JPH0363189B2 - - Google Patents

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JPH0363189B2
JPH0363189B2 JP11998584A JP11998584A JPH0363189B2 JP H0363189 B2 JPH0363189 B2 JP H0363189B2 JP 11998584 A JP11998584 A JP 11998584A JP 11998584 A JP11998584 A JP 11998584A JP H0363189 B2 JPH0363189 B2 JP H0363189B2
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flat cable
crimping
cable
connector
connector cover
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JP11998584A
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Yoshio Taniguchi
Nobuyuki Nanri
Junichi Fujishiro
Satoshi Saito
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Hitachi Cable Ltd
Hitachi Ltd
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Hitachi Cable Ltd
Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、平形ケーブルとコネクタとを自動的
に圧着接続するための平形ケーブル自動処理装置
に関する。
従来、平形ケーブルとコネクタとの接続に際し
ては、平形ケーブルを手動工具にて所定の長さに
切断し、コネクタカバーおよびコネクタボデイを
手動圧着工具にセツトし、手動にてこれらを圧着
し、またクリツプ取付けも、手作業にて行なつて
いた。このため、両者の接続の圧着品質が悪く、
作業に時間がかかり、不経済であつた。
本発明の目的は、前述の欠点を除去して平形ケ
ーブルとコネクタとの圧着品質を高め、自動的
に、かつ短時間で、平形ケーブルの計尺・切断・
圧着・クリツプ取付け・巻取り・搬出を行うこと
のできる平形ケーブル自動処理装置を提供するこ
とにある。
本発明の特徴は、計尺された平形ケーブルを配
列し、配列された平形ケーブルの両端を、配列方
向にならつた治具で保持したまま、切断・圧着・
クリツプ取付けを行う点にある。平形ケーブルの
両端を保持することにより位置精度が確保でき、
切断・圧着・クリツプ取付け・巻取り・搬出を自
動的に行うことができる。
次に、本発明の一実施例を図を用いて説明す
る。第1図は、本発明の一実施例装置の全体構成
を示す概略図である。
まず、動作の概略を説明する。ケーブル収納装
置1から、平形ケーブル20を切断装置4まで引
出し、配列装置3により、平形ケーブル20の配
列位置を正す。つぎに、ケーブル引出し装置21
が図の左方向へ移動するのに干渉しない程度に、
送りローラ5a,5bが、図の上下方向に広がつ
た後、ケーブル引出し装置21が、切断装置4の
付近まで左方向へ移動し、平形ケーブル20をチ
ヤツクして元の位置に戻る。
つづいて、送りローラ5a,5bが、平形ケー
ブル20に接してこれを挾持するまで上下方向に
移動し、平形ケーブル20を引出す動作を行な
う。計尺装置2が所定の長さだけ計尺したら、送
りローラ5a,5bは前記引出し動作を停止す
る。再び配列装置3によつて平形ケーブル20の
配列を正した後、切断装置4により前記ケーブル
20を切断する。
ケーブル搬送装置6が、切断された平形ケーブ
ル20の両端を、搬送チヤツク28,128によ
つて持ち、これを圧着装置9の付近まで搬送す
る。コネクタカバー収納装置8およびコネクタボ
デイ収納装置10からは、コネクタカバー搬送装
