JPH0359360B2 - - Google Patents

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JPH0359360B2
JPH0359360B2 JP56502182A JP50218281A JPH0359360B2 JP H0359360 B2 JPH0359360 B2 JP H0359360B2 JP 56502182 A JP56502182 A JP 56502182A JP 50218281 A JP50218281 A JP 50218281A JP H0359360 B2 JPH0359360 B2 JP H0359360B2
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JP
Japan
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bullet
pin
magazine
breech block
breech
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JP56502182A
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JPS57500994A (ja
Inventor
Nooman Toreuaa Burinto
Jatsuku Uiriamu Komurii
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BAE Systems Global Combat Systems Munitions Ltd
Original Assignee
Royal Ordnance PLC
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Publication date
Application filed by Royal Ordnance PLC filed Critical Royal Ordnance PLC
Publication of JPS57500994A publication Critical patent/JPS57500994A/ja
Publication of JPH0359360B2 publication Critical patent/JPH0359360B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F41WEAPONS
    • F41AFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS COMMON TO BOTH SMALLARMS AND ORDNANCE, e.g. CANNONS; MOUNTINGS FOR SMALLARMS OR ORDNANCE
    • F41A19/00Firing or trigger mechanisms; Cocking mechanisms
    • F41A19/06Mechanical firing mechanisms, e.g. counterrecoil firing, recoil actuated firing mechanisms
    • F41A19/25Mechanical firing mechanisms, e.g. counterrecoil firing, recoil actuated firing mechanisms having only slidably-mounted striker elements, i.e. percussion or firing pins
    • F41A19/27Mechanical firing mechanisms, e.g. counterrecoil firing, recoil actuated firing mechanisms having only slidably-mounted striker elements, i.e. percussion or firing pins the percussion or firing pin being movable relative to the breech-block
    • F41A19/29Mechanical firing mechanisms, e.g. counterrecoil firing, recoil actuated firing mechanisms having only slidably-mounted striker elements, i.e. percussion or firing pins the percussion or firing pin being movable relative to the breech-block propelled by a spring under tension
    • F41A19/30Mechanical firing mechanisms, e.g. counterrecoil firing, recoil actuated firing mechanisms having only slidably-mounted striker elements, i.e. percussion or firing pins the percussion or firing pin being movable relative to the breech-block propelled by a spring under tension in bolt-action guns
    • F41A19/31Sear arrangements therefor
    • F41A19/32Sear arrangements therefor for catching the percussion or firing pin after each shot, i.e. in single-shot or semi-automatic firing mode
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F41WEAPONS
    • F41AFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS COMMON TO BOTH SMALLARMS AND ORDNANCE, e.g. CANNONS; MOUNTINGS FOR SMALLARMS OR ORDNANCE
    • F41A19/00Firing or trigger mechanisms; Cocking mechanisms
    • F41A19/06Mechanical firing mechanisms, e.g. counterrecoil firing, recoil actuated firing mechanisms
    • F41A19/25Mechanical firing mechanisms, e.g. counterrecoil firing, recoil actuated firing mechanisms having only slidably-mounted striker elements, i.e. percussion or firing pins
    • F41A19/27Mechanical firing mechanisms, e.g. counterrecoil firing, recoil actuated firing mechanisms having only slidably-mounted striker elements, i.e. percussion or firing pins the percussion or firing pin being movable relative to the breech-block
