JPH0359672A - 記録方法 - Google Patents
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- JPH0359672A JPH0359672A JP1195624A JP19562489A JPH0359672A JP H0359672 A JPH0359672 A JP H0359672A JP 1195624 A JP1195624 A JP 1195624A JP 19562489 A JP19562489 A JP 19562489A JP H0359672 A JPH0359672 A JP H0359672A
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Landscapes
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は彩色性に優れた磁性現像剤を用いた記録方法に
関する。更には有機強磁性樹脂を主成分として構成され
た彩色性に優れた磁性現像剤を用いた記録方法に関する
。
関する。更には有機強磁性樹脂を主成分として構成され
た彩色性に優れた磁性現像剤を用いた記録方法に関する
。
[従来技術]
従来、一般に所謂−成分磁性現像剤は熱可塑性樹脂を主
成分とした現像剤粒子の内部に不透明な金属強磁性体粒
子を含有しているために、黒色の磁性現像剤像乃至は濁
った色の磁性現像剤像の記録を得るには良いが、色鮮や
かな磁性現像剤像の記録を得ることは出来なかった。
成分とした現像剤粒子の内部に不透明な金属強磁性体粒
子を含有しているために、黒色の磁性現像剤像乃至は濁
った色の磁性現像剤像の記録を得るには良いが、色鮮や
かな磁性現像剤像の記録を得ることは出来なかった。
[発明の目的]
本発明は前述した従来の記録方法とは異なり、有機強磁
性樹脂を主成分として構成した磁性現像剤を用いること
により、従来出来なかった磁性現像剤を用いても彩色性
に優れた色鮮やかな磁性現像剤像記録が得られる新規な
記録方法を提供することを目的とする。更には異なる色
の磁性現像剤像を重ねることによって彩色再現性が優れ
た記録方法を提供することを目的とする。
性樹脂を主成分として構成した磁性現像剤を用いること
により、従来出来なかった磁性現像剤を用いても彩色性
に優れた色鮮やかな磁性現像剤像記録が得られる新規な
記録方法を提供することを目的とする。更には異なる色
の磁性現像剤像を重ねることによって彩色再現性が優れ
た記録方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明によれば、現像剤供給容器内の加熱によって軟化
し、軟化温度以上で熱硬化する有機強磁性樹脂(有機金
属錯体を含む)を主成分として構成された磁性現像剤を
、内部に磁界発生手段を有する現像剤保持部材上に担持
させて該磁性現像剤を対向して配置された潜像保持体の
現像部に供給してその潜像を現像し現像剤像を形成し、
該現像剤像を記録紙に転写した後、該現像剤の熱硬化温
度未満で加熱し軟化定着させるようにしたから、磁性現
像剤を用いても彩色性に優れた色鮮やかな磁性現像剤像
記録が得られ、異なる色の磁性現像剤像を重ねることに
よっても彩色再現性が優れた記録ができる。
し、軟化温度以上で熱硬化する有機強磁性樹脂(有機金
属錯体を含む)を主成分として構成された磁性現像剤を
、内部に磁界発生手段を有する現像剤保持部材上に担持
させて該磁性現像剤を対向して配置された潜像保持体の
現像部に供給してその潜像を現像し現像剤像を形成し、
該現像剤像を記録紙に転写した後、該現像剤の熱硬化温
度未満で加熱し軟化定着させるようにしたから、磁性現
像剤を用いても彩色性に優れた色鮮やかな磁性現像剤像
記録が得られ、異なる色の磁性現像剤像を重ねることに
よっても彩色再現性が優れた記録ができる。
また本発明によれば、上記磁性現像剤の内部に可視光の
波永以下の大きさの鉄、ニッケル、コバルト等の単体金
属又は合金の強磁性金属(金属イオンを含む)を含有さ
せて磁気特性を補うこと心よっても、現像剤保持部材方
向に充分な磁気的吸引力をもたせることが出来るから現
像剤の飛散も少なく、現像剤粒子同志の凝集も避けられ
忠実な現像が可能となり、かつ可視光の波長以下の太き
さの強磁性金属(金属イオンを含む)を補助的に含有さ
せてもこのことによって光透過性が損なわれることがな