置7およびコネクタボデイ搬送装置11により、
圧着装置9の圧着治具22a,22bに向けて、
コネクタカバーおよびコネクタボデイが、それぞ
れ搬送される。
搬送されたコネクタカバーおよびコネクタボデ
イを、同じく圧着装置9まで搬送されて来た平形
ケーブル20に、圧着装置9によつて圧着する。
その後、平形ケーブル20をケーブル搬送装置6
により、回転装置14の付近まで搬送する。
前述のようにして、平形ケーブル20に圧着さ
れたコネクタカバーおよびコネクタボデイを回転
装置14によつて約180度回転させる。一方、ク
リツプ収納装置12からは、クリツプ搬送装置1
3により、クリツプ取付け装置23のクリツプ取
付治具24に向けて、クリツプを搬送する。
前述のようにして、クリツプ取付け治具24に
搬送されたクリツプを、同様にクリツプ取付け装
置23へ搬送されてきた平形ケーブル20に、ク
リツプ取付け装置23により取付ける。
クリツプを取付けた後、平形ケーブル20を巻
取り装置15の付近まで搬送し、巻取り装置15
により巻取り、巻取つた平形ケーブル20を手前
に押出して搬送する。
以上の1連の動作は、適当な制御手段(図示せ
ず)によつて、すべて自動的に行われる。
つぎに、各部の構造および動作を詳細に説明す
る。
第2図は、平形ケーブル20の配列装置3の正
面図である。基板25A上に搬送されてきた平形
ケーブル20を、ケーブルクランプ25により、
クランプばね26の押圧力で押さえる。そして、
2つの連動する配列板27a,27bで左右両側
から押し、平形ケーブル20の中心線31が常に
同じ予定位置に来るように位置決めする。
第3図は、平形ケーブル20を保持するため
に、ケーブル搬送装置6内に設けられた搬送チヤ
ツク28の正面図であり、平形ケーブル20の形
状にならつた接触面を持つ上および下搬送チヤツ
ク28a,28bからなる。搬送時に、前記上お
よび下搬送チヤツク28a,28bにより平形ケ
ーブル20を図示のように挾持することによつ
て、ケーブル20の幅方向のズレを防止できる。
第4図はケーブル収納装置1、配列装置3、切
断装置4の切断刃4a,4bおよび送りローラ5
a,5bの位置関係を示した概略側面図である。
平形ケーブル20をケーブル収納装置1から引
出す際、ケーブル収納装置1に、適宜の手段によ
つて回転ブレーキをかけた状態で、送りローラ5
a,5bにより引出すようにしたものである。こ
のようにすれば、平形ケーブル20には常に張力
が作用しているので、平形ケーブル20の蛇行を
防ぐことができる。
ここで、ケーブル引出装置21から、ケーブル
搬送装置6のチヤツク28a,28bへの、平形
ケーブル20の受け渡し方法および装置につい
て、第24図、第25図および第26図を参照し
て説明する。
ケーブル搬送チヤツク28,128は、ケーブ
ル20を受け渡される前は、第26図の様な位置
にある。
受け渡される時には、シリンダー127a,b
が動作する。その結果、第24図によく示される
ように、シリンダー127aのロツド126に連
結されたプレート124が前進し、プレート12
4に固定されたシヤフト120も前進する。
これにつれて、シヤフト120に連結されたシ
ヤフト121aに固定されているケーブル搬送チ
ヤツク28(すなわち28aと28b)が平形ケ
ーブル20の所まで移動する。
プレート124とシヤフト120とは、ネジに
よつて締結されており、シヤフト120とシヤフ
ト121a,121bとはシヤフト120に固定
された、軸受を介して連結されている。また、シ
ヤフト120とケーブル搬送チヤツク28a,2
8bとは、ネジにより締結されている。シヤフト
121a,121bには、第25図に示すよう
に、ギア125a,125bが固定されている。
上下のケーブル搬送チヤツク28a,28bの
開閉は、つぎのようにして行なわれる。第25図
に示す様に、シリンダー123が動作してラツク
122が上下に移動し、ギヤ125bが回転す
る。ギア125bが回転することにより、ギヤ1
25aが回転する。
さらに、ギア125a,125bが回転するこ
とにより、ギア125a,125bを固定してい