    • F41A19/29Mechanical firing mechanisms, e.g. counterrecoil firing, recoil actuated firing mechanisms having only slidably-mounted striker elements, i.e. percussion or firing pins the percussion or firing pin being movable relative to the breech-block propelled by a spring under tension
    • F41A19/30Mechanical firing mechanisms, e.g. counterrecoil firing, recoil actuated firing mechanisms having only slidably-mounted striker elements, i.e. percussion or firing pins the percussion or firing pin being movable relative to the breech-block propelled by a spring under tension in bolt-action guns
    • F41A19/34Cocking mechanisms
    • F41A19/35Double-action mechanisms, i.e. the cocking being effected during the first part of the trigger pull movement
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F41WEAPONS
    • F41AFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS COMMON TO BOTH SMALLARMS AND ORDNANCE, e.g. CANNONS; MOUNTINGS FOR SMALLARMS OR ORDNANCE
    • F41A3/00Breech mechanisms, e.g. locks
    • F41A3/12Bolt action, i.e. the main breech opening movement being parallel to the barrel axis
    • F41A3/36Semi-rigid bolt locks, i.e. having locking elements movably mounted on the bolt or on the barrel or breech housing
    • F41A3/50Toggle-joint locks, e.g. crank-operated
    • F41A3/52Toggle-joint locks, e.g. crank-operated hand-operated

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
  • Toys (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Actuator (AREA)

Description

請求の範囲 1 胴体、銃尾及び作動機構を有する銃器であつ
て、 銃器の胴体3;10に対して縦方向に滑動自在
であり、かつ銃尾の銃弾74と係合してこれを前
進させるようになつた銃尾前端部を有する銃尾ブ
ロツク15;125と、 胴体と銃尾ブロツクとに対して相対的に滑動自
在の撃針20;128と、 撃針に対する銃尾ブロツクの前進運動によつて
応力が加えられ得るようになつた弾性装置22;
130と、 銃器の胴体に対する撃針の縦方向運動を阻止す
べく撃針と係合可能なつめ装置29;139と、 第1及び第2のトグル棒13,17;147,
149を含み、かつ引き金6;152と銃尾ブロ
ツクとの間で動作リンク仕掛の少なくとも一部分
を形成するトグル機構とから成り、 第1のトグル棒13;147は第1の旋回点1
4;146において銃尾ブロツクに枢着され、第
2のトグル棒17;149は第2の旋回点におい
て銃器の胴体に枢着され、前記第1の旋回点は前
記第2の旋回点の前方にあり、第1及び第2のト
グル棒は第3の旋回点16;150において互に
枢着され、引き金がトグル機構に作動的に結合さ
れ、それによつて引き金の最初の作動が第3の旋
回点を第1及び第2の旋回点に整列させるように
動かし、このため銃尾ブロツクは前進せしめられ
ると共に弾性装置は応力を加えられ、さらに引き
金のそれ以上の作動が整列中心を越えてトグル機
構を動かして銃尾ブロツクを前方に固定させると
共につめ装置を解放させることを特徴とする銃
器。
2 つめ装置は撃針に設られた曲がり部分33;
141に係合自在のシヤー29;139と機械的
連接部材34;142とを含み、機械的連接部材
は、トグル機構が整列中心を越えて動かされた後
にシヤーを曲がり部分から解放すべくトグル機構
とシヤーとの間で作動するようになつている請求
の範囲第1項記載の銃器。
3 機械的連接部材は撃針の横方向に滑動自在と
なつたシヤー解放ピンを含み、その一端がシヤー
に接触し、他端がトグル機構に接触するようにな
つており、このピンの長さは、トグル機構が整列
中心を越えて動く時トグル機構がピンをシヤーに
対し押しつけてシヤーを曲がり部分から解放させ
るような長さとなつている請求の範囲第2項記載
の銃器。
4 マガジン2;103が設けられ、使い済みの
銃弾のケース74を除去した際に新しい銃弾がマ
ガジンから銃尾に供給されるようになつている請
求の範囲第1項乃至第3項記載の銃器。
5 マガジンが マガジン胴体であつて、その周囲の一部分に開
口73を形成してその開口を介して銃弾を挿入し
たり引出し得るようにし、しかもその周囲の他の
部分に周囲拘束体80,81,82を形成してそ
れにより銃弾を挿入したり引出したりし得ないよ
うにしたマガジン胴体2と、 胴体内で支持軸線41の回りで回転自在となつ
たキヤリヤであつて、半径方向に延びる延長部分
48,49を有し、その延長部分の隣接対でもつ
て、銃弾を前記開口73を通つて挿入した際に銃
弾を収容し得るような確実な場所50,51を形
成し、この確実な場所において銃弾を縦方向に滑
動自在としたキヤリヤ46,47と、 キヤリヤを押し付けてそれを特定の偏つた方向
に回転させるための弾性偏倚装置52,53と、 前記開口を横断して動くことのできる案内部材
63とから成り、 前記案内部材は上述の偏倚方向に向いた案内面
を有し、このため前記開口から挿入された銃弾が
前記確実な場所の1つに案内されると共に同時に
偏倚力に抗してキヤリヤを回転させるようになつ
ており、 前記案内部材は上述の偏倚方向に向いた丸い保
持面を有し、この保持面は、前記確実な場所の1
つと供働することができ、このため最初に挿入さ
れた銃弾が周方向と半径方向の運動に対して確実
に保持されるようになつており、 さらに、マガジンが最大収容容量よりも少ない
銃弾を収容するときの位置に対応する位置をキヤ
リヤが占める時はいつでも案内面が前記開口と向
い合うような位置に案内部材を保持するための拘
束装置68,69から成り、このとき最後の銃弾
の挿入に対応するキヤリヤの運動中に案内部材が
上述の偏倚方向と反対方向に運動することがで
き、このため最初に挿入された銃弾がそのほかの
時に案内部材が占めていた位置を通過し得るよう
