JPH0363222A - 中枢神経系の障害の治療のため及び脳血流の促進のための薬剤 - Google Patents

中枢神経系の障害の治療のため及び脳血流の促進のための薬剤

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JPH0363222A
JPH0363222A JP2151445A JP15144590A JPH0363222A JP H0363222 A JPH0363222 A JP H0363222A JP 2151445 A JP2151445 A JP 2151445A JP 15144590 A JP15144590 A JP 15144590A JP H0363222 A JPH0363222 A JP H0363222A
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Wolfhard Engel
ヴォルフハルト エンゲル
Norbert Mayer
ノルベルト マイエル
Henri Doods
ヘンリー ドーツ
Wolfgang Eberlein
ヴォルフガンク エーベルライン
Gerhard Mihm
ゲルハルト ミーム
Klaus Dr Rudolf
クラウス ルドルフ
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Boehringer Ingelheim Pharma GmbH and Co KG
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Dr Karl Thomae GmbH
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、中枢神経系の障害を治療するため及び脳血流
を促進するための薬剤の使用法に関する。
抗潰瘍作用及び胃液分泌抑制作用を有する縮合ジアゼピ
ノンは、ヨーロッパ特許出願第39519号及び第57
428号により、並びに合衆国特許第3660380号
、第3691159号、第4213984号、第421
3985号、第4210648号、第4410527号
、第4424225号、第4424222号及び第44
24226号により知られている。
ヨーロッパ特許出願第156191号、第213293
号、第254955号、第273239号、第3066
98号、第312895号、ドイツ特許出願第3802
334号、ドイツ特許出願3819444号、ドイツ特
許出願第3820346号及びドイツ特許出願第382
0345号には、いかに完全に異なり、価値のある薬理
学的性質が、新規なア旦ノアシル基を上記の刊行物の化
合物に導入することにより誘導されうるかが記載されて
いる。該化合物は心拍数に好ましい効果を有し、そして
胃酸分泌又はだ液分泌及び散瞳作用に対する抑制作用が
ないという点で、医学及び獣医学における徐脈及び徐脈
型不整脈の治療のための迷走神経のペースメーカーとし
て適しており、そして該化合物のいくつかは末梢の器官
、特に腸及び膀胱に対する抗けいれん作用をも示す。ド
イツ特許第3800986.2号に記載された化合物は
、徐脈及び徐脈型不整脈の治療のための迷走神経のペー
スメーカーとして提供されている。
驚くべきことに、徐脈及び徐脈型不整脈の治療のための
迷走神経のペースメーカーとしての上記文献記載の化合
物が完全に異なった作用を有することが見出された。こ
れらの化合物のいくつかは鎮吐作用を有するため、乗り
物酔い及び船酔いの防止にも適しており、脳血流に対す
る好ましい効果を有するため、老人医療において及び片
頭痛の治療に使用するのにも適する。しかしながら、特
に、これらの化合物の多くは、高い親油性に基づ<CN
Sの障害に対して使用するのに良好な適合性を示し、そ
して中枢神経系の疾患、特にアルツハイマー症及びパー
キンソン症の治療に使用しうる。
特に、本発明の化合物は一般式Iaの化合物及び該化合
物の異性体及び有機又は無機酸との生理学的に許容しう
る塩である。
で表される2価の基の一つを表し、そしてXSR’〜R
7及びEは下記の意味を表し、a) χが=CH−基を
表し、〕■が2価の基(S)、(T)又は(U)の一つ
を表す場合、又は〕0がオルトフェニレン基を表し、X
が窒素原子を表す場合、Eは次式■で表される基を表し
、〔式中、〕■は次式: (S) 「 (T) (U) (V) (式Ia及び■中、A1は炭素原子数lないし2のアル
キレン基を表し、 A2は飽和複素環の窒素原子に対して2位にある場合に
は炭素原子数1ないし2のアルキレン基を表し、3位又
は4位にある場合には単結合又はメチレン基を表し、そ
して Zは単結合又は酸素原子又はメチレン基又は1゜2−エ
チレン基を表し、 R’ は炭素原子数1ないし4のアルキル基、塩素原子
又は水素原子を表し、 R2は水素原子又はメチル基を表し、 R3及びR4は各々水素原子、フッ素原子、塩素原子又
は臭素原子又は炭素原子数1ないし4のアルキル基を表
し、 R%は水素原子又は塩素原子又はメチル基を表し、 Raは水素原子又は塩素原子又は炭素原子数1ないし4
のアルキル基を表し、 R7は水素原子又は炭素原子数lないし4のアルキル基
を表し、 R11は分岐鎖又は非分岐鎖の炭素原子数1ないし3の
アルキル基を表し、 R9は分岐鎖又は非分岐鎖の炭素原子数1ないし7のア
ルキル基を表し、アルキル基は所望により2番目〜7番
目の炭素原子が水酸基で置換されていてもよく、R9は
環の炭素原子数が3ないし7(ヴであるシクロアルキル
基又はシクロアルキルメチル基を表してもよく、該環は
所望により水酸基で置換されていてもよく、そしてR’
−R’の全てが同時には水素原子を表さず、これらの基
の少なくとも一つが前記の意味のうちの一つを表す場合
には、R8及びR9は同−又は異なった炭素原子数lな
いし6のアルキル基を表すに過ぎず、AIはメチレン基
を表し、Xは窒素原子を表し;しかしながら基Eにおい
ては、Ra及びR9は介在する窒素原子と一緒になって
それらの間に所望により酸素原子又はN−CH,基を介
在させていてもよい4〜7員の飽和単環式複素環式基を
形成してもよい) ll))Xが=C)(−基又は窒素原子を表し、R’及
びR2が水素原子を表し、〕■が2価の基(S)、(T
)、(U)及び(V)の一つを表す場合(基中、R3−
R7は前記の意味を表す)、Eは次式■で表される基を
表し、 (式■中、A3は酸素原子又は硫黄原子、又は次式: (基中、R1!は炭素原子数1ないし3のアルキル基を
表す)で表される基を介在させていてもよい分岐鎖又は
非分岐鎖の飽和の炭素原子数3ないし7のアルキレン基
を表し、 Z′は単結合又は酸素原子又は硫黄原子又はメチレン基
又は1.2−エチレン基を表し、RIGは分岐鎖又は非
分岐鎖の炭素原子数1ないし7のアルキル基、炭素原子