いから、彩色性と彩色再現性に優れた色鮮やかな磁性現
像剤像記録ができる。
波永以下の大きさの鉄、ニッケル、コバルト等の単体金
属又は合金の強磁性金属(金属イオンを含む)を含有さ
せて磁気特性を補うこと心よっても、現像剤保持部材方
向に充分な磁気的吸引力をもたせることが出来るから現
像剤の飛散も少なく、現像剤粒子同志の凝集も避けられ
忠実な現像が可能となり、かつ可視光の波長以下の太き
さの強磁性金属(金属イオンを含む)を補助的に含有さ
せてもこのことによって光透過性が損なわれることがな
いから、彩色性と彩色再現性に優れた色鮮やかな磁性現
像剤像記録ができる。
使用する有機磁性樹脂としては例えば日本化学会(’8
97春)予稿集11KO4,11KO7、llKO3、
等に開示されている。例えばトリアリールメチル構造を
有するピレン−芳香族アルデヒド系からなる縮合多環多
核芳香族(copNA樹脂)等公知の光鋭水素法や放電
法によって付対電子構造を作って必要なスピンを充分に
立てて作った目的の磁気的特性にあった有機磁性樹脂を
使用すれば良い。これらの樹脂ばある温度で軟化し、そ
の温度より高い温度で熱硬化する。一般(熱硬化すると
高分子化し、その色彩は深色化する。
97春)予稿集11KO4,11KO7、llKO3、
等に開示されている。例えばトリアリールメチル構造を
有するピレン−芳香族アルデヒド系からなる縮合多環多
核芳香族(copNA樹脂)等公知の光鋭水素法や放電
法によって付対電子構造を作って必要なスピンを充分に
立てて作った目的の磁気的特性にあった有機磁性樹脂を
使用すれば良い。これらの樹脂ばある温度で軟化し、そ
の温度より高い温度で熱硬化する。一般(熱硬化すると
高分子化し、その色彩は深色化する。
また使用する加熱定着装置は、その方式に限定されない
が例えば熱ローラ定着器を使用すれば良い。
が例えば熱ローラ定着器を使用すれば良い。
[実施例]
以下に本発明の図示の実施例に基ずいて説明する。
第1図は現像剤の特徴を示したもので、第1−1図〜第
1−3図は本発明に係る有機強磁性樹脂を主成分として
構成された磁性現像剤を示す概略断面図である。第1−
4図は従来の磁性現像剤を示す概略断面図である。図に
おいて1は磁性現像剤、2は加熱によって軟化し該軟化
温度以上で熱硬化する有機強磁性樹脂かもしくはこの樹
脂を主成分とした樹脂で熱可塑性樹脂との混合樹脂で、
それ自体が着色されているかもしくは染料でも着色され
ている。3は有機強磁性樹脂かもしくはこの樹脂を主成
分とした樹脂で、それ自体が着色されているかもしくは
染料でも着色されており、4は熱可塑性樹脂である。5
は無機強磁性粉で着色剤としての顔料の役目も果たして
いる。第1−1図は現像剤の全体が有機強磁性樹脂を主
成分として構成された磁性現像剤で、加熱によって軟化
し該軟化温度以上で熱硬化する有機強磁性樹脂かもしく
はこの樹脂を主成分とした樹脂で熱可塑性樹脂との混合
樹脂で、それ自体が着色されているかもしくは染料でも
着色されている。第1−2図は現像剤の内部が有機強磁
性樹脂かもしくはこの樹脂を主成分とした樹脂で構成さ
れていて、それ自体が着色されているかもしくは染料で
も着色されており、この周囲が熱可塑性樹脂で被覆され
た構造の現像剤を示す。第1−3図は有機強磁性樹脂か
もしくはこの樹脂を主成分とした樹脂3で、それ自体が
着色されているかもしくは染料でも着色されてた粒子の
周囲が、熱可塑性樹脂4で結着された構造からなる現像
剤を示す。第1−4図は従来の磁性現像剤で熱可塑性樹
脂4の内部にFe、04等の無機強磁性粉が分散されて
おり、着色剤としての顔料の役目も果たし、目的によっ
ては無機強磁性粉を着色している。しかしこの場合はど
んなに頑張っても明るい彩色性の優れた色は出せない。
1−3図は本発明に係る有機強磁性樹脂を主成分として
構成された磁性現像剤を示す概略断面図である。第1−
4図は従来の磁性現像剤を示す概略断面図である。図に
おいて1は磁性現像剤、2は加熱によって軟化し該軟化
温度以上で熱硬化する有機強磁性樹脂かもしくはこの樹
脂を主成分とした樹脂で熱可塑性樹脂との混合樹脂で、
それ自体が着色されているかもしくは染料でも着色され
ている。3は有機強磁性樹脂かもしくはこの樹脂を主成
分とした樹脂で、それ自体が着色されているかもしくは
染料でも着色されており、4は熱可塑性樹脂である。5
は無機強磁性粉で着色剤としての顔料の役目も果たして
いる。第1−1図は現像剤の全体が有機強磁性樹脂を主