になつている 回転式マガジンである請求の範囲第4項に記載の
銃器。
6 マガジンは1つ以上のリム付銃弾74が各弾
を隣接する弾と接触させた状態で積重ねられ得る
ような形式のマガジンであつて、 マガジン弾性偏倚装置109と、 銃弾をマガジンの中に挿入するための銃尾開口
112とから成り、この銃尾開口は横方向案内装
置113,114を形成し、これを介して銃弾が
銃身軸線に対して横方向にマガジン偏倚装置の作
用に抗して挿入されるようになつており、前記銃
尾開口はさらに拘束装置114,115を形成
し、この拘束装置は、挿入された銃弾のその次の
前進に関して銃弾を銃尾にマガジン偏倚装置の作
用に抗して拘束するに有効となつており、 さらに、弾が横方向案内装置中に再進入し得る
位置に銃尾の前方に配置された銃弾の戻りを阻止
する固定位置を取ることのできる受金装置118
と、 次の銃弾が銃尾に挿入された際に銃尾の銃弾を
銃身の軸線に対し横方向にしかも後向きに案内し
てマガジンの偏倚力に抗してマガジンの中へ進入
させることのできる別の案内装置116とから成
り、 前記受金装置が次に挿入すべき銃弾が挿入時に
銃弾74のリムとその次に挿入される銃弾のリム
とを離しておくのに有効であり、それによつてそ
の次に挿入された弾は銃尾と係合させられた時そ
のリムを前記銃弾のリムの正面に有するようにな
つているマガジンである請求の範囲第4項に記載
の銃器。
明細書 本発明は銃器に関し、特に銃器の作動機構に関
する。本発明は特に、但し専らそれに限られるこ
とはないが、多数の弾丸を矢継早に発射すること
のできる自動装填式銃器に関し、前記弾丸は、例
えば、所謂“ゴム弾(rubber bullet)”、投弾式
薬品球、破砕弾装置、ガス散弾筒の形式の射出物
から成る。
在来にあつては、発射すべき弾丸は射出物と薬
莢から成り、薬莢は銃器の銃身から射出物を相当
な速度で発射するに必要なエネルギを射出物に与
えるべき銃器の作動によつて起爆される爆薬を含
む。薬莢は通常どちらかと言うと機械的に弱い構
造をもち、従つて、弾丸発射時には、薬莢は弾倉
に完全に挿入するということによつて支持されな
ければならない。このとき薬莢は弾倉内にぴつた
り収容されて、弾倉壁から機械的な支持を得る。
この必要性から、総じて自動装填機構は先ず弾丸
を順次横方向に移動させて弾倉に向つて整列さ
れ、次いで弾丸を弾倉内に完全に挿入するに足る
比較的長い行程にわたつてこれら弾丸を縦方向に
移動させ得るものでなければならないことにな
る。このような条件により設計者に多くの制約が
課せされていた。
本出願人が認知したところによると、場合によ
つては、弾丸を部分的に支持された状態で、また
は概ね支持されない状態で、すなわち薬莢を支持
用弾倉内に完全に挿入させることなく発射するこ
とが可能である。
発射に先立ち弾丸に確実な位置を取らせるため
には、弾丸を銃身と整列させた後に弾丸に比較的
小量の前進移動をさせることは尚必要であるけれ
ども、このような弾丸の行程を著しく短縮するこ
とが可能である。このため新規にして構造が相当
に簡単な作動機構を得る可能性が拓け、この作動
機構によつて発射が起きる前に必要な弾丸の小距
離の前進移動を確実に行なうことができる。
従来の方法というのは、先ず銃器の撃鉄を起こ
し、次いで弾丸を弾倉に逐次装填するための自動
装填機構を作動させるのに必要なエネルギを、銃
器の発射サイクル毎に、前の弾丸の発射の際に解
放されたエネルギから得るというものであつた。
すなわち、例えば、弾丸の発射に伴う反動エネル
ギをこの目的に利用するか、それとも発射時に発
生したガス中に存在するエネルギの一部分を使用
するというものであつた。かかる方法によれば、
自動装填機構を付勢するために比較的複雑な装置
を設ける必要があつた。本発明の作動機構の特徴
は、発火準備のための撃針のセツト、及び新しい
弾丸を所定位置に供給するための縦方向の移動を
引き金機構それ自付の手動操作によつて行い、か
くして設計を相当に簡単にできる可能性が得られ
るという点にある。
本発明によれば、胴体と銃尾を有する銃器用作
動機構は、 銃器の胴体に対して縦方向に滑動自在であり、
かつ銃尾の銃弾と係合してこれを前進させるよう
になつた銃尾前端部分を有する銃尾ブロツクと、 胴体と銃尾ブロツクとに対して相対的に滑動自
在の撃針と、 撃針に対する銃尾ブロツクの前進運動によつて
応力が加えられる得るようになつた弾性装置と、 銃器の胴体に対する撃針の縦方向運動を阻止す
べく撃針と係合可能なつめ装置と、 第1及び第2のトグル棒を含み、かつ引き金を
銃尾ブロツクとの間で動作リンク仕掛の少なくと
も一部分を形成するトグル機構とから成り、 第1のトグル棒は第1の枢動点において銃尾ブ
ロツクに枢着され、第2のトグル棒は第2の枢動
点において銃器の胴体に枢着され、前記第1の枢
動点は前記第2の枢動点の前方にあり、第1及び
第2のトグル棒は第3の枢動点において互に枢着
され、引き金がトグル機構に作動的に結合され、
それによつて引き金の最初の作動が第3の枢動点
を第1及び第2の枢動点に整列させるように動か
し、このため銃尾ブロツクは前進せしめられると
共に弾性装置は応力を加えられ、さらに引き金の
それ以上の作動が整列中心を越えてトグル機構を
動かして銃尾ブロツクを前方に固定させると共に
つめ装置を解放させるようになつているものであ
る。
有利には、つめ装置は撃針に設けられた曲がり
部分に係合自在となつたシヤーと機械的連接部材
とを含み、機械的連接部材は、トグル機構が整列
中心を越えて動かされた後にシヤーを曲がり部分
から解放すべくトグル機構とシヤーとの間で作動
するようになつている。
好都合には、機械的連結部材は撃針の横方向に
滑動自在となつたシヤー解放ピンを含み、この場
合その一端はシヤーに接触し、他端がトグル機械
に接触するようになつている。このピンの長さ
は、トグル機構が整列中心を越えて動く時トグル
機構がピンをシヤーに対して押しつけてシヤーを
曲ぎり部分から解放させるような長さとなつてい
る。
有利には、銃器はマガジンを含み、この場合使
い済みの銃弾のケースを除去した際に新しい銃弾
がマガジンから銃尾に供給されることになる。
マガジンは次のような回転式マガジンにするこ
とができる。すなわち、 マガジン胴体であつて、その周囲の一部分に開
口を形成してその開口を介して銃弾を挿入したり
引出したりし得るようにし、しかもその周囲の他
の部分に周囲拘束体を形成してそれにより銃弾を
挿入したり引出したりし得ないようにしたマガジ
ン胴体と、 胴体内で支持軸線の回りで回転自在となつたキ
ヤリヤであつて、半径方向に延びる延長部分を有
し、その延長部分の隣接対でもつて、銃弾を前記
開口から挿入した際に銃弾を収容し得るような確
実な場所を形成し、この確実な場所において銃弾
を縦方向に滑動自在としたキヤリヤと、 キヤリヤを押し向けてそれを特定の偏つた方向
に回転させるための弾性偏倚装置と、 前記開口を横断して動くことのできる案内部材
とから成り、 前記案内部材は上述の偏倚方向に向いた案内面
を有し、このため前記開口から挿入された銃弾が
前記確実な場所の1つに案内されると共に偏倚力
に抗してキヤリヤを同時に回転させるようになつ
ており、 前記案内部材は上述の偏倚方向に向いた丸い保
持面を有し、この保持面は前記確実な場所の1つ
と共働することができ、このため最初の挿入され
た銃弾が周方向と半径方向の運動に対して確実に
保持されるようになつており、 さらに、マガジンが最大収容容量より少ない銃
弾を収容ときの位置に対応する位置をキヤリヤが
占める時はいつでも案内面が前記開口と向い合う
ような位置に案内部材を保持するための拘束装置
から成り、このとき最後の銃弾の挿入に対応する
キヤリヤの運動中に案内部材が上述の偏倚方向と
反対方向に運動することができ、このため最初に
挿入された銃弾がそのほかの時に案内部材が占め
