JPH0357246Y2 - - Google Patents
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- JPH0357246Y2 JPH0357246Y2 JP1986100872U JP10087286U JPH0357246Y2 JP H0357246 Y2 JPH0357246 Y2 JP H0357246Y2 JP 1986100872 U JP1986100872 U JP 1986100872U JP 10087286 U JP10087286 U JP 10087286U JP H0357246 Y2 JPH0357246 Y2 JP H0357246Y2
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Landscapes
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、各種輸液、血液、透析液等を人体に
供給可能とする医療用液体供給装置に関する。
供給可能とする医療用液体供給装置に関する。
[従来の技術]
従来の医療用液体供給装置としては、例えば第
6図に示す装置がある。この医療用液体供給装置
10は、人体に被着されるチヨツキ11に保持さ
れてなり、該装置10はチヨツキ11に支持され
る医療用液体容器12を備える。医療液体容器1
2内には、人体に供給される各種輸液や血液又は
透析液や経腸栄養剤が収容可能とされ、該容器1
2はフツク13を介してチヨツキ11の肩部に支
持される。医療液体容器12の下方には、排出口
14が設けられ、該排出口14には樹脂等で形成
される硬質材料製のびん針15が接続される。こ
のびん針15は、軟質塩化ビニール樹脂等の軟質
樹脂、ゴム等で形成される軟質材料製の送液チユ
ーブ16の一端部と接続される。送液チユーブ1
6は、チヨツキ11の外周部に取回される状態で
支持され、容器12内の液体を給送可能としてい
る。送液チユーブ16の他端部には、注射針17
が接続される。注射針17は、バツク12から給
送される液体を人体に供給可能とし、該注射針1
7はチヨツキ11を被着する人体の腕部18に穿
刺される。両端にそれぞれびん針15、注射針1
7を接続されてなる送液チユーブ16には、携帯
医療液体ポンプ19が介装される。携帯医療液体
ポンプ19は、チヨツキ11に支持され、医療用
液体容器12内の液体を注射針17側に圧送状態
で給送可能としている。この結果、チヨツキ11
を被着する人体は、一体の圧送状態で医療液体容
器12から供給される各種輸液、血液、透析液等
を、注射針17よりうけることが可能となる。ま
た、こん装置10は、常に人体に携帯されるの
で、歩行したままの状態で、人体への医療液体の
供給が可能となる。
6図に示す装置がある。この医療用液体供給装置
10は、人体に被着されるチヨツキ11に保持さ
れてなり、該装置10はチヨツキ11に支持され
る医療用液体容器12を備える。医療液体容器1
2内には、人体に供給される各種輸液や血液又は
透析液や経腸栄養剤が収容可能とされ、該容器1
2はフツク13を介してチヨツキ11の肩部に支
持される。医療液体容器12の下方には、排出口
14が設けられ、該排出口14には樹脂等で形成
される硬質材料製のびん針15が接続される。こ
のびん針15は、軟質塩化ビニール樹脂等の軟質
樹脂、ゴム等で形成される軟質材料製の送液チユ
ーブ16の一端部と接続される。送液チユーブ1
6は、チヨツキ11の外周部に取回される状態で
支持され、容器12内の液体を給送可能としてい
る。送液チユーブ16の他端部には、注射針17
が接続される。注射針17は、バツク12から給
送される液体を人体に供給可能とし、該注射針1
7はチヨツキ11を被着する人体の腕部18に穿
刺される。両端にそれぞれびん針15、注射針1
7を接続されてなる送液チユーブ16には、携帯
医療液体ポンプ19が介装される。携帯医療液体
ポンプ19は、チヨツキ11に支持され、医療用
液体容器12内の液体を注射針17側に圧送状態
で給送可能としている。この結果、チヨツキ11
を被着する人体は、一体の圧送状態で医療液体容
