JPH0357678B2 - - Google Patents

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JPH0357678B2
JPH0357678B2 JP57150324A JP15032482A JPH0357678B2 JP H0357678 B2 JPH0357678 B2 JP H0357678B2 JP 57150324 A JP57150324 A JP 57150324A JP 15032482 A JP15032482 A JP 15032482A JP H0357678 B2 JPH0357678 B2 JP H0357678B2
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JP
Japan
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video signal
signal
supplied
horizontal
scanning line
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JP57150324A
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Yutaka Tanaka
Yasunari Ikeda
Hiroshi Nakano
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/01Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
    • H04N7/0117Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving conversion of the spatial resolution of the incoming video signal
    • H04N7/012Conversion between an interlaced and a progressive signal

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Graphics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、インターレース方式の映像信号が供
給され、ノンインターレース表示をするようにし
た倍走査テレビジヨン受像機に関する。
背景技術とその問題点 一般にインターレース方式による画面表示は、
走査線が525本である場合には262.5本で1フイー
ルドが構成され、これを60Hzで送ることにより面
フリツカが抑えられている。また、垂直解像度を
得るために次のフイールドは1/2走査線間隔だけ
ずらして走査されるようになされている。
しかしながらこの場合、巨視的には60枚/秒の
像数であつても、微視的に見れば1本の走査線は
1/30秒毎に光つており、その表示周期は1/30秒で
ある。そのため、この1本の走査線の発光がちら
つき、いわゆるフリツカとして視覚に感じてしま
う。即ちラインフリツカが存在するものである。
このラインフリツカを軽減するためには、1本
の走査線の表示周期を1/30秒より短かくすればよ
い。そこで従来、水平周期数が2倍の倍速走査が
される倍走査テレビジヨン受像機が提案されてい
る。この場合、面、ライン共にその表示周期は1/
60秒とされ、面フリツカ及びラインフリツカを感
じることはない。
この水平周波数が2倍とされた倍速走査を行な
うために、インターレース方式の映像信号は、水
平周波数が2倍とされたノンインターレース方式
の映像信号に変換されて受像管に供給される。
この変換方法としてはフレームメモリを用いる
方法が提案されているが、フレームメモリは高価
であるため実用的ではない。また、ラインメモリ
を用いる方法として第1図及び第2図に示す方法
が提案されている。
まず、第1図に示すものは、前の走査線の映像
信号と次の走査線の映像信号とは同じであると予
測し、前の走査線の映像信号をそのまま補間信号
とする、いわゆる前値予測の方法である。
同図において、1は入力端子を示し、この入力
端子1にはインターレース方式の映像信号Si(第
3図Aに図示)が供給される。また、2及び3は
夫々ラインメモリであり、書き込み速度に対して
読み出し速度が2倍となるようにされている。ま
た、4及び5は夫々切換えスイツチであり、1H
(1水平期間)毎にその状態が切換えられ、切換
スイツチ4がメモリ2及び3の一方の側に切換え
られるとき切換スイツチ5は他方の側に切換えら
れる。この場合、入力端子1に供給される映像信
号Siは、メモリ2及び3に交互に1H分ずつ書き
込みがされると共に、このメモリ2及び3の一方
に書き込みがされている1Hに、他方のメモリ3
及び2からは前の1Hに書き込まれた映像信号の
1H分が2回続けて読み出され、これが出力端子