ていた位置を通過し得るようになつている回転式
マガジンである。
マガジンは1つ以上のリム付銃弾が各弾を隣接
する弾と接触させた状態で積重ねられ得るような
形式のマガジンであつてもよい。この場合、それ
は、 マガジン弾性偏倚装置と、 銃弾をマガジンの中に挿入するための銃尾開口
とを包含し、この銃尾開口は横方向案内装置を形
成し、これを介して銃弾が銃身軸線に対して横方
向にマガジンの偏倚装置の作用に抗して挿入され
るようになつており、前記銃尾開口はさらに拘束
装置を形成し、この拘束装置は、挿入された銃弾
のその次の前進に関して銃弾を銃尾にマガジン偏
倚装置の作用に抗して拘束するに有効となつてお
り、 さらに、弾が横方向案内装置の中に再進入しう
る位置に銃尾の前方に配置された銃弾の戻りを阻
止する固定位置を取ることのできる受金装置と、 次の銃弾が銃尾より挿入された際に銃尾の銃弾
を銃身の軸線に対し横方向にしかも後向きに案内
してマガジンの偏倚力に抗してマガジンの中へ進
入させることのできる別の案内装置とを包含し、 前記受金装置が次に挿入される銃弾の挿入時に
銃弾のリムとその次に挿入される銃弾のリムとを
離しておくのに有効であり、それによつてその次
に挿入された弾は銃尾と係合させられた時そのリ
ムを前記弾のリムの正面に有するようになつてい
るものである。
本発明を添付図面を参照して単に例示として以
下に説明する。
第1図は本発明による銃器の第1の実施例を示
す第2図の線−にそつた側面図である。
第1A図は第1図の部分を拡大して示す。
第2図は第1図に示す銃器部分の一部断面平面
図である。
第3図は第1A図の線−にそつた端面断面
図である。
第4図は第2図の線−にそつた端面断面図
である。
第5図は第4図の線−にそつた部分断面図
である。
第6図は第3図の線−にそつた部分断面図
である。
第7図は第3図の線−にそつた部分断面図
である。
第8図は第1図乃至第7図の銃器に使用するの
に適した銃弾の側面図である。
第9図は第8図に示す銃弾の端面図である。
第10図は本発明による銃器の第2の実施例の
部分断面正面図であつて、上記銃器には第8図と
第9図に示す形の銃弾が使用されるようになつて
いる。
第10A図は第10図の部分を拡大して示す。
第11図の第10図の銃器部分の一部断面平面
図である。
第12図は第10図の銃器の部分を形成する装
填受金を下から見た断面図である。
第1図乃至第7図に示すように、自動装填式銃
器は銃身1、回転式マガジン組立体2、銃尾ブロ
ツクと発火機構を収容する銃器の胴体3、台尻組
立体4及び銃把5から成る。引き金6は銃把5の
基底に点7において枢着されていて、銃把5の後
部に圧接された二枚重ね板ばね8により前記旋回
点7の回りに反時計方向に回転するよう偏倚力を
及ぼされている。引き金保護装置9が偶発事故で
作動することのないよう引き金6を保護する。
点10においてひき金6の前方上部に枢着され
たリンク部材11はその旋回点10から概ね後方
に延びる。第1のトグル棒13の後方延長部分が
旋回点12においてこのリング部材11の後端に
枢着される。トグル棒13の前端は、ピボツト1
4を介して、銃の胴体3中を縦方向に滑動自在の
銃尾ブロツク15に枢着される。
ピボツト16により第1のトグル棒13の中間
点に枢着される第2のトグル棒17は、前記ピボ
ツト16から後方に延び、こんどはこの第2のト
グル棒17それ自体がピボツト18によつて胴体
3に枢着される。
焼入れした前方尖頭部20Aと胴体3の横方向
孔の中に捕捉関係で支持されているピン21(第
2図)に当接する殻側部20Bとを有する撃針2
0は、銃尾ブロツク15に穿設された銃孔19内
を自在に滑動する。
スラストキヤツプ23を備えた強い圧縮コイル
ばね22が銃孔19に挿通された撃針20の後方
に配置され、その位置は止めピン24と前記銃孔
19の肩25との間にある。比較的弱い圧縮コイ
ルばねの戻しばね26が又銃孔19に内設され、
その位置は撃針20の前方正面肩27と銃孔19
の肩28との間にある。
ピボツト30により胴体3に枢着されたシヤー
29は、撃針20に掛合するようばね31によつ
て押圧されて、ピボツト30の回りに(第1図で
見て)時計方向に回転する。シヤー29の尖端は
銃尾ブロツク15に穿設された縦方向溝32を貫
通して撃針20の傾斜部33に掛合することがで
きて撃針の前進運動を拘束する。概して円筒形の
シヤー制御ピン34は撃針20に穿設された横孔
35中を滑動する。ピン34はその下部に形成さ
れた平坦部36を有し、この平坦部36はピン3
4の下端まで延びることがない。平坦部36の断
面におけるピン34はその幅を銃尾ブロツク15
に穿設されたピン34の全直径よりも小さい幅を
有する縦方向溝37を貫通してピンの前記断面部
分が滑動できるように選ばれる。ピンの軸方向に
そつた平坦部36の長さはピン34が前記横孔3
5を貫通して滑動し横方向に限定された移動を行
なうことは許容されるがピンの全直径部分を縦方
向溝37に当接するようにしてこのピンが前記溝
37から抜脱することは阻止されるように選ばれ
る。ピン34は組立時に銃尾ブロツク15に穿設
されたキー穴38を経て縦方向溝37の中に進入
するけれども、銃器の正常動作時に、撃針20の
銃尾ブロツク15に対する相対運動は前記ピン34
が前記キー穴38と一直線に並ぶことがないよう
に制限される。
マガジン組立体2はマガジン胴部40と心棒4
1とを含む。心棒はねじ42によつて銃器の胴体
3に固着され、マガジン胴部40はねじ43によ
つて心棒に固着される。マガジン胴部40の差込
口44は銃器の胴体3に配設された対応する受け
口に嵌入し、両口間の正しい心合わせはマガジン
胴部40に固着されると共に銃器の胴体3に内設
された心合わせ用凹みに嵌入する心合わせピン4
5(第2図)によつて確実に行なわれる。鉄鉤に
よつて一緒に回転するよう固着された前方星形輪
46及び後方星形輪47から成る星形輪組立体が
心棒41に回転自在に装着される。星形輪46及
び47は第3図と第4図に示すように類似の断面
形状を有し、各星形輪は等間隔に隔設された5本
の半径方向に突出する腕48,49をそれぞれに
含み、これらの腕は腕の各隣接対の間に半円より
も開角が僅かに小さい凹み50,51を形成し、
2つの星形輪の凹み同志は互に軸方向に整列す
る。星形輪組立体46,47は、心棒41に周設
された一対の捩りコイルばね52,53により、
第3図で見て時計方向に回転するよう強制され
る。ばね52,53は交叉ピン54を押圧して心
軸に対するばねの相対回転を抑止する尾部をそれ
ぞれの前端に有する。同じばね52,53は後方
星形輪47の前方正面に穿設された対応する穴に
係合する尾部をそれぞれの後端に有する。従つ
て、星形輪組立体46,47が(第3図で見て)
反時計方向に回転すると、捩れによる復元力がば
ね52,53により発生される。ばねが星形輪組
立体に偏倚力を及ぼし同組立体を第3図で見て時
計方向に回転させるよう、組立時に、或る程度の
捩れをばね52,53に付与しておく。
星形輪47の各腕49は後方に突出する尾部5
5を備える。星形輪が回転するにつれて、この尾
部55は胴体3の隣接する端面に刻設された環状
凹み56の中で自由に回転する。第5図を参照し
て、胴体3に内設された取付用枢軸58を細長い
穴に貫入させて有する受け金57は、ばね荷重式
プランジヤ59の作用により、前方に向けて押圧
されるが、この受け金の前進は止めピン60によ
り制限さる。受け金57は、同受け金が前進位置
にある時、腕49の隣接する尾部55と掛合しこ
の尾部を拘束するようにした鉤形部61を有す
る。受け金57はまたピン21(第2図)の外端
と係合するカム面62を有する。
一対の湾曲腕64,65から成る装填腕63を
心棒41に枢着し、湾曲腕64が星形輪46の直
前で、又湾曲腕65が星形輪47の前部に形成さ
れたボスの上で、それぞれ自由に回転するように
