JPH0364096A - 耐圧防爆容器 - Google Patents

耐圧防爆容器

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JPH0364096A
JPH0364096A JP19918489A JP19918489A JPH0364096A JP H0364096 A JPH0364096 A JP H0364096A JP 19918489 A JP19918489 A JP 19918489A JP 19918489 A JP19918489 A JP 19918489A JP H0364096 A JPH0364096 A JP H0364096A
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JP
Japan
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pressure
container
explosion
chamber
proof
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JP19918489A
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Mikio Tanaka
幹夫 田中
Daiichi Katsuta
勝田 大一
Shinichi Akano
赤野 信一
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Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は耐圧防爆構造が要求される現場設置タイプの差
圧または圧力指示発信器(以下単に差圧・圧力発信器と
いう)等に用いて好適な耐圧防爆容器に関し、特にその
内部に外部からの電磁波ノイズが混入することを防止し
なけれなならない電子部品等を含む回路部品を内設する
スペースを必要とする耐圧防爆容器の改良に関する。
〔従来の技術〕
たとえば現場設置タイプの差圧・圧力発信器は、各種プ
ロセス流体の圧力、差圧あるいは液面等を測定しその測
定信号をコントローラ側に発信するために測定現場等に
設置されるものであり、従来から実開昭81−1122
48号公報等を始めとして種々の構成によるものが知ら
れている。
この種の差圧・圧力発信器として従来一般には、受圧部
およびその受圧信号を感知して検出信号を送出する手段
を有する検出部ボディから延設される円筒状連結部の先
端側に連結されかつ前記検出信号送出手段に接続される
アンプユニットやこのアンプユニット側に選択的に接続
され測定値を設置現場にて確認するためにオプションと
して用いられる指示計(以下メータという)などを収納
して内設してなる発信部ケースと、この発信部ケース側
部に連結部を介して一体に連設されその内部に外部電源
側に接続される端子板を収容してなる端子箱とからなる
発信器ケーシングを備えてなり、その内部収容部品であ
るアンプユニット、メータ、端子板は、リード線やコネ
クタ等により適宜電気的に接続された状態で所要の位置
に収容して内設するといった構成が採用されていた。そ
して、 このような現場設置タイプの差圧争圧力発信器
において、たとえば石油精製工場等に用いられるもので
は、その発信器ケーシングを構成する発信部ケースや端
子箱を耐圧防爆容器構造とすることが保安上の理由から
求められており、このためこの発信器ケーシング各部で
の耐圧防爆構造や密封構造などを確実に行ない、耐圧防
爆対策を確実に確保し得るような構成とされていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、このような差圧・圧力発信器等といった耐圧
防爆容器構造を採用する各種機器、装置において、その
容器内部に外部からの電磁波ノイズ等といった各種雑音
(ノイズ)が混入することを防出しなければならない電
子部品を含む回路部品等を付設する場合に、このノイズ
