JPH036333B2 - - Google Patents

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JPH036333B2
JPH036333B2 JP5095085A JP5095085A JPH036333B2 JP H036333 B2 JPH036333 B2 JP H036333B2 JP 5095085 A JP5095085 A JP 5095085A JP 5095085 A JP5095085 A JP 5095085A JP H036333 B2 JPH036333 B2 JP H036333B2
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JP
Japan
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generator
temperature
air temperature
exhaust air
cooling system
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JP5095085A
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English (en)
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JPS61210232A (ja
Inventor
Kazuhiko Matsumoto
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は発電装置のタービン側冷却系統点検
装置、例えば防音パツケージ内において、ガスタ
ービンで発電機を駆動するようにした非常用ガス
ータビン発電機のタービン側冷却系統点検装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
第4図は例えば雑誌「電設工業」1982年7月号
第35ページに示されている従来の非常用ガスター
ビン発電装置の概略構成と、その冷却風等の流れ
を示すものである。
この図において1は防音パツケージ、2はこの
防音パツケージ内に原動機として配設されたガス
タービン機関、3はガスタービン機関の燃焼吸気
入口、4及び5は上記燃焼吸気を上記ガスタービ
ン機関2に導くガイド、6はガスタービン機関の
排気ガスを防音パツケージ外へ排出する排気ガス
出口、7は上記ガスタービン機関に結合された減
速機、8は上記減速機に結合され、上記ガスター
ビン機関2によつて駆動される発電機、9は上記
発電機を冷却するための冷却空気を吸入する吸気
口、10は上記冷却空気を発電機内に導く通気
口、11は発電機内の冷却空気を外部に導く通気
口、12は発電機及びガスタービン機関を冷却し
た冷却風を防音パツケージの外部に排出する排風
口、13は発電機8の上方に設けられ、潤滑油を
冷却するための電動式潤滑油冷却器、14は発電
装置の制御盤で、主回路及び制御線15によつて
ガスタービン機関2及び発電機8と接続され、ガ
スタービン機関の起動、停止の他、計測、保護を
行ない、又、発電機8の制御を行なうものであ
る。なお、図中の矢印は風の流れを示す。
次にこの装置の動作について説明する。
制御盤14からの運転指令によつてガスタービ
ン機関2が起動し、減速機7を介して発電機8が
運転される。
ガスタービン機関2は燃焼吸気入口3から自力
で空気を取り入れて燃料を燃焼させ、排気ガス出
口6から排気ガスを外部に排出しながら運転を継
続する。
発電機8は吸気口9及び通気口10を経て冷却
風を取り入れ自己冷却をすると共に排風は通気口
11から機外に排出する。この排出された排風と
電動式潤滑油冷却器13を通つた冷却風とが合流
して更にガスタービン機関を冷却し、その後、排
風口12から防音パツケージ外に排出される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の装置は以上のように構成されており、発
電機とガスタービン機関とが一連の冷却風によつ
て冷却されるものであるが、防音パツケージ内に
装置されている吸音用の内張り材や、防音パツケ
ージ外の室内吸音材等が吸気口9や排風口12に
付着して夫々の開口部が詰まり冷却風の導入量が
減少して冷却不足となつた場合、防音パツケージ
内の配線の溶断や短絡事故が発生する恐れがある
が、従来の装置においてはこれらの事故を検出す
ることが出来なかつた。従つて発電装置の運転不
能という事態が発生する恐れがあり、非常用発電
装置としての信頼性が著るしく低下する恐れがあ
つた。
この発明はこのような問題点を解消するために
なされたもので、この種発電装置における冷却系
統の性能低下を迅速に検出し得るようにした装置
を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る装置は防音パツケージへ吸入さ
れる吸気の温度、防音パツケージから排出される
排風の温度及び発電機の負荷量を検出し、発電機
負荷量と吸気温度とから演算される冷却風温度と
排風温度とを比較する手段を有し、その比較結果
にもとずいて発電装置の冷却系統の性能低下の有
無をチエツクするようにしたものである。
〔作用〕
発電機の負荷量を検出することによつて、冷却
風が発電機内においてどの程度、温度上昇するか
を演算することが可能であるためこの演算結果に
吸気温度を加えたものと、排風温度とを比較する
ことにより防音パツケージ内における冷却が適切
であるか否かをチエツクすることが出来るもので
ある。
〔発明の実施例〕
以下、第1図に示すこの発明の一実施例につい
て説明する。
この図において3はガスタービン機関の燃焼吸
気入口で第4図に示す従来のものに比して構成と
配置が多少異なり、発電機側とガスタービン側と
が区切られ、夫々で吸気及び排気を行なうように
なつている。16は発電機の吸気口9に設置され
た消音器、17は発電機の冷却風を防音パツケー
ジ外に排出する排風ダクト、18はタービン側パ
ツケージへの吸気温度を検出する検出装置、19
はタービン側パツケージから外部へ排出される排
風の温度を検出する検出装置、20は自動点検装
置で、所定時間毎に上記各検出装置18,19か
らの検出結果を取り入れるようにされている。又
21は制御盤14に設けられ発電機の運転状態を
検出する検出接点で、運転時に接点が閉成して所
定の信号を自動点検装置20に供給する。22は
同じく制御盤14に設けられた電力計測装置で、
発電機8の負荷を検出してそれに応じた信号を上
