JPH0357877A - 車両用暖房装置 - Google Patents
車両用暖房装置Info
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- JPH0357877A JPH0357877A JP19066389A JP19066389A JPH0357877A JP H0357877 A JPH0357877 A JP H0357877A JP 19066389 A JP19066389 A JP 19066389A JP 19066389 A JP19066389 A JP 19066389A JP H0357877 A JPH0357877 A JP H0357877A
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- Japan
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- rotor
- heater
- rotating body
- heat
- heating device
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 title claims abstract description 13
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 32
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 18
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 abstract description 16
- 239000007788 liquid Substances 0.000 abstract description 4
- 238000010008 shearing Methods 0.000 abstract description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は水冷又は空冷用自動車の暖房温水回路用加熱装
置に利用できる車両用暖房装置に関するものである。
置に利用できる車両用暖房装置に関するものである。
(従来の技術)
自動車用暖房装置の能力を向上させるため、高温の排気
ガスと冷却水とで熱交換を行って水温を上昇させる暖機
装置として、従来実開昭59−121476号公報(第
3図)に示すヒートポンプを利用したもの、実開昭61
−17317号公報に示す熱交換器を利用したものが提
案されているが、ここではヒートポンプを使用した例を
第3図について説明する。第3図のヒートポンプは、一
端がエンジンの排気ガス通路51に配設された吸熱フィ
ン52aにより吸熱部を構威し、他端が冷却水通路53
に配設された放熱フィン52bにより放熱部を構或する
ヒートボンブ装置52を備えてなるものである。
ガスと冷却水とで熱交換を行って水温を上昇させる暖機
装置として、従来実開昭59−121476号公報(第
3図)に示すヒートポンプを利用したもの、実開昭61
−17317号公報に示す熱交換器を利用したものが提
案されているが、ここではヒートポンプを使用した例を
第3図について説明する。第3図のヒートポンプは、一
端がエンジンの排気ガス通路51に配設された吸熱フィ
ン52aにより吸熱部を構威し、他端が冷却水通路53
に配設された放熱フィン52bにより放熱部を構或する
ヒートボンブ装置52を備えてなるものである。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら第3図のヒートボンプ装置では、そのサイ
ズと吸熱フィン52aの目詰りの問題があった。即ち、
排気ガスを利用する場合、気体の熱伝導率は通常液体の
数十分の一であるため、伝熱面積を大きくして効率を補
うしか方法がない。しかしそのことによって排気通路を
狭くしてしまうとエンジンの背圧が高くなり、出力ダウ
ン又はエンジンの不調の問題が発生し、最悪の場合は目
詰りで通路が閉ざされてしまう欠点があった。
ズと吸熱フィン52aの目詰りの問題があった。即ち、
排気ガスを利用する場合、気体の熱伝導率は通常液体の
数十分の一であるため、伝熱面積を大きくして効率を補
うしか方法がない。しかしそのことによって排気通路を
狭くしてしまうとエンジンの背圧が高くなり、出力ダウ
ン又はエンジンの不調の問題が発生し、最悪の場合は目
詰りで通路が閉ざされてしまう欠点があった。
そこでこの欠点を除去する必要から、従来のこの種の装
置の排気側伝熱部のサイズはかなり大きくなってしまい
、搭載が困難になって来る等の問題があった。また低負
荷走行時等では、排気温そのものが低いため、熱交換を
行っても未だ能力不足になる場合があった。
置の排気側伝熱部のサイズはかなり大きくなってしまい
、搭載が困難になって来る等の問題があった。また低負
荷走行時等では、排気温そのものが低いため、熱交換を
行っても未だ能力不足になる場合があった。
本発明はロータと回転体の液密的隙間による剪断によっ
て発生する熱を利用した発熱器を用いることにより、効