を遮蔽し得る。いわゆる磁気シールド構造が必要とされ
るが、このとき−上述した回路部品等が内設されるスペ
ースを、容器内において一部を単純なノイズ遮蔽板で仕
切って磁気シールドした状態で形威すると、耐圧防爆容
器として問題を生じることがあった。特に、このような
問題は、たとえば差圧・圧力発信器等のようにメータ前
面側にガラス窓等を有し、このガラス窓からの電磁波ノ
イズの容器内への侵入を阻止し得ない場合に生じ易いも
のであった。勿論、このメータの背面側にノイズ遮蔽板
を付設することが一般に行なわれるが、容器内壁部との
間に隙間を生じることは避けられず、確実性に欠けるも
のであった。さらに2上述した回路部品を内設するスペ
ースとは別の内室には、外部との結線用リード線が引込
まれることが多く、その接続用開口部からのノイズの侵
入も避けられず、確実なノイズ遮蔽対策が必要とされる
このため、従来から磁気シールド用のノイズ遮蔽板とし
て磁性金属板材を用い、しかもこの遮蔽板を、容器内壁
部等に溶接等で隙間を生じないようにして設け、確実な
シールド機能つまりノイズ遮W&機能が得られるように
構成することが一般に考えられている。しかし、このよ
うな遮蔽板で容器内を二室以生に区切って耐圧防爆容器
を構成する場合には、一方の室内で爆発等が生じた際の
圧力重積現象を避は得る構成とすることが必要とされる
もので、容器構造を堅牢化しなければならず、その結果
容器構造が複雑化し、コスト高を招く等といった問題が
あった。特に、このように耐圧防爆容器を二室以上に分
割して構成する場合には、それぞれを耐圧防爆容器とし
て構成しなければならないもので、その煩雑さは避けら
れず、このような問題を解決し得る何らかの対策を講じ
ることが望まれている。
特に、上述したような差圧・圧力発信器にあっては、耐
圧防爆指針に適合する耐圧防爆構造による容器構成を満
足するとともに、その構成を簡素化し、計器全体の小型
、軽量かつコンパクト化、さらに低コスト化を図ること
が望まれ、このような要請をも満足することが必要とさ
れている。
〔課題を解決するための手段〕
上述した要請に応えるために本発明に係る耐圧防爆容器
は、ノイズの混入を防止することが必要とされる電子部
品等を含む回路部品を内設する容器内スペースを、他の
内室から仕切る磁性板からなる遮蔽板を適切かつ確実に
組付けて設けるとともに、この遮蔽板の一部に大径な開
口部を形威し、かつこの大径な開口部を磁性材からなる
金属箔により閉塞するようにしたものである。
〔作用〕
本発明によれば、耐圧防爆容器内において外部からのノ
イズが混入することを防止しなけれならない電子部品等
を含む回路部品を、遮蔽板およびその大径な開口部を閉
塞する金属箔により仕切った容器内室に収納して内設し
、適切かつ確実なノイズ遮蔽機能を発揮し得るとともに
、この内室内で爆発等が生じたりしたときには、上述し
た金属箔が外れたり破れたりし、容器内が連通状態とな
り、圧力重積現象等に配慮することは不要で、容器構造
を耐圧防爆基準を満足し得る程度で簡素化して構成する
ことが可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示した実施例を用いて詳細に説明
する。
第1図ないし第5図は本発明に係る耐圧防爆容器を差圧
・圧力発信器に適用した場合の一実施例を示すものであ
り、これらの図において、まず全体を符号1で示す差圧
・圧力発信器(本実施例では差圧発信器を例示している
)の概略構成を。
第1図等により簡単に説明すると、この発信器1は、受
圧部として一対のバリアダイヤフラム2a 、2bを有
しかつこれらバリアダイヤフラム2a 、2bによって
感知された二つの流体圧間での差圧を検出する感圧セン
サ3などを内蔵してなる検出部ボディ4と、この検出部
ボディ4から突設された円筒状連結部5の先端部に連結
して固定される略有底円筒状を呈するハウジング本体1
1およびその開口端を閉塞する蓋体12からなり本発明
を特徴づける耐圧防爆容器としての発信器ハウジング1
