JPH03259514A - イオン注入方法 - Google Patents

イオン注入方法

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JPH03259514A
JPH03259514A JP5894090A JP5894090A JPH03259514A JP H03259514 A JPH03259514 A JP H03259514A JP 5894090 A JP5894090 A JP 5894090A JP 5894090 A JP5894090 A JP 5894090A JP H03259514 A JPH03259514 A JP H03259514A
Authority
JP
Japan
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wafer
electrodes
scanning
voltage
scanned
Prior art date
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Pending
Application number
JP5894090A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Mizutani
浩 水谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH03259514A publication Critical patent/JPH03259514A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体の製造装置、特にイオン注入装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来のイオン注入装置は第2図に示すように、ビーム偏
向系にX、Y二組の電4I!3.4が設けられており、
第3図(a)に示すようにX方向のt極4に印加される
電位は1019HZの三角波として変化し、第3図(b
)に示すようにY方向の電極3に印加される電位は11
7Hzの三角波として変化し、これにともなって、イオ
ンビーム5が水平方向。
垂直方向に独立にそれぞれ走査し、その結果、第4図(
a)に示すような三角波の軌跡2でウェハ1上を走査し
ている。さらに、Y方向にオフセット6を8H7の周期
でかけ、第4図(b)のように三角波の位相をずらすよ
うになっており、その結果、イオンビーム5はウェハ1
上の同一位置を何度も走査することなく、軌跡は直線で
はあるが、ウェハ全体を走査するようになっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のイオン注入装置では、ウェハ面上を走査
するビームの軌跡が三角波であるため、注入後のビーム
の全軌跡は第4図(b)のように直線になり、ウェハ面
内で必ず直線の交点7ができる。したがって、注入の状
態はウェハ面内で「ビームの交点7」、「ビームの通っ
たところ8」、「ビームの通らないところ9」の三種類
に分類される。その結果、従来はウェハ面内でドースが
少なくとも三段階あり、実際の注入では走査を繰り返す
ため、ドースのウェハ面内均一性は、ある値(だいたい
3“φで2.0%)以上は決して良くならないという問
題点があった。
本発明の目的は前記課題を解決したイオン注入方法を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を遠戚するため、本発明に係るイオン注入方法
においては、イオンビームをウェハ上に走査させてイオ
ン注入を行う方法であって、イオンビームを偏向する電
界の方向と強さ及びウェハの位置を変化させることによ
り、ウェハ上を走査するイオンビームの軌跡を渦状とし
てイオン注入を行うものである。
〔作用〕
本発明のイオン注入方法は、ウェハ上を走査するイオン
ビームの軌跡が渦状になるように、ビーム偏向系の電極
の電位およびウェハの位置を制御できる機能を有してい
る。すなわち、ビーム偏向系を通るイオンビーム5は第
5図に示すように、水平方向及び垂直方向の二組の電極
3.4(図ではY方向の$極3のみを図示しである。)
間において、そのイオン11がt界10から受けるロー
レンツ力12によって進路を曲げられる6その進路の曲
がる割合は電界が強いほど、つまり、−組の電極間の電
位差が大きいほど大きくなる。したがって水平方向と垂
直方向の電圧の変化をそれぞれ第6図(a) +’ (
b)のようにサイン曲線で制御すれば、ビームはウェハ
上に円を描くように走査することになる。このtfi!
にさらに第6図(C)に示すような電圧の変化をかけれ
ば、ビームの走査を制御する電圧の変化は、水平方向、
垂直方向それぞれ第6図(d) 、 fe)のようにな
り、結局、ウェハ上を走査するビームの軌跡は渦を描く
ことになる。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
(実施例1) 第1図は本発明の一実施例を示す平面図である。
この実施例では二組の!極により偏向を受けたイオンビ
ームが、固定されたウェハ上に渦状の軌跡を描いて走査
する例を取り上げる。
本実肢例では第2図に示すように、ビーム偏向系にX、
Y二組の44極3,4が設けられている点で従来の構成
と同じである。第3図(b)でわかるように、従来はウ
ェハ上をビームが直線で走査するため、面内でビームの
軌跡に交点かでき、注入イオンの濃度に濃淡が生じ、ド
ースのウェハ面内均一性はある値以上に向上しなかった
本発明では、水平方向の電極3に第6図(a)に示すサ
イン曲線の電圧を印加し、垂直方向の電極4に第6図(
b)に示すサイン曲線の電圧をそれぞれ印加し、さらに
それぞれのt極3,4に第6図(C)に示すような直線
的に減衰する電圧を印加すると、結局二組のt極3,4
にかかる電圧は第6図(d) 、 (e)のように互い