6に得られる。従つてこの場合、出力端子6には
映像信号Siの各走査線の映像信号が1/2Hの周期
をもつて2回ずつ連続する、水平周波数が2倍と
されたノンインターレース方式の映像信号SNI(第
3図Bに図示)が得られる。
また、第2図に示すものは、補間すべき走査線
の映像信号は、その前後の走査線の映像信号の算
術平均であると予測し、この映像信号を補間信号
とする、いわゆる平均値予測の方法である。
同図において、2Aおよび3Aは夫々はライン
メモリ、4A及び5Aは夫々切換スイツチであ
り、第1図に示す、メモリ2及び3、切換えスイ
ツチ4および5と同等の動作をする。従つて、切
換スイツチ5Aからは、入力映像信号Siの各走査
線の映像信号1/2Hの周期をもつて2回連続する
映像信号が得られる。この映像信号は、直線及び
1/2Hの遅延時間を有する遅延線7を介して加算
器8に供給される。この加算器8からはこれら2
つの映像信号の加算されたものが出力され、レベ
ル調整器9で1/2レベルとされた後出力端子6に
供給される。従つてこの場合、出力端子6には、
映像信号Siの各走査線の映像信号とこの映像信号
及びこれに続く映像信号の2つの映像信号の算術
平均された映像信号とが1/2H毎に交互に得られ
る水平周波数が2倍とされたノンインターレース
方式の映像信号SNI′(第3図Cに図示)が得られ
る。
このように得られた水平周波数が2倍とされた
ノンインターレース方式の映像信号SNI及びSNI
を受像管に供給し倍速走査を行なえば、上述した
ように面フリツカ及びラインフリツカを感じるこ
とがなくなる。
しかしながら、以上のようなノンインターレー
ス方式の映像信号SNI及びSNI′を使用して倍速走
査がなされた倍走査テレビジヨン受像機は以下の
ような欠点を有するものとなる。
まず、第1図に示す前値予測の方法で補間信号
が得られたノンインターレース方式の映像信号
SNIを使用したものは、同一映像信号の走査線が
2本ずつ続くことになるので、斜線方向成分が階
段状となる。これは静止画像のときはわかりずら
いが、動画像においては視聴者の目が動きとして
追いかけるので、かなりの画質劣化の要因とな
る。そして、これは画面サイズが大なる程大とな
る。
また、第2図に示す平均値予測の方法で補間信
号が得られたノンインターレース方式の映像信号
SNI′を使用したものは、補間された走査線の映像
信号は、その前後の算術平均されたものであるの
で、この積分作用により、例えば斜線方向成分が
階段状となることは第1図例に比して緩和され
る。しかし、この映像信号SNI′は、第1図例で得
られる映像信号SNIをさらに垂直方向のローパス
フイルタ〔7,8,9〕を通したものであるか
ら、垂直方向のステツプレスボンスが悪くなり、
垂直解像度が第1図例の場合に比して劣化する。
即ち、第4図に示す画面のA−A′線上におけ
る走査線のステツプ応答は第5図に示すようにな
る。第5図において、「○」は奇数フイールド、
「×」は偶数フイールドの走査線に対応する。同
図Bに示すものは、第1図に示す前値予測の方法
で補間信号が得られた映像信号SNIを使用したと
きのものであり、2ラインで立上つている。これ
に対して同図Cに示すものは第2図に示す平均値
予測の方法で補間信号が得られた映像信号SNI′を
使用したときのものであり、3ラインで立上つて
いる。また、同図Aに示すものは、インターレー
ス方式の映像信号Siを使用したときのものであ
る。
このように、第1図に示す前値予測の方法によ
れば、例えば第7図に示すような斜線パターンの
辺のような斜線方向成分が階段状となり、こ
れにより画質劣下を生じる。
一方、第2図に示す平均値予測の方法によれ
ば、積分効果によりこの画質劣下は緩和される
が、垂直方向の解像度が劣下する。例えば第6図
に示すような窓枠パターンを考えると、辺及
びの解像度が劣下して、いわゆる“ボケ”を
生じる。
ところで、第1図に示す前値予測の方法により
画質劣下をもたらす画像信号領域は、第7図に示
すような斜線パターンの辺に示すように、垂
直方向及び水平方向に高域成分を有する領域であ
る。高域成分を有する領域とは輝度変化が急激な
ところである。第6図に示す窓枠パターンにおい
ては角A,B,C,Dのみである。
発明の目的 本発明は斯る点に鑑みてなされたもので、上述
した例えば斜線パターンの斜線方向成分が階段状
となり画質が劣下すること及び例えば窓枠パター
ンの垂直解像度が劣下することを同時に防止する
ようにしたものである。
発明の概要 本発明は上記目的を達成するため、インターレ
ース方式の画像信号が供給され、ノンインターレ
ース表示をするようにした倍走査テレビジヨン受
像機において、上記映像信号の水平方向と垂直方
向の高域成分が同時に存在しない領域では現在の
走査線の前もしくは後の走査線信号を補間信号と
し、同時に存在する領域では前後の走査線信号の
算術平均したものを補間信号とするようにしたも
のである。
本発明はこのように構成され、映像信号の水平
方向と垂直方向の高域成分が同時に存在しない領