0とを備えている。なお、上述した検出部ボディ4は、
周知の通り、複数の分割形成されたボディをポルト・ナ
ツトにより締結することにより一体的に組立てられると
ともに、その内部に二種類の被測定用流体圧が導入口6
a、7aから導入される圧力室6,7と、これら圧力室
6.7にバリアダイヤフラム2a、2bを介して対面し
感圧センサ3までの間に圧力伝達媒体が封入されてなる
一対の測圧室8a、8bが形成され、これら測圧室8a
 、8bはセンタダイヤプラム2Cにより画成されてな
る構成とされる。また、前記円筒状連結部5は、金属製
筒体5aとその内側筒体5bとからなり、この内側筒体
5bには、前記感圧センサ3からの検出信号を外部に導
出させる複数本の信号取出し用リード9がハーメチック
シール等によりシールされた状態で連結部5先端部から
突設されている。ここで4この種の検出部ボディ4にお
ける検出部構成およびその作用等は従来から周知の通り
であり、その詳細な説明は省略する。
一方、上述した検出部ボディ4の円筒状連結部5先端部
に連結して設けられる耐圧防爆容器としての発信器ハウ
ジング10を、ハウジング本体11と蓋体12によって
耐圧防爆指針に適合する構造を確保するとともに、その
内部に、検出部ボディ4側からの検出信号を受信しこれ
を演算処理する複数枚のプリント回路基板21a、21
bおよびこれに実装される電気部品21cからなるアン
プユニット21を内設するアンプ室22、そのアンプユ
ニット21と外部電源、遠隔操作部(図示せず)とを接
続する複数の端子23aを有する端子台23と複数の電
気部品24aが実装されている端子板24による端子板
ユニット25を内設する端子室26、さらにメータ27
を内設するメータ室28を、検出部ボディ4側から積層
状態となるように形成している。そして、端子室26に
臨んでハウジング本体ll側部には、各端子23aに選
択的に接続される外部からのケーブル(図示せず)の引
込み口29を形成しており、またメータ27をハウジン
グ10外部から目視可能とする透明板30を、ハウジン
グ10を構成する蓋体12に開口した開口部30a内側
に耐圧防爆指針を満足する状態で設けるようにしている
。なお、この実施例では、上述した透明板3oを、蓋体
12の内側にセットリング30bにより組付は固定し、
またメータ27を、端子板ユニット25側から立設され
る六角スタッド31に対しねじ止め固定した場合を示し
ている。
ここで、上述した発信器ハウジングlOおよびその内部
への発信器構成部品の組込み構造を、第1図等を用いて
簡単に説明すると、本実施例では、発信器ハウジングl
Oを構成するハウジング本体11を、アルミニウム合金
による鋳物またはグイキャスト等で略円筒状を呈するよ
うに形成された円筒状部材40と、その一端側(発信器
背面側)の開口部を閉塞するようにねじ込みにより組付
けて固定される前記円筒状部材40とは溶接接合が行な
えない異なる材料、たとえばステンレス鋼により絞り加
工等によって略カップ状に形成される底蓋部材41(第
3図(a) 、 (b)参照)とで構成している。なお
1図中40a、41aは円筒状部材40の一端側開口部
に形成された内周ねじ部およびこれに螺合される底蓋部
材41の周壁部に形成された外周ねじ部で、これらを螺
合接合させることにより、この結合部分での耐圧防爆指
針に適合する隙間と奥行長さが満足されるような構成と
なっている。また、41bは前記円筒状連結部5が嵌込
まれて溶接接合される開口部、4zはこれらねじ部40
a、41aの螺合接合時において所要の個所で岡部材を
連結固定するための押しねじで、この押しねじ42でハ
ウジング本体11においてケーブル引込み口29のよう
に方向性が特定される円筒状部材40を所要の回転位置
で底蓋部材41側に連結するようになっている。
このような構成によれば、このハウジング本体11全体
を、従来一般的であったようにアルミニウム合金により
鋳造で一体に形成した場合に比べ製造が容易に行なえる
ばかりでなく、検出部ボディ4側の円筒状連結@5との
接合部構造の面からも優れている。すなわち、アルミニ