記自動点検装置20に供給する。なお、自動点検
装置20は、以下に述べる装置23〜28を含む
形で構成されるものである。23は入力装置で吸
気温度、排風温度、発電機の運転状態及び発電機
の負荷量に応じた信号を夫々受け取り、各信号を
論理判断や演算が可能な信号に変換するものであ
る。24は所定の論理判断や演算を実行するため
のプログラムや入力データ、演算結果等のデータ
を記憶する記憶装置、25は上記記憶装置24に
内蔵されたプログラムの内容に従つて上記入力装
置23からデータを取り入れ論理判断や演算を実
行すると共に、その結果を上記記憶装置や出力装
置26へ出力する演算制御装置、27は出力装置
26に接続された表示装置で、出力内容に応じた
表示を行なうものである。28は同じく出力装置
26に接続された補助リレーで、出力内容に応じ
て適宜の手段を制御し出力内容を伝達するもので
ある。
その他の構成は従来のものと同様であるため説
明を省略する。
次にこの実施例の動作を第2図に示すフローチ
ヤートを使つて説明する。発電機8を運転するま
での手順は従来のものと同様である。発電機8の
運転を検出接点21で検出し、その信号を自動点
検装置20に与えることによつて自動点検装置2
0を動作させる。自動点検装置20は検出装置1
8から吸気温度θ2を読み取り、検出装置19から
排風温度θ1を読み取る。又、制御盤14の電力計
測装置22を経て発電機8の負荷電力量KWを読
み取り、夫々のデータを入力装置23を経て記憶
装置24に記憶する。電力量は読み取り周期間の
平均値をとるのがよい。
なお、発電機の負荷電力量とタービンパツケー
ジ側の温度上昇との関係は第3図に示すような相
関々係にあるため、この関係をあらかじめ記憶装
置24に記憶させておくことにより演算制御装置
25は発電機の負荷電力量に対応した温度上昇θs
を算出することが出来る。
更に演算制御装置25によつてθ1−θ2を演算
し、このθ1−θ2とθsとを比較する。この場合、θ1
−θ2>θsであれば異常に温度が上昇しており冷却
系統の異常と考えられるため出力装置26から表
示装置27を動作させて「異常」を表示すると共
に、補助リレー28を動作させてこれを記録す
る。又、θ1−θ2<θsであれば一定時間経過後に再
度、データ読取り、演算、判断を行ない発電装置
の運転が終了するまで点検を繰り返す。最終まで
θ1−θ2<θsであれば運転終了後、点検結果を
「良」と出力し終了する。この実施例は精密なデ
ータと、精密な計算式で常時、点検することが出
来るため冷却性能の低下を正確に検出することが
出来るものである。
又、一定周期毎の吸気温度、排風温度及び発電
機負荷量をタイプアウトして記録し得るようにす
れば温度の変化状態や異常時における状況を詳細
に知ることが出来るものである。
更に、上記の実施例では非常用ガスタービン発
電装置のガスタービン側パツケージの冷却系統に
ついて述べたが、発電機冷却系統とガスタービン
パツケージ冷却系統が同じ場合は全体パツケージ
の冷却系統であつてもよい。この場合、発電機の
負荷量としては電力量に代えて電流と力率を検出
しθsを補正するようにしてもよい。
更に又、非常用以外の発電装置にも適用し得る
し、ガスタービン以外の原動機を使用しても上記
と同様な効果を奏するものである。
〔発明の効果〕
この発明は以上のように構成されているため、
運転中における冷却性能の低下を効果的に防止
し、防音パツケージ内における配線の溶断を防止
し得る他、発電装置の運転信頼性を大巾に向上さ
せることが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す概略構成
図、第2図は上記実施例の動作を説明するための
フローチヤート、第3図は負荷量と温度上昇との
関係を示す特性図、第4図は従来の装置を示す概
略構成図である。 図中1は防音パツケージ、2はガスタービン機
関、3は吸気入口、4,5はガイド、6は排気ガ
ス出口、7は減速機、8は発電機、9は吸気口、
10,11は通気口、12は排風口、13は電動
式潤滑油冷却器、14は制御盤、16は消音器、
17は排風ダクト、18は吸気温度検出装置、1
9は排風温度検出装置、20は自動点検装置、2
1は運転状態検出接点、22は電力計測装置、2
3は入力装置、24は記憶装置、25は演算制御
装置、26は出力装置、27は表示装置、28は
補助リレーである。なお、23〜28は自動点検
装置20の構成要素である。又、同一符号は夫々
相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 防音パツケージ内に配設された原動機と、こ
    の原動機によつて駆動される発電機とを有する発
    電装置において、上記原動機を冷却するため上記
    防音パツケージ内に吸入される吸入空気の温度
    と、冷却後、上記防音パツケージ外に排出される
    排風の温度とを夫々検知すると共に、上記発電機
    の負荷量と上記吸入空気温度とから演算される冷
    却排風温度と、上記排風温度とを比較し、その比
    較結果に応じて冷却系統の性能低下の有無を検出
    し得るようにしたことを特徴とする発電装置のタ
    ービン側冷却系統点検装置。 2 吸気温度、排風温度及び発電機の負荷量は所
    定時間毎に検出するようにしたことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の発電装置のタービン
    側冷却系統点検装置。 3 吸気温度、排風温度及び発電機負荷量の検出
    値を夫々記録し得るようにしたことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項又は第2項記載の発電装置
    のタービン側冷却系統点検装置。 4 冷却排風温度の演算及びこの演算結果と排風
    温度との比較は、マイクロコンピユータを内蔵し
    た演算装置によつて行なわれることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに記載
    の発電装置のタービン側冷却系統点検装置。
JP5095085A 1985-03-14 1985-03-14 発電装置のタービン側冷却系統点検装置 Granted JPS61210232A (ja)

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JPS61210232A JPS61210232A (ja) 1986-09-18
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