器12から供給される各種輸液、血液、透析液等
を、注射針17よりうけることが可能となる。ま
た、こん装置10は、常に人体に携帯されるの
で、歩行したままの状態で、人体への医療液体の
供給が可能となる。
[考案が解決しようとする問題点]
然しながら、上記従来の医療用液体供給装置1
0にあつては、びん針15が硬質材料製、送液チ
ユーブ16が軟質材料製とされているので、チヨ
ツキ11を被着して歩行を行なつたり、また椅子
などに座る際に、びん針15を送液チユーブ16
の接合部に荷重が加わると、該接合部の近傍部分
のチユーブ16が第7図A部に示すように折れ曲
がりを起こすこととなり液体の円滑な供給が妨げ
られる不具合を生じる恐れがある。
0にあつては、びん針15が硬質材料製、送液チ
ユーブ16が軟質材料製とされているので、チヨ
ツキ11を被着して歩行を行なつたり、また椅子
などに座る際に、びん針15を送液チユーブ16
の接合部に荷重が加わると、該接合部の近傍部分
のチユーブ16が第7図A部に示すように折れ曲
がりを起こすこととなり液体の円滑な供給が妨げ
られる不具合を生じる恐れがある。
また、医療用液体供給装置10にあつては、容
器交換等において、びん針15を旧容器12から
取外し、更に新容器12に取付けるに際し、びん
針15の取外し、取付け作業性を迅速、容易に行
えるようにする必要がある。
器交換等において、びん針15を旧容器12から
取外し、更に新容器12に取付けるに際し、びん
針15の取外し、取付け作業性を迅速、容易に行
えるようにする必要がある。
本考案は、医療用液体供給装置の送液チユーブ
のうち、容器側の硬質管状部材との接合近傍部の
折れ曲がりを防止し、医療液体を確実に給送可能
とするとともに、医療液体容器の排出口に対する
硬質管状部材の取外し、取付け作業性を向上する
ことを目的とする。
のうち、容器側の硬質管状部材との接合近傍部の
折れ曲がりを防止し、医療液体を確実に給送可能
とするとともに、医療液体容器の排出口に対する
硬質管状部材の取外し、取付け作業性を向上する
ことを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
本考案は、携帯用医療液体容器と、該液体を案
内する軟質材料製送液チユーブと、該送液チユー
ブに接続されて該医療液体容器の排出口に接続さ
れる硬質管状部材と、該送液チユーブに接続され
る体内注入用管体とを有してなる医療用液体供給
装置において、該送液チユーブと該硬質管状部材
とをそれらの接合部まわりにて保持するチユーブ
ホルダを有し、該チユーブホルダは、左右の開閉
可能なホルダ部をヒンジ結合して構成され、両ホ
ルダ部の外面に、それら両ホルダ部を挟み持つて
閉じ操作し得る把持操作部を備えるとともに、両
ホルダ部に、それら両ホルダ部の閉じ状態を保持
する係合部を備え、更に、両ホルダ部の合面部
に、それら両ホルダ部の開き状態にて該硬質管状
部材の本体部を外方から自在に着脱でき、かつそ
れら両ホルダ部の閉じ状態にて該硬質管状部材の
本体部を保持する取着部を備えるとともに、両ホ
ルダ部の合面部に、該送液チユーブのうちの該硬
質管状部材との接合近傍部を所定の取回し方向に
案内保持する案内部を備えて構成されるようにし
たものである。
内する軟質材料製送液チユーブと、該送液チユー
ブに接続されて該医療液体容器の排出口に接続さ
れる硬質管状部材と、該送液チユーブに接続され
る体内注入用管体とを有してなる医療用液体供給
装置において、該送液チユーブと該硬質管状部材
とをそれらの接合部まわりにて保持するチユーブ
ホルダを有し、該チユーブホルダは、左右の開閉
可能なホルダ部をヒンジ結合して構成され、両ホ
ルダ部の外面に、それら両ホルダ部を挟み持つて
閉じ操作し得る把持操作部を備えるとともに、両
ホルダ部に、それら両ホルダ部の閉じ状態を保持
する係合部を備え、更に、両ホルダ部の合面部
に、それら両ホルダ部の開き状態にて該硬質管状
部材の本体部を外方から自在に着脱でき、かつそ
れら両ホルダ部の閉じ状態にて該硬質管状部材の
本体部を保持する取着部を備えるとともに、両ホ
ルダ部の合面部に、該送液チユーブのうちの該硬
質管状部材との接合近傍部を所定の取回し方向に
