JPH0358137B2 - - Google Patents

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JPH0358137B2
JPH0358137B2 JP58184654A JP18465483A JPH0358137B2 JP H0358137 B2 JPH0358137 B2 JP H0358137B2 JP 58184654 A JP58184654 A JP 58184654A JP 18465483 A JP18465483 A JP 18465483A JP H0358137 B2 JPH0358137 B2 JP H0358137B2
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JP
Japan
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bottom plate
insulating plate
entrance window
container
thin film
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58184654A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6077342A (ja
Inventor
Toshiaki Takechi
Matsuzo Shinozaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP18465483A priority Critical patent/JPS6077342A/ja
Publication of JPS6077342A publication Critical patent/JPS6077342A/ja
Publication of JPH0358137B2 publication Critical patent/JPH0358137B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J47/00Tubes for determining the presence, intensity, density or energy of radiation or particles
    • H01J47/06Proportional counter tubes
    • H01J47/067Gas flow proportional counter tubes

Landscapes

  • Measurement Of Radiation (AREA)
  • Electron Tubes For Measurement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は、測定すべき放射線試料、例えばコー
ヒカツプ状試料等の内側の放射線を計数するのに
適したガスフローカウンタに関する。
〔従来技術とその問題点〕
一般に、β線、γ線、X線等の放射線を測定す
る検出器として、GM計数管は広く使用されてい
る。ところが、γ線はこのGM計数管の入射窓を
入射し易く、その測定は容易である。しかし、β
線を入射し易くするためには、入射窓の膜厚をで
きる限り薄くし、かつ入射窓を広くして、β線の
入射量を増加させることが望ましい。一方、GM
計数管には計数ガス、例えばアルゴン、ネオン、
ヘリウム等が使用され、その純度を維持するため
に大気圧より多少減圧して封じ込められている。
従つて、入射窓を薄膜で、しかも広くすること
は、差圧による破壊またはピンホール等による計
数ガスの漏洩を生じ易い。また、GM計数管と試
料との間に空気層があれば、この空気層により試
料からの放射線が吸収されて、この計数管に到達
する量が減少するおそれがある。従つて、試料に
できる限り密着させて測定することが、感度よく
検出するために必要である。そこで、この試料の
平面からの放射線の測定であれば、この試料に密
着するように先端部が平面状の入射窓を形成する
端窓形GM計数管を使用することができる。ま
た、試料が円筒形状または有底円筒形状(コーヒ
カツプ状)を有すれば、この試料の内面に密着し
てその放射線を計数し得る円筒状に形成された横
窓形GM計数管を使用することが可能である。
ところが、端窓形GM計数管には、入射窓が平
面であるから、マイカ(雲母)の薄膜が使用さ
れ、膜厚を約2mg/cm2ないし3mg/cm2程度の薄膜
に形成することが可能である。しかし、横窓形
GMに計数管には、へき開性を有するマイカを円
筒状に形成することは不可能である。このため
に、入射窓をガラス加工により薄膜円筒状に形成
するも、この膜厚は最底約35mg/cm2程度まで、こ
れ以下の薄膜にガラス加工することは困難であ
る。このように、円筒状試料の内側からの放射線
を感度よく計数するためには、薄膜にして、しか
も試料の内側に密着し、広い入射窓を形成し得る
検出感度のよい計数管が要望されていた。
〔発明の目的〕
本発明は、上述の点に鑑み、従来技術の問題点
を有効に解決し、その目的とするところは、検出
感度を向上し得るガスフローカウンタを提供する
ことである。
〔発明の要点〕
ところで、本発明者は数多くの研究および実験
の結果、従来の横窓形GM計数管は大気圧より低
い計数ガスが封入されるから、入射窓を膜厚を薄
く、しかも広くすることが困難であるが、横窓式
ガスフローカウンタは、大気圧程度の計数ガスを
流通させながら計数するから、入射窓をより薄膜
で、しかもカウンタの円筒形側面全面にわたるま
で広くしても、無用の膨脹あるいは破損が生じな
いような薄膜材料を選定し得るとの結論に達し
た。
従つて、このような目的を達成するために、本
発明は、底板と、この底板に対向して配置された