るシヤフト121a,121bが回転する。その
結果、シヤフト121a,121bに固定されて
いるケーブル搬送チヤツク28a,28bが開閉
され、ケーブルをチヤツクする。
この様に、シリンダー127aおよびシリンダ
ー123の動作により、ケーブル搬送チヤツク2
8の移動、ケーブルのチヤツクを行ない、ケーブ
ルの受け渡しを行う。他方のケーブル搬送チヤツ
ク128についても全く同様である。
ケーブルのチヤツクを行つた後、ケーブル引出
し装置21がケーブル20を解放し、シリンダー
127a,127bが元の状態に戻り、ケーブル
20を、ケーブル搬送チヤツク28および128
のみで保持するようになる。
つぎに、前記コネクタカバーの搬送方法につい
て、第27図を参照して説明する。
コネクタカバーの搬送とは、前記コネクタカバ
ー収納装置8のコネクタカバー固定治具130よ
り、コネクタチヤツク131a,131bがコネ
クタカバー101を1個ずつ取り出し、圧着治具
22aへ移しかえることである。
コネクタカバー搬送装置7の動作時には、まず
パルスモータ136が、供給パルスに従つて回転
する。回転によつてギア135がラツク137と
かみ合い、搬送装置7にシヤフト140a,14
0bに沿つて移動する。
チヤツクユニツト146は、ベース145に固
定されたシヤフト142a,142b上をスライ
ドする。前記スライドはシリンダ135の動作に
よつて行なわれる。
コネクタカバー101のチヤツクは、以下のよ
うにして行なわれる。まず、シリンダー139が
動作することによりロツド138が左右動し、ロ
ツド138と連結した金具134が回転する。
その結果、金具134に固定されたシヤフト1
33a、およびこのシヤフト133aに固定され
たギア132aが回転する。さらに、ギア132
aとかみ合つているギア132bが回転し、ギア
132bが固定されているシヤフト133bも回
転する。
コネクタチヤツク131a,131bは、シヤ
フト133a,133bにそれぞれ固定されてい
る。シリンダー139が動作すると、シヤフト1
33a,133bが回転するため、コネクタチヤ
ツク131a,131bが開閉し、コネクタカバ
ー101を把持する。
コネクタボデイ102および、クリツプ103
の搬送も、同様の装置により、同様の手法で行な
うことができる。
第5図は、圧着装置9の側断面図を示したもの
で、第6図は第5図のA−A′線断面図である。
平形ケーブル20に、コネクタカバー101(お
よびコネクタボデイ102)を圧着する際には、
平形ケーブル20を、押さえ板32により、図中
に矢印で示すように左方向に押し、平形ケーブル
20の形状にならつた接触面を有するケーブルガ
イド31に押しつける。
これにより、コネクタカバー101およびコネ
クタボデイ102)の圧着時に平形ケーブル20
を正しく配列し、コネクタカバー101(また
は、コネクタボデイ102)と平形ケーブル20
との位置関係を補正することができ、高精度の圧
着が可能になる。
第10図は、本発明に好適な圧着装置の平面
図、第11はその正面図である。
圧着治具22a,22bがそれぞれ所定の種類
だけ取付けられているターンテーブル58a,5
8bは、シヤフト52a,52b、ギア54a,
54b,60a,60bおよびベルト53a,5
3bを介して、モータ55a,55bの回転を伝
達される構造になつている。
ターンテーブルまたはターレツト58a,58
bの回転の位置は、シヤフト52a,52bに固
定されたカムフオロア50a,50bが、リミツ
トスイツチ51a,51bのうちのどれをたたく
かによつて検出し、設定する。
シヤフト52a,52bは、スライド治具66
a,66bに、自由回転できる様に保持されてお
り、スライド治具66a,66bは、スライドシ
ヤフト55a,56bに沿つて自由にスライドで
きる様に保持されている。シヤフト52a,52
bはスプリング57a,57bにより引張られて
いる。
油圧シリンダー59a,59bは、圧着治具2
2a,22bをそれぞれ押すものである。
第10は、平面図を示したものであるが、圧着
治具22a,22bを回転する装置は図示してい