案内保持する案内部を備えて構成されるようにし
たものである。
上記本考案によれば、下記,の作用があ
る。
る。
チユーブホルダの両ホルダ部に備える取着部
に硬質管状部材を支持した状態で、送液チユー
ブのうちの該硬質管状部材との接合近傍部を案
内部にて案内保持するから、送液チユーブにお
いて折れ曲がりを生じ易い硬質管状部材との接
合近傍部での折れ曲がりを防止できる。
に硬質管状部材を支持した状態で、送液チユー
ブのうちの該硬質管状部材との接合近傍部を案
内部にて案内保持するから、送液チユーブにお
いて折れ曲がりを生じ易い硬質管状部材との接
合近傍部での折れ曲がりを防止できる。
チユーブホルダの両ホルダ部に備えられる取
着部に硬質管状部材の本体部を保持し、かつ当
該両ホルダ部の外面に、それら両ホルダ部を挟
み持ち得る把持操作部を備えている。従つて、
硬質管状部材を医療液体容器の排出口に取外
し、取付けするに際しては、該硬質管状部材を
保持したチユーブホルダの把持操作部を挟み持
つことにて、該硬質管状部材まわりを安定的に
把持することができ、該硬質管状部材を医療液
体容器の排出口に対し迅速、容易に取外し、取
付けできる。
着部に硬質管状部材の本体部を保持し、かつ当
該両ホルダ部の外面に、それら両ホルダ部を挟
み持ち得る把持操作部を備えている。従つて、
硬質管状部材を医療液体容器の排出口に取外
し、取付けするに際しては、該硬質管状部材を
保持したチユーブホルダの把持操作部を挟み持
つことにて、該硬質管状部材まわりを安定的に
把持することができ、該硬質管状部材を医療液
体容器の排出口に対し迅速、容易に取外し、取
付けできる。
[実施例]
第1図は本考案の一実施例に係る医療用液体供
給装置を示す正面図、第2図は第1図に示す医療
用液体供給装置のチユーブホルダを示す正面図、
第3図は同チユーブホルダの開き状態を示す正面
図、第4図は第3図の−線に沿う断面図、第
5図は同チユーブホルダの要部を示す正面図であ
る。
給装置を示す正面図、第2図は第1図に示す医療
用液体供給装置のチユーブホルダを示す正面図、
第3図は同チユーブホルダの開き状態を示す正面
図、第4図は第3図の−線に沿う断面図、第
5図は同チユーブホルダの要部を示す正面図であ
る。
医療用液体供給装置70は、人体に被着される
被服、即ちチヨツキ71に保持され、該装置70
は、チヨツキ71に支持される医療液体容器72
を備える。この医療液体容器72は軟質合成樹脂
で作られた可撓性バツグであることが送液した分
のバツグ容積を小さくできる点有利である。医療
用液体容器72内には、人体に供給される各種液
体、例えば血液、血液製剤、透析液、経腸栄養剤
等が収容可能とされる。容器72の下方には、排
出口74が設けられ、該排出口74には樹脂等で
形成される硬質材料製のびん針75が硬質管状部
材として接続される。このびん針75は、軟質塩
化ビニール、樹脂等の軟質合成樹脂、ゴム等で形
成される軟質材料製の送液チユーブ73の一端部
と接続されてなる。送液チユーブ73は、チヨツ
キ71の外周部に取回される状態とされ、容器7
2内の液体を給液可能とされている。送液チユー
ブ73の他端部には、注射針76が体内注入用管
体として接続されている。この体内注入用管体
は、経腸栄養の場合はカテーテル、腹膜透析の場
合は体内留置カテーテル接続用の接続手段であつ
ても良い。注射針76は、容器72から給液され
る液体を人体に供給可能とし、該注射針76はチ
ヨツキ71を被着する人体の腕部に穿刺される。
両端にそれぞれびん針75、注射針76を接続さ
れてなる送液チユーブ73には、携帯送液ポンプ
78が介装される。携帯送液ポンプ78は、チヨ
ツキ71に支持され、容器72内の液体を注射針
76側に圧送状態で給送可能としている。この結
果、チヨツキ71を被着する人体は、一定の圧送
状態で供給される容器72内の各種輸液、血液、
透析液、経腸栄養剤等を、注射針76より受ける
ことが可能となる。
被服、即ちチヨツキ71に保持され、該装置70
は、チヨツキ71に支持される医療液体容器72
を備える。この医療液体容器72は軟質合成樹脂
で作られた可撓性バツグであることが送液した分
のバツグ容積を小さくできる点有利である。医療