率がよく、しかもコンパクト化が可能な車両用暖房装置
を提供せんとするものである。
て発生する熱を利用した発熱器を用いることにより、効
率がよく、しかもコンパクト化が可能な車両用暖房装置
を提供せんとするものである。
(課題を解決するための手段)
このため本発明は、自動車のエンジンに連動して、エン
ジン温が設定値以下の時はオン、設定値以上になるとオ
フ状態となるクラノチ機構を介して回転制御されるシャ
フト、エンジンに固定され前記シャフトの一端を回転支
持するボディ、前記シャフトの他端に固定されたロータ
、前記シャフトに回転可能に支持され前記ロータを回転
可能に内包すると共に、該ロータと液密約隙間を有し、
該隙間内に封入された粘性流体を介して該ロータより回
転が伝えられる回転体、該回転体に固定されて該回転体
の回転に抵抗を与え、該回転体とロータとの間に相対回
転を生ぜしめて熱エネルギーを発生させるインペラ、該
インペラ及び回転体を内包し、その周囲に循環水の通路
を形成すると共に、該循環水の入口及び出口ポートを有
するハウジングとよりなるもので、これを課題解決のた
めの手段とするものである。
ジン温が設定値以下の時はオン、設定値以上になるとオ
フ状態となるクラノチ機構を介して回転制御されるシャ
フト、エンジンに固定され前記シャフトの一端を回転支
持するボディ、前記シャフトの他端に固定されたロータ
、前記シャフトに回転可能に支持され前記ロータを回転
可能に内包すると共に、該ロータと液密約隙間を有し、
該隙間内に封入された粘性流体を介して該ロータより回
転が伝えられる回転体、該回転体に固定されて該回転体
の回転に抵抗を与え、該回転体とロータとの間に相対回
転を生ぜしめて熱エネルギーを発生させるインペラ、該
インペラ及び回転体を内包し、その周囲に循環水の通路
を形成すると共に、該循環水の入口及び出口ポートを有
するハウジングとよりなるもので、これを課題解決のた
めの手段とするものである。
(作用)
運転者の操作によってヒータオンのスイッチが入れられ
ると、循環水はヒータ回路を通り、氷温センサ、発熱器
、ヒータ放熱器を経てウォータポンプへ流れて行く。こ
こで冷却水温が設定値以下であることを水温センサが検
知すると、制御装置からクラソチ機構をオンにする信号
が出て発熱器が作動を開始する。即ち、エンジン温の低
温時にはエンジンの回転がシャフトを介してロータに伝
達され、液密的隙間の粘性流体の回転抵抗が大きく、ロ
ータの回転につれて回転体が相対回転をなし、該回転体
に取付けたインペラがケーシング内の循環木通路で回転
して循環水の撹拌と送水循環作用を行ない、粘性流体は
液密的隙間内で剪断熱を発生する。この剪断熱による熱
エネルギーが回転体の外部にある循環水に伝えられ、こ
の循環水の熱がヒータ放熱器より車室内に放熱される。
ると、循環水はヒータ回路を通り、氷温センサ、発熱器
、ヒータ放熱器を経てウォータポンプへ流れて行く。こ
こで冷却水温が設定値以下であることを水温センサが検
知すると、制御装置からクラソチ機構をオンにする信号
が出て発熱器が作動を開始する。即ち、エンジン温の低
温時にはエンジンの回転がシャフトを介してロータに伝
達され、液密的隙間の粘性流体の回転抵抗が大きく、ロ
ータの回転につれて回転体が相対回転をなし、該回転体
に取付けたインペラがケーシング内の循環木通路で回転
して循環水の撹拌と送水循環作用を行ない、粘性流体は
液密的隙間内で剪断熱を発生する。この剪断熱による熱
エネルギーが回転体の外部にある循環水に伝えられ、こ
の循環水の熱がヒータ放熱器より車室内に放熱される。
次にエンジン温が所定値以上になれば、ロータから回転
体への回転伝達が弱くなり、ロータの駆動回転トルクも
低減され、クラフチ機構はオフとなり、発熱器は発熱を
停止する。
体への回転伝達が弱くなり、ロータの駆動回転トルクも
低減され、クラフチ機構はオフとなり、発熱器は発熱を
停止する。
(実施例)
以下本発明を図面の実施例により説明すると、第1図及
び第2図は本発明の実施例を示す。先ず第1図は水冷弐
の場合であり、図中10は車両用暖房装置、1lはエン
ジン、12はウォータポンプで、エンジン11を冷却す
るための冷却水は、ウォークポンプ120作用によって
循環路13内を移動している。そして水温が所定値より
低い場合は、サーモスタットl5が冷却水をバイパス回
路16へ流し、所定値より高い場合はラジエータ14へ
流すように制御されている。17はラジエータ14を冷
却するメインファン、18は図示しないクランク軸から
の動力をウォータボンプ12へ伝達するためのベルトで
ある。
び第2図は本発明の実施例を示す。先ず第1図は水冷弐
の場合であり、図中10は車両用暖房装置、1lはエン
ジン、12はウォータポンプで、エンジン11を冷却す
るための冷却水は、ウォークポンプ120作用によって
循環路13内を移動している。そして水温が所定値より
低い場合は、サーモスタットl5が冷却水をバイパス回
路16へ流し、所定値より高い場合はラジエータ14へ
流すように制御されている。17はラジエータ14を冷
却するメインファン、18は図示しないクランク軸から
の動力をウォータボンプ12へ伝達するためのベルトで
ある。
ここで運転者の操作によってヒータのスイッチが入れら
