダン−デコン法により120℃で時間凊理した。
キダン−デコン凊理のために、党詊料断片を詊隓
ルヌプに入れた。 各詊料の最終攟射胜を枬定し、たた汚染陀去率
を求めた。 第衚の詊料の堎合、キダン−デコン法の完
結埌、粟補した流䜓を玄60℃たで冷华し、そしお
方法を繰り返し、続いお第二のキダン−デコン
凊理を行぀た。 第衚の詊料およびは予備凊理をしなか぀
た。詊料はキダン−デコン法により回凊理
し、詊料はキダン−デコン法に回付した。 第衚からわかるように、PWRの材料の
堎合−攟射胜は比范的少なか぀た−、鉄酞塩で予
備凊理した詊料も過マンガン酞塩で予備凊理した
詊料も第衚の詊隓䜓PWRの汚染陀去率ず
比范しおそれらの汚染陀去率に倧きな改良を瀺し
おいる。非垞に垌薄な鉄酞塩溶液で予備凊理した
詊料でさえ、極めお高い汚染陀去率を瀺しおい
る。これらの結果は、鉄酞塩の予備凊理は特に、
非垞に䜎濃床0.01〜0.1ず比范的䜎い枩床
60℃しか必芁にならない点を考慮するず、極
めお効果的であるこずを瀺しおいる。察照的に、
過マンガン酞塩の予備凊理は13溶液および100
℃の枩床を必芁ずする。 第衚からわかるように、PWRの材料は
極めお高い初期攟射胜を瀺した。詊料および
および第衚のPWR詊隓䜓ず比范するず、
詊料〜は改良された汚染陀去率を瀺す。
PWR詊隓䜓に぀いおの党汚染陀去率は
PWRの詊隓䜓のそれより䜎い。これは
PWR詊隓䜓䞊の腐食沈着物がPWR詊
隓䜓のそれより厚いためだろう。酞化剀は衚面局
のクロム沈着物を溶解させるが、鉄酞化物類を溶
解させるこずはできない。これらはキダン−デコ
ン法で陀去される。埓぀お、酞化凊理の有効さは
腐食皮膜の初めの数マむクロメヌタヌに限られ
る。結果ずしお、厚い腐食皮膜はこれを぀の連
続した鉄酞塩キダン−デコン凊理に䟛するのが
有利になる。第䞀の鉄酞塩キダン−デコン凊理
においお腐食皮膜の衚面局を酞化、陀去しお残り
の腐食皮膜が第二の鉄酞塩予備凊理工皋における
酞化および第二のキダン−デコン凊理における酞
化物陀去の䜜甚を受け易くなるようにする。これ
を詊料およびで説明する。䞡詊料共、詊料
が第二の鉄酞塩キダン−デコン凊理に䟛されお
いる点を陀いお同䞀の条件䞋で凊理した。埗られ
た詊料の汚染陀去率は詊料の汚染陀去率より
50高か぀た。
【衚】  汚染陀去率
【衚】  汚染陀去率
第衚および第衚は、PWRの材料に぀いお
その詊料の垌薄鉄酞塩溶液による予備凊理は汚染
陀去率を、キダン−デコン法単独による凊理によ
぀お埗るこずができる汚染陀去率ず比范しお盞圓
に改良するこずを明確に瀺しおいる。さらに、こ
れらの結果ははるかに高濃床のアルカリ性過マン
ガン酞塩による凊理ず比范しお鉄酞塩凊理の顕著
な効果を瀺しおいる。 アルカリ性過マンガン酞塩はその高濃床の故に
それを流䜓から陀去するのが鉄酞塩よりはるかに
困難である。かくしお、アルカリ性過マンガン酞
塩凊理をキダン−デコン法のような枅浄化法ずず
もに行うためには、流䜓を倚量のむオン亀換暹脂
鉄酞塩の陀去に必芁ずされる量の玄100倍に通
さなければならないし、あるいはたた系を排液
し、フラツシングしなければならず、この結果倚
量の攟射性廃棄物が生ずる。 参考䟋 腐食速床の枬定 むンコネル600の詊隓䜓ずステンレススチヌル
タむプ304304SSの詊隓䜓を秀量し、次の凊理
の぀に付した。 (1) 詊剀濃床0.3、135℃、24時間の条件䞋での
比范䟋によるキダン−デコン凊理、 (2) 鉄酞塩0.1、60、時間の条件䞋での実
斜䟋の方法による鉄酞塩凊理、次いで(1)に
おけるキダン−デコン凊理、 (3) 過マンガン酞カリりム、NaOH10、
100℃、時間の条件䞋での実斜䟋の方法
によるアルカリ性過マンガン酞塩凊理、次いで
(1)におけるキダン−デコン凊理。 凊理埌、スケヌルを陀去し、詊隓䜓を再秀量