ない。圧着治具22a,22bを回転するという
ことは、ターレツト58a,58bに対して直角
になる様に、軸68a,68bを中心に回転する
ことである。
圧着治具22a,22bを回転する装置を図示
した正面図は第11図の様になる。
シリンダー61の動作により、ロツド65a,
65bが下降する。一方、シリンダー64の動作
により、ギア63a,63bおよびこれらのギア
63a,63bに固定されたロツド65a,65
bが回転し、圧着治具22a,22bを回転させ
る。
つぎに、第11図および第12a〜第12e図
を参照して、圧着までの動作を順を追つて説明す
る。
第11図に示す位置にセツトされたコネクタカ
バー101及びボデイ102が、ターンテーブル
58a,58bが90゜回転することによつて、第
12a図のように対向位置まで移動し、圧着準備
が完了する。
第12a図は、シリンダー61が動作し、ロツ
ド65a,65bが、第11図に示した位置から
下降した所を示している。
第12b図は、シリンダー64の動作によつ
て、ギア63a,63bおよびこれらに固定され
たロツド65a,65bが回転し、圧着治具22
a,22bが回転した所を示している。
第12c図は、ロツド65a,65bが上昇
し、油圧シリンダー59a,59bが動作し、圧
着治具を押しつつある所を示している。
第12d図は、油圧シリンダー59a,59b
が完全に動作し、コネクタカバー101およびボ
デイ102を平形ケーブル20に圧着した所であ
る。このとき、油圧シリンダー59a,59bの
動作により、ターンテーブル58a,58bも互
いに近接するようにスライドされる。
その後、第12a図,第12b図と逆の動作を
行なつて、圧着治具22a,22bを元の状態に
戻すと、第12e図に示す如く、平形ケーブル2
0にコネクタカバー101、ボデイ102が圧着
接続された状態になる。
なお、ターンテーブルまたはターレツト58
a,58bに複数種類の圧着治具が取付けられて
いる場合は、その中から所望のものを選択する必
要がある。前記の選択は、前述のように、ターン
テーブル58a,58bの回転位置を検出するこ
とによつて行なうことができる。
すなわち、カムフオロア50a,50bが、予
定の(予め選定された)リミツトスイツチをたた
いたらモータ55a,55bが停止する。シリン
ダー111a,111bが動作し、円盤112
a,112bの溝に、シリンダー111a,11
1bのロツド110a,110bが突入する。こ
れにより、ターンテーブル58a,58bの回転
を停止させ、ターンテーブル58a,58bの固
定する。
リミツトスイツチの検出位置とターンテーブル
の回転角度とは対応しており、それによつて、タ
ーンテーブル上に固定されている圧着治具を任意
に選ぶことができる。
また、圧着治具22a,22bによつて、コネ
クタカバー101とコネクタボデイ102を平形
ケーブル20に圧着する際、各圧着治具22a,
22bの相互位置に多少のずれがあつても、完全
な圧着動作ができることが望ましい。
第22図は、そのための圧着治具22a,22
bの好ましい一例を示す平面図である。一方の治
具22aにテーパ部分222a,222bが設け
られている。このような構成であるので、コネク
タボデイ102が、前記テーパ部分の間に入る範
囲のずれであれば、支障なくコネクタカバー10
1に圧着されることができる。
第23図は、コネクタボデイ102とコネクタ
カバー101が圧着された状態を示している。
第7図および第8図は、平形ケーブル20にコ
ネクタカバー101およびコネクタボデイ102
を圧着した後、クリツプ103(第9図)を取付
けるために、平形ケーブル20を屈曲させるため
の回転装置14の概略側面図である。回転装置1
4は、回転チヤツク35a,35bおよびケーブ
ル押え36a,36bを備えている。
まず、第7図に示すように、回転チヤツク35
a,35bでコネクタボデイ102を保持し、前
記回転チヤツク35a,35bを、第8図の位置
まで反時計方向に約180゜回転する。一方、平形ケ
ーブル20をケーブル押さえ36a,36bによ