用液体容器72内には、人体に供給される各種液
体、例えば血液、血液製剤、透析液、経腸栄養剤
等が収容可能とされる。容器72の下方には、排
出口74が設けられ、該排出口74には樹脂等で
形成される硬質材料製のびん針75が硬質管状部
材として接続される。このびん針75は、軟質塩
化ビニール、樹脂等の軟質合成樹脂、ゴム等で形
成される軟質材料製の送液チユーブ73の一端部
と接続されてなる。送液チユーブ73は、チヨツ
キ71の外周部に取回される状態とされ、容器7
2内の液体を給液可能とされている。送液チユー
ブ73の他端部には、注射針76が体内注入用管
体として接続されている。この体内注入用管体
は、経腸栄養の場合はカテーテル、腹膜透析の場
合は体内留置カテーテル接続用の接続手段であつ
ても良い。注射針76は、容器72から給液され
る液体を人体に供給可能とし、該注射針76はチ
ヨツキ71を被着する人体の腕部に穿刺される。
両端にそれぞれびん針75、注射針76を接続さ
れてなる送液チユーブ73には、携帯送液ポンプ
78が介装される。携帯送液ポンプ78は、チヨ
ツキ71に支持され、容器72内の液体を注射針
76側に圧送状態で給送可能としている。この結
果、チヨツキ71を被着する人体は、一定の圧送
状態で供給される容器72内の各種輸液、血液、
透析液、経腸栄養剤等を、注射針76より受ける
ことが可能となる。
更に、医療用液体供給装置70は、第2図〜第
4図に示されるようなチユーブホルダ79を備え
る。チユーブホルダ79は、ポリプロピレン等の
合成樹脂材料によつて一体成形され、左右のホル
ダ部80A,80Bを、ヒンジ部81によつて連
結している。チユーブホルダ79は、左右のホル
ダ部80A,80Bを第3図、第4図に示す開き
状態から第2図に示す閉じ状態に設定し、ホルダ
部80Aに設けられる係合爪部82Aとホルダ部
80Bに設けられる係合爪部82Bとを第5図に
示すように相対移動させて係合することによつて
上記閉じ状態を保持、即ち施錠する。
4図に示されるようなチユーブホルダ79を備え
る。チユーブホルダ79は、ポリプロピレン等の
合成樹脂材料によつて一体成形され、左右のホル
ダ部80A,80Bを、ヒンジ部81によつて連
結している。チユーブホルダ79は、左右のホル
ダ部80A,80Bを第3図、第4図に示す開き
状態から第2図に示す閉じ状態に設定し、ホルダ
部80Aに設けられる係合爪部82Aとホルダ部
80Bに設けられる係合爪部82Bとを第5図に
示すように相対移動させて係合することによつて
上記閉じ状態を保持、即ち施錠する。
チユーブホルダ79は、ホルダ部80Aとホル
ダ部80Bの相互に重なり合う部分(合面部)
に、それら両ホルダ部80A,80Bの開き状態
にてびん針75の本体部83を外方から自在に着
脱でき、かつそれら両ホルダ部80A,80Bの
閉じ状態にてびん針75の本体部83を保持する
取着溝部84A,84Bを備えるとともに、それ
らの取着溝部84A,84Bに連続し、送液チユ
ーブ73におけるびん針75との接合部の近傍部
分を相互に挟み込んで案内するように所定の角度
で屈曲する案内溝部85A,85Bを備えてい
る。ここで、チユーブホルダ79の取着溝部84
Aと84Bは、びん針75のフランジ部86とび
ん針75に対する送液チユーブ73のコネクタ部
87との間の細径状の本体部83を挟み込み、び
ん針75の軸方向における自由な移動をフランジ
部86、コネクタ部87との係合によつて阻止す
ることを可能としている。
ダ部80Bの相互に重なり合う部分(合面部)
に、それら両ホルダ部80A,80Bの開き状態
にてびん針75の本体部83を外方から自在に着
脱でき、かつそれら両ホルダ部80A,80Bの
閉じ状態にてびん針75の本体部83を保持する
取着溝部84A,84Bを備えるとともに、それ
らの取着溝部84A,84Bに連続し、送液チユ
ーブ73におけるびん針75との接合部の近傍部
分を相互に挟み込んで案内するように所定の角度
で屈曲する案内溝部85A,85Bを備えてい
る。ここで、チユーブホルダ79の取着溝部84
Aと84Bは、びん針75のフランジ部86とび
ん針75に対する送液チユーブ73のコネクタ部
87との間の細径状の本体部83を挟み込み、び
