JPH0357457A - 体内埋込型ポンプ - Google Patents

体内埋込型ポンプ

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Publication number
JPH0357457A
JPH0357457A JP1192844A JP19284489A JPH0357457A JP H0357457 A JPH0357457 A JP H0357457A JP 1192844 A JP1192844 A JP 1192844A JP 19284489 A JP19284489 A JP 19284489A JP H0357457 A JPH0357457 A JP H0357457A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catheter
screw
intra
injection
drug
Prior art date
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Pending
Application number
JP1192844A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Kono
小納 良一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Publication of JPH0357457A publication Critical patent/JPH0357457A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は生体内に埋め込んで比較的長い期間にわたって
薬剤等を投与するために使用する体内埋込型ボンブに関
する。
[従来の技術] この種の体内埋込型ボンブとして、特公昭51−307
19号公報や特公昭55一46195号公報等の先行例
に示されている。そして、一般に、従来の体内埋込型ポ
ンプは、密閉室に充填した例えばフレオンガスの体温に
よる只化圧で、リザーバを収縮させ、そのリザーバに貯
留した薬液を体内の目的部位へ送り出すようにしてある
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、この注入方式では、注入量が体温や気圧
等の様々な条件によってかなりの影幽を受ける。このた
め、安定した注入量で薬液を確実に投与できにくかった
ところで、この種の体内埋込型ポンブに、一般的なスク
リューポンプを利用して薬液の送出を行う新規な手段を
採用しようとする場合、そのスクリューを回転させるた
めのシャフト部が必要であり、そのシャフト部のシール
としてはOリングを使うことになる。
しかし、この場合、Oリングの摩擦により、より多くの
消費電力が必要であり、結果として大型化、構造の複雑
化が生じ、体内埋込みに適した構遣とならなくなる。
本発明は上記課題に着目してなされたもので、その目的
とするところは、比較的簡単な構成により、スクリュー
の回転負荷を増加させることなく、正確な薬液の投与を
可能とした体内迎込型ポンプを堤供することにある。
[3題を解決する手段および作用] 上記課題を解決するために本発明の体内埋込型ボンプは
、カテーテルと、このカテーテル内に収納された薬液送
出用スクリューと、上記カテーテルの基端側に連通ずる
閉塞空間に配置したスクノユ−回転駆動用モータと、上
記閉塞空間側から上記カテーテル内にわたって配置され
上記スクリューと上記モータを連結する回転力伝達用シ
ャフトと、上記カテーテルの送液用管路内に連通され薬
剤を収納するリザーバとを具備してなるものである。
カテーテル内に収納された薬液送出用スクリュと、その
カテーテルの基端側に配置したスクリュ一回転駆動用モ
ータとのIHJを接続する回転力伝達用シャフトを、上
記閉塞空間側からカテーテル内にわたり配置したから、
特別なンールGW aが不用である。このため、比較的
簡111な構成により、スクリューの回転負荷を増加さ
せることな<、1E確な薬液の投与が可能となる。
[実施例] 第1図ないし第4図は本発明の第1の大施例を示すもの
である。第1図および第2図は体内埋込型ボンブ1の全
体を示し、これは第3図で示すように皮膚Aの下に埋め
込まれて使用される。
この体内埋込型ボンプ1の具体的な構成を以下に説明す
る。すなわち、体内埋込型ボンプ1は、駆動ユニット2
と、この駆動ユニット2に接続される薬液ボート3と注
入カテーテル4とからなる。
薬液ボート3は注入カテーテル4の一部へ連通ずる。
駆動ユニット2のハウジング2a″は非仲展性の材料か
らなり、この内部には、モータ5、減速ギア6、エンコ
ーダ7より溝成した駆動部8と、これらと第1のリード
1iI9を介して接続した制御部10と、図示しないバ
ッテリー等を組み込んである。これらは上記ハウジング
2aにより覆われ、全体として一体的な構成となってい
る。また、駆動部8から制御部10を仕切る壁11には
孔12が設けられ、この孔12を通じて上記第1のリー
ド線9が導通されている。そして、この孔12は接着剤
等の密封剤13により塞がれている。しかして、上記駆
動部8は非伸展性の閉塞空間2b内に密封状態で固定さ
れている。
また、この駆動ユニット2には注入カテーテル4が演密
的に接続されている。注入カテーテル4はポリウレタン