させる。腕64と腕65は縦方向に延びる案内棒
66により強固に連結される。
特に第3図、第6図及び第7図について説明す
る。星形輪46の前面とマガジン胴40の裏面と
の間に捕捉関係で保持されるように浮動ピン68
を前方湾曲腕を貫通する縦方向孔に嵌入する。図
示のように、ピン68の前端は胴40の前面に設
けられた湾曲凹み69の中に受入れられ、ピン6
8の後端は星形輪46の前面に設けられた環状溝
70の中に受入れられる。接着剤によつて星形輪
46の半径方向孔中に固着された交叉ピン71は
環状溝70を横断して延び、星形輪組立体46,
47が装填腕63に対する相対回転運動を大体1
回以上行なわないように阻止するための止め装置
として作用する。
ピン68は環状溝70の深さに前方の湾曲腕の
厚みを加えたものより大きな長さを有し、そのた
め装填腕63は胴40に対し不動に固定される一
方、星形輪組立体46,47は胴40に対し相対
回転をなし得る。なお、前記環状溝70はピン6
8の回転を許容するための隙間を有する。
円錐形凹み72が環状溝70の底面に交叉ピン
71に隣接して設けられる。星形輪組立体がその
図示の位置から出発して胴40に対する相対回転
を行ない殆んど1回転を完結した時、環状溝70
内にあつたピン68の端は円錐形凹み72の中に
進入することを得て、この進入の深さはピン68
の他端を環状凹み69から抜脱するに充分な深さ
である。装填腕63は、銃弾を装填するため設け
られた開口73によつて設定される両限界間で、
胴40に対し相対的に運動可能である。凹み69
が湾曲形をしているためピンを容易に抜脱するこ
とができる。装填腕63が胴に対し相対運動を行
なう間、星形輪46と装填腕63はピン68によ
つて一体に固定される。
銃器用の銃弾を第8図と第9図に示す。銃弾は
所謂ゴム弾などの(図示しない)発射物を収容す
る円筒形ケース74を含む。銃弾はその後端に突
出リム75を備え、その後面76は銃弾を発射さ
せる撃発雷管77が設けられる。このケースは概
して自立容器となるよう設計されている。すなわ
ち、銃弾発射時のケースの破裂を阻止するため銃
弾を支持室中に挿入する必要はない。
銃弾は開口73を通つてマガジンに挿入され
る。新しい銃弾の挿入はマガジン胴部40の前面
に設けられている、面取りした部分79により境
界を限られた凹んだ部分78を介して容易に行な
われる。前記開口を通つて挿入されてから、銃弾
はその確実な格納位置を提供する、星形輪46,
47中の互に対応する一対の凹み50,51の中
に配置される。星形輪組立体が回転する時、銃弾
のケース74の前端は、開口73の設けられてい
る区域(第3図)を別にすれば、マガジン胴40
の前面の全体を取囲んで延びる部分円形リム80
によつて、半径方向外側に向かう動きを拘束され
る。このケースは後端において半径方向外側に向
かう動きを弓形リム81(第1A図)によつて拘
束される。開口73の区域と銃尾区域とを除外し
てマガジン胴の全周囲にわたり、ケースの軸方向
の動きはこのリム75が背後から当接している半
径方向内方突出リツプ82(第1A図)によつて
拘束される。銃尾区域では、銃弾は銃尾ブロツク
15に突出されたリツプ39により軸方向の動き
を拘束される。後に説明する理由から、装填腕6
3の湾曲腕64,65の凹面は大体半円形をして
いて、その半径はケース74の半径に略等しい。
銃身1はその銃尾側端で銃弾の前端を収容し得
る受け口部分83の形の極めて短かい室を有す
る。この受け口部分83は銃弾が通ることの出来
ない肩84を有する一方、銃弾のこの室への装入
を容易にする面取りされた短い区画85を有す
る。
銃器の使用に当たり、5発までの任意個数の銃
弾を開口73から逐次挿入することにより銃弾は
マガジンの中に装填される。装填腕63はピン6
8により図示の位置に固定される。このため、装
填腕が旋回して銃弾の装入を妨げる位置に来るこ
とはない。銃弾が内方に押圧されて所定位置に達
すると、腕64と65は銃弾を案内し銃弾が腕6
4,65と同じように(第3図で見て)反時計方
向に動いて、銃身と一列に並ぶ位置、すなわち銃
尾部分に対向する位置に来るようにする。かくし
て、銃弾のケース74は星形輪46,47の腕4
8,49に当接してこれら星形輪を(第3図で見
て)反時計方向にばね52,53による捩れの偏
倚力に抗して動かし、銃弾が凹み50,51の対
応する対の中に完全に受入れられるようになるま
でこの運動を続ける。銃弾が銃身1と一直線に並
ぶ位置に達すると、ばね荷重式プランジヤ59
(第5図)の作用を受けて、受金57の鉤61は
腕49の尾部55の背後の位置にある溝の中にカ
チンと落ち込む。このため、星形輪組立体は受け
金57のラチエツト作用によりばね52,53の
偏倚力に抗して前記掛合位置に保持され、銃尾中
の銃弾は銃身と一直線に並ぶに至る。
第2、第3及び第4の銃弾も又上述の方法と正
確に同じようにしてマガジンに挿入される。これ
らの銃弾がマガジンの回りに動く時、銃弾は内方
では星形輪46,47の凹み50,51により、
外方ではリム80,81により拘束される一方、
銃弾の縦方向の運動は銃尾ブロツクに穿設された
リツプ39と銃弾のケース74のリム75と係合
するリツプ82とによつて拘束される。
しかしながら、第5の銃弾をマガジンに挿入し
ようとするとき、装填腕が第1の銃弾の通路を塞
ぐ。この難点は次のようにして克服される。5番
目の銃弾が挿入されると、星形輪46はその円錐
形凹み72が浮動ピン68と一直線に並ぶように
なる位置まで動かされる。第1の銃弾が装填腕を
押すので、ピン68は凹み69の湾曲面のカム作
用によつて凹み72の中に押入れられ、そのため
装填腕はマガジン胴40との固定関係を解かれる
と同時に、あらためて星形輪46との固定関係に
入る。このため、第5番目の銃弾の挿入作用が継
続している間に、第1番目の銃弾はマガジンを一
周して開口73の所に達する。しかしながら、こ
の銃弾は装填腕63の湾曲腕64,65及び半円
形の凹み50,51によつて銃弾の周囲の約3/4
を取巻くようにして星形輪46に固定された装填
腕63によつて開口73から脱出するのを阻止さ
れる。
マガジン2に銃弾を装填して引き金6を引いた
ときの作法は次の通りである。リンク部材11が
後方に動かされ、このため同部材11は(第1図
で見て)反時計方向に回転させられる。従つて、
ピボツト12は上方に動かされ、そのため第1の
トグル棒13と第2のトグル棒17とから成るト
グル機構はまつすぐになり始める。このため、銃
尾ブロツク15は、ピボツト14を介してトグル
機構に連結されていることから、リツプ39と確
実に係合している銃弾を同伴して前進する。銃尾
ブロツクが前進するにつれて、銃弾は滑動し星形
輪46,47の凹み50,51を通過して、銃身
1の受け口83の中に落着く。
銃尾ブロツクが前進する時撃針20はシヤー2
9により掛合されていて、そのためばね22は撃
針20と止めピン24との間で圧縮されることに
なる。トグル機構13,17がその完全にまつす
ぐになつた位置に達した時、銃弾は受け口83と
完全に係合し、そのため銃尾ブロツクは後に向か
う運動を安全に阻止される。引き金を更に僅かば
かり引くと、トグル機構は整列中心を僅かに越え
て固定される位置に達し、その位置では第2のト
グル棒17の上面がピン34に当接し、このピン
34を上方に押上げてシヤー29を撃針20との
掛合から外す。すると、撃針20はばね22の作
用を受けて前方に射出して、スラストキヤツプ2
3が銃孔19の肩25に当接するようになる第1
図に示す位置に達するまでこの前進を続ける。そ
の後も撃針は自体の慣性により高速度で前進を続
け、そのため撃針の硬化した尖頭部20Aが撃発
雷管77に当たつて銃弾を発射させる。銃弾の発
射時に銃弾のケースは殆んど完全に支持されてい
ないことを指摘して置きたい。
撃針が前進する時、撃針は戻しばね26を撃針
