JPH0359806A - データ記録再生装置 - Google Patents

データ記録再生装置

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JPH0359806A
JPH0359806A JP19565889A JP19565889A JPH0359806A JP H0359806 A JPH0359806 A JP H0359806A JP 19565889 A JP19565889 A JP 19565889A JP 19565889 A JP19565889 A JP 19565889A JP H0359806 A JPH0359806 A JP H0359806A
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signal
data
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output
waveform
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JP19565889A
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Hiroshi Yajima
矢島 弘史
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、オーディオ用カセットテープなどの磁気テー
プを用いてデジタルデータの記録再生を可能にしたデー
タ記録再生装置に関する。
[従来の技術] 従来、オーディオ用カセットなどの磁気テープを用いて
デジタルデータを記録する方式として、パソコンの外部
記憶装置として多く用いられていたFSK方式が知られ
ている。つまり、かかるFSK方式は、2種類の周波数
を用い、このうちの一方を「0」、他方を「1」に対応
させて、600ボ一程度で記録を行なうようにしている
[発明が解決しようとする課題] ところが、このようなFSK方式のものは、記録密度が
少ないためデータの書込みおよび読出しに長時間を必要
とするとともに、データエラーが発生し易いなど、多く
の問題点があった。特に、最近になって、留守番TV電
話などの出現により、オーディオ用カセットテープに画
像データを記録することが考えられるようになると、大
量のデータを記録する必要があるため、上述のFSK方
式のものでは、全く対処することができない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、磁気テー
プを用いて画像データのような大量のデータの記録再生
を可能にし、加えて磁気テープの周波数特性および記録
再生系の特性のバラツキを補償してデータの再生エラー
率を低減できるようにしたデータ記録再生装置を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、入力される2値以上のデジタルデータに対応
する波形データ列を出力する波形データ列出力手段を有
し、この波形データ列出力手段より出力される波形デー
タ列と入力データよりコンボリューションデータを生成
するとともに、このコンボリューションデータにパイロ
ット信号を重畳したパーシャルレスポンス信号を出力し
、さらに、このパーシャルレスポンス信号に先立ちパイ
ロット信号に該パイロット信号の172の周波数で振幅
の等しい正弦波信号を重畳したトレーニング信号を所定
時間だけ出力して、これらトレーニング信号と上記パー
シャルレスポンス信号を磁気テープに記憶し、その後、
磁気テープより再生されたパーシャルレスポンス信号よ
りパイロット信号を抽出し、このパイロット信号に基い
てパーシャルレスポンス信号より元入力データを検出す
るとともに、これらデータに対して上記トレーニング信
号に基づいて決定された閾値を用いて正規量子化を実行
するようになっている。
[作用コ この結果、磁気テープ上にパーシャルレスポンス信号の
状態での記録が行われることから、大幅に記録密度が向
上し、画像データのような大量データの記録が可能にな
る。また、再生されたパーシャルレスポンス信号に付加
されるトレーニング信号のデータに基づいて決定された
閾値により正規量子化を実行することにより磁気テープ
の振幅周波数特性のバラツキを始め、テープレコーダな
どの記録再生系の特性のバラツキが補償され、データの
再生エラー率を低減することができる。
[実施例コ 以下、本発明の一実施例を図面にしたがい説明する。