ウム合金によるグイキャスト製品としてハウジング本体
11全体を構成した場合、ステンレス鋼等で形成されて
いる検出部側の円筒状連結部5との間を連結する結合部
に単純な溶接手段を採用することはできず、耐圧防爆指
針に適合する隙間と奥行長さをもつ結合部構造を採用し
なければならない、そして、この耐圧防爆指針に適合す
る結合部構造を採用するには、円筒状連結部5を所定長
さにわたって保持し得るボス部を、ハウジング本体11
の底部外側または内側に形成しなければならず、その結
果結合部構造が複雑化するとともに計器全体の大型化や
大重量化等を避けられないものであった。
これに対し木実施例構造では1円筒状連結部5とこのカ
ップ状底蓋匍材41とを溶接接合することができ、耐圧
防爆指針をこの接合部で配慮することが不要であるため
に、構造を簡素化し部品点数や加工5組立工数等を軽減
できるとともに、底蓋部材41の肉厚を、接合強度を許
容し得る限度範囲内で最小限まで薄くでき1重量軽減を
図れる等の利点を奏するものである。
ところで、上述したような発信器ハウジング10におい
て本実施例では、底蓋部材41内に。
アンプユニット21を収容配置するためのアンプ室22
を形成しており、このアンプ室22内に配置される各種
電子部品等を始めとする回路部品に対し、たとえばメー
タ27前面側のガラス窓としての透明板30等を通って
侵入する外部からの電磁波ノイズ等が混入することを防
止する対策を講じることが必要とされる。最も簡単には
、アンプ室22を、耐圧防爆容器としてのハウジング1
0内をノイズ遮蔽部材で完全に仕切り、アンプ室22を
独立した室として構成することであるが。
このようにすると、耐圧防爆容器における圧力重積現象
を生じることを避けられず、容器つまりハウジング10
全体を堅牢な構造としなければならず、実用面で問題と
なる。
このため、本発明によれば、上述した耐圧防爆容器とし
てのハウジング10内に、外部からのノイズ混入を防止
することが必要とされる電子部品等を含む回路部品を内
設する容器内スペースであるアンプ室22を他の内室(
端子室26やメータ室28等)から仕切る磁性板からな
るノイズ遮蔽板43を、第2図(a)、(b)や第4図
(a)、(b)等からも明らかなように、ハウジング本
体11を構成する底蓋部材41の開口部分に適切かつ確
実に組付けて設けるとともに、この遮蔽板43の一部(
中央部など)に大径な開口部43eを形成し、かつこの
大径な開口部43eを磁性材からなる金属箔46により
閉塞するようにしたところに特徴を有している。ここで
、このノイズ遮蔽板43は、第4図(a)、(b)に示
すように、全体が略円板状を呈するようにして磁性金属
材により形成され、かつそのmat部の一部に外方に延
設され前記底!!材41側に嵌込んだ際に係止される係
止片43a(第5図等参照)を構成するとともに、それ
以外の部分は円弧状壁部43bとして折曲げ形成され、
底蓋部材41との組合わせが適切かつ確実に行なえるよ
うな構成となっている。すなわち、上述した底蓋部材4
1の開口部内側には、第2図(a)、(b)および第3
図(a)、(b)からも明らかなように、前記円弧状壁
部43bが圧入により嵌込み固定される圧入部41cが
形成され、これによる段部41dで前記遮蔽板43を所
定の嵌込み位置で支持するように構成されている。また
この圧入部41cにおいて周方向の複数個所は切込み形
成され、その切込み部41eに前記遮蔽板43側の係止
片43aが係入して係止されるように構成されている。
そして、これら係止片43aの切込み部41elへの係
入により、底蓋部材41への遮蔽板43の組付乞すが適
切かつ確実に行なわれ、確実な支持状態と回り止め機能
とを得ることが可能となる。
そして、このような構成によれば、耐圧防爆容器である
ハウジング10内において外部からのノイズが混入する
ことを防止しなけれならない電子部品等を含む回路部品
を右するアンプユニット21を、遮蔽板43およびその
大径な開口部43eを閉塞する金属箔46により仕切っ
た容器内室であるアンプ室22に収納して内設し、常時