数の合計が8以下であるシクロアルキル基又は(シクロ
アルキル)アルキル基、炭素原子数が9以下であり、所
望によりフッ素原子、塩素原子若しくは臭素原子及び/
若しくはメチル基、メトキシ基若しくはトリフルオロメ
チル基により置換されていてもよいアルアルキル基、炭
素原子数が7以下である脂肪族アシル基、又は所望によ
りフッ素原子、塩素原子又は臭素原子及び/若しくはメ
チル基、メトキシ基若しくはトリフルオロメチル基で置
換されたベンゾイル基を表し、 R”は分岐鎖又は非分岐鎖の炭素原子数1ないし6のア
ルキル基を表すが、RIOが上記の脂肪族アシル基又は
所望により置換されたベンゾイル基を表す場合には水素
原子をも表し、 しかしながら、RIG及びR1は介在する窒素原子と一
緒になって所望によりアミノカルボニル基、ジメチルア
箋ノカルボニル基又はジエチルアミノカルボニル基で置
換されていてもよく、及び/又は酸素原子を介在させて
いてもよい5−56−又は7−員の飽和単環式の環を形
成してもよく、しかしながら、R目はさらにN RI 
!基と一緒になって5−16−又は7−員の飽和複素環
式基が形成されるように、A3−鎖の炭素原子に結合し
ていもよい) C)式!aにおいてXが窒素原子を表し、〕■がオルト
フェニレン基を表し、R1−R4が水素原子を表す場合
には、Eは次式■で表される基を表し、−A’−CH,
−CミC−CHz −A’  (IV)(式中、A4は
次式: で表される基を表し、 A″′は次式: で表される基を表し、 R13は水素原子又は炭素原子数1ないし3のアルキル
基を表し、 R′4及びRIsは各々同一又は異なって水素原子、炭
素原子数1ないし3のアルキル基、炭素原子数の合計が
7ないし9であるフェニルアルキル基、所望により水酸
基で置換された5〜7員のシクロアルキル基を表し、 nはOll又は2の数を表し、 R′6は水素原子、水酸基、炭素原子数1ないし3のア
ルキル基又は次式: (式中、nは前記の意味を表し、RIB及びR19は各
々炭素原子数1ないし3のアルキル基を表す)で表され
る基を表し、そして R17は直鎖又は分岐鎖の炭素原子数1ないし3のアル
キル基又は炭素原子数の合計が7ないし9であるフェニ
ルアルキル基を表す) d) 式IaにおいてXが=CH−基を表し、〕■が2
価の基(U)(基中、R6及びRtは前記の意味を表す
が、R6はさらにフッ素原子又は臭素原子を表してもよ
い)を表し、さらにR1及びR2が水素原子を表す場合
には、Eは次式Vで表される基を表し、 (V) (式中:R20は水素原子又は炭素原子数1ないし3の
アルキル基を表し、 R2+は水素原子又は炭素原子数1ないし4のアルキル
基を表し、 R22は所望によりフェニル基で置換された炭素原子数
1ないし3のアルキル基、又は所望により水酸基で置換
された5〜7員のシクロアルキル基を表すか、又は R21及びRzzは介在する窒素原子と一緒になって所
望によりジアルキルアミノアルキル基、水酸基もしくは
アルキル基で置換された5〜7Rの飽和単環式基、又は
4位がアルキル基、フェニルアルキル基又はフェニル基
で置換された1−ピペラジニル基を表し、上記のアルキ
ル部分は各々1〜3個の炭素原子を含み、そして mは1.2又は3の数を表す) e)式Ia中、Xが=CH−基又は窒素原子を表し、〕
■が2価の基(S)、  (T)、  (U)。
(■)、及びさらに2価の基: (基中、R1−R7は前記の意味を表すが、R6はさら
にフッ素原子又は臭素原子を表しても良く、モしてR2
Sは水素原子又はメチル基を表す)を表す場合には、E
は次式■で表される基を表し、(式中、A6及びA7は
直鎖の飽和の炭素原子数1ないし4のアルキレン基を表
し、 R23及びR24は水素原子又は分岐鎖又は非分岐鎖の
炭素原子数1ないし4のアルキル基又は所望によりさら
に水酸基で置換されていてもよい炭素原子数4ないし7
のシクロアルキル基を表し、](h2価の基(T)を表
しR5が水素原子を表す場合には、R’は塩素原子を表
すことができず、そしてBが2価の基(V)を表す場合
にはXは窒素原子を表すことができない) f) 式Ia中、Xが=CH−基、窒素原子又はさらに
次式: で表される基を表し、〕■が2価の基(S)、(T)、
(U)又は(V)を表し、ただしXが次式: 富C11−又は ←C−CI で表される基を表す場合には〕■は2価の基(V)のみ
を表し、R1及びR2が水素原子を表し、モしてR3−
R7が前記で定義した意味を表し、そしてR″がさらに
フッ素原子又は臭素原子を表す場合には、Eは次式■で
表される基を表し、(式中、A1及びA9は直鎖又は分
岐鎖の炭素原子数1ないし4のアルキレン基を表し、Z
I′は酸素原子又は炭素原子数1ないし3のアルキレン
鎖を表し、 Rzbは分岐鎖又は非分岐鎖の炭素原子数1ないし7の
アルキル基、炭素原子数の合計が8以下であるシクロア
ルキル基又は(シクロアルキル)アルキル基又は水素原
子を表し、そして R1?は分岐鎖又は非分岐鎖の炭素原子数1ないし6の
アルキル基、炭素原子数の合計が7以下であるシクロア
ルキル基を表す〕 しかしながら、一般式すの縮合ジアゼピノン及びその異
性体及びその有機若しくは無機酸との生理学的に許容さ
れうる塩も同じ治療効果を示す。
弐1bにおいて置換基は下記の意味を表す:〕■は次式
: で表される2価の基の−っを表し、 Xl及びXzは各々=CH−基を表すか、又は〕■が上
記の基(S)、(U)又は(W)の意味を表す場合には
、XI及びXl は各々窒素原子を表すか又はX1若し
くはX!の一方のみが窒素原子を表してもよく、 RI 、 R?及びRisは式Iaで定義した意味を表
し、一方R6はさらにフッ素原子又は臭素原子を表して
もよく、 モしてEは a)次式■で表される基 (式中、Rzsは水素原子又はメチル基を表し、Dは次
式: ■ で表される基を表し、 A”は直鎖又は分岐鎖の炭素原子数2ないし7のアルキ
レン基を表し、基り中、 ZIは前記式!aで定義した意味を表し、A1は直鎖又
は分岐鎖の飽和の炭素原子数1ないし5のアルキレン基
を表すか、又はA l lが飽和複素環式基の窒素原子
に対して3位にある場合は単結合を表してもよく、 R29は分岐鎖又は非分岐鎖の炭素原子数1ないし4の
アルキル基を表し、 R3°は所望により2〜7番目の炭素原子が水酸基で置
換されていてもよい分岐鎖又は非分岐鎖の炭素原子数1
ないし7のアルキル基を表すか、又は環に3〜7個の炭
素原子を有するシクロアルキル基又はシクロアルキルメ
チル基を表してもよく、そして RZ9及びR3°は介在する窒素原子と一緒になって所
望により酸素原子又は基: \N   CIl+ を介在させていてもよい4〜7員の飽和の単環式複素環
式基を表し、そして R”は分岐鎖又は非分岐鎖の炭素原子数1ないし6のア
ルキル基を表す) b) 次式■で表される基 よい) C)次式Xで表される基 (式中、Zlは前記で定義した意味を表し、A”は酸素