成分として構成された磁性現像剤で、加熱によって軟化
し該軟化温度以上で熱硬化する有機強磁性樹脂かもしく
はこの樹脂を主成分とした樹脂で熱可塑性樹脂との混合
樹脂で、それ自体が着色されているかもしくは染料でも
着色されている。第1−2図は現像剤の内部が有機強磁
性樹脂かもしくはこの樹脂を主成分とした樹脂で構成さ
れていて、それ自体が着色されているかもしくは染料で
も着色されており、この周囲が熱可塑性樹脂で被覆され
た構造の現像剤を示す。第1−3図は有機強磁性樹脂か
もしくはこの樹脂を主成分とした樹脂3で、それ自体が
着色されているかもしくは染料でも着色されてた粒子の
周囲が、熱可塑性樹脂4で結着された構造からなる現像
剤を示す。第1−4図は従来の磁性現像剤で熱可塑性樹
脂4の内部にFe、04等の無機強磁性粉が分散されて
おり、着色剤としての顔料の役目も果たし、目的によっ
ては無機強磁性粉を着色している。しかしこの場合はど
んなに頑張っても明るい彩色性の優れた色は出せない。
第2図は上記加熱によって軟化し該軟化温度以上で熱硬
化する有機強磁性現像剤の現像剤像を記録紙上に定着せ
しめる定着温度Tfを示し、さらに詳しくは第3図で示
した記録装置の熱ローラ定着装置の温度制御された熱ロ
ーラ温度Tを時間t&:対して示す、温度制御方法は公
知の方法で充分である。例えば特開昭82−20858
0号証明細書等に開示された方法で良い。熱ローラ温度
Tは1=0で温度が立ち上がり、有機磁性樹脂の軟化温
度T、より高温で、有機強磁性現像剤の硬化温度又は増
粘温度72未満の温度の温度範囲に゛温度制御されて定
着される。ここでTは定着温度を意味し、熱ローラ温度
のみに限定されるものではない。
化する有機強磁性現像剤の現像剤像を記録紙上に定着せ
しめる定着温度Tfを示し、さらに詳しくは第3図で示
した記録装置の熱ローラ定着装置の温度制御された熱ロ
ーラ温度Tを時間t&:対して示す、温度制御方法は公
知の方法で充分である。例えば特開昭82−20858
0号証明細書等に開示された方法で良い。熱ローラ温度
Tは1=0で温度が立ち上がり、有機磁性樹脂の軟化温
度T、より高温で、有機強磁性現像剤の硬化温度又は増
粘温度72未満の温度の温度範囲に゛温度制御されて定
着される。ここでTは定着温度を意味し、熱ローラ温度
のみに限定されるものではない。
第3図は本実施例で用いた記録装置の概略を示す図で、
11は電子写真感光体から成る静電潜像保持体、12は
帯電器、13は像露光、14.15は現像装置で、14
−1と15−1はその内部に磁界発生手段を有する現像
剤保持部材(現像ローラ)、16は無端状の転写ベルト
、17.18は駆動ローラ、19は転写ベルトを帯電さ
せるための帯電器、20は給紙トレイ、21は給紙ロー
ラ、22は給紙ガイド、23は記録紙24を転写ベルト
から分離させるための放電器、25は熱ローラ定着装置
、26はクリーニング装置である。静電潜像保持体11
上に形成された静電潜像を現像装置14、又は15で静
電潜像保持体11の回転ごとに現像される。転写ベルト
16の帯電面に給紙ガイド22を通過して給紙された記
録紙24は転写ベルトに静電的に付着し、回動する転写
ベルトに従って搬送され、電子写真感光体から成る静電
潜像保持体11との最近接点で静電潜像保持体11上の
現像剤像を必要な回数だけ繰り返し転写して、時によっ
て又画面の場所によって異なる色の現像剤像を重ねて転
写し、その後放電器23によって転写ベルト16上の電
荷を弱めることによって表面に未定着現像剤像を有する
記録紙24を転写ベルトから分離し熱ローラ定着装置2
5に送って定着する。この時の定着温度は第2図ニ示シ
たT1とT2の温度範囲内に制御されて定着される。
11は電子写真感光体から成る静電潜像保持体、12は
帯電器、13は像露光、14.15は現像装置で、14
−1と15−1はその内部に磁界発生手段を有する現像
剤保持部材(現像ローラ)、16は無端状の転写ベルト
、17.18は駆動ローラ、19は転写ベルトを帯電さ
せるための帯電器、20は給紙トレイ、21は給紙ロー
ラ、22は給紙ガイド、23は記録紙24を転写ベルト
から分離させるための放電器、25は熱ローラ定着装置
、26はクリーニング装置である。静電潜像保持体11
上に形成された静電潜像を現像装置14、又は15で静
電潜像保持体11の回転ごとに現像される。転写ベルト
16の帯電面に給紙ガイド22を通過して給紙された記
