JPH0365235B2 - - Google Patents

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JPH0365235B2
JPH0365235B2 JP61031734A JP3173486A JPH0365235B2 JP H0365235 B2 JPH0365235 B2 JP H0365235B2 JP 61031734 A JP61031734 A JP 61031734A JP 3173486 A JP3173486 A JP 3173486A JP H0365235 B2 JPH0365235 B2 JP H0365235B2
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JP
Japan
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collision plate
water
water droplets
inlet
steam
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Application number
JP61031734A
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JPS62191055A (ja
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  • Safety Valves (AREA)
  • Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
  • Cyclones (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は蒸気や圧縮空気等の気体配管に取り付
けて、気体中の水(例えば、凝縮水)を分離して
系外に排除する気水分離器に関する。
この種の気水分離器は、ケーシング内の上部に
て流体を旋回せしめて、遠心力の作用で気体中の
水滴を振り出して分離するもので、気体は出口側
に通過させ、分離された水滴はケーシング内の下
部に配した排水弁でケーシングの外に排出するも
のである。
従来技術 そこで従来は、第4図に示す様なものであつ
た。これは減圧弁に気水分離器と自動排水弁を一
体に取付けたものである。以下にその説明をす
る。
減圧弁1の主弁3の周囲に、二重のほぼ円筒形
状の隔壁部材4を配置する。外側の円筒は真直ぐ
な形状で内側の円筒よりも低く形成する。内側の
円筒は上部と下部が緩かに拡がつた形状である。
テーパー状のスクリーン5を隔壁部材4の外側に
配置する。隔壁部材4の内側にはリブを介して中
心軸上に連結筒6が一体に形成されて主弁3の下
部を案内する。入口7はスクリーン5を通して隔
壁部材4の二重の円筒形状の間の環状空間8に連
結し、隔壁部材4の内側は主弁3の弁口を通して
出口9に連結する。
環状空間8に隔壁部材4と一体に旋回羽根10
形成する。
気水分離器のケーシング14の下端に、下蓋1
5を取り付けて、内部に排水弁室16を形成す
る。排水弁室16内に球形のフロート17を収容
する。
下蓋15には排水弁座18が排水口19の内端
に取り付けてある。フロート17を覆つてフロー
トカバー20を取り付ける。フロートカバー20
の下部に連結開口21を開ける。参照番号22は
フロートカバー20の上部に設けた通気孔であ
る。
入口7から入つた流体は旋回羽根10の傾斜壁
12で旋回せしめられる。流体中の水滴は遠心力
の作用で外側に振り出され分離される。
分離された水滴は外側の隔壁部材4とケーシン
グ14の内周壁に沿つて流れ下だる。隔壁部材4
の下端を通過した気体はその内側を通つて減圧弁
1の主弁3に向かい、出口9に流れ出る。分離さ
れた水はフロートカバー20の連結開口21を通
して内部に入る。このときフロートカバー20の
内部の気体は通気孔22を通して外部に出る。フ
ロート17は水位に応じて浮上降下して、排水弁
座18の排水弁口を開閉し、排水口19から水だ
けを系外に排出する。
本発明が解決しようとする問題点 上記のものでは、旋回流を強くしても水滴の一
部が出口側に運び出されてしまい、気水の分離効
率をある程度以上高めることができなかつた。
これは、流体を旋回せしめると、遠心力の作用
で質量の大きい物程外側に振り出されるという自
然法則を単に利用しているだけであるから、微小
な水滴は中央寄りを旋回しているために、また隔
壁部材に付着した水滴は表面に沿つて外側から内
側に回り込むために、気体で出口側に運ばれてし
まうからである。
この問題点を解決するためには、水滴を捕えて
積極的に外側に振り出す手段を付加しなければな
らない。
問題点を解決するための手段 衝突板と旋回羽根を組合わせた気水分離器にお
いて、分離器ケーシングで入口と分離室と出口を
形成し、入口と分離室を環状空間で連通して、分
離室に衝突板と旋回羽根を順次配置すると共に、
衝突板を上記環状空間の少なくとも入口側部に配
置し、衝突板の近傍に旋回羽根を取り付けたもの
である。
作 用 入口から環状空間を介して分離室に流入してき
た流体はまず衝突板と衝突する。流体中に含まれ
る水滴は衝突により集合成長して比較的質量の大
きなものとなる。質量の大きくなつた水滴は衝突
板からただちに近傍に取り付けた旋回羽根に至り
旋回流の遠心力により外側に振出されて分離され
る。
発明の効果 衝突により水滴を遠心力で分離できるだけの質
量に成長せしめてから、旋回により気水を分離す
ることにより、分離効率が向上すると共に、入口
と分離室を連通する環状空間の少なくとも入口側
部にのみ衝突板を配置すれば良く、小さな衝突板
で済み、且つ分離器自身をも小形化することがで
きる。
また、衝突板の近傍に旋回羽根を取り付けたこ
とにより、衝突板で一度集合成長した水滴が、旋
回羽根に至るまでに流体流れによつて再度分散さ
れることがなく、高い分離効率を維持することが
できる。
実施例 本発明の具体例を示す実施例を以下に説明す
る。
第1実施例 (第1,2図参照) 第4図の従来例のスクリーンの改良の為、対応
する部位には同じ番号を付し、他の説明は省略す
る。隔壁部材4の外側に配置した円錐状のスクリ
ーン5の入口側7の部分に下部に僅かの隙間32
を残して側面に衝突板30を溶接する。衝突板3
0には縦方向に数本の突起部31を設ける。
入口7から流入した微小な水滴は衝突板30に
当たり分離し、又流れの方向を変えて両側へ流れ
た水滴は突起部31に当たり更に分離される。大
きくなつた水滴は隙間32を通つて旋回羽根10
へ流れ込み、旋回されて分離される。
実施例2 (第3図参照) 分離板40の構造は実施例1と同じであるが取
付け場所をスクリーンと隔壁部材4の間に取付け
たものである。作用、効果は実施例1と同じなの
で省略する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による分離器を減圧弁に取付け
た状態の縦断面拡大図、第2図は分離器の平面
図、第3図は他の実施例の縦断面図、第4図は従
来の気水分離器の断面図である。 1:減圧弁、2:気水分離部、4:隔壁部材、
5:スクリーン、7:入口、9:出口、10:旋
回羽根、30:衝突板、31:突起部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 衝突板と旋回羽根を組合わせた気水分離器に
    おいて、分離器ケーシングで入口と分離室と出口
    を形成し、入口と分離室を環状空間で連通して、
    分離室に衝突板と旋回羽根を順次配置すると共
    に、衝突板を上記環状空間の少なくとも入口側部
    に配置し、衝突板の近傍に旋回羽根を取り付けた
    気水分離器。
JP3173486A 1986-02-14 1986-02-14 気水分離器 Granted JPS62191055A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3173486A JPS62191055A (ja) 1986-02-14 1986-02-14 気水分離器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3173486A JPS62191055A (ja) 1986-02-14 1986-02-14 気水分離器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62191055A JPS62191055A (ja) 1987-08-21
JPH0365235B2 true JPH0365235B2 (ja) 1991-10-11

Family

ID=12339266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3173486A Granted JPS62191055A (ja) 1986-02-14 1986-02-14 気水分離器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62191055A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5073273A (ja) * 1973-10-23 1975-06-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5073273A (ja) * 1973-10-23 1975-06-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62191055A (ja) 1987-08-21

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