域では、前値予測による補間信号が使用され、同
時に存在する領域では、平均値予測による補間信
号が使用されるので、例えば斜線パターン(第7
図に図示)の斜線方向成分が段階状となり画質が
劣下する前値予測の方法による欠点と、例えば窓
枠パターン(第6図に図示)の垂直解像度が劣下
する平均値予測の方法による欠点とを同時に防止
することができる。
実施例 以下、第8図を参照しながら本発明による倍走
査テレビジヨン受像機の一実施例について説明し
よう。この第8図において、第1図及び第2図と
対応する部分には同一符号を付し、その詳細説明
は省略する。
同図において、21はアンテナ、22はチユー
ナ、23は映像中間周波増幅器、24は映像検波
回路である。この映像検波回路24より得られる
映像信号Si(第3図Aに図示)は、増幅器25に
て増幅された後A−D変換器26でデジタル信号
に変換され、倍速信号変換回路27に供給され
る。
この変換回路27は前値予測の方法により補間
信号を得る上述した第1図例と同様のものであ
り、切換スイツチ5からは映像信号Siの各走査線
の映像信号が1/2Hの周期をもつて2回ずつ連続
する水平周波数が2倍とされたノンインターレー
ス方式の映像信号SNI(第3図Bに図示)が得られ
る。
この映像信号SNIは遅延時間τ1を有する遅延線
28を介して切換スイツチ29の一方の固定端子
29aに供給される。遅延線28は後述する水平
方向のハイパスフイルタを構成すると共に、これ
にて検出される信号との時間調整のために設けら
れたものである。
また、変換回路27からの映像信号SNIは遅延
線28を介された後、直接及び遅延線7を介して
加算器8に供給され、その加算出力はレベル調整
器9で1/2レベルとされる。ここで、変換回路2
7、遅延回路線7、加算器8、レベル調整器9の
部分は、平均値予測の方法で補間信号が得られた
ノンインターレース方式の映像信号SNI′を得る上
述した第2図例と同様の構成である。従つて、レ
ベル調整器9からは、映像信号Siの各走査線の映
像信号とこの映像信号及びこれに続く映像信号の
2つの映像信号の算術平均された映像信号とが1/
2H毎に交互に得られる水平周波数が2倍とされ
たノンインターレース方式の映像信号SNI′(第3
図Cに図示)が得られる。そして、これが切換ス
イツチ29の他方の固定端子29bに供給され
る。
また、変換回路27からの映像信号SNIは遅延
線28を介された後、垂直方向の高域成分を検出
する垂直方向のハイパスフイルタ30に供給され
る。
垂直方向のハイパスフイルタ30は、遅延線
7、減算器30a及びレベル調整器30bで構成
される。遅延線28を介された映像信号SNIは、
直接及び遅延線7を介して減算器30aに供給さ
れ、その減算出力はレベル調整器30bで1/2レ
ベルとされる。従つて、このレベル調整器30b
より映像信号SNIの垂直方向の高域成分SVが得ら
れる。そして、これが絶対値回路31に供給され
てその絶対値が検出され、その絶対値出力は比較
器32の正端子に供給される。
この比較器32の負端子には所定レベルVV
垂直相関スレツシヨルドレベルが供給される。そ
してこの場合、映像信号SNIに垂直方向の高域成
分SVが存在するとき、絶対値回路31より、比
較器32の正端子に供給される絶対値出力はレベ
ルVVより大となり、比較器32の出力側には高
レベル“1”の信号が得られる。
また、変換回路27からの映像信号SNIは、水
平方向の高域成分を検出する水平方向のハイパス
フイルタ33に供給される。
水平方向のハイパスフイルタ33は遅延線2
8、遅延時間τ2(例えばτ1と同じ)を有する遅延
線33a、レベルを−1/4とするレベル調整器3
3b,33c、レベル1/2とするレベル調整器3
3d、加算器33eで構成される。映像信号SNI
は、レベル調整器33bを介して、遅延線28及
びレベル調整器33dを介して、さらに遅延線2
8,33a及びレベル調整器33cを介して加算
器33eに供給されて加算される。従つて、加算
器33eより映像信号SNIの水平方向の高域成分
SHが得られる。そして、これが絶対値回路34に
供給されてその絶対値が検出され、その絶対値出
力は比較器35の正端子に供給される。
この比較器35の負端子には所定レベルVH
水平相関スレツシヨルドレベルが供給される。そ
してこの場合、映像信号SNIに水平方向の高域成
分SHが存在するとき、絶対値回路34より比較器
35の正端子に供給される絶対値出力はレベル
VHより大となり、比較器35の出力側にはレベ
ル“1”の信号が得られる。
比較器32及び35の出力はアンド回路36に
供給される。従つて、アンド回路36からは、映
像信号SNIの水平方向と垂直方向の高域成分が同
時に存在しない領域では低レベル“0”の信号が
得られ、同時に存在する領域では高レベル“1”
の信号が得られる。
このアンド回路36の出力は、切換スイツチ2
9に切換制御信号として供給される。そして、切
換スイツチ29はアンド回路36の出力が低レベ
ル“0”となるとき、可動端子29cは一方の固