原子又は硫黄原子を介在させていてもよく、又はメチル
イミノ基若しくはエチルイミノ基を介在させていてもよ
い直鎖又は分岐鎖の飽和の炭素原子数2ないし7のアル
キレン基を表し、そして R21/及びRtoは、Rffi97がさらにベンジル
基を表しうるという点でR19と異なること以外は前記
で定義した意味を表し、しかしながら、R2Oはさらに
基ニ ーNRt9′ ■ と共に飽和の5.6又は7員の複素環系を形成するよう
にアルキレン橋を介してA l tに結合しても(式中
、R30′は炭素原子数1ないし3のアルキル基を表し
、 Rfflは所望により2番目の炭素原子から水酸基で置
換された直鎖又は分岐鎖の炭素原子数1ないし8のアル
キル基、シクロアルキル部分が3〜8個の炭素原子を有
し、メチル基又は水酸基で置換されていてもよいシクロ
アルキル基又はシクロアルキルメチル基、アルキル部分
が1〜3個の炭素原子を含み、フェニル基がハロゲン原
子若しくはメチル基、メトキシ基若しくはトリフルオロ
メチル基によりモノ若しくはジ置換されていてもよく、
フェニル環の置換基が同一でも異なっていてもよいフェ
ニルアルキル基を表すか、又は R:lO+及びR3+は介在する窒素原子と一緒になっ
て6〜8員の飽和単環式環を形威し、該環の既に存在す
る窒素原子との間に少なくとも2個の炭素原子が存在す
るメチレン基が、酸素原子又は所望によりアルキル基、
フェニルアルキル基若しくはフェニル基で置換されても
よいイミノ基と置き換えられていてもよく、該アルキル
部分は1〜3個の炭素原子を含んでいてよく、フェニル
環はハロゲン原子又はメチル基トキシ基又はトリフルオ
ロメチル基でモノ又はジ置換されていてもよく、該置換
基は同−又は異なってよく、 A”は所望により2重結合を有する炭素原子数5ないし
8のアルキレン基を表し、ただし、半環性カルボニル基
と次式: (式中、Zlは前記で定義した意味を表し、A1は直鎖
の飽和の炭素原子数1ないし6のアルキレン基を表し、 R”及びR3Sは6個以下の炭素原子を有する同−又は
異なったアルキル基を表すか、又はそれらの間の窒素原
子と一緒になって所望により窒素原子又は次式: の基の窒素原子との間には少なくとも5個の炭素原子が
存在する) d)次式XIで表される基、 の基を介在させうる4〜7員の飽和の単環式のへテロ脂
肪族環を形成してもよい)を表す。
一般式Ibのジアステレオマー及びエナンチオマー及び
それらの有機若しくは無機酸との塩も同じ治療効果を示
し、同じ用途に適する。
−fi式Iaの化合物の製法は下記の刊行物に記載され
ている:ヨーロッパ特許出願第156191号(合衆国
特許第4550107号に対応する)、ヨーロッパ特許
出願第254955号、ヨーロッパ特許出願第3128
95号、ヨーロッパ特許出願第213293号(合衆国
特許第4724236号に対応する)、ドイツ特許出願
第3800986.2号、ドイツ特許出願第38203
46号及びドイツ特許出願第3820345号。一般弐
lbの化合物の製造方法は、下記の文献に記載されてい
る:ヨーロッパ特許出願第273239号、ヨーロッパ
特許出願第306698号、ドイツ特許出願第3802
334号及びドイツ特許出願第3819444号。
一般式Ia及びIbの化合物は一般的に脳の血流に対し
て有利な効果を示し、従って、老人医療において、及び
片頭痛の治療に使用するのに適している。
内皮の損傷を受けた動脈、例えば冠動脈又は脳底動脈の
ムスカリンレセプターの刺激は、狭窄を引き起こす。例
えば、in vitro実験(K、J、vanChar
ldorp、口1ssertation″Charac
terisation  ofMuscarinic 
Receptors in the Vascular
 System 。
Amsterdam  1988;に、J、van C
harldorp、D、Davidesk。
and P、A、  van ZwietentEur
、J、Pharmacol、150+197199(1
988);LJ、van Charldorp、and
 P、A、  vanZwieten、Naunyn 
Schsiedeberg’s Arch、Pharn
+acol。
339.403−408(1989))において、迷走
神経により放出されたアセチルコリンは、単離されたラ
ットの心臓の冠状動脈の血流量を減少し、メタコリンは
投与量に依存して冠状動脈及び脳底動脈の狭窄を起こす
上記の研究により、血管のムスカリンレセプターのコリ
ン性刺激が、例えばプリンズメタル型狭心症の患者又は
大脳の動脈の損傷している患者において病態生理学的に
重要であることが明らかにされる。従って、大脳の血管
に検出されうるムスカリンレセプターの抑制の結果とし
て、狭窄の防止、並びに動脈硬化により起こる脳の血流
の障害の改良又は正常化が起こる。本発明の化合物は、
大脳の血管に、例えば軟膜に検出されうるムスカリンレ
セプターを、生理作用が得られる濃度にまで、又はプラ
ズマレベルにまで抑制することができ、動脈硬化に起因
する中枢神経系(CNS)の血流の障害の治療のための
薬剤の開発に適する。
前記化合物の高い親油性のため、一般式Ia及びIbの
化合物の多くが良好なCNS適合性を示し、従って中枢
神経系の障害、特にアルツハイマー症及びパーキンソン
症の治療のためにさらに適する。アルツハイマー症にお
いて化合物は前シナプスムスカリンレセプターのアセチ
ルコリン放出に関する自動調節機能に影響し、結果とし
てなお存在するコリン性繊維のインパルスパターンの強
化を導き、パーキンソン症においては、従来慣用であっ
た非選択性抗ムスカリン剤の代わりに一般式Ia及びr
bの化合物を用いる利点は、それらが許容しえない末梢
及び中枢のアトロビン用副作用を有しないことである。
アルツハイマー型の老人性痴呆症においては、コリン性
神経、特に海馬及び皮質の突起のコリン性神経の退化が
、神経伝達物質であるアセチルコリンの放出の減少を引
き起こす。その後、前シナプスオートレセプターの遮断
により、神経伝達物質がインククトニューロンに発生す
るネガティブフィードバック機構が妨害され、その結果
、アセチルコリンの放出の増加をもたらし、結果として
後シナプスレセプターが刺激される。(D、C,Mas
hD、L、Flynn and L、T、Potter
、5cience 228,115−117(1985
) ;E、に、 Perry et al、、Can、
J、Neurol、Sci、13+521−527(1
986);M、5arter et al、、TlN5
 ICl3−17(1988))。
下記の実験は、脳血流に対する好ましい効果及びアセチ
ルコリンの放出の増加を示すために行われたものである
A、大脳皮質の軟膜内のレセプターへの種々のムスカリ
ン。物質の 合 地方の屠殺場から得られたウシの脳からの血管軟膜を解
体し、全ての残留血液を除去するために洗浄した。0.