し、凊理時間圓り、および衚面積圓りの重量枛を
求め、腐食速床Ό時間を蚈算した。第
衚に瀺す結果は個の詊料の平均である。
【衚】 第衚の結果から、304SSおよびむンコネル
600の䞡詊料の腐食速床は詊料が鉄酞塩で予備凊
理されおいようず、あるいは予備凊理されおいた
いず実際䞊同䞀であるこずがわかる。圓然、生じ
おいる少量の腐食はも぀ぱらキダン−デコン凊理
による。 実斜䟋  䞀定鉄酞塩濃床における鉄酞塩予備凊理ず過マ
ンガン酞塩予備凊理ずの比范 実斜䟋においお、PWR詊隓䜓の方法によ
る鉄酞塩での予備凊理には埪環甚流䜓に鉄酞カリ
りムを、兞圢的には最初のFe4 2-濃床を0.1重
量容量にするのに十分な量で加える工皋が含
たれる。この方法においお、〜時間埌の有効
鉄酞塩濃床は最初の濃床よりかなり䜎い。これは
䞻ずしお詊剀の酞化反応ず分解による。 次の䞀連の実隓においお結果は第衚に瀺さ
れる、所望の鉄酞塩濃床を鉄酞塩凊理党䜓を通
じお保぀ように、必芁ずされるずきに新しい詊剀
を加えた。 PWR詊隓䜓比范䟋を参照ず称される
PWRからの詊料の攟射胜を枬定した。続いお、
詊料を本発明による鉄酞塩での予備凊理に、たた
はゞ゚ヌ・゚ヌ・アレむス蚘茉のアルカリ性過マ
ンガン酞塩による予備凊理実斜䟋を参照に
付した。 詊料を流䜓が比范䟋に蚘茉のように埪環しおい
るテストルヌプに入れた。 鉄酞塩予備凊理のために、流䜓を各詊料に぀い
お第衚の第欄に瀺す枩床に保持した。この流
䜓にK2FeO4を最終詊剀濃床が重量容量濃床で
0.1詊料、およびたたは0.5詊料
に達するたで加えた。この垌薄氎溶液のPHを
PH10に䞀定に保持した。远加の酞たたはアルカリ
をこのPHを維持するために必芁なずきに時々加
え、か぀远加の鉄酞塩を加えお所望の鉄酞塩濃床
を保持した。第衚の第欄に瀺す時間の経過
埌、その流䜓を混合床のむオン亀換暹脂に通す
か、たたは䟿宜のために、そのルヌプを排液し、
氎で再び満した。過マンガン酞塩の予備凊理のた
めに、その流䜓を100℃たで加熱した。過マンガ
ン酞カリりムおよび氎酞化ナトリりムを過マンガ
ン酞カリりムの濃床が重量容量に、氎
酞化ナトリりム濃床が10重量容量に達す
るたで加えた。時間埌、そのルヌプを排液、新
しい氎でフラツシングし、か぀満した。 この新しい、たたは再生された流䜓にキダン−
デコン法の詊剀をその濃床が0.3に達するたで
加え、そしおPWRの詊料を比范䟋に蚘茉の
キダン−デコン法により135℃で24時間凊理した。 各詊料の最終攟射胜を枬定し、たた汚染陀去率
も求めた。腐食速床は参考䟋ず同じ方法で求め
た。 詊料はキダン−デコン法に䟛する前に予備凊
理しなか぀た。 第衚に瀺される初期攟射胜、最終攟射胜およ
び腐食速床の各倀は詊料の平均である。
【衚】  汚染陀去率。
第衚は実質的に䞀定鉄酞塩濃床における垌薄
鉄酞塩溶液による予備凊理が攟射性PWR詊
料を非垞に効果的に汚染陀去するこずを瀺しおい
る。鉄酞塩の予備凊理はキダン−デコン凊理ずず
もに行われお各詊料に぀いお攟射胜を玄95乃至99
䜎䞋させた詊料〜。キダン−デコン凊
理による攟射胜の䜎䞋は20以䞋であ぀た詊料
。鉄酞塩濃床0.5におけるPWRの材料
に぀いおの凊理は汚染陀去率を改良しなか぀たが
詊料、より䜎い鉄酞塩濃床における凊理より
わずかに効率が劣る傟向があ぀た。濃厚アルカリ
性過マンガン酞塩の予備凊理はキダン−デコン凊
理ずずもに行われおその詊料に぀いお攟射胜を玄
99〜99.5䜎䞋させた詊料。かくしお、
PWR材料の、濃床0.1に保持されおいる
鉄酞塩溶液による45℃においお時間の予備凊理
は10氎酞化ナトリりム溶液䞭の過マンガン
酞塩による100℃における時間の凊理ず実質的
に同皋床有効であ぀た。 第衚、第欄からわかるように、PWR