は適切かつ確実なノイズ遮蔽機能を発揮し得るようにな
っている。ここで、上述した開口部43eを閉塞する金
属飴46は、この底蓋部材4iによるアンプ室22と端
子室26側との間で圧力重積現象が生じることのないよ
うに両室をその外れや破れ等で連通可能な状態とし、し
かも上述したように常時はシールド機能を確保するため
に用いられる。このようにすると、耐圧防爆容器におt
する圧力重積現象等への配慮が不要となり、その結果ハ
ウジング10の容器構造を耐圧防爆基準を満足し得る程
度で簡素化して構成することが可能となる。勿論、この
実施例構造では、遮蔽板43において係正片43aの両
側に切込まれるU字状切込み43f、43f部分でのノ
イズ遮蔽は行なえないが、隙間はわずかで、実質上で支
障ないものである。また、このような隙間の存在は、耐
圧防爆容器においては、本来圧力重積現象の原因となる
ものであるが、前述したように金属箔46で連通可使に
閉塞されている開口fi43eにより問題ないものであ
る。
なお、第4図?a)中43cは第1図から明らかなよう
にこのシールド板43の両面間を電気的に接続するため
のノイズフィルタを兼る連通端子44取付は用の穴、4
3dは前記端子ユニット25等を組付けるための端子台
スペーサ45の固定用穴である。
さらに、pJ1図中47は上述したアンプ室22内でア
ンプユニット21を構成する複数枚のプリント回路基板
21m、21bを所定間隔をおいて積層した状態で保持
するための保持具である。
一方、第1図において50は端子板ユニット26の上方
を覆うように被せられかつ前記ケーブル引込み口29に
臨む部分が傾斜するように折曲げられた案内面50aと
なるガイド板で、第1図から明らかなように、端子板2
4上での電気部品24a等が、引込み口29から引込ま
れるケーブルの先端等に接触して損傷したりしないよう
に構成とされている。なお、このガイド板50に。
端子板24上の電気部品24a等を電気的ノイズから保
護するシールド機能をもたせると機能的に有利である。
さらに、第1図中52.53は前記端子板25と前記メ
ータ27とを電気的に接続するためのコネクタである。
以上の構成による差圧・圧力発信器lでは。
検出部ボディ4の円筒状連結部5先端側に耐圧防爆容器
としての発@器ハウジングlOを構成するハウジング本
体11(底蓋部材41)を連結して設け、かつこのハウ
ジング本体ll内で検出部ボディ4側からアンプユニ、
)21.端子板ユニット25、さらに選択的にメータ2
7を内設するとともに、ハウジング本体11開口端を蓋
体12で閉塞することで耐圧防爆構造をもち、しかも全
体の構成が筒素化され、小型かつ低コスト化を図れる等
の利点を有している。なお、上述したハウジング本体1
1を構成する円筒状部材40と底蓋部材41とを、ねじ
結合により耐圧防爆指針に適合する隙間と奥行長さをも
って結合した場合を示したが、これに限定されず、適宜
の結合構造で、耐圧防爆指針を満足するように一体化し
て構成すればよいものである。
なお1本発明は上述した実施例構造に限定されず、差圧
・圧力発信器1等による耐圧防爆容器各部の形状、構造
等を、適宜変形、変更することは自由で1種々の変形例
が考えられよう、たとえば上述した実施例では、本発明
を特徴づけるアンプ室22をシールドするノイズ遮蔽板
43に穿設した大径な開口部43eを閉塞する金属箔4
6として、開口部43eよりも多少大径な円形状薄板で
構成した場合を例示したが1本発明はこれに限定されず
、たとえば第6図(a)、(h)に示すように、ノイズ
遮蔽板43と略同径の円形薄板状を呈し、特に遮蔽板4
3の底蓋部材41側への係止片43aと円弧状壁部43
bとを形成するために生じるU字状切込み43f、43
f (第5図等参照)部分をも閉塞するようにし、より
確実なノイズ遮蔽効果を得られるように構成してもよい
ことは勿論である。ここで、金属箔46において遮蔽板
43上に設けられる連通端子44や端子台スペーサ45
に対応する部分を切欠き形成することは言うまでもない
