JPH0362442A - 半導体製造装置 - Google Patents
半導体製造装置Info
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- JPH0362442A JPH0362442A JP1197608A JP19760889A JPH0362442A JP H0362442 A JPH0362442 A JP H0362442A JP 1197608 A JP1197608 A JP 1197608A JP 19760889 A JP19760889 A JP 19760889A JP H0362442 A JPH0362442 A JP H0362442A
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- sample
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- ions
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Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は半導体の製造装置、特にイオン注入装置の構造
に関する。
に関する。
従来、この種のイオン注入装置は、第8図に示すような
構成をして釦シ、イオン源系7で生成したイオンは引き
出し電極8によって引き出され、質量分析系9を所定の
運動エネルギーと質量を有するイオンのみが通過し、加
速系10で所要の運動エネルギーに加速される。集束偏
向系11に入ったイオンはビーム径が絞られ、電界によ
って上下左右に偏向を受け、試料系140基板−面に注
入されていた。
構成をして釦シ、イオン源系7で生成したイオンは引き
出し電極8によって引き出され、質量分析系9を所定の
運動エネルギーと質量を有するイオンのみが通過し、加
速系10で所要の運動エネルギーに加速される。集束偏
向系11に入ったイオンはビーム径が絞られ、電界によ
って上下左右に偏向を受け、試料系140基板−面に注
入されていた。
上述した従来のイオン注入装置は、イオンが試料表面に
一様に注入されるように偏向を受けるようになってシシ
、第9図の試料系の説明図に示すように、イオンビーム
1の結晶への入射角が試料3の面内で若干具なる。その
結果、試料内で注入原子の深さ方向分布が異なう1半導
体素子の特性も試料内で不均一になるという欠点がある
。
一様に注入されるように偏向を受けるようになってシシ
、第9図の試料系の説明図に示すように、イオンビーム
1の結晶への入射角が試料3の面内で若干具なる。その
結果、試料内で注入原子の深さ方向分布が異なう1半導
体素子の特性も試料内で不均一になるという欠点がある
。
さらに、試料は一般に結晶構造を有するため、結晶原子
のポテンシャルの壁によるチ;ネリング効果により、注
入原子の深さ方向分布は、試料の非晶質性を仮定したL
S S (Lindhard、5charff& 8
chiott)理論によるガウス分布からのずれを生じ
、注入原子がこの理論値よシ深く1で分布することにな
シ(第3図、第6図参照)、その結果半導体素子の設計
を複雑化しているという欠点がある。
のポテンシャルの壁によるチ;ネリング効果により、注
入原子の深さ方向分布は、試料の非晶質性を仮定したL
S S (Lindhard、5charff& 8
chiott)理論によるガウス分布からのずれを生じ
、注入原子がこの理論値よシ深く1で分布することにな
シ(第3図、第6図参照)、その結果半導体素子の設計
を複雑化しているという欠点がある。
上述した従来のイオン注入装置に対し、本発明は試料の
チルト角を06で固定し、集束偏向系と試料系の間に試
料と平行に磁界をかけるという相違点を有する。
チルト角を06で固定し、集束偏向系と試料系の間に試
料と平行に磁界をかけるという相違点を有する。
本発明の半導体製造装置は、イオン注入装置の集束偏向
系と試料系との間に、試料に平行な様々な向きに磁界を
発生できる電磁石を数組と、磁界の向きをランダムに変
える制御部とを有している。
系と試料系との間に、試料に平行な様々な向きに磁界を
発生できる電磁石を数組と、磁界の向きをランダムに変
える制御部とを有している。
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第1の実施例の構成図、第2図はその
試料系の説明図である。この実施例では集束偏向系11
を通過してきたビームが、偏向を受けた壕ま磁界に入る
例を取シ上げる。
試料系の説明図である。この実施例では集束偏向系11
を通過してきたビームが、偏向を受けた壕ま磁界に入る
例を取シ上げる。
第1図のように、集束偏向系11と試料系14との間に
磁力偏向系13が入っている。
磁力偏向系13が入っている。
集束偏向系13を通過したイオンは、磁界の中を通ると
、第7図の原理図のように、電磁石15の磁界2によシ
陽イオン16はフレミングの左手の法則によう進行方向
17に垂直にローレンツ力18を受ける。一般に、第2
図でわかるように磁界2の向きとイオンビーム1の角度
が、試料3であるウェハー面上で一定ではないため、イ
オンのもつ運動エネルギーが、ウェハー面上の位置によ
って変化してしまう。これを防止するために、ビームの
位置に同期させて磁界の強さを変え、さらに、磁界の向
きとイオンの速度を同時に変えると、ウェハー面上のど
の位置でもイオンの運動エネルギーは変えずにイオンの
進行方向だけを様々な向きに変えることができ、磁界の
向きがランダムに変化すると、結局結晶表面に入射する
イオンの運動エネルギーは変えずに、向きだけをランダ