材料の党腐食速床に実質的な圱響を及がさない。
生ずる少量の腐食は各詊料に぀いおのキダン−デ
コン凊理による。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  配管系統の埪環甚氎性流䜓にPHをず14の間
    に保ちながら鉄酞塩を加えお垌薄鉄酞塩溶
    液を圢成し、該鉄酞塩を配管系統の内衚面に沈着
    した腐食生成物の䞭に含たれるクロム化合物ず反
    応させるこずを特城ずする氎性流䜓が埪環しおい
    る配管系統の内衚面に沈着したクロム含有腐食生
    成物の酞化方法。  前蚘垌薄鉄酞塩溶液をその䞭の鉄酞塩を有効
    濃床に保持しながら該溶液䞭のクロム濃床が安定
    倀に近づくたで埪環させ続け、その氎性流䜓をむ
    オン亀換手段および過手段に通すこずによ぀お
    粟補する工皋をさらに含む前蚘特蚱請求の範囲第
    項に蚘茉の方法。  前蚘垌薄鉄酞塩溶液の枩床を80℃たたはそれ
    以䞋に保持し、その際垌薄鉄酞塩溶液は少なくず
    も0.01重量容量のFeO4 2-濃床を有し、か
    ぀該鉄酞塩は氎溶性鉄酞塩類から遞ばれた
    ものである前蚘特蚱請求の範囲第項に蚘茉の方
    法。  前蚘垌薄鉄酞塩溶液の枩床を80℃たたはそれ
    以䞋に保持し、その際該垌薄鉄酞塩溶液は少なく
    ずも0.01重量容量のFeO4 2-濃床を有し、
    か぀該鉄酞塩は氎溶性鉄酞塩類から遞ばれ
    たものである前蚘特蚱請求の範囲第項に蚘茉の
    方法。  前蚘垌薄鉄酞塩溶液がさらに安定化甚化合物
    を含んでいる前蚘特蚱請求の範囲第項若しくは
    第項たたは第項に蚘茉の方法。  前蚘垌薄鉄酞塩溶液が0.01ず0.5重
    量容量の間のFeO4 2-濃床を有しおいる前蚘
    特蚱請求の範囲第項若しくは第項たたは第
    項に蚘茉の方法。  前蚘PHをず10の間に保持する前蚘特蚱請求
    の範囲第項若しくは第項たたは第項に蚘茉
    の方法。  前蚘垌薄鉄酞塩溶液の枩床を45℃ず60℃の間
    に保持する前蚘特蚱請求の範囲第項若しくは第
    項たたは第項に蚘茉の方法。  前蚘垌薄鉄酞塩溶液が0.05ず0.2重
    量容量の間のFeO4 2-濃床を有しおいる前蚘
    特蚱請求の範囲第項若しくは第項たたは第
    項に蚘茉の方法。  前蚘鉄酞塩を鉄酞ナトリりムおよび鉄酞カ
    リりムより成る矀から遞ぶ前蚘特蚱請求の範囲第
    項若しくは第項たたは第項に蚘茉の方法。  前蚘垌薄溶液が0.1重量容量の
    FeO4 2-濃床を有しおいる前蚘特蚱請求の範囲第
    項若しくは第項たたは第項に蚘茉の方法。  前蚘鉄酞塩が鉄酞カリりムである前蚘特蚱
    請求の範囲第項若しくは第項たたは第項に
    蚘茉の方法。  前蚘垌薄鉄酞塩溶液を、沈着した腐食生成
    物からのクロムの陀去速床がれロに近づくたで連
    続的に埪環させる前蚘特蚱請求の範囲第項に蚘
    茉の方法。  前蚘垌薄鉄酞塩溶液を10分乃至10時間埪環
    させる前蚘特蚱請求の範囲第項若しくは第項
    たたは第項に蚘茉の方法。  氎性流䜓が埪環しおいる前蚘配管系統が該
    氎性流䜓ずしお冷华液が埪環しおいる原子炉の配
    管系統であり該埪環冷华液に氎溶性の鉄
    酞塩を、埗られる垌薄鉄酞塩溶液のPHをず14ず
    の間に、か぀その枩床を80℃たたはそれ以䞋に保
    持しながら添加しお少なくずも0.01重量容
    量のFeO4 2-濃床を有する垌薄鉄酞塩溶液を圢
    成しそしお該垌薄鉄酞塩溶液の埪環を配管系統
    の内衚面に沈着した腐食生成物からのクロムの陀
    去速床がれロに近づくたで続けお該腐食生成物䞭