また、上述した実施例では、本発明を差圧・圧力発信器
としてメータ室28、端子室26、アンプ室22等を一
体的な円筒状容器内に配設してなる構造を有するものに
適用した場合を例示したが、これに限定されず、発信器
ハウジングとして種々の構造を有するものに適用し得る
ものであり、さらにこの発信器に限定されず、内部にノ
イズ遮蔽が必要となる部品を部分的に内設しなければな
らない各種分野に用いられる耐圧防爆容器に適用して効
果を発揮し得ることも勿論である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係る耐圧防爆容器によれば
、ノイズの混入を防+hすることが必要とされる電子部
品等を含む回路部品を内設する容器内スペースを、他の
内室から仕切る磁性板からなる遮蔽板を適切かつ確実に
組付けて設けるとともに、この遮蔽板の一部に大径な開
口部を形威し、かつこの大径な開口部を磁性材からなる
金属箔により閉塞するようにしたので、簡単かつ安価な
構成にもかかわらず、耐圧防爆容器内において外部から
のノイズが、混入することを防止しなけれならない電子
部品等を含む回路部品を、遮蔽板およびその大径な開口
部を閉塞する金属箔により仕切った容器内室に収納して
内設し、適切かつ確実な/イズ遮蔽機能を発揮し得ると
ともに、この内室内で爆発等が生じたりしたときには、
上述した金属箔が外れたり破れたりし、容器内が連通状
態となり、圧力重積現象等に配慮することは不要で、容
器構造を耐圧防爆基準を満足し得る程度で簡素化して構
成することが可能で、容器全体の小型かつコンパクト化
や低コスト化を図れる等の種々優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る耐圧防爆容器を適用した差圧・圧
力発信器の一実施例を示す側断面図、第2図(a)、(
b)は本発明を特徴づけるノイズ遮蔽板のハウジング側
への取付は状態を示す底蓋部材との組立体の概略正面図
およびその側断面図。 第3図(a)、(b)はハウジング本体の一部を構成す
る底蓋部材を拡大して示す正面図および側断面図、第4
図(a)、(b)はこの底蓋部材の開口部に組付けられ
内部にアンプ室を形成するシールド板部材の正面図およ
び側断面図、第5図は底蓋部材に対してのシールド板部
材の組付(す状態を説明するための第2図におけるV部
の拡大図、第6図(a)、(b)は本発明の別の実施例
を示す概略正面図およびその側断面図である。 l・・・・差圧・圧力発信器、5・・・・検出部側の円
筒状連結部、lO・・・・耐圧防爆容器としての発信器
ハウジング、11・・・・ハウジング本体、12・・・
・蓋体、21・・・・アンプユニy)、21a。 21b・・・・プリント回路基板、22・・・・アンプ
室、23◆・・・端子台、23a・・・・端子、24争
・・・端子板、25・・・・端子板ユニット、26・・
・・端子室、27a***メータ、28・・・・メータ
室、30・・・・透明板、40・・・・円筒状部材、4
1・・・・底蓋部材、43・・・・ノイズ遮蔽板、43
a・・・・係上片、43b・・・・円弧状壁部、43e
・・・・大径な開口部、43f・・・・U字状切込み、
44・・・・連通端子、46・・・・金属箔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  ノイズの混入を防止することが必要とされる電子部品
    等を含む回路部品を内設するスペースを有する耐圧防爆
    容器において、この容器内で前記回路部品を内設するス
    ペースを他の内室から仕切る磁性板からなる遮蔽板を設
    けるとともに、この遮蔽板の一部に大径な開口部を形成
    し、かつこの大径な開口部を磁性材からなる金属箔によ
    り閉塞したことを特徴とする耐圧防爆容器。
JP19918489A 1989-08-02 1989-08-02 耐圧防爆容器 Pending JPH0364096A (ja)

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