り所定の力で押さえておき、上記のように回転チ
ヤツクを回転する際、平形ケーブル20に張力が
加わるようにする。
そして、前記の張力が予定値以上になると、平
形ケーブル20が上方向に移動する。これによ
り、第8図に示すように、回転チヤツク35a,
35bが約180度回転した時、平形ケーブル20
が所定の半円状に曲げられた状態になり、クリツ
プ103(第9図)の取付けが可能となる。
クリツプを取付けるためのクリツプ取付治具2
4の正面図を第13図に示す。その動作は、圧着
治具22bと同じである。以下では、第13図,
第14a〜第14c図を参照して、クリツプ10
3を取付ける動作を説明する。
まず、第13図に示す様に、ターンテーブル5
8c上に搭載されているクリツプ取付治具24
が、ターンテブル58cに対して90゜の角度まで
立上がる様に、圧着治具22bと同様の動きによ
り、軸68cを中心としてこれを回転させる。
つぎに、シリンダー72を動作させ、クリツプ
取付け板70を矢印方向に移動させ、クリツプ取
付治具24およびターンテーブル58cを押し出
させる。なお、クリツプ取付け板70は、スライ
ドシヤフト71に沿つてスライドできる様になつ
ている。
第14a図は、クリツプ取付板70が、クリツ
プ取付治具24およびターンテーブル58cを矢
印方向に押しつつある所である。
第14b図は、シリンダー72が、完全に動作
し、クリツプ取付け板70が、クリツプ取付治具
24を押し、クリツプ103をコネクタボデイ1
02に向つて圧着し、取付けた所である。
第14c図は、クリツプ103が完全に取付け
られた状態であり、シリンダー72が旧位置に戻
り、クリツプ取付け治具24が、軸68cを中心
に回転・直立した状態から元の状態に戻つた所で
ある。なお、クリツプ取付け治具24が、元に戻
る動作は、圧着治具22bが回転位置から元に戻
る動作と同様である。ターンテーブル58cの動
作も、ターンテーブル58bとほぼ同様である。
第9図は、平形ケーブル20を巻取るための巻
取り装置15の側面図である。巻取り装置15は
巻取り治具37a〜37dを備えている。そし
て、例えば、図示のように、巻取り治具37a,
37dの間にコネクタカバー101,コネクタボ
デイ102およびクリツプ103をはさみ、巻取
り治具37a,37b,37c,37dが同じ軌
跡をたどるように回転させることにより、平形ケ
ーブル20を巻取る。
ケーブル検出装置38は、ケーブル検出器38
a,38bよりなり、前記ケーブル検出器38
a,38bによつて平形ケーブル20をはさみ、
巻取りの際、所定の張力をかけるように構成され
る。また、同時に、巻取りの残量を確認できるよ
うになつている。
第15図は巻取残量の確認装置の正面図、第1
6図はその正面図である。この装置は、これらの
図に示す通り、平形ケーブル20を押さえるロー
ラ84a,84b、ケーブルガイド85a,85
b、センサー81a,81b〜83a,83bお
よびシリンダー80a,80bから成る。
巻取残量の確認は、センサー81a,81b〜
83a,83bを用い、ケーブルの有無を検出す
ることによつて行なわれる。センサーは、81a
と81b,82aと82b、および83aと83
bがそれぞれ対となつているフオトセンサーでよ
い。
第17図は、第15図の装置の動作状態を示す
正面図である。
ケーブル20がこれらの間に介在していると、
センサーのうち少くともどれか1つが、光の入射
をさえぎられ、ケーブルの存在を検出する。
なお、平形ケーブルのうち、対燃り部(非融着
部)と平行部(融着部)が交互にあらわれるよう
なケーブルについては、ケーブルが介在していて
も、対燃り部では、フオトセンサーの光がさえぎ
られないことになる。
このため、フオトセンサーの検出回路に、時間
遅れを持たせる必要がある。この場合の遅れ時間
は、ケーブル20の一つの平行部を検出した後、
次の平行部を検出するまでの時間で良い。
このため制御回路の一例を示すと、第18図の
様になる。CR1のb接点により、巻取り装置15
を停止させる。AMP1〜3からの出力は、点出力
である。したがつて、いずれか1つのAMPに対