絶縁板と、前記底板と絶縁板との間に形成され外
部よりの放射線を入射させる入射窓と、を有する
容器と、前記底板と絶縁板との間に張架され前記
容器を陰極として高電圧が印加される陽極線とを
備え、前記容器内に大気圧程度の計数ガスを流通
させながら、前記入射窓を介して入射する前記放
射線を計数するガスフローカウンタにおいて、前
記入射窓は、導電被膜処理され、前記底板と絶縁
板との間に円筒形に張り渡された高分子薄膜であ
ることを特徴とする。
〔発明の実施例〕
次に、本発明の実施例を図面に基づき、詳細に
説明する。
第1図は本発明の一実施例の概略構成図、第2
図は第1図のA−A断面図、第3図は第1図のB
方向側面図、第4図は第1図のC部詳細図を示
す。第1図ないし第4図において、横窓式ガスフ
ローカウンタ1は、容器2と、この容器2内に張
架される陽極線3とからなる。容器2は、主とし
て底板4と、この底板4と対向する絶縁板5と、
底板4と絶縁板5との間を連結する連結管7,7
A,7Bおよび底板4と絶縁板5との間に設けら
れた入射窓6とからなる。底板4はアルミニウム
製で同一円周上に等間隔に設けられた3個の孔部
に、連結管7,7A,7Bの一端を挿入し接着剤
にて固定し、中心部には金属製スリーブ11を有
する絶縁ブツシユ8を貫通し、接着剤にて固定す
る。ところで、連結管7,7Aが挿入される孔部
は、底板4の外面に貫通し、管接手9,9Aを挿
入し、それぞれ接着剤により固定する。10,1
0Aは連結管7,7Aに設けられた側孔である。
また、絶縁板5は絶縁樹脂材製で、同一円周上に
等間隔に設けられた3個の孔部には、連結管7,
7A,7Bの他端をそれぞれ挿入し、接着剤にて
固定する。なお、絶縁板5の中心部には金属製ス
リーブ12を貫通する。さらに、陽極線3は、金
メツキが施されたタングステン線よりなり、その
一端はスリーブ11内にてニツケル線13、コイ
ルスプリング14およびニツケル線15を経て外
部に導かれ、ハンダ接着16によりスリーブ11
に密封される。さらにまた、陽極線3の他端は、
スリーブ12内にてニツケル線17に接続され、
このニツケル線17の末端は折曲げられて、スリ
ーブ12の末端に支持され、かつハンダ付18の
後、接着剤19にて充填される。
次に、入射窓6は、導電性を有する薄膜、本実
施例では金属は薄膜を蒸着する等により導電被膜
処理されたポリエステルフイルム20が円筒状に
形成されてなり、底板4と絶縁板5とにより支持
される。また、この薄膜20は、通常約2mg/cm2
ないし3mg/cm2程度、最低1mg/cm2程度の薄い膜
であるから、第5図に示すように底板4および絶
縁板5の外周面に接する端部a,bに、片面接着
テープ21,21Aが接着され補強される。第4
図に示すように絶縁板5の外周面に両面接着テー
プ22が接着され、この両面接着テープ22によ
り、薄膜20の片面接着テープ21が接着され
る。同様に、底板4の外周面にも接着された図示
されていない両面接着テープにより、薄膜20の
片面接着テープ21Aが接着される。なお、第5
図に示すように、薄膜20の他端部c,dのう
ち、端部Cに片面接着テープ23が接着されて補
強され、第2図に示すように薄膜20の他端部
c,dを重ね合わせて、端部dの上から片面接着
テープ24にて端部c,dを接着する。このよう
にして、薄膜20は底板4および絶縁板5に支持
され、円筒状に形成される。さらに、25は陽極
線3に接続される固定抵抗、26は横窓式ガスフ
ローカウンタ1の取付け用ねじ孔である。
上述の構成により、このガスフローカウンタ1
に流通される計数ガスは、例えば、PRガス(ア
ルゴンガス+メタンガス)、Qガス(ヘリウムガ
ス+イソプタンガス)、プロパンガス、メタンガ
ス等である。この計数ガスは、連結管7を経てそ
の孔部10により容器2の内部にほぼ大気圧程度
のガス圧で流入し、そして連結管7Aの孔部10
Aから連結管7Aを経て外部に流出する。また、
容器2の底板4は陰極として、絶縁板5および絶
縁ブツシユ8により底板4と絶縁された陽極線3
との間に高電圧が印加され、入射窓6を経て入射
する放射線、すなわち試料の内側からのβ線、γ
線を感度よく計数することができる。
次に、第6図は本発明の他の実施例の概略構成
図、第7図は第6図のD−D断面図、第8図は第
6図のE部詳細図を示す。第6図ないし第7図に
おいて第1図ないし第5図と同一の機能を有する
部分には、同一の符号が付されている。横窓式ガ
スフローカウンタ27は、容器28と、この容器
28内に張架される陽極線3とからなる。この容
器28は、主として底板4と、この底板4と対向
する絶縁板29と、連結管7,7A,7Bおよび
入射窓6とからなる。絶縁板29は、モールド加
工された絶縁樹脂材で、外縁部30、中心部31
および連結リブ32とからなる。外縁部30には
連結管7,7A,7Bが挿入され接着され、中心
部31には金属製スリーブ12を貫通する。とこ
ろで、この絶縁板29は、外縁部30、中心部3
1および連結リブ32により形成された3個の入
射窓33を有する。従つて、第8図に示すように
この入射窓33には、薄膜、本実施例ではポリエ
ステルフイルム34が円板状に形成されて、外縁
部30の表面に接着される。この接着方法は、外
縁部30の表面に、外径を外縁部30の外径eと
等しく、内径を外縁部30の内径fと等しくする
リング状両面接着テープ35を接着する。薄膜3
4は外径を外縁部30の外径eと等しくする円板
状に形成され、厚さが通常約2mg/cm2ないし3
mg/cm2程度、最低1mg/cm2程度の薄い膜である。
このために、両面接着テープ35と同一外径eお
よび内径fを有するリング状片面接着テープ36
にて、薄膜34が補強された後、この片面接着テ
ープ36を両面接着テープ35に接着する。この
ようにして、入射窓33に薄膜34が接着された
ことにより、図示されていないコーヒカツプ状