ムにすることができる。この磁界の強さ及び向きは、コ
ンピュータで制御している。
、第7図の原理図のように、電磁石15の磁界2によシ
陽イオン16はフレミングの左手の法則によう進行方向
17に垂直にローレンツ力18を受ける。一般に、第2
図でわかるように磁界2の向きとイオンビーム1の角度
が、試料3であるウェハー面上で一定ではないため、イ
オンのもつ運動エネルギーが、ウェハー面上の位置によ
って変化してしまう。これを防止するために、ビームの
位置に同期させて磁界の強さを変え、さらに、磁界の向
きとイオンの速度を同時に変えると、ウェハー面上のど
の位置でもイオンの運動エネルギーは変えずにイオンの
進行方向だけを様々な向きに変えることができ、磁界の
向きがランダムに変化すると、結局結晶表面に入射する
イオンの運動エネルギーは変えずに、向きだけをランダ
ムにすることができる。この磁界の強さ及び向きは、コ
ンピュータで制御している。
本実施例では、試料3のチルト角を0°に固定して、集
束偏向系11と試料3の間で試料に平行に磁界をかける
と、第2図のようにフレミングの左手の法則に従って、
磁界2中ではイオンビーム1は進路を曲げられ、試料3
に到達する。ビームは集束偏向系において、装置固有の
周波数で水平及び垂直に偏向を受け、試料を一様に走査
するため、試料上のほとんどの点はビームが何度も通る
ことになう、その度にイオンが注入される。ビームの走
査に同期させてイオンの運動エネルギーを一定にするた
め磁界の強さを変え、さらに磁界の方向をランダムに変
えると、試料上のどの点も注入されるイオンの入射方向
は、ビームが通過するたびに、異った方向となる。この
ように、磁界の方向をランダムに変化させることによう
、結果的にウェハー面上のどの位置でもイオンの入射状
況は等価になう、試料全体でみて、試料に注入されるイ
オンの深さの面内均一性は飛躍的に向上する。
束偏向系11と試料3の間で試料に平行に磁界をかける
と、第2図のようにフレミングの左手の法則に従って、
磁界2中ではイオンビーム1は進路を曲げられ、試料3
に到達する。ビームは集束偏向系において、装置固有の
周波数で水平及び垂直に偏向を受け、試料を一様に走査
するため、試料上のほとんどの点はビームが何度も通る
ことになう、その度にイオンが注入される。ビームの走
査に同期させてイオンの運動エネルギーを一定にするた
め磁界の強さを変え、さらに磁界の方向をランダムに変
えると、試料上のどの点も注入されるイオンの入射方向
は、ビームが通過するたびに、異った方向となる。この
ように、磁界の方向をランダムに変化させることによう
、結果的にウェハー面上のどの位置でもイオンの入射状
況は等価になう、試料全体でみて、試料に注入されるイ
オンの深さの面内均一性は飛躍的に向上する。
これは特に浅い注入に効果的である。さらに、第3図の
注入深さの比較図に示すように、イオンの入射方向の不
規則さによシ、チャネリングによるLSS理論からのず
れも押さえることができる。
注入深さの比較図に示すように、イオンの入射方向の不
規則さによシ、チャネリングによるLSS理論からのず
れも押さえることができる。
この際、ビームの偏向周期と磁界の変化の周期は同期さ
せてはいけない。なか第3図では、第1の実施例の分布
5aと従来の分布4a及びL8S理論の分布6との注入
深さの分布を比較している。
せてはいけない。なか第3図では、第1の実施例の分布
5aと従来の分布4a及びL8S理論の分布6との注入
深さの分布を比較している。
第4図は本発明の第2の実施例の構成図、第5図はその
試料系の説明図である。この実施例では、集束偏向系1
1を通過してきたビームが、さらに偏向を受け、平行な
ビームとなって磁界に入る例を取り上げる。第4図のよ
うに、集束偏向系11と試料糸14との間に、ビーム平
行糸12と、第1の実施例で示した磁力偏向系13が入
っている。
試料系の説明図である。この実施例では、集束偏向系1
1を通過してきたビームが、さらに偏向を受け、平行な
ビームとなって磁界に入る例を取り上げる。第4図のよ
うに、集束偏向系11と試料糸14との間に、ビーム平
行糸12と、第1の実施例で示した磁力偏向系13が入
っている。
第5図のように、本実施例を適用して平行なイオンビー
ム1に磁界2を作用させると、第1の実施例と同様に一
様に試料を走査した結果、イオンの深さ方向分布は第6
図の説明図ように、LSS理論の分布6に一層近くなる
。な9第6図では、第2の実施例の分布5bと従来の分
布4bとの注入深さの分布も比較している。平行ビーム
に本実施例を適用する利点は、磁界とビームのなす角が
試料点のどの点に注入する時も同じであることから、ビ
ームの走査に同期させて磁界の強さを変えなくてもよく
なり1制御が容易になるという点である。
ム1に磁界2を作用させると、第1の実施例と同様に一
様に試料を走査した結果、イオンの深さ方向分布は第6
図の説明図ように、LSS理論の分布6に一層近くなる
。な9第6図では、第2の実施例の分布5bと従来の分
布4bとの注入深さの分布も比較している。平行ビーム
に本実施例を適用する利点は、磁界とビームのなす角が
試料点のどの点に注入する時も同じであることから、ビ
ームの走査に同期させて磁界の強さを変えなくてもよく
なり1制御が容易になるという点である。
また、この実施例を用いて試料を回転させながら注入す
ることにより1−層面内均一性が向上し、L8S理論で
いうイオンの深さ方向分布に近い分布を示すことになる
。
ることにより1−層面内均一性が向上し、L8S理論で
いうイオンの深さ方向分布に近い分布を示すことになる
。
以上説明したように本発明は、集束偏向系と試料系の間