等の非伸展性のマルチルーメンチューブから形成され、
その1つのルーメンを後述する回転ワイヤ14を通す駆
動用管路15とし、他の1つのルーメンを後述する送液
管路27としてある。駆動用管路15は駆動ユニット2
における駆動部8を配置する閉塞空間2b内に連通ずる
状態で接続されている。
そして、駆動部8には回転駆動用シャフトとしての上記
回転ワイヤ14の基端を接続してある。
この回転ワイヤ14は例えばポリウレタン等の非仲展性
の材料からなり、この先端側は注入カテーテル4の駆動
管路15の先端部近傍まで延び、注入カテーテル4の先
端部内に陀置したスクリュ16に接続されている。スク
リュー16は第4図に示すように外周に螺旋状の送液溝
17を有した略雄ねじ状の形状に形成してなり、上記駆
動管路15の先端部からなる内腔の内面に近接して配置
されている。さらに、スクリュー16の先端は、注人口
18近傍まで延びている。
また、上記薬液ボート3は第3図で示すように構成され
ている。すなわち、薬液ポート3の本体3aには皮膚A
側の面に向かって開口する穿刺孔19を備えている。穿
刺孔19の内部には後連する注射針が突き通される穿刺
壁20が設けられており、この穿刺壁20は自己シール
性を有するシリコンゴムにて構成されている。穿刺孔1
9の下方には針止め壁21を設け、さらに薬液を貯留す
るリサーハ室22が、連通孔23を介して設けられてい
る。また、リザーバ室22は伸縮可能なシリコンゴムか
らなる弾性膜24で構威してある。
そして、リザーバ室22に連通する送液口25を課け、
この送液口25に対して薬液チューブ26を接続してあ
る。この薬液チューブ26はマルチルーメンチューブで
形成された上記注入カテーテル4の送液管路27に接続
具28を介して連通ずるように接続してある。
また、注入カテーテル4の送液管路27の前後両端はそ
れぞれ閉塞剤2g,2gによって閉塞されている。そし
て、送液管路27の先端側付近の途中で薬液開口30を
通じて駆動管路15に連通している。つまり、この送液
管路27は注入カテーテル4の先端近傍で駆動管路15
側のスクリュー16付近に連通している。なお、薬液チ
ューブ26と注入カテーテル4の接続部は、接続ノ\ウ
ジング31により一体にモールデイングしてある。
さらに、薬液ボート3における穿刺壁20の周囲には、
図示しないコントローラとの信号やエネルギの送受を行
なうための電磁コイル32を設けてあり、この電磁コイ
ル32は第2のリード線33により駆動ユニット2の制
御部10へ接続されている。なお、この第2のリード線
33は駆動ユニット2と薬液ポート3とを互いに連結す
る、例えばポリイシド等の非伸展性材よりなる連結帯3
4の中を通っている。
次に、上記体内埋込み型ポンプ1の動作を説明する。こ
の体内埋込型ボンプ1の駆動ユニット2、薬液ボート3
、および注入カテーテル4を皮膚Aの下に埋め込むとと
もに、注入カテーテル4の先端を、薬液の注入目的部位
、例えば肝癌に対する抗癌剤の注入の場合には肝動脈内
へ留置して固定する。
薬液ボート3のリザーバ室22へ薬液を注入する場合に
は次のように行う。まず、図示しない薬液シリンジの注
射針を経皮的に、その薬戚ポート3の穿刺壁20へ貫通
させる。そして、リザーノ〈室22へ薬液を注入する。
これによりリザーバ室22を形成する弾性膜24が伸展
してリザーバ室22内に薬演が貯留される。
また、薬剤の生体内の目的部位に注入する場合には、電
磁コイル32により事前に、薬剤の注入プログラムを制
御部10ヘセットしておく。そして、この制御部10か
らの信号によりモータ5を回転動作させ、回転ワイヤ1
4を通じて注入カテーテル4の先端部にあるスクリュー
16を回転させる。スクリュー16が回転することによ
り、そのスクリュー16の外周面に形或した送液溝17
の進み作用により送液管路27を通じてリザーバ室22
からの薬剤を徐々に注入口18の方へ送り出し、その注
入口18から目的部位に投与する。
このときの薬剤の注入量は、スクリュー16の回転量で
制御する。
上記構成において、薬液開口30より、駆動管路15か
らハウジング2aの駆動部8内で構成される閉塞空間2
bに至る部分の周囲は非仲展性材料で形成され、伸展性
のない空間であるとともに、その内側が閉塞される空間
である。このことから、その閉塞空間2b側へ薬液や体
液が逆流してくることはない。
また、回転ワイヤ14等を、特にOリング等の回転の抵
抗になる部材を用いて封止することなく、駆動部8への
薬液や体液の逆流を実現できる。したがって、構造の単
純化が図れる。さらに、回転ワイヤ14を通じてスクリ
ュー16を回転駆動するときの抵抗が大幅に減少し、消
費エネルギの低減化が図れるとともに、その駆動部8や
、バッテリ部の小型化が図れ、体内埋込型ポンブ]の小
形化により体内侵襲度の低減が可能である。
また、スクリュー16からなるポンプ部を庄人カテーテ
ル4の先端にある注入口18の近傍に設けたことで、途
中経路での各種の影響を受けることなく、正確かつ安定
した注入量の制御を丈現できる。
第5図は本発明の第2の実施例を示すものである。この
実施例において、上記第1の実施例と異なるのは次の点
である。
まず、注入カテーテル4の先端部に、注入目18の近接
して設けた第1の送液用スクリュ35の他に薬液開口3
0と駆動部8の間における回転ワイヤ14の途中に、第
2のスクリュー36を段ける。