定端子29aに接続され、この出力が高レベル
“1”となるとき、可動端子29cは他方の固定
端子29bに接続されるようになされる。
結局、切換スイツチ29の可動端子29cに
は、映像信号SNI、即ち、映像信号Siの水平方向
と垂直方向の高域成分が同時に存在しない領域で
は映像信号SNI、同時に存在する領域では映像信
号SNI′となる映像信号SNI *が得られる。
この映像信号SNI *は、D−A変換器37にてア
ナログ信号とされた後、増幅器38を通じて受像
管39に供給される。
また、映像検波回路24より得られる映像信号
Siは、同期分離回路40に供給され、この同期分
離回路40より水平同期信号PH及び垂直同期信
号PVが得られる。これら同期信号PV及びPHはコ
ントローラ41に供給され、このコントローラ4
1においては、これらの同期信号に基づき、倍速
信号変換回路27の切換スイツチ4,5のコント
ロール信号等SCが形成される。
また、垂直同期信号PVは垂直偏向回路42に
供給され、これより偏向コイル39aに垂直偏向
信号が供給される。また、水平同期信号PHは逓
倍器43にて2逓倍された後水平偏向回路44に
供給され、これより偏向コイル39aに水平偏向
信号が供給される。
結局、受像管39には、映像信号SNI *による走
査線が2倍とされたノンインターレースが表示さ
れる。
本例は以上述べたように、映像信号Siの水平方
向と垂直方向の高域成分が同時に存在しない領域
では、前値予測の方法で補間信号が得られた映像
信号SNI、同時に存在する領域では、平均値予測
の方法で補間信号が得られた映像信号SNI′となる
映像信号SNI *を使用しているので、例えば斜線パ
ターン(第7図に図示)の斜線方向成分が階段状
となり画質が劣下する前値予測の方法による欠点
と、例えば窓枠パターン(第6図に図示)の垂直
解像度が劣下する平均値予測の方法による欠点と
を同時に防止することができる。
尚、第8図例において、倍速信号変換回路27
を構成するメモリ2及び3をアナログメモリとす
れば、アナログ的に動作するようにもできる。こ
の場合、A−D変換器26及びD−A変換器37
は不要となる。
次に、第9図は本発明の他の実施例を示すもの
である。この例において、第8図と対応する部分
には同一符号を付して示す。
この第9図例は、2ビーム方式の受像管39′
が使用された倍走査テレビジヨン受像機を示すも
のである。
この第9図例の場合、第1のカソードK1に係
る第1のビームBn1と第2のカソードK2に係る第
2のビームBn2とは画面上においてインターレー
ス方式における走査線間隔の1/2の間隔をもつて
隣接された状態で同時に走査されるものである。
走査線が525本のとき1ビーム方式の場合には
1フイールド内で262.5本の走査線しか発光しな
いが、この第9図例の場合には本来次のフイール
ドで発光すべき残りの262.5本の走査線について
も、第2のビームBn2で走査することにより発光
し、1フイールド内に525本の走査線全てを発光
させることができ、従つて、各走査線の表示周期
が1/60秒であるインターレース表示がなされる。
この第9図に示す例において、第1のビーム
Bn1に係る第1のカソードK1には本来の信号が第
2のビームBn2に係る第2のカソードK2には補間
信号が供給される。この補間信号としては、映像
信号Siの水平方向と垂直方向の高域成分が同時に
存在しない領域では、前値予測による補間信号が
使用され、同時に存在する領域では、平均値予測
による補間信号が使用される。
第9図において映像検波回路24より得られる
映像信号Siは、増幅器25で増幅された後、遅延
線28,7′及び増幅器45を通じて第1のカソ
ードK1に供給される。遅延線7′は例えばライン
メモリよりなり1Hの遅延時間を有するものであ
る。
また、映像信号Siの遅延線28及び7′を介さ
れた信号は、補間信号S01として切換スイツチ2
9の一方の固定端子29aに供給される。この補
間信号S01は、第1のカソードK1に供給される各
走査線の映像信号と同じである前値予測の方法に
よるものである。
また、映像信号Siの遅延線28を介された信
号、遅延線28及び7′を介された加算器8に供
給される。そして、その加算出力はレベル調整器
9にて1/2レベルとされた後補間信号S02として切
換スイツチ29の他方の固定端子29bに供給さ
れる。この補間信号S02は、第1のカソードK1
供給される一つの走査線の映像信号とこれは続く
走査線の映像信号の算術平均されたもので、平均
値予測の方法によるものである。
また、映像信号Siは遅延線28を介された後、
垂直方向を高域成分を検出する垂直方向のハイパ
スフイルタ30′に供給される。垂直方向のハイ
パスフイルタ30′は、遅延線7′、減算器30a
及びレベル調整器30bで構成される。遅延線2
8を介された映像信号Siは、直接及び遅延線7′
を介して減算器30aに供給され、その減算出力
はレベル調整器30bにて1/2レベルとされる。
従つて、この垂直方向のハイパスフイルタ30′