録紙24は転写ベルトに静電的に付着し、回動する転写
ベルトに従って搬送され、電子写真感光体から成る静電
潜像保持体11との最近接点で静電潜像保持体11上の
現像剤像を必要な回数だけ繰り返し転写して、時によっ
て又画面の場所によって異なる色の現像剤像を重ねて転
写し、その後放電器23によって転写ベルト16上の電
荷を弱めることによって表面に未定着現像剤像を有する
記録紙24を転写ベルトから分離し熱ローラ定着装置2
5に送って定着する。この時の定着温度は第2図ニ示シ
たT1とT2の温度範囲内に制御されて定着される。
使用した有機強磁性樹脂は日本化学会(°89/春)予
稿集11KO4,11KO7,11KO8に開示されて
いるトリアリールメチル構造を有するピレン−芳香族ア
ルデヒド系から成る縮合多核芳香族(COPNA樹脂)
を公知の光脱水法や放電法によって不対電子構造を作っ
て、必要なスピンを充分に立てて作った有機強磁性樹脂
を使った。この樹脂は摂氏55〜60度で軟化しくT、
=55〜60度) 摂氏220度以上で硬化した。僅か
な金属イオンの含有(例えばFeイオン含有)によって
も彩色豊かな赤色と黄色の有機強磁性樹脂が得られた。
稿集11KO4,11KO7,11KO8に開示されて
いるトリアリールメチル構造を有するピレン−芳香族ア
ルデヒド系から成る縮合多核芳香族(COPNA樹脂)
を公知の光脱水法や放電法によって不対電子構造を作っ
て、必要なスピンを充分に立てて作った有機強磁性樹脂
を使った。この樹脂は摂氏55〜60度で軟化しくT、
=55〜60度) 摂氏220度以上で硬化した。僅か
な金属イオンの含有(例えばFeイオン含有)によって
も彩色豊かな赤色と黄色の有機強磁性樹脂が得られた。
この粒径が約12マイクロメーターの粒子はその内部に
磁界発生手段を有する現像剤保持部材14−1.15−
1の表面に充分に磁力によって引き付けられる力であっ
た。含有する金属イオンが例えばFeイオンのような強
磁性金属の場合は得られる有機強磁性樹脂粒子に作用す
る磁力を補助的に強くする硬化が得られた。
磁界発生手段を有する現像剤保持部材14−1.15−
1の表面に充分に磁力によって引き付けられる力であっ
た。含有する金属イオンが例えばFeイオンのような強
磁性金属の場合は得られる有機強磁性樹脂粒子に作用す
る磁力を補助的に強くする硬化が得られた。
また使用した熱可塑性樹脂は軟化温度が約60度のスチ
レン系の樹脂であった。上記有機強磁性樹脂に全樹脂の
重量当たりの重量比で10%のこの熱可塑性樹脂を混入
させて作った有機磁性現像剤の硬化温度又は増粘温度子
、は摂氏215度〜225度であった。したがって定着
温度T、をT1とT2の間の135℃で定着させた。な
お重量比で50%以上の熱可塑性樹脂を混入させると、
粒径が約12マイクロメータのこの粒子はその内部に磁
界発生手段を有する現像剤保持部材14−1.15−1
の表面に充分に磁力によって引き付けられなくなり、有
機強磁性樹脂の構成比を全樹脂の重量当たりの重量比に
対して50%以上に成るように構成しなければならない
ことがわかった。有機強磁性樹脂を主成分とした磁性現
像剤のr主成分」の意味は、この意味である。このこと
は従来の磁性現像剤と異なり、全体がもしくはほぼ全体
が強磁性体であり全体が常に均一に磁力を受け、有機強
磁性樹脂を使用することの磁気的意味を有意義に保持す
ることからも大切である。たとえ現像剤の粒子が更に破
壊されて小さくなっても確実にその粒径に依存した磁力
が働くからである。
レン系の樹脂であった。上記有機強磁性樹脂に全樹脂の
重量当たりの重量比で10%のこの熱可塑性樹脂を混入
させて作った有機磁性現像剤の硬化温度又は増粘温度子
、は摂氏215度〜225度であった。したがって定着
温度T、をT1とT2の間の135℃で定着させた。な
お重量比で50%以上の熱可塑性樹脂を混入させると、
粒径が約12マイクロメータのこの粒子はその内部に磁
界発生手段を有する現像剤保持部材14−1.15−1
の表面に充分に磁力によって引き付けられなくなり、有
機強磁性樹脂の構成比を全樹脂の重量当たりの重量比に
対して50%以上に成るように構成しなければならない
ことがわかった。有機強磁性樹脂を主成分とした磁性現
像剤のr主成分」の意味は、この意味である。このこと
は従来の磁性現像剤と異なり、全体がもしくはほぼ全体
が強磁性体であり全体が常に均一に磁力を受け、有機強
磁性樹脂を使用することの磁気的意味を有意義に保持す