れると、ヒータハルブ20が開となり、冷却水はヒータ
回路l9を通り、水温センサ2l、発熱器22、ヒータ
放熱器44を経てウォータボンプl2へと流れて行く。
れると、ヒータハルブ20が開となり、冷却水はヒータ
回路l9を通り、水温センサ2l、発熱器22、ヒータ
放熱器44を経てウォータボンプl2へと流れて行く。
前記冷却水はヒータ放熱器44を通る時にサブファン4
5によって外気に熱を放出するが、水温が低い時は放熱
量が小さく、ヒータの効率が悪い。そこでヒータバルプ
20が開で、水温が設定値以下であることを水温センサ
21が検知すると、制御装置42から電磁クラソチ29
をオンにする信号が出て、発熱器22が作動を開始する
。なお、空冷式エンジンの場合は、ヒータ放熱器44及
び発熱器22を通る循環水通路のみで、ラジエータ14
を通るエンジン冷却水通路はない。
5によって外気に熱を放出するが、水温が低い時は放熱
量が小さく、ヒータの効率が悪い。そこでヒータバルプ
20が開で、水温が設定値以下であることを水温センサ
21が検知すると、制御装置42から電磁クラソチ29
をオンにする信号が出て、発熱器22が作動を開始する
。なお、空冷式エンジンの場合は、ヒータ放熱器44及
び発熱器22を通る循環水通路のみで、ラジエータ14
を通るエンジン冷却水通路はない。
次に発熱器22及び電磁クラノチ29の詳細を第2図に
示す。先ず電磁クラノチ29について説明すると、該ク
ラッチ29がオフの場合は、入カプーり26がベルト1
8によって回転駆動されていても、出力ディスク28及
びシャフト25には駆動力は伝達されない。この時制御
装置42からの信号を受けると、コイル24に電流が流
れて励磁され、プレート27を介して人カブーり26と
出力ディスク28及びシャフト25が一体で回転を開始
する。
示す。先ず電磁クラノチ29について説明すると、該ク
ラッチ29がオフの場合は、入カプーり26がベルト1
8によって回転駆動されていても、出力ディスク28及
びシャフト25には駆動力は伝達されない。この時制御
装置42からの信号を受けると、コイル24に電流が流
れて励磁され、プレート27を介して人カブーり26と
出力ディスク28及びシャフト25が一体で回転を開始
する。
23はエンジン11に固定され、シャフト25を出力デ
ィスク28を介して回転自在に支持するボディである。
ィスク28を介して回転自在に支持するボディである。
次に発熱器22について説明すると、シャフト25の先
端には、所謂粘性流体継手が回転可能なるように支承さ
れている。この粘性流体継手の回りには、ハウジング3
0.31によって受熱室(冷却水通路)39が形成され
ており、該ハウジング30. 31はボルト32により
一体的に固定されると共に、図示しないボルトを介して
エンジンに固定されている。
端には、所謂粘性流体継手が回転可能なるように支承さ
れている。この粘性流体継手の回りには、ハウジング3
0.31によって受熱室(冷却水通路)39が形成され
ており、該ハウジング30. 31はボルト32により
一体的に固定されると共に、図示しないボルトを介して
エンジンに固定されている。
粘性流体継手はロータ33と、該ロータ33を内包する
本発明における回転体を構或するカバー34及びケーシ
ング35によって形威されており、該カバー34とケー
シング35はボルト36により一体的に固定されている
。ロータ33のラビリンス溝33aとケーシング35の
ラビリンス溝35aは、液密的隙間を持って対峙し、そ
の隙間に粘性流体(例えばシリコンオイル等)を封入す
ることでトルク伝達を行なう。即ち、シャフト25の回
転駆動は、ロータ33から粘性流体を通じてカバー34
及びケーシング35に伝達される。またカバー34には
ボルト37によってインペラ38が固定されており、該
インペラ38が受熱室39の中で回転する時は水の抵抗
を受ける。この抵抗により該ロータ33によるカバー3
4とケーシング35よりなる回転体が一体回転となるつ
れ回りは防止されるが、低温時には粘性流体の回転抵抗
が大きいため、ロータ33と該回転体との間に相対回転
を生ぜしめ、粘性流体は液密的隙間内で剪断熱を発生す
る。この熱エネルギーはカバー34及びケーシング35
を通じて受熱室39内の冷却水に与えられる。
本発明における回転体を構或するカバー34及びケーシ
ング35によって形威されており、該カバー34とケー
シング35はボルト36により一体的に固定されている
。ロータ33のラビリンス溝33aとケーシング35の
ラビリンス溝35aは、液密的隙間を持って対峙し、そ
の隙間に粘性流体(例えばシリコンオイル等)を封入す
ることでトルク伝達を行なう。即ち、シャフト25の回
転駆動は、ロータ33から粘性流体を通じてカバー34
及びケーシング35に伝達される。またカバー34には
ボルト37によってインペラ38が固定されており、該
インペラ38が受熱室39の中で回転する時は水の抵抗
を受ける。この抵抗により該ロータ33によるカバー3
4とケーシング35よりなる回転体が一体回転となるつ
れ回りは防止されるが、低温時には粘性流体の回転抵抗
が大きいため、ロータ33と該回転体との間に相対回転
を生ぜしめ、粘性流体は液密的隙間内で剪断熱を発生す