第1図は同実施例の回路構成を示すものである。
図において、1はプリコーディング部で、このプリコー
ディング部1には、入力データとして静止画データ、キ
ャラクタ、小エリア動画データなどのデジタルデータが
生のまま、または圧縮処理され、あるいはエラー検出訂
正コードが付加され与えられる。ここでの入力データと
して、「0.1.2.3」の4値のデジタルデータが用
いられる。
また、プリコーディング部1で実行されるプリコーディ
ングは、後述するパーシャル・レスポンス(以下、PR
と略称する。)方式において、デコードする際にエラー
が生じると、その後のデータ検出にエラーが伝播するた
め、このエラー伝播を、そのデータのみに食い止めるべ
く行われるデータ変換のことである。なお、かかるプリ
コーディングについては周知なので、ここでの説明は省
略する。
プリコーディング部1でプリコーディングされたデータ
は、PR変調部2に与えられる。
PR変調部、2は波形コンボリューションとパイロット
信号重畳機能を有するもので、第2図に示すように波形
ROM21、アドレス生成部22、加算メモリ23、ア
ダー24、ラッチ25、パイロットROM26およびア
ダー27を有している。
この場合、プリコーディング部1からの4値の入力デー
タは波形ROM21に与えられる。波形ROM21には
、予め入力データに対応した波形のデータ列が記憶され
ている。具体例として、第3図(a)に示すように波高
値が異なる3つの波形a、bScに応じたデータ列を用
意するようになる。ここで、4値の入力データに対して
3つの波形データを用意したのは、入力データ0に対す
る波形データは、オール0になるからである。これによ
り、波形ROM21としては、波形データのデータ幅を
8ビツト、データ長M−256とすると、8ビットX2
56X3−6144ビツトが用いられる。また、波形R
OM21の波形データは、後述する磁気ヘッドを介して
記録再生する際の位相特性(記録再生特性)が電磁誘導
による90’ シフトとイコライザによる影響により理
論的に第4図(a)に示すようになることを予想して、
予め同図(b)に示す位相補正特性を持たせ、同図(C
)に示す補正後の記録再生特性を得るようにしている。
この場合、実際は、磁気ヘッドの位相特性はバラツキな
どにより同図(d)に示すように直流付近と高域付近で
著しく劣化するため、同図(c)に示す補正後の記録再
生特性は直流付近と高域付近で劣化するものになるが、
後述するパイロット信号への影響を除去するため、パイ
ロット信号に用いられる周波数、例えば8KHz付近の
データをカットすることにより上述の劣化による影響も
除去するようにしている。
そして、波形ROM21の出力に基いて、入力データd
1に対して、d1ω0、d1ω1、・・・610M−1
からなるM個の演算結果を求め、さらに、これらM個の
演算結果を、第5図に示す要領で加算し、Xl−Σdl
−jωjのコンボリューション波形を生成するようにし
ている。この場合、ω0、ωl、・・・ 0M−1は、
波形ROM21での波形素子である。
ここでのコンボリューションは、具体的には次のように
している。つまり、波形ROM21の出力を、アダー2
4に与える。アダー24は波形ROM21の出力に、そ
れまでの加算結果が格納された加算メモリ23の内容を
加算して、その結果ADj  (ただし、J−0、・・
・、M−1)を出力する。また、アダー24の出力のう
ちADOをラッチ25にラッチした後、アダー27に与
え、パイロットROM26より出力される第3図(b)
に示すようなパイロット信号を重畳して、PRデータと
して出力するようにしている。また、アダー24からの
ADO以外の出力ADI〜A D 255は、加算メモ
リ23の1つ前のアドレスに書き込み、以下、上述の動
作を繰り返すようになる。ここで、加算メモリ23とし
ては255ワ一ド分用意すればよく、アドレス255に
対してはOが出力されるようにしている。
この場合、入力データに重畳されるパイロット信号は、
例えば8KHz帯域で32KHzサンプリングの場合に
は、第6図(a)に示すように0を含めて3値あれば十
分であるが、実際には磁気テープへの記録の場合、第7
図(a)に示すように8KHz付近の振幅特性は十分フ
ラットであるが、位相特性は同図(b)に示すように、
わずかに遅れ始めるので、記録時に少し進ませておく必
要がある。したがって、第6図(b)に示すように4値
を全て記憶する必要がある。ただし、実質的に2値につ
