JPH036301Y2 - - Google Patents

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JPH036301Y2
JPH036301Y2 JP18518086U JP18518086U JPH036301Y2 JP H036301 Y2 JPH036301 Y2 JP H036301Y2 JP 18518086 U JP18518086 U JP 18518086U JP 18518086 U JP18518086 U JP 18518086U JP H036301 Y2 JPH036301 Y2 JP H036301Y2
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JP
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gear
internal
diameter
rotating shaft
internal gear
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、洗たく機の減速装置に関する。
〔従来の技術〕
洗たく機は周知のごとく洗たく槽の底部に回転
翼を設け、これをモータで回転させて洗たく水流
を得るものである。
ところで、回転翼はこれを一方向のみ回転させ
ていると渦水流も一方向のみで洗たく物の布がら
みが激しくいたみ方も多い。そこで、時間を限つ
て回転方向を変化させるようにしているが、これ
でも不充分であつた。
かかる欠点を解消するものとして、特公昭51−
20826号公報で示すように洗たく槽の底部中央に
第1の回転翼を設け、かつこの第1の回転翼と洗
たく槽の側壁との間に第2の回転翼を設け、この
第2の回転翼と前記第1の回転翼の回転数をそれ
ぞれ異ならせて2つの水流を得るようにしたもの
がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このように洗たく槽内に回転数の異なる2個の
回転翼を設ける場合、各回転翼の回転軸は外軸と
内軸との多重軸を用いるが、一個のモータでこれ
らを駆動するには減速装置を介さなければならな
い。
そして、かかる減速装置は外軸と内軸とでは減
速比が相違するので、2種類必要とされ、ギヤに
よるものではかなりの場所を占めるものであつ
た。
本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、
2個の回転翼を多重軸で異なる回転数で駆動する
場合に、コンパクトに形成できる洗たく機の減速
装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記目的を達成するため、第1の回転
翼を取付ける外軸に第1のインターナルギヤを、
第2の回転翼を取付ける内軸に第2のインターナ
ルギヤを設け、これら第1、第2のインターナル
ギヤはケース内で同心的に配設し、かつ各インタ
ーナルギヤの内歯に駆動軸となる同一回転軸に設
けた大径の第1ピニオンギヤと小径の第2ピニオ
ンギヤを噛合させたことを要旨とするものであ
る。
〔作用〕
本考案によれば、洗たくモータの回転は駆動軸
となる同一回転軸に伝わり、第1、第2のピニオ
ンギヤが回転する。第1のピニオンギヤは小径の
もの、第2のピニオンギヤは大径のものであり、
異なる減速比で第1インターナルギヤと第2イン
ターナルギヤをそれぞれ回動し、これにより外軸
と内軸とを介して第1の回転翼と第2の回転翼と
は異なる回転数で回転する。
〔実施例〕
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説
明する。
図は本考案の洗たく機の要部の縦断正面図で、
図中1は洗たく槽を示す。
洗たく槽1の底部中央に、第2の回転翼として
高さHが最大直径である裾部の直径D2とD2<H
の関係にあるアジテータ2を立設し、このアジテ
ータ2の下部でその外周を囲むように第1の回転
翼として偏平なパルセータ12を設けた。
このパルセータ12は、高さhが最大直径であ
る裾部の直径D1とD1>hの関係にあるものであ
る。
そして、これらアジテータ2とパルセータ12
の羽根部を除いた外周面の形状は相互に重合して
連続した1つの裾広がりのなだらかな湾曲凹面を
形成するものとする。
また、アジテータ2の底部とパルセータ12の
上部の対向する部分は、それぞれ周縁から軸心に
向けて下降する傾斜部2aと傾斜部12aを形成
して、相互の狭小な隙間に傾斜をもたせる。ただ
し、前記傾斜は周縁から軸心に向けて上昇するも
のであつてもよい。なお、傾斜に代えて周縁から
軸心に及んで周方向に凹凸を設けて重合させるこ
とも考えられる。
前記アジテータ2は洗たく槽1の中央底部を挿
通して突出した回転軸6aに固着し、その下方で
回転軸6aの外周にあつて二重の多重軸の外軸で
ある回転軸6dの上部に取付段部6eを形成し、
これを利用してパルセータ12を取付ナツトネジ
13により締付固定する。
図中3は減速装置で、上ケース3aのボス部と
下ケース3bのボス部を重ね合わせて下方から取
付ネジ11で締付け、そのネジ11の先端部をさ
らに洗たく槽1の底部から下方に突出したボス部
1aに螺着して、洗たく槽1の底部に固定した。
このケース3a,3b内では、大径の第1ピニ
オンギヤ5bと小径の第2ピニオンギヤ5cとを
駆動軸である同一回転軸5aに設け、このうち第
1ピニオンギヤ5bはパルセータ12の回転軸6