20の肩27と銃孔19の肩28との間で圧縮す
る。撃針が銃弾発射位置に近づくと、撃針の殻側
部20Bはピン21(第2図)と接触し、カム作
用により、このピン21を外に向け押しやつて撃
針21の側面上に載せる。ピン21の外端はこう
してカム面62(第2図)に当接して突出するこ
とになるが、こうなるのは撃針がいつぱいに前進
しきつて銃弾を発射させた時に限られる。
ひき金6を解放すると、板ばね8の作用を受け
てひき金6は戻り、リンク部材11の戻りによつ
てトグル機構13,17は引下げられ、そのため
銃尾ブロツク15は撃針20とリツプ39の保持
する発射された銃弾の使用済ケースを同伴しつゝ
その元の位置に向かつて退く。
この戻り運動の間、撃針は(戻しばね26の作
用により退いて銃尾ブロツクの前面から離れはす
るが)銃尾ブロツクに対してはその前方に当たる
位置に留まる。従つて、撃針の戻り運動の間、ピ
ン21は撃針20の側面と接触することによつて
外方に突出したままに保持される。銃尾ブロツク
が後退する時、ピン21は受け金57のカムと当
接していて、この受け金を後方に引つ張るので、
鉤形部61は隣接する尾部55との係合を解かれ
る。かくして、星形輪組立体46,47は受け金
57から脱出し、一方受け金はその細長い孔を挿
通する枢軸58によつて下降してピン21から離
れ、そして次に続く尾部55を捕捉することので
きる位置にカチンと落ち込む。使用済みのケース
が受け口83と面取りされた部分85から離れて
しまい、しかも銃尾ブロツクが星形輪47から離
れてしまうまで、星形輪組立体46,47はばね
52,53の作用を受けて回転するのを抑止され
る。この段階に到達すると、星形輪組立体はばね
52,53の作用を受けて自由に回転角の割送り
を行なつて受け金57が次に続く尾部55と掛合
するまで続ける。こうして、使用済みのケースは
開口73から自動的に排出され、マガジン中の次
の銃弾は(もしあるとすれば)所定角度だけ自動
的に割送りされて銃尾ブロツク15と受け口83
が一直線に並び何時でも銃弾を発射できる割出し
位置に到達する。しかしながら、この逐次操作は
撃針20が拘束を解かれていて、しかも銃弾を発
射すべき位置まで前進している場合に限り遂行可
能であり、従つて実弾が偶発的に発射される可能
性は阻止されることに留意され度い。
銃尾ブロツクが後退しきつた位置にある時、シ
ヤー29はシヤーばね31の偏倚力の作用を受け
て動かされ撃針20の傾斜面33にまた掛合する
に至る。
マガシンがまだ銃弾を含んでいる限り、前記逐
次操作を反復し得て、引き金の反覆作用によりマ
ガジンに入つている銃弾の全てをこのようにして
矢継ぎ早に発射することが可能である。
発射しないで銃弾をマガジンから取出したいと
きは、受け金57の尾部(第2図と第5図に見る
ことができる)を手で下へ押すことによつてこれ
を行なうことができ、そうすると星形輪組立体4
6,47は拘束を解かれ、使用後に銃弾を排出す
るのと類似の方法で銃弾は自動的に順次排出され
る。星形輪組立体をその上更に回転させると、ば
ね52,53に予め付与しておいた捩りの応力が
解放されることがあり、そのため次に行なわれる
マガジンの送りの正しい機能が損なわれることに
もなる。これは最後の銃弾を排出した直後にピン
68が交叉ピン71と突き当たるようにすること
により阻止できる。
第10図乃至第12図に示す本発明の実施態様
は銃身102と一体になつている銃器の胴体10
1、マガジンケース103、銃把104及び長さ
調節自在の台尻105から成る。マガジンのケー
ス103と銃把104は鋼鉄のプレス品として一
体に成形され、これに引き金保護装置106が溶
接される。この組立体は、銃把の尾部107とマ
ガジンケースの(図示してない)前方突起に挿通
された横断ピン108とによつて胴体101に穿
設された開口の下側から取付けられる。
マガジンケース103はリベツト締めピン11
0によつてケースの底面に固定された針金のばね
109を収容する。半円筒形の概形をした上面を
有するマガジンプラツトホーム111がばね10
9の頂部に載設される。中空のこのプラツトホー
ム111は完全に押下げられた状態にして圧縮ば
ね109をケース103の中に収容することがで
きる。
胴体101の上面に穿設された開口112をマ
ガジンケースの真上に配置し、この開口から第8
図及び第9図に図示の型の銃弾を挿入し得る。銃
弾のリム75を受入れるための溝113を開口1
12の両側壁に刻設し、この溝に隣接する両壁面
部分の間を銃弾の円筒形ケース74が通るように
するが、ケースのリム部分75を通さない殻側部
114を前記開口112の上縁近くに対向して形
成させる。銃弾のリム75を受入れるため開口1
12は殻側部114の下側に向かつて拡がつてい
る。開口112の前端において、銃身102の後
端は上方の張出し部分115と下方の面取りした
部分116を有し、銃弾の前端は前記張出し部分
の下に支持され、前記面取りした部分は銃弾を下
後方に案内してマガジンケース103の中に入れ
る。
ピボツト119で鋼鉄のプレス品103,10
4に枢着された装填受金118はばね120によ
つて(第10図で見て)反時計方向に偏倚され
る。装填受金118は前方に延びて開口112の
中に進入する1対の突出部分121、後方に延び
る1対の突出部分122、及びその上面に内設さ
れた弓形凹み123を有する。
胴体101の後部は概ね円筒形をしていて、そ
の中に調節自在の台尻105の円筒形部分を縦方
向に滑動自在に挿通できるので、台尻の長さを銃
器使用者に合わせて直ちに調節することが可能で
ある。胴体101と台尻105にそれぞれに設け
られた穴に台尻止めピン124を挿入して調節自
在台尻を所望位置に固定することができる。
胴体101中を縦方向に滑動自在の銃尾ブロツ
ク125は概ね円筒形をしていて台尻105に対
向して配置される。銃尾ブロツク125に穿設さ
れた孔126と孔127に、それぞれ、撃針12
8とシヤーブロツク129を縦方向に滑動自在に
配設する。スラスト座金131を先端に有する撃
針ばね130により、銃尾ブロツクに対して撃針
を前方に偏倚させ得る。撃針ばね130の前進運
動は座金131が孔126の肩133と接触する
ようになることによつて制限される。銃尾ブロツ
クの後端に配置した交叉ピン132によつて、撃
針ばね130はその後端を撃針用孔126の内部
で支持される。撃針を後方に押しやるため、比較
的弱い撃針戻しばね134が撃針用孔126の肩
135と撃針128の肩136との間で作用す
る。
シヤーブロツク129はシヤーばね137によ
つて前方に押しやられるが、シヤーばね137の
後端も同様にして前記交叉ピン132と当接す
る。シヤーブロツク129用の細長い縦方向の孔
127に内設された横方向シヤーピボツト138
にシヤー139を枢着する。シヤーはその上縁に
傾斜部を有し、この傾斜部は胴体101に内設さ
れた横方向ピン140と係合する。シヤーはまた
撃針128の傾斜部141と係合しうる先端部を
有する。シヤーの傾斜部141の下でシヤーピン
142が撃針128を貫通する孔の中を垂直方向
に滑動する。シヤーピン142は概ね円筒形をし
ているが、銃尾ブロツク125に穿設された縦方
向の細長孔144の中を縦方向に滑動しうる直径
の小さくなつた部分143を有する。組立時にピ
ン142はキー孔145を介して細長孔144の
中に入り得るが、銃器の通常動作時にこのピン1
42が前記細長孔144から抜脱することはな
い。ピン142は直径の小さくなつた部分の長さ
と細長孔144の深さとによつて定まる両限界間
を垂直方向に動くことができる。
第1のトグル棒147がピボツト146によつ
て銃尾ブロツク125に枢着される。第2のトグ
ル棒149がピボツト148によつて胴体101
に枢着される。第1と第2のトグル棒はピボツト
150によつて互に枢着されてトグル機構を形成