いては、符号のみの違いであるので、2値分のパイロッ
ト波形の記憶でよい。
そして、PR変変調部上り出力されるPR信号は、トレ
ーニング信号発生部12より出力されるトレーニング信
号とともにD/A変換器3に与えられる。ここで、トレ
ーニング信号発生部12は第8図(a)に示すパイロッ
ト信号(fO−8KHz)に対して同図(b)に示すよ
うにパイロット信号の1/2の周波数で振幅の等しいf
O/2信号(fO/2=4KHz)を重畳した同図(c
)に示すトレーニング信号を出力するようになっている
。この場合、トレーニング信号のスペクトルは第9図に
示すように表すことができ、PR信号の平均スペクトル
の中心にfO/2信号が位置される。また、パイロット
信号(8KHz)とfO/2信号(4KHz)は、磁気
テープのイコライザーの位相特性を補正するため、予め
位相がずらしてあり、記録再生によって第10図に示す
ように位相が一致するようにしている。ここで、aは再
生されたトレーニング信号、bはトレーニング信号内の
4KHz成分(fO/2信号)、cはトレーニング信号
内の8KHz成分(パイロット信号)である。
そして、第11図に示すように、このようなトレーニン
グ信号13は、PR信号14の一連の符号(例えば、画
像データであれば、1画像毎)に先立って、100〜2
00m5程度出力される。
ここでのトレーニング信号13とPR信号14の切換え
制御は、図示しないCPUにより実行される。
D/A変換器3に与えられた入力は、ここでアナログ信
号に変換され、通常のカセットテープレコーダと同様に
DCカット、ヘッドアンプなどのアナログ回路4を介し
て磁気ヘッド5より磁気テープ上に記録される。
一方、磁気テープ6上に記録されたPR信号は、再生ヘ
ッド7より取り出され、イコライザーなどのアナログ回
路8を介してA/D変換器9によりデジタル化されるよ
うになっている。この場合、データ記憶時に各種の補正
が施されているので、再生時は良好なPR波形で再生さ
れるが、実際は磁性体の塗布むらなどの影響でドロップ
アウトが生じるとともに、走行系の影響でワウフラ・ジ
ッタ、テープ走行速度のドリフトなどを含んでいる。
そして、A/D変換器9によりデジタル化されたPR信
号は、PR復調部10に与えられる。
PR復調部10は、第14図に示すようにデジタルフィ
ルタ101、遅延用メモリ、102、データ検出部10
3からなっている。ここで、デジタルフィルタ101は
、A/D変換器9を介してデジタル化されたPR信号よ
り、パイロット信号を抽出するもので、ここでは演算量
が少なく、且つ直線位相で実現できる周波数サンプリン
グフィルタが用いられる。なお、周波数サンプリングフ
ィルタは、周知のものなのでここでの説明は省略する。
遅延用メモリ102は、デジタルフィルタ101を介し
て与えられるPRデータを所定時間遅延し、パイロット
信号とともにデータ検出部103に与える。データ検出
部103はパイロット信号に基いてPR信号より元入力
データを検出するものである。
この場合、PR信号の記憶帯域性が8KHzで、A/D
変換器9のサンプリング周波数fs −64KHzとす
ると、第15図(a)に示すPR信号に対して同図(b
)に示すパイロット信号は一周期に約8ポイントのサン
プリング点が得られる。しかし、A/D変換器9のサン
プリング周波数fsは、テープ上に記録されたパイロッ
ト信号と無関係の非同期発振器より作ると、パイロット
信号のゼロクロスポイントとずれてしまう。そこで、第
16図に示すようにパイロット信号の2個のサンプリン
グポイントS1、S2から、−次近似によりゼロクロス
ポイント2を推定し、その時点における元入力データを
、サンブングポイント5ISS2から同じく一次補間に
より求めるようにする。そして、このようなPR復調部
10の出力はレベル正規化量子化回路11に与えられ、
正規量子化が行われる。この場合、レベル正規化量子化
回路11での正規量子化は、閾値設定部15で決定され
る閾値に基づいて実行される。
閾値設定部15での閾値は、次のように決定される。こ
の場合、デジタルフィルタ101の出力を、図示しない
CPUにより常時監視し、この時のデジタルフィルタ1
01の出力が所定値(例えば、標準的なパイロット信号
レベルの1/10)以下の時間をチエツクし、この時間
が、例えば100m5程度であれば、これを初期状態と
判断し、次に来るものをトレーニング信号13と判断す
る。そして、デジタルフィルタ101の出力が所定値を
越えると、これをトレーニング信号13と判断し、各デ