に位相差をもってサイン曲線で減衰する電圧となる。そ
の結果、ビームはウェハ上を渦状の軌跡を描いて走査す
ることになる。このとき、ウェハ面内のドース均一性を
確実にするために、第7図に示すように、ビームの中心
がウェハの最外周13と一致する位置から走査を開始し
、動径方向の走査速度はウェハ1周でビーム径15の1
/2となるようにする。また、このときビーム径15は
コンピュータによってウェハ半径の2/(2n+1)倍
(nは整数)に制御されている。したがって、1周めの
走査16はビームの中心がウェハの最外周13からウェ
ハの中心14マでとなる。2周めの走査17は斜線部分
を付したようになる。これをm回(mは整数)走査して
、所望のドースになるようにビーム電流もコンピュータ
で制御される。この際、ビームの強度分布曲線は実際に
はガウス曲線であるため、ドース分布に凹凸ができる。
これを避けるために、スタート地点をずらすようになっ
ている。
以上の渦状の走査の結果、従来の三角波による走査のよ
うに、面内でビームの軌跡が交差するのとは違い、ビー
ムの軌跡が同じ割合で常に接しているため、ウェハ面内
のドース均一性は、従来の2.0%から1.1%に飛躍
的に向上する。
(実施例2) 次に、本発明の実施例2を説明する。この実施例では、
−組の電極により偏向を受けたイオンビ−ムが、回転す
るウェハに注入され、ビームがウェハ上を渦状の軌跡を
描いて走査する例を取り上げる。
本発明では、−組の電極に第6図(C)の電圧を印加し
、ウェハを回転させながら注入する。これにより、ビー
ムの軌跡が渦状に走査したことになる。このとき、ウェ
ハ面内のドース均一性を保証するために、ビームの中心
がウェハの最外周がら走査を開始し、走査速度はウェハ
が1周する間に、ビーム径の1/2となっている。
実際にはチルト角だけウェハが傾いた状態で注入するた
め、ウェハ内の位置によってビームの入射角が異ってい
る。第8図(a)は実施例1におけるビームの入射角を
示すものであり、第8図(b)は実施例2におけるビー
ムの入射角を示すものである0図から明らかなように、
実施例2は、ビーム2のウェハ1に対する入射角の差が
小さくなっている。したがって、ビームの入射角の違い
に起因するウェハ面内でのドース分布の特定方向への勾
配は、実施例2の方が小さく、その結果、実施例2では
、ウェハ面内のドース均一性は0.8%に向上する。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、渦状の走査を実施するこ
とによって、ビームの軌跡か交差するのではなく、常に
接して走査するため、ウェハ面内のドース均一性か従来
の2.0%から0.8〜1.1%に飛躍的にすることが
できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1を示す平面図、第2図はビー
ム偏向系を示す図、第3図(a)は従来の走査方式によ
るX方向電極にかかる電圧を示す図、第3図(b)は従
来の走査方式によるY方向電極にかかる電圧を示す図、
第4図(a)は従来の走査方式によるビームの軌跡を示
す図、第4図(b)は従来の走査方式による注入後のビ
ームの軌跡を示す図、第5図は偏向系の原理図、第6図
(a)は本発明のX方向′t&極にかける電圧を示す図
、第6図(b)は本発明のY方向電極にかける電圧を示
す図、第6図(C)は本発明のX、Y両方向の電極にか
ける電圧を示す図、第6図(d)はX方向電極にかかる
電圧を示す図、第6図fe)はY方向電極にかかる電圧
を示す図、第7図はウェハの動径方向のドースを示す図
、第8図fa)は実施例1におけるビームの入射角を示
す断面図、第8図(b)は実施例2における入射角を示
す断面図である。 1・・・ウェハ 2・・・ビームの中心の軌跡 3・・・Y方向電極    4・・・X方向電極5・・
・イオンビーム   6・・・オフセット7・・・ビー
ム軌跡の交点 8・・・ビームの通った所9・・・ビー
ムの通らない所

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)イオンビームをウェハ上に走査させてイオン注入
    を行う方法であって、 イオンビームを偏向する電界の方向と強さ及びウェハの
    位置を変化させることにより、ウェハ上を走査するイオ
    ンビームの軌跡を渦状としてイオン注入を行うことを特
    徴とするイオン注入方法。
JP5894090A 1990-03-09 1990-03-09 イオン注入方法 Pending JPH03259514A (ja)

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JP5894090A JPH03259514A (ja) 1990-03-09 1990-03-09 イオン注入方法

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996028838A1 (en) * 1995-03-10 1996-09-19 Leica Cambridge, Ltd. Method of writing a pattern by an electron beam
KR970052144A (ko) * 1995-12-26 1997-07-29 김주용 헬리컬 빔 이온 주입기
JP2013232363A (ja) * 2012-05-01 2013-11-14 Ulvac Japan Ltd 照射方法、処理装置
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US9129843B1 (en) * 2014-06-12 2015-09-08 Globalfoundries Inc. Integrated inductor

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