し、このトグル機構はトグルばね151によつて
下に向かう偏倚力を及ぼされる。
引き金152はばねクリツプ154により保持
されたピボツト153によつて銃把104に枢着
される。引き金の上面は字形に付形されて、第
2のトグル棒の下面が上記字形引き金の方の腕
に当接する。
ピン155はその大きくなつた頭部156によ
つて銃尾ブロツク125に内設された段つき孔1
57の中に捕捉関係で支持され、前方に傾斜する
この孔157は撃針用孔126から下方に出て銃
尾ブロツクを貫通しその外側にまで延びる。撃針
128の下側と接触しているため、ピン155は
孔157から上後方に脱出するのを阻止される。
撃針が銃尾組立体125に対して後方の位置にあ
る時、ピン155の大きくなつた頭部156は後
退して撃針の前方裏面に刻設されたカム溝158
の中に入り得るので、ピン155の下端も後退し
て銃尾ブロツクの中に引つ込むことになる。撃針
が銃尾ブロツクに対して最も前進した位置に達す
るとカム溝158の弓形部分がピン155を下に
押すので、ピンは銃尾ブロツクから突出すること
になる。
第11図に示すように、浮動排出装置159は
空の内設細長溝160を有し、銃尾ブロツク12
5に固着された横方向ピン161が前記溝に嵌入
することによつて前記ブロツク内に保持される。
排出装置159は、胴体101に刻設された溝1
62と銃尾ブロツク125の側壁面に刻設された
溝163との間を、銃尾ブロツクに対して縦方向
に滑動できると共に、前記溝162と163との
間の利用可能な隙間によつて許容される程度まで
は軸ピン161の回りに旋回できる。この排出装
置は銃尾ブロツクの凹み165中で固定されると
共にプランジヤ166を介して作用を及ぼす排出
ばね164によつて前進せしめられる。プランジ
ヤ166は排出装置の平坦な孔面に当接し、この
排出装置はその先端が溝162から幾分内側にあ
る点に向かつて偏らされるように斜めに曲がつて
いる。排出装置159はその前端に内方突出鉤1
67を、その後端に小さな内方突出突起168を
有する。胴体101に固定された短いピン169
が溝162の中に突出するので、排出装置はこの
ピン169を超えて前記溝の中を前進するのを阻
止される。
撃針用孔126と溝163とに連通させる、銃
尾ブロツクに穿設された孔の中を横方向にピン1
70が滑動する。撃針が銃尾ブロツクに対して前
方の位置を占める時、ピン170の内端は撃針の
側面に当接するので、ピン170の外端は溝16
3の中に突出させられる。撃針が銃尾ブロツクに
対して後方の位置を占める時、撃針の側面に刻設
された凹み171はピン170と当接するように
なるのでピン170は溝163から退くことがで
きる。
リムが溝113にそつて下降し、銃弾の先端が
張出し部分115の裏側を通るようにして、第8
図と第9図に示す型のリムつき銃弾を、開口11
2から挿入することによつて銃器の装填を行な
う。この銃弾装填作用によつてマガジンのプラツ
トホーム111は下へ押されてばね109が圧縮
され、さらにこの装填作用により銃弾のリム75
が装填受金118の突出部分121に当接する
と、この受金118はそのピボツト119の回り
に旋回して押下げられる。銃弾のリムが開口11
2の殻側部114を通り抜けると、銃弾は前進運
動を賦与され、そのため銃弾のリムは開口112
の側殻部114の下方を通過し、又銃弾の先端は
張出し部分115の真下を通過する。こうなると
銃弾のリム75の下面と係合していた受金118
の突出部分121は係合を外され、そのため装填
腕(突出部分121)は銃弾の後面76の背後で
跳上つてこの面を押えつけ銃弾が再び退くのを阻
止する。かくして、銃弾は張出し部分115と殻
側部114の内部に捕捉関係で保持されて銃身1
02と一直線に並ぶことになる。次にすること
は、以下に記載されるようにして銃弾を発射する
か、そうでなければ第1番目の銃弾の場合と同じ
やり方で第2番目の銃弾をマガジンに挿入するこ
とである。
第2番目の銃弾を開口112からマガジンに挿
入する時、そのリムは第1番目の銃弾のリムの後
の位置を占めるはずだという事実を認知すること
が出来よう。以下に明瞭になる理由から、第2番
目に挿入された銃弾のリムが第1番目の銃弾のリ
ムのうしろに来るようにして銃弾がマガジン中に
貯蔵されているとすれば、銃弾をマガジンから銃
尾ブロツク中の発射位置まで送ることによつて元
占めていた位置に戻すような銃弾の給送方式は妨
害を受けることになる。従つて、装填受金118
の重要な機能は第1番目に挿入された銃弾がその
リムを第2番目の銃弾のリムのうしろにくるよう
してマガジンの中に入ることを確実に実現するこ
とにある。
これは次のようにして達成される。第2番目の
銃弾がそのリムを溝113に係合させて第1番目
の銃弾の上にくるようマガジンに挿入される。第
2番目の銃弾が押下げられる時、第1番目の銃弾
は面取り部分116(第10A図)に沿い下後方
に向かつて案内される。この時、第2番目の銃弾
のリムは装填受金118を押下げて第1番目の銃
弾のリムの上に受金があるので、殻側部114と
係合しつつ同部内を前進する時第2の銃弾のリム
が第1の銃弾のリムを越えるということが実現可
能になる。第2番目に挿入された銃弾が下前向き
に動くと、装填受金118は前記銃弾のうしろで
跳上つて、第1番目の銃弾の場合と同じようにし
て、第2番目の銃弾を銃尾ブロツクの前で固定す
る。第1番目の銃弾はその時第2番目の銃弾を自
体の上に載せ、押下げられて自体をばね109に
抗して保持し、第2番目の銃弾のリムを第1番目
の銃弾のリムの前方に置いてマガジケース内の1
位置を占める。
今や第2の銃弾を以下に記載するようにして発
射させることも、そうしないで第3番目の銃弾を
第2番目の銃弾の場合のようにして挿入すること
もできる。第3番目の銃弾を挿入するとき、この
銃弾は第1と第2の銃弾をマガジン内に置き、ば
ね109によつて上向きの偏倚力を及ぼされるよ
うな最終位置をとり、この第3番目の銃弾は第2
番目の銃弾の上に載つてこの銃弾を下に押して保
持する。第3番目の銃弾は銃尾(銃器の後身で銃
身102のうしろに当たる部分)の中にあつて、
その前端は張出し部分115の真下に、またその
リムは殻側部114の内部に位置するはずであ
り、装填受金118の突出腕121はこの第3の
銃弾を押えてその脱出を阻止するはずである。第
3番目の銃弾のリムは第2番目の銃弾のリムの前
に来ているはずである。
引き金152が銃把104に向かつて引寄せら
れると、引き金はピボツト153の回りに後方に
旋回する。引き金の上面は第2のトグル棒149
に当接し、これを押上げるのでトグル棒147,
149から成るトグル機構はまつすぐになる。ト
グル機構がまつすぐになると、銃尾ブロツク12
5は前に押しやられるが、撃心128はシヤー1
39と係合しているため前進運動を抑止される。
銃尾ブロツクが前進すると、撃針ばね130は交
叉ピン132と撃心128との間で圧縮される一
方、シヤーばね137は交叉ピン132と軸ピン
140により保持されたシヤーブロツク129と
の間で圧縮される。銃弾が銃身と一直線に並ぶ位
置にあるとすると、銃尾ブロツクの前進運動に伴
つて銃弾もまた前方に押しやられ、ばね109の
偏倚力により開口112の殻側部114に当接す
るこの銃弾は前記殻側部上を滑動して受け口11
7に達しこの受け口と確実に係合するに至る。銃
弾が受け口117と完全に係合する状態に近ずく
につれて、トグル棒147,149はピボツト1
46,150,151がまつすぐに整列する位置
にまず達し、ついでこの整列中心を僅かに越えて
銃尾ブロツクを前方の位置に確実に固定する。同
時に、第1のトグル棒147の上面はシヤーピン
142と接触してこれを押上げ撃針128の傾斜
部141に掛合していたシヤー139をはずす。
かくして撃針は解放さればね130の作用を受け
て高速度で突進し、銃弾の撃発雷管に当たつてこ