ータの抜き出しを行う。この場合、第10図に示すよう
に8KHzのパイロット信号Cのゼロクロスは4KHz
のfO/2信号すのゼロ、最大、最小の各点と一致する
ことから、例えば、パイロット信号のゼロクロスにより
第12図に示すように4KHzのデータを抜き出すよう
になる。そして、パイロット信号の振幅Aとトレーニン
グ信号の4KHz、8KHzの各信号の平均振幅レベル
G4、G8を用いてレベル正規化量子化回路11に対す
る閾値のゲインとして(G4/G8・A)を決定する。
そして、このゲイン(G4/G8・A)を用いて実際の
閾値を決定するようになる。
いま、PR方式の1符号当たりのレベル数を4とすると
(1サンプル数2ビツト)、PR信号の単位波形は第1
3図(a)に示すようになり、これに対するパイロット
信号は同図(b)のようになる。この場合、パイロット
信号の振幅をPR信号の1のレベルとすると、PR信号
のサンプリングポイントでの値はパイロット信号の振幅
に対して(−3、−2、−1,0,1,3)となる。そ
こで、パイロット信号の振幅Aに対して、例えば−2,
5A、−1,5A、−0,5ASO。
0.5A、1.5A、2.5Aを閾値として量子化すれ
ば元のPR符号が得られる筈であるが、実際は、パイロ
ット信号の振幅自身がPR信号帯域に対してゲインの誤
差を有しているので、上述のゲイン(G4/G8争A)
を用いて、−2,5(G4/G8・A)   −1,5
(G4/G8◆A)  、−0,5(G4/G8  ・
 A)、 0、0.5(G4/G8  ・ A)  、
 1. 5  (G4/G8  ◆ A)、2.5 (
G4/G8・A)とするようにしている。
次に、このように構成した実施例の動作を説明する。
まず、プリコーディング部1に、4値の入力データとし
て静止画データ、キャラクタ、小エリア動画データなど
のデジタルデータが与えられると、プリコーディング処
理されたデータが、PR変変調部上与えられる。
PR変変調部上は、波形ROM21により入力データに
対応した波形データ列を出力する。この場合の波形RO
M21からの波形データは、後述する磁気ヘッドを介し
て記録再生する際の位相特性(記録再生特性)が電磁誘
導による90’ シフトやイコライザによる影響により
第4図(a)に示すようになることを想定して、予め同
図(b)に示す位相補正特性を持たせるようにする。
そして、波形ROM21からの出力に基いて、入力デー
タdiに対して、d1ω0、dIω1、・・・ 610
M−1からなるM個の演算結果を求め、さらに、これら
M個の演算結果から、第5図に示す要領で加算を実行し
、xl−Σdi−jωjのコンボリューション波形が生
成される。この場合、第2図において、波形ROM21
の出力が、アダー24に与えられる。アダー24は波形
ROM21の出力に、それまでの加算結果が格納された
加算メモリ23の内容が加算され、その結果ADj  
(ただし、J−0,・・・、M−1)が出力される。ま
た、アダー24の出力のうちADOがラッチ25にラッ
チされ、アダー27に与えられ、パイロットROM26
のパイロット信号が重畳され、PRデータとして出力さ
れる。一方、アダー24のADO以外の出力ADI−A
D255は、加算メモリ23の1つ前のアドレスに書き
込まれ、以下、上述の動作が繰り返され、全ての入力デ
ータに対してコンボリューション処理が実行されるとと
もに、パイロット信号が重畳され、PR信号として出力
される。
そして、このようなPR変変調部上り出力されたPR信
号はトレーニング信号とともに、D/A変換器3に与え
られる。この場合、第11図に示すように、トレーニン
グ信号13は、PRR号14の一連の符号に先立って、
100〜200m5程庫出力されるようになる。
D/A変換器3に与えられた入力は、ここでアナログ信
号に変換され、通常のカセットテープレコーダと同様に
DCカット、ヘッドアンプなどのアナログ回路4を介し
て磁気ヘッド5より磁気テープ上に記録される。
その後、磁気テープ6上に記録されたPR信号は、再生
ヘッド7より取り出され、イコライザーなどのアナログ
回路8を介してA/D変換器9に与えられ、デジタル化
される。この場合、データ記憶時に各種の補正が施され
ているので、再生時は良好なPR波形で再生される。そ
して、A/D変換器9によりデジタル化してPR復調部
10に与えられる。
PR復調部10では、デジタルフィルタ101を介して
PR信号よりパイロット信号が抽出される。一方、PR
信号は遅延用メモリ102により所定時間遅延され、パ