してでも、センサーからの入力があれば、タイマ
ー接点はONになつており、すべてのAMPの出
力がOFFとなると、接点TLRは所定時間後OFF
となる。
したがつて、ケーブル20の残量がなくなる
と、巻取り治具37a,37b,37c,37d
の回転は、自動的に停止される。巻取つた平形ケ
ーブル20は、巻取り治具37a,37b,37
c,37dで構成される円の径が縮小することに
より、容易に搬出できるようになつている。
なお、前述のように、コネクタボデイにカバー
およびクリツプを圧着接続する際に、平形ケーブ
ルの温度が低いときは、これを加温する必要があ
る場合がある。第19図はケーブル加温装置の正
面図であり、第20図はその右側面図である。
ヒータ94a〜94dを取付けたプレート93
a,93bおよびギ95a,95bが、シヤフト
96a,96bに固定されている。なお、ギア9
5aとギア95bは、歯の部分が互いにかみ合つ
ており、一方が回転すると他方も回転する様にな
つている。
また、シヤフト96aは、金具97を介してシ
ヤフト92に連結されており、一方、シヤフト9
2は、金具91を介してシリンダー90に連結さ
れている。これらはリンク機構を構成している。
したがつて、シリンダー90が動作すると、金
具91が下降し、金具97がシヤフト96aを中
心に回転する。これにともなつてシヤフト96a
も回転し、ギア95a,95bが回転してプレー
ト93a,93bが、約90゜回転する。
第21図は、その様子を示している。図から明
らかなように、ヒータ94a〜94dにより加温
されたプレート93a,93bが、平形ケーブル
20を両側から挾んで加温する。
このように本発明によれば、配列装置3によつ
て位置決めされた平形ケーブル20を、そのまま
の精度で、ケーブル搬送チヤツク28,128に
受渡して保持搬送するので、コネクタカバー10
0およびコネクタボデイ102との位置合せが、
より正確にできる利点がある。また、ケーブルの
両端を保持し、その両端にコネクタカバーおよび
ボデイを圧着、接続するので、ケーブルの長さに
関係なく、圧着動作を遂行することができる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、高精度の圧着品質をもつた、平形ケーブルと
コネクタカバーおよびコネクタボデイおよびクリ
ツプとの接続を自動的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の平形ケーブル自動処理装置の
全体構成を示す概略図、第2図は平形ケーブルの
配列装置の正面図、第3図は平形ケーブルを搬送
する搬送装置を構成する搬送チヤツクの正面図、
第4図はケーブル収納装置・配列装置・切断装
置・送りローラの位置関係を示す概略側面図、第
5図は圧着装置の側断面図、第6図は第5図のA
−A′線断面図、第7図および第8図はコネクタ
カバー・コネクタボデイを屈曲させる回転装置の
概略側面図、第9図は平形ケーブルを巻取るため
の巻取り装置の側面図、第10図は本発明に好適
な圧着装置の平面図、第11図はその正面図、第
12a〜第12e図は圧着工程を説明するための
圧着装置の正面図、第13図はクリツプ取付治具
の正面図、第14a〜第14c図はその動作を説
明するための正面図、第15図は巻取残量確認装
置の正面図、第16図はその平面図、第17図は
その動作状態を示す正面図、第18図はその制御
回路の一例を示すブロツク図、第19図はケーブ
ル加温装置の正面図、第20図はその側面図、第
21図はその動作状態を示す正面図、第22図は
圧着治具の平面図、第23図はその動作状態を示
す平面図、第24図はケーブル搬送チヤツクの一
部断面平面図、第25図はその一部側面図、第2
6図は第24図のケーブル搬送チヤツクの他の動
作状態を示す一部断面平面図、第27図はコネク
タカバー搬送装置の平面図である。 1……ケーブル収納装置、2……計尺装置、3
……ケーブル配列装置、4……ケーブル切断装
置、6……ケーブル搬送装置、7……コネクタカ
バー搬送装置、9……圧着装置、11……コネク
タボデイ搬送装置、13……クリツプ搬送装置、