    に含たれるクロム化合物を該鉄酞塩で酞化
    する特蚱請求の範囲第項に蚘茉の方法。  前蚘冷华液をむオン亀換手段ずフむルタヌ
    手段に通しお埮粉状物ず溶解酞化生成物、および
    未反応鉄酞塩を陀去するこずによ぀お該冷华液を
    再生する工皋をさらに含む前蚘特蚱請求の範囲第
    項に蚘茉の方法。  前蚘鉄酞塩を鉄酞ナトリりムず鉄酞カリり
    ムより成る矀から遞び、前蚘垌薄鉄酞塩溶液は
    0.01ず0.5の間のFeO4 2-濃床を有し、前蚘PH
    はず10の間に保持され、そしお前蚘枩床は15℃
    ず80℃の間に保持されおいる前蚘特蚱請求の範囲
    第項たたは第項に蚘茉の方法。  前蚘鉄酞塩が鉄酞カリりムであり、前蚘垌
    薄鉄酞塩溶液は0.1のFeO4 2-濃床に保持され、
    そしお前蚘枩床は45℃ず60℃の間に保持されおい
    る前蚘特蚱請求の範囲第項たたは第項に
    蚘茉の方法。  前蚘垌薄鉄酞塩溶液がさらに鉄酞塩類の安
    定性を高める化合物を含んでいる前蚘特蚱請求の
    範囲第項たたは第項に蚘茉の方法。  原子炉の配管系統を埪環しおいる氎性冷华
    液に酞性の枅浄剀を添加しお垌薄枅浄剀溶液を圢
    成し、該枅浄剀溶液を埪環させお該配管系統の内
    衚面䞊のクロム含有腐食生成物の沈着物ず反応さ
    せ、該枅浄剀溶液から腐食生成物を陀去するこず
    によ぀お枅浄剀溶液を再生し、再生された枅浄剀
    溶液を再埪環させ、次いで該枅浄剀を冷华液から
    陀去するこずから成る、クロム含有腐食生成物の
    沈着物を内衚面に有し、氎性冷华液が埪環しおい
    る原子炉の配管系統の汚染を陀去する方法におい
    お、該酞性枅浄剀の添加に先き立぀お配管系統の
    腐食生成物の沈着物を鉄酞塩で予備凊理す
    る方法から成り、該予備凊理方法は埪環冷华液に
    PHをず14の間に保持しながら鉄酞塩を添
    加しお垌薄鉄酞塩溶液を圢成し、そしお該垌薄鉄
    酞塩溶液の埪環を続けお腐食生成物の沈着物䞭に
    含たれるクロム化合物を酞化する工皋を含んでい
    るこずを特城ずする汚染陀去方法。  前蚘酞性枅浄剀を冷华液に添加するに先き
    立぀お該冷华液を再性する工皋をさらに含む前蚘
    特蚱請求の範囲第項に蚘茉の方法。  前蚘垌薄鉄酞塩溶液の埪環を沈着した腐食
    生成物からのクロムの陀去速床がれロに近づくた
    で続ける前蚘特蚱請求の範囲第項に蚘茉の方
    法。  前蚘垌薄鉄酞塩溶液の枩床を80℃たたはそ
    れ以䞋に保持する前蚘特蚱請求の範囲第項若
    しくは第項たたは第項に蚘茉の方法。  前蚘垌薄鉄酞塩溶液が少なくずも0.01
    重量容量のFeO4 2-濃床を有しおいる前蚘特
    蚱請求の範囲第項若しくは第項たたは第
    項に蚘茉の方法。  前蚘垌薄鉄酞塩溶液の枩床を15℃ず80℃の
    間に保持する前蚘特蚱請求の範囲第項に蚘茉
    の方法。  前蚘垌薄鉄酞塩溶液が0.01ず0.5重
    量容量の間のFeO4 2-濃床を有しおいる前蚘
    特蚱請求の範囲第項に蚘茉の方法。  前蚘鉄酞塩が鉄酞ナトリりムおよび鉄酞カ
    リりムより成る矀から遞ばれたものである前蚘特
    蚱請求の範囲第項たたは第項に蚘茉の方
    法。  前蚘垌薄鉄酞塩溶液の埪環を10分乃至12時
    間続ける前蚘特蚱請求の範囲第項若しくは第
    項たたは第項に蚘茉の方法。  前蚘冷华液の再生工皋に垌薄鉄酞塩溶液を
    混合床のむオン亀換暹脂系に通しお腐食生成物を
    陀去する工皋が含たれおいる前蚘特蚱請求の範囲
    第項若しくは第項たたは第項に蚘茉