れを点火する。図示の位置において、ばね130
は延びて(座金131を介して)撃針用孔126
の肩133に載る位置に達しているのに、撃針の
尖頭は尚銃尾ブロツク内に留つているということ
を図(第10A図)から看取することができよ
う。従つて、撃針はその前進運動をそれ自体の慣
性によつて完結するのであつて、その際弱い戻し
ばね134を圧縮する。次いでこの戻しばね13
4は撃針を点火の直後に退かすので、撃針の尖頭
は撃発雷管77を離れて銃尾ブロツクの内部にあ
り、そのため使用済みのケースの排出を妨げるこ
とはない。銃弾の発射後引き金が解放されると、
トグル機構はばね151によつてその整列中心を
越えた位置から引戻され、銃尾組立体は交叉ピン
132とシヤーブロツク129との間で圧縮され
たシヤーばね137によつて後退させられる。
つめ排出装置159は銃弾が銃尾(銃器の後身
で銃身102のうしろに当たる部分)に在るとき
に限つてその効力がある。それ以外のときに、排
出装置の前端はその後面に働くばね164の偏倚
作用を受けて内側に曲がつているので、この前端
はうまくピン169を跳び越し単に銃尾ブロツク
125と一緒になつて前進後退を行なうにすぎな
い。このように排出装置159が内側に曲がつて
いると、ピン170がその内端を撃針128の側
面に接触させた完全に突出した位置にある時でさ
えも、排出装置159の上面に突設された突起1
68はこのピン170をうまく跳び越えることが
できる。
しかしながら、銃弾が銃尾ブロツク125の前
で装入されると、そのリム75は排出装置の鉤1
67のうしろからこの排出装置と接触して同装置
の前端を外に向けて押し、この前端が溝162の
中に押し入れられることになる。この状況におい
ては、ピン170がその内端を撃針の側面に接触
させた完全に突出した位置にある、このピン17
0を突起168はうまく跳び越すことができない
ので、排出装置の前進運動はこのピン170との
接触によつて制限される。
銃弾を銃尾ブロツクの前の所定位置に置き引き
金を引くと、排出装置は銃尾ブロツク125と一
緒に前進して排出装置がピン169と接触するよ
うになるまでこの前進を続ける。銃尾ブロツクが
更に前進すると、排出機は前進するのを阻止さ
れ、ピン161は排出機に刻設された溝160に
そつて滑動し、排出機の後端はプランジヤ166
に当接してばね164を圧縮する。発射シーケン
スのこの段階において、撃針128はシヤー13
9により胴101に固定保持されているので、撃
針は銃尾ブロツクと一緒に動くことができない。
従つて銃尾ブロツクのピン170が排出装置の突
起168に接触するようになると、ピン170は
撃針に刻設された凹み171の中に引つこみ、こ
のピンは前記突起168をうまく跳び越える。撃
針がシヤーから解放されると、撃針の側面はもう
1度ピン170の内端と接触してこのピンを外側
にいつぱいに出したままに固定させて保持するけ
れども、この時ピン170は突起168の前にい
る。引き金の解放に伴つて銃尾ブロツクと撃針が
ばね137によつて引つこむと、排出機はその突
起168の前でこの突起と係合するピン170を
介して銃尾ブロツクに対し保持される。銃弾のリ
ムは鉤167の後に捕捉されているので、使用済
みのケースは同ケースが開口112の殻側部11
4から離れて溝113と整列するようになるまで
銃尾ブロツクと一緒に引き出される。以下に説明
するように、装填受金118は使用済みのケース
の排出が起こり得るようにするため押下げて保持
される。使用済みのケースのリムが開口112の
殻側部114を離れる時ばね109の偏倚力に抗
して同ケースを抑止するような作用はなにもない
ので、この使用済みのケースは開口112から自
動的に排出される。装填受金がもしこの排出過程
中押下げて保持されていなかつたとすれば、上の
銃弾と下の銃弾はばね109によつて互に接触し
て保持されるはずだということは看取できよう。
しかしながら、1つの銃弾が装填受金を押えつ
け、こんどはこの受金それ自体が下の銃弾を押え
つけるので、上の方の銃弾のリムは受金118の
突出腕121の上面を越えて後上方に滑動するこ
とができ、そのため下の方の銃弾のリムを自由に
する。こうして装填受金の機能が極めて重要なも
のであることを知つた。これが無いとすれば、使
用済みのケースは、そのリムが下の銃弾のケース
と接触するため、完全に引つ込むのを阻止される
ことになるはずであり、従つてこのケースは排出
することができない。
使用済みのケースが排出されるとすぐ、排出装
置の前端はばね164と同装置の後面に当接する
プランジヤとの作用を受けて内側に自由に運動す
る。その結果生じる排出装置の小回転は突出部分
168がピン170をうまく跳び越すことのでき
るのに足る程度であるので、排出装置は即座に
(すなわち、次の銃弾が現われて銃尾(銃身10
2の後身)の中に入つて排出装置の前進を妨げる
ようにする前に)、第11図に示すように、銃尾
ブロツクに対して前方の位置に戻る。
使用済みケースの排出を可能にするため、ケー
スが後に向かつて動いている間じゆう装填受金1
18は押下げられて保持されなくてはならない。
これはピン155によつて行なうことができる。
銃弾を受け口117の中に配置させるため銃尾ブ
ロツクが前進しつつある時、ピン155の頭部1
56は撃針のカム溝158の中に入ることができ
るので、ピンはその外端が装填受金118と接触
する時引つ込むことができる。銃尾ブロツクがそ
の前進運動を完結すると、この銃尾ブロツクの下
面は排出装置の突出腕121と接触して排出装置
を押下げるが、ピン155はその時何の役割りも
果たさない。しかしながら、撃針がシヤー139
から解放される時、ピンの頭部156はカム溝1
58の丸みを帯びた端面によつて外向きにカム運
動を付与されるので、撃針が撃発雷管77に当た
るようになるまでピン155は撃針の側面に載つ
て同撃心から完全に突出して保持される。この位
置において、銃尾ブロツクが完前に前進しきつた
とき、突出したピン155は受金118の平坦な
前部上面と接触してこの受金を押下げて保持する
ので、受金の突出部分121は排出すべき銃弾の
リム75の真下を通り次に続く新らしい銃弾のリ
ムを押えつけることができる。発射過程が完結す
ると、銃尾ブロツクと撃針は一緒になつて後退す
るけれども、このためピン155はなお突出して
いる。この後向きの運動はまず装填受金と接解し
ていた銃尾ブロツクを受金から離すが、ピン15
5が受金の弓形凹み部分123の中に進入するに
充分なだけ銃尾ブロツクが後退しきつてしまうま
で、受金は第10図に示す位置に再び上ることが
できず、その時までに使用済みのケースは受金の
突出部分121から離れて後方に移つてしまつて
いる。以上記載した配列はまだ点火していない銃
弾が偶発的に排出される可能性を抑止する大きな
利点をもつということが知れよう。
使用済みのケースを排出するとき、マガジン中
にもう銃弾が残つていないなら、マガジンのプラ
ツトホームは張出し部分115と接触して動きを
抑止されるようになるまでばね109の作用を受
けて上昇運動を続ける。しかし、まだ銃弾が残つ
ているなら、この銃弾はばね109によつて上向
に押しやられる。銃弾が上に向かつて動く時、銃
弾は装填受金118の突出部分121の湾曲した
下面によつて前方に案内され、その前端は面取り
した面116にそつて案内される。このようにし
て次の銃弾が装填受金118の前を上昇して行く
ので、この銃弾は開口112の殻側部114と張
出し部分115によつて捕捉されて保持される。
引き金を操作して引続き発射シーケンスを直ちに
開始することもできるし、そうする代りに開口か
ら1つ以上の銃弾を挿入することによりマガジン
を再装填することもできる。
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