d側の大径な第1インターナルギヤ6bの内歯と
噛合し、第2ピニオンギヤ5cはアジテータ2の
回転軸6a側の小径な第2インターナルギヤ6c
の内歯と噛合する。
これら第1インターナルギヤ6bと第2インタ
ーナルギヤ6cは6cを内側にして同心的に配設
され、また前記ピニオンギヤ5b,5cの同一回
転軸5aは減速装置3の下ケース3bの下方に突
出してここにVプーリー9を取付け、このVプー
リー9は洗たくモータ7の回転軸7aに取付けら
れたVプーリー8とVベルト10を介して連結す
る。
なお、前記第1図の実施例ではパルセータ12
の回転軸6dと第1インターナルギヤ6bとは別
体の組合せを示しているが、一体形成のものであ
つてもよい。
次に、動作について述べる。
例えば第2インターナルギヤ6cが1回転する
間に第1インターナルギヤ6bが2回転以上する
ように第1ピニオンギヤ5bと第2ピニオンギヤ
5cとの減速比を設定しておく。
洗たくモータ7を運転すると、プーリー8、ベ
ルト10、プーリー9を介して回転軸5aが回
り、第1ピニオンギヤ5bと第2ピニオンギヤ5
cとが同速度で回転する。そしてこれらにより第
1インターナルギヤ6bと第2インターナルギヤ
6cとが回転し、パルセータ12とアジテータ2
は異なる回転数で回転する。
これによりパルセータ12の羽根部12bの作
用で洗たく槽1内の円周向きでの洗たく物の動き
は従来のうず巻式洗たく機と同様に行われ、しか
もその中心部ではアジテータ2が洗たく物を一回
転させずに上下に大きく動かす。
特に、パルセータ12とアジテータ2は直径
D1>直径D2の関係に設定してあるので、遠心力
が直径D1側の方に大きく働くので、第1図の矢
印のように洗たく物を上下に動かして循環させ、
ムラなく洗浄を行なう。
しかも、このパルセータ12とアジテータ2は
外周面が重合して連続する裾広がりの湾曲凹面を
形成するものであり、パルセータ12の回転はア
ジテータ2による上下水流を阻害することなく、
むしろ助長する働きをし、前記洗たく物は上下に
大きく動かされて布がらみを防止される。
また、アジテータ2とパルセータ12の重合部
の隙間の傾斜は、水流の水平移動を減少させて洗
たく物がアジテータ2やパルセータ12に巻き付
いたり、間に食込まれたりすることを防止する。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案の洗たく機は、槽の底
部に2個の回転翼を設ける洗たく機において、回
転翼を異なる回転数で駆動するための減速装置は
ギヤ式でも1個でかつコンパクトにまとめられた
ものであり、場所を取らずに設置できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の洗たく機の1実施例を示す要部の
縦断正面図である。 1……洗たく槽、1a……ボス部、2……アジ
テータ、2a……傾斜部、3……減速装置、3a
……上ケース、3b……下ケース、5……ピニオ
ンギヤ、5a……回転軸、5b……第1ピニオン
ギヤ、5c……第2ピニオンギヤ、6a……回転
軸、6b……第1インターナルギヤ、6c……第
2インターナルギヤ、6d……回転軸、6e……
取付段部、7……洗たくモータ、7a……回転
軸、8……Vプーリー、9……Vプーリー、10
……Vベルト、11……取付ネジ、12……パル
セータ、12a……傾斜部、12b……羽根部、
13……取付ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1の回転翼を取付ける外軸に第1のインター
    ナルギヤを、第2の回転翼を取付ける内軸に第2
    のインターナルギヤを設け、これら第1、第2の
    インターナルギヤはケース内で同心的に配設し、
    かつ各インターナルギヤの内歯に駆動軸となる同
    一回転軸に設けた大径の第1ピニオンギヤと小径
    の第2ピニオンギヤを噛合させたことを特徴とす
    る洗たく機の減速装置。
JP18518086U 1986-12-01 1986-12-01 Expired JPH036301Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18518086U JPH036301Y2 (ja) 1986-12-01 1986-12-01

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18518086U JPH036301Y2 (ja) 1986-12-01 1986-12-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6391286U JPS6391286U (ja) 1988-06-13
JPH036301Y2 true JPH036301Y2 (ja) 1991-02-18

Family

ID=31133563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18518086U Expired JPH036301Y2 (ja) 1986-12-01 1986-12-01

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JPS6391286U (ja) 1988-06-13

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