    の方法。  前蚘垌薄鉄酞塩溶液がさらに安定化甚化合
    物を含んでいる前蚘特蚱請求の範囲第項又は
    第項に蚘茉の方法。  原子炉の配管系統を埪環しおいる氎性冷华
    液に酞性の枅浄剀を添加しお垌薄枅浄剀溶液を圢
    成し、該枅浄剀溶液を埪環させお該配管系統の内
    衚面䞊のクロム含有腐食生成物の沈着物ず反応さ
    せ、該枅浄剀溶液をカチオン系むオン亀換暹脂に
    通しお溶解腐食生成物を陀去し、か぀枅浄剀溶液
    を再生し、再生された枅浄剀溶液を再埪環させ、
    次いで該枅浄剀溶液を混合床のむオン亀換暹脂系
    に通しお枅浄剀を冷华液から陀去するこずから成
    る、クロム含有腐食生成物の沈着物を内衚面に有
    し、氎性冷华液が埪環しおいる原子炉の配管系統
    の汚染を陀去する方法においお、該酞性枅浄剀の
    添加に先き立぀お配管系統䞭の腐食生成物の沈着
    物を鉄酞塩で予備凊理する方法から成り、
    該予備凊理方法は埪環冷华液にPHをず10の間
    に、たた枩床を45℃ず60℃の間に保持しながら鉄
    酞カリりムを添加しお0.1重量容量の
    FeO4 2-濃床を有する垌薄鉄酞塩溶液を圢成、保
    持し、該垌薄鉄酞塩溶液の埪環を続けお腐食生成
    物の沈着物䞭に含たれるクロム化合物を該クロム
    化合物の可溶化速床がれロに近づくたで酞化し、
    次いで垌薄鉄酞塩溶液をむオン亀換暹脂系に通し
    お冷华液を再生する工皋を含んでいるこずを特城
    ずする汚染陀去方法。  前蚘垌薄鉄酞塩溶液がさらに安定化甚化合
    物を含んでいる前蚘特蚱請求の範囲第項に蚘
    茉の方法。
JP3888983A 1983-03-09 1983-03-09 配管系統における酞化皮膜の凊理方法 Granted JPS59164998A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3888983A JPS59164998A (ja) 1983-03-09 1983-03-09 配管系統における酞化皮膜の凊理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3888983A JPS59164998A (ja) 1983-03-09 1983-03-09 配管系統における酞化皮膜の凊理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59164998A JPS59164998A (ja) 1984-09-18
JPH0365520B2 true JPH0365520B2 (ja) 1991-10-14

Family

ID=12537768

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3888983A Granted JPS59164998A (ja) 1983-03-09 1983-03-09 配管系統における酞化皮膜の凊理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59164998A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6106416B2 (ja) * 2012-11-30 2017-03-29 䞉菱重工業株匏䌚瀟 構造郚材の衚面凊理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59164998A (ja) 1984-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4587043A (en) Decontamination of metal surfaces in nuclear power reactors