ん針75の軸方向における自由な移動をフランジ
部86、コネクタ部87との係合によつて阻止す
ることを可能としている。
尚、チユーブホルダ79は、自由状態下ではヒ
ンジ部81の弾性的な復帰修正力によつて開き状
態を保ち、左右のホルダ部80A,80Bの外面
に設けられている凹面状の操作部88A,88B
を相互に挟み操作することによつて前述のように
係合爪部82Aと82Bを係合させることによ
り、閉じ状態を得ることを可能としている。
ンジ部81の弾性的な復帰修正力によつて開き状
態を保ち、左右のホルダ部80A,80Bの外面
に設けられている凹面状の操作部88A,88B
を相互に挟み操作することによつて前述のように
係合爪部82Aと82Bを係合させることによ
り、閉じ状態を得ることを可能としている。
これにより、上記チユーブホルダ79によれ
ば、開き状態にあるホルダ部80A,80Bの取
着溝部84Aもしくは84Bのびん針75の本体
部83を取着し、かつ案内溝部85Aもしくは8
5Bに送液チユーブ73を装着した後、それらホ
ルダ部80A,80Bを閉じ操作して両者を施錠
する操作により、びん針75の本体部83、送液
チユーブ73を確実に挟み込み、更に、該チユー
ブホルダ79を把持してびん針75を医療液体容
器72の排出口(栓体)に穿刺する等の接続作業
を行なう。
ば、開き状態にあるホルダ部80A,80Bの取
着溝部84Aもしくは84Bのびん針75の本体
部83を取着し、かつ案内溝部85Aもしくは8
5Bに送液チユーブ73を装着した後、それらホ
ルダ部80A,80Bを閉じ操作して両者を施錠
する操作により、びん針75の本体部83、送液
チユーブ73を確実に挟み込み、更に、該チユー
ブホルダ79を把持してびん針75を医療液体容
器72の排出口(栓体)に穿刺する等の接続作業
を行なう。
[作用]
次に、本考案の作用を上記実施例を用いて説明
する。
する。
容器72内に貯溜される各種液体、血液、透析
液又は経腸栄養剤は、携帯送液ポンプ78の作動
を介して、排出口74から送液チユーブ73へ供
給されることとなる。更に供給される各液体等
は、送液チユーブ73内を矢示D方向に給送され
ることとなる。給送される各液体等は、更に人体
の腕部に穿刺される注射針77により人体に供給
されることとなる。
液又は経腸栄養剤は、携帯送液ポンプ78の作動
を介して、排出口74から送液チユーブ73へ供
給されることとなる。更に供給される各液体等
は、送液チユーブ73内を矢示D方向に給送され
ることとなる。給送される各液体等は、更に人体
の腕部に穿刺される注射針77により人体に供給
されることとなる。
この際、送液チユーブ73のうちのびん針75
との接合部の近傍部分は、上記各チユーブホルダ
79の案内溝部85A,85Bに沿つて案内保持
されることとなる。これにより、チヨツキ71を
被着して歩行を行なつたり、また椅子などに座る
場合でも、送液チユーブ73において折り曲がり
を生じ易い該近傍部分に折れ曲がりを生じること
が解消され、送液チユーブ73による円滑な威容
液体の供給が可能となる。
との接合部の近傍部分は、上記各チユーブホルダ
79の案内溝部85A,85Bに沿つて案内保持
されることとなる。これにより、チヨツキ71を
被着して歩行を行なつたり、また椅子などに座る
場合でも、送液チユーブ73において折り曲がり
を生じ易い該近傍部分に折れ曲がりを生じること
が解消され、送液チユーブ73による円滑な威容
液体の供給が可能となる。
また、チユーブホルダ79の両ホルダ部80
A,80Bに備えられる取着溝部84A,84B
にびん針75の本体部83を保持し、かつ当該両
ホルダ部80A,80Bの外面に、それら両ホル
ダ部80A,80Bを挟み持ち得る把持操作部と
しての凹面状の操作部88A,88Bを備えてい
る。従つて、びん針75を医療液体容器72の排
出口74に取外し、取付けするに際しては、該び
ん針75を保持したチユーブホルダ79の操作部
88A,88Bを挟み持つことにて、該びん針7
5まわりを安定的に把持することができ、該びん
針75を医療液体容器72の排出口74に対し迅
速、容易に取外し、取付けできる。
A,80Bに備えられる取着溝部84A,84B