5gのバッチを使用する必要があるまで8.0″Cで貯
蔵した。均質化した試料を得るために、血管軟膜0.5
gを組織ξンチャーを用いて粉砕し、60dのIIEP
ES緩衝液(20mMのIt E P H5,10mM
のMg Clz 、100mMのNaC1、pH7,5
0)中で処理し、ウルトラテユラックス([1tra−
Turrax)を用いて均質化し、0°C,48000
Xgで20分間遠心分離にかけた。ベレットを再びウル
トラテユラックスを用いて均質化し、モスリンを通して
濾過し、HEPES緩衝液で血管の湿重量をベースとし
て1:140に希釈した。
0.3HM[’H] NMS及び濃度を増加した拮抗剤
を均質化した材料と共に、総室10.52−で室温で4
5分間インキュベートした。インキュベーション混合物
をガラス繊維濾過マットを通して、スカトロンセルハー
ベスター(Scatron Ce111Iarvest
er)を用いて濾過し、氷冷した生理塩溶液で2回洗浄
した。フィルター結合放射活性は液体シンチレーション
カウンターで測定した。10−6Mの(−)−キヌクリ
ジニルベンジレートの存在下での結合放射活性は、非特
異的結合として確認された。
B、 云゛   放  “ in vitroでの海馬組織の切片からのアセチルコ
リンの放出に関する試験を、視床下部及び海馬組織から
の5−HTの放出のために記載された方法と同様の方法
により実施した。(M、11.Richards。
Naunyn Schmiedeberg’s Arc
h、Pharmacol、329.359366(19
85)及びTj、Feverstein+G、ller
tting and R。
Jackisch、Europ、J、PharIIla
col、 107,233−242(1985))。
Chbb:Thom種の雄のラット (体重200〜3
00g)を前処理なしに斬首した。脳全体を直ちに除去
し、水冷しながら解体した。上記の方法を用い、マクイ
ルウニイン(Mcllwain)組織カッターを用いて
海馬を0.4 +no+の厚さの切片に切断した。組織
の切片を予め0.05mMの3H−塩素の存在下、下記
の1tllIy、:NaC1120mM、 KCI 4
.8mM、 CaC1z1.3mM、に1IZPO41
,2m M 、 MgSO41,2m M及びNa1l
CO:+ 25 m Mを有するタレブスヘンセライト
(Krebs−11enseleit) 1M街液中、
37°Cで30分間ブレインキュベートした。緩衝液は
さらに2gのグルコース及び100mgのEDTAを含
む。緩衝液は水酸化ナトリウム溶液により20°Cでp
 HT、4に合わせられた。全ての溶液を持続的に95
%の0□と5%のCO2で飽和した。その後、組織の切
片を濯ぎ、組織の各切片を、12個の過融解単位に無作
為に分配し、緩衝液で37゛Cでld/分の流速で濯い
だ。組織の切片を2個の白金電極の間にポリプロピレン
メツシュを用いて保持した。
50分の濯ぎの後、4分間の過融解材料の百分を合計9
2分間かけて集めた。組織の切片は電気的に2回、60
分(Sl)と100分(Sl)で刺激した。3Hzの周
波数で2ms続く直角のパルスを西ドイツのフグステラ
テンのllugo 5achsElektronikに
より製造されたH5Eスティξニレ−ター■を用いて5
V/C1l及び24mAで100秒間適用した。試験す
べき基質は、Slを拮抗物質(Carbachol)と
−緒に、Slの時間の20分前から緩衝液に添加した。
最後に、組織切片をチャンバーから除去し、トリチウム
の残留量を決定するために溶解した。
レセプター又は膜への放射活性結合をシナブトソームと
共に有する濾過板をミニバイアル中に置き、3mのシン
チレーションカクテル(Quickszing2000
、Zinsser  Analytic、  Fran
kfurt、West  Germany)を添加し、
1時間ゆっくり回転した。MAO活性測定(4m0から
の抽出物を前記カクテル10dを有する標準バイアルに
移した。その後、放射活性をIleckmarl LS
 3800又はLS 7800機器中、外部標準を用い
ての慣用の液体シンチレーション測定により調べた。結
果を第■表に示す。
C0皮質中のムスカリンレセプターへの結合の研空 器官提供は体重180〜220gの雄のスブラグダウリ
ー(Sprague−Dasmley)ラットである。
大脳皮質の除去の後、全ての段階は水冷したHEPHS
HCI緩衝液(pH7,4; 100mMのNaC1,
10mMのMgC1,)中で実施した。心臓全体をハサ
旦で切断した。その後、全ての器官をボッター(Pot
ter)装置中で均質化した。
結合試験のために、ホモジナイズした器官を下記のよう
に希釈した。
心Fa     1 : 400 大脳皮質  1:3000 下顎骨下線 1:400(容量比) 均質化した器官の試料を、特定の放射性リガンド濃度で
、一連の非放射性試験物質濃度で、Bppendorf
遠心分離試験管中、30℃でインキエベートした。イン
キュベーションは45分間続けた。0.3Nモルの3H
−N−スコポラミン(31(−NMS)を放射性リガン
ドとして使用した。インキュベーションは水冷した緩衝
液を添加し、続いて減圧濾過を行うことにより終了した
。フィルターを冷却した緩衝液で濯ぎ、それらの放射性
活性を調べた。これは、特異的及び非特異的の3H−N
MSの結合の合計を表す。非特異的結合の比率は1Hモ
ルのキヌクリジニルベンジレートの存在下で結合された
放射活性として定められた。各ケースについて4回の測
定を行った。非標識試験物質のIC2゜の値をグラフに
より決定した。これらは’H−NMSの種々の器官のム
スカリンレセプターへの特異的結合が50%抑制される
ことが示される。結果を第■表に示す。
下記の化合物を前記の方法を用いて実施例の方法により
試験した。
A= (+) −11−[[2−[(ジエチルアミノ〉
メチル1−1−ピペリジニル1−アセチル1−5゜11
−ジヒドロ−6H−ピリド [2,3−bl[1゜41
ベンゾジアゼピン−6−オン B=5.11−ジヒドロ−11−[1−オキソ−6−(
l−ピペリジニル)−4−ヘキシン−■−イルl −6
1−1−ピリド[2,3−bl[1,41ベンゾジアゼ
ピン−6−オン C=(±)−9−クロロ−11−[[2−[(ジエチル
アミノ)メチル1−1−ピペリジニル1−アセチル15
.11−ジヒドロ−6H−ピリド[2゜・3−bltl
、  4] ベンゾジアゼピン−6−オンD=5.11
−ジヒドロ−11−[[[2−[2−[2−[(ジプロ
ピルアミノ)メチル]−1−ピペリジニル] エチル]
アミノlカルボニル]−6H−ピリド[2,3−bl[
1,4] ベンゾジアゼピン−6−オンーメタンスルホ
ネート E=5.11−ジヒドロ−11−[[3−[3−(l−
ピペリジニル)−1−プロピル1−1−ピペリジニル1
カルボニル]−68−ピリド[2゜3−bl[1,4]
  −ベンゾジアゼピン−6−オンF=4.9−ジヒド
ロ−3−メチル−4−[[4[3−(1−ピペリジニル
)−1−プロピル11−ピペリジニル]アセチル]  
−10H−チェノ[3,4−bl  [1,5] ベン
ゾジアゼピン−10−オン G=5.11−ジヒドロ−11−[1−オキソ6−(l
−ピペリジニル)−1−ヘキシル)−6H−ピリド[2
,3−bl[1,4] ベンゾジアゼピン−10−オン H=4.9−ジヒドロ−3−メチル−4−[6−(ヘキ
サヒドロ−1H−1−アゼピニル)−1オキソ−4−へ
キシニー1−イル]  −10H−チェノ (3,4−
bl(1,5] ベンゾジアゼピン10−オン 1=11−  +4−  [3[(ジエチルアミ〕)メ
チル]−4−モルホリニル]−1−オキソ−1−ブチル
1−5.11−ジヒドロ−6H−ピリド [2,3−b
l[1,4] ベンゾジアゼピン−6−オンに=5.1
1−ジヒドロ−11−[[[2−(1−メチル−2−ピ
ロリジニル)−エチル1 メチルアミノ1アセチル1−
6H−ピリド(2,3−bl[1,4] ベンゾジアゼ
ピン−6−オンL=5.11−ジヒドロ−11[[[2
−(1−メチル−へキサヒドロ−IH−2−アゼピニル
)エチル1メチルアミノ1アセチル1−6H−ピリド(
2,3−bl  [1,41ベンゾジアゼピン−6−オ
ン 下記の表に結果を示す。
第1表: 皮質の軟膜のムスカリンレセプターへの”H7、1 6,9 7,5 7,9 8,8 8,6 8,0 8,2 8,4 第■表: M1サブタイプのレセプターへの親和性との比較による
    の  への影響 物質 海馬組織  レセプター 9Azに対するTCs
のACh放出 結合試験   の比(皮質)(皮質) (へz)       lo   ICso(M)  
 (ACh     )A  7,15   6.00
     14B  T、2    5.92    
 19C7,36,3010 D  B、35   7.05     20E  9
.55   8.00     35F7.7    
7.22      3G  B、45   7.22
     1’?H8,07,157 !7.5    7.0       3KB、5  
  7.52     1OL  8,45   7.