ることからも大切である。たとえ現像剤の粒子が更に破
壊されて小さくなっても確実にその粒径に依存した磁力
が働くからである。
上記に示した別の熱可塑性樹脂を含まない有機強磁性樹
脂から構成された有機磁性現像剤と熱可塑性樹脂を10
%含む有機磁性現像剤を使って、第1表に示すように (1)T2> Tt> Tt、Tf=摂氏135度の定
着条件と(2) Tt > T2 > T 1、Tf=
摂氏230度の定着条件とで 現像記録した現像剤像を定着させたところ、(1) T
2 > Tt> Tt、Tf=摂氏135度の定着条件
のもとで記録した定着記録像は柔軟性があり、こすって
も充分に定着されているが、 (2)Tr >T2>丁
1、Tf=摂氏230度の定着条件のもとで記録した定
着記録像は柔軟性がなく、こすったり折ると、脆く時に
は落ちてしまった。
脂から構成された有機磁性現像剤と熱可塑性樹脂を10
%含む有機磁性現像剤を使って、第1表に示すように (1)T2> Tt> Tt、Tf=摂氏135度の定
着条件と(2) Tt > T2 > T 1、Tf=
摂氏230度の定着条件とで 現像記録した現像剤像を定着させたところ、(1) T
2 > Tt> Tt、Tf=摂氏135度の定着条件
のもとで記録した定着記録像は柔軟性があり、こすって
も充分に定着されているが、 (2)Tr >T2>丁
1、Tf=摂氏230度の定着条件のもとで記録した定
着記録像は柔軟性がなく、こすったり折ると、脆く時に
は落ちてしまった。
また異なる色の有機強磁性現像剤像を記録紙上に重ねて
記録したところ、彩色性の優れた混色像が得られた。こ
の色は従来の無機磁性体を内部に含有した磁性現像剤で
は得られない彩色性豊かな現像剤像であった。勿論−色
の現像剤像においても同様であることは言うまでもない
ことである。
記録したところ、彩色性の優れた混色像が得られた。こ
の色は従来の無機磁性体を内部に含有した磁性現像剤で
は得られない彩色性豊かな現像剤像であった。勿論−色
の現像剤像においても同様であることは言うまでもない
ことである。
第 1 表
T、:現像剤の軟化温度
T、:現像剤の硬化温度又は増粘温度
添付図面中、第1−1図、第1−2図及び第1−3図は
本発明に係る磁性現像剤の概略断面図を示し、第1−4
図は、従来の磁性現像剤の概略的断面図を示す。 第2図は、有機強磁性現像剤の熱定着性を説明するため
の図である。 第3図は、本実施例で用いた記録装置の概略図を示す。 丁、 二 飲イ乙 シii[。 丁2− 石更イと、シ乙度 ズは 増 貼温i手 続 補 正 書(自発)
本発明に係る磁性現像剤の概略断面図を示し、第1−4
図は、従来の磁性現像剤の概略的断面図を示す。 第2図は、有機強磁性現像剤の熱定着性を説明するため
の図である。 第3図は、本実施例で用いた記録装置の概略図を示す。 丁、 二 飲イ乙 シii[。 丁2− 石更イと、シ乙度 ズは 増 貼温i手 続 補 正 書(自発)
Claims (2)
- (1)現像剤供給容器内の加熱によって軟化し、軟化温
度以上で熱硬化する有機強磁性樹脂を主成分として構成
された磁性現像剤を、内部に磁界発生手段を有する現像
剤保持部材上に担持させて該磁性現像剤を対向して配置
された潜像保持体の現像部に供給してその潜像を現像し
現像剤像を形成し、該現像剤像を記録紙に転写した後、
該現像剤の熱硬化温度又は増粘温度未満で加熱し軟化定
着させることを特徴とする記録方法。 - (2)可視光の波長以下の大きさの強磁性金属を上記磁
性現像剤の内部に含むことを特徴とする特許請求の範囲
第1項に記載の記録方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1195624A JPH0816788B2 (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 記録方法 |
US08/157,433 US5407769A (en) | 1989-07-28 | 1993-11-26 | Magnetic toner having triaryl methyl organic resin |