る。この熱エネルギーはカバー34及びケーシング35
を通じて受熱室39内の冷却水に与えられる。
受熱室39内の冷却水は、インペラ38により撹拌され
ると共に、送水循環作用を受けており、入口ポー140
と出口ポート41を介してウォータポンブ12及びヒー
タ回路に送水さ五る。従って発熱器22で発生した熱は
、ヒーク放熱器44を経て自動車の車室内に放出される
。なお、前記ラビリンス構造に代え、シャフト25に一
方の歯車を固定し、他方の歯車をカバ一体に設けた内歯
歯車として回転自由に支承すると共に、両歯車の噛合歯
間に粘性流体を封入するようにしたギャボンブ機構とす
ることもできる。
ると共に、送水循環作用を受けており、入口ポー140
と出口ポート41を介してウォータポンブ12及びヒー
タ回路に送水さ五る。従って発熱器22で発生した熱は
、ヒーク放熱器44を経て自動車の車室内に放出される
。なお、前記ラビリンス構造に代え、シャフト25に一
方の歯車を固定し、他方の歯車をカバ一体に設けた内歯
歯車として回転自由に支承すると共に、両歯車の噛合歯
間に粘性流体を封入するようにしたギャボンブ機構とす
ることもできる。
ここで水温が所定値以上になれば粘性流体の温度も上昇
し、ロータ33から回転体への回転伝達も弱くなり、ま
た電磁クラッチ29はオフとなり、発熱器22は発熱を
停止する。なお、この装置の発熱能力は粘性流体の粘性
係数によって予め設定することができる。またクラソチ
は第2図の電磁クラ・ノチ29に限らず、多板式油圧ク
ラッチ、空気圧クラソチ、粘性流体クラソチ、乾式クラ
ッチ等の一般のクラソチ機構であってもよい。
し、ロータ33から回転体への回転伝達も弱くなり、ま
た電磁クラッチ29はオフとなり、発熱器22は発熱を
停止する。なお、この装置の発熱能力は粘性流体の粘性
係数によって予め設定することができる。またクラソチ
は第2図の電磁クラ・ノチ29に限らず、多板式油圧ク
ラッチ、空気圧クラソチ、粘性流体クラソチ、乾式クラ
ッチ等の一般のクラソチ機構であってもよい。
以上詳細に説明した如く本発明の発熱器は、粘性流体を
用いた液体一液体間の熱交換であるため、従来のような
気体一液体間の排気熱交換器よりも熟効率がよく、かつ
コンパクトに構或することができ、また排気による目詰
りの心配も全くない。また低負荷走行時においてもエン
ジンが回転しているため、シャフトを介して発熱器から
熱を発生することができる。更に回転体に固定されたイ
ンペラにより、ハウジング内のエンジン冷却水の循環が
行われるため、エンジン冷却水を循環させるウォータポ
ンプのサイズを小さくすることができる。また本発明は
エンジンの排気ガス温のみの場合に比べ、粘性流体によ
る発熱を付加するため、始動時において、例えば40℃
とするのに従来の半分の時間でよい。
用いた液体一液体間の熱交換であるため、従来のような
気体一液体間の排気熱交換器よりも熟効率がよく、かつ
コンパクトに構或することができ、また排気による目詰
りの心配も全くない。また低負荷走行時においてもエン
ジンが回転しているため、シャフトを介して発熱器から
熱を発生することができる。更に回転体に固定されたイ
ンペラにより、ハウジング内のエンジン冷却水の循環が
行われるため、エンジン冷却水を循環させるウォータポ
ンプのサイズを小さくすることができる。また本発明は
エンジンの排気ガス温のみの場合に比べ、粘性流体によ
る発熱を付加するため、始動時において、例えば40℃
とするのに従来の半分の時間でよい。
第l図は本発明の実施例を示す車両用暖房装置の回路図
、第2図は第1図の要部の拡大断面図、第3図は従来の
エンジン暖機装置の回路図である。 図の主要部分の説明 1l−・一エンジン l2−・・ウォータボンプ
l3一循環路 14− ラジエータ18・−ベ
ルト 19− ヒーク回路21一水温センサ
22一発熱器 23−・・ボディ 24− コイル25−・・
シャフト 26・一・人カプーリ29一電磁クラ
ッチ 30. 31−ハウジング33− ロータ
34・一カバー(回転体)35・一ケーシング(
回転体) 38− インペラ 39−・・受熱室(エンジン冷却水通路)4〇一人口ポ
ート 41・・一出ロポート42・・・制御装置
44− ヒータ放熱器特 許出願人 アイシン精機株式会社 第3図
、第2図は第1図の要部の拡大断面図、第3図は従来の
エンジン暖機装置の回路図である。 図の主要部分の説明 1l−・一エンジン l2−・・ウォータボンプ
l3一循環路 14− ラジエータ18・−ベ
ルト 19− ヒーク回路21一水温センサ
22一発熱器 23−・・ボディ 24− コイル25−・・
シャフト 26・一・人カプーリ29一電磁クラ
ッチ 30. 31−ハウジング33− ロータ
34・一カバー(回転体)35・一ケーシング(
回転体) 38− インペラ 39−・・受熱室(エンジン冷却水通路)4〇一人口ポ
ート 41・・一出ロポート42・・・制御装置
44− ヒータ放熱器特 許出願人 アイシン精機株式会社 第3図
Claims (1)
- 自動車のエンジンに連動して、エンジン温が設定値以下
の時はオン、設定値以上になるとオフ状態となるクラッ
チ機構を介して回転制御されるシャフト、エンジンに固
定され前記シャフトの一端を回転支持するボディ、前記