40     11上記の第0表は、本発明の化合物が
脳の血管のムスカリンレセプター(実施例により使用さ
れる軟膜のもの)を生理活性が得られる濃度又はプラズ
マレベルにまで抑制しうることを示す。
上記の第■表は、一般式Ia及びIbの化合物が、海馬
組織の抑制オートレセプターを非常に低い濃度でブロッ
クし、これによりアセチルコリンの放出を増加するだけ
でなく、M1サブタイプの後シナプスレセプターを評価
しうる程度に高い濃度にしか抑制しないので、選択的で
もあることを示している。従って、前記化合物はアルツ
ハイマー型の老人性痴呆症の特徴であるコリン欠乏を補
い、アルツハイマー症の治療のための薬剤として適して
いる。
本発明は、一般式Ia及びIbの化合物、これらの化合
物と有機又は無機酸との薬理学的に許容しうる塩の鎮吐
薬としての使用、脳血流を促進する手段としての使用、
抗片頭痛薬としての使用にも関するが、特にアルツハイ
マー症及びパーキンソン症の治療のための使用に関する
この目的のために、一般式Ia及びIbの化合物、異性
体及びそれらの生理学的に許容されうる塩は、慣用の薬
剤、例えば溶液、原剤、錠剤又は被覆錠剤、カプセル剤
又は浸剤に製剤化される。
1日の投与量は通常体重1kg当たり0.02■と5■
の間、好ましくは0.02■と2.5■、さらに好まし
くは0.05■と1.0■の間であり、所望によりいく
つかの、好ましくは望ましい結果を達成するために、1
〜3の個々の投与形態として投与される。
薬理学的な形態のいくつかの製法を実施例に記載する。
実施例1 11−[[2−((ジエチルアミノ)−メチル11−ピ
ペリジニル1アセチル]−5,11−ジヒドロ−6H−
ピリド[2,3−bl[1,4] ベンゾジアゼピン−
6−オン5■をへ有する 剤組成(錠剤1個中の 含有量) 有効成分           50■ラクトース  
       148.0■ジヤガイモデンプン   
  65.0■ステアリン酸マグネシウム −一11屋
220、0■ 製法 ジャガイモデンプンを加熱することにより10%粘滑剤
を製造する。有効成分、ラクトース及び残りのジャガイ
モデンプンを一緒に混合して、上記の粘滑剤と共に1.
5 ml11のメツシュスクリーンを通して造粒する。
得られた顆粒を45°Cで乾燥し、再び同じスクリーン
を通して磨砕し、ステアリン酸マグネシウムと混合し、
錠剤に圧縮する。
錠剤の重1 : 220 mg パンチ  :9m5i 文4014 11−[[2−[(ジエチルアミノ〉 −メチル11−
ピペリジニルlアセチル]  −5,11−’;ヒドロ
ー6H−ピリド[2,3−bl[1,4] ベンゾジア
ゼピン−6−オン5■を含 する被覆錠剤実施例Iによ
り製造された錠剤を公知方法により、実質的に糖及びタ
ルクからなるコーティングで被覆する。得られた被覆錠
剤を蜜ロウで磨く。
被覆した錠剤の重量=300■。
実11L 5.11−ジヒドロ−11−[1−オキソ−6(1−ピ
ペリジニル)−4−へキシニルl−6H−ピリド[2,
3−bl[1,4] ベンゾジアゼピン−6−オン1■
を  するアンプル組成(1アンプル中 の含有量) 有効成分          10.O■塩化ナトリウ
ム        8.0■蒸留水         
全量  1ml盟迭 蒸留水に有効成分及び塩化ナトリウムを溶解し、その後
容量を一定量にした。溶液を滅菌濾過し、1!Id1.
のアンプルに移した。
滅菌:120°Cで20分間 失東拠星 9−クロロ−11−[[2−F(ジエチルアミノ)−メ
チル] −1−ピペリジニルlアセチル1−5゜11−
ジヒドロ−6H−ピリド [2,3−bl[1゜41ベ
ンゾジアゼピン−6−オン20.0■を含有する座 組成(1座剤中の 含有量) 有効成分 原剤練剤 20.0■ 1680、0■ 1700、0■ 製法 微細な粉末状にした有効成分を、溶融して40°Cに冷
却した原剤の練剤に懸濁する。37°Cで練剤をわずか
に冷やした型に注ぐ。原剤の重量:1.7g。
大嵐拠竺 5.11−ジヒドロ−11−[[[2−[2−[(ジプ
ロピルアミノ)メチル]−1−ピペリジニル]エチル1
アξノlカルボニル]  −6H−ピリド[2,3−b
l[1,4] ベンゾジアゼピン−6−オン−メタンス
ルホネートを  する組成(100−の滴剤溶液中 の含有量) メチルp−ヒドロキシベンゾ    0.035 gエ
ート [1,4] ベンゾジアゼピン−6−オン20■ アニス油             0.05 gメン
トール           0.06 g純粋なエタ
ノール        10.0 g有効成分    
         0.5gシクラミン酸ナトリウム 
     1.0gグリセロール          
15. Og蒸留水         全ff1oO,
Qd袈迭 有効成分及びシフラミン酸ナトリウムを約70m1の水
に溶解し、グリセロールを添加する。P−ヒドロキシベ
ンゾエート、アニス油及びメントールをエタノールに溶
解し、この溶液を撹拌しながら前記水溶液に添加する。
最後に、溶液を水でlOO!n1にし、濾過して全ての
懸濁粒子を除去する。
実妻U生■ 5.11−ジヒドロ−11−[[3−[3−(1ピペリ
ジニル)−プロピル] −1−ピペリジニル1カルボニ
ル1−6H−ピリド[2,3−b]有効成分 廃剤練剤 20、0 mg 1680、0■ 1700、0■ 製法 微細な粉末状にした有効成分を、溶融して40°Cに冷
却した原剤の練剤に懸濁する。37°Cで練剤をわずか
に冷やした型に注ぐ。原剤の重量:1.7g。
尖盗斑旦 4.9−ジヒドロ−3−メチル−4−[[4−[3−(
1−ピペリジニル)プロピル1−1−ピペリジニル1ア
セチル]−10H−チェノ [3゜4−bl  [1,
51ベンゾジアゼピン−10−オ言41M) 有効成分           5.0■ラクトース 
        148.0■ジヤガイモデンプン  
   65.0■ステアリン酸マグネシウム   2.