イロット信号とともにデータ検出部103に与えられる
。この場合、第14図に示すようにパイロット信号の2
個のサンプリングポイントS1、S2から、−次近似に
よりゼロクロスポイントZを推定し、その時点における
元入力データをサンプングポイントSL、S2から同じ
く一次補間により求めるようになる。
そして、このような−次補間により得られた元入力デー
タをレベル正規化量子化回路11に与えられ、正規量子
化される。
ここで、レベル正規化量子化回路11での正規量子化は
、閾値設定部15による閾値に基づいて実行される。こ
の場合、デジタルフィルタ101の出力を、図示しない
CPUにより常時監視し、デジタルフィルタ101から
の出力が所定値以下の状態が、100m5程度であれば
、これを初期状態と判断し、次に来るものをトレーニン
グ信号13と判断し、各データの抜き出しを行う。ここ
では、パイロット信号のゼロクロスにより第12図に示
すように4KHzのデータを抜き出すようになる。そし
て、パイロット信号の振幅Aとトレニング信号の4KH
z、8KHzの各信号の平均振幅レベルG4、G8を用
いて閾値のゲイン(G4/G8・A)を決定し、このゲ
イン(G4/G8・A)により実際の閾値を決定するよ
うになる。
いま、第13図(a)に示すようなPR信号の単位波形
の場合は、−2,5(G4/G8・A)、−1,5(G
4/G8・A) 、−0,5(G4/G8・A)   
0,0.5 (G4/G8・A)、1.5 (G4/G
8・A)   2.5 (G4/G8・A)を閾値と決
定される。そして、これら閾値に基づいて正規量子化が
実行され、再生データが得られるようになる。
したがって、このようにすれば入力データをパーシャル
レスポンス信号の状態で磁気テープに記録することがで
きるので、画像データのような大量データの記録に対処
することができる。また、予めパーシャルレスポンス信
号に対してパイロット信号に該パイロット信号の1/2
の周波数で振幅の等しい正弦波信号を重畳したトレーニ
ング信号を付加し、このトレーニング信号により、パイ
ロット信号の振幅Aとトレーニング信号の各信号の平均
振幅レベルを用いて閾値のゲイン(G4/G8・A)を
決定するとともに、このゲインより実際の閾値を設定し
て正規量子化を実行するようにしたので、磁気テープの
振幅周波数特性のバラツキを始め、テープレコーダの記
録再生系の特性のバラツキを補償でき、データの再生エ
ラー率を低減することができる。
つまり、PR信号の正規量子化をPR信号に重畳された
パイロット信号の振幅データのみにより実行しようとす
ると、磁気テープの振幅周波数特性は使用帯域で平坦で
なく、特に高域では徐々にゲインが低下する傾向にあり
、しかもこの現象はテープの種類によって異なり、磁気
テープを変えるとPR信号帯域とパイロット信号周波数
でのゲインが微妙に変化し、さらにテープレコーダなど
の記録再生系での特性のバラツキによっても影響される
ため、これらが原因で正規量子化する際に値が太き目、
または小さ目となって隣の値に間違って判断されること
が多々考えられるが、上述したように磁気テープのの振
幅周波数特性のバラツキを始め、テープレコーダの記録
再生系の特性のバラツキをトレーニング信号により補償
できるので、データの再生エラー率を大幅に低減でき、
良好な再生データが得られ、しかも、市販される各種の
カセットテープなどをそのまま使用することができるよ
うになる。
なお、本発明は上記実施例にのみ限定されず要旨を変更
しない範囲で適宜変形して実施できる。
例えば上述の実施例では、入力データとして4値のデー
タの場合を述べたが、2値以上の入力データに適用する
ことができる。
[発明の効果] 本発明は、入力される2値以上のデジタルデータに対応
する波形データ列を出力する波形データ列出力手段を有
し、この波形データ列出力手段より出力される波形デー
タ列と入力データよりコンボリューションデータを生成
するとともに、このコンボリューションデータにパイロ
ット信号を重畳しパーシャルレスポンス信号を出力し、
さらに、このパーシャルレスポンス信号に先立ちパイロ
ット信号に該パイロット信号の1/2の周波数で振幅の
等しい正弦波信号を重畳したトレーニング信号を所定時
間だけ出力して、これらトレーニング信号と上記パーシ
ャルレスポンス信号を磁気テープに記憶し、その後、磁
気テープより再生されたパーシャルレスポンス信号より
パイロット信号を抽出し、このパイロット信号に基いて
パーシャルレスポンス信号より元入力データを検出する