また、上記注入口18として駆動管路15より内径の小
さいノズル37を有した先端チ・ソブ38を設けた。
さらに、先端チップ38には注入カテーテル4の薬戚注
入部位の圧力を検知する第1の圧カセンサ41と、送液
管路27内の圧力を測定する第2の圧カセンサ42を設
ける。そして、これらの圧カセンサ41、42はそれぞ
れリード線43,44を通じて上記制御部10に接続す
るようにしt二。
しかして、第2のスクリュー36も第1のスクリュー3
5と同様に駆動管路15の中で回転し、注入口18やリ
ザーバ室22に過大な圧力が加わった場合でも、これに
対抗して駆動管路15内を逆流しようとする薬液や体液
を排出するように動作することができる。つまり、注入
口18やリザーバ室22に過大な圧力が加わり、駆動管
路15を通じて薬戚や、体液が逆流しようとしても、そ
の第2のスクリュー36の働きにより、これらの侵入を
防止できる。
また、注入口18に駆動管路15より内径の小さいノズ
ル37を設けることで、生体側における注入部位の圧力
の影響を受けにくくなる。
さらに、この種のポンプによる送液量は、生体内におけ
る薬液の注入部位と、第1の送液用スクリュー35の上
流側の圧力差に影響されるため、上記圧カセンサ41,
42によりそれぞれの圧力を険出し、その圧力差により
各スクリュー35.36の回転数を制御するようにした
。このように各部の圧力を検出することによりスクリュ
ー3536の回転数の制御がしやすくなったので、より
正確かつ安定した薬液の注入が可能となった。
なお、この第2の実施例において、さらにスクリューを
追加してもよい。
第6図は本発明の第3の実施例を示すしのである。この
実施例は駆動ユニット2、薬液ポート3、注入カテーテ
ル4を直列に接続し、回転ワイヤ14は薬液ボート3の
リザーバ室22内を貫通して注入カテーテル4内に入り
、スクリュー35に連結する。また、第2のスクリュー
36は駆動ユニット2と、薬液ボート3との間に位置し
て設ける。その他は上記第2の実施例に同じ。この実施
例によれば、その構造がさらに小純になる。
なお、本発明は上記各実施例のものに限定されるもので
はなく、その要旨を変えない範囲で種々の変形例が考え
られるものである。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、カテーテル内に収
納された薬液送出用スクリューと、そのカテーテルの基
端側に配置したスクリュー、回転駆動用モータとの間を
接続する回転力伝達用シャフトを、上記カテーテル内に
配置したから、比較的簡単な構成により、スクリューの
回転負荷を増加させることなく、正確な薬液の投与が可
能な体内埋込型ボンブを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の第1の実施例を示し、第
1図はその全体の平断面図、第2図はその全体の平面図
、第3図はリザーバ付近の側断面図、第4図はスクリュ
ー付近の側断面図である。 第5図は本発明の第2の実施例を示すその全体の弔断面
図である。第6図は本発明の第3の実施例を示すその全
体の側断面図である。 1・・・体内埋込み型ボンブ、2・・・駆動ユニット、
2b・・・閉塞空間、3・・・薬液ポート、4・・・注
入カテーテル、14・・・回転ワイヤ、15・・・駆動
管路、22・・・リザーバ 27・・・送液管路、30
・・・薬液開口、35.36・・・スクリュー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. カテーテルと、このカテーテル内に収納された薬液送出
    用スクリューと、上記カテーテルの基端側に連通する閉
    塞空間に配置したスクリュー回転駆動用モータと、上記
    閉塞空間側から上記カテーテル内にわたって配置され上
    記スクリューと上記モータを連結する回転力伝達用シャ
    フトと、上記カテーテルの送液用管路内に連通され薬剤
    を収納するリザーバとを具備してなることを特徴とする
    体内埋込型ポンプ。
JP1192844A 1989-07-26 1989-07-26 体内埋込型ポンプ Pending JPH0357457A (ja)

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JP1192844A JPH0357457A (ja) 1989-07-26 1989-07-26 体内埋込型ポンプ

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JP (1) JPH0357457A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002239000A (ja) * 2001-02-22 2002-08-27 Nikkiso Co Ltd 液体注入装置
JP2007125397A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Ethicon Endo Surgery Inc 医療用薬剤を送る構造となっている手術用ステープル留め器械
WO2022202314A1 (ja) * 2021-03-23 2022-09-29 テルモ株式会社 医療器具

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