0■220、0■ 製送 ジャガイモデンプンを加熱することにより10%粘滑剤
を製造する。有効成分、ラクトース及び残りのジャガイ
モデンプンを一緒に混合して、上記の粘滑剤と共に1.
5服のメツシュスクリーンを通して造粒する。得られた
顆粒を45°Cで乾燥し、再び同じスクリーンを通して
磨砕し、ステアリン酸マグネシウムと混合し、錠剤に圧
縮する。
錠剤の重fi:220■ バンチ  :9a+m 夫益斑里 5.11−ジヒドロ−11−t6− (1−ピペリジニ
ル)−1−オキソ−ヘキシル1−6H−ピリド[2,3
−bl[1,4] ベンゾジアゼピン−6−オンを含有
する滴剤 アニス油             0.05 gメン
トール           0.06 g純粋なエタ
ノール         10.0 g有効成分   
          0.5gシクラミン酸ナトリウム
      1.0gグリセロール         
15.0 g蒸留水         全量 100.
0 ml盟製 法効成分及びシフラミン酸ナトリウムを約70m2の水
に溶解し、グリセロールを添加する。pヒドロキシベン
ゾエート、アニス油及びメントールをエタノールに溶解
し、この溶液を撹拌しながら前記水溶液に添加する。最
後に、溶液を水で100 mlにし、濾過して全ての懸
濁粒子を除去する。
大施班旦 4.9−ジヒドロ−3−メチル−4−11−オキソ−6
−(ヘキサヒドロ−IH−1−アゼピニル)−4−へキ
シニル]  −10H−チェノ 【3゜4−bl[1,
5] ベンゾジアゼピン−10−オン50 を  する
座 組成(1座剤中の 含有量) 有効成分           50.O■座廃剤剤 
        16950■1745、0■ 製法 微細な粉末状にした有効成分を、溶融して40°Cに冷
却した原剤の練剤に懸濁する。37°Cで練剤をわずか
に冷やした型に注ぐ。原剤の重量:1.745g。
大旌畳笠 11−  E4−  [3−[(ジエチルアミノ)−メ
チル1−4−モルホリニル]−1−オキソブチルl−5
,11−ジヒドロ−6H−ピリド [2,3−bl[1
,4] ベンゾジアゼピン−6−オン5■を有効成分 
          5.0■ラクトース      
   148.0■ジヤガイモデンプン     65
.0■ステアリン酸マグネシウム   2.0■220
、0■ 製送 ジャガイモデンプンを加熱することにより10%粘滑剤
を製造する。有効成分、ラクトース及び残りのジャガイ
モデンプンを一緒に混合して、上記の粘滑剤と共に1.
5 auaのメツシュスクリーンを通して造粒する。得
られた顆粒を45゛Cで乾燥し、再び同じスクリーンを
通して磨砕し、ステアリン酸マグネシウムと混合し、錠
剤に圧縮する。
錠剤の重量=220■ パンチ  :9m 裏旌奥X土: 5.11−ジヒドロ−11−[[[2−(1−メチル−
2−ピロリジニル)−エチルl メチルアミノ1アセチ
ル] −6H−ピリド[2,3−bl[1゜41ベンゾ
ジアゼピン−6−オンを  する 剤組成(100mの
滴剤溶液中 の含有量)   。
アニス油             0.05 gメン
トール            0.06 g純粋なエ
タノール        10.0 g有効成分   
          0.5gシクラ壽ン酸ナトリウム
       1.0gグリセロール        
  15.0 g蒸留水         全量 10
0.OaN盟迭 製送成分及びシフラミン酸ナトリウムを約70−の水に
溶解し、グリセロールを添加する。p−ヒドロキ・ジベ
ンゾエート、アニス油及びメントールをエタノールに溶
解し、この溶液を攪拌しながら前記水溶液に添加する。
最後に、溶液を水で1001dlにし、濾過して全ての
懸濁粒子を除去する。
尖東史大工 5.11−ジヒドロ−11−[[[2−(1−メチル−
ヘキサヒドロ−IH−2−アゼピニル)エチル1メチル
ア逅ノ1−アセチル]  −6H−ピリド[2,3−b
l[1,4] ベンゾジアゼピン−6有効成分 ラクトース ジャガイモデンプン ステアリン酸マグネシウム 5.0■ 148、0■ 65.0■ 2、0 mg 220、0 ll1g 製送 ジャガイモデンプンを加熱することによりlO%粘滑剤
を製造する。有効成分、ラクトース及び残りのジャガイ
モデンプンを一緒に混合して、上記の粘滑剤と共に1.
5 mmのメツシュスクリーンを通して造粒する。得ら
れた顆粒を45゛Cで乾燥し、再び同じスクリーンを通
して磨砕し、ステアリン酸マグネシウムと混合し、錠剤
に圧縮する。
錠剤の重量:220■ バンチ  :9閣 大旌真xm 11−[[4−[4−[(ジエチルアミノ)−ブチル1
−1−ピペリジニル1アセチルl−5,11ジヒドロ−
6H−ピリド[2,3−b][1,4]ベンゾジアゼピ
ン−6−オン5■を 有する錠剤組成(錠剤1個中の 含有量) 有効成分           5. Omgラクl−
−ス        148.0■ジヤガイモデンプン
     65.0■ステアリン酸マグネシウム   
2,0■220、0■ 製造 ジャガイモデンプンを加熱することによりlO%粘滑剤
を製造する。有効成分、ラクトース及び残りのジャガイ
モデンプンを一緒に混合して、上記の粘滑剤と共に1.