14……回転装置、15……巻取り装置、20…
…平形ケーブル、22a,22b……圧着治具、
101……コネクタカバー、102……コネクタ
ボデイ、103……クリツプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 平形ケーブル収納装置から、配列を正しなが
    ら平形ケーブルを引き出して計尺し、所要の長さ
    に切断する装置と、切断した平形ケーブルの両端
    を支持しながら、コネクタボデイおよびコネクタ
    カバーの圧着位置までこれを搬送する装置と、前
    記圧着位置に互いに対向して配置された一対の圧
    着治具と、コネクタボデイおよびコネクタカバー
    を、それぞれ前記一対の圧着治具まで搬送する手
    段と、前記圧着位置において、前記切断された平
    形ケーブルの端部を挾んで、その両側にコネクタ
    ボデイおよびコネクタカバーを保持し、これらを
    相互に圧着固定する装置と、コネクタボデイおよ
    びコネクタカバーが圧着された前記平形ケーブル
    を、巻取り位置まで搬送する装置と、前記平形ケ
    ーブルのコネクタボデイおよびコネクタカバーが
    圧着された端部を巻取り治具によつて挾持し、巻
    取る装置とよりなることを特徴とする平形ケーブ
    ル自動処理装置。 2 平形ケーブルの配列を正し、計尺し、かつ切
    断する際に前記平形ケーブルに予定の張力を与え
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    平形ケーブル自動処理装置。 3 平形ケーブル収納装置から、配列を正しなが
    ら平形ケーブルを引き出して計尺し、所要の長さ
    に切断する装置と、切断した平形ケーブルの両端
    を支持しながら、コネクタボテイおよびコネクタ
    カバーの圧着位置までこれを搬送する装置と、前
    記圧着位置に互いに対向して配置された一対の圧
    着治具と、コネクタボデイおよびコネクタカバー
    を、それぞれ前記一対の圧着治具まで搬送する手
    段と、前記圧着位置において、前記切断された平
    形ケーブルの端部を挾んで、その両側にコネクタ
    ボデイおよびコネクタカバーを保持し、これらを
    相互に圧着固定する装置と、前記平形ケーブルに
    圧着固定されたコネクタボデイおよびコネクタカ
    バーの少なくとも一方を掴んで回転することによ
    り、平形ケーブルをほぼ180度屈曲させる手段と、
    前記平形ケーブルを間に挾むように、クリツプを
    前記コネクタボデイまたはコネクタカバーに挾着
    させるクリツプ取付装置と、前記クリツプ,コネ
    クタボデイおよびコネクタカバーが圧着された前
    記平形ケーブルを、巻取り位置まで搬送する装置
    と、前記平形ケーブルの前記クリツプ,コネクタ
    ボデイおよびコネクタカバーが圧着された部分
    を、巻取り治具によつて挾持し、巻取る装置とよ
    りなることを特徴とする平形ケーブル自動処理装
    置。
JP11998584A 1984-06-13 1984-06-13 平形ケ−ブル自動処理装置 Granted JPS60264073A (ja)

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US4680841A (en) * 1985-06-17 1987-07-21 Molex Incorporated Electrical harness fabrication apparatus
DE3668103D1 (de) * 1985-08-22 1990-02-08 Molex Inc Kabelbaumherstellung.

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JPS60264073A (ja) 1985-12-27

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