からは映像信号Siの高域成分SVが得られ、これが
絶対値回路31に供給される。
また、映像信号Siは水平方向のハイパスフイル
タ33に供給され、このハイパスフイルタ33よ
り映像信号Siの水平方向の高域成分SHが得られ
る。そして、これが絶対値回路34に供給され
る。
絶対値回路31,34、比較器32,35、ア
ンド回路36及び切換スイツチ29は、上述した
第8図例と同様に構成される。
結局、切換スイツチ29の可動端子29cに
は、映像信号Siの水平方向と垂直方向の高域成分
が同時に存在しない領域では補間信号S01、同時
に存在する領域では補間信号S02となる補間信号
S0が得られる。
この補間信号S0は増幅器46を介して受像管3
9′に供給される。
また、この第9図において、同期分離回路40
で得られる同期信号PV及びPHは夫々垂直及び水
平偏向回路42及び44に供給され、夫々より偏
向コイル39aV及び39aHに偏向信号が供給さ
れる。
この第9図例において、切換スイツチ29より
第2のカソードK2に供給される補間信号S0は、
映像信号Siの水平方向と垂直方向の高域成分が同
時に存在しない領域では前値予測の方法による補
間信号S01、同時に存在する領域では平均値予測
の方法による補間信号S02となるので、上述した
第8図例と同様の作用効果を得ることができる。
この第9図例においては信号をアナログ的に取
扱うように構成したものであるが、第8図例同様
にデジタル的に取扱うように構成することもでき
る。
尚、倍走査カラーテレビジヨン受像機に本発明
を適用する場合には、色差信号は2度書き(前値
予測の方法)すればよい。色差信号は狭帯域であ
り、このように単純に2度書しても上述したよう
な画質劣下を来たすことがないからである。
発明の効果 以上述べた実施例からも明らかなように、本発
明による倍走査テレビジヨン受像機によれば、映
像信号の水平方向と垂直方向の高域成分が同時に
存在しない領域では、現在の走査線の前もしくは
後の走査線信号を補間信号とする前値予測による
補間信号を使用し、同時に存在する領域では、前
後の走査線信号を算術平均したものを補間信号と
する平均値予測による補間信号を使用するもので
あるから、例えば斜線パターン(第7図に図示)
の斜線方向成分が階段状となり画質が劣下する前
値予測の方法による欠点と、例えば窓枠パターン
(第6図に図示)の垂直解像度が劣下する平均値
予測の方法による欠点とを同時に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々従来の倍速信号変換回
路の例を示す構成図、第3図〜第7図は夫々その
説明に供する線図、第8図は本発明による倍走査
テレビジヨン受像機の一実施例を示す構成図、第
9図は本発明の他の実施例を示す構成図である。 7は遅延線、8は加算器、9はレベル調整器、
27は倍速信号変換回路、29は切換スイツチ、
30は垂直方向のハイパスフイルタ、33は水平
方向のハイパスフイルタ、39は受像管である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 インターレース方式の映像信号が供給され、
    ノンインターレース表示をするようにした倍走査
    テレビジヨン受像機において、上記映像信号の水
    平方向と垂直方向の高域成分が同時に存在しない
    領域では現在の走査線の前もしくは後の走査線信
    号を補間信号とし、同時に存在する領域では前後
    の走査線信号の算術平均したものを補間信号とす
    る倍走査テレビジヨン受像機。
JP57150324A 1982-08-30 1982-08-30 倍走査テレビジヨン受像機 Granted JPS5940771A (ja)

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JP57150324A JPS5940771A (ja) 1982-08-30 1982-08-30 倍走査テレビジヨン受像機

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JP57150324A JPS5940771A (ja) 1982-08-30 1982-08-30 倍走査テレビジヨン受像機

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JPS5940771A JPS5940771A (ja) 1984-03-06
JPH0357678B2 true JPH0357678B2 (ja) 1991-09-02

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ID=15494526

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JPS5940771A (ja) 1984-03-06

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