5 mmのメツシュスクリーンを通して造粒する。得ら
れた顆粒を45°Cで乾燥し、再び同じスクリーンを通
して磨砕し、ステアリン酸マグネシウムと混合し、錠剤
に圧縮する。
錠剤の重量:220■ バンチ  :9iua

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)一般式 I aの縮合ジアゼピノン、並びに該化合
    物の異性体及び有機又は無機酸との生理学的に許容しう
    る塩、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、〕(B)は次式: ▲数式、化学式、表等があります▼(S)(T) ▲数式、化学式、表等があります▼(U)(V) で表される2価の基の一つを表し、そして X、R^1〜R^7及びEは下記の意味を表し、a)X
    が=CH−基を表し、〕(B)が2価の基(S)、(T
    )又は(U)の一つを表す場合、又は〕(B)がオルト
    フェニレン基を表し、Xが窒素原子を表す場合、Eは次
    式IIで表される基を表し、 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式 I a及びII中、A^1は炭素原子数1ないし2の
    アルキレン基を表し、 A^2は飽和複素環の窒素原子に対して2位にある場合
    には炭素原子数1ないし2のアルキレン基を表し、3位
    又は4位にある場合には単結合又はメチレン基を表し、
    そして Zは単結合又は酸素原子又はメチレン基又は1,2−エ
    チレン基を表し、 R^1は炭素原子数1ないし4のアルキル基、塩素原子
    又は水素原子を表し、 R^2は水素原子又はメチル基を表し、 R^3及びR^4は各々水素原子、フッ素原子、塩素原
    子又は臭素原子又は炭素原子数1ないし4のアルキル基
    を表し、 R^5は水素原子又は塩素原子又はメチル基を表し、 R^6は水素原子又は塩素原子又は炭素原子数1ないし
    4のアルキル基を表し、 R^7は水素原子又は炭素原子数1ないし4のアルキル
    基を表し、 R^8は分岐鎖又は非分岐鎖の炭素原子数1ないし3の
    アルキル基を表し、 R^9は分岐鎖又は非分岐鎖の炭素原子数1ないし7の
    アルキル基を表し、アルキル基は所望により2番目〜7
    番目の炭素原子が水酸基で置換されていてもよく、R^
    9は環の炭素原子数が3〜7であるシクロアルキル基又
    はシクロアルキルメチル基を表してもよく、該環は所望
    により水酸基で置換されていてもよく、そしてR^1〜
    R^4の全てが同時には水素原子を表さず、これらの基
    の少なくとも一つが前記の意味のうちの一つを表す場合
    には、R^8及びR^9は同一又は異なった炭素原子数
    1ないし6のアルキル基を表すに過ぎず、A^1はメチ
    レン基を表し、Xは窒素原子を表し;しかしながら基E
    においては、R^8及びR^9は介在する窒素原子と一
    緒になってそれらの間に所望により酸素原子又はN−C
    H_3基を介在させていてもよい4〜7員の飽和単環式
    複素環式基を形成してもよい) b)Xが=CH−基又は窒素原子を表し、R^1及びR
    ^2が水素原子を表し、〕(B)が2価の基(S)、(
    T)、(U)及び(V)の一つを表す場合(基中、R3
    〜R^7は前記の意味を表す)、Eは次式IIIで表され
    る基を表し、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式III中、Asは酸素原子又は硫黄原子、又は次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (基中、R^1^2は炭素原子数1ないし3のアルキル
    基を表す)で表される基を介在させていてもよい直鎖又
    は分岐鎖の飽和の炭素原子数3ないし7のアルキレン基
    を表し、 Z^1は単結合又は酸素原子又は硫黄原子又はメチレン
    基又は1,2−エチレン基を表し、R^1^0は分岐鎖
    又は非分岐鎖の炭素原子数1ないし7のアルキル基、炭
    素原子数の合計が8以下であるシクロアルキル基又は(
    シクロアルキル)アルキル基、炭素原子数が9以下であ
    り、所望によりフッ素原子、塩素原子若しくは臭素原子
    及び/若しくはメチル基、メトキシ基若しくはトリフル
    オロメチル基により置換されていてもよいアルアルキル
    基、炭素原子数が7以下である脂肪族アシル基、又は所
    望によりフッ素原子、塩素原子若しくは臭素原子及び/
    若しくはメチル基、メトキシ基若しくはトリフルオロメ
    チル基で置換されたベンゾイル基を表し、R^1^1は
    分岐鎖又は非分岐鎖の炭素原子数1ないし6のアルキル
    基を表すが、R^1^0が上記の脂肪族アシル基又は所
    望により置換されたベンゾイル基を表す場合には水素原
    子をも表し、 しかしながら、R^1^0及びR^1^1は介在する窒
    素原子と一緒になって所望によりアミノカルボニル基、
    ジメチルアミノカルボニル基又はジエチルアミノカルボ
    ニル基で置換されていてもよく、及び/又は酸素原子を
    介在させていてもよい5−、6−又は7−員の飽和単環
    式の環を形成して しかしながら、R^1^1はさらにNR^1^2基と一
    緒になって5−、6−又は7−員の飽和複素環式基が形
    成されるように、A^3−鎖の炭素原子に結合していも
    よい) c)式 I aにおいてXが窒素原子を表し、〕(B)が
    オルトフェニレン基を表し、R^1〜R^4が水素原子
    を表す場合には、Eは次式IVで表される基を表し、 −A^4−CH_2−C≡C−CH_2−A^5(IV)
    (式中、A^4は次式; ▲数式、化学式、表等があります▼又は−O− で表される基を表し、 A^5は次式; ▲数式、化学式、表等があります▼又は ▲数式、化学式、表等があります▼ で表される基を表し、 R^1^3は水素原子又は炭素原子数1ないし3のアル
    キル基を表し、 R^1^4及びR^1^5は各々同一又は異なって水素
    原子、炭素原子数1ないし3のアルキル基、炭素原子数
    の合計が7ないし9であるフェニルアルキル基、所望に
    より水酸基で置換された5〜7員のシクロアルキル基を
    表し、 nは0、1又は2の数を表し、 R^1^6は水素原子、水酸基、炭素原子数1ないし3
    のアルキル基又は次式; ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、nは前記の意味を表し、R^1^8及びR^1
    ^9は各々炭素原子数1ないし3のアルキル基を表す)
    で表される基を表し、そして R^1^7は直鎖又は分岐鎖の炭素原子数1ないし3の
    アルキル基又は炭素原子数の合計が7ないし9であるフ
    ェニルアルキル基を表す) d)式 I aにおいてXが=CH−基を表し、〕(B)
    が2価の基(U)(基中、R^6及びR^7は前記の意
    味を表すが、R^6はさらにフッ素原子又は臭素原子を
    表してもよい)を表し、さらにR^1及びR^2が水素
    原子を表す場合には、Eは次式Vで表される基を表し、 ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中;R^2^0は水素原子又は炭素原子数1ないし
    3のアルキル基を表し、 R^2^1は水素原子又は炭素原子数1ないし4のアル
    キル基を表し、 R^2^2は所望によりフェニル基で置換された炭素原
    子数1ないし3のアルキル基、又は所望により水酸基で
    置換された5〜7員のシクロアルキル基を表すか、又は R^2^1及びR^2^2は介在する窒素原子と一緒に
    なって所望によりジアルキルアミノアルキル基、水酸基
    もしくはアルキル基で置換された5〜7員の飽和単環式
    基、又は4位がアルキル基、フェニルアルキル基又はフ
    ェニル基で置換された1−ピペラジニル基を表し、上記
    のアルキル部分は各々1〜3個の炭素原子を含み、そし
    てmは1、2又は3の数を表す) e)式 I a中、Xが=CH−基又は窒素原子を表し、
    〕(B)が2価の基(S)、(T)、(U)、(V)、
    及びさらに2価の基; ▲数式、化学式、表等があります▼ (基中、R^1〜R^7は前記の意味を表すが、R^6
    はさらにフッ素原子又は臭素原子を表しても良く、そし