にびん針75の本体部83を保持し、かつ当該両
ホルダ部80A,80Bの外面に、それら両ホル
ダ部80A,80Bを挟み持ち得る把持操作部と
しての凹面状の操作部88A,88Bを備えてい
る。従つて、びん針75を医療液体容器72の排
出口74に取外し、取付けするに際しては、該び
ん針75を保持したチユーブホルダ79の操作部
88A,88Bを挟み持つことにて、該びん針7
5まわりを安定的に把持することができ、該びん
針75を医療液体容器72の排出口74に対し迅
速、容易に取外し、取付けできる。
[考案の効果]
以上のように本考案によれば、医療用液体供給
装置の送液チユーブのうち、容器側の硬質管状部
材との接合近傍部の折れ曲がりを防止し、医療液
体を確実に給送可能とするとともに、医療液体容
器の排出口に対する硬質管状部材の取外し、取付
け作業性を向上することができる。
装置の送液チユーブのうち、容器側の硬質管状部
材との接合近傍部の折れ曲がりを防止し、医療液
体を確実に給送可能とするとともに、医療液体容
器の排出口に対する硬質管状部材の取外し、取付
け作業性を向上することができる。
第1図は本考案の一実施例に係る医療用液体供
給装置を示す正面図、第2図は第1図に示す医療
用液体供給装置のチユーブホルダを示す正面図、
第3図は同チユーブホルダの開き状態を示す正面
図、第4図は第3図の−線に沿う断面図、第
5図は同チユーブホルダの要部を示す正面図、第
6図は従来の医療用液体供給装置を示す正面図、
第7図は第6図の要部を示す正面図である。 70……医療用液体供給装置、72……医療液
体容器、73……送液チユーブ、74……排出
口、75……びん針、76……注射針、79……
チユーブホルダ、80A,80B……ホルダ部、
81……ヒンジ部、82A,82B……係合爪
部、83……本体部、84A,84B……取着溝
部、85A,85B……案内溝部、88A,88
B……操作部。
給装置を示す正面図、第2図は第1図に示す医療
用液体供給装置のチユーブホルダを示す正面図、
第3図は同チユーブホルダの開き状態を示す正面
図、第4図は第3図の−線に沿う断面図、第
5図は同チユーブホルダの要部を示す正面図、第
6図は従来の医療用液体供給装置を示す正面図、
第7図は第6図の要部を示す正面図である。 70……医療用液体供給装置、72……医療液
体容器、73……送液チユーブ、74……排出
口、75……びん針、76……注射針、79……
チユーブホルダ、80A,80B……ホルダ部、
81……ヒンジ部、82A,82B……係合爪
部、83……本体部、84A,84B……取着溝
部、85A,85B……案内溝部、88A,88
B……操作部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 携帯用医療液体容器と、該液体を案内する軟
質材料製送液チユーブと、該送液チユーブに接
続されて該医療液体容器の排出口に接続される
硬質管状部材と、該送液チユーブに接続される
体内注入用管体とを有してなる医療用液体供給
装置において、該送液チユーブと該硬質管状部
材とをそれらの接合部まわりにて保持するチユ
ーブホルダを有し、該チユーブホルダは、左右
の開閉可能なホルダ部をヒンジ結合して構成さ
れ、両ホルダ部の外面に、それら両ホルダ部を
挟み持つて閉じ操作し得る把持操作部を備える
とともに、両ホルダ部に、それら両ホルダ部の
閉じ状態を保持する係合部を備え、更に、両ホ
ルダ部の合面部に、それら両ホルダ部の開き状
態にて該硬質管状部材の本体部を外方から自在
に着脱でき、かつそれら両ホルダ部の閉じ状態
にて該硬質管状部材の本体部を保持する取着部
を備えるとともに、両ホルダ部の合面部に、該
送液チユーブのうちの該硬質管状部材との接合
近傍部を所定の取回し方向に案内保持する案内
部を備えて構成されることを特徴とする医療用
液体供給装置。 (2) チユーブホルダの案内部が、所定の角度で屈
曲してなる実用新案登録請求の範囲第1項に記
載の医療用液体供給装置。 (3) チユーブホルダの左右のホルダ部が、自由状
態ではヒンジ部の弾性的な復帰習性力によつて
開き状態を保つ実用新案登録請求の範囲第1項