に、チルト角O″で固定した試料表面に平行を方向に磁
界をかけることによう、注入イオンの深さ方向分布の面
内均一性が飛躍的に向上し、チャネリングによりL8S
理論からずれて深く分布する現象を低減する装置を提供
することができる。したがって、半導体素子の設計が一
層容易となる。
に、チルト角O″で固定した試料表面に平行を方向に磁
界をかけることによう、注入イオンの深さ方向分布の面
内均一性が飛躍的に向上し、チャネリングによりL8S
理論からずれて深く分布する現象を低減する装置を提供
することができる。したがって、半導体素子の設計が一
層容易となる。
第1図は本発明の第1の実施例の構成図、第2図はその
試料系の説明図、第3図はその注入深さの比較図、第4
図は本発明の第2の実施例の構成図、第5図はその試料
系の説明図、第6図はその注入深さの比較図、第7図は
本発明の原理図、第8図は従来のイオン注入装置の構成
図、第9図は従来の試料系の説明図である。 1・・・イオンビーム、2・・・磁界、3・・・試料、
4a。 4b・・・従来の分布、5a・・・第1の実施例の分布
、5b・・・第2の実施例の分布、6・・・LS8理論
の分布、7・・・イオン源系、8・・・引き出し電極、
9・・・質量分析系、10・・・加速系、11・・・集
束偏向系、12・・・ビーム平行系、13・・・磁力偏
向系、14・・・試料系、15・・・電磁石、16・・
・陽イオン、17・・・進行方向、18・・・ローレン
ツ力。
試料系の説明図、第3図はその注入深さの比較図、第4
図は本発明の第2の実施例の構成図、第5図はその試料
系の説明図、第6図はその注入深さの比較図、第7図は
本発明の原理図、第8図は従来のイオン注入装置の構成
図、第9図は従来の試料系の説明図である。 1・・・イオンビーム、2・・・磁界、3・・・試料、
4a。 4b・・・従来の分布、5a・・・第1の実施例の分布
、5b・・・第2の実施例の分布、6・・・LS8理論
の分布、7・・・イオン源系、8・・・引き出し電極、
9・・・質量分析系、10・・・加速系、11・・・集
束偏向系、12・・・ビーム平行系、13・・・磁力偏
向系、14・・・試料系、15・・・電磁石、16・・
・陽イオン、17・・・進行方向、18・・・ローレン
ツ力。
Claims (1)
- 半導体基板にイオン注入を行う半導体製造装置において
、集束偏向系と試料系との間にイオンビームを偏向させ
る電磁石を設置したことを特徴とする半導体製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1197608A JPH0362442A (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 半導体製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1197608A JPH0362442A (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 半導体製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0362442A true JPH0362442A (ja) | 1991-03-18 |
Family
ID=16377303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1197608A Pending JPH0362442A (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 半導体製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0362442A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10121666B2 (en) | 2015-12-10 | 2018-11-06 | Sumitomo Heavy Industries Ion Technology Co., Ltd. | Ion implantation method and ion implantation apparatus |
US10453689B2 (en) | 2016-03-18 | 2019-10-22 | Sumitomo Heavy Industries Ion Technology Co., Ltd. | Ion implantation method and ion implantation apparatus |
-
1989
- 1989-07-28 JP JP1197608A patent/JPH0362442A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10121666B2 (en) | 2015-12-10 | 2018-11-06 | Sumitomo Heavy Industries Ion Technology Co., Ltd. | Ion implantation method and ion implantation apparatus |
US10453689B2 (en) | 2016-03-18 | 2019-10-22 | Sumitomo Heavy Industries Ion Technology Co., Ltd. | Ion implantation method and ion implantation apparatus |
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