(有底円筒形状)試料の内側より放射される放射
線を入射窓6および入射窓33により、感度よく
計数することができる。
第1図および第6図に示した実施例において
は、底板4と絶縁板29との連結を計数ガス導
入、排出用導管にて行つているので、容器2内の
容積を広くとることができる。
次に、第9図は本発明のさらに他の実施例の概
略構成図、第10図は第9図のF−F断面図を示
す。第9図および第10図において第1図ないし
第5図と同一の機能を有する部分には、同一の符
号が付されている。横窓式ガスフローカウンタ3
7は、容器38と、この容器38内に張架される
陽極線3とからなる。この容器38は、主として
底板39と、この底板39と対向する絶縁板40
および入射窓20とからなる。底板39は、同一
円周上に等間隔に設けられた3個の盲孔に、3本
の連結ロツド41の一端を挿入し、接着剤にて接
着し固定する。また、底板39は、対称的位置に
設けられた2個の貫通孔に2本のパイプ42,4
3の一端を挿入し、接着剤にて接着し固定する。
このパイプ42は長くし、絶縁板40の近くで開
口し、パイプ43は短かくて底板39の近くで開
口する計数ガスの導入・排出用パイプである。絶
縁板40は、3本の連結ロツド41の他端を挿入
し接着剤にて接着し固定する盲孔が設けられる。
このように、計数ガス用パイプ42,43と、連
結ロツド41とが別個に設けられたことにより、
第1図に示す3本の連結パイプ7,7A,7B
は、2本の計数ガス用パイプ42,43となり、
その数量が減少する。しかも、連結ロツド41
は、底板39と絶縁板40とを連結するに十分な
小径材料とすることができる。
〔発明の効果〕
以上に説明するように本発明はよれば、底板
と、この底板に対向して配置された絶縁板と、底
板と絶縁板との間に形成され外部よりの放射線を
入射させる入射窓と、を有する容器と、底板と絶
縁板との間に張架され容器を陰極として高電圧が
印加される陽極線とを備え、容器内に大気圧程度
の計数ガスを流通させながら、入射窓を介して入
射する放射線を計数するガスフローカウンタにお
いて、入射窓を、導電被膜処理され、前記底板と
絶縁板との間に円筒形に張り渡された高分子薄膜
により形成したことにより、円筒状、特に有底円
筒状試料の内側に放射する放射線を、横窓式GM
計数管では感度よく検出することが困難であつた
従来技術の問題点が有効に解決され、入射窓の薄
膜が導電性被膜処理されたポリエステルフイルム
の適用により最底厚さ1mg/cm2程度まで可能とな
り、カウンタの円筒形側面全面にわたるまで広く
しても、無用の皺、膨脹あるいは破損が生じない
等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の概略構成図、第2
図は第1図のA−A断面図、第3図は第1図のB
方向側面図、第4図は第1図のC部詳細図、第5
図は薄膜の概略構成図、第6図は本発明の他の実
施例の概略構成図、第7図は第6図のD−D断面
図、第8図は第6図のE部詳詳細図、第9図は本
発明のさらに他の実施例の概略構成図、第10図
は第9図のF−F断面図である。 1,27,37:横窓式ガスフローカウンタ、
4,39:底板、5,29,40:絶縁板、6,
33:入射窓、7,7A,7B:連結パイプ、2
0,34:薄膜、41:連結ロツド、42,4
3:計数ガス用パイプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 底板と、この底板に対向して配置された絶縁
    板と、前記底板と絶縁板との間に形成され外部よ
    りの放射線を入射させる入射窓と、を有する容器
    と、前記底板と絶縁板との間に張架され前記容器
    を陰極として高電圧が印加される陽極線とを備
    え、前記容器内に大気圧程度の計数ガスを流通さ
    せながら、前記入射窓を介して入射する前記放射
    線を計数するガスフローカウンタにおいて、前記
    入射窓は、導電被膜処理され、前記底板と絶縁板
    との間に円筒形に張り渡された高分子薄膜である
    ことを特徴とするガスフローカウンタ。
JP18465483A 1983-10-03 1983-10-03 ガスフロ−カウンタ Granted JPS6077342A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18465483A JPS6077342A (ja) 1983-10-03 1983-10-03 ガスフロ−カウンタ

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JP18465483A JPS6077342A (ja) 1983-10-03 1983-10-03 ガスフロ−カウンタ

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JPS6077342A JPS6077342A (ja) 1985-05-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010032495A (ja) * 2008-06-27 2010-02-12 Rigaku Corp ガスフロー型比例計数管

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4835828U (ja) * 1971-09-01 1973-04-28
JPS51311B2 (ja) * 1972-07-07 1976-01-07

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JPS51311U (ja) * 1974-06-18 1976-01-06

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