シャフトの他端に固定されたロータ、前記シャフトに回
転可能に支持され前記ロータを回転可能に内包すると共
に、該ロータと液密的隙間を有し、該隙間内に封入され
た粘性流体を介して該ロータより回転が伝えられる回転
体、該回転体に固定されて該回転体の回転に抵抗を与え
、該回転体とロータとの間に相対回転を生ぜしめて熱エ
ネルギーを発生させるインペラ、該インペラ及び回転体
を内包し、その周囲に循環水の通路を形成すると共に、
該循環水の入口及び出口ポートを有するハウジングとよ
りなることを特徴とする車両用暖房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19066389A JPH07115581B2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 車両用暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19066389A JPH07115581B2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 車両用暖房装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0357877A true JPH0357877A (ja) | 1991-03-13 |
JPH07115581B2 JPH07115581B2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=16261833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19066389A Expired - Lifetime JPH07115581B2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 車両用暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07115581B2 (ja) |
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5333679A (en) * | 1992-06-19 | 1994-08-02 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Climate control system for motor vehicle |
EP0825045A2 (en) * | 1996-08-21 | 1998-02-25 | Denso Corporation | Heating apparatus for vehicle, using heat-generating unit |
EP0830962A2 (en) * | 1996-09-20 | 1998-03-25 | Denso Corporation | Auxiliary heat source apparatus for vehicle and heating apparatus employing the same |
EP0832771A2 (en) * | 1996-09-30 | 1998-04-01 | Denso Corporation | Heating apparatus for vehicle, having heat-generating unit |
EP0834411A2 (en) * | 1996-10-01 | 1998-04-08 | Denso Corporation | Heating apparatus for vehicle |
EP0834413A2 (en) * | 1996-10-02 | 1998-04-08 | Denso Corporation | Heating apparatus for vehicle, having heat-generating unit |
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EP0844445A1 (en) | 1996-11-20 | 1998-05-27 | Denso Corporation | Viscous fluid heat generator |
US5788151A (en) * | 1996-10-09 | 1998-08-04 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Viscous fluid type heat generators |
US5829675A (en) * | 1996-04-08 | 1998-11-03 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Method and apparatus for controlling operation of auxiliary heating system of vehicle |
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