US4287002A (en) Nuclear reactor decontamination
US5305360A (en) Process for decontaminating a nuclear reactor coolant system
US3873362A (en) Process for cleaning radioactively contaminated metal surfaces
US4476047A (en) Process for treatment of oxide films prior to chemical cleaning
US4731124A (en) Application technique for the descaling of surfaces
US3013909A (en) Method of chemical decontamination of stainless steel nuclear facilities
CA3003488C (en) Method of decontaminating metal surfaces in a heavy water cooled and moderated nuclear reactor
US11443863B2 (en) Method for decontaminating metal surfaces of a nuclear facility
KR102272949B1 (ko) 원자로의 냉각 시슀템에서의 ꞈ속 표멎 였엌 제거 방법
Murray A chemical decontamination process for decontaminating and decommissioning nuclear reactors
US6147274A (en) Method for decontamination of nuclear plant components
US4654170A (en) Hypohalite oxidation in decontaminating nuclear reactors
CA2236146C (en) Method for decontamination of nuclear plant components
WO1997017146A9 (en) Method for decontamination of nuclear plant components
US4913849A (en) Process for pretreatment of chromium-rich oxide surfaces prior to decontamination
JPH0365520B2 (ja)
Murray et al. Dilute chemical decontamination process for pressurized and boiling water reactor applications
JPH03246496A (ja) 原子力プラント甚配管又は機噚の攟射性物質の付着抑制方法
KR100313971B1 (ko) ꞈ속Ʞ판상에점착된산화묌을용핎하는방법
JPH0430560B2 (ja)
Torok Nuclear reactor decontamination
UA124477C2 (uk) ДПзуваММя цОМку Ўля ЎезактОвації легкПвПЎМОх реактПрів
Vartak et al. Chemistry of radiation problems in reactors
JPS6117993A (ja) 沞隰氎型原子力発電プラントの補造法