又は2項に記載の医療用液体供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986100872U JPH0357246Y2 (ja) | 1985-07-24 | 1986-07-02 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11246385 | 1985-07-24 | ||
JP1986100872U JPH0357246Y2 (ja) | 1985-07-24 | 1986-07-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6287645U JPS6287645U (ja) | 1987-06-04 |
JPH0357246Y2 true JPH0357246Y2 (ja) | 1991-12-26 |
Family
ID=31497448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986100872U Expired JPH0357246Y2 (ja) | 1985-07-24 | 1986-07-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0357246Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2002243793B2 (en) * | 2001-01-31 | 2007-03-15 | Haemonetics Corporation | Multi-purpose tubing apparatus |
KR20010082460A (ko) * | 2001-07-21 | 2001-08-30 | 김명원 | 헬멧 외부의 상부 중심부에 링겔 함과 목에 거는 링겔주머니에 링겔을 넣어 휴대하여 자유로이 활동할 수 있는링겔 함 헬멧과 링겔 주머니 |
JP5801627B2 (ja) * | 2011-07-01 | 2015-10-28 | 大研医器株式会社 | 分離肺換気用具 |
JP5016131B1 (ja) * | 2011-12-05 | 2012-09-05 | 元子 川上 | 腸瘻患者用衣服 |
EP3277338B1 (en) | 2015-03-31 | 2019-09-25 | CardiacAssist, Inc. | Cannula system with sterile connector, blood pump, and patient harness |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5974A (ja) * | 1982-04-12 | 1984-01-05 | アメリカン・ホスピタル・サプライ・コ−ポレ−シヨン | カテ−テル案内装置 |
JPS6051377B2 (ja) * | 1978-07-27 | 1985-11-13 | 帝人株式会社 | 酸素捕捉組成物 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6051377U (ja) * | 1983-09-16 | 1985-04-11 | 大井 鐵太郎 | チユ−ブ・ホルダ− |
-
1986
- 1986-07-02 JP JP1986100872U patent/JPH0357246Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6051377B2 (ja) * | 1978-07-27 | 1985-11-13 | 帝人株式会社 | 酸素捕捉組成物 |
JPS5974A (ja) * | 1982-04-12 | 1984-01-05 | アメリカン・ホスピタル・サプライ・コ−ポレ−シヨン | カテ−テル案内装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6287645U (ja) | 1987-06-04 |
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