    てR^2^5は水素原子又はメチル基を表す)を表す場
    合には、Eは次式VIで表される基を表し、 ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) (式中、A^6及びA^7は直鎖の飽和の炭素原子数1
    ないし4のアルキレン基を表し、R^2^3及びR^2
    ^4は水素原子又は分岐鎖又は非分岐鎖の炭素原子数1
    ないし4のアルキル基又は所望によりさらに水酸基で置
    換されていてもよい炭素原子数4ないし7のシクロアル
    キル基を表し、 〕(B)が2価の基(T)を表し、R^5が水素原子を
    表す場合には、R^1は塩素原子を表すことができず、
    そして 〕(B)が2価の基(V)を表す場合にはXは窒素原子
    を表すことができない) f)式 I a中、Xが=CH−基、窒素原子又はさらに
    次式; ▲数式、化学式、表等があります▼ で表される基を表し、〕(B)が2価の基(S)、(T
    )、(U)又は(V)を表し、ただしXが次式; =CH−又は▲数式、化学式、表等があります▼ で表される基を表す場合には〕(B)は2価の基(V)
    のみを表し、R^1及びR^2が水素原子を表し、そし
    てR^3〜R^7が前記で定義した意味を表し、そして
    R^6がさらにフッ素原子又は臭素原子を表す場合には
    、Eは次式VIIで表される基を表し、 ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) (式中、A^8及びA^9は直鎖又は分岐鎖の飽和の炭
    素原子数1ないし4のアルキレン基を表し、Z^1′は
    酸素原子又は炭素原子数1ないし3のアルキレン鎖を表
    し、 R^2^6は分岐鎖又は非分岐鎖の炭素原子数1ないし
    7のアルキル基、炭素原子数の合計が8以下であるシク
    ロアルキル基又は(シクロアルキル)アルキル基又は水
    素原子を表し、そしてR^2^7は分岐鎖又は非分岐鎖
    の炭素原子数1ないし6のアルキル基、炭素原子数の合
    計が7以下であるシクロアルキル基を表す〕、並びに一
    般式 I bの縮合ジアゼピノン又は該化合物のジアステ
    レオマー及びエナンチオマー、並びにこれらの化合物と
    有機又は無機酸との生理学的に許容しうる塩の中枢神経
    系の障害の治療のための使用法。▲数式、化学式、表等
    があります▼( I b) 〔式中、〕(B)は次式; ▲数式、化学式、表等があります▼(S)(T) ▲数式、化学式、表等があります▼(U)(V) 又は▲数式、化学式、表等があります▼(W) で表される2価の基の一つを表し、 X^1及びX^2は各々=CH−基を表すか、又は〕(
    B)が上記の基(S)、(U)又は(W)の意味を表す
    場合には、X^1及びX^2は各々窒素原子を表すか又
    はX^1若しくはX^2の一方のみが窒素原子を表して
    もよく、 R^1〜R^2及びR^2^5は式 I aで定義した意
    味を表し、一方R^6はさらにフッ素原子又は臭素原子
    を表してもよく、 そしてEは a)次式VIIIで表される基 ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) (式中、R^2^8は水素原子又はメチル基を表し、D
    は次式; ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ で表される基を表し、 A^1^0は直鎖又は分岐鎖の炭素原子数2ないし7の
    アルキレン基を表し、基D中、 Z^1は前記式 I aで定義した意味を表し、A^1^
    1は直鎖又は分岐鎖の飽和の炭素原子数1ないし5のア
    ルキレン基を表すか、又はA^1^1が飽和複素環式基
    の窒素原子に対して3位にある場合は単結合を表しても
    よく、 R^2^9は分岐鎖又は非分岐鎖の炭素原子数1ないし
    4のアルキル基を表し、 R^3^0は所望により2〜7番目の炭素原子が水酸基
    で置換されていてもよい分岐鎖又は非分岐鎖の炭素原子
    数1ないし7のアルキル基を表すか、又は環に3〜7個
    の炭素原子を有するシクロアルキル基又はシクロアルキ
    ルメチル基を表してもよく、そして R^2^9及びR^3^0は介在する窒素原子と一緒に
    なって所望により酸素原子又は基; ▲数式、化学式、表等があります▼ を介在させていてもよい4〜7員の飽和の単環式複素環
    式基を表し、そして R^3^1は分岐鎖又は非分岐鎖の炭素原子数1ないし
    6のアルキル基を表す) b)次式IXで表される基 ▲数式、化学式、表等があります▼(IX) (式中、Z^1は前記で定義した意味を表し、A^1^
    2は酸素原子又は硫黄原子を介在させていてもよく、又
    はメチルイミノ基若しくはエチルイミノ基を介在させて
    いてもよい直鎖又は分岐鎖の飽和の炭素原子数2ないし
    7のアルキレン基を表し、そして R^2^9^′及びR^3^0は、R^2^9^′がさ
    らにベンジル基を表しうるという点でR^2^9と異な
    ること以外は前記で定義した意味を表し、しかしながら
    、R^3^0はさらに基; ▲数式、化学式、表等があります▼ と共に飽和の5、6又は7員の複素環式基を形成するよ
    うにアルキレン橋を介してA^1^2に結合してもよい
    ) c)次式Xで表される基 ▲数式、化学式、表等があります▼(X) (式中、R^3^0′は炭素原子数1ないし3のアルキ
    ル基を表し、 R^3^1は所望により2番目の炭素原子から水酸基で
    置換された直鎖又は分岐鎖の炭素原子数1ないし8のア
    ルキル基、シクロアルキル部分が3〜8個の炭素原子を
    有し、メチル基又は水酸基で置換されていてもよいシク
    ロアルキル基又はシクロアルキルメチル基、アルキル部
    分が1〜3個の炭素原子を含み、フェニル基がハロゲン
    原子若しくはメチル基、メトキシ基若しくはトリフルオ
    ロメチル基によりモノ若しくはジ置換されていてもよく
    、フェニル環の置換基が同一でも異なっていてもよいフ
    ェニルアルキル基を表すか、又はR^3^0′及びR^
    3^1は介在する窒素原子と一緒になって6〜8員の飽
    和単環式環を形成し、該環の既に存在する窒素原子との
    間に少なくとも2個の炭素原子が存在するメチレン基が
    、酸素原子又は所望によりアルキル基、フェニルアルキ
    ル基若しくはフェニル基で置換されてもよいイミノ基と
    置き換えられていてもよく、該アルキル部分は1〜3個
    の炭素原子を含んでいてよく、フェニル環はハロゲン原
    子又はメチル基トキシ基又はトリフルオロメチル基でモ
    ノ又はジ置換されていてもよく、該置換基は同一又は異
    なってよく、 A^1^3は所望により2重結合を有する炭素原子数5
    ないし8のアルキレン基を表し、ただし、半環性カルボ
    ニル基と次式; ▲数式、化学式、表等があります▼ の基の窒素原子との間には少なくとも5個の炭素原子が
    存在する) d)次式X I で表される基、 ▲数式、化学式、表等があります▼(X I ) (式中、Z^1は前記で定義した意味を表し、A^1^
    4は直鎖の飽和の炭素原子数1ないし6のアルキレン基
    を表し、 R^3^2及びR^3^3は6個以下の炭素原子を有す
    る同一又は異なったアルキル基を表すか、又はそれらの
    間の窒素原子と一緒になって所望により窒素原子又は次
    式; ▲数式、化学式、表等があります▼ の基を介在させうる4〜7員の飽和の単環式のヘテロ脂
    肪族環を形成してもよい)を表す〕(2)アルツハイマ
    ー症の治療のための請求項(1)記載の一般式 I a及
    び I bの縮合ジアゼピノンの使用法。 (3)パーキンソン症の治療のための請求項(1)記載
    の一般式 I a及び I bの縮合ジアゼピノンの使用法。 (4)鎮吐剤としての、請求項(1)記載の一般式 I
    a及び I bの縮合ジアゼピノンの使用法。 (5)老人医療における脳血流の促進及び片頭痛の治療
    のための脳血流の促進のための請求項(1)記載の一般
    式 I a及び I bの縮合ジアゼピノンの使用法。 (6)請求項(1)〜(5)に特定した効果を有する薬
    剤組成物を製造するための請求項(1)記載の一般式
    I a及び I bの縮合ジアゼピノンの使用法。
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