とともに、これらデータに対して上記トレーニング信号
に基づいて決定された閾値を用いて正規量子化を実行す
るようにしたので、磁気テープ上にパーシャルレスポン
ス信号の状態での記録が可能となり、大幅な記録密度の
向上により、画像データのような大量データの記録が可
能になり、また、再生されたパーシャルレスポンス信号
に対してトレニング信号に基づいて決定された閾値によ
り正規量子化が実行されることから、磁気テープの振幅
周波数特性のバラツキを始め、テープレコーダの記録再
生系の特性のバラツキを補償でき、データの再生エラー
率を低減することができ、これにより、市販される各種
のカセットテープなどをそのまま使用することもできる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の回路構成を示すブロック図
、第2図は同実施例のPR変調部を示すブロック図、第
3図は同実施例に用いられる波形データ列出力およびパ
イロット信号を示す図、第4図は同実施例の波形データ
列出力の位相特性を説明するための図、第5図は同実施
例のコンボリューションを説明するための図、第6図は
同実施例に用いられるパイロット信号を説明するための
図、第7図は一般の磁気テープの振幅特性と位相特性を
示す図、第8図は同実施例に用いられるトレーニング信
号を説明するための図、第9図は同トレーニング信号の
スペクトルを示す図、第10図は記録再生されたのちの
トレーニング信号を示す図、第11図はトレーニング信
号とPR信号の関係を説明するための図、第12図はト
レーニング信号よりデータを抜き出す状態を説明するた
めの図、第13図はPR信号に対する閾値とパイロット
信号の関係を説明するための図、第14図は同実施例の
PR復調部を示すブロック図、第15図はPRデータと
パイロット信号の関係を示す図、第16図は一次近似を
説明するための図である。 1・・・ブリコーディング部、2・・・PR変調部、2
1・・・波形RM、26・・・パイロットROM、5・
・・磁気ヘッド、6・・・磁気テープ、10・・・PR
復調部、101・・・デジタルフィルタ、102・・・
遅延用メモリ、103・・・データ検出部、11・・・
レベル正規化量子化回路、12・・・トレーニング信号
発生部、13・・・トレーニング信号、14・・・PR
信号、15・・・閾値設定部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 入力される2値以上のデジタルデータに対応する波形デ
    ータ列を出力する波形データ列出力手段と、この波形デ
    ータ列出力手段より出力される波形データ列と入力デー
    タよりコンボリューション波形を生成するコンボリュー
    ション処理手段と、このコンボリューション処理手段の
    出力データにパイロット信号を重畳しパーシャルレスポ
    ンス信号として出力するパーシャルレスポンス信号出力
    手段と、上記パーシャルレスポンス信号に先立ち上記パ
    イロット信号に該パイロット信号の1/2の周波数で振
    幅の等しい正弦波信号を重畳したトレーニング信号を所
    定時間だけ出力するトレーニング信号発生手段と、上記
    トレーニング信号とともに上記パーシャルレスポンス信
    号を磁気テープに記憶させる記憶手段と、磁気テープよ
    りトレーニング信号およびパーシャルレスポンス信号を
    再生する再生手段と、この再生手段より得られたパーシ
    ャルレスポンス信号よりパイロット信号を抽出するパイ
    ロット信号抽出手段と、このパイロット信号抽出手段の
    パイロット信号に基いてパーシャルレスポンス信号より
    元入力データを検出するデータ検出手段と、このデータ
    検出手段の出力データに対して上記トレーニング信号よ
    り閾値を決定するとともに該閾値を用いて正規量子化を
    実行する正規量子化手段とを具備したことを特徴とする
    データ記録再生装置。
JP19565889A 1989-07-28 1989-07-28 データ記録再生装置 Pending JPH0359806A (ja)

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JP19565889A JPH0359806A (ja) 1989-07-28 1989-07-28 データ記録再生装置

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