US08/355,494 US5523190A (en) | 1989-07-28 | 1994-12-14 | Magnetic toner and recording method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1195624A JPH0816788B2 (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 記録方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0359672A true JPH0359672A (ja) | 1991-03-14 |
JPH0816788B2 JPH0816788B2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=16344266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1195624A Expired - Fee Related JPH0816788B2 (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 記録方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0816788B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62192383A (ja) * | 1986-02-20 | 1987-08-22 | Hidetoshi Tsuchida | ポリテトラアザポルフイン鉄錯体および有機磁性材料 |
JPS63177149A (ja) * | 1987-01-19 | 1988-07-21 | Fujitsu Ltd | 磁気ブラシ現像用キヤリア |
JPS63202758A (ja) * | 1987-02-19 | 1988-08-22 | Casio Electronics Mfg Co Ltd | 乾式磁性現像剤 |
JPS63228171A (ja) * | 1987-03-17 | 1988-09-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 低温定着トナ− |
JPS6438757A (en) * | 1987-08-05 | 1989-02-09 | Toyo Ink Mfg Co | Thermosetting powdery toner for developing electrostatic charge image |
JPH01168822A (ja) * | 1987-12-23 | 1989-07-04 | Yazaki Corp | 連続焼鈍機用冷却装置 |
-
1989
- 1989-07-28 JP JP1195624A patent/JPH0816788B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62192383A (ja) * | 1986-02-20 | 1987-08-22 | Hidetoshi Tsuchida | ポリテトラアザポルフイン鉄錯体および有機磁性材料 |
JPS63177149A (ja) * | 1987-01-19 | 1988-07-21 | Fujitsu Ltd | 磁気ブラシ現像用キヤリア |
JPS63202758A (ja) * | 1987-02-19 | 1988-08-22 | Casio Electronics Mfg Co Ltd | 乾式磁性現像剤 |
JPS63228171A (ja) * | 1987-03-17 | 1988-09-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 低温定着トナ− |
JPS6438757A (en) * | 1987-08-05 | 1989-02-09 | Toyo Ink Mfg Co | Thermosetting powdery toner for developing electrostatic charge image |
JPH01168822A (ja) * | 1987-12-23 | 1989-07-04 | Yazaki Corp | 連続焼鈍機用冷却装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0816788B2 